JPH0588307A - ハロゲン化銀写真材料用アルカリ性白黒現像液 - Google Patents

ハロゲン化銀写真材料用アルカリ性白黒現像液

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JPH0588307A
JPH0588307A JP4076723A JP7672392A JPH0588307A JP H0588307 A JPH0588307 A JP H0588307A JP 4076723 A JP4076723 A JP 4076723A JP 7672392 A JP7672392 A JP 7672392A JP H0588307 A JPH0588307 A JP H0588307A
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aqueous developer
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JP4076723A
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Carlo Marchesano
カルロ・マルケサーノ
Buruano Franco
フランコ・ブリアーノ
Filippo Faranda
フイリツポ・フアランダ
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハロゲン化銀溶剤を第1級有機アミンと組
合せることにより、現像銀の青−黒色の色調および白黒
写真フィルムの感度を改善する。 【構成】 (1)少なくとも1つ以上の白黒現像剤と、
(2)少なくとも1つ以上の白黒補助現像剤と、(3)少な
くとも1つ以上の防曇剤と、(4)少なくとも1つ以上の
金属イオン封鎖剤と、(5)亜硫酸塩酸化防止剤と、(6)
少なくとも1つ以上の緩衝剤と、(7)色調剤と、(8)少
なくとも1つ以上の色調促進剤とからなり、色調剤が第
一級有機アミン化合物であり、色調促進剤がハロゲン化
銀溶媒であることを特徴とするアルカリ性水性白黒写真
現像液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀写真材料の
製造用アルカリ性白黒現像液、さらに詳しくは、自動現
像処理機におけるハロゲン化銀放射線写真材料の製造用
アルカリ性白黒現像液に関し、該現像液は改良された色
調、空気酸化に対する安定性および優れた写真特性を提
供する。
【0002】
【従来の技術】現像銀の色調は写真フィルムメーカーに
とっては重大な関心事である。白黒現像された画像の色
調は用いる写真材料だけでなく、現像銀の粒子厚さ、粒
子構造、粒子表面および反射能に依存する。
【0003】最も暖色系の色調(黄色系、茶色系)は、得
られた画像のオブザーバーに好ましくない印象を与える
ことが知られている。この理由は、写真フィルム、特に
医療用X線写真の業界の要求が、診断を容易にするため
の冷たい色調(青−黒)であるためである。
【0004】白黒画像の色調を変化させる提案は白黒プ
リント自体の作成方法と同じくらい歴史がある。トナー
と呼ばれる化合物をエマルジョン調製物に添加して現像
後により冷たいまたは黒い画像を形成することは当業者
に公知である。例えば、米国特許第4,818,675
号、同第4,201,582号、同第3,695,880号
および同第2,512,721号、並びに欧州特許出願2
71,309号および特開昭61−170739号公報
参照。
【0005】分離青味浴または活性剤浴とともに、青黒
画像形成用の他の化学成分を用いることができるのも公
知である。例えば、米国特許第4,201,582号、同
第3,622,332号、同第2,192,891号および
同第2,156,626号;並びにリサーチ・ディスクロ
ージャー・アイテム(Research Disclosure Item)299
63、1989年3月;フォトグラフィック・サイエン
ス・アンド・エンジニアリング(Photographic Science
& Engineering)、Vol.7、No.2、「色調調節剤存在
下での現像銀の微細構造の観察」;シー・イー・ケイ・ミ
ーズ(C.E.K.Mees)、「写真プロセスの理論」、第1版、5
68頁、ザ・マクミラン(The Macmillan)社、米国ニュ
ーヨーク州;およびエイ・ロット(A.Rott)およびイー・
ワイド(E.Weide)、写真ハロゲン化銀拡散プロセス、6
1〜65頁、1972年参照。
【0006】通常の現像中に形成される銀画像は通常黒
色であるが、反射光により、幾つかの銀粒子は暖色系の
色調に見える。この差は主に現像された金属銀粒子の大
きさおよび構造の差による。
【0007】銀イオンの還元の2つの方法は物理現像お
よび化学現像である。均質化学反応を含む物理現像にお
いて、現像剤は、現像液に添加される(または、ハロゲ
ン化銀エマルジョン層から溶出できる)可溶性銀塩を還
元し、形成された金属銀は潜像核上に析出し、コンパク
トな丸い粒子からなる現像画像を形成する。異質化学反
応を含む化学現像または直接現像において、画像露光さ
れた粒子のハロゲン化銀は還元され、線条構造の粒子か
らなる現像画像を形成する。
【0008】化学的に現像された線条銀の密充填によ
り、この種の銀画像のスペクトル中性が保証され、多分
散および光吸収により黒色に見える。ジェームズ(Jame
s)およびバンセロー(Vanselow)、フログラフィック・ア
ンド・サイエンス・アンド・エンジニアリング、Vol.
