JPH04113617A - ボート搬送装置 - Google Patents

ボート搬送装置

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Publication number
JPH04113617A
JPH04113617A JP23281590A JP23281590A JPH04113617A JP H04113617 A JPH04113617 A JP H04113617A JP 23281590 A JP23281590 A JP 23281590A JP 23281590 A JP23281590 A JP 23281590A JP H04113617 A JPH04113617 A JP H04113617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fork
boat
holding
reaction tube
end side
Prior art date
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Pending
Application number
JP23281590A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Miyagawa
和久 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Sagami Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Sagami Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04113617A publication Critical patent/JPH04113617A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、ボート搬送装置に関する。
【従来の技術】
半導体製造工程において、例えば拡散処理は熱処理室で
ある筒状の反応管内に、複数枚の例えば100枚の半導
体ウェーハを、互いの主面が対向する状態で並列に並べ
て搭載するボートと呼ばれる治具を挿入して行う。 反応管内にボートを挿入搬送する方法としては、ソフト
ランディングと呼ばれる方法か、熱処理室内に塵埃を生
しさせない等の理由により用いられている。すなわち、
例えば石英又はSiCで構成されるフォークと呼ばれる
ボート支持用棒状部材の一端側を例えばアルミニウム等
の金属で構成される保持部に取り付けて、この一端側に
おいてフォークを支持する。そして、このフォークを昇
降機構によって昇降移動可能とし、そのフォークの他端
側に前記ウェーハを複数枚搭載したボートを載置し、こ
の状態でフォークをその長手方向に前進させて、他端側
に載置されたボートを反応管内に搬入する。その後、フ
ォークを下げてボートの脚部を反応管内のボート載置部
に接触させることにより、フォークとボートとが離間す
る状態になるので、フォークのみを反応管から取り出し
、反応管内へのボートの搬入設置を行うものである(例
えば特公昭62−35261号公報、特公昭62−35
71号公報参照)。 このソフトランディング法によれば、ボートやフォーク
か反応管の壁を擦ることがないので、塵埃を発生するこ
と無く、ボートの搬入、取り出しができる。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、石英又はSiCからなり不純物のないフォー
クの一端側を保持するための保持部は、前述したように
アルミニウム等の金属で構成されている。このため、フ
ォークの一端側の保持部では、フォークと金属の保持部
とか直接的に接触する部分が生し、フォークに金属が付
着する。このフォークに付着した金属は不純物であり、
しかもフォーク中をこの金属不純物が拡散する。そして
、熱処理室内に挿入される等してフォークの温度が上昇
すると、付着した金属不純物の拡散係数か大きくなり、
被処理体としてのウェーハにも影響を与え、このウェー
ハの性能を劣化させる恐れがあった。 この発明は、以上のようなフォークに付着する不純物金
属の拡散によるウェーハ等の被処理体の汚染を防止でき
るボート搬送装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
この発明は、一端側か保持部に取り付けられ、他端側か
遊端とされ、この他端側に複数の被処理体が搭載される
ボートか載置されるボート支持用棒状部材を備え、前記
ボートを熱処理室内に搬送するようにしたボート搬送装
置において、前記ボート支持用棒状部材は石英又はSi
Cからなり、このボート支持用棒状部材及び前記保持部
間の少なくとも接触部位には、前記ボート支持用棒状部
材の汚染防止用のシート状部材を介挿したことを特徴と
する。
【作用】
この発明では、ボート支持用棒状部材と保持部との接触
部位には、シート状部材が介挿され、このシート状部材
により保持部とボート支持用棒状部材とが直接接触しな
い。このため、ボート支持用棒状部材が金属の保持部材
によって汚染されることかない。
【実施例】
以下、この発明によるボート搬送装置の一実施例を図を
参照しながら説明する。 ボート支持用棒状部材としてのフォーク1は、この例で
はSiCて構成され、第1図及び第2図に示すように、
フォーク1の一端側IAは断面が四角形の角柱状とされ
、この部分がフォーク保持部2に取り付けられて、この
