JPH04113989A - 船舶エンジンの防振装置 - Google Patents

船舶エンジンの防振装置

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JPH04113989A
JPH04113989A JP23185290A JP23185290A JPH04113989A JP H04113989 A JPH04113989 A JP H04113989A JP 23185290 A JP23185290 A JP 23185290A JP 23185290 A JP23185290 A JP 23185290A JP H04113989 A JPH04113989 A JP H04113989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
hull
side bracket
oil lock
damper
Prior art date
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Pending
Application number
JP23185290A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kashima
加島 光博
Koichi Miyamoto
浩一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、0字型板ばねとオイルロックダンパとの組
合せからなる懸架装置及び球面軸受を用いて船体に船舶
エンジンを懸架し、船体と船舶エンジン間の振動絶縁を
図る船舶エンジン用防振装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種船舶エンジン用防振装置は、■ゴムのみで
船舶エンジンを支承するもの、■オイルダンパで船舶エ
ンジンを支承するもの、■第6図に図示したような、エ
ンジンaに取り付けられたエンジン側ブラケットbと船
体fに取り付けられた船体側ブラケッ)Cとを、平板の
板ばねdとダンパeの組合せからなる懸架装置を用い、
エンジンaを船体fに懸架するものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来の技術の■の場合は、ゴムのみで防振
を図っているため、剛性を低くすることができない。従
って、剛性が高いとヒステリシスが大となる。
そして、その結果高周波側での振動伝達率が悪化すると
いう問題点がある。
また、■の場合は、ダンパのフリクション及び減衰力が
高周波側での振動絶縁に悪影響を与えるという問題点が
ある。
さらに、■の場合は、板はねは平板のものを用いている
ため、船舶エンジンの周囲に取り付はスベースが必要に
なるという問題点がある。
そこで、本発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みて案
出されたもので、船体と船舶エンジンとを、U字型板ば
ねとクツション材との組合せからなる懸架装置及び球面
軸受で懸架する構造にして船舶エンジンの防振を行う船
舶エンジン用防振装置の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明における船舶エンジ
ン用防振装置においては、船体に船舶エンジンを懸架す
るに際し、船舶エンジンの四隅にはエンジン側ブラケッ
トを取り付けると共に、船体には該エンジン側ブラケッ
トに対応して船体側ブラケットを取り付け、前記船体側
ブラケットとエンジン側ブラケットとは、U字型板ばね
とオイルロックダンパとの組合せからなる懸架装置と球
面軸受で支承される構成にされている。
〔作  用〕
U字型板ばねのばね定数は低く設定し、また、オイルロ
ックダンパはストローク中心付近では無減衰であり、さ
らに、低フリクションのために、上下方向の振動に対す
る振動絶縁性が非常に良好となり、船舶エンジンの稼働
時の振動が船体に伝播されなくなる。
また、船舶エンジンの大振幅時においては、ダンパのオ
イルロックにより、かかる大振幅時の入力に対しても有
効にエネルギーを吸収し、運動エネルギーを吸収して船
舶エンジンの移動量を規制される。
さらに、船舶エンジンの前後方向の移動に対してはU字
型板ばねの剛性によりエンジンの移動量を規制される。
また、エンジンの左右方向の移動に対しては、U字型板
ばねのU字部分の剛性により若干移動するが、船舶エン
ジンの移動量を規制するに十分である。この時、オイル
ロックダンパの上下端に取り付けられた球面軸受によっ
て、オイルロックダンパには曲げ荷重は加わらない。
船舶エンジンにトルク反力が加わった場合もU字型板ば
ねにより船舶エンジンのトルク反力等に基づく振動が船
体側に伝播されなくなる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図から第5図において、船舶エンジン1の四隅には
、エンジン側ブラケット2が取り付けられ、船体4には
、該エンジン側ブラケット2に対応して所定位置に船体
側ブラケット5が取り付けられている(第1図〜第3図
参照)。
前記エンジン側ブラケット2は、第1図〜第3図では、
船舶エンジン1の出力軸11と略平行に取り付けられて
いるが、この取り付は方向位置は任意であり、特に限定
されない。
また、船舶エンジン1は、船体側ブラケット5とエンジ
ン側ブラケット2間に取り付けられた、U字型板ばね3