1、No.3、1958年1月、「現像銀の色および形態
に対する現像メカニズムの影響」により、物理現像の程
度が大きいほど、銀画像の黒色は少なく、その色は、通
常、茶色となることが示された。
【0009】ハロゲン化銀溶媒の存在により、エマルジ
ョンのハロゲン化銀が溶解でき、その結果、物理現像に
よって画像が形成され、暖色系の色調によって悪影響を
受ける。この物理現像をできる限り減少させるため、こ
れらの化合物を少量用いることが知られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、意外にも、ハロゲン化銀溶媒を有機第1級アミンと
組合せることにより、現像銀の青−黒色の色調および白
黒写真フィルムの感度が著しく改善されることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)少なくと
も1つ以上の白黒現像剤と、(2)少なくとも1つ以上の
白黒補助現像剤と、(3)少なくとも1つ以上の防曇剤
と、(4)少なくとも1つ以上の金属イオン封鎖剤と、
(5)亜硫酸塩酸化防止剤と、(6)少なくとも1つ以上の
緩衝剤と、(7)色調剤と、(8)少なくとも1つ以上の色
調促進剤とからなり、色調剤が第一級有機アミン化合物
であり、色調促進剤がハロゲン化銀溶媒であることを特
徴とするアルカリ性水性白黒写真現像液を提供するもの
である。
【0012】この現像液により、ハロゲン化銀写真材料
から得られる写真画像の感度測定(sensitometric)特性
および銀の黒さが得られる。また、しばしば自動現像処
理機のローラー上に形成されるダークスラッジも減少す
る。
【0013】他の実施態様において、本発明は、(1)少
なくとも1つ以上の白黒現像剤と、(2)少なくとも1つ
以上の白黒補助現像剤と、(3)少なくとも1つ以上の防
曇剤と、(4)少なくとも1つ以上の金属イオン封鎖剤
と、(5)硫酸塩酸化防止剤と、(6)少なくとも1つ以上
の緩衝剤と、(7)色調調節剤とからなり、色調調節剤が
テトラチオン酸アルカリ金属塩またはテトラチオン酸ア
ンモニウムであることを特徴とするアルカリ性水性白黒
写真現像液組成物に関する。
【0014】以下、本発明で用いるアルカリ性水性白黒
写真現像液の成分をさらに詳しく説明する。本発明の写
真材料に有用な第1級有機アミンは当業者に公知の化合
物である。好ましい具体例において、第1級アミンは
式: R−NH2 〔式中、Rは炭素原子数1〜10の置換されていてもよ
い直鎖または分岐鎖あるいは環状脂肪族鎖を意味する]
で示される。
【0015】直鎖脂肪族第1級アミンとしては、例え
ば、メチルアミン、エチルアミン、1−プロピルアミ
ン、2−プロピルアミン、1−ブチルアミン、1−ペン
チルアミン、2−ペンチルアミン、3−ヘプチルアミン
等が挙げられる。
【0016】分岐鎖第1級アミンとしては、例えば、1
−イソブチルアミン、2−メチル−1−ブチルアミン、
3−エチル−1−ペンチルアミン、3−エチル−2−ヘ
キシルアミン、2,3−ジメチル−1−ブチルアミン等
が挙げられる。
【0017】環状第1級アミンとしては、例えば、シク
ロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン、シクロヘプ
チルアミン、2−メチル−1−シクロペンチルアミン等
が挙げられる。
【0018】環状第1級アミンの脂肪族鎖は、所望によ
り、有機化学の分野でよく知られた置換基、例えば、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、カルボキシ基、アルキルオキシ
基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基、アシルオ
キシ基、カルバモイル基、ヒドロキシ基、チオ基、アル
キルチオ基、スルホ基等で修飾されていてもよい。
【0019】本発明の現像液組成物に添加される第1級
有機アミンの量は、すぐ使用できる現像液1リットルに
対して、1×10-3〜2モル、さらに好ましくは1×1
-2〜1モルである。
