JPH07322046A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07322046A
JPH07322046A JP6111414A JP11141494A JPH07322046A JP H07322046 A JPH07322046 A JP H07322046A JP 6111414 A JP6111414 A JP 6111414A JP 11141494 A JP11141494 A JP 11141494A JP H07322046 A JPH07322046 A JP H07322046A
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JP6111414A
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Inventor
Yukinori Murata
至規 村田
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外出先のファクシミリ装置から、リモートF
AX機能を備えたファクシミリ装置に受信記憶された原
稿を取出す際に、メモリー不足により受信が中断してい
れば、外出先のファクシミリ装置に原稿の記録時にメモ
リーオーバーした旨の印字を行わせる。 【構成】 リモートFAX機能を備えたファクシミリ装
置1が、受信画データを第2RAM4に格納する際、受
信が途中で中断すると、受信中断に関する情報が、通信
管理データとして第1RAM3に格納される。上記ファ
クシミリ装置1は、転送要求を示すDTMFと、パスコ
ードを示すDTMFとを検出すると、第2RAM4に格
納された画データと共に、第1RAM3に格納された受
信中断に関する通信管理データを、発信先ファクシミリ
装置に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモートFAX機能を
備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置には、リモート
FAX機能が備えられているものがあった。リモートF
AX機能とは、相手先のファクシミリ装置から送出され
る画データを、RAM等の画像メモリに一時的に記憶し
ておき、別のファクシミリ装置から転送の要求があった
とき、上記画像メモリに一時的に記憶された画データを
上記別のファクシミリ装置に転送する機能である。
【0003】従来のファクシミリ装置においては、上記
のようなリモートFAXモードに設定された状態では、
受信した画データ全てが画像メモリに記憶されるように
なっている。従ってオペレータは、リモートFAXモー
ドに設定することによって、ファクシミリ装置に記憶さ
れている全ての受信画データを、外出先の別のファクシ
ミリ装置から取り出すことができる。
【0004】上記のようなリモートFAXモードに設定
されたファクシミリ装置は、相手先から送信された画デ
ータを全て画像メモリに記憶するため、送信された画デ
ータを全て画像メモリに記憶する前に、画像メモリが満
杯になる可能性が高かった。このような場合、従来のフ
ァクシミリ装置は、受信した全ての画データが画像メモ
リに記憶された頁のみを有効な画データと判断し、頁の
途中で記憶が中断された頁の画データを無効であると判
断して、画像メモリに記憶しないようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リモー
トFAXモードに設定されたファクシミリ装置に記憶さ
れた画データを、オペレータが、別のファクシミリ装置
から取出したとき、従来の場合、受信原稿には、継続頁
の存在に関する表示が記されなかった。そのためオペレ
ータは、リモートFAXモードに設定されたファクシミ
リ装置に記憶された画データが、画像メモリ不足によっ
て途中で記憶が中断された画データであっても、継続頁
が存在するかどうかについての確認を行うことが困難で
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような問題解決の
ために、請求項1の発明は、受信画データを記憶する第
1記憶手段と、該第1記憶手段に記憶された画データを
別のファクシミリ装置に転送する転送手段とを備えたフ
ァクシミリ装置であって、全頁の受信画データが記憶さ
れる前に第1記憶手段が所定の容量を越えると、その旨
を管理データとして記憶する第2記憶手段を備えたこと
