JPH0411251A - 黒白ハロゲン化銀写真感光材料用定着液 - Google Patents

黒白ハロゲン化銀写真感光材料用定着液

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JPH0411251A
JPH0411251A JP11391590A JP11391590A JPH0411251A JP H0411251 A JPH0411251 A JP H0411251A JP 11391590 A JP11391590 A JP 11391590A JP 11391590 A JP11391590 A JP 11391590A JP H0411251 A JPH0411251 A JP H0411251A
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JP
Japan
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fixer
silver halide
black
halide photographic
thiosulfate
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Application number
JP11391590A
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Toshiharu Nagashima
永島 利晴
Takeo Arai
健夫 荒井
Hideaki Sakata
英昭 坂田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は黒白ハロゲン化銀写真感光材料用定着液に関し
、詳しくは亜硫酸ガスやアンモニアガスによる臭気の発
生や金属腐食の心配がなく、シかも定着スピードの良好
な黒白ハロゲン化銀写真感光材料用定着液に関する。
〔従来の技術〕
従来、ハロゲン化銀写真感光材料を現像した後、ハロゲ
ン化銀の最も良好な水溶性錯体が得られるチオ硫酸塩(
チオ硫酸イオン)を定着主薬として含有する定着液、更
にチオ硫酢塩の酸化分解を防ぎかつハロゲン化銀とチオ
硫酸イオンとの水溶性錯体イオンを感光材料のバインダ
ーから効率良く溶出させるために亜硫酸塩を含有する定
着液で定着処理することは知られている。
またチオ硫酸塩のカチオン種は定着スピードを支配し、
アンモニウムカチオンが最も定着スピードが早いとされ
、はとんどの定着液はチオ硫酸アンモニウムを生薬とし
て使用している。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、環境問題に対する意識も高揚し、自動現像機の定
着液から生じる亜硫酸ガス、アンモニアガス等による臭
気がない定着液が望まれている。
また、高度に電子化、精密機械化された機器の使用が一
般的になって来ており、自動現像機の定着液から生じる
亜硫酸ガス等による機器の腐食が問題化して来ている。
さらに感光材料の処理時間短縮への要求は言うまでもな
いことである。
通常、定着液はp)17以下に設定されている。亜硫酸
ガスや揮発性酸の発生は定着液のPHを7以上にするこ
とで解決されるが、このpH領域では逆にアンモニアガ
スの発生が増加し、また定着スピードも大きく低下して
しまい問題の解決にはつながらない。
そこで、本発明は亜硫酸ガスやアンモニアガスによる臭
気の発生や金属腐食の心配がなく、しかも定着スピード
の良好な黒白ハロゲン化銀写真感光材料用定着液を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、チオ硫酸塩および亜硫酸塩の少なくとも1
種を含有する黒白ハロゲン化銀写真感光材料用定着液に
おいて、該定着液に下記一般式(I)で示される3級ア
