JPH0411241Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411241Y2 JPH0411241Y2 JP1987066997U JP6699787U JPH0411241Y2 JP H0411241 Y2 JPH0411241 Y2 JP H0411241Y2 JP 1987066997 U JP1987066997 U JP 1987066997U JP 6699787 U JP6699787 U JP 6699787U JP H0411241 Y2 JPH0411241 Y2 JP H0411241Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- cassette
- guide post
- guide
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 30
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/62—Maintaining desired spacing between record carrier and head
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/1883—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof for record carriers inside containers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はカセツトの位置決めを行なうカセツト
ガイドポストと、このカセツトガイドに対して接
近・離反可能なテープガイドとを有するカセツト
式テープレコーダに関するものである。
ガイドポストと、このカセツトガイドに対して接
近・離反可能なテープガイドとを有するカセツト
式テープレコーダに関するものである。
[従来の技術]
一般に、カセツト式テープレコーダにおいて
は、リール駆動軸、カセツトガイドポストおよび
キヤプスタンがその主基板上に配置されている。
一方、このテープレコーダにセツトされるカセツ
ト側には、テープリール、位置決め孔およびキヤ
プスタン孔が設けられている。そして、カセツト
がテープレコーダにセツトされた状態では、カセ
ツトのテープリール、位置決め孔およびキヤプス
タン孔の各々が、主基板上のリール駆動軸、カセ
ツトガイドポストおよびキヤプスタンにそれぞれ
嵌合されるようになつている。
は、リール駆動軸、カセツトガイドポストおよび
キヤプスタンがその主基板上に配置されている。
一方、このテープレコーダにセツトされるカセツ
ト側には、テープリール、位置決め孔およびキヤ
プスタン孔が設けられている。そして、カセツト
がテープレコーダにセツトされた状態では、カセ
ツトのテープリール、位置決め孔およびキヤプス
タン孔の各々が、主基板上のリール駆動軸、カセ
ツトガイドポストおよびキヤプスタンにそれぞれ
嵌合されるようになつている。
また、主基板上には、セツトされたカセツトに
対して進退自在なヘツド取付け板が設けられてお
り、このヘツド取付け板上には録再ヘツド、消去
ヘツドおよびテープガイドが取付けられている。
さらに、主基板上に取付けられたピンチローラ
が、ヘツド取付け板の進退動作に伴い、キヤプス
タンに対し圧接または離反するようになつてい
る。
対して進退自在なヘツド取付け板が設けられてお
り、このヘツド取付け板上には録再ヘツド、消去
ヘツドおよびテープガイドが取付けられている。
さらに、主基板上に取付けられたピンチローラ
が、ヘツド取付け板の進退動作に伴い、キヤプス
タンに対し圧接または離反するようになつてい
る。
そして、このテープレコーダでは、再生モード
の状態で、録再ヘツドがテープに当接されると共
に、ピンチローラとキヤプスタンとでテープを挟
圧し、キヤプスタンの回転によつて、テープの定
速送りがなされる。
の状態で、録再ヘツドがテープに当接されると共
に、ピンチローラとキヤプスタンとでテープを挟
圧し、キヤプスタンの回転によつて、テープの定
速送りがなされる。
