JPH04112515U - 複合電気素子 - Google Patents

複合電気素子

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Publication number
JPH04112515U
JPH04112515U JP8629290U JP8629290U JPH04112515U JP H04112515 U JPH04112515 U JP H04112515U JP 8629290 U JP8629290 U JP 8629290U JP 8629290 U JP8629290 U JP 8629290U JP H04112515 U JPH04112515 U JP H04112515U
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JP
Japan
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grounding
wiring
lead terminal
composite
capacitor
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Pending
Application number
JP8629290U
Other languages
English (en)
Inventor
良雄 笠原
Original Assignee
岡谷電機産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気機器におけるノイズ除去回路に
用いられるコンデンサ等の素子のリード構造と、 プリント配線基板の配線パターンとの組み合わせ
に係り、特に実装工数の低減およびノイズ除去効
率の向上に有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
電気機器等に用いられるノイズ除去回路として
は、第5図に示すように、電源配線17の線間に
フィルムコンデンサ2等の第1素子を接続し、さ
らに同じ線間にセラミックコンデンサ6、7から
なる第2素子および第3素子を直列に接続してい
た。
さらに上記第2素子と第3素子との接続点を接
地して電源側より機器内に侵入するノイズを接地
方向に吸収していた。
上記に示す回路構成では、3つの素子2、6、 7を第6図(a)および(b)に示すように接続して一
体化したもの複合電気素子1として用い、この複
合電気素子の外部に2本の電源線接続用リード端
子11、11と1本の接地用リード端子8とを導
出させた構造を有していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記複合電気素子1の構造では、各
素子の配置の制約から、第6図(a)(b)に示すよう
に、外部に導出される各リード端子についても、 接地用リード端子8が他の電源線接続用リード端
子11の内側に配置された構造とならざるを得な
かった。
一方、このような複合電気素子1を実装するプ
リント配線基板13においては、一般的な配線設
計思想として第7図に示すように、接地用配線1
4は基板端部に配置されるのが一般的である。
そのため、接地用配線14と上記複合電気素子
側の接地用リード端子8とを電気的に導通させる
ためには、プリント配線基板13上に、電源配線
17を跨ぐジャンパ線16およびこのジャンパ線
16の一端側を複合電気素子1の略中央直下位置
に導くための接地用補助配線15を施す必要があ
った。
しかし、このようなジャンパ線16および接地
用補助配線15を経由することにより、配線長が
長くなるとともに線間の相互リアクタンスにより
ノイズ吸収効率が低下する可能性があった
また、上記ジャンパ線16および接地用補助配
線15のための工程数が必要であり、製造作業性
が良好ではなかった。
本考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ジャンパ線16および接地用
補助配線15を不要にしてノイズ吸収効果を高め
るとともに、ノイズ吸収回路における回路製造効
率を向上させることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、電源と電気機器との間に介装され、 電源線間に接続される第1素子と、電源線間に直
列に接続される第2素子と第3素子とを一体化し、 上記各素子間の接続点から2本の電源線接続用リ
ード端子と、1本の接地用リード端子とを外部に
導出するとともに、上記接地用リード端子を外端
近傍に配置したことを要旨とする。
〔作用〕
上記した手段によれば、複合電気素子より導出
される接地用リード端子が外端近傍に配置されて
いるため、プリント配線基板上の接地用配線との
接続にジャンパ線および接地用補助配線を用いる
必要がない。
このように、上記手段では接地用リード端子か
らプリント配線基板上の接地用配線までのパスが
短いために、他の配線間から誘導ノイズの影響を
受けることがなく、ノイズ吸収効率の高い複合電
気素子を提供できる。
また、製造時には、ジャンパ線および設置用補
助配線が不要となるため、ノイズ吸収回路の製造
効率を高めることができる。
〔実施例〕
第1図(a)、(b)、(c)は、それぞれ本考案の一実施
例である複合コンデンサを示す外観斜視図、正面
図および平面図、第2図はこの複合コンデンサに
おける各素子の配置を示す概略説明図、第3図は
この複合コンデンサを配線基板に実装した状態を
示す説明図である。
本実施例の複合コンデンサ1は、1個のフィル
ムコンデンサ2(第1素子)と、セラミック片3
を誘電体としてこのセラミック片3の両面に形成
された共通電極4と分離電極5とによって一体に
構成された一対のセラミックコンデンサ6、7(
第2素子および第3素子)とからなる。
上記セラミック片3の一面側には蒸着等の手段
により共通電極4が形成されており、この共通電
極4には接地用リード端子8が半田10により接
合されている。
セラミック片3の他面側には、それぞれ分離し
て形成された一対の分離電極5が形成されており、 各分離電極5と上記共通電極4との間に位置する
セラミック片3が誘電体となり、一対のセラミッ
クコンデンサ6、7が構成されている。そして上
記一対の分離電極5にはそれぞれ電源線接続用リ
ード端子11、11の一端が半田10で接合され
ている。上記電源線接続用リード端子11、11
はセラミック片3の面に対して垂直方向に突設さ
れその途中部分からは上記接地用リード端子8と
平行となるように略コ字状に折曲されている。こ
