JPH04111899U - シヤツタ駆動用直流モータの制動力解除回路 - Google Patents

シヤツタ駆動用直流モータの制動力解除回路

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JPH04111899U
JPH04111899U JP2239691U JP2239691U JPH04111899U JP H04111899 U JPH04111899 U JP H04111899U JP 2239691 U JP2239691 U JP 2239691U JP 2239691 U JP2239691 U JP 2239691U JP H04111899 U JPH04111899 U JP H04111899U
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braking
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進 海上
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文化シヤツター株式会社
ルミツター工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッタを電動,手動併用可動することであ
る。 【構成】 手元開閉スイッチ7の常閉接点16O ,16
C にダイオード12,13を接続して、直流モータ4の
発電制動を解除する様にしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、シャッタの開閉制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来のシャッタ装置概略図である。1は上下動で開閉するシャッタカ ーテン、2はシャッタカーテン1を捲き取るドラム、3は減速用ギヤヘッド、4 は駆動源の直流モータ、5 は直流モータ4の回転軸、6は直流モータ4の電源回 路を含む制御回路、7は開閉用の手元開閉スイッチ、8は手元開閉スイッチ7の 開用スイッチ、9は閉用スイッチ、10は停止用スイッチ、11はシャッタ開閉 制御回路である。
【0003】 図4は、従来のシャッタ開閉制御回路の具体的回路図であり、K1 は開閉スイ ッチ7の開(N.O)用接点で正回転用、K2 は閉用(N.C)逆回転用接点、 16O ,16C は開閉スイッチ7の常閉接点、20はAC100V商用電源、2 1はフューズF、22は電源用トランスT、23は整流用ダイオードブリッジ回 路D.B、24は平滑用コンデンサC、Iaはモータ4短絡時の発電制動電流で ある。
【0004】 次に動作について説明する。図3の手元開閉スイッチ7を開(上昇用)8にセ ットすると、直流モータ制御回路6は直流モータ4に正回転方向の駆動電流を加 えて正回転させ、ギヤヘッド3によって所定の減速比で減速した速度でシャッタ カーテン1をドラム2に捲き上げる。ここでシャッタカーテン1を全開まで捲き 上げずに途中で止めておきたい場合は、手元開閉スイッチ7を停止10にセット する。そこで、直流モータ制御回路6は直流モータ4への電流を遮断し、直流モ ータ4を短絡して回転を停止させシャッタカーテン1の上昇を途中で止める。
【0005】 以上の停止動作を図4の具体的回路図によって更に詳しく説明すると、上述の 停止指令によってスイッチK1 は常閉接点16O 側に切り代わり、直流モータ4 は電源から遮断され両端が短絡されて閉回路となる(図4はこの状態を表わして いる)。そして直流モータ4の閉回路には逆起電力による発電制動電流Iaが流 れブレーキ電流となってモータ4が停止し、シャッタカーテン1の上昇も止まる 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来のシャッタ開閉制御回路は以上のように構成されているので、この装置は 主に公衆場以外の場所で使用される小形シャッタであって、使用条件からも手動 併用が望ましい。また停電や機器の故障等の事故時は手動に頼らなければならな い。 しかしながら手動の場合装置の減速系機構はそのままなので、シャッタカーテ ン1を上下動させればモータ4が回転させられ直流モータ4の閉回路に発電電流 が流れ制動ブレーキと同じ状態となってしまって、ギヤヘッドの減速比が高いと シャッタカーテンの開閉が手動では出来ないと云う不都合があった。 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、シャッタカー テン手動時の発電電流による発電制動を解除して手動による可動が容易な装置を 得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るシャッタ駆動用直流モータの制動力解除回路は、シャッタの開 閉を行なう制御回路の手元開閉スイッチ常閉接点に、上記シャッタの手動時直流 モータに発生する発電制動を解除するダイオードを接続したものである。
【0008】
【作用】
この考案におけるシャッタ駆動用直流モータの制動力解除回路は、手元開閉ス イッチの常閉接点にダイオードを接続したので、シャッタ手動時のモータの発電 制動は解除される。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1は、この考案の一実施 例であるシャッタ駆動用直流モータの制動力解除回路の具体的回路図であり、1 2はモータ4の発電制動電流吸収ダイオードD1 、13は発電制動電流遮断用ダ イオードD2 であり、他の部品符号は従来例の回路と同一である。