ところで、従来のテープレコーダにおけるテー
プガイドおよびガイドポストは第3図に示すごと
く構成されている。その概要を説明すれば次のと
おりである。
プガイドおよびガイドポストは第3図に示すごと
く構成されている。その概要を説明すれば次のと
おりである。
同図において符号1はカセツトガイドポストを
表しており、このカセツトガイドポスト1はカセ
ツトをスムーズにセツトできるように先端が細く
根元が太い、いわゆる先細テーパ形状となつてい
る。そして、このカセツトガイドポスト1は主基
板2上に固定されている。
表しており、このカセツトガイドポスト1はカセ
ツトをスムーズにセツトできるように先端が細く
根元が太い、いわゆる先細テーパ形状となつてい
る。そして、このカセツトガイドポスト1は主基
板2上に固定されている。
一方、カセツトガイドポスト1に対向する部位
にはテープガイド3が上記カセツトガイドポスト
1に対して接近・離反可能に設けられている。つ
まり、このテープガイド3はヘツド取付け板4に
取り付けられ、このヘツド取付け板4のカセツト
に対する進退動作に伴つて、テープガイド3がカ
セツトガイドポスト1に対して接近・離反される
ようになつている。
にはテープガイド3が上記カセツトガイドポスト
1に対して接近・離反可能に設けられている。つ
まり、このテープガイド3はヘツド取付け板4に
取り付けられ、このヘツド取付け板4のカセツト
に対する進退動作に伴つて、テープガイド3がカ
セツトガイドポスト1に対して接近・離反される
ようになつている。
このテープガイド3の詳細を説明すれば次のと
おりである。
おりである。
即ち、このテープガイド3の先端にはテープ面
に対して平行するテープ摺動面5が設けられてい
る。また、このテープガイド3には、テープ摺動
面5の上下に、テープ幅方向への移動を規制する
幅方向規制部6a,6bが突設されている。そし
て、このテープガイド3においては、ヘツド取付
け板4がテープ再生位置へ移動した際、テープ摺
動面5にテープTを摺接させるようになつてい
る。また、このテープ再生中には、上下の幅方向
規制部6a,6bによつてテープの幅方向の移動
が規制されるようになつている。またさらに、こ
のテープガイド3は次のような機能をも有してい
る。つまり、このテープガイド3は、特に、オー
トリバース式テープレコーダにおいてテープの左
右の走行高さを安定させ、テープ対ヘツドのクロ
ストークおよびセパレーシヨンの安定化を図るよ
うに機能する。また、テープガイド3のテープ摺
動面5は、摺接による負荷によつてテープにバツ
クテンシヨンを作用させ、テープをヘツド面に密
着させる機能を有する。
に対して平行するテープ摺動面5が設けられてい
る。また、このテープガイド3には、テープ摺動
面5の上下に、テープ幅方向への移動を規制する
幅方向規制部6a,6bが突設されている。そし
て、このテープガイド3においては、ヘツド取付
け板4がテープ再生位置へ移動した際、テープ摺
動面5にテープTを摺接させるようになつてい
る。また、このテープ再生中には、上下の幅方向
規制部6a,6bによつてテープの幅方向の移動
が規制されるようになつている。またさらに、こ
のテープガイド3は次のような機能をも有してい
る。つまり、このテープガイド3は、特に、オー
トリバース式テープレコーダにおいてテープの左
右の走行高さを安定させ、テープ対ヘツドのクロ
ストークおよびセパレーシヨンの安定化を図るよ
うに機能する。また、テープガイド3のテープ摺
動面5は、摺接による負荷によつてテープにバツ
クテンシヨンを作用させ、テープをヘツド面に密
着させる機能を有する。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、従来のテープレコーダでは、テープガ
イド3の幅方向規制部6a,6bのテープ摺動面
5からの突出長さが同一長さとなつている。しか
も、上記のようにカセツトガイドポスト1とテー
プガイド3とが対向配置されているものでは、幅
方向規制部6bのカセツトガイドポスト1への当
接を防止するため、幅方向規制部6a,6bのテ
ープ摺接面からの突出長さが比較的小さくなつて
いる。そのため、従来のテープレコーダにおいて
は次のような問題があつた。
