JP2586270B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2586270B2
JP2586270B2 JP4030891A JP3089192A JP2586270B2 JP 2586270 B2 JP2586270 B2 JP 2586270B2 JP 4030891 A JP4030891 A JP 4030891A JP 3089192 A JP3089192 A JP 3089192A JP 2586270 B2 JP2586270 B2 JP 2586270B2
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JP4030891A
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哲也 桑原
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信を利用したダイレクト
メールなどにより、必要のない通信でファクシミリ装置
が使われ、他の発呼局からの至急の通信を受けることの
妨げになったり、また、必要のない内容のものが記録紙
に印字されことにより、記録紙の無駄な消費が行われる
などの問題が生じていた。
【0003】このため、発呼局より送られてくるTSI
(発呼局識別)を検知し、この発呼局の識別情報と、通
信を許可する相手局のものとして予め登録されている識
別情報とを順次比較し、一致するものがあるときには、
以後の手順およびデータ通信を続行する一方、一致する
ものがないときには、手順を中断するようにしたファク
シミリ装置が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に、通信途中に手順を中断すると、発呼側は通信手順が
異常終了したと判断するおそれがある。このような場
合、発呼側のファクシミリ装置が再度発呼してくる可能
性があり、被呼側では無駄な着信を何度も受信すること
になりかねない。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑み、発呼側のフ
ァクシミリ装置が再度発呼してくる事態を回避できるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファクシミ
リ装置は、上記の課題を解決するために、受信した発呼
局の識別情報と、通信を許可する相手局のものとして予
め登録されている識別情報とを比較する手段と、この比
較結果で一致しないと判断されたときには画データをメ
モリ受信して印字せずにメモリ消去する手段とを備え、
前記メモリ受信の際、伝送速度を最高速に設定可能とし
たことを特徴としている。また、本発明に係るファクシ
ミリ装置は、受信した発呼局の識別情報と、通信を許可
する相手局のものとして予め登録されている識別情報と
を比較する手段と、この比較結果で一致しないと判断さ
れたときには画データをメモリ受信して印字せずにメモ
リ消去する手段とを備え、前記メモリ受信の際にエラー
が含まれていても肯定的な応答をし得るよう設定可能と
する。さらに、本発明に係るファクシミリ装置は、受信
した発呼局の識別情報と、通信を許可する相手局のもの
として予め登録されている識別情報とを比較する手段
と、この比較結果で一致しないと判断されたときには画
データをメモリ受信して印字せずにメモリ消去する手段
とを備え、前記メモリ受信及びメモリ消去機能の有効・
無効切替が可能とされたことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、通信を許可するものとし
て予め登録されていない相手については、その相手が送
って来る画データをメモリ受信し印字を行うことなくメ
モリ消去するので、不要な内容の印字で記録紙が消費さ
れるのが回避される。そして、通信手順は中断されずに
最後まで実行されるので、発呼側では正常に送信を終了
したと判断し、再度の発呼も回避されることになる。な
お、メモリに格納された画データは印字されることなく
廃棄されるものであり、エラーを含んでいても何ら不都
合はないから、たとえエラーがあったとしても肯定的な
応答を行い、また、伝送レートとして最高速のものを用
いて通信するようにすれば、通信時間を短縮し得る。ま
た、メモリ消去機能の有効・無効切替を可能とすること
により、ダイレクトメッセージの多い時間帯、例えば、
夜間においてのみ偽装受信を有効化設定し、就業時間中
などは偽装受信を無効化するなどの選択が可能となる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を、図1および図2に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。図2はファクシミ
リ装置の概略的な回路構成を示すブロック図であり、該
ファクシミリ装置は、ファクシミリ全体の制御を行う
他、後述するように、受信した発呼局識別情報に応じて
通常受信と偽装受信との切替え制御などが行える制御部
1と、送信データや受信データ或いは電話番号などを保
持する他、通信を許可する相手局の識別情報が格納され
るRAM2と、ダイヤル発信を行うためのオートダイヤ
ラ3と、回線を制御するNCU4と、原稿台上にセット
された原稿の内容を光学的に読み取る読取り部6と、変
復調処理を行うモデム7と、サーマルヘッドによりドッ
ト単位の熱を記録紙に印加して画データの記録を行う
他、偽装受信に関するジャーナルレポートの記録を行う
記録部8と、前記の制御部1の動作に必要なプログラム
を格納してあるROM9と、テンキー、ワンタッチキ
ー、機能キーなどを備える操作パネル10と、LCDな
どからなる表示部11とを備えて構成される。
【0009】通信を許可する相手局の識別情報の登録
は、例えば、機能キーおよび数桁分のテンキー操作を行
って識別情報登録モードを呼び出し、識別情報として、
加入者番号、メーカーコード、所定のID番号などをテ
ンキー操作で入力することにより行えるようになってい
る。また、このように別途登録せずとも、短縮ダイヤル
或いはワンタッチダイヤル登録している相手を、通信を
許可する相手としてその電話番号を識別情報として用い
るようにしてもよい。
【0010】また、偽装受信機能を有効とするか無効と
するかの切替えは所定のキー操作により行える他、ユー
ザにより指定された時間帯において偽装受信機能を有効
とするか無効とするかの切替えも可能になっている。こ
の時間帯の登録も、前述の識別情報の登録と同様、機能
キーおよび数桁分のテンキー操作を行って識別情報登録
モードを呼び出し、テンキー操作で開始時間および終了
時間を入力することにより行えるようになっている。
【0011】図1は、前記制御部1が行う受信時処理お
