JPH04112131U - 車両用照明装置 - Google Patents

車両用照明装置

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Publication number
JPH04112131U
JPH04112131U JP1642791U JP1642791U JPH04112131U JP H04112131 U JPH04112131 U JP H04112131U JP 1642791 U JP1642791 U JP 1642791U JP 1642791 U JP1642791 U JP 1642791U JP H04112131 U JPH04112131 U JP H04112131U
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JP
Japan
Prior art keywords
door
door armrest
step lamp
armrest
wall
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Pending
Application number
JP1642791U
Other languages
English (en)
Inventor
隆 折原
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステップランプを有効利用して夜間における
間接照明により装飾性を高める。 【構成】 ドアアームレスト4の下壁4bにステップラ
ンプ6を埋設し、ステップランプ6上方のドアアームレ
スト4を中空状に形成する。ステップランプ6のケーシ
ング7の上部には上方に光を投光する照射部9及び放熱
穴10を設け、このケーシング7の上部からドアアーム
レスト4の上壁4aに至る部分にドアアームレスト4の
補強と上記照射部9の光を上方へガイドする機能をもつ
補強板11を複数設け、ドアアームレスト4の上壁4a
とドア内壁との接合部分に上記補強板11によってガイ
ドされた光を洩れるように上方に照射(洩射)する照射
用窓13を設けた。尚、12は透明材である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両用照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドアには、ドアアームレストの下部にステップランプを設けたものが ある。
【0003】 このステップランプはドア開時に乗員の足もとスペースを照明するために通常 は下方に向けて光を照射するように配置されている(例えば、特公平1−297 37号公報に示されたものがある。)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、自動車の車室内が単なる移動空間から居住空間として位置付けられ てきている中で、例えば、各種内装材の質感を高めたり、高級感を出したりする 等車室内の意匠性を向上させる傾向がある。
【0005】 このことは、車室内の照明についても同様であって、単なる照明機能から装飾 機能をもたせる照明装置が検討されつつある。
【0006】 しかしながら、車室内の装飾性を高めるためだけに、別途照明装置を設けるこ とは部品点数、組付工数の増加を招くばかりか、昼間において車室内の意匠性を 却って損ねてしまう結果となりかねない。このため、前記ステップランプを備え たフロントサイドドアにおいて、フロントサイドドアのドアアームレスト付近に 別途照明装置を設けることにより、車室側部の夜間における装飾性を高めつつ、 夜間におけるドアアームレストの視認性を向上し、ドア開閉操作をより容易化す ることが考えられているが、ドアアームレスト付近に設けた照明装置が昼間にお いて目に付き、意匠性を損ねてしまうのである。
【0007】 そこで、この考案は、ステップランプを有する車両用ドアのドアアームレスト 部をステップランプを有効利用して照明し、昼間における車室内の意匠性を損な うことなく、夜間における装飾性及びドア操作性を向上できる車両用照明装置を 提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
ドアアームレストの下壁に下方を照らすステップランプを配置すると共にこの ステップランプ上方のドアアームレスト内を中空状に形成し、ステップランプの 上部に放熱穴を有する照射部を設けてこの照射部をドアアームレスト内上方に指 向させ、ドアアームレストの上壁とドア内壁との接合部分に沿ってステップラン プの照射部からの光を洩射させる照射用窓を設けてある。
【0009】
【作用】
乗員の足もとスペースを照らし出すステップランプの照射光は、ステップラン プの上部に設けた照射部からドアアームレスト内を経てドアアームレストとドア 内壁と接合部分に沿って設けた照射用窓から上方に照射され、夜間における車室 側部の装飾性を高め、かつドアアームレストの視認性を向上する。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面と共に説明する。
【0011】 図4に示すのはフロントサイドドア1であって、車室内側には図3に示すよう にパッド2の上に表皮3を張設してあり、表皮3の上面にはドアアームレスト4 を取り付けてある。
【0012】 ドアアームレスト4は上壁4aの前側にプルハンドル5を備え、内部は中空状 に形成してあって、その下壁4bの後側には、下方を照らすステップランプ6を 埋設してある。
【0013】 ステップランプ6はケーシング7内にランプ本体8を有するもので、ケーシン グ7の上部には上方に光を投射する照射部9を設けてあり、ケーシング7の上部 及び側部には放熱穴10を形成してある。
【0014】 そして、ステップランプ6のケーシング7の上部には、ケーシング7の上部か らドアアームレスト4の上壁4aに至る部分に斜状に拡がる複数枚の補強板11 を取り付けてある。
【0015】 このように構成されたドアアームレスト4の上壁4aとフロントサイドドア1 との接合部分に、前記ステップランプ6の照射部9から補強板11に沿って上方 に放たれる光を洩射させる透明材12を取り付けた照射用窓13を設けてある。