ミン化合物の少なくとも一種を含有し、かつ該定着液の
pHが7以上であることを特徴とする黒白ハロゲン化銀
写真感光材料用定着液によって達成される。
一般式(I) [式中、Qは−N−C−N−基と共に5〜9員環を形成
するにたる2価の連結基を表わす、] また本発明の好ましい態様としては、定着液中のチオ硫
酸塩濃度が0.01モル/文以上であることであり、ま
た定着液中の亜硫酸塩濃度が0.01モル/文以上であ
ることであり、さらに定着液pHが7〜9であることで
ある。
以下、本発明について詳説する。
一般式(1)において、Qは炭素原子、水素原子より構
成される2価の結合基であることが好ましい。
以下に一般式〔I〕で示される3級アミン化合物の具体
例を挙げるが、これらに限定されない。
(1)  1.5−Diazabicyclo[4,3
,01non−5−ene(2)  1.8−f)ia
zabicyclo[5,4,0l−7−undece
ne一般式〔I〕で示される3級アミン化合物の定着液
への添加量はチオ硫酸塩1モル当たり10−1〜!0゛
4モルの範囲が好ましい。
本発明の定着液は、チオ硫酸塩及び亜硫酸塩を含有する
チオ硫酸塩としては、チオ硫酸イオンを定着液中に解離
する物であればどのような物でもよいが、特に好ましく
はチオ硫酸イオンとアルカリ金属カチオン、一般式〔I
〕で示される化合物がプロトネーションされた4級アミ
ンなどが挙げられる。チオ硫酸塩の添加量は、好ましく
は0.01モル/見以上であり、より好ましい添加量は
0.5〜2モル/lであり、さらに好ましくは0.7〜
1.8モル/文である。
亜硫酸塩としては、亜硫酸イオンを定着液中に解離する
物であればどのような物でもよいが、特に好ましくは亜
硫酸イオンとアルカリ金属カチオン、一般式〔I〕で示
される化合物がプロトネーションされた4級アミン等が
挙げられる。定着液中の亜硫酸塩濃度は0.01モル/
文以上であることが好ましく、より好ましくは0,01
モル/文〜1モル/文モル/文の範囲である。
本発明の定着液のPHは7以上であり、特に好ましくは
7〜9の範囲である0本発明ではこのように高いpHで
あってもアンモニアガスの発生がなく、また定着スピー
ドも低下しない。
本発明の定着液にはクエン酸、インクエン酸、リンコ酸
、こはく酸及びこれらの塩を用いることができ、具体的
には、クエン酸カリウム、クエン酸リチウム1 クエン
酸ナトリウム1 クエン酸アンモニウム、酒石酸水素リ
チウム、酒石酸水素カリウム、酒石酸カリウム、酒石酸
水素ナトリウム、酒石酸ナトリウム、酒石水素アンモニ
ウム、酒石酸アンモニウム、酒石酸アンモニウムカリウ
ム、酒石酸ナトリウムカリウム、りんご酸ナトリウム、
りんご酸アンモニウム、こはく酸ナトリウム、こはく酸
アンモニウムなどに代表されるリチウム、カリウム、ナ
トリウム、アンモニウム塩などが挙げられる。
本発明の定着液には、前記化合物の他、種々の酸、塩、
キレート剤、界面活性剤、湿潤剤、定着促進剤などの添
加剤を含有させることができる。
酸としては、例えば硫酸、塩酸、硝酸、はう酸のごとき
無機酸類や、蟻酸、プロピオン酸、シュウ酸などの有機
酸類などが挙げられる。
塩としては、例えばこれらの酸のリチウム、カリウム、
ナトリウム、アンモニウムなどの各項が挙げられる。
キレート剤としては、例えばニトリロ三酢酸、エチレン
ジアミン四酢酸などのアミノポリカルボン酸類及びこれ
らの塩などが挙げられる。
界面活性剤としては、例えばスルホン化物などの7ニオ
ン界面活性剤、ポリエチレングリコール系、エステル系
などのノニオン界面活性剤、特開昭57−8840号公
報記載の両性界面活性剤などが挙げられる。
湿潤剤としては、例えばアルカノールアミン。
アルキレングリコールなどが挙げられる。
定着促進剤としては、例えば特公昭45−35754号
同5B−122535号、同58−122536号記載
のチオ尿素誘導体、分子内に三重結合を有するアルコー