【0020】本発明の写真現像液に有用なハロゲン化銀
は当業者によく知られた溶液または化合物であり、例え
ば、それらは可溶性のハロゲン化塩(例えば、NaBr、
KCl等)、チオ硫酸塩(例えば、チオ硫酸ナトリウム、
チオ硫酸カリウム、チオ硫酸アンモニウム等)、亜硫酸
塩(例えば、亜硫酸ナトリウム等)、アンモニウム塩(例
えば、塩化アンモニウム等)、チオシアン酸塩(例えば、
チオシアン酸カリウム、チオシアン酸ナトリウム、チオ
シアン酸アンモニウム等)、チオ尿素、イミダゾール化
合物(例えば、米国特許第3,708,299号に記載の
2−メチルイミダゾール等)およびチオエーテル化合物
を含む。
【0021】好ましい具体例において、本発明の写真現
像液は、チオ硫酸塩、チオシアン酸塩を単独で、あるい
はそれらを組合せて含有する。さらに好ましい具体例に
おいて、本発明の写真現像液は、アルカリ金属、チオ硫
酸またはチオシアン酸アンモニウムを単独で、あるいは
それらを組合せて含有する。用いるハロゲン化銀溶媒の
量はハロゲン化銀の種類に応じて異なる。一般に、ハロ
ゲン化銀溶媒の量は、すぐ使用できる現像液組成物1リ
ットルに対して、0.01〜50ミリモル、さらに好ま
しくは0.1〜30ミリモルである。
【0022】これらの化合物は当業者にすでに公知であ
るが、現像銀の青−黒色調およびハロゲン化銀写真材料
の感度を改良するための、ハロゲン化銀溶媒と第1級有
機アミンの特異な組合せについては開示がない。
【0023】好ましい具体例によれば、色調調節剤を本
発明の現像液組成物に添加してもよい。該色調調節剤は
ポリチオン酸(例えば、チオン酸H256、ヘキサチオ
ン酸H246等)のアンモニウムまたはアルカリ金属塩
を含有する。好ましい具体例において、本発明の色調調
節剤はアルカリ金属またはアンモニウムのテトラチオン
酸塩を含有する。色調調節剤は、すぐに使用できる現像
液組成物1リットルに対して、0.01〜0.4g、さら
に好ましくは0.05〜0.3g添加する。
【0024】他の実施態様において、本発明は、(1)少
なくとも1つ以上の白黒現像剤と、(2)少なくとも1つ
以上の白黒補助現像剤と、(3)少なくとも1つ以上の防
曇剤と、(4)少なくとも1つ以上の金属イオン封鎖剤
と、(5)亜硫酸塩酸化防止剤と、(6)少なくとも1つ以
上の緩衝剤と、(7)色調調節剤とからなり、色調調節剤
がテトラチオン酸アルカリ金属またはテトラチオン酸ア
ンモニウムであることを特徴とする現像液組成物に関す
る。
【0025】色調調節剤は、現像液組成物に対して、
0.4〜5g/リットル、さらに好ましくは0.5〜2.5
g/リットル添加する。
【0026】本発明の目的に適したハロゲン化銀写真エ
レエント用の現像剤としては、例えば、ヒドロキノンお
よび置換ヒドロキノン(t−ブチルヒドロキノン、メチル
ヒドロキノン、ジメチルヒドロキノン、クロロヒドロキ
ノン、ジクロロヒドロキノン、ブロモヒドロキノン、
1,4−ジヒドロキシナフタレン、メトキシヒドロキノ
ン、エトキシヒドロキノン等)が挙げられるが、ヒドロ
キノンが好ましい。一般に、ハロゲン化銀現像剤は、す
ぐに使用できる現像液組成物に対して、約2〜100g
/リットル、好ましくは6〜50g/リットル用いる。
【0027】このような現像剤は単独でも、超加成性を
示すp−アミノフェノールおよび置換p−ジアミノフェノ
ール(例えば、N−メチル−p−アミノフェノールまたは
メトールおよび2,4−ジアミノフェノール)並びにピラ
ゾリドン(例えば、1−フェニル−3−ピラゾリドンま
たはフェニドン)および置換ピラゾリドン(例えば、4−
メチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン、4−ヒドロ
キシメチル−4−メチル−1−フェニル−3−ピラゾリ
ドン、4,4′−ジメチル−1−フェニル−3−ピラゾ
リドンまたはジメゾン)等の補助現像剤と組合せて用い
てもよい。一般に、これらの補助現像剤は、すぐに使用
できる現像液組成物1リットルに対して、約0.1〜2
0g、好ましくは0.5〜5g用いる。
【0028】本発明の現像液組成物に有用な、現像され
