JPH04113977U - 親展受信用記録紙 - Google Patents

親展受信用記録紙

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JPH04113977U
JPH04113977U JP1845091U JP1845091U JPH04113977U JP H04113977 U JPH04113977 U JP H04113977U JP 1845091 U JP1845091 U JP 1845091U JP 1845091 U JP1845091 U JP 1845091U JP H04113977 U JPH04113977 U JP H04113977U
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JP
Japan
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recording paper
confidential
confidential reception
reception
thermal transfer
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Pending
Application number
JP1845091U
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English (en)
Inventor
川 博 之 平
Original Assignee
村田機械株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ受信によらない親展受信を可能にする
ことを目的とする。 【構成】 親展受信用記録紙25は、記録紙25a表面
に熱溶融性インクを塗布してなる熱転写フィルム25b
が剥離可能に貼付されてなる。 【効果】 親展受信用記録紙25が子ファクシミリ装置
から排出されたときも、熱転写フィルム25bが貼付さ
れたままであるから、当該親展受信記録紙25を見て
も、記録紙25全体が黒くて記録内容は知れず、いわゆ
る親展受信が行われたことになる。一方、印字動作にお
いて熱が印加されたドット部分は、溶融して記録紙25
a表面に付着した状態にあるから、親展受信の受取人が
熱転写フィルム25bを剥がすことにより、記録内容を
知ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特定の人宛に送られてきた通信内容を当該特定の人のみが知ること ができる所謂親展通信のための親展受信用記録紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置による受信は、通常、紙上に記録するプリンタ受信によるた め、特定の人に宛てた通信文でも、当該ファクシミリ装置を共用する他の人に見 られてしまうことがある。 このような事態を回避すべく、特定の人宛に送られてきた通信内容は当該特定 の人のみが知ることができることとした所謂親展機能を備えたファクシミリ装置 が提案されている。
【0003】 従来のこの種の装置は、CCITT勧告の範囲外である非標準手順において、 親展機能の要求および受付を行い、親展機能受信時には、通信内容をメモリ受信 し、その後、特定人のみが知るパスコードが入力されたときに前記メモリ受信さ れた内容をプリントアウトするようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の構成では、通信内容をメモリ受信するためのメモリ装置 やパスコード判定手段が必要になる他、パスコード入力処理が必要なため、価格 が割高になり又操作が複雑になるという欠点がある。 本考案は、上記の事情に鑑み、メモリ装置やパスコード判定手段が必要でなく 、パスコード入力操作も必要としない親展通信のための親展受信用記録紙を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る親展受信用記録紙は、記録紙表面に、熱溶融性インクを塗布して なる熱転写フィルムが剥離可能に貼付されていることを特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案に係る親展受信用記録紙は、ファクシミリ装置から排出されたときも、 熱転写フィルムが貼付されたままであるから、当該親展受信記録紙を見ても、記 録紙全体が黒くて記録内容は知れず、いわゆる親展受信が行われたことになる。 一方、印字動作において熱が印加されたドット部分は、溶融して記録紙表面に付 着した状態にあるから、親展受信の受取人が熱転写フィルムを剥がすことにより 、印字部分が顕在化し、記録内容を知ることができる。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を、図1ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りであ る。 図1は、親展受信用記録紙25を示す説明図であり、該親展受信用記録紙25 は、記録紙25a表面に、熱溶融性インクを塗布してなる熱転写フィルム25b が剥離可能に貼付されてなる。
【0008】 図2はファクシミリ装置の概略的な回路構成を示すブロック図であり、該ファ クシミリ装置は、制御部1と、RAM2と、オートダイヤラ3と、NCU4と、 読取り部6と、モデム7と、記録部8と、ROM9と、操作パネル10と、表示 部11とを備えて構成される。また、図3に示すファクシミリ装置システムは、 一つの親ファクシミリ装置20に複数の子ファクシミリ装置21…が接続された 構成を有する。これら子ファクシミリ装置21…のうち一つが前記の親展受信用 記録紙25を用いる子ファクシミリ装置21aとなっている。
【0009】 前記の親ファクシミリ装置20における制御部1はROM9に格納された制御 プログラムに基づき、このファクシミリ装置20および子ファクシミリ装置21 の送受信動作の全体を制御し、基本的な送信動作は概略的には以下のようにして 行われる。 操作者により何れかの子ファクシミリ装置21の図示しない通信キーやワンタ ッチダイヤルキーがONされると、制御部1がRAM2に格納された相手先の電 話番号を読み出し、読み出された電話番号がオートダイヤラ3及びNCU4を介 して電話回線5にダイヤル発信される。そして、ダイヤル発信の後に、読取り部 6が読み採った原稿の画データがモデム7及びNCU4を介して電話回線5に送 出され、送信動作が行われる。
【0010】 一方、受信動作は以下のようにして行われるようになっている。即ち、親ファ クシミリ装置21が、電話回線5、NCU4、及びモデム7を介して相手先から 受信情報を着信すると、この着信情報に基づき制御部1が、自らの記録部8或い は子ファクシミリ装置21の記録部8を駆動して受信情報の記録を行わせる。 次に、親展機能について説明する。図4は親展処理を含む発呼側の動作を示し たフローチャートである。まず、親展モードが設定されているか否かを判断する (S1)。親展モードの設定は、操作パネル10に配されているモード切替えキ ー、或いは、マークシートの所定の欄をマークして読取り部6で読み取らせるこ とにより行うことができる。親展モードが設定されていないときには、通常のフ ァクシミリ送信処理を実行する(S2)。
