JPH04112202A - 電気機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電力のピーク需要を緩和することを目的とし
て、環境条件を検出して通電を自動的に制御する電気機
器に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、一般需要京を対象とした電力料金制度としては、
深夜負荷の造成を目的とした深夜電力料金制度を除いて
は、従量電灯料金制度が適用されているだけであった。

このため、一般家庭用の電気機器にはユーザー自身が設
定する通電ＩＩ制御装置が組込まれているだけであり、
電力のピーク需要を緩和する場合、機器の運転を継続又
は停止するかの判断はユーザーの意志に委ねるしか方法
はなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

近年、原子力発電に対する不信などから電源設備の新設
は極めて饋しい状況となっている。一方、産業界では好
景気を背景として設備投資の強化一般家庭では住環境の
快適性の追求のための電化製品の購入など、電力需要は
大きく伸長している。特に夏場のエアコン稼働シーズン
には電力供給余力の不足から地域的には停電という最悪
の事態にまで至っており、電力のピーク需要をいかに緩
和してやるかが大きな課題となってきている。

この発明は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、電力の供給能力と需要予測との対比の中で、
電力会社は電力使用抑制依頼のための信号を発信すると
、この信号を受信した各電気製品（ま実生活に極端な影
響を与えないｉ凹円で運転能力の妥当性を判断し、例え
ばクーラーの過剰冷房のもの１よ運転能力を自動的に下
げろよう動作させる乙とにより、電力需要のピークカッ
トを自動的に実施しようとするものである。

なお、こうした電力供給の制限の実施にあたっては、行
政上の強制措置や電力料金の優遇制度の導入など、社会
的なコンセンサスを得ていく必要もあるが、遠からず実
施されるものと考えられる。

〔課題を解法するための手段］ この発明に係る電気機器は、電力供給側が発する信号を
受信する信号受信部と、濃度、湿度、ガス濃度などの環
境条件を検出するセンサーと、このセンサーの検出値に
対応して通電条件を定めた通電条件設定部と、前記信号
受信部が信号を受信すると前記センサーの検出値と前記
通電条件設定部に定められた通電条件との対比によって
通電条件・？決定下る通電条件決定部と、この通電条件
決定部で決定された通電条件で運転能力を制御する通電
調整部を備えたものである。

′作用〕 この発明における電気機器は、電力需要か急増し、電力
供給能力に余裕がなくなった時点で電力供＠側から電力
使用抑１１１Ｊ依頼のための信号が発信されると、信号
受信部がこれを受信して′Ｍ枢転中ある機器の運転能力
を下げたり、停止させて機器の運転を自動的に調整する
。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例をクーラーへの応用例で説明
する。

第１図において、１は一般家庭内のコンセントに接続す
るための電源プラグ、２は電気機器の例としてのクーラ
ーで、この中に温度センサーや制御機構を備えて機能的
に完成したものとして、ここでは扱う。３はクーラー２
の運転能力を制御するための通電調整部で、この通電調
整部３はスイッチ４とこのスイッチ４を＃癩する通電制
御部５とて構成されろ。６（よ電力会社が電力需要の予
、剣の中で、電力使用の抑制をしてもらうべく、その対
象となる時間帯に発信する電力使用抑制依頼のための信
号を受信する信号受信部、７は温度を検出するセンサー
、８は前記信号受信部６が電力使用抑制依頼のための信
号を受信している時間帯において、前記センサー７の検
出値をもとに運転条件を決定する制御部である。

次に制御部８の構成について詳細に説明する。

Ｓは前記センサー７の検出値に応じて通電条件を定めた
通電条件設定部、１０は信号受信部４が電力供給側が電
力使用抑制依頼のために発している信号を受信している
時間帯に前記センサー７の検出値と前記通電条件設定部
９に定められた通電条件との対比によって通電条件を決
定する通電条件決定部で、この通電条件決定部１０で決
定された通電条件を前記通電調整部３に指示し、クーラ
ー２の運転能力を調整することになる。

次に具体的制御内容を第２図の制御フローチャートにＪ
り説明する。

今、通電条件設定部Ｓに（よ、センサー７の検出温度を
Ｔ２℃とし、Ｔ、≧２８の時にはクーラー２の定格能力
の８０％で運転し、２８＞’Ｔ、≧２゛６の時には定格
能力の４０％の能力で運転し、更にＴ、＜２６の時には
クーラー２の運転を停止するよう通電条件が設定されて
し）るものとする。