一端側において、フォーク1は支持されている。また、
フォーク1の他端側IBは、第3図に示すように湾曲し
た板状に構成され、この他端側IB上に、ウニ /’W
を搭載したボート3が載置される。そして、フォーク1
の他端側IBは、ボート3の両側の脚部3A間に挿入さ
れる状態となる。ボート3の脚部3Aの長さは、フォー
ク1の他端側1Bの厚みよりも長い。したがって、後述
するように、フォーク1にボート3を載置して、反応管
4内に挿入してフォーク1を降下させて、ボート3の脚
部3Aが反応管4の載置部に到達すると、フォーク1と
ボート3とは離間するので、フォーク1のみを引き抜い
てボート3のみを反応管4内にロードすることかできる
。また、逆に、ボート3を反応管4から取り出すときは
、フォーク1の他端側IBをホト3の両側の脚部3A間
に、フォーク1か反応管4壁及びボート3に接触しない
ようにして差し入れ、その後、フォーク1を上昇させる
と、フォーク1の他端側IB上にボート3か載り、さら
に上昇させると、ボート3を反応管4の載置部から離間
させることができるので、フォーク1を後退させること
によって、ボート3を反応管4から引き出すことができ
る。 フォーク保持部2は、上下方向回動機構5に取り付けら
れており、この回動機構5によってフォツ1が保持部2
の部分を回動支点として、上下方向に回動するように構
成されている。すなわち、保持部2は、そのほぼ中央部
においてフォーク1の長手方向に直交する水平方向に設
けられる軸(図示せず)に枢支され、この軸を支点とし
て保持部2がンーソー運動可能に取り付けられている。 そして、上下方向回動機構5は、保持部2のフォーク1
とは反対側の端部を上下動させるもので、これによりフ
ォーク1の他端側IBか上下方向に回動させられるもの
である。この場合、上下方向回動機構5は、その上下方
向の回動の運動量を調節できるように構成されている。 また、保持部2及び上下方向回動機構5は、取付台6上
に取り付けられており、その側方に設けられた昇降機構
7によって、取付台6が昇降ガイド9,10に案内され
なから昇降され、これによりフォーク1が上下方向に昇
降するように構成されている。 また、取付台6の下方には、スライダ8が設けられる。 このスライダ8は、昇降機構7に連結されている。 このスライダ8は、フォーク1の長手方向に沿って設け
られているボールスクリュー11に取す付けられている
と共に、ガイドレール12.13に対して摺動移動可能
に取り付けられており、ポルスクリユー11は、ベルト
14を介してモータ1により回転駆動される。そして、
ボールスクリュー11が回転することにより、スライダ
8がガイドレール12.13に案内されて、フォーク1
の長手方向に摺動移動し、このスライダ8の移動により
取付台6、したかってフォーク1か前後移動方向に摺動
移動する。 また、ボート3を載置する前のフォーク1の後退位置(
ホームポジション)において、フォーク1の他端側IB
のボート3の載置部の下方は、第2図に示されるように
、フォーク置き台17の取付部材16に取り付けられた
置き台17によって支えられている。また、この取付部
材16は、ボールスクリュー11より大なる径の貫通孔
16Aを中央に有しており、この貫通孔16A内をボー
ルスクリュー11が挿通される。また、この置き台17
の取付部材16は、ガイドレール12,13に対し摺動
移動可能に取り付けられている。したがって、フォーク
1の長手方向のへ力を、この取付部材16に加えると、
この取付部材16がガイドレール12.13に案内され
て摺動移動するように構成されている。 なお、置き台17の取付部材16は、ハネ21により図
の位置にあるように常時偏倚されている。 置き台17の取付部材16を摺動移動可能にしたのは、
スライダ8を前進させて、フォーク1上に載置したボー
ト3を反応管4内にローディングあるいはアンローディ
ングするのに必要な摺動移動距離の途中に取付部材16
か存在するためである。 フォーク保持部2は、この例では、第4図に示すように
、フォーク1の上方及び下方から金属例えばアルミニウ
ムからなる保持板31.32によってフォーク1を挟持
して保持するように構成される。図の例では、フォーク
1を弾性的に押さえるための介挿板33が下側の保持板
32とフォーク1との間に設けられる。そして、保持板
31とフォーク1との間、及び介挿板33とフォーク1
との間には、フォーク1の汚染を防止するためにシート
状部材、例えばこの例ではテフロンシート34及び35
かそれぞれ介挿される。 そして、保持板31.32間は、図示しないがボルト及
びナツトによって締め付は固定され、その際にフォーク
1はフォーク・ストッパ36.37によって圧着挟持さ
れて固定される。 こうして、フォーク1は、テフロンシート34及び35
により金属の保持板31.32とは直接には接触しない
ようにされるので、フォーク1が保持部2において、汚
染されることはない。 次に、このボート搬送装置の動作について、第5図を参
照しながら説明する。 まず、当初、フォーク1は、第5図Aに示すように、そ
の他端側IBのボート載置部と置き台17の接触部材1
8とが離れた状態にある。そこで、オペレータは、上下
方向回動機構5を調節して、第5図Bに示すようにフォ
ーク1の他端側IBのボート載置部が置き台17の例え
ば水晶からなる接触部材18に接触するように調節する
。なお、接触部材18の水晶は、不純物が全く無いよう
にクリーニングされている。 次に、複数枚のウェーハWが搭載されたボート3が、図