た写真ハロゲン化銀フィルム上の曇りをなくす、当業者
に公知の防曇剤としては、例えば、ベンズイミダゾー
ル、ベンゾトリアゾール、テトラゾール、インダゾー
ル、チアゾール等の誘導体が挙げられる。好ましくは、
本発明によれば、現像液は、ベンゾトリアゾール、イン
ダゾールおよびメルカプトアゾールタイプの防曇剤の組
合せ、さらに好ましくは5−メチルベンゾトリアゾー
ル、5−ニトロインダゾールおよび1−フェニル−5−
メルカプトテトラゾールの組合せを含有する。メルカプ
トアゾールの他の例は米国特許第3,576,633号に
記載され、インダゾールタイプの防曇剤の他の例は米国
特許第2,271,229号に記載されている。
【0029】さらに好ましくは、これらの防曇剤の混合
物は確実に曇りを低いレベルにするのに特に有用であ
り、かかる好ましい混合物としては、例えば、5−ニト
ロインダゾールと硝酸ベンズイミダゾール、5−ニトロ
ベンゾトリアゾールと1−フェニル−1−H−テトラゾ
ール−5−チオール、5−メチルベンゾトリアゾールと
1−フェニル−1−H−テトラゾール−5−チオール等
の混合物が挙げられる。最も好ましい組合せは5−メチ
ルベンゾトリアゾールと1−フェニル−1−H−テトラ
ゾール−5−チオールである。これらの混合物は、すぐ
に使用できる現像液組成物1リットルに対して、約0.
01〜0.5g、好ましくは0.02〜3g用いる。勿論、
各化合物の最適量および比率は当業者により明らかとな
り、特異な技術的要求に対応する。特に、5−メチルベ
ンゾトリアゾールは、1−フェニル−1−H−テトラゾ
ール−5−チオールと共に混合物として用いると(後者
は全混合物に対して20%以下、好ましくは10以下の
少量で存在する)最良の結果が得られることが判明し
た。
【0030】防曇剤の組合せを含有する現像液は、連続
自動現像処理機での高温現像処理(30℃以上)で、材料
の感度測定特性の変化なしに、主に現像材料の曇りの実
質的な増加なしに、X線材料を現像処理するのに有利に
用いられる。
【0031】本発明に用いる金属イオン封鎖剤は当業者
に公知のものであり、例えば、アミノポリカルボン酸
(例えば、エチレンジアミンテトラ酢酸、ジエチレント
リアミンペンタ酢酸、ニトリロトリ酢酸等)、アミノポ
リホスホン酸(例えば、メチルアミノホスホン酸、19
79年12月のリサーチ・ディスクロージャー1883
7に記載のホスホン酸、米国特許第4,596,764号
に記載のホスホン酸等)、環状アミノメタンジホスホン
酸(欧州特許出願286,874号に記載のような)、ポ
リホスホン酸塩化合物(例えば、ヘキサメタリン酸ナト
リウム等)、α−ヒドロキシカルボン酸化合物(例えば、
乳酸、酒石酸等)、α−ケトカルボン酸化合物(例えば、
ピルビン酸等)、アルカノールアミン化合物(例えば、ジ
エタノールアミン等)等が挙げられる。
【0032】ある具体例において、環状アミノエタンジ
ホスホン酸化合物は式:
【化3】 [式中、R1、R2およびR3は同一または異なって、各
々、水素原子またはPO3M′M″基(M′およびM″は
水素原子、アルカリ金属または第四級アンモニウム
基)、Qは3員または6員環を形成するのに必要な原子
または化学結合を意味し、ただし、R1、R2およびR3
置換基のうちの少なくとも2つ以上はPO3M′M″基
である]で示される。
【0033】前記式で示される金属イオン封鎖剤の典型
的な例としては、つぎのものが挙げられる。
【化4】
【0034】前記金属イオン封鎖剤は単独でも、それら
を互いに組合せて使用することもできる。さらに詳しく
は、これらの金属イオン封鎖剤の混合物は強い耐空気酸
化性を保証するのに有用であり、かかる好ましい混合物
としては、アミノポリカルボン酸と環状アミノメタンジ
リン酸(前記式(I))の混合物が挙げられる。金属イオン
封鎖剤は、有利には、すぐに使用できる現像液1リット
ルに対して、約1〜60g、好ましくは約2〜30g用い
ることができる。勿論、各化合物の最適量および比率は
当業者によって明らかであり、特異な技術的要求に対応
