JPH04111876A - 構造物の振動エネルギー吸収装置 - Google Patents
構造物の振動エネルギー吸収装置Info
- Publication number
- JPH04111876A JPH04111876A JP23028390A JP23028390A JPH04111876A JP H04111876 A JPH04111876 A JP H04111876A JP 23028390 A JP23028390 A JP 23028390A JP 23028390 A JP23028390 A JP 23028390A JP H04111876 A JPH04111876 A JP H04111876A
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- Japan
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- structural members
- projected
- deformation
- outer frame
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Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title abstract 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 title 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は構造物の構造部材間の相対変形時の相対回転
変形を利用して構造物に入力される振動エネルギーを吸
収することを可能にした構造物の振動吸収装置の改良に
関するものである。
変形を利用して構造物に入力される振動エネルギーを吸
収することを可能にした構造物の振動吸収装置の改良に
関するものである。
〔従来の技術]
従来、地震時等に構造物に蓄えられる振動エネルギーを
吸収する方法として、上下階間の層間変位を利用し、そ
の相対水平変位をダンパ等のエネルギー吸収装置に伝達
させることにより消費する方法が一般に知られている。
吸収する方法として、上下階間の層間変位を利用し、そ
の相対水平変位をダンパ等のエネルギー吸収装置に伝達
させることにより消費する方法が一般に知られている。
通出願人もこの種のエネルギー吸収装置を開発し、幾つ
か出願もしている。
か出願もしている。
しかし、この種の方式の振動エネルギー吸収装置の能力
は、変位量の大きさに対応して発揮される為、構造体間
にある程度の距離を確保する必要があり、装置の大型化
が免れないという欠点がある。
は、変位量の大きさに対応して発揮される為、構造体間
にある程度の距離を確保する必要があり、装置の大型化
が免れないという欠点がある。
そこで、通出願人は構造物の相対変形時の回転を利用し
て振動エネルギーを吸収することを可能にした構造物の
振動吸収装置を開発し、これについて既に出願している
(特願平1−140898号公報参照)。
て振動エネルギーを吸収することを可能にした構造物の
振動吸収装置を開発し、これについて既に出願している
(特願平1−140898号公報参照)。
ところで、鉛は単独でも充分な弾塑性履歴吸収エネルギ
ー量を有し、しかも封じ込めることにり、その性能は格
段にアップすることが知られている。
ー量を有し、しかも封じ込めることにり、その性能は格
段にアップすることが知られている。
しかし、鉛を封じ込めることは非常に難しく、免震積層
ゴムの中やピストンダンパーの中に入れて用いる以外は
、あまり知られていない。
ゴムの中やピストンダンパーの中に入れて用いる以外は
、あまり知られていない。
この発明は構造物の構造部材間の相対変形時の相対回転
を利用した構造物の振動吸収装置を改良・発展させたも
ので、当該装置に鉛の弾塑性復元力を利用することによ
り、極めてコンパクトな構造でありながら構造物の振動
エネルギ吸収能力の極めて大きい構造物の振動吸収装置
を提供することを目的とするものである。
を利用した構造物の振動吸収装置を改良・発展させたも
ので、当該装置に鉛の弾塑性復元力を利用することによ
り、極めてコンパクトな構造でありながら構造物の振動
エネルギ吸収能力の極めて大きい構造物の振動吸収装置
を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、この発明の構造物の振動吸収
装置は、接合される構造部材の一方に外枠を突設し、他
方にコアを突設し、前記外枠の中空部にコアを回転可能
に挿通し、且つ前記外枠とコアとの間に鉛塊を前記構造
部材間の相対変形時の相対回転変形量に応して塑性変形
しうるように封入してなる。
装置は、接合される構造部材の一方に外枠を突設し、他
方にコアを突設し、前記外枠の中空部にコアを回転可能
に挿通し、且つ前記外枠とコアとの間に鉛塊を前記構造
部材間の相対変形時の相対回転変形量に応して塑性変形
しうるように封入してなる。
以下、この発明のエネルギー吸収装置を図示する一実施
例に基づいて説明する。
例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の原理を示したもので、外枠1の中に
コア2が設置され、且つ当該外枠1とコア2間の中空部
3に鉛塊4が封入されている。
コア2が設置され、且つ当該外枠1とコア2間の中空部
3に鉛塊4が封入されている。
そして、外枠1若しくはコア2の一方が固定された状態
で、他方が回転力Pによって回転すると、この回転に伴
って鉛塊4が塑性変形する。
で、他方が回転力Pによって回転すると、この回転に伴
って鉛塊4が塑性変形する。
その結果、荷重(回転力)Pと鉛塊4の変形(回転量)
Φとの間に第2図に図示するような復元力特性が見られ
る。
Φとの間に第2図に図示するような復元力特性が見られ
る。
なお、鉛は再結晶性に冨むので過去の履歴に左右されず
、常に一定した特性を示す。
、常に一定した特性を示す。
第3図及び第4図は当該装置の実際の構造を示したもの
で、以下その詳細を説明する。
で、以下その詳細を説明する。
回転体5,6及び連結ボルト7は極めて剛性の高い素材
より形成され、且つ回転体5及び66は外わく1を構成
するもので、双方とも構造物の主要構造部材の接合部、
例えば柱と梁との接合部等に設置される。
より形成され、且つ回転体5及び66は外わく1を構成
するもので、双方とも構造物の主要構造部材の接合部、
例えば柱と梁との接合部等に設置される。
また、回転体5は接合さる構造部材の一方に例えば柱若
しくは梁の一方に突設され、回転体6,6は前記構造部
材の他方に突設され、回転体5の両側に添わされている
。
しくは梁の一方に突設され、回転体6,6は前記構造部
材の他方に突設され、回転体5の両側に添わされている
。
回転体5の先端部には矩形状の中空部3が形成され、当
該中空部3の両端は回転体6,6によって閉塞されてい
る。
該中空部3の両端は回転体6,6によって閉塞されてい
る。
連結ボルト7はコア2を構成するもので、矩形断面形に
形成され、且つ回転体6,6及び回転5の中空部3に連
続して挿通され、その両端の雄ねじ部に固定ナツト8が
螺合され固定されている。
形成され、且つ回転体6,6及び回転5の中空部3に連
続して挿通され、その両端の雄ねじ部に固定ナツト8が
螺合され固定されている。
鉛塊4は中空部3に封入されている。
このような構成に於いて、構造物の構造部材間の相対変
形時の相対回転変形量に応じて鉛塊4が塑性変形し、こ