イド3の幅方向規制部6a,6bのテープ摺動面
5からの突出長さが同一長さとなつている。しか
も、上記のようにカセツトガイドポスト1とテー
プガイド3とが対向配置されているものでは、幅
方向規制部6bのカセツトガイドポスト1への当
接を防止するため、幅方向規制部6a,6bのテ
ープ摺接面からの突出長さが比較的小さくなつて
いる。そのため、従来のテープレコーダにおいて
は次のような問題があつた。
即ち、再生モード中に一時早送り操作(キユー
操作)または一時巻戻し操作(レビユー操作)し
た場合、ヘツド取付け板4が再生モード位置から
僅かに後退し、それに追従して録再ヘツド、テー
プガイド3およびピンチローラがテープより離反
する方向へ移動する。このとき、ヘツド取付け板
4の後退動作が緩慢であると、ピンチローラがキ
ヤプスタンから完全に離反していない段階で、ピ
ンチローラの圧接力減少により、テープは巻取り
側リール駆動軸の回転によつて高速で走行させら
れることとなる。この時点における、ピンチロー
ラのキヤプスタンに対する軸方向の接触圧分布は
きわめて不安定になつているので、比較的強く接
触している方向へテープが移動しようとする。し
かも、この時点では、テープガイド3が後退して
いるため、幅方向規制部6a,6bによるテープ
の幅方向移動阻止機能も十分でない。
操作)または一時巻戻し操作(レビユー操作)し
た場合、ヘツド取付け板4が再生モード位置から
僅かに後退し、それに追従して録再ヘツド、テー
プガイド3およびピンチローラがテープより離反
する方向へ移動する。このとき、ヘツド取付け板
4の後退動作が緩慢であると、ピンチローラがキ
ヤプスタンから完全に離反していない段階で、ピ
ンチローラの圧接力減少により、テープは巻取り
側リール駆動軸の回転によつて高速で走行させら
れることとなる。この時点における、ピンチロー
ラのキヤプスタンに対する軸方向の接触圧分布は
きわめて不安定になつているので、比較的強く接
触している方向へテープが移動しようとする。し
かも、この時点では、テープガイド3が後退して
いるため、幅方向規制部6a,6bによるテープ
の幅方向移動阻止機能も十分でない。
その結果、テープが幅方向へ移動することにな
る。この場合、テープがキヤプスタンの基端方向
へ移動した場合にはあまり問題はないが、反対に
テープがキヤプスタンの先端方向へ移動したとき
には、テープがキヤプスタンの先端を乗り越えて
ピンチローラと反対の側に回り込んでしまうおそ
れがある。
る。この場合、テープがキヤプスタンの基端方向
へ移動した場合にはあまり問題はないが、反対に
テープがキヤプスタンの先端方向へ移動したとき
には、テープがキヤプスタンの先端を乗り越えて
ピンチローラと反対の側に回り込んでしまうおそ
れがある。
そして、このような事態が生じた場合には、テ
ープの走行が正常に行なわれなくなり、テープの
切断やよじれが生じるなどの難点があつた。
ープの走行が正常に行なわれなくなり、テープの
切断やよじれが生じるなどの難点があつた。
本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、一
時早送り操作または一時巻戻し操作した際にもテ
ープの幅方向移動を確実に防止でき、テープの安
定走行を維持しその損傷を防止し得るカセツト式
テープレコーダを提供することを目的としてい
る。
時早送り操作または一時巻戻し操作した際にもテ
ープの幅方向移動を確実に防止でき、テープの安
定走行を維持しその損傷を防止し得るカセツト式
テープレコーダを提供することを目的としてい
る。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本考案のカセツト式
テープレコーダにおいては、少なくともテープ供
給側のカセツトガイドポストを先細テーパ形状と
なし、テープガイドの上方の幅方向規制部を下方
の幅方向規制部より長くして、上方の幅方向規制
部をカセツトガイドポストの小径部に対向させ、
下方の幅方向規制部をカセツトガイドポストの大
径部に対向させるようにしている。
テープレコーダにおいては、少なくともテープ供
給側のカセツトガイドポストを先細テーパ形状と
なし、テープガイドの上方の幅方向規制部を下方
