JPH04111973U - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

Info

Publication number
JPH04111973U
JPH04111973U JP1546591U JP1546591U JPH04111973U JP H04111973 U JPH04111973 U JP H04111973U JP 1546591 U JP1546591 U JP 1546591U JP 1546591 U JP1546591 U JP 1546591U JP H04111973 U JPH04111973 U JP H04111973U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
port
core
fixed
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1546591U
Other languages
English (en)
Inventor
隅 享 大
吾 賢 治 余
Original Assignee
アイシン精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
Priority to JP1546591U priority Critical patent/JPH04111973U/ja
Publication of JPH04111973U publication Critical patent/JPH04111973U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルブに固定したニードル、および、可動鉄
心等の摺動部材を省くことを目的とする。 【構造】 バルブを可動コアとプランジャとゴムバルブ
とで形成し、コアに流体の流出する第2ポートを設ける
ことで、通電時には可動コアが固定コアに吸引されると
ともに、ゴムバルブが固定コアに当接して第2ポートの
管口を塞ぐことで流体の制御をする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車のアイドル・スピード・コントロール,空熱比制御等 の流体の制御に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
本考案に係わる従来技術としては、実開平2−4290号公報に開示されたも のがある。 電磁弁の従来技術を図4に基づいて説明すると、固定鉄心23は筒状の強磁性 体からなり、その前部に設けられたフランジ23aを介して開口部21aに結合 される。可動鉄心24は固定鉄心23と同じく筒状の強磁性体からなり、前端は 固定鉄心23の後方に一定間隔C6を置いて配置され、後端は底壁で閉じられて いる。開閉弁25は固定鉄心23の内孔に往復運動可能に挿入されたニードル2 6を有し、ニードル26の後端部は可動鉄心24の内孔に固定されている。ニー ドル26の前端部にはバルブ27が取り付けられている。
【0003】 図5および図6に示すように、バルブ27はニードル26の先端に固定され、 弁座22に対抗する板バネ27aと板バネ27aの少なくとも弁座22側の面上 に焼付けまたは接着材によつて固体されたゴム27bからなる。バルブ27と弁 座22の外周部との間にはコイル・スプリング28が挿入され、常時バルブ27 を開く方向に不勢している。弁座22とバルブ27の間隔C5は、固定鉄心23 と可動鉄心24の間隔C6より小さく設定されている。その差は板バネ27aの 撓み量とゴム27bの圧縮量に和以下である。
【0004】 上記のように構成れた従来技術の電磁弁は、通電時において、電磁力によつて 可動鉄心24が固定鉄心23に吸引される。その過程において可動鉄心24と一 体形成された開閉弁25が共に前進してバルブ27が弁座22に当椄して弁口を 閉じる。それにより、流体の流入を阻止し、流体を制御する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術のものにおいては以下のような欠点を持つ。
【0006】 電磁弁の構造上、摺動部を持つということは、摩擦による摩耗の危険性があり 、かつ、異音の原因につながる。このことは、耐久性においてかなり不安なもの となる。
【0007】 そして、従来技術は、バルブ27にニードル26を貫通させて、そのニードル 26に可動鉄心24を固定させて同時に可動するような構造のものであるため、 摺動部を持つことになり、耐久性が劣る。また、ニードル26等の部材によりコ ストアツプにつながる。
【0008】 そこで、本考案は、摺動部を極力避ける電磁弁を提供することをその技術的課 題とする。
【0009】
【課題を解決するための技術的手段】
前述した技術的課題を解決するために講じた本考案の技術的手段は、 ハウジングと、このハイジングに形成される内部空間及び第1ポートと、ハウ ジングに固定され内部に第2ポートを有する固定コアと、この固定コア外周にボ ビンを介して巻回される電磁コイルと、内部空間に配設されハウジングに支承さ れるバルブ手段、バルブ手段に一体的に形成される可動コアと、バルブ手段を第 1ポートと第2ポートとが連通する方向に付勢するスプリング手段とを有し、 バルブ手段は固定コアに着座することで第1ポートと第2ポートとを非連通と することである。
【0010】
【作用】
本考案によれば、電磁コイルに通電するとバルブ手段が固定コア側へ吸引され 、バルブ手段ののゴムバルブが固定コアに当椄して第1ポートと第2ポートとの 連通を断つ。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の技術的手段を具体化した実施例について添付した図面に基づい て詳細に説明する。
【0012】 図1に示すように、ハウジング1は流体が流入する第1ポート10と、バルブ 5が移動可能な内部空間15とを有する。
【0013】 ハウジング1の内部には中央に第2ポート11を有する固定コア2が固定され ている。第2ポート11は流体を流出させるために設けられ、ポートの途中には 段部11aを有する。また、スプリング12は段部11aに一端を固定し、他端 はバルブ手段5を開ける方向(第1ポート10と第2ポートとを連通させる方向 )に付勢するためにバルブ手段5の可動コア5bに固定されている。
【0014】 固定コア2の外周にはボビン17を介してコイル6が巻回されており、コイル 6に通電するためにハウジング1と一体になるようにコイル・ハウジング9が固 定されている。コイル・ハウジング9はコイル6に通電可能にするためにその内 部にターミナル7を有する。加えて、通電されたコイル6から発生する磁界の経 路を強制的に形成するヨーク8およびヨークプレート3を設ける。ヨーク8は一 端が固定コア2に接するように固定される。ヨークプレート3は一端がヨーク8 と接し、また、他端がバルブ手段5にある間隔をおいて固定させる。
【0015】 バルブ手段5は可動コア5b,プランジャ5a,ゴムバルブ5cによつて形成 される。可動コア5bには断面コ字形状をしたプランジャ5aが配設され、固定 コア11側にはゴムバルブ5cが焼き付けられている。ゴムバルブ5cは通電時 に第1ポート10と第2ポート11との連通を断つためのシール部として配設さ れている。また、板バネ4がゴムバルブ5cの外周に位置する所に固定されてい る。
【0016】 図3に板バネ4の単体の形状を示す。板バネ4は外周部4cをバルブ・ハウジ ング1に固定して、貫通穴4bにバルブベース5bが軸通されるようにし貫通穴 4bの外周をゴムバルブ5cに固定する。また、板バネ4には溝4aを設けるこ とで、流体の流路となり、流入管10と流出管11(連通穴)とを連通させる。
【0017】 上記ように構成された流量制御弁は、非通電時はスプリング12と板バネ4の 付勢力によつてバルブ5が図示左側(第1ポート10と第2ポート11とを連通 させる方向)にゴム13を介してバルブ・ハウジング1の内壁の突起部1bに当 椄するように設けられ、第1ポート10より流体を流入し板バネ4の溝4aを介 して開口部1aに連結された固定コア2の第2ポートより流体を流出させる。
【0018】 また、通電時には、電磁コイル6に通電され磁界が発生し、その磁界は固定コ ア2から可動コア5b、プランジャ5a、ヨークプレート3、ヨーク8、そして 、固定コア2への流れとなる。そして、電磁力によつて可動コア5bが固定コア 2に吸引される。その過程においてゴムバルブ5aがコア2に当椄して第1ポー ト10と第2ポート11との連通を断つ。
【0019】 次に、図2に基づいて、第2実施例の構成を説明する。第1実施例と同一の部 材に対しては同一番号とし、同一の構成および作用については説明は省略する。
【0020】 ハウジング14の内部空間に2つの突起部14aを有し、可動コア16bは第 1実施例のバルブベース5bより小さく形成され、断面コ字形状のプランジャ1 6aを第1実施例とは逆向きに可動コア16bに固定する。このような構成で、 非通電時において、バルブ手段16はプランジャ16aが突起部14aを覆うよ うにしてゴム13を介して突起部14aに接触している。また、通電時において は、第1実施例と同様な作用により、バルブ16のゴムバルブ16cがコア2に 当椄し、流体を流通を断ち、流量を制御する電磁弁が得られる。
【0021】
【考案の効果】
従来、バルブにニードルを貫通させているが、本考案によれば、ニードルを持 たない構造であり、かなりの摺動部の削減ができるために、摩耗等の心配が不要 となり、耐久性に優れたものとなる。また、底コストの電磁弁を提供することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の電磁弁の断面図を示す。
【図2】本考案の第2実施例の電磁弁の断面図を示す。
【図3】本考案の板バネの平面図を示す。
【図4】従来技術の電磁弁の断面図を示す。
【図5】従来技術の要部断面図を示す。
【図6】図5のA矢視図を示す。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 開口部 2 固定コア 4 板バネ 5 バルブ手段 5b 可動コア 6 電磁コイル 10 第1ポート 11 第2ポート 12 スプリング 15 内部空間 17 ボビン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングに形成され
    る内部空間及び第1ポートと、前記ハウジングに固定さ
    れ内部に第2ポートを有する固定コアと、該固定コア外
    周にボビンを介して巻回される電磁コイルと、前記内部
    空間に配設され前記ハウジングに支承されるバルブ手
    段、前記バルブ手段に一体的に形成される可動コアと、
    前記バルブ手段を前記第1ポートと前記第2ポートとが
    連通する方向に付勢するスプリング手段とを有し、前記
    バルブ手段は前記固定コアに着座することで前記第1ポ
    ートと前記第2ポートとを非連通とすることを特徴とす
    る流量制御弁。
JP1546591U 1991-03-15 1991-03-15 流量制御弁 Pending JPH04111973U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1546591U JPH04111973U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 流量制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1546591U JPH04111973U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 流量制御弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04111973U true JPH04111973U (ja) 1992-09-29