【0010】 次に動作について説明する。図1に示すように直流モータ4が停止の状態では スイッチK1 は電源の+接点(N.O)から常閉接点16O に切り代わり、スイ ッチK2 も常閉接点16C に在り、モータ4→スイッチK1 →ダイオードD1 1 2→ダイオードD2 13→モータ4の閉回路を構成している。
【0011】 ここでシャッタカーテン1を手動で上昇させると、減速系を通して直流モータ 4の回転軸5が回転させられ、発電制動電流Iaが閉回路を流れることは従来例 で説明した通りである。然しながらこの考案の一実施例の場合、制動電流Iaは ダイオードD1 で一部消費吸収され、ダイオードD2 によって遮断されるので閉 回路としては動作せず、シャッタカーテン1の手動による制動電流は無視出来る ので電動手動の併用操作を支障なく行なうことができる。
【0012】 尚ダイオードD1 ,D2 を接続しても電動時の直流モータ4の停止動作につい ては、モータ4の定常回転から発生する逆起電力による制動電流Ia値と、シャ ッタカーテン1の手動によって直流モータ4に発生する制動電流値とでは定常回 転から発生するIaの方が充分大きいのでモータ4の短絡動作はD1 ,D2 を抵 抗と見なし閉回路とみて支障はない。
【0013】 次に他の実施例について説明する。図2はこの考案の他の実施例であるシャッ タ駆動用直流モータの制動力解除回路の具体回路図であり、14は制動電流遮断 用ダイオードD3 、15は同じく制動電流遮断用ダイオードD4 であり、他の部 品、符号は前記実施例と同じである。 但しダイオードD3 ,D4 の極性は前記実施例とは逆向きに接続したものであ り、この場合は制動電流Iaが閉回路を流れようとしてもダイオードD3 ,D4 によって遮断されるため制動電流Iaは閉回路を流れないので、シャッタカーテ ン1の手動による制動は完全に解除され、電動,手動の併用可動が容易になる。
【0014】 以上説明した様に一実施例の回路と他の実施例回路の選択は直流モータ4の規 格電流値,制動電流値,ギヤヘッドの減速比とダイオードの規格から選択すれば よい。
【0015】 次にもう一つの他の実施例について説明する。図5はもう一つの他の実施例の 具体的回路図であり、16S は開閉スイッチを3接点としたモータ4の停止用接 点であり他の符号は前記実施例と同じである。
【0016】 この様に開閉スイッチK1 ,K2 を3接点として手動用接点と、モータ4停止 用接点を別にすれば電動開閉時のモータ4の停止と、手動に切り代えた時の手動 による開閉がよりスムーズとなる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば手元開閉スイッチの常閉接点にダイオードを 接続して、シャッタ手動時のモータ回路の発電制動を解除する様に構成したので 、簡単な部品追加で電動手動併用動作が容易となり、事故時の安全装置ともなる 効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるシャッタ駆動用直流
モータの制動力解除回路の具体的回路図である。
【図2】この考案の他の実施例であるシャッタ駆動用直
流モータの制動力解除回路の具体的回路図である。
【図3】従来のシャッタ装置の概略図である。
【図4】従来のシャッタ開閉制御回路の具体的回路図で
ある。
【図5】この考案の他の実施例の具体的回路図である。
【符号の説明】
1 シャッタカーテン 3 ギヤヘッド 4 直流モータ 7 手元開閉スイッチ 11 シャッタ開閉制御回路 12 ダイオードD1 13 ダイオードD2 14 ダイオードD3 15 ダイオードD4 16O 常閉接点 16C 常閉接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流モータを正,逆回転させギヤヘッド
    で減速してシャッタの開閉を行なう制御回路の手元開閉
    スイッチ常閉接点に、上記シャッタの手動時上記直流モ
    ータに発生する発電制動を解除するダイオードを接続し
    た、シャッタ駆動用直流モータの制動力解除回路。
JP2239691U 1991-03-15 1991-03-15 シャッタ駆動用直流モータの制動力解除回路 Expired - Fee Related JP2546415Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6028079B1 (ja) * 2015-08-28 2016-11-16 株式会社ハアーモニー 電動シャッタ開閉機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6028079B1 (ja) * 2015-08-28 2016-11-16 株式会社ハアーモニー 電動シャッタ開閉機

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JP2546415Y2 (ja) 1997-09-03

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