する。本発明の白黒現像液に配合される金属イオン封鎖
剤が長期間にわたって現像液の安定性を増大させること
が判明した。
【0035】「亜硫酸塩酸化防止剤」なる用語は、亜硫酸
イオン(水溶液中のSO3--であって、亜硫酸塩、重硫酸
塩、メタ重亜硫酸(1モルのメタ重亜硫酸塩は水溶液中
で2モルの重硫酸塩を形成する)を包含する)および重硫
酸アルデヒド付加物を形成できる、当業者に公知の化合
物を意味する。亜硫酸塩、重硫酸塩およびメタ重亜硫酸
塩としては、例えば、亜硫酸ナトリウム、重硫酸ナトリ
ウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、メタ
重亜硫酸カリウムおよびメタ重亜硫酸アンモニウムが挙
げられる。亜硫酸イオンの全量は、現像液1リットルに
対して、好ましくは0.05モル以上、さらに好ましく
は0.1〜1.25モル、最も好ましくは0.3〜0.9モ
ルである。亜硫酸イオンとヒドロキノンのモル比は、好
ましくは2.5:1以上、さらに好ましくは2.5:1〜
4:1である。
【0036】さらに、本発明の現像液は緩衝剤(例え
ば、炭酸塩、リン酸塩、ポリリン酸塩、メタホウ酸塩、
ホウ酸およびホウ酸塩)を含む。緩衝剤と亜硫酸塩のモ
ル比は好ましくは0.5:1以上、さらに好ましくは1:
1〜2:1である。
【0037】現像液組成物において、通常10以上の好
ましいpHを得るため、無機アルカリ剤が用いられる。
無機アルカリ剤としては、KOH、NaOH、LiOH、
ナトリウム、炭酸カリウム等が挙げられる。
【0038】現像液処方分野の当業者によく知られた他
の補助剤を本発明の現像液に添加してもよい。例えば、
可溶性ハロゲン化物(例えばKBr等)、溶剤(例えば、ポ
リエチレングリコールおよびそのエステル等)、現像促
進剤(例えば、ポリエチレングリコールおよびピリミジ
ニウム化合物等)、防腐剤、表面活性剤等の抑制剤が挙
げられる。
【0040】本発明の現像液は、成分を溶解し、pHを
所望の値に調整することにより調製できる。本発明の現
像液のpH値は9〜12、さらに好ましくは10〜11
である。また、現像液は、濃縮形態で調製することもで
き、使用直前に使用濃度に希釈される。現像液は、水と
合して所望の濃度に希釈される2倍以上の濃度で調製さ
れ、自動現像処理機の現像槽に入れられる。
【0041】本発明の現像液は、自動現像処理機中で現
像処理するのに特に有用である。自動現像処理機は、例
えば、イーストマン・コダック(Eastman Kodak)社製の
「X−OMATプロセッサー」、スリーエム(3M)社製の
一連の「TRIMATICプロセッサー」、富士写真フィ
ルム社製の「モデルRK」等、米国特許第3,545,97
1号に記載のタイプであってもよい。現像温度および現
像時間は全現像処理時間に依存するが、一般に、約20
〜50℃、10〜120秒である。
【0042】本発明の現像液中で現像後、ハロゲン化銀
材料を(好ましくは酸定着液中で)定着し、通常の方法で
洗浄乾燥する。自動現像処理機において、これらの工程
は機械により決定される。
【0043】本発明において用いることがハロゲン化銀
写真材料は、基材と、該基材上に被覆される少なくとも
1つ以上のハロゲン化銀エマルジョン層から構成され
る。ハロイゲン化銀エマルジョン層は支持体の片側また
は両側に被覆される。ハロゲン化銀写真エレメントは、
支持体層、ハレーション防止層、中間層、フィルター
層、保護層等の他の非感光性層から構成できる。ハロゲ
ン化銀エマルジョンは、親水性コロイド(例えば、ゼラ
チン、変性ゼラチン、アルブミン、カゼイン、アルギン
酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドンおよびそれらの混
合物)中に分散されたハロゲン化銀粒子(塩化銀、臭化
銀、塩化臭化銀、ヨウ化臭化銀、塩化臭化ヨウ化銀)か
ら構成される。
【0044】エマルジョンは立方体、八面体、球状およ
び/または板状ハロゲン化銀を含有することができる。
エエマルジョンは化学的かつ光学的に増感でき、製造中
あるいは種々の添加剤(例えば、安定剤、防曇剤、ハー