の幅方向規制部より長くして、上方の幅方向規制
部をカセツトガイドポストの小径部に対向させ、
下方の幅方向規制部をカセツトガイドポストの大
径部に対向させるようにしている。
[作用]
上述した手段によれば、一時早送り操作または
一時巻戻し操作時において、ヘツド取付け板の後
退動作途中に、ピンチローラのキヤプスタンに対
する軸方向接触圧分布が不安定になつた場合にも
上方の幅方向規制部が下方より長いため、ピンチ
ローラがキヤプスタンから完全に離反するまでテ
ープの上方向移動阻止機能を失わない。従つて、
少なくともテープの上方への移動が阻止され、そ
の結果、テープのキヤプスタンからの脱落が防止
され、テープの安定走行を維持することができ、
ひいてはテープの損傷が防止できる。
一時巻戻し操作時において、ヘツド取付け板の後
退動作途中に、ピンチローラのキヤプスタンに対
する軸方向接触圧分布が不安定になつた場合にも
上方の幅方向規制部が下方より長いため、ピンチ
ローラがキヤプスタンから完全に離反するまでテ
ープの上方向移動阻止機能を失わない。従つて、
少なくともテープの上方への移動が阻止され、そ
の結果、テープのキヤプスタンからの脱落が防止
され、テープの安定走行を維持することができ、
ひいてはテープの損傷が防止できる。
[実施例]
以下、本考案をオートリバース型のカセツト式
テープレコーダに適用した実施例を、図面に基づ
いて説明する。
テープレコーダに適用した実施例を、図面に基づ
いて説明する。
第1図には本考案に係るテープレコーダの一実
施例の要部が示されている。その概要を説明すれ
ば次のとおりである。
施例の要部が示されている。その概要を説明すれ
ば次のとおりである。
同図において符号11は主基板12上に固定さ
れたカセツトガイドポストを表している。このカ
セツトガイドポスト11は先細テーパ形状に形成
されている。つまり、このカセツトガイドポスト
11は先端に向かつて細くなるテーパ形状となつ
ている。そして、このカセツトガイドポスト11
にはカセツトに設けられた位置決め孔(図示せ
ず)が嵌合されるようになつている。
れたカセツトガイドポストを表している。このカ
セツトガイドポスト11は先細テーパ形状に形成
されている。つまり、このカセツトガイドポスト
11は先端に向かつて細くなるテーパ形状となつ
ている。そして、このカセツトガイドポスト11
にはカセツトに設けられた位置決め孔(図示せ
ず)が嵌合されるようになつている。
また、主基板12上には、セツトされたカセツ
トに対して進退自在となるようにヘツド取付け板
13が設けられている。そして、このヘツド取付
け板13には録再ヘツド14および消去ヘツド
(図示せず)が搭載されている。またさらに、ヘ
ツド取付け板13には、上記カセツトガイドポス
ト11に各先端を対向させる部位、すなわち録再
ヘツド14の両側位置にテープガイド15,15
が設けられている。さらに、主基板12上には各
テープガイド15,15の外側位置にピンチロー
ラ(図示せず)が取り付けられており、これらは
ヘツド取付け板13の進退動作に伴い、左右のキ
ヤプスタン(図示せず)に対し圧接または離反す
るようになつている。
トに対して進退自在となるようにヘツド取付け板
13が設けられている。そして、このヘツド取付
け板13には録再ヘツド14および消去ヘツド
(図示せず)が搭載されている。またさらに、ヘ
ツド取付け板13には、上記カセツトガイドポス
ト11に各先端を対向させる部位、すなわち録再
ヘツド14の両側位置にテープガイド15,15
が設けられている。さらに、主基板12上には各
テープガイド15,15の外側位置にピンチロー
ラ(図示せず)が取り付けられており、これらは
ヘツド取付け板13の進退動作に伴い、左右のキ
ヤプスタン(図示せず)に対し圧接または離反す
るようになつている。
上記各テープガイド15の先端には、第2図に
示すように、テープ面に対して平行するテープ摺
接面16が設けられている。また、このテープガ
イド15には、上記テープ摺接面16の上下端
に、テープTの幅方向への移動を規制する幅方向
規制部17a,17bがそれぞれ突設されてい
る。そして、このテープガイド14においては、
上方の幅方向規制部17aが下方の幅方向規制部