示しないエレベータ機構によりフォーク1の他端側IB
に、第5図Cに示すように載置される。このとき、第2
図及び第3図にも示すようにして、フォーク1は、接触
部材18と接触しているので、置き台17により支えら
れており、ボート3を載せてもフォーク1は撓まない。 この状態から、上下方向回動機構5を駆動させ、フォー
ク1の他端側IBか置き台17の接触部材18から僅か
に離れる程度の状態にして、ボート3の重量針に応した
撓み補正を行う。この状態は、第5図りのようになり、
フォーク1は撓んでいるが、その他端側IBと一端側I
Aとは、同し高さ位置になっている。 次に、昇降機構7を駆動して、第5図Eに示すように、
フォーク1を上昇させ、反応管4内にボート3を挿入す
るときに反応管4の内壁を擦らない高さ位置にする。す
ると、フォーク1の他端側IBと置き台17の接触部材
18とは、第5図Eに示すように離れた状態となる。こ
の場合、接触部材18は水晶で構成されているので、フ
ォーク1の接触部材18との接触部位にも金属等の不純
物は付着していない。 次に、モータ15を駆動して、ホールスクリュー11を
回転させ、ボート3を前進させるようにスライダ8を摺
動移動させる。ボート3か反応管4内に挿入される前に
、スライダ8は置き台取付部材16にぶつかり、その後
は、置き台取付部材16はスライダ8と共に摺動移動す
る。そして、ボート3が反応管4内の所定位置まで挿入
されると、昇降機構7によりフォーク1が降下されると
共に、上下方向回動機構5による撓み量の補正分が解除
されて、フォーク1が水平状態に戻される。 すると、ボート3の脚部3Aが反応管4内のボート載置
部に接触し、さらにフォーク1を降下するとフォーク1
とボート3とが離れる状態となる。 この状態からスライダ8か後退させられ、元の位置まで
フォーク1は戻される。 このとき、置き台取付部材16は、バネ21の偏倚力に
より元の位置まで戻される。 ボート3の反応管4からの取り出しは、前記と逆の動作
となる。 この場合、フォーク1の保持部2ては、フォーク1はテ
フロンシート34.35により、保持板31.32によ
り金属不純物によって汚染されるのが防止されるので、
フォーク1か反応管4内に挿入されて、温度か上昇した
としても、金属不純物の拡散の心配は無い。 すなわち、第6図に示すように、SiCに対する金属不
純物の拡散率は、温度に依存して、温度が高くなるにし
たがって拡散係数りが非常に大きくなるが、この発明で
はSiCのフォーク1には金属不純物がシート34.3
5によって付着しないようにされるので、金属不純物に
よる汚染の心配はほとんど無い。 なお、以上の例では、フォーク1はSiCで構成したが
、水晶からなるフォークを用いることも勿論できる。 また、汚染を防止する非金属シート状部材は、テフロン
シートに限られるものではなく、薄い板の水晶板やSi
C板を用いるようにしてもよい。 また、以上の例はボートに搭載する被処理体か半導体ウ
ェーハの場合であるが、被処理体としては、ウェーハに
限らず、その他の被処理体例えばLCD基板を搭載する
ボートの搬送に、この発明が適用できることはいうまで
もない。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明においては、ボート支持
用棒状部材の保持部及びボート支持用棒状部材間の少な
くとも接触部を水晶又はSiCなとの非金属シート状部
材を介して構成するので、ボート支持用棒状部材の前記
接触部に金属等の不純物が付着することかない。したが
って、従来のような被処理体への金属不純物の拡散は生
じないので、被処理体の性能を悪化させること無く、良
好な熱処理を行うことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるボート搬送装置の一実施例の
斜視図、第2図はその一部側面図、第3図はその正面図
、第4図はフォーク保持部の−実施例の要部の分解図、
第5図はホード搬送動作を説明するための図、第6図は
金属不純物の拡散率を説明するための図である。 1;ボート支持用棒状部材としてのフォーク2;フォー
ク保持部 3;ボート 4;反応管 5;上下方向回動機構 7、昇降機構 8;スライダ 17;置き台 31.32.保持板 34.35;テフロンシート 代理人 弁理士 佐 藤 正 美 第 図 SiC+−文4¥る不純物力拡散め説明図第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一端側が保持部に取り付けられ、他端側が遊端とされ、
    この他端側に複数の被処理体が搭載されるボートが載置
    されるボート支持用棒状部材を備え、前記ボートを熱処
    理室内に搬送するようにしたボート搬送装置において、 前記ボート支持用棒状部材は石英又はSiCからなり、
    このボート支持用棒状部材及び前記保持部間の少なくと
    も接触部位には、前記ボート支持用棒状部材の汚染防止
    用のシート状部材を介挿したことを特徴とするボート搬
    送装置。
JP23281590A 1990-09-03 1990-09-03 ボート搬送装置 Pending JPH04113617A (ja)

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JP23281590A JPH04113617A (ja) 1990-09-03 1990-09-03 ボート搬送装置

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