ドナー、被覆助剤等)の被覆前に添加される。ハロゲン
化銀エマルジョンは、当業者によく知られた被覆、プラ
イミング、サビング(subbing)等の方法を用い、アセチ
ルセルロースフィルムまたはポリエステル(例えば、ポ
リエチレンテレフタレート)フィルム等の基材上に被覆
され、乾燥される。
【0045】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明する。 実施例1 ハロゲン化銀白黒写真材料用の、表1に示す組成を有す
る水性アルカリ性現像液1〜7を調製した。
【表1】
【0046】臭化銀細粒を含む赤外線増感された写真エ
マルジョンを2つの写真基体に被覆し、レーザー感光計
により780nmで露光された異なったAg被写域: A:1.47g/m2 B:1.78g/m2 の2つの写真フィルムとし、ついで、現像液1〜7を用
いて35℃で12秒現像処理し、35℃で8秒酸停止
し、3M XAF/3定着液(実質的にチオ硫酸アンモニ
ウムとハードナーからなる酸水溶液)を用いて35℃で
8秒定着し、水道水中35℃で22秒洗浄し、35℃で
22秒乾燥した。得られた結果を以下の表2に示す。透
過濃度計を用い、現像銀の画像色調を目視フィルム濃度
1.20で測定した。報告された黄色濃度は、目視濃度
とカラー濃度(青色フィルターを通して測定した)とで差
異が認められた(1000倍)。したがって、黄色値−1
10は、目視濃度1.20以下の黄色濃度0.11に相当
した(何故ならば、青色フィルターにより得られた濃度
は1.09であるからである)。黄色値が小さいほど、青
−黒色調がよくなる。この評価方法は、米国特許第4,
201,582号並びに「現像銀の色および形態におよぼ
す現像メカニズムの影響」、ティー・エイチ・ジェーム
ズ(T.H.James)およびダブリュ・バンセロー(W.Vanselo
w)(フォト・サイエンス・アンド・エンジニアリング、
Vol.1、No.3、107頁、1958年)に記載されて
いる。
【0047】
【表2】
【0048】これらの結果から明らかなように、アルキ
ルアミンが存在すると、現像銀の青−黒色調および写真
フィルムの感度が増大する。アルキルアミンは最小D値
にはわずかな影響を与える。5−メチル−ベンゾトリア
ゾール防曇剤は黄色色調を著しく増大する。
【0049】実施例2 ハロゲン化銀白黒写真材料用の、表3に示す組成を有す
る水性アルカ性現像液8〜14を調製した。
【0050】
【表3】
【0051】実施例1と同様にして現像液組成物8〜1
4をテストした。結果を表4に示す。
【0052】
【表4】
【0053】これらの実施例から明らかなように、色調
剤に−NH2基が存在すると黄色値に対して固有の効果
がある。これらの化合物は良好な画像色調を示さなかっ
た。
【0054】実施例3 ハロゲン化銀白黒写真材料用の、表5に示す組成を有す
る水性アルカ性現像液15〜21を調製した。
【0055】
【表5】
【0056】実施例1と同様にして現像液組成物15〜
21をテストした。結果を表6に示す。
【0057】
【表6】
【0058】得られた結果から明らかなように、第1級
アミンを含有する現像液中にチオ硫酸ナトリウム、チオ
シアン酸ナトリウム等のハロゲン化銀溶剤が存在する
と、現像された銀の青−黒色調を非常に改良する。
【0059】実施例4 ハロゲン化銀白黒写真材料用の、表7に示す組成を有す
る水性アルカ性現像液22〜28を調製した。
【0060】
【表7】
【0061】実施例1と同様にして現像液組成物22〜
28をテストした。結果を表8に示す。
【0062】
【表8】
【0063】これらの結果から明らかなように、本発明
の色調剤と色調促進剤の組合せにより、他の写真特性に
影響なく画像色調および写真フィルムの両方が改良され
る。最良の結果は、テトラチオン酸カリウム(色調調節
剤)とチオ硫酸ナトリウム(色調促進剤)の組合せの効果
を明らかに示す組成物24により得られる(組成物22
および23と比較して)。
【0064】実施例5 ハロゲン化銀白黒写真材料用の、表9に示す組成を有す
る水性アルカ性現像液29〜35を調製した。