17bよりテープ摺接面16からの突出長さが長
くなるようになつており、上方の幅方向規制部1
7aがカセツトガイドポスト11の小径部に対向
し、下方の幅方向規制部17bがカセツトガイド
ポスト11の大径部に対向するようになつてい
る。
示すように、テープ面に対して平行するテープ摺
接面16が設けられている。また、このテープガ
イド15には、上記テープ摺接面16の上下端
に、テープTの幅方向への移動を規制する幅方向
規制部17a,17bがそれぞれ突設されてい
る。そして、このテープガイド14においては、
上方の幅方向規制部17aが下方の幅方向規制部
17bよりテープ摺接面16からの突出長さが長
くなるようになつており、上方の幅方向規制部1
7aがカセツトガイドポスト11の小径部に対向
し、下方の幅方向規制部17bがカセツトガイド
ポスト11の大径部に対向するようになつてい
る。
このように構成されたテープレコーダにおいて
は、例えば、再生モード即ち録再ヘツド14をテ
ープTに接触させている状態にあるとき、幅方向
規制部17a,17bは最もカセツトガイドポス
ト11に接近した位置に置かれる。この場合、上
述のように、上方の幅方向規制部17aは下方の
幅方向規制部17bよりテープ摺接面16からの
突出長さが長くなつてはいるが、それら各々はカ
セツトガイドポスト11の小径部および大径部に
それぞれ対向しているので、テープガイド15と
カセツトガイドポスト11との接触は起こらな
い。一方、再生モード中にFF釦またはREW釦を
押して一時早送り操作または一時巻戻し操作をす
ると、ヘツド取付け板13はカセツトに対して後
退し、ピンチローラ、録再ヘツド14およびテー
プガイド15がテープTに対して僅かに後退する
が、このとき、少なくとも上方の幅方向規制部1
7aの先端はテープ走行面に対して内側即ちカセ
ツトガイドポスト11側に位置している。その結
果、一時早送り操作または一時巻戻し操作をする
とき、ピンチローラがキヤプスタンから完全に離
反していない段階で、ピンチローラのキヤプスタ
ンに対する軸方向接触圧分布が不安定になつて
も、テープTの少なくとも上方への移動即ちキヤ
プスタンの先端方向への移動が幅方向規制部17
aによつて阻止されることになる。これにより、
テープの安定走行が維持され、テープの損傷が防
止されることとなる。
は、例えば、再生モード即ち録再ヘツド14をテ
ープTに接触させている状態にあるとき、幅方向
規制部17a,17bは最もカセツトガイドポス
ト11に接近した位置に置かれる。この場合、上
述のように、上方の幅方向規制部17aは下方の
幅方向規制部17bよりテープ摺接面16からの
突出長さが長くなつてはいるが、それら各々はカ
セツトガイドポスト11の小径部および大径部に
それぞれ対向しているので、テープガイド15と
カセツトガイドポスト11との接触は起こらな
い。一方、再生モード中にFF釦またはREW釦を
押して一時早送り操作または一時巻戻し操作をす
ると、ヘツド取付け板13はカセツトに対して後
退し、ピンチローラ、録再ヘツド14およびテー
プガイド15がテープTに対して僅かに後退する
が、このとき、少なくとも上方の幅方向規制部1
7aの先端はテープ走行面に対して内側即ちカセ
ツトガイドポスト11側に位置している。その結
果、一時早送り操作または一時巻戻し操作をする
とき、ピンチローラがキヤプスタンから完全に離
反していない段階で、ピンチローラのキヤプスタ
ンに対する軸方向接触圧分布が不安定になつて
も、テープTの少なくとも上方への移動即ちキヤ
プスタンの先端方向への移動が幅方向規制部17
aによつて阻止されることになる。これにより、
テープの安定走行が維持され、テープの損傷が防
止されることとなる。
なお、上記実施例では、オートリバース型のカ
セツト式テープレコーダに本考案を適用した例に
つき述べてきたが、本考案はかかる実施例に限定
されるものではない。例えば、1ウエイ形のカセ
ツト式テープレコーダ即ちヘツド取付け板のテー
プ供給側だけにテープガイドが設けられたものに
も適用できる。
セツト式テープレコーダに本考案を適用した例に
つき述べてきたが、本考案はかかる実施例に限定
されるものではない。例えば、1ウエイ形のカセ