れによって構造物の振動エネルギーが吸収される。
形時の相対回転変形量に応じて鉛塊4が塑性変形し、こ
れによって構造物の振動エネルギーが吸収される。
第5図、第6図及び第7図は、コア2、すなわち連結ボ
ルト7の変形例を示したものであるが、外枠1とあいま
って鉛塊4を塑性変形させることができるものであれば
、必ずしもこのような断面形状に限定されるものではな
い。
ルト7の変形例を示したものであるが、外枠1とあいま
って鉛塊4を塑性変形させることができるものであれば
、必ずしもこのような断面形状に限定されるものではな
い。
第8図、第9図、第10図及び第11図は、当該装置の
適用例を示したものである。
適用例を示したものである。
ここで、装置Aは回転体1,2(若しくは連結ボルト9
)と鉛塊4とから構成されている。
)と鉛塊4とから構成されている。
第8図はスラブ9と外壁10との接合部、第9図は柱1
1と梁12との接合部、第10図は梁12と間柱13と
の接合部、そして、第11図は建物と建物との間にジヨ
イントダンパーとして適用された場合をそれぞれ示した
ものである。
1と梁12との接合部、第10図は梁12と間柱13と
の接合部、そして、第11図は建物と建物との間にジヨ
イントダンパーとして適用された場合をそれぞれ示した
ものである。
この発明は以上の構成からなるので以下の効果を有する
。
。
構造部材間の相対変形時の相対回転量を利用し、そのと
きの接点を逆方向に回転させよ4゜ うとする力を直接、変形材である鉛塊に伝達してエネル
ギーの吸収を行うものである為、小型でありながら接続
する部材間の距離に関わりなく、規模の割に高い効率で
任意のエネルギー吸収を得ることができる。
きの接点を逆方向に回転させよ4゜ うとする力を直接、変形材である鉛塊に伝達してエネル
ギーの吸収を行うものである為、小型でありながら接続
する部材間の距離に関わりなく、規模の割に高い効率で
任意のエネルギー吸収を得ることができる。
第1図〜第11図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図はこの発明に係るエネルギ吸収装置の原理を示す
説明図、第2図は第1図に示す原理に於いて、鉛の復元
力特性を示すグラフ、第3図及び第4図は装置の具体的
構造を示すもので、第3図はその正面図、第4図はその
断面図、第5図、第6図及び第7図はコアの変形例を示
すもので、いずれも正面図、第8図、第9図、第10図
及び第11図は装置の適用例を示すもので、第8図、第
9図及び第10図は構造物の一部側面図、第11回は構
造物の側面図である。 1・・・外枠、2・・・コア、3・・・間隙部、4・・
・鉛塊、5,6・・・回転体、7・・・連結ボルト、8
・・・固定ナツト、9・・・スラブ、10・・・外壁、
11・・・柱、12・・・梁、13・・・間柱。
第1図はこの発明に係るエネルギ吸収装置の原理を示す
説明図、第2図は第1図に示す原理に於いて、鉛の復元
力特性を示すグラフ、第3図及び第4図は装置の具体的
構造を示すもので、第3図はその正面図、第4図はその
断面図、第5図、第6図及び第7図はコアの変形例を示
すもので、いずれも正面図、第8図、第9図、第10図
及び第11図は装置の適用例を示すもので、第8図、第
9図及び第10図は構造物の一部側面図、第11回は構
造物の側面図である。 1・・・外枠、2・・・コア、3・・・間隙部、4・・
・鉛塊、5,6・・・回転体、7・・・連結ボルト、8
・・・固定ナツト、9・・・スラブ、10・・・外壁、
11・・・柱、12・・・梁、13・・・間柱。
Claims (1)
- (1)接合される構造部材の一方に外枠を突設し、他方
にコアを突設し、前記外枠の中空部にコアを回転可能に
挿通し、且つ前記外枠とコアとの間に鉛塊を前記構造部
材間の相対変形時の相対回転変形量に応じて塑性変形し
うるように封入してなることを特徴とする構造物の振動
吸収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2230283A JP2550765B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 構造物の振動エネルギー吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2230283A JP2550765B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 構造物の振動エネルギー吸収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111876A true JPH04111876A (ja) | 1992-04-13 |
JP2550765B2 JP2550765B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=16905385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2230283A Expired - Lifetime JP2550765B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 構造物の振動エネルギー吸収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550765B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734722A (ja) * | 1993-07-26 | 1995-02-03 | Kajima Corp | 可変減衰装置を利用したアクティブ制震構造 |
JP2009020042A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Alpine Electronics Inc | ナビゲーション装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0226332A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 構造物用エネルギー吸収装置 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP2230283A patent/JP2550765B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0226332A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 構造物用エネルギー吸収装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734722A (ja) * | 1993-07-26 | 1995-02-03 | Kajima Corp | 可変減衰装置を利用したアクティブ制震構造 |
JP2009020042A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Alpine Electronics Inc | ナビゲーション装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2550765B2 (ja) | 1996-11-06 |
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