よび偽装受信に関するジャーナルレポート作成並びにそ
の印字処理を示すフローチャートである。まず、着信の
有無を判断し(S1)、着信があれば、NSF、CS
I、DISを送出し(S2)、NSS、TSI、DCS
を受信する(S3)。そして、上記TSIを記憶し(S
4)、通信を許可する相手局のものとして予め登録され
ている識別情報のなかに上記TSIの発呼局識別情報と
一致するものがあるか否かを判断する(S6)。一致す
るものがあれば、通常受信処理(S7)に進む一方、一
致するものがなければ、偽装受信が有効とされているか
否かを判断する(S8)。有効とされていなければ、ス
テップ7に進む一方、偽装受信が有効に設定されてあれ
ば、時間帯データを読み出し(S9)、現在時刻と比較
して有効時間内か否かを判断する(S10)。有効時間
内でなければステップ7に進む一方、有効時間内または
時間帯設定がないときは、偽装受信モードを設定する
(S11)。即ち、トレーニングにおいて発呼局との間
で転送レートを決めるときに最高の転送レートを選択す
べく、たとえ、その転送レートでエラーが生じ得るもの
とされても、その最高の転送レートで通信可能である旨
を発呼局に伝えると共に、以後の画データ受信に際し
て、たとえエラーを検出しても肯定的な応答をするよう
に設定した上で、画データメモリ受信処理に進む(S1
2)。次に、画データ終了か否かを判断し(S13)、
終了したなら、この偽装受信に関するジャーナルレポー
トで記述する内容、例えば、当該発呼局のTSIや通信
時刻などをメモリに格納し(S14)、前記メモリ受信
した画データを消去し(S15)、さらに、前記ステッ
プ4で記憶したTSIを消去し(S16)、リターンす
る。
【0012】一方、ステップ1の判断で着信なしとされ
れば、レポート作成要求ありか否かを判断し(S1
7)、作成要求があれば、前記ステップ14で記憶した
内容であるTSIや通信時刻の他、受信データは記録さ
れなかった旨を記述した偽装受信に関するジャーナルレ
ポートを印字する(S18)。上記の構成によれば、不
要な内容の画データに対しては、これをメモリ受信し、
例えば、通信終了後にメモリ消去して印字は行わないた
め、不要な内容の印字で記録紙が消費されるのが回避さ
れる。そして、通信手順は中断されずに最後まで実行さ
れるので、発呼側では正常に送信を終了したと判断し、
再度の発呼も回避されることになる。
【0013】また、偽装受信に関するジャーナルレポー
トを作成するようにしたので、どのような相手からいつ
ごろ不要な通信を受けたかなどを知ることができる。さ
らに、偽装受信を時間帯で有効・無効化できるようにし
たので、ダイレクトメッセージの多い時間帯、例えば、
夜間においてのみ偽装受信を有効化設定し、就業時間中
などは偽装受信を無効化するなどの選択が可能になる。
【0014】なお、メモリに格納された画データは印字
されることなく廃棄されるものであり、エラーを含んで
いても何ら不都合はないから、本実施例では、たとえエ
ラーがあったとしても肯定的な応答を行い、また、伝送
レートとして最高速のものを用いて通信するようにし
て、通信時間の短縮化を図っている。また、本実施例で
は、G3ファクシミリについて説明したが、G4ファク
シミリについても、セットアップメッセージに含まれる
発呼局識別情報に基づいて同様の偽装受信制御が行える
ものである。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、不要な
受信で記録紙が消費されるのを回避できると共に、通信
手順は中断されずに最後まで実行されるので、発呼側で
は正常に送信を終了したと判断し、再度の発呼も回避さ
れるという効果を奏する。また、本発明によれば、伝送
レートとして最高速のものを用いて通信するようにすれ
ば、通信時間を短縮し得るという効果がある。さらに、
本発明によれば、ダイレクトメッセージの多い時間帯、
例えば、夜間においてのみ偽装受信を有効化設定し、就
業時間中などは偽装受信を無効化するなどの選択が可能
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】受信時処理および偽装受信に関するジャーナル
レポート作成並びにその印字処理を示すフローチャート
である。
【図2】本発明の一実施例としてのファクシミリ装置の
概略構成図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 RAM 8 記録部 10 操作パネル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した発呼局の識別情報と、通信を許
    可する相手局のものとして予め登録されている識別情報
    とを比較する手段と、この比較結果で一致しないと判断
    されたときには画データをメモリ受信して印字せずにメ
    モリ消去する手段とを備え 前記メモリ受信の際、伝送速度を最高速に設定可能とし
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 受信した発呼局の識別情報と、通信を許
    可する相手局のものとして予め登録されている識別情報
    とを比較する手段と、この比較結果で一致しないと判断
    されたときには画データをメモリ受信して印字せずにメ
    モリ消去する手段とを備え、 前記メモリ受信の際にエラーが含まれていても肯定的な
    応答をし得るよう設定可能とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 受信した発呼局の識別情報と、通信を許
    可する相手局のものとして予め登録されている識別情報
    とを比較する手段と、この比較結果で一致しないと判断
    されたときには画データをメモリ受信して印字せずにメ
    モリ消去する手段とを備え、 前記メモリ受信及びメモリ消去機能の有効・無効切替が
    可能とされたファクシミリ装置。
JP4030891A 1992-02-18 1992-02-18 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2586270B2 (ja)

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JPH06291892A JPH06291892A (ja) 1994-10-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2543375B2 (ja) * 1987-09-18 1996-10-16 株式会社リコー ファクシミリ装置

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