【0011】 一方、親展モードが設定されているときには、表示部11において「親展番号 を入力してください」といったメッセージを表示して親展番号の入力を要求し( S3)、その入力があったか否かを判断し(S4)、入力があればダイヤル発信 処理に移行する(S5)。一方、入力がなければステップ4に戻る。 なお、親展番号は、例えば、送信側で自由に親展番号を決めると共に、この親 展番号を送信側から相手先に前もって電話等で伝えておけばよい。
【0012】 ダイヤル発信処理がなされて回線が接続されたら、いわゆる手順処理を実行す る(S6)。この手順処理において、前記の親展要求および親展番号のデータが 相手先に伝送される。そして、相手先から親展通信を受け付ける旨の確認信号が 送出されてきたか否を判断する(S7)。確認信号を受信したなら、画データ送 信を実行し(S8)、終了手順を行い(S9)、回線断処理を行う(S10)。 一方、確認信号を受信しなかったのなら、エラーが生じたとして回線断処理を行 う(S10)。
【0013】 図5は着信後の被呼側の動作を示したフローチャートである。まず、親展要求 があるか否かを判断する(S11)。親展要求がない場合は、親ファクシミリ装 置20自ら或いは親展受信用の子ファクシミリ装置21a以外の子ファクシミリ 装置21にて通常受信の処理を行う(S12)。 一方、親展要求があるときには、親展受信用の子ファクシミリ装置21aにて 親展受信処理(S13)を行う。即ち、子ファクシミリ装置21aは、セットさ れている親展受信用記録紙25を熱転写フィルム25bが図示しないサーマルヘ ッド側となるようにサーマルヘッド下に導き、熱転写フィルム25bに対してド ット単位で熱を印加して記録紙25aに印字するものであり、一般的な熱転写タ イプのファクシミリ装置とは異なり、装置自体には熱転写フィルムがセットされ ず、当然熱転写フィルム用の搬送手段等は存在しない。
【0014】 そして、上記の印字処理(S13・S12)が終了したら、終了手順を行い( S14)、回線断処理を行う(S15)。 上記の構成によれば、親展受信を行うときには、親展受信用記録紙25に対し て印字動作が実行される。ここで、親展受信用記録紙25は、子ファクシミリ装 置21aから排出されたときも、熱転写フィルム25bが貼付されたままである から、当該親展受信記録紙25を見ても、当該記録紙25全体が黒くて記録内容 は知れず、いわゆる親展受信が行われたことになる。一方、印字動作において熱 が印加されたドット部分は、溶融して記録紙25a表面に付着した状態にあるか ら、親展受信の受取人が熱転写フィルム25bを剥がすことにより、印字部分が 顕在化し、記録内容を知ることができる。
【0015】 なお、本実施例では、親展受信用記録紙25として、一つの熱転写フィルム2 5bが記録紙25aの全体を覆うものを示したが、これでは、親展番号も知るこ とができないために、親展受信を受け取るべき人に“いまから送る”と電話にて 伝えなければならない。そこで、図6に示すように、記録紙26a表面に、二つ に分割された熱転写フィルム26b・26cをそれぞれ剥離可能に貼付し、熱転 写フィルム26bが貼られている部分に親展番号や発信元、日付などを印字する 一方、熱転写フィルム26cが貼られている部分に親展内容(画データ)を印字 するようにし、前記熱転写フィルム26bのみ剥がすことによって、親展内容の 秘密を保持しつつ親展番号等の確認を行えるようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、メモリ装置やパスコード判定手段が必要でな く、パスコード入力操作も必要としないので、価格の割高化および操作の複雑化 が解消されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての親展受信用記録紙の
構成図である。
【図2】ファクシミリ装置の一般的構成を示す構成図で
ある。
【図3】ファクシミリ装置システムの構成図である。
【図4】親展処理を含む発呼側の動作を示したフローチ
ャートである。
【図5】親展受信処理を含む被呼側の動作を示したフロ
ーチャートである。
【図6】本考案の他の実施例である親展受信用記録紙の
構成図である。
【符号の説明】
8 記録部 20 親ファクシミリ装置 21 子ファクシミリ装置 21a 親展受信用の子ファクシミリ装置 25 親展受信用記録紙 26 親展受信用記録紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙表面に、熱溶融性インクを塗布し
    てなる熱転写フィルムが剥離可能に貼付されていること
    を特徴とする親展受信用記録紙。
JP1845091U 1991-03-26 1991-03-26 親展受信用記録紙 Pending JPH04113977U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1845091U JPH04113977U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 親展受信用記録紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1845091U JPH04113977U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 親展受信用記録紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04113977U true JPH04113977U (ja) 1992-10-06

Family

ID=31904946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1845091U Pending JPH04113977U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 親展受信用記録紙

Country Status (1)

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JP (1) JPH04113977U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997009178A1 (en) * 1995-09-01 1997-03-13 Sc2 Co., Ltd. Security protection double paper for facsimile reception

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