ツト式テープレコーダ即ちヘツド取付け板のテー
プ供給側だけにテープガイドが設けられたものに
も適用できる。
[考案の効果]
以上の説明からも明らかなように、本考案によ
れば、少なくともテープ供給側のカセツトガイド
ポストを先細テーパ形状とし、このテープガイド
の上方の幅方向規制部を下方の幅方向規制部より
長くして上方の幅方向規制部をカセツトガイドポ
ストの小径部に対向させ、下方の幅方向規制部を
カセツトガイドポストの大径部に対向させている
ので、一時早送り操作または一時巻戻し操作の
際、ピンチローラのキヤプスタンに対する軸方向
接触圧分布が不安定になつたとしても、キヤプス
タンからのテープの脱落の防止が図れ、その結
果、テープの安定走行が確実に維持でき、テープ
損傷を防止することができる。
れば、少なくともテープ供給側のカセツトガイド
ポストを先細テーパ形状とし、このテープガイド
の上方の幅方向規制部を下方の幅方向規制部より
長くして上方の幅方向規制部をカセツトガイドポ
ストの小径部に対向させ、下方の幅方向規制部を
カセツトガイドポストの大径部に対向させている
ので、一時早送り操作または一時巻戻し操作の
際、ピンチローラのキヤプスタンに対する軸方向
接触圧分布が不安定になつたとしても、キヤプス
タンからのテープの脱落の防止が図れ、その結
果、テープの安定走行が確実に維持でき、テープ
損傷を防止することができる。
第1図は本考案に係るカセツト式テープレコー
ダの一実施例の要部を示す斜視図、第2図は第1
図中のカセツトガイドポストおよびテープガイド
部分を示す側面図、第3図は従来のテープレコー
ダにおけるカセツトガイドポストおよびテープガ
イド部分を示す側面図である。 11……カセツトガイドポスト、12……主基
板、13……ヘツド取付け板、17a,17b…
…幅方向規制部。
ダの一実施例の要部を示す斜視図、第2図は第1
図中のカセツトガイドポストおよびテープガイド
部分を示す側面図、第3図は従来のテープレコー
ダにおけるカセツトガイドポストおよびテープガ
イド部分を示す側面図である。 11……カセツトガイドポスト、12……主基
板、13……ヘツド取付け板、17a,17b…
…幅方向規制部。
Claims (1)
- カセツトの位置決め孔を嵌合させる一対のカセ
ツトガイドポストが主基板上に固定され、主基板
上にはヘツド取付け板が進退自在に設けられ、さ
らに、テープの幅方向移動を規制する上下の幅方
向規制部を先端に有するテープガイドが上記ヘツ
ド取付け板の少なくともテープ供給側に取付けら
れたテープレコーダにおいて、少なくともテープ
供給側のカセツトガイドポストを先細テーパ形状
とし、上記テープガイドの上方の幅方向規制部を
下方の幅方向規制部より長くして、上方の幅方向
規制部をカセツトガイドポストの小径部に対向さ
せ、下方の幅方向規制部をカセツトガイドポスト
の大径部に対向させたことを特徴とするカセツト
式テープレコーダ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987066997U JPH0411241Y2 (ja) | 1987-05-02 | 1987-05-02 | |
GB8723729A GB2204178B (en) | 1987-05-02 | 1987-10-09 | Tape recorder of the cassette type |
US07/108,428 US4860141A (en) | 1987-05-02 | 1987-10-14 | Tape recorder of the cassette type |
CN88205053U CN2033150U (zh) | 1987-05-02 | 1988-04-02 | 卡式录音机 |
CN88102593A CN1012861B (zh) | 1987-05-02 | 1988-04-27 | 盒式录音机的磁带位置限制装置 |
SG43891A SG43891G (en) | 1987-05-02 | 1991-06-13 | Tape recorder of rhe cassette type |
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