JPH04113362U - 自動変速機のレベルゲ−ジ配置構造 - Google Patents

自動変速機のレベルゲ−ジ配置構造

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JPH04113362U
JPH04113362U JP2468391U JP2468391U JPH04113362U JP H04113362 U JPH04113362 U JP H04113362U JP 2468391 U JP2468391 U JP 2468391U JP 2468391 U JP2468391 U JP 2468391U JP H04113362 U JPH04113362 U JP H04113362U
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floor
shift
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automatic transmission
level gauge
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勝 福入
恒利 横倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動変速機のレベルチェックを車室内で行な
う。 【構成】 FR車とされた自動車1には、フロアパネル
5のトンネル部5aにフロアシフト用開口5bが形成さ
れている。すなわち、フロアシフト用開口5bは、運転
席10と助手席11との間に位置され、フロアシフト式
の手動変速機付車両のときにはフロアシフト用開口5b
にフロアシフト15が取り付けられる。上記自動車1
は、コラムシフト式の自動変速機8を備え、この自動変
速機8のレベルゲ−ジ用チュ−ブ8bはほぼ真直に上方
に向けて延びて、そのレベルゲ−ジ挿入口8cが上記フ
ロアシフト用開口5bに臨んで開口されている。そし
て、フロアシフト用開口5bは蓋体20で覆われ、この
蓋体20はボルト21、ナット22を利用してフロアパ
ネル5に取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動変速機のレベルゲ−ジ配置構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】
近時の車両は、その運転操作性が簡便であることから、自動変速機付の車両が 好まれる傾向にある。この自動変速機にあっては、適宜、作動油の油量(レベル チェック)を検査するために、レベルゲ−ジが設けられている。
【0003】 レベルゲ−ジに関し、一般的な従来例を説明すると、実開昭56−16385 1号公報に見られるように、自動変速機本体にレベルゲ−ジ用チュ−ブが設けら れ、このチュ−ブの開口端、つまりレベルゲ−ジの挿入口はエンジンル−ムに臨 ませて配置されていた。すなわち、従来一般的には、自動変速機のレベルチェッ クをエンジンル−ム内で行なうのが通例とされていた。
【0004】 しかしながら、自動変速機のレベルチェックは、エンジンの作動状態で行なう のが望ましく、このためエンジンル−ム内でレベルチェックを行なうときには、 このレベルチェック作業時の安全性が問題となり易い。
【0005】 また、特に、エンジンをフロントに搭載して後輪を駆動する、いわゆるFR車 にあっては、自動変速機がエンジンル−ムよりも後方に配置される関係上、上記 レベルゲ−ジ用チュ−ブを前方に向けて大きく延ばす必要があり、このためレベ ルチェックの精度が悪くなるという問題を有していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案の目的は、上述の問題を解消するようにした自動変速機のレベ ルゲ−ジ配置構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる技術的課題を達成すべく本考案にあっては、車室の床面を構成するフロ アパネルに形成され、運転席の側方に位置して、変速機のシフトレバ−をフロア パネルに配置するフロアシフト式の車両とされるときに該フロアシフトの取付用 穴となるフロアシフト用開口と、 該フロアシフト用開口に対して着脱自在に取り付けられて該フロアシフト用開 口を覆う蓋体と、を有し、 自動変速機は、そのレベルゲ−ジの挿入口が前記フロアシフト用開口に臨ませ て配置されている、ような構成としてある。
【0008】 すなわち、フロアシフト式の車両では、フロアシフトが取付けられるフロアシ フト用開口が運転席の側方に設けられている点に着目し、このフロアシフト用開 口をレベルチェック用の穴として利用するようにしたものである。
【0009】
【作用】
上記の構成によれば、自動変速機のレベルチェックを車室内で行なうことが可 能となる。
【0010】 また、上記フロアシフト用開口が運転席の側方に位置しているため、運転席に 着座したままで、レベルチェックを行なうことが可能である。
【0011】 更に、FR車両の場合には、上記フロアシフト用開口の真下に自動変速機が位 置しているため、レベルゲ−ジ用チュ−ブの長さ寸法が小さなもので足り、従っ てレベルチェックの精度を高めることが可能となる。
【0012】 また、本考案の適用は、フロアシフト以外のシフト方式、例えばコラムシフト 式の車両が前提となるが、このような車両のフロアパネルを、フロアシフト式車 両のフロアパネルと共用することが可能となる。
【0013】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付した図面に基いて説明する。 図1において、1は自動車で、自動車1は、その車体前部に位置するエンジン ル−ム2と、該エンジンル−ム2の後方に位置する車室3とはダッシュパネル4 によって区画されている。車室3の床面はフロアパネル5で構成され、このフロ アパネル5の先端が上記ダッシュパネル4の下端に接合されている。
【0014】 上記自動車1は、上記エンジンル−ム2内のエンジン6が、その出力軸を前後 方向に向けて搭載された、いわゆる縦置きエンジン方式の車両とされて、エンジ ン6の後端には、順に、トルクコンバ−タ7、自動変速機8が取り付けられ、こ の自動変速機8の出力軸8aに、後方に向けて延びるプロペラシャフト9が結合 されて、このプロペラシャフト9は、図外の後輪に連係されている。すなわち、 この自動車1は、いわゆるFR車とされている。