第２図の制御フローチャートにおいて、スタート（ステ
ップ２０）すると、信号受信部６によって電力供給側か
ら電力使用抑制依頼のための信号が出ているかどうか検
出をする（ステッ゛ブ２１）信号受信部６が電力使用抑
制依頼−の信号を受信すると、その時間帯においてセン
サー７によって室温を測定する（ステップ２２）。次に
、測定した室温が２８℃以上かどうか判定をする（ステ
ップ２３）。

このとき、検出温度が２８℃以上（Ｔ、≧２８）であれ
ば、通電条件決定部１０は直ちに通電調整部３に８０％
の能力で運転するよう指示をする。

一方、ステップ２３の判定において−゛、検出ｉ度が２
８℃未満の時（Ｔ、＜２８）には更に検出渦度が２６℃
以上（２８＞　Ｔ　ｒａ　２６　）　カドうカ’ｅｌＪ
定をする（ステップ２５）。２６℃以上（２８〉Ｔ１上
２６）であれ、ｆ、４０％の能力で３天するよう（ステ
ップ２６う、また、検出＋ｇ　＝が２６′Ｃ未満であれ
ば、運転士停止する。；　”、　　Ｌ　、−、テ、ジブ
２７）、それぞ７′通電調整部３：ご指示を、う・う、
理工のフローをイこ（τ・受信部６に（５号が山−し）
る間中！！読し、信号が停止すると、ステップ２１で再
度信号を受信するまで、通常の述転状態に戻して運転す
る。

通電調整部３は通電条件決定部′！０の運転能力調整の
指示に基づいて、通電調整部５がスインチ４の０Ｎ１０
ＦＦ時間の＄制御を行い、クーラー２の運転能力の変更
を行う。

なお、上記実施例では、電気機器の例と（７てクーラー
、センサーは温度センサーを例に説門（、たが、センサ
ーを湿度センサーとすれば、加湿器や除湿器−１、セン
サーをガスセンサーとすれば、空気清浄器等へそれぞれ
応用することができ、各種センサーとの組合せの中で電
気を駆動源とじて使う各種の電気機器に応用可能である
。

また、上記実施例では、通電調整部３をスイ・チ４とＲ
主制御ａ１部５とで構成し、能力切替えをスイッチ４の
ＯＮ　、／’　ＯＦ’　Ｆ時間の制御に広るへへ示した
が、この能力切替えは１・′ｙ４ツァＩ・〕７；二□こ
よる通電率制御やノノバータ方式τ文どの方法でち良い
ものである。

更に、上記実施例では、クーラー２をｔｐＪナーや制御
機構を備えて機能的に完成したものとして扱ったが、本
発明を構成するセンサー７および割部調整部３をクーラ
ー２側の部品と兼用て用９）るととはもちろん可能であ
る。

更にまた、上記実施例では、通電条件設定部９の条件設
定を機器製作時組込みの固定式として示したが、使用者
が自分で後η）ら任意に設定できるように入力部を設け
てもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によるものは、電力供給側から
発信される信号を受イａすると、環境条件を検出して実
生活に極端な影斎を与えない＠凹円で運転能力の妥当性
を判断し、Ｍ耘能カを自動灼に下げたり、停止するよう
１作するため、例えば電力供給側から発（シされる信号
がｔカ・吏、用抑制依頼の信号であれば電力需要のピー
ク線和にカ軟するとともζこ、必要以上の＠器の運転を
セーブ下るので、電気料金も安くなるとしう経済的効果
を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による電気機器の概略電気
回路を示すブロック図、第２図はその制御フローチャー
トである。 図において、３は通電調整部、４はス。・ツ千、５は通
電調整部、７はセンサー、８は制卸部、９は通電条件設
定部、１０は通電条件決定部である。 第１図 代理人　大　岩　増　雄（九２名） ３：通電調整部 ８：制御部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電力供給側が発する信号を受信する信号受信部と、温度
   、湿度、ガス濃度などの環境条件を検出するセンサーと
   、このセンサーの検出値に対応して通電条件を定めた通
   電条件設定部と、前記信号受信部が信号を受信すると前
   記センサーの検出値と前記通電条件設定部に定められた
   通電条件との対比によって通電条件を決定する通電条件
   決定部と、この通電条件決定部で決定された通電条件で
   運転能力を制御する通電調整部とを備えたことを特徴と
   する電気機器。