を特徴としている。
【0007】又、請求項2の発明は、上記転送手段が、
全頁の受信画データが第1記憶手段に記憶されなかった
状態で、別のファクシミリ装置に上記受信画データを転
送するとき、受信画データと共に第2記憶手段の管理デ
ータも転送することを特徴としている。
【0008】又、請求項3の発明は、上記転送手段が、
上記第2記憶手段に格納された管理データを、画データ
として転送することを特徴としている。
【0009】又、請求項4の発明は、上記転送手段が、
上記受信画データとは別の画データとして、全頁の画デ
ータが記憶される前に第1記憶手段の容量を越えた旨の
メッセージを含む画データを転送することを特徴として
いる。
【0010】
【作用】従って、請求項1の発明によれば、全頁の受信
画データが記憶される前に第1記録手段の容量を越えた
旨を管理データとして、第2記憶手段に格納すること
で、リモートFAX機能付ファクシミリ装置における受
信の結果を一時的に管理することができる。
【0011】又、請求項2の発明によれば、第2記憶手
段の管理データが、受信画データと共に転送されて、全
頁の受信画データが記憶される前に第1記憶手段の容量
を越えた旨のメッセージが記録紙に記録されるため、オ
ペレータは、継続頁の存在を確認することができる。
【0012】又、請求項3の発明によれば、第2記憶手
段の管理データが、画データとして転送されるため、機
種によることなしに、転送先のファクシミリ装置に、管
理データとしての画データを転送することができる。
【0013】又、請求項4の発明によれば、全頁の画デ
ータが記憶される前に第1記憶手段の容量を越えた旨の
メッセージが、画データが記録される記録紙とは別の記
録紙に記録されるため、オペレータが、転送された受信
原稿の整理を、容易に行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を説明する。図
1は本発明における実施例ファクシミリ装置の回路構成
を示すブロック図である。ファクシミリ装置1は、ファ
クシミリ装置1の装置全体の動作を制御するCPU2を
備えている。該CPU2には、タイマー送信或いはメモ
リ受信において、原稿の画データが一時的に記憶される
第1RAM3と、タイマー送信或いはメモリ受信におけ
る各種通信管理データが一時的に格納される第2RAM
4とが接続されている。又、ファクシミリ装置1の動作
を制御するためのプログラム等を格納したROM5も上
記CPU2と接続している。
【0015】記録部6は、受信された画データを記録紙
上に記録するためのものであり、読取部7は、送信用の
原稿を読取るものである。上記記録部6及び読取部7
は、各々CPU2と接続している。又、表示部8は、フ
ァクシミリ装置1における各種操作の手順等のメッセー
ジを表示するためのものであり、上記記録部6及び読取
部7と同様にCPU2と接続している。
【0016】モデム8は、送・受信データの変調・復調
を行うと共に、相手先のファックス番号に対応したプッ
シュトーン信号(DTMF)やデジタル命令信号(DC
S信号)、デジタル識別信号(DIS信号)及び所定の
手順信号としての送信端末識別信号(TSI信号)等の
発生、検出を行うためのものであり、CPU2と接続し
ている。
【0017】更に、上記モデム8には網制御部(NC
U)9が接続されている。NCU9は、相手先のファッ
クス番号に対応したダイヤルパルスの送出、及び着信の
検出を行う。上記NCU9は、電話回線と接続されてい
る。
【0018】キー入力部10は、CPU2と接続してお
り、ダイヤルキー11、通信キー12、登録/短縮キー
14、複数のワンタッチダイヤルキー13、リモートF
AX設定キー16、及び自動消去設定キー17等の各種
操作キーを備えている。ダイヤルキー11は相手先のフ
ァックス番号を入力するためのものであり、通信キー1
2はファクシミリ通信動作を開始させるためのものであ
る。
【0019】登録/短縮キー14は、相手先のファック
ス番号を短縮ダイヤルとして登録したり、その短縮ダイ
ヤルに対応するファックス番号の発信を行ったりする場
合に操作される。ワンタッチキー13は、相手先のファ
ックス番号の発信をワンタッチで行う場合に操作され
る。リモートFAX設定キー16は、リモートFAXモ
ードの設定、解除を行う場合に操作される。自動消去設
定キー17は、上記第1RAM3に格納された転送済の
画データを自動消去させるためのものである。
【0020】時計回路18はタイマー送信において、所