【0015】 上記フロアパネル5は、図2あるいは図3に示すように、運転席10と助手席 11とで挟まれた車幅方向中央部にトンネル部5aを有し、該トンネル部5aは 下方に向けて開口する凸形状とされて車体前後方向に延び、このトンネル部5a 内に上記自動変速機8及びプロペラシャフト9が収容されている。
【0016】 上記自動変速機8は、そのシフト方式がコラム式とされている。すなわち、ス テアリングホイ−ル12のシャフト12aを覆うコラムカバ−(図示省略)には 、コラムシフト13が設けられ、このコラムシフト13は、ロッドあるいはケ− ブル14を介して、自動変速機8と連係されている。このようなコラム式の自動 変速機は、既知のように、上記コラムシフト13をマニュアル操作することによ って、ドライブレンジ(Dレンジ)、パ−キングレンジ(Pレンジ)等の各種レ ンジが設定されるようになっている。
【0017】 上記フロアパネル5には、そのトンネル部5aにフロアシフト用開口5bが形 成されている。より具体的に説明すると、上記トンネル部5aには、運転席10 と助手席11とで挟まれた部位のうち、その前部に上記フロアシフト用開口5b が形成されている。このフロアシフト用開口5bは、図4に示すように、当該自 動車1がフロアシフト式車両とされたときに、フロアシフト15の取付用穴とさ れるものである。
【0018】 すなわち、上記フロアパネル5は、コラムシフト式車両とフロアシフト式車両 との共用とされ、この図4に示す自動車1は、手動式変速機16を備えた車両と されて、この変速機16から上方に延びるフロアシフト15は上記フロアシフト 用開口5bを通って車室3内に突出するものとされている。このような、フロア シフト式手動変速機16は、既知のように、フロアシフト15をマニュアル操作 することによって、1速、2速等の変速段が設定されるようになっている。尚、 同図に示す符号17はダストカバ−である。
【0019】 図1乃至図3に戻って、上記フロアシフト用開口5bには、これを覆う蓋体2 0が設けられ、この蓋体20は、その四隅をボルト21、ナット22を利用して フロアパネル5に取り付けられるようになっている。すなわち、フロアパネル5 には、その下面にナット22が固着されており、このナット22に対して、ボル ト21を上方から差し込んで、このボルト21を螺じ込むことによって、上記蓋 体20がフロアパネル5に取り付けられるようになっている。勿論、蓋体20に は、その四隅に、上記ボルト21が挿入されるボルト挿通穴(図示省略)が形成 されている。
【0020】 上記自動変速機8はそのレベルゲ−ジ用チュ−ブ8bを有し、このチュ−ブ8 bには、図2に示すようにレベルゲ−ジ24が挿入され、既知のように、レベル ゲ−ジ24によって自動変速機8の作動油の油量の検査(レベルチェック)が行 なわれる。
【0021】 そして、上記レベルゲ−ジ用チュ−ブ8bは、ほぼ真直に上方に向けて延び、 その上端、つまりレベルゲ−ジ24の挿入口8cが上記フロアシフト用開口5b に向けて開口されている。したがって、自動変速機8のレベルチェックは、上記 ボルト21を取り外し、蓋体20を取り除くことによって、車室3内で行なうこ とが可能となる。
【0022】 以上、本考案の一例を説明したが、上記実施例において、フロアパネル5を、 共に自動変速機付き車両とされたコラムシフト式車両とフロアシフト式車両とに 対して共用するものであってもよい。この場合、フロアシフト式車両は、そのフ ロアシフトを上記フロアシフト用開口5bに取り付ける一方で、レベルゲ−ジ用 チュ−ブ8bを前方に延ばして、従来のように、エンジンル−ム2内でレベルチ ェックを行なうようにしてもよい。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、運転席に着座したままで自 動変速機のレベルチェックを車室内で行なうことができるため、このレベルチェ ック作業を安全に且つ楽に行なうことができる。また、FR車の場合には、レベ ルゲ−ジの長さ寸法を小さくすることができるため、レベルチェックの精度を向 上することができる。また、シフト方式の異なる車両のフロアパネルを共用する ことができるという実際上の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の前部を示す断面図。
【図2】図3に示すII−II線に沿って断面した要部断面
図。
【図3】車室を上方から見た平面図。
【図4】図1に対応し、フロアパネルを共用するフロア
シフト式手動変速機を備えた車両の断面図。
【符号の説明】
1 自動車 2 エンジンル−ム 3 車室 4 ダッシュパネル 5 フロアパネル 5a フロアパネルのトンネル部 5b フロアシフト用開口 6 エンジン 8 自動変速機 8b レベルゲ−ジ用チュ−ブ 8c レベルゲ−ジ用チュ−ブのレベルゲ−ジ挿入口 15 手動式変速機のフロアシフト 20 蓋体 21 ボルト 22 ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の床面を構成するフロアパネルに形
    成され、運転席の側方に位置して、変速機のシフトレバ
    −をフロアパネルに配置するフロアシフト式の車両とさ
    れるときに該フロアシフトの取付用穴となるフロアシフ
    ト用開口と、該フロアシフト用開口に対して着脱自在に
    取り付けられて該フロアシフト用開口を覆う蓋体と、を
    有し、自動変速機は、そのレベルゲ−ジの挿入口が前記
    フロアシフト用開口に臨ませて配置されている、ことを
    特徴とする自動変速機のレベルゲ−ジ配置構造。
JP1991024683U 1991-03-20 1991-03-20 変速機を備えた車両構造 Expired - Fee Related JP2590344Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032128U (ja) * 1983-08-12 1985-03-05 トヨタ車体株式会社 フロアシフトレバ−の取付構造
JPH0267228U (ja) * 1988-11-09 1990-05-22

Patent Citations (2)

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JPH0267228U (ja) * 1988-11-09 1990-05-22

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