こで上記電源線接続用リード端子11、11は、 その途中部分で、フィルムコンデンサ2の両端面
にメタリコンを吹付して形成された電極面12と
接触し、この接触部分を半田10で固定されて、 自身の固定と電気的導通とが実現されている。
ところで、各図に示すように、2本の電源線接
続用リード端子11、11のうちの1本は、セラ
ミック片3の比較的近傍で折曲されており、他の
1本は比較的遠方で折曲された構造となっている。
したがって、上記各リード端子の配列をみると、 第1図(c)、第2図および第3図からも明かなよう
に、平面的な配置において、接地用リード端子8
は、電源線接続用リード端子11よりも外端に位
置している。
このように 上記複合コンデンサ1を配線基板
13に実装する際には、接地用リード端子8が複
合コンデンサ1の外端に位置しているため、第3
図に示すように、配線基板13の接地用配線14
との接続を極めて容易に実現できる。
特に、接地用補助配線15およびジャンパ線1
6を用いることなく実装可能となるため、これら
の補助線が要因となるノイズの発生を防止でき、 実装工程数も大幅に低減できる。
なお、電源接続用リード端子11、11間の幅
は任意に調整することができる。したがって、配
線基板13上の電源配線17の幅に対応して、さ
らに実装が容易な複合コンデンサ1をあらかじめ
用意しておくことができる。
なお、複合コンデンサ1内の各コンデンサ2、 6、6の配置については、第2図に示したものの
他、第4図(a)、(b)、(c)にそれぞれ示すようにし
てもよい。要は、電源接続用リード端子11を複
合コンデンサ1の外端近傍に配置したものであれ
ば上記実施例と同様の効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、複合電気素子より導出される
接地用リード端子が外端近傍に配置されているた
め、プリント配線基板上の接地用配線との接続に
ジャンパ線および接地用補助配線を用いる必要が
なく接地用リード端子を直接、接地用配線に接続
することができる。
また、接地用リード端子からプリント配線基板
上の接地用配線までのパスが短いために、誘導ノ
イズの影響を受けることがなく、ノイズ吸収効率
の高い複合電気素子を提供できる。
また、製造時には、ジャンパ線および設置用補
助配線が不要となるため、ノイズ吸収回路の製造
効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
 第1図a、b、cはそれぞれ本考案の一実施例
である複合コンデンサを示す外観斜視図、正面図
および平面図、第2図はこの複合コンデンサにお
ける各素子の配置を示す概略説明図、第3図はこ
の複合コンデンサを配線基板に実装した状態を示
す説明図、第5図はノイズ除去回路を示す配線
図、第6図aおよびbは従来技術における各素子
の配置状態を示す概略説明図、第7図は従来技術
の配線基板を示す説明図である。 1……複合コンデンサ、2……フィルムコンデ
ンサ、3……セラミック片、4……共通電極、5
……分離電極、6、7……セラミックコンデン
サ、8……接地用リード端子、10……半田、1
1……電源線接続用リード端子、12……電極
面、13……配線基板、14……接地用配線、1
5……接地用補助配線、16……ジャンパ線、1
7……電源配線。
補正 平4.6.1
図面の簡単な説明を次のように補正する。 図面の簡単な説明
第1図a、b、cはそれぞれ本考案の一実施例
である複合コンデンサを示す外観斜視図、正面図
および平面図、第2図はこの複合コンデンサにお
ける各素子の配置を示す概略説明図、第3図はこ
の複合コンデンサを配線基板に実装した状態を示
す説明図、第4図a、b、cはそれぞれこの複合
コンデンサにおける各素子の他の配置例を示す概
略説明図、第5図はノイズ除去回路を示す配線
図、第6図aおよびbは従来技術における各素子
の配置状態を示す概略説明図、第7図は従来技術
の配線基板を示す説明図である。 1……複合コンデンサ、2……フイルムコンデ
ンサ、3……セラミック片、4……共通電極、5
……分離電極、6、7……セラミツクコンデン
サ、8……接地用リード端子、10……半田、1
1……電源線接続用リード端子、12……電極
面、13……配線基板、14……接地用配線、1
5……接地用補助配線、16……ジヤンパ線、1
7……電源配線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1.  電源と電気機器との間に介装され、電源線間に
    接続される第1素子と、電源線間に直列に接続さ
    れる第2素子と第3素子とを一体化し、上記各素
    子間の接続点から2本の電源線接続用リード端子
    と、1本の接地用リード端子とを外部に導出する
    とともに、上記接地用リード端子を外端近傍に配
    置したことを特徴とする複合電気素子。
JP8629290U 1990-08-17 1990-08-17 複合電気素子 Pending JPH04112515U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8629290U JPH04112515U (ja) 1990-08-17 1990-08-17 複合電気素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8629290U JPH04112515U (ja) 1990-08-17 1990-08-17 複合電気素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04112515U true JPH04112515U (ja) 1992-09-30

Family

ID=31930908

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8629290U Pending JPH04112515U (ja) 1990-08-17 1990-08-17 複合電気素子

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61263210A (ja) * 1985-05-17 1986-11-21 日立コンデンサ株式会社 △形コンデンサ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61263210A (ja) * 1985-05-17 1986-11-21 日立コンデンサ株式会社 △形コンデンサ

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