ル、米国特許4,128,459号記載のチオエーテル
などが挙げられる。
また本発明の定着剤には、ざらに硬膜剤を含有させるこ
とができる。
本発明の定着液が適用可能なハロゲン化銀写真感光材料
は、一般に支持体とその上に少なくとも一暦のハロゲン
化銀乳剤層を含む写真構成層が形成されたものであれば
よい、また、ハロゲン化銀乳剤層は支持体の片面だけで
なく両面に塗布されてもよい、さらに写真構成層にはバ
ッキング層、ハレーション防止層、中間層、最上層(例
えば保護層)などを含んでいてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、例えば塩化銀、沃化銀、臭化銀、
塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀の如きハロゲン化銀を
親水性コロイド、例えばゼラチン、変性ゼラチン、コロ
イド状アルブミン、カゼイン、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸ソーダ
、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アク
リル酸エステル、メタアクリル酸エステルまたはこれら
の混合物などに分散したものである。
ハロゲン化銀乳剤は、通常当業界で良く知られた方法(
例えば、シングルジェット法2ダブルジェット法、コン
トロールジェット法など)によって水溶性銀塩(例えば
、硝厳銀)と水溶性ハロゲン塩とを水及び親水性コロイ
ドの存在下で混合し、物理熟成及び金増感及び/または
硫黄増感などの化学熟成を経て製造される。
このようにして得られる乳剤には、立方体、8面体、球
状の他、リサーチ・ディスクロージャー(Resear
ch DiscloSure)22534(Janua
r71953)に記載された高7スペクト比の平板状の
ハロゲン化銀粒子を用いることができるし、また特公昭
41−2085号公報に記載された内部潜像型ハロゲン
化銀粒子と表面潜像型ハロゲン化銀粒子と組み合わせて
用いることもできる。
ハロゲン化銀乳剤には、その製造工程中または鎗布直前
において1分光増感剤(例えばシアニン色素、メロニア
シアニン色素またはその混合物)、安定剤(例えば、4
−ヒドロ上キシ−6−メチル−1,3,3a、?−テト
ラザインデン)、増感剤(例えば米国特許第38191
98号明細書に記載の化合物)、カブリ防止剤(例えば
5−ニトロベンツイミダゾールなどのベンゾトリアゾー
ル類、ポリエチレンオキサイド)、硬膜剤(例えばホル
マリン、グリオキザール、ムコクロル酸、2−ヒドロキ
シ−4,6−ジクロロ−S−)リアジン)、塗布助剤(
例えばサポニン、ソジウムラウリルサルフェート、ドデ
シルフェノールポリエチレンオキサイドエーテル、ヘキ
サデシルトリメチルアンモニウムブロマイド)などを添
加することができる。
このようにして製造されたハロゲン化銀乳剤はバライタ
紙、レジンコーテツド紙、セルロースアセテートフィル
ム、ホリエチレンテレフタレートフィルムなどの支持体
にデイツプ法、エアーナイフ法、ビード法、エクストル
ージョンドクター法、両面塗布法などによって塗布乾燥
される。
前記の支持体上には水溶性導電性ポリマー、疎水性ポリ
マー、硬膜剤、界面活性剤等を含有する帯電防止層を形
成することができる。
本発明の定着液が適用される黒白ハロゲン化銀写真感光
材料としては1例えば医療用または工業用X線写真感光
材料、写真製版用感光材料、マイクロ写真感光材料、X
−レイ用マイクロ反転写真感光材料、電算写植用ペーパ
ー写真感光材料、般撮影用ネガ写真感光材料、印画紙な
どがある。
本発明の定着液が適用されるハロゲン化銀写真感光材料
の好ましい塗布銀量は、1〜25g/rn’であり、よ
り好ましくは1.5〜12g/ rl′I′であり、最
も好ましくは2.0〜6g/rn’である。
