JP3077149U - 自動車用のコンソールボックス - Google Patents

自動車用のコンソールボックス

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JP3077149U JP2000007544U JP2000007544U JP3077149U JP 3077149 U JP3077149 U JP 3077149U JP 2000007544 U JP2000007544 U JP 2000007544U JP 2000007544 U JP2000007544 U JP 2000007544U JP 3077149 U JP3077149 U JP 3077149U
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錦市 伊藤
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株式会社ダイヤケース
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用のコンソールボックスにおいて、コ
ンソールボックスの内部及びその周辺の車室内並びに天
井を照明する。又、該コンソールボックス内の収納物と
その充填状態を、上蓋を開けることなく外側から容易に
確認できるようにする。 【解決手段】 コンソールボックス1又は1aを、透光
性のある樹脂板で構成し、該コンソールボックス1又は
1aの底板5又は27の下面に発光ダイオード等の光源
21を有する照明装置20又は28を配設する。該コン
ソールボックス1は、車両に固定式のコンソールボック
ス2の蓋3の上に取付ける。該コンソールボックス1a
は、ウオーク・スルー タイプの車両の前部座席と後部
座席の間の車両中央部の床上に設置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車用のコンソールボックス、詳しくは、自動車の運転席と隣席 との間の床に固定されているコンソールボックスに着脱自在に取付け可能なコン ソールボックス、あるいはウオーク・スルー タイプの車両の前部座席と後部座 席の間の車両中央部の床上に設置されるコンソールボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用のコンソールボックスとしては、運転席と隣席との間の床に固 定されているもの、前記固定式コンソールボックスに着脱自在に取付け可能なも の、あるいはウオーク・スルー タイプの車両の前部座席と後部座席の間の床上 に設置されているものなど各種が知られている。その機能も多岐に亘り、収納物 がその種類や大きさに応じて整理して収納されるように、コンソールボックス内 に間仕切りが設定されているものや、上蓋の内側にネットを設け、蓋裏に物を挟 めるものなどが提案されている。又、特開平9―272377号公報に開示され ているようにコンソールボックスの内部に照明装置を備えているものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のコンソールボックスの照明装置は、専らコンソールボックス内 部用の照明であり、コンソールボックスの外部を照明するものではなかった。コ ンソールボックス外部の照明装置としては、通常、車室天井に室内灯が設置され ている。しかし、室内灯は上方からの照明であり、計器盤に直接照明光が当たる 場合が多く、夜間点灯したまま走行するには、明る過ぎる照明である。このため 、車両外部からの照明が殆ど得られない山道等を夜間走行する場合には、車室内 が必要以上に暗くなるという問題があった。
【0004】 又、コンソールボックスが透明でない部材で構成されているため、コンソール ボックス内の収納物とその充填状態を知るには、コンソールボックスの上蓋を開 けて見なければならないという問題もあった。 そこで、本考案の目的は、コンソールボックスの外部近辺の車室内を照明する ことのできるコンソールボックスを提供することにある。
【0005】 本考案の更なる目的は、コンソールボックス内の収納物とその充填状態を、コ ンソールボックスの上蓋を開けることなく、暗い場所でも外側から容易に確認で きるコンソールボックスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および考案の効果】
上記目的を達成するため、本考案は、自動車用のコンソールボックスであって 、該コンソールボックスの壁面あるいはその付近に照明装置を備え、前記コンソ ールボックスの壁体は、少なくとも一部が前記照明装置からの光を透過させる板 材で構成されていることを特徴とする。具体的には、コンソールボックスをアク リル樹脂等で透光性のあるもので構成する。そして、コンソールボックスの下面 に発光ダイオード等を光源とする照明装置を配設し、夜間に発光ダイオード等に よる照明装置がコンソールボックス内部及びその周辺の車室内並びに天井を美し く照明できるようにする。そうすることにより、夜間山道等暗い場所の走行時に 、車室内に従来にない新しい雰囲気を作ることができる。
【0007】 但し、このような照明が運転の妨げとならないように考慮する必要がある。こ のため、コンソールボックスが光を透過し易い素材の場合は、低出力の光源を用 いる。コンソールボックスの素材が光を散乱する性質のものである場合は、高出 力の光源を用いることができる。