Family

ID=31902668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1546591U Pending JPH04111973U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 流量制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04111973U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003014022A (ja) * 2001-06-26 2003-01-15 Ckd Corp 板ばね及び電磁弁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003014022A (ja) * 2001-06-26 2003-01-15 Ckd Corp 板ばね及び電磁弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8733395B2 (en) Solenoid operated fluid control valve
US3422850A (en) Electromagnetic fluid valve
US5799696A (en) Solenoid actuated toggle valve
JP3666246B2 (ja) ソレノイドバルブ
US6778051B2 (en) Electromagnetic valve
JP4042184B2 (ja) 電磁弁
JPH04111973U (ja) 流量制御弁
US7614604B2 (en) Electromagnetic fuel injection valve
KR0134618B1 (ko) 솔레노이드 밸브
JPH06249083A (ja) 電動式アクチュエータ
JP2001330167A (ja) 弁装置
JP4570274B2 (ja) ガスメータ用双方向遮断弁
JPS61136074A (ja) 流体用電磁弁
JPH0514063Y2 (ja)
JPH0422141Y2 (ja)
JPH0422139Y2 (ja)
JPH0328221Y2 (ja)
JP2696896B2 (ja) 電磁弁装置
JPH0225026Y2 (ja)
JP2022133152A (ja) 流量制御弁
JPS5824688Y2 (ja) 流体制御弁
JPH0238139Y2 (ja)
JPH07145873A (ja) 電磁弁
JPH02275186A (ja) 電磁弁
JPS626365Y2 (ja)