【0016】 ここで、ステップランプ6は図5に回路図として示すように、ライトスイッチ 14がONとなる夜間においては、イルミネーションランプ15と同様に常にO Nとなっているものであり、ドアスイッチ16がONとなるドア開状態では、リ レー17の作用により照度が大きくなり、ドアスイッチ16がOFFとなるドア 閉状態では、リレー17が作動しないため、抵抗18により照度が小さくなるよ うにしてある。
【0017】 尚、19はバッテリ、20はイグニッションスイッチを示す。
【0018】 上記実施例構造によれば、ステップランプ6から放たれる光は乗員の足もとス ペースを照らし出すと共に、ステップランプ6のケーシング7の上部の照射部9 から上方に放たれ、補強板11にガイドされて、透明材12を取り付けた照射用 窓13から洩れるように照射(洩射)されるため、ドアアームレスト4上部のド ア一般面を幅広く照明し、この間接照明効果によって昼間における品質を損ねず に車室側部の夜間の装飾性を高めることができる。
【0019】 また、ドアアームレスト4の位置が夜間において認識し易くなるため、フロン トサイドドア1の開閉操作に先だってドアアームレスト4を迅速に把持すること ができる。
【0020】 そして、ステップランプ6のケーシング7には放熱穴10を形成してあるため 、ランプ本体8から発生する熱は放熱穴10から上方のドアアームレスト4内に 拡散されるため、ランプ本体8の発熱を抑えることができる。
【0021】 更に、ステップランプ6の光源を利用する関係で中空状に形成されたドアアー ムレスト4は、照明光のガイドとしても機能する補強板11によって十分に剛性 を確保できる。
【0022】 このようにして別途照明装置を設けることなく、ステップランプ6を有効利用 して、昼間における見栄えを損なうことなく夜間の車室内の装飾効果を高めるの である。
【0023】 尚、この考案は上記実施例に限られるものではなく、例えば照射用窓13には 透明材12を設けず単なる隙間としても良い。
【0024】
【考案の効果】
以上説明してきたようにこの考案によれば、ステップランプの光源を有効利用 して、ドアアームレストの上方のドア一般面を照射用窓によって幅広く照明する ことができるため、夜間における車室側部の装飾性を高めることができると共に ドアアームレストの視認性を高めドア開閉操作に先立ってドアアームレストの位 置を認識し易くすることができる。
【0025】 そして、ステップランプの上部に設けた放熱穴により光源から発する熱が中空 状に形成されたドアアームレスト内に拡散するためステップランプの発熱を抑え 、耐久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の要部を示す斜視図。
【図2】図4のA−A線に沿う断面図。
【図3】図4のB−B線に沿う断面図。
【図4】フロントサイドドアの斜視図。
【図5】回路図。
【符号の説明】
4…ドアアームレスト、4a…上壁、4b…下壁、6…
ステップランプ、9…照射部、10…放熱穴、13…照
射用窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアアームレストの下壁に下方を照らす
    ステップランプを配置すると共にこのステップランプ上
    方のドアアームレスト内を中空状に形成し、ステップラ
    ンプの上部に放熱穴を有する照明部を設けてこの照明部
    をドアアームレスト内上方に指向させ、ドアアームレス
    トの上壁とドア内壁との接合部に沿ってステップランプ
    の照射部からの光を洩射させる照射用窓を設けたことを
    特徴とする車両用照明装置。
JP1642791U 1991-03-20 1991-03-20 車両用照明装置 Pending JPH04112131U (ja)

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JP1642791U JPH04112131U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 車両用照明装置

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JP1642791U JPH04112131U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 車両用照明装置

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JPH04112131U true JPH04112131U (ja) 1992-09-29

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ID=31903442

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JP1642791U Pending JPH04112131U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 車両用照明装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008114694A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Toyota Boshoku Corp ドアポケットの照明構造
JP2009179119A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Riido:Kk 自動車用照明装置及び自動車

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JP2008114694A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Toyota Boshoku Corp ドアポケットの照明構造
JP4656043B2 (ja) * 2006-11-02 2011-03-23 トヨタ紡織株式会社 ドアポケットの照明構造
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