定の時間までの時間設定のために設けられたものであ
り、CPU2と接続している。上記時計回路18は、電
源用の電池を備えている。
【0021】ファクシミリ装置1がメモリ受信を行う場
合、電話局の交換機から送出された呼出信号が、NCU
10によって検出される。NCU10は、呼出信号を検
出すると、モデム9を電話回線と接続する。次に発信側
ファクシミリ装置からの画データの受信時に、上記発信
側ファクシミリ装置から送信されてくるTSI信号がモ
デム9に受信される。モデム9は、受信したTSI信号
を復調し、復調した信号をデータ信号としてCPU2に
送出する。
【0022】CPU2は、TSI信号に基づくデータ信
号を受取って、発信先のファックス番号を認識する。そ
して、CPU2は、受取ったデータ信号に対応するダイ
ヤル番号のデータを、通信管理データとして第1RAM
3に一時的に格納する。又、このときCPU2は、上記
時計回路18より上記データ信号を受取った時刻を読出
す。そして、読取った時刻のデータも、通信管理データ
として第1RAM3に一時的に格納するようにしてもよ
い。
【0023】通信管理データを第1RAM3に格納した
後、発信先のファクシミリ装置からの画データ信号が、
モデム9に受信される。モデム9は、受信した画データ
信号を復調し、復調した信号をデータ信号としてCPU
2に送出する。CPU2は送出されたデータ信号を受取
って、第2RAM4に格納する。
【0024】上記のようにして、第2RAM4に画デー
タを格納していく過程において、発信先のファクシミリ
装置から送信される画データが、第2RAM4に全て格
納できない場合、CPU2は、メモリ受信を中断する旨
を伝える信号を上記モデム9に送出する。モデム9は、
その頁の画信号受信終了後、手順中断肯定信号(PIP
信号)を送出し、NCU10を介して電話回線に送出す
る。
【0025】発信先のファクシミリ装置は、上記のよう
な信号をファクシミリ装置1から、電話回線を介して受
取ると、回線を切断する。ファクシミリ装置1のNCU
10は、上記PIP信号送出後、モデム9と電話回線を
切断し、ファクシミリ通信は終了となる。
【0026】上記のように、発信先のファクシミリ装置
から送信される画データが、第2RAM4に全て格納で
きない場合、CPU2は、途中で受信が中断された状態
で第2RAM4に格納された頁の画データをクリアす
る。そしてメモリー受信途中でメモリーオーバーした旨
を伝えるメッセージに対応するデータを、通信管理デー
タとして第1RAM3に格納する。
【0027】オペレータが、第1(例えば外出先)のフ
ァクシミリ装置から、第2(例えば自宅)のファクシミ
リ装置に格納されている画データを取出したい場合、オ
ペレータは、第2のファクシミリ装置のリモートFAX
設定キー16を押して、予め第2のファクシミリ装置を
リモートFAXモードに設定しておく。
【0028】尚、第1のファクシミリ装置と、第2のフ
ァクシミリ装置とは、同じ実施例ファクシミリ装置であ
るとして、以後説明を進めるが、上記第1のファクシミ
リ装置は一般的なファクシミリ装置でもよい。
【0029】次にオペレータは、第1のファクシミリ装
置のダイヤルキー等から第2のファクシミリ装置のファ
ックス番号を入力して、第2のファクシミリ装置を呼出
す。第2のファクシミリ装置と電話回線とが接続される
と、オペレータは、転送要求を示すDTMFをダイヤル
キー12より入力する。尚、転送要求を示すDTMFと
は、例えば3桁等の複数桁からなる所定のコード番号で
ある。この転送要求を示すDTMFに対応するコード番
号のデータは、ROM5に予め設定されている。又、第
2のファクシミリ装置は、操作のガイドを音声により行
うよう、音声ガイダンス機能を設けるとよい。
【0030】転送要求を示すDTMFを入力した後、オ
ペレータは、パスコードを示すDTMFをダイヤルキー
12より入力する。尚、パスコードを示すDTMFと
は、例えば4桁等の複数桁からなる所定のコード番号で
ある。この転送要求を示すDTMFに対応するコード番
号のデータは、例えばファクシミリ装置の初期設定時に
所定の登録手順に従う操作により第1RAM3内に設定
されている。
【0031】第2のファクシミリ装置には、第1のファ
クシミリ装置から電話回線を介して送出される、転送要
求を示すDTMFと、それに続くパスコードを示すDT
MFとが入力される。上記第2のファクシミリ装置のC
PU2は、モデム9によって、上記転送要求を示すDT
MF及びそれに続くパスコードを示すDTMFのデータ