本発明の定着液が適用されるハロゲン化銀写真感光材料
の前記親水性コロイドの好ましい塗布量は、支持体の片
面当り1〜5g/m″であり、より好ましくは支持体の
両面合わせて1.5〜4.5g/m″であり、最も奸才
しい親木性コロイドの塗布量は。
支持体の両面合わせて1.5〜3.5g/m″である。
本発明の定着液を用いて処理するのに好ましい黒白ハロ
ゲン化銀写真感光材料は、写真製版用感光材料であり、
膜面の膨潤が太きくないため好適である。最も好ましく
は特公昭52−18317号公報、同53−11158
18号公転、同58−173737号公報、同5B−1
084113号公報に記載されている如く、テトラゾリ
ウム塩を含有している写真製版感光材料、及び特開昭8
1−223734号公報、同81−223834号公報
記載の如くヒドラジン誘導体含有の写真製版感光材料で
ある。
以上述べた黒白ハロゲン化銀写真感光材料は、本発明の
定着液で処理される前に現像液で現像される。現像液は
、以下の現像主薬を含有する液が好ましい。
すなわち黒白現像主薬としてはジヒドロキシベンゼン類
(例えば、ハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブ
ロモハイドロキノン、インプロピルハイドロキノン、メ
チルハイドロキノン、2.3ジクロロハイドロキノン、
2,5−ジメチルハイドロキノン、ハイドロキノンモノ
スルホン酸カリウム、ハイドロキノンモノスルホン酸ナ
トリウムなど)、3−ピラゾリドン類(例えば、l−フ
ェニル−3−ビラゾリドン、l−フェニル−4−メチル
−3−ピラゾリドン、1−7エニルー4−ジメチル−3
−ピラゾリドン、l−フェニル−4−エチル−3−ピラ
ゾリドン、l−7エニルー5メチル−3−ピラゾリドン
、l−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−
3−ピラゾリドン、!−7エニルー4.4−ジヒドロキ
シメチル−3−ピラゾリドンなど)、アミノフェノール
類(例えば、ロー7ミノフエノール、p−アミンフェノ
ール、トメチル−0−アミノフェノール、N−メチル−
p−アミノフェノール、2.4−ジアミノフェノールな
ど)、1−7リールー3−アミノピラゾリン類(例えば
、I−(p−ヒドロキシフェニル)−3−アミノピラゾ
リン、 1−(p−アミノ1−メチルフェニル)−3−
アミノピラゾリンなど)等あるいはこれらの混合物があ
る。
これらの現像主薬は、好ましくは通常0.1〜80g/
i、より好ましくは0.2〜50g/4程度の濃度で用
いられる。
現像液にはその他必要により保恒剤(g4えば、亜硫酸
5重亜硫酸塩など)、緩衝剤(例え炭酸塩、硼酸、硼酸
塩、アルカノールアミンなど)。
アルカリ剤(例えば、水酸化物、炭酸塩など)、溶解助
剤(例えばポリエチレングリコール類、これらのエステ
ルなど)、PH調整剤(例えば、酢酸の如き有機酸など
)、増感剤(例えば、四級アンモニウム塩など)、現像
促進剤、lii!膜剤(例えばグルタルアルデヒドなど
のジアルデヒド類など)1界面活性剤などを含有させる
ことができる。現像液には、更にカブリ防止剤(例えば
臭化カリウム、臭化ナトリウムの如きハロゲン化物やベ
ンゾトリアゾール、ベンゾチアゾール、テトラゾール、
チアゾールなど)、キレート化剤(例えばエチレンジア
ミン四酢酸、これらのアルカリ金属塩、ポリリン塩酸、
ニトリロ酢酸塩など)を含有させることができる。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げ、本発明を更に説明する。
尚、本発明が実施例によって限定されるものではないこ
とは言うまでもない。
[比較の定着液1〜3の作成] チオ硫酸アンモニウム         200g亜硫
酸ナトリウム           17gホウ#7g 硫酸ナトリウム            24gクエン