【0065】
【表9】
【0066】実施例1と同様にして現像液組成物29〜
35をテストした。結果を表10に示す。
【0067】
【表10】
【0068】これらの結果から明らかなように、色調促
進剤単独では現像銀の青−黒色調が改良されない。テト
ラチオン酸ナトリウムはこの種の効果を有するが、高濃
度でのみ効果がある。
【0069】実施例6 ハロゲン化銀白黒写真材料用の、表11に示す組成を有
する水性アルカ性現像液36および37を調製した。
【0070】
【表11】
【0071】Budex5103は式:
【化5】 で示される、ブデンハイム社(Budenheim A
G)により市販される環状アミノメタンジホスホン酸の
商標名である。
【0072】現像液36および37(各々2リットル)を
開放蒸発皿に入れ、室温で10日間放置した(酸化され
た現像液)。実施例1と同様にして、現像液組成物34
および35(新しい現像液および酸化された現像液)をテ
ストした。結果を表12に示す。
【0073】
【表12】
【0074】これらの結果から明らかなように、Budex
5103の存在により、本発明の現像液組成物の耐空気
酸化性が改良される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランコ・ブリアーノ イタリア17016フエラーニア(サヴオーナ) (番地の表示なし) スリーエム・イタリ ア・リチエルシエ・ソシエタ・ペル・アチ オニ内 (72)発明者 フイリツポ・フアランダ イタリア17016フエラーニア(サヴオーナ) (番地の表示なし) スリーエム・イタリ ア・リチエルシエ・ソシエタ・ペル・アチ オニ内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)少なくとも1つ以上の白黒現像剤
    と、 (2)少なくとも1つ以上の白黒補助現像剤と、 (3)少なくとも1つ以上の防曇剤と、 (4)少なくとも1つ以上の金属イオン封鎖剤と、 (5)亜硫酸塩酸化防止剤と、 (6)少なくとも1つ以上の緩衝剤と、 (7)色調剤と、 (8)少なくとも1つ以上の色調促進剤とからなり、 色調剤が第一級有機アミン化合物であり、色調促進剤が
    ハロゲン化銀溶媒であることを特徴とするアルカリ性水
    性白黒写真現像液。
  2. 【請求項2】 色調剤が式: R−NH2 [式中、Rは炭素原子数1〜10の置換されていてもよ
    い直鎖または分岐鎖あるいは環状脂肪族鎖を意味する]
    で示される有機アミンである請求項1記載のアルカリ性
    水性現像液。
  3. 【請求項3】 色調剤を現像液1リットルに対して1×
    10-3〜2モル用いる請求項1記載のアルカリ性水性現
    像液。
  4. 【請求項4】 色調促進剤が少なくとも1つ以上のハロ
    ゲン化塩、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、アンモニウム塩、チ
    オ尿素、チオシアン酸塩、イミダゾール化合物およびチ
    オエーテル化合物から選択される請求項1記載のアルカ
    リ性水性現像液。
  5. 【請求項5】 色調促進剤が少なくとも1つ以上のチオ
    硫酸またはチオシアン酸ナトリウムまたはカリウムから
    選択される請求項1記載のアルカリ性水性現像液。
  6. 【請求項6】 色調促進剤を現像液1リットルに対して
    0.01〜50ミリモル用いる請求項1記載のアルカリ
    性水性現像液。
  7. 【請求項7】 亜硫酸塩酸化防止剤とヒドロキノンのモ
    ル比が少なくとも2.5:1以上であり、緩衝剤と亜硫酸
    塩酸化防止剤のモル比が少なくとも0.5:1以上である
    請求項1〜6いずれか1項記載のアルカリ性水性現像
    液。
  8. 【請求項8】 金属イオン封鎖剤が少なくとも1つ以上
    のアミノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸塩、環
    状アミノメタンジホスホン酸、α−ヒドロキシ−カルボ