信号を受取る。第1のファクシミリ装置から送信された
パスコードを示すDTMFのデータを受取ると、第2の
ファクシミリ装置のCPU2は、該データが、第1RA
M内に設定されたコード番号のデータと一致するかどう
かを判別する。
【0032】判別した結果、パスコードを示すDTMF
のデータと、第1RAM内に設定されたコード番号のデ
ータとが一致すると、上記CPU2は、リモート取出し
の要求があった旨を通信管理データとして、第1RAM
3に格納する。その後、CPU2は、転送開始のため
に、MH符号、MR符号等で符号化された画データを第
2RAM4内から読出し始める。
【0033】CPU2は、第2RAM4から読出した画
データをモデム9へと送出し、モデム9は、CPU2か
ら送出された画データを変調する。モデム9によって変
調された画データは、電話回線を介して第1のファクシ
ミリ装置へと送出される。そして、第1のファクシミリ
装置は、変調されて送出されてきた画データを受取る
と、所定の動作に従って上記画データの記録紙上への出
力を行う。
【0034】第2RAM4内の画データが、メモリーオ
ーバーのために受信が途中で中断された画データである
とき、上記CPU2は、第2RAM4内の全画データの
読出し後、メモリー受信途中でメモリーオーバーした旨
を伝えるメッセージに対応するデータを第1RAM3よ
り読出す。第1RAM3から読出された上記通信管理デ
ータは、画データとして、第1のファクシミリ装置に送
られる。
【0035】そしてファクシミリ装置1に送られた上記
通信管理データは、画データの場合と同様の手順で記録
紙上に「原稿受信中にメモリーオーバーしました」等の
メッセージとして出力される。尚、上記のようなメモリ
ー受信途中でメモリーオーバーした旨を伝えるメッセー
ジは、画データが出力された頁とは別の頁に出力される
ようにしてもよい。
【0036】上記のように画データの転送が成功した場
合、第2RAM4内の画データが転送済である旨を示す
転送フラグがセットされる。ここでオペレータが、予め
自動消去設定キー17を押して、第2のファクシミリ装
置を自動消去モードに設定しておくと、第2RAM4に
格納されている画データが消去される。その後、転送フ
ラグが解除されるとともに、回線が切断されて、ファク
シミリ通信が終了する。
【0037】又、上記のように第2RAM4内の画デー
タが転送済のものであれば、オペレータが、上記第1の
ファクシミリ装置のダイヤルキー11から消去要求を示
すDTMFを入力するようにしてもよい。尚、消去要求
を示すDTMFとは、上記された転送要求を示すDTM
Fと同様の複数桁からなる所定のコード番号である。こ
の消去要求を示すDTMFに対応するコード番号のデー
タも、ROM5に予め設定されている。
【0038】消去要求を示すDTMFを入力後、オペレ
ータは、上記第1のファクシミリ装置のダイヤルキー1
1から、再度上記パスコードを示すDTMFを入力す
る。第2のファクシミリ装置のCPU2は、上記のよう
な消去要求を示すDTMFと、それに引続くパスコード
を示すDTMFとを検出すると、第2RAM4に格納さ
れている画データをクリアする。
【0039】尚、第1のファクシミリ装置から送出され
るパスコードを示すDTMFのデータと、第1RAM内
に設定されたコード番号のデータとが一致しない場合で
あって、回線が切断されたとき、第2のファクシミリ装
置のCPU2は、第1のファクシミリ装置からリモート
取出しの要求があった旨を通信管理データとして、第1
RAM3に格納しないようにする。
【0040】図2は、本発明における実施例ファクシミ
リ装置における、リモートFAXモードが設定された状
態での、画データ受信の動作の手順を示すフローチャー
トである。発信側ファクシミリ装置からの呼出信号を、
ファクシミリ装置1のNCU10が検出すると(ステッ
プS1)、モデム9と電話回線を接続する(ステップS
2)。
【0041】CPU2は、発信側ファクシミリ装置に対
してCED信号を送出し(ステップS3)、続いて発信
側ファクシミリ装置にDIS信号等の各種ファクシミリ
手順信号を送信する(ステップS4)。次にCPU2
は、TSI信号及びDCS信号等のファクシミリ手順信
号を受信したかどうかを判断する(ステップS5)。
【0042】上記のような手順信号が受信されなかった
場合、CPU2は、ステップS4におけるDIS等の手
順信号送信から所定の時間が経過したかどうかを判断す
る(ステップS6)。ここで、発信側ファクシミリ装置