酸ナトリウム           2g上記素材に純
水を加え、溶解後、表1のPHに設定するため、純水と
クエン酸あるいは水酸化ナトリウムを加えながら12に
仕上げ1表1の比較定着液1〜3を作成した。
[比較の定着液4〜6の作成] チオ硫酸ナトリウム          20G。
亜硫酸ナトリウム           17gホウ酸
               7g硫酸ナトリウム 
           24゜クエン酸ナトリウム  
         28上記素材に純水を加え、溶解後
、表1のPHに設定するため純水とクエン酸あるいは水
酸化ナトリウムを加えながら1文に仕上げ、表1の比較
定1液4〜6を作成した。
[比較の定着液7,11,12.16及び本発明の定着
液8〜10.13〜15の作成]チオ硫酸ナトリウム 
         200g亜硫酸ナトリウム    
       17゜ホウ酸            
    7g硫酸ナトリウム            
24゜クエン酸ナトリウム           2g
上記素材に純水を加え溶解後、これに表1に示すように
本発明の一般式(I)の3級アミン化合物としテ1.5
−f)iazabicyclo[4,3,0lnan−
5−eneまたは1,8−ロ1azabicyc lo
 [5,4,0l−7−undeceneをチオ硫酸ナ
トリウム1モル当り1モルになる量を加え1表1のpH
に設定するため純水をクエン酸あるいは水酸化ナトリウ
ムを加えなから11に仕上げ表1の比較定着液7,11
,12.16及び本発明の定着液8〜10.13〜15
を作成した。
[定着スピード評価用の印刷用明室感材の作成]明室返
し用感光材料としてネガ型のハロゲン化銀写真感光材料
を下記の様にして作成した。
(乳剤の調製) 下記のようにして臭化銀含有率2モル%の塩臭化銀乳剤
を調製した。
硝酸#l 60g当り23.9mgのペンタブロモロジ
ウムカリウム塩、塩化ナトリウム及び臭化カリウムを含
有する水溶液と硝酸銀水溶液とをゼラチン水溶液中に撹
拌しつつ、40℃、25分間で同時混合して平均粒径0
.20μ腸の塩臭化銀乳剤をそれぞれ作成した。
この乳剤に安定剤として6−メチル−4−ヒドロキシ−
1,3,3a、?−テトラザインデンを200■g加え
た後、水洗、脱塩した。
これに29gg+7)6−メチル−4−ヒドロキシ−1
,3,3a。
?−テトラザインデンを加えた後、イオウ増感した。イ
オウ増感後、それぞれ必要な分のゼラチンを加え、安定
剤としてB−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a、
?−テトラザインデンを加え、次いで水にて2110m
Mに仕上げて乳剤を調製した。
(乳剤添加用ラテックス(L)の作成)水40JLに多
植産業製KMDS (デキストラン硫酸エステルナトリ
ウム塩)を0.25kg及び過硫酸アンモニウム0.0
5kg加えた液に液温81℃で撹拌しつつ窒素雰囲気下
でn−ブチルアクリレート4.51kg、スチレン5.
49kg及びアクリル酸0.1kgの混合液を1時間か
けて添加、その後過硫酸アンモニウムを0.005kg
加え、更に1.5時間攪拌後、冷却、更にアンモニア水
にてpHを6に合せた。
得られたラテックス液をWhotman社製G F/D
フィルターで濾別し、水で50.5kgに仕上げる事で
平均粒径0.25μ−の単分散なラテックス(L)を作
成した。
前記乳剤に以下の添加剤を加えて、ハロゲン化銀乳剤塗
布液を下記の様に調製した。
(乳剤塗布液の調製) 前記乳剤液に殺菌剤として化合物(A)を9mg加えた
後、0.5規定水酸化ナトリウム液を用いてp)lを8
.5に調整、次いで下記化合物(T)を380mg加え
、更に、ハロゲン化#1モル当すサポニン20%水溶液
を5m文 、  ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムを 180+sg、5−メチルベンズトリアゾールを
