JPH04113934A - 作業車のptoクラッチ構造 - Google Patents

作業車のptoクラッチ構造

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JPH04113934A
JPH04113934A JP23160890A JP23160890A JPH04113934A JP H04113934 A JPH04113934 A JP H04113934A JP 23160890 A JP23160890 A JP 23160890A JP 23160890 A JP23160890 A JP 23160890A JP H04113934 A JPH04113934 A JP H04113934A
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pto clutch
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渡士 光雄
Yoichi Sugihara
陽一 杉原
Yuji Miyake
裕而 三宅
Tsutomu Masui
増井 務
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧油か供給されるとクラッチ入りとなり、排
油されるとクラッチ切りとなる油圧操作式のPTOクラ
ッチを、PTO変速機構の伝動下手側部位に設けてある
作業車のPTOクラッチ構造に関する。
〔従来の技術〕
この種の作業車のPTOクラッチ構造では、PTOクラ
ッチを切りとしても作動油の粘性による連れ回り現象に
よって、作業装置が駆動されてしまうことを防止するた
めに、PTOクラッチ切り時のリターンスプリングの付
勢力を利用して作業装置側となる従動側回転部材に接触
抵抗を与えて制動するブレーキを設けていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
通常、PTO軸と作業装置側の入力軸とはジヨイントを
介して連動連結される構造となっており、その連結作業
は安全上エンジン停止時に行うことになる。
そして、ジヨイント連結はその軸端部のスプラインの嵌
め合わせのために、PTO軸を手で若干回動させて位相
合わせすることが多いのであるが、前記従来技術ではエ
ンジン停止時の場合はブレーキが働いていることになっ
て、PTO軸の手回しが不可の状態になっており、ジヨ
イントの着脱作業が行い難いものであった。
本発明は上記不具合を解消することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は冒頭に記載した作業
車のPTOクラッチ構造において、前記PTOクラッチ
における従動側の回転部材に作用して該回転部材の回転
を強制的に制動可能なブレーキ装置を設け、該ブレーキ
装置を、これに対する圧油供給時に制動作動し、かつ、
排油時には制動解除となる油圧式に構成すると共に、前
記PTOクラッチと前記ブレーキ装置との双方を単一の
制御弁に接続し、この制御弁に前記PTOクラッチに対
する圧油供給状態であり、かつ、前記ブレーキ装置に対
する排油状態となる第1切換え位置、及び、前記PTO
クラッチに対する排油状態であり、かつ、前記ブレーキ
装置に対する圧油供給状態となる第2切換位置を設けて
あることを特徴構成とする。
〔作 用〕
前記構成によれば、先ず、連れ回り現象防止用としての
ブレーキ装置を油圧式とし、圧油供給時に制動作動し、
排油時には制動解除されることと、そのブレーキ装置を
PTOクラッチ用の制御弁に接続し、かつ、第1及び第
2切換位置を設けたことにより、エンジン、PTOクラ
ッチ、及びブレーキ装置の0N−OFFは次表のように
なる。
上記表から明らかなように、ブレーキ装置がON、即ち
制動状態となるのはエンジンが起動中において制御弁が
第2切換現象となる状態、つまり、真にPTOクラッチ
の連れ回り防止作用の必要なときのみとなり、エンジン
が止まっているときには油圧ポンプも止まっているので
、制御弁の切換状態に拘らず、ブレーキ装置は必ずOF
Fになる。従って、エンジン停止中であれば、PTO軸
の空回り状態を現出てき、PTO軸を手回ししながらジ
ヨイントの連結作業が行えるようになる。
従来では、エンジン停止でブレーキ装置が作動する構造
であったために、連れ回りの生じない場合にも制動され
てしまうものであったが、それとは逆に、本発明ではブ
レーキ装置を油圧式としてエンジン停止ではブレーキ装
置か作動しないようにする構造工夫によって、真に連れ
回り防止の必要な場合だけその作用が発揮できるように
して、ジヨイント連結時のPTO軸の自由回転状態を実
現できた。
〔発明の効果〕
その結果、作業装置の駆動状況に悪影響を及はすことな
く、かつ、有効なPTOクラッチの連れ回り防止効果を
有しながらも作業装置装着時におけるジヨイントの連結
作業を容易化できたので、実用上の利点大な作業車のP
TOクラッチ構造を提供することができた。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を作業車の一例であるトラクタ
の場合について説明する。
第5図に示すトラクタの機体前部にはエンジン(E)が
配置されており、中央部には操縦部(1)が備えである
と共に、前記エンジン(E)の動力を後輪(2)、及び
PTO軸(3)へ伝えるトランスミッションケース(M
)か、機体フレームを兼ねた状態で、エンジン(E)に
直結されて前後向きに配設されている。
第2図て示すように、前記ミッションケース(M)内は
、前後方向に大別して3個の区画(ア)。
(8)、 (9)に区分されており、前部区画(7)に
は、走行系の主ギヤ変速機構(10)とPTO系のギヤ
変速機構(11)、及びPTO系の正逆変速機構(12
)とを配備すると共に、中間区画(8)には走行系の正
逆変速用(13)、この正逆変速機構(13)から伝動
下手側の走行系の変速機構の変速操作に対する油圧式の
変速クラッチ(14)及び油圧式のPTOクラッチ(1