【0008】 その場合でもコンソールボックスの運転席側に遮光板を設けるなどして、運転 席方向への照明光の照射を抑えるようにする。 更に、本考案によるコンソールボックスは、車両に固定式のコンソールボック スの蓋に、ベルトで巻き付けて固定することが好ましい。このようにすれば、ど のようなサイズの固定式コンソールボックスの蓋にも容易に取付けることができ る。
【0009】 又、コンソールボックスの壁体としては、透明あるいはそれに近い淡い色のも のを用いるのが好ましい。コンソールボックスが下から照明されると、コンソー ルボックス内の収納物とその充填状態が、暗い場所でもコンソールボックスの上 蓋を開けることなく、外側から容易に確認できる。
【0010】 ウオーク・スルー タイプの車両に適合させるために、前部座席と後部座席の 間の車両中央部の床上に設置することができるように、本考案のコンソールボッ クスを構成してもよい。このようにすれば、車両に固定式のコンソールボックス の蓋の上に取付けた本考案のコンソールボックスと同様の照明効果及びコンソー ルボックス内の透視効果を得ることができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施の形態としての一具体例を、添付図面に基いて説明する。 図1は、自動車に取付けたコンソールボックスの使用状態を示している。図2 は、前記コンソールボックスの斜視図である。図3は、図2のA-A断面で、前記 コンソールボックスの上蓋の取付け関係を示す。図4は、図2のB-B断面で、前 記コンソールボックスの照明装置を示す。図5は、本考案に係るウオーク・スル ー タイプの車両用コンソールボックスの例を示す。
【0012】 図1において、コンソールボックス1は着脱式であり、自動車の運転席と隣席 との間の床に固定されているコンソールボックス2の蓋3の上に着脱自在に取付 けることができる。 図2に示すように、コンソールボックス1は、ほぼ直方体の箱型形状で、その 大きさは車両に取付けた状態における前後、左右、上下方向の内法が、それぞれ 20〜25cm、13〜15cm、6〜10cm程度である。
【0013】 図2において、底板5の前後左右の四方周囲に、前面縦板8、後面縦板7、側 面縦板6が接着により組付けられている。側面縦板6の下部は、底板5より更に 約2cm下方に延出しており、その延出部分に長さ約35mm、幅約3mmの細長い水 平の溝10が前後左右の四箇所で側面縦板6を貫通している。前記溝10には、 コンソールボックス1を固定式コンソールボックス2の蓋3の上に取付けるため のベルト12が前後に一本ずつ左右方向に挿通されている。
【0014】 上蓋4の後端(図2のR方向)には、側面縦板6に対して上蓋4を取付けるた めの取付け部11が設けられている。図3に示すように、上蓋4に設けられてい る円柱状突起4aが、側面縦板6に設けられている円柱状穴6aに嵌合され、ヒン ジとなっている。従って、前面縦板8に設けられている切欠き部9に手指等を挿 入し、上蓋4を上方へ開けることができる。
【0015】 コンソールボックス1の構成部材である底板5、前面縦板8、後面縦板7、側 面縦板6、上蓋4は、例えば透明、半透明又は淡い色に着色したアクリル樹脂等 の厚さ8mm程度の板から作る。 底板5の下面には、コンソールボックス1の内部及びその上方の車室内並びに 天井を照明できるように照明装置20が二箇所配設されている。照明装置20は 、図2及び図4に示すように、ケース22と、その中の例えば発光ダイオード等 の光源21と、電気配線24とから成る。
【0016】 ケース22は、底板5の下側の面にねじ23で固定されていて、光源21を固 定し、保護している。照明装置20の位置は、底板5の下側の面で任意の場所に 選ぶことができる。又、必要に応じて光源21の出力を所要の大きさに設定する と共に、照明装置20の数を三以上とすることもできる。光源21の電源として は、通常、自動車の計器盤付近に設定されているシガレットライター用のソケッ ト、あるいは近年一部の自動車に見られる電気器具用の専用出力端子を用いるこ とができる。
【0017】 このようなコンソールボックス1を用いると、照明装置20によってコンソー ルボックス1の中だけでなく、その付近の車室内並びに天井を照明できる。光源 21の種類と色、コンソールボックス1の材質や色等を選ぶことにより、夜間に 天井や車室内を美しい色調で照明し、車室内に従来にない新しい雰囲気を作るこ とができる。
【0018】 但し、このような照明が運転の妨げにならないように考慮する必要がある。こ のため、コンソールボックス1が光を透過し易い素材の場合は、低出力の発光ダ イオードを用いる。又、コンソールボックス1が光を散乱する性質のものである 場合は、出力の大きい発光ダイオードを用いることができる。その場合でも、コ ンソールボックス1の運転席側に(図示しない)遮光板を設けるなどして、運転 席方向への照明光の照射を抑えるようにする。
【0019】 又、透明あるいはそれに近い淡い色のコンソールボックス1が下から照明され ると、暗い場所でもコンソールボックス1の中の収納物とその充填状態が、上蓋 4を開けることなく外側から容易に確認できる。 このコンソールボックス1を、車両に固定されているコンソールボックス2の 蓋3の上に取付けるには、コンソールボックス1の側面縦板6の溝10に挿通し たベルト12をコンソールボックス2の蓋3に巻付ければよい。