80■8、前記乳剤液添加用ラテックス液(L)を43
鵬見加え、以下の化合物(M)をGong、及び増粘剤
としてスチレン−マレイン酸共重合体水性ポリマー2B
Omgを順次加えて、水にて475m1に仕上げて乳剤
塗布液を調製した。
次いで乳剤保護膜用塗布液を下記の様にして調製した。
(乳剤保護膜用塗布液の調製) ゼラチン50.に対して純水を加え、膨潤t&40℃で
溶解、次いで塗布助剤として、下記化合物(Z)の4%
水溶液を30.51文、フィルター染料として下記の化
合物(N)を6.7g、及び下記化合物CD’)の10
%メタノール溶液を30.8閣文順次加え、更にクエン
酸液でpH 5.5とした。平均粒径6終の富士デビソ
ン社製サイロイド74および266の不定形シリカマッ
ト剤をそれぞれ0.9gと0.4g加え、975tsl
に純水で仕上げて乳剤保護膜用塗布液を調製した。
化合物(T) 化合物(M) 化合物(Δ) 化合物(Z) 化合物(N) 化合物(D、) 次いでバッキング層を塗布するのに用いるバッキング塗
布液を下記の様にして調製した。
(バッキング塗布液の調製) ゼラチン38gを水に膨潤し、加温して溶解後、染料と
して下記化合物(C−1)を1.8g、(C2)を31
0mg、(C−3)を1.9g、前記化合物(N)を2
.9g、水溶液にして加え、次にサポニンの20%水溶
液を l1m文、物性調整剤として下記化合物(C−4
)を5g加え、更にメタノール溶濾として、下記化合物
(C−5)を83IIg加えた。この液に増粘剤として
、スチレン−マレイン酸共重合体水溶性ポリマーを80
0g加え粘度調製し、更にクエン酸水溶液を用いてpH
5,4に調整し、さらにグリオキザールを 144B、
下記エポキシ系硬化剤(H)を2.0g加え、水にて9
80+JLに仕上げてBC塗布液を調製した。
エポキシ系硬化剤(H) 化合物(C−2) 化合物(C−1) 化合物(C−3) C1,SO,!( 化合物(C−4) 化合物(C−5) 次いでバッキング層の保護膜塗布液として保護膜塗布液
を下記の様にして調製した。
(バッキング層保護膜塗布液の調製) ゼラチン50gを水に膨潤し、加温溶解後、2−スルホ
ネート−コハク酸ビス(2−エチルヘキシル)エステル
ナトリウム塩を340mg加え、塩化ナトリウムを3.
4g加え、更にグリオキザールを1.1g、ムコクロル
酸を540mg加えた。これにマット剤として平均粒径
4uL鵬の球形のポリメチルメタクリレートを40+s
g/m″となるように添加し、水にて100100Oに
仕上げてそれぞれ保護III塗布液を調製した。
(帯電防止層を有する支持体の調製) 下引処理したポリエチレンテレフタレートに501/r
n”1inのエネルギーでコロナ放電した後、下記構成
の帯電防止液を下記の付量になる様に30■/sinの
速さでロールフィツトコーティングパン及びエアーナイ
フを使用して塗布した。
水溶性導電性ポリマー(A )      0.8g/
rn’疎水性ポリマー粒子(B )       0.
3g/rn’ノニオン活性剤(C)        0
.06g/ゴ硬膜剤(H)            0
.15g/m’これを90℃、2分間乾燥し、 140
”C15O秒間熱処理して帯電防止層を有する支持体を
調製した。
(A) CB) H3 COzCsH9CO2CsH9(IJzCH20+ H
n=7〜9 (C) HO(CHzC)lzO) 35M [写真感光材料の作成] 上記支持体を用い、バッキング層塗布液及びバッキング
1保護膜塗布液を用いてバッキング層のゼラチン付量が
2.51/rn’に、また保護膜層のゼラチン付量が1
.0g/rn’になるように同時塗布した。
次にそれぞれの支持体上の反対側の面に乳剤層塗布液及
び乳剤保護膜用塗布液を用いて乳剤層のハロゲン化銀付
量が47g/m″に、また保護膜のゼラチン付量が1.