とオイルロックダンパ60組合せで構成された懸架装置
Bと球面軸受7とで船体4に懸架されている。
次に、エンジン側ブラケット2、船体側ブラケット5、
懸架装置B及び球面軸受7について詳細に説明する。
エンジン側ブラケット2は、基部21に球面軸受7が取
り付けられる取付板23が断面はぼ直角に所定間隔で2
個形成され、該エンジン側ブラケット2の基部21は船
舶エンジン1の側面にボルト22止めされている。
また、船体側ブラケット5のほぼ中央には球面軸受7が
取り付けられる取付板52が立設され、該船体側ブラケ
ット5はボルト51で船体4に固定されている。
また、船体側ブラケット5とエンジン側ブラケット2間
には、懸架装置Bを構成するU字型板はね3とオイルロ
ックダンパ6が配置されている。
前記U字型板ばね3は、バネ定数を低く設定され、この
U字型板ばね3の上下端部31.32間には、オイルロ
ックダンパ6がナツト61で固定されている。
また、オイルロックダンパ6の基部63及びロッド61
には球面軸受7が各々取り付けられている。
前記基部63側に取り付けられる球面軸受7は、船体側
ブラケット5の取付板52に、軸53を介して揺動自在
に軸着され、ロッド61側に取り付けられる球面軸受7
は、エンジン側ブラケット2の取付板23間にボルト2
4及びナツト25により揺動自在に軸着されている。
オイルロックダンパ6は、第6図に図示したような構造
のもので、概路次のような構造である。
ピストン61のストローク中心位置近傍での微小ストロ
ーク時には、下方室62はベースパルフロ3の通孔64
、溝65、シリンダSと外筒Tとの間の隙間66、ベア
リング67に開穿されたポート67a1溝67b、Ei
状溝67cを介して上方室68に連通している従って、
このストロークの範囲内では減衰力はほとんど生じない
ことになる。
そして、ピストン61がシリンダS内を大きく下降して
ピストンロッドP先端のカシメ構造から成るオイルロッ
クケース69内に、ベースバルブ63の中央上端に突出
形成されたロックピースRに没入されると、該オイルロ
ックケース69内の油がピストンボー)Uを介してバル
ブ69aに及び、該バルブ69aの撓みで所定の圧側減
衰力が発生し爾後オイルロック効果が得られるように構
成にされている。
なお、オイルロックダンパ6は、上記構成のものに限ら
ず、市販のオイルロックダンパを用いてもよい。
〔発明の効果] 本発明は、上述の通り構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
船舶エンジンは船体にU字型板はねとオイルロックダン
パの組合せからなる懸架装置及び球面軸受で懸架されて
いるため、船舶エンジンの前後、左右方向の移、動が規
制され、また、上下方向からの外乱入力やトルク反力が
加わっても船舶エンジンの振動絶縁を図ることができ、
外乱による加振力で船舶エンジンが移動するのを防止す
ることができる。
すなわち、詳細には、U字型板ばねのはね定数は低く設
定され、また、オイルロックダンパはストローク中心付
近では無減衰であり、かつ、低フリクションであるため
に、上下方向の振動に対する振動絶縁性が非常に良好と
なり、船舶エンジンの稼働時の振動が船体に伝播されな
くなった。
また、船舶エンジンの大振幅時においては、ダンパのオ
イルロックにより、大振幅時の入力に対しても有効にエ
ネルギーを吸収し、運動エネルギーを吸収してエンジン
の移動量を規制できる。
さらに、エンジンの前後方向の移動に対してはU字型板
ばねの剛性によりエンジンの移動量を規制できる。
また、エンジンの左右方向の移動に対しては、U字型板
はねのU字部分の剛性により若干移動するが、移動量を
規制するに十分である。
なお、この時、オイルロックダンパの上下端に取り付け
られた球面軸受によって、オイルロックダンパには曲げ
荷重は加わらない。
さらに、船舶エンジンにトルク反力が加わった場合も、
U字型板ばねの撓みにより船舶エンジンのトルク反力等
に基づく振動が船体側に伝播されなくなる。
また、U字型板ばねの定数を低く設定することにより、
上下方向に対する揺動遮断性がよくる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の平面図、第2図は本装置の右側面図、
第3図は本装置の正面図、第41!Iは懸架部分の要部
断面図、第5図は同じく懸架部分の平面図、第6図はオ
イルロックダンパの断面図、第7図は一従来例の説明図
である。 〔符号の説明〕 1:船舶エンジン、2:エンジン側ブラケット、3:U
字型板ばね、4:船体、5:船体側ブラケット、6:オ
イルロックダンパ、7二球面軸受代理人  弁理士 天
 野  泉 り、i 第7図 O

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  船体に船舶エンジンを懸架するに際し、船舶エンジン
    の四隅にはエンジン側ブラケットを取り付けると共に、
    船体には該エンジン側ブラケットに対応して船体側ブラ
    ケットを取り付け、前記船体側ブラケットとエンジン側
    ブラケットとは、U字型板ばねとオイルロックダンパと
    の組合せからなる懸架装置と球面軸受で支承されて成る
    船舶エンジン用防振装置。
JP23185290A 1990-08-31 1990-08-31 船舶エンジンの防振装置 Pending JPH04113989A (ja)

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