から所定の時間内にDCS信号等の手順信号を受信しな
ければ、ステップS15へと移行し、回線が切断され
る。
【0043】上記のような手順信号が受信された場合、
CPU2は、TSI信号に基づいて発信先のファックス
番号を認識する(ステップS7)。その後、CPU2
は、発信先のファックス番号等の受信に関係する情報
を、通信管理データとして第1RAM3に格納する(ス
テップS8)。
【0044】次にCPU2は、画データが格納される第
2RAM4に残容量があるかどうかを判断する(ステッ
プS9)。第2RAMに残容量がないと判断すれば、C
PU2は、記録部6を作動させて、発信先ファクシミリ
装置から送信されてくる画データを、上記記録部6に送
出する。記録部6は、CPU2から送出された画データ
を記録紙上に出力する(ステップS10)。
【0045】一方、CPU2は、第2RAM4に残容量
があると判断すれば、発信先ファクシミリ装置から順次
送信されてくる画データを、MH符号或いはMR符号に
符号化して第2RAM4に順次格納する(ステップS1
1)。そしてCPU2は、第2RAM4の容量が満杯に
なったかどうかを判断し(ステップS12)、発信先フ
ァクシミリ装置から順次送信されてくる画データが、全
て第2RAM4に格納されれば、ステップS15へと移
行し、回線は切断される。
【0046】ステップS12において、発信先ファクシ
ミリ装置から送信されてくる画データを全て格納する前
に、第2RAM4がメモリーオーバーになると、上記C
PU2は、受信を中断し、受信中断に関する情報を通信
管理データとして第1RAM3に格納する(ステップS
13)。その後CPU2は、頁の途中で受信が中断した
状態で、第2RAM4に格納されている画データをクリ
アする(ステップS14)。クリア終了後、回線は切断
される(ステップS15)。
【0047】図2は、本発明における実施例ファクシミ
リ装置における、リモートFAXモードが設定された状
態での、転送要求等に対する動作の手順を示すフローチ
ャートである。発信側ファクシミリ装置からの呼出信号
を、ファクシミリ装置1のNCU10が検出すると(ス
テップS16)、モデム9と電話回線を接続する(ステ
ップS17)。
【0048】CPU2は、発信側ファクシミリ装置から
の転送要求を示すDTMFが検出されたかどうかを判断
する(ステップS18)。転送要求を示すDTMFが検
出された場合、CPU2は、続いてパスコードを示すD
TMFが検出されたかどうかを判断する(ステップS1
9)。
【0049】ステップS19において、パスコードを示
すDTMFが検出されると、CPU2は、転送要求に関
する情報を通信管理データとして、第1RAMに格納す
る(ステップS20)。その後CPU2は、第2RAM
3に符号化されて格納されている画データを読出して、
発信先のファクシミリ装置に転送する(ステップS2
1)。
【0050】ステップS21において、発信先ファクシ
ミリ装置に画データが転送されると、CPU2は、転送
された画データが、受信が途中で中断されたものである
かどうかを判断する(ステップS22)。受信が途中で
中断されたものであるならば、CPU2は、受信中断に
関する通信管理データを、画データとして発信先ファク
シミリ装置に転送する(ステップS23)。
【0051】ステップS21における画データの転送及
びステップS23における通信管理データの転送終了
後、CPU2は、転送が成功したかどうかを判断する
(ステップS24)。転送が成功していれば、CPU2
は、第2RAM4内に格納された画データが転送済であ
る旨を示す転送フラグがセットされる(ステップS2
5)。転送が成功していなければ、ステップS29へと
移行し、回線は切断される。
【0052】転送フラグセット後、CPU2は、オペレ
ータが自動消去設定キー17を押すことによって、ファ
クシミリ装置を自動消去モードに設定されているかどう
かを判断する(ステップS26)。ファクシミリ装置が
自動消去モードに設定されていれば、CPU2は、第2
RAM4内の画データをクリアし(ステップS27)、
上記転送フラグを解除する(ステップS28)。転送フ
ラグ解除後、回線が切断され(ステップS29)、処理
は終了する。
【0053】ステップS30において、CPU2が、消
去要求を示すDTMFを検出した場合、続いてCPU2
は、パスコードを示すDTMFを検出したかどうかを判
断する(ステップS31)。パスコードを示すDTMF
が検出された場合、CPU2は、第2RAM4内に格納