5)を配備し、後部区画(9)には走行系の副ギヤ変速
機構(16)、超減速機構(17)及び走行系の最終変
速動力を受ける後輪(2)駆動用の差動変速機構(18
)、さらには後輪(2)を支持する後車軸(35)を配
備しである。
前記ミッションケース(M)は、エンジン(E)後部の
クラッチケース部(19)に直結されており、該クラッ
チケース部(19)内に備えられた油圧式の主クラッチ
(C)を介して、前記前部区画(7)内の主軸(20)
に動力か伝達される。
前記PTOクラッチ(15)を経た動力は、中間軸(2
5)、PTO軸(3)を経由して図示しない作業装置に
伝達される。
第3図に示すように、PTOクラッチ(15)は伝動軸
(21)にスプライン外嵌されたインナーホゾイー(2
6)と中間軸(25)にスプライン外嵌された従動側の
回転部材であるアウターボディー(27)とによって成
り、圧油か供給されるとクラッチ入りとなり、排油され
るとクラッチ切りとなる湿式多板クラッチであって、前
記アウターボディー(27)の笥細部(27a>にクラ
ッチピストン(28)の押圧操作用の圧油路(29)と
クラッチ潤滑用の油路(30)とが形成されている。
第4図に示すように、前記アウターボディー(27)に
一体形成されたドラム部(4)の外周に、ブレーキシュ
ー(5)を押圧接触可能なブレーキシリンダ(6)を設
けてブレーキ装置(B)を構成しである。
ブレーキシリンダ(6)は、スプリング(22)によっ
て短縮付勢されたピストン(23)のロッド部先端にシ
ュー(5)を枢支連結して成る単動型に構成されている
PTOクラッチ(15)の圧油路(29)とブレーキ装
置(B)のブレーキシリンダ(6)とは単一の制御弁(
24)に接続されており、該制御弁(24)にはPTO
クラッチ(15)とブレーキ装置(B)の双方共に非作
動となる中立位fl(N)、前記PTOクラッチ(15
)に対する圧油供給状態であり、かつ、前記ブレーキ装
置(B)に対する排油状態となる第1切換え位置(F)
、及び、前記PTOクラッチ(15)に対する排油状態
であり、かつ、前記ブレーキ装置(B)に対する圧油供
給状態となる第2切換位置(S)を設けてある。
第1図に示すように、エンジン(E)が起動中のときに
PTOクラッチレバ−(31)を操作して第1切換位置
(F)に操作すると、PTOクラッチ(15)が人とな
り、かつ、ブレーキ装置(B)は非作動となり、PTO
軸(3)が駆動されての作業状態になり、第2切換位置
(5)に操作するとPTOクラッチ(15)か切りにな
ると共にブレーキ装置(B)か作動してアウターボディ
ー(27)、すなわち、PTO軸(3)の連れ回りを直
ちに停止させるのである。
エンジン(E)か停止していれば油圧ポンプ(P)も停
止して圧油供給されないので、PTOクラッチレバ−(
31)の操作に拘らずPTOクラッチ(15)は切りで
あり、かつ、ブレーキ装置(B)も非作動状態となり、
PTO軸(3)は自由回転状態になっている。第6図に
示すように、主クラッチ(C)の潤滑油路(32)を入
力軸(33)内に形成し、主クラッチ(C)内部に流出
可能な潤滑ボート(36)とドレンポート(37)とを
設けてある。
主クラッチ(C)入り時には、抑圧体(38)か後方へ
移動して潤滑ボート(36)か開くと共に、ドレンポー
ト(37)が閉じ、主クラッチ切り時には押圧体(38
)が前方へ移動して潤滑ボート(36)が閉じると共に
ドレンポート(37)か開くのである。
第1図に示す(39)、 (40)は夫々3点リンク機
横におけるリフトロッドシリンダ、リフトアーム用シリ
ンダであり、リフトロッドシリンダ(39)の戻り油を
潤滑油として利用している。又、(41)は変速クラッ
チ(14)操作用のパイロットバルブである。
又、第2図に示す(34)はPTO系のギヤ変速機構(
11)と正逆変速機構(12)とを操作するPTO変速
レバーである。
〔別実施例〕
PTO軸(3)でモーアを駆動するようにした芝刈り機
に本発明を適用しても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車のPTOクラッチ構造の実施
例を示し、第1図は該クラッチの操作回路図、第2図は
伝動装置の構造を示す展開断面図、第3図は該クラッチ
構造を示す断面図、第4図はブレーキ装置の構造を示す
図、第5図はトラクタの側面図、第6図は主クラッチの
構造を示す断面図である。 (11)・・・・・・PTO変速機構、(15)・・・
・・・PTOクラッチ、(27)・・・・・・制御弁、
(27)・・・・・・回転部材、(B)・・・・・・ブ
レーキ装置、(F)・・・・・第1切換位置、(S)・
・・・・・第2切換位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧油が供給されるとクラッチ入りとなり、排油されると
    クラッチ切りとなる油圧操作式のPTOクラッチ(15
    )を、PTO変速機構(11)の伝動下手側部位に設け
    てある作業車のPTOクラッチ構造であって、前記PT
    Oクラッチ(15)における従動側の回転部材(27)
    に作用して該回転部材(27)の回転を強制的に制動可
    能なブレーキ装置(B)を設け、該ブレーキ装置(B)
    を、これに対する圧油供給時に制動作動し、かつ、排油
    時には制動解除となる油圧式に構成すると共に、前記P
    TOクラッチ(15)と前記ブレーキ装置(B)との双
    方を単一の制御弁(24)に接続し、この制御弁(24
    )に前記PTOクラッチ(15)に対する圧油供給状態
    であり、かつ、前記ブレーキ装置(B)に対する排油状
    態となる第1切換え位置(F)、及び、前記PTOクラ
    ッチ(15)に対する排油状態であり、かつ、前記ブレ
    ーキ装置(B)に対する圧油供給状態となる第2切換位
    置(S)を設けてある作業車のPTOクラッチ構造。
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