Og/m’になるように同時塗布して感光材料を作成し
た。その時用いた乾燥条件を下記に示した。
く塗布時乾燥条件〉 35℃の塗布液を塗布後5℃の冷風で6秒間処理して、
冷却凝固させ、その後乾球温度23℃、相対湿度20%
の乾燥風を用い、塗設面温度10℃で塗布層ゼラチン含
水率1[100%まで乾燥し1次いで乾燥温度27℃、
相対湿度20%の乾燥風を用い、含水率800%まで乾
燥した0次に乾燥温度34℃で乾燥条件Aをみたすよう
に乾燥させた。塗設乾燥面の平均温度が33℃になった
のち、5秒後に乾燥条件Bで乾燥させた。
乾燥条件A 乾球温度34℃、湿球温度14℃の乾燥風を用いて30
秒間乾燥する。
乾燥条件B 乾球温度48℃、湿球温度15℃の乾燥風を用いて30
秒間乾燥する。
[定着スピード評価用の現像液の作成](組成A) 純水(イオン交換水)1501文 エチレンジ7ミン四酢酸二ナトリウム塩 2gジエチレ
ングリコール         50g亜硫酸カリウム
(55%Ill/V水溶液)   100+JL炭酸カ
リウム             50gハイドロキノ
ン             15g5−メチルベンゾ
トリアゾール 1−フェニルー5ーメルカプトテトラゾール30■g水
酸化カリウム 使用液のpHを10.8にする1臭化カ
リウム            4.5g(組成り) 純水(イオン交換水)         3■文ジエチ
レングリコール         50gエチレンジア
ミン四酢酸二ナトリウム塩251g酢酸(90%水溶液
)          0.3mR5−ニトロインダゾ
ール        1101gl−フェニル−3−ピ
ラゾリドン     500月現像液の使用時に水50
0■文中に上記組成物A、組成物Bの順に溶かし、1文
に仕上げて用いた。
r定着液の臭気の評価] 下記表1の定着液のそれぞれ100mlを500腸文の
容器に入れ、34℃で保温しつつ1時間密閉後,容器の
蓋を取り人間の鼻による官能評価で臭気を評価した.評
価ランクを下に記載する。
結果を下表1に示した。
ランク1:ひどい臭い ランク2:微かに臭う ランク3:全焦臭わない 〔定着液による金属腐食の評価1 下記表1の定着液のそれぞれ50+*1を内容積200
膳文のオートクレーブに入れ,容器の蓋の内側に市販の
鉄釘をテープで貼り付けた状態にし、オートクレーブを
密閉し、34℃で60日間保温後、開封し、蓋より鉄釘
を取り出して9腐食の発生を観察した。
結果を下記表1に示した。
[定着スピードの評価] 上記印刷用感光材料を5 c+sX 15c■サイズに
断裁した試料を上記現像液に34℃で15秒攪拌しつつ
浸漬後、 1.5秒間液切りし、その直後に34℃に保
温しておいた下記表1の定着液に攪拌しつつ浸漬して感
材の状態を観察した。
定着が進み感材全体が透明になった浸漬時間を定着時間
として下記表1に示した.時間が短いほどすぐれた定着
スピードを有している。
[評価結果] 表1に示したように1本発明の定着液8〜lO及び13
〜15は臭気が全くなく、金属腐食も認められず、また
定着スピードもすぐれていることが判った。
〔発明の効果〕
本発明によれば、臭気が全くなく、金属腐食も認められ
ず、また定着スピードもすぐれている定着液が得られる
という効果がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チオ硫酸塩および亜硫酸塩の少なくとも1種を含
    有する黒白ハロゲン化銀写真感光材料用定着液において
    、該定着液に下記一般式〔 I 〕で示される3級アミン
    化合物の少なくとも一種を含有し、かつ該定着液のpH
    が7以上であることを特徴とする黒白ハロゲン化銀写真
    感光材料用定着液。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Qは−N=C−N−基と共に5〜9員環を形成
    するにたる2価の連結基を表わす。]
  2. (2)定着液中のチオ硫酸塩濃度が0.01モル/l以
    上であることを特徴とする請求項1記載の黒白ハロゲン
    化銀写真感光材料用定着液。
  3. (3)定着液中の亜硫酸塩濃度が0.01モル/l以上
    であることを特徴とする請求項1または2記載の黒白ハ
    ロゲン化銀写真感光材料用定着液。
  4. (4)定着液pHが7〜9であることを特徴とする請求
    項1、2または3記載の黒白ハロゲン化銀写真感光材料
    用定着液。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0589460A1 (en) 1992-09-24 1994-03-30 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for processing a black & white silver halide light-sensitive material
JP2002031074A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Matsumoto Kikai Kk カスケードポンプ
JP2009545702A (ja) * 2006-08-04 2009-12-24 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルタを備えたフィードポンプ

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JP4909414B2 (ja) * 2006-08-04 2012-04-04 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルタを備えたフィードポンプ

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