されている画データが転送済かどうかを判断する(ステ
ップS32)。
【0054】第2RAM4内に格納されている画データ
が転送済である場合、ステップS27へと移行し、CP
U2は、第2RAM4内の画データをクリアする。画デ
ータクリア後は、ステップS28及びステップS29を
経て、回線が切断される。第2RAM4内に格納されて
いる画データが転送済でない場合、ステップS29へと
移行し、回線が切断される。尚、ステップS30におい
て、CPU2が、CNG信号を検出した場合、それ以後
は受信動作となる。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、全頁の受
信画データが終了する前に画データ記憶装置の容量をオ
ーバーすると、受信中断に関する情報が通信管理データ
として通信管理データ記憶装置に記憶される。よってフ
ァクシミリ装置におけるメモリ受信の結果を一時的に管
理することができる。
【0056】又、受信が途中で中断された画データを、
発信先のファクシミリ装置に転送する際、上記のような
画データと共に、受信中断に関する通信管理データが、
発信先のファクシミリ装置に転送される。そのためオペ
レータは、発信元のファクシミリ装置から受信原稿と共
に、受信が途中で中断された旨を伝えるメッセージが記
録された記録紙を得ることができ、受信原稿に継続頁が
存在していたことを知ることができる。
【0057】又、受信が途中で中断された旨を伝えるメ
ッセージが記録された記録紙を、受信原稿とは別にする
ことで、受信原稿の整理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例ファクシミリ装置の回路構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例ファクシミリ装置における、画
データ受信の動作手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例ファクシミリ装置における、受
信画データの転送手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 第1RAM 4 第2RAM 6 記録部 7 読取部 9 モデム 10 NCU 11 キー入力部 12 ダイヤルキー 13 通信キー 16 リモートFAX設定キー 17 自動消去設定キー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信画データを記憶する第1記憶手段と、
    該第1記憶手段に記憶された画データを別のファクシミ
    リ装置に転送する転送手段とを備えたファクシミリ装置
    であって、全頁の受信画データが記憶される前に第1記
    憶手段が所定の容量を越えると、その旨を管理データと
    して記憶する第2記憶手段を備えたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】上記転送手段は、全頁の受信画データが第
    1記憶手段に記憶されなかった状態で、別のファクシミ
    リ装置に上記受信画データを転送するとき、受信画デー
    タと共に第2記憶手段の管理データも転送することを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】上記転送手段は、上記第2記憶手段に格納
    された管理データを、画データとして転送することを特
    徴とする請求項1又は2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】上記転送手段は、上記受信画データとは別
    の画データとして、全頁の画データが記憶される前に第
    1記憶手段の容量を越えた旨のメッセージを含む画デー
    タを転送することを特徴とする請求項1、2又は3記載
    のファクシミリ装置。
JP6111414A 1994-05-25 1994-05-25 ファクシミリ装置 Pending JPH07322046A (ja)

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JP6111414A JPH07322046A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 ファクシミリ装置

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