    ン酸化合物、ジカルボン酸化合物、α−ケトカルボン酸
    化合物、アルカノールアミン化合物から選択される請求
    項1〜6いずれか1項記載のアルカリ性水性現像剤。
  9. 【請求項9】 金属イオン封鎖剤がアミノポリカルボン
    酸と環状アミノメタンジホスホン酸の混合物から構成さ
    れる請求項1〜6いずれか1項記載のアルカリ性水性現
    像剤。
  10. 【請求項10】 環状アミノメタンジホスホン酸が式: 【化1】 [式中、R1、R2およびR3は同一または異なって、各
    々、水素原子またはPO3M′M″基(M′およびM″は
    水素原子、アルカリ金属または第四級アンモニウム
    基)、Qは3員または6員環を形成するのに必要な原子
    または化学結合を意味し、ただし、R1、R2およびR3
    置換基のうちの少なくとも2つ以上はPO3M′M″基
    である]で示される請求項9記載のアルカリ性水性現像
    液。
  11. 【請求項11】 環状アミノメタンジホスホン酸が式: 【化2】 で示される請求項9記載のアルカリ性水性現像液。
  12. 【請求項12】 金属イオン封鎖剤の混合物を現像液1
    リットルに対して1〜60g用いる請求項9記載のアル
    カリ性水性現像液。
  13. 【請求項13】 水性現像液が補助色調調節剤を含む請
    求項1〜6いずれか1項記載のアルカリ性水性現像液。
  14. 【請求項14】 補助色調調節剤がポリチオン酸のアル
    カリ金属塩またはアンモニウム塩である請求項13記載
    のアルカリ性水性現像液。
  15. 【請求項15】 補助色調調節剤がテトラチオン酸のア
    ルカリ金属塩またはアンモニウム塩である請求項13記
    載のアルカリ性水性現像液。
  16. 【請求項16】 補助色調調節剤を現像液1リットルに
    対して0〜0.4g用いる請求項13記載のアルカリ性水
    性現像液。
  17. 【請求項17】 白黒現像剤が現像液中に2〜100g
    /リットル存在し、補助現像剤が0.1〜20g/リット
    ル存在する請求項1〜6いずれか1項記載のアルカリ性
    水性現像液。
  18. 【請求項18】 防曇剤がベンゾイミダゾールタイプ、
    ベンゾトリアゾールタイプ、テトラゾールタイプ、イン
    ダゾールタイプまたはチアゾールタイプの防曇剤と、メ
    ルカプトテトラゾールタイプの防曇剤の組合せからなる
    請求項1〜6いずれか1項記載のアルカリ性水性現像
    液。
  19. 【請求項19】 防曇剤が5−メチルベンゾトリアゾー
    ルと1−フェニル−1−H−テトラゾール−5−チオー
    ルの組合せからなる請求項1〜6いずれか1項記載のア
    ルカリ性水性現像液。
  20. 【請求項20】 防曇剤の組合せを、すぐに使用できる
    現像液組成物1リットルに対して約0.01〜5g添加す
    る請求項18または19記載のアルカリ水性現像液。
  21. 【請求項21】 (1)少なくとも1つ以上の白黒現像剤
    と、 (2)少なくとも1つ以上の白黒補助現像剤と、 (3)少なくとも1つ以上の防曇剤と、 (4)少なくとも1つ以上の金属イオン封鎖剤と、 (5)硫酸塩酸化防止剤と、 (6)少なくとも1つ以上の緩衝剤と、 (7)色調調節剤とからなり、 色調調節剤がテトラチオン酸アルカリ金属塩またはテト
    ラチオン酸アンモニウムであることを特徴とするアルカ
    リ性水性白黒写真現像液。
  22. 【請求項22】 色調調節剤を現像液組成物に対して
    0.4〜5g/リットル、さらに好ましくは0.5〜2.5
    g/リットル添加する請求項21記載のアルカリ性水性
    現像液。
JP4076723A 1991-04-03 1992-03-31 ハロゲン化銀写真材料用アルカリ性白黒現像液 Pending JPH0588307A (ja)

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