【0020】 次に、前部座席と後部座席の間を乗員が自由に行き来できる、いわゆるウオー ク・スルー タイプの車両に適するコンソールボックスの例を図5に示す。 図5において、コンソールボックス1aは、直方体の箱でその大きさは車両に 取付けた状態における前後、左右、上下方向の内法がそれぞれ28〜30cm、1 5〜18cm、15〜17cm程度である。更に、この箱の前方(図5のF方向)及 び後方(図5のR方向)には、それぞれコップ立て25、26が直方体の箱と一 体構造で設けられている。コンソールボックス1aは、上蓋13、14を有する 。上蓋13の前端(図5のF方向)には、側面縦板17に対して上蓋13を取付 けるための取付け部15が、又上蓋14の後端(図5のR方向)には、側面縦板 17に対して上蓋14を取付けるための取付け部16が、それぞれ設けられてい る。取付け部15、16の構造は、前記コンソールボックス1の上蓋4の取付け 部11の構造と同様である。
【0021】 上蓋13、14には円形一体の切欠き部18が設けられており、前部座席及び 後部座席のどちらからでも、この切欠き部18に手指等を挿入し、上蓋13、1 4を上方へ開けることができる。 コンソールボックス1aの構成部材の材質、板厚、色等は、前記コンソールボ ックス1と同じである。
【0022】 底板27の下面には、三箇所の照明装置28と電気配線29が配設されている 。照明装置28の構造は、前記コンソールボックス1の照明装置20と同様であ る。 側面縦板17の下部は、底板27よりも下方に延出しており、コンソールボッ クス1aを車両に搭載するための脚部30を形成している。このため、コンソー ルボックス1aは、前部座席と後部座席の間の車両中央部の床上にそのまま置く ことができる。側面縦板17の下端部19の下面四箇所にマジックテープを貼付 け、車室床部のカーペットに動かないように固定する。
【0023】 なお、コンソールボックス1、1aの構成部材として、上記実施例では、アク リル樹脂等で透光性があるものとしたが、その他に、屈折率が異なる樹脂板を数 枚重ね合わせて構成してもよい。そうすることにより、散光効果をより一層高め ることができる。
【0024】 又、樹脂板を単色の淡い色に着色する代わりに、複数の色で着色してもよく、 模様や図柄を予め樹脂板に付与することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態のコンソールボックスの
使用状態である。
【図2】 図1に示すコンソールボックスの斜視図であ
る。
【図3】 図2に示すコンソールボックスのA-A断面図
である。
【図4】 図2に示すコンソールボックスのB-B断面図
である。
【図5】 本考案に係るウオーク・スルー タイプの車
両用コンソールボックスである。
【符号の説明】
1、1a…自動車用のコンソールボックス 2…車両に固定式のコンソールボックス 3…車両に固定式のコンソールボックスの蓋 4、13、14…上蓋 4a…円柱状突起 5、27…底板 6、17…側面縦板 6a…円柱状穴 7…後面縦板 8…前面縦板 9、18…切欠き部 10…溝 11、15、16…上
蓋取付け部 12…ベルト 19…側面縦板下端部 20、28…照明装置 21…光源 22…ケース 23…ねじ 24、29…電気配線 25、26…コップ立
て 30…脚部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用のコンソールボックスであっ
    て、該コンソールボックスの壁面あるいはその付近に照
    明装置を備え、前記コンソールボックスの壁体は、少な
    くとも一部が前記照明装置からの光を透過させる板材で
    構成されていることを特徴とする、コンソールボック
    ス。
  2. 【請求項2】 自動車用のコンソールボックスであっ
    て、透光性のある樹脂板で作られており、該コンソール
    ボックスの下面に照明装置が配設され、前記照明装置に
    よって該コンソールボックスの内部及びその周辺の車室
    内並びに天井が、下方より照明されることを特徴とす
    る、コンソールボックス。
  3. 【請求項3】 車両に固定式のコンソールボックスの蓋
    にベルトを用いて着脱自在に取付け可能であることを特
    徴とする、請求項1又は2記載のコンソールボックス。
  4. 【請求項4】 コンソールボックス内の収納物とその充
    填状態を、上蓋を開けることなく、外側から容易に確認
    できる樹脂板で該コンソールボックスを構成したことを
    特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載のコン
    ソールボックス。
  5. 【請求項5】 ウオーク・スルー タイプの車両におけ
    る前部座席と後部座席の間の車両中央部の床上に設置さ
    れることを特徴とする、請求項1、2又は4記載のコン
    ソールボックス。
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