JPH02271121A - 制振装置 - Google Patents

制振装置

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Publication number
JPH02271121A
JPH02271121A JP8976689A JP8976689A JPH02271121A JP H02271121 A JPH02271121 A JP H02271121A JP 8976689 A JP8976689 A JP 8976689A JP 8976689 A JP8976689 A JP 8976689A JP H02271121 A JPH02271121 A JP H02271121A
Authority
JP
Japan
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plastic deformation
load
generated
energy absorbing
piping
Prior art date
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Pending
Application number
JP8976689A
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English (en)
Inventor
Shuichi Ishikura
石倉 修一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Atomic Power Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Atomic Power Industries Inc filed Critical Mitsubishi Atomic Power Industries Inc
Priority to JP8976689A priority Critical patent/JPH02271121A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は各種機器・配管等の産業施設及び建物等の構
造物における耐震支持構造を有する制振装置に関するも
のである。
[従来の技術] 従来の防振装置の代表的なものとして、2つの支持部間
の移動をピストンの移動による流体の移動に変換し、流
体か細径のオリフィスを通ることにより、そこで抵抗か
生じ、防振力となるオイルスナツパや、また2つの支持
部間の移動を、ボールネジ部で回転運動に変えることに
より、内輪の回転慣性力か防振力となるメカニカルスナ
ツバ等があるが、これらは、その構造の特徴がメカニカ
ル上の問題や複雑さ等により、力学特性が固定している
のと、かつ故障か多い欠点を有する。
制振装置としては、近年、米国て開発され、特開昭50
−146929号にて開示されたエネルギーアブソーバ
かある。
第4図は従来の装置部品における塑性変形により振動エ
ネルギー吸収を行う構成を示した図であり、本発明の装
置と原理は類似しているか、変形の吸収方式か単なる部
材の曲げであるため装置のコンパクト化に欠ける。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように従来の制振装置は構造か複雑で大規模なた
め、装置をコンパクトにすることか困難てあり、また、
メンテナンスか煩雑で費用かかかるという問題かあった
本発明はこのような従来の課題を解決し、メンテナンス
性に優れ、かつコンパクト化か容易な制振装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の制振装置は構
造物に対して、接続部材及び/または連結部材を介して
塑性変形エネルギー吸収材及び可撓性部材を設けて固定
端に結合した構成を有するものである。
[作用] 上記の構成を有することにより、外力による塑性変位を
多孔材の体積変化で吸収するために、装置のコンパクト
化か可能であり、大変位も吸収可能である。また1部材
自身の変形であるため、従来の様に流体やメカニカル機
能を利用した場合と異なるので、従来必要とされたメン
テナンスか不要となる。
[実施例] 第1図(a)は本発明の制振装置の一実施例を示す断面
図で、l、はケース、2は塑性変形エネルギー吸収材、
3はハネ材、4は接続部材としての金具、5は連結部材
としての金具、6は固定端、7は振動をそれぞれ示す。
制振装置はケースlに入れてあり、塑性変形エネルギー
吸収材2として多孔材料を使用し、復元力機能を右する
ハネ材3と固定端6に結合し、他方は接続用の金具4と
連結用の金具5を介して、機器・配管等に接続される。
そして、機器・配管副が外力により振動7を生しると、
その運動は連結用の金具5.接続用の金A4を介して塑
性変形エネルギー吸収材2及びハネ材3に伝達される。
第2図は第1図(a)の塑性変形エネルギー吸収材2と
して多孔材料を用いた場合の材料の力学特性を示す図で
、同図(a)は塑性変形エネルギー吸収材2に荷重Fを
作用させると変位Uか生しる状態を示した図てあり、ま
た同図(b)は荷重Fと変位Uとの関係を示した図であ
る。荷重Fを増加させると塑性変形エネルギー吸収材2
の弾性限界F、て塑性域に移り、塑性変形により荷重の
エネルギーを吸収する。
この場合、塑性変形エネルギー吸収材2の変形は第2図
(a)に示す様に、可縮性のために横への広がりか殆ど
なく、荷重方向にのみ圧縮する。
また、多孔材料の隙間率か大きいため、変形吸収能が大
きい。
この様な多孔材料の一例として、発泡アルミニウム(商
品名アルボラス:神鋼鋼線工業■)かあルシ、ハニカム
状吸収体の一例としては、接着ハニカムコア・パネル(
住人軽金属■)等がある。
第3図(a)、(b)は第1図(a)の装置における変
位−荷重(外力)の関係を示した図で、Fは荷重、Uは
変位を示した図である。
いま、第1図(a)において、各種機器・配管等の外力
からの荷重Fを受けると、塑性変形エネルギー吸収材2
の弾性限界荷重Fyに達するまては、ハネ材3か直線8
で示すような弾性変形をして、変形U、か生じる。荷重
FかF、を超えると塑性変形エネルギー吸収材2は直線
9のような塑性変形によりエネギー吸収し、変形Uとな
る。
荷重Fが減少すると、ハネ材3の復元力機能により、直
線lOの変形をたどる。この場合に吸収する塑性変形エ
ネルギーは、変形過程の直線8→9→lOで囲む面植に
相当する。
尚、この実施例は最も簡単な例を示しているか、塑性変
形エネルギー吸収材2とバネ材3を多重に組合わせるこ
とにより、種々の履歴特性を持つ制振装置か可能となる
また、第1図(b)は塑性変形エネルギー吸収材2とし
てハニカム構造12を応用した他の実施例を示す図で、
この場合、ハニカム構造から成る塑性変形エネルギー吸
収材2はそのハニカムの空隙部かケースlの長手方向(
即ち、外力の作用する方向)と平衡となる様に配置され
ている。
さらに、第1図(c)は塑性変形エネルギー吸収材2と
して多重円筒構造を応用した、さらに別の実施例を示す
図で、この場合、各円筒(外筒13a及び内筒13b)
はその軸心かケースの長手方向に向けて配管されている
尚、第1図(b)、(C)におけるその他の作用及び構
成は同図(a)に示すものと同様であるのて、詳細な説
明は省略する。
」二足のように、塑性変形エネルギー吸収材としては、
多孔材料に限らず、ハニカム状、多重円筒状の様に隙間
を有する形状で可縮性のものてあれば良く、また材質と
しても金属に限らず非金属(ブラスチウク等)も適用で
きる。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明の制振装置は塑性変形エ
ネルギー吸収材及び可撓性部材を設けているので、大変
位に対して体積変化で吸収か可能であり、装置もコンパ
クトすることか可能であり、従来のように流体やメカニ
カル機能を利用した場合に必要なメンテナンスか不要と
なるという利点かある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の制振装置の一実施例を示す断面
図、第1図(b)は塑性変形エネルギー吸収材としてハ
ニカム構造を採用した他の実施例を示す図、第1図(c
)は塑性変形エネルギー吸収材として多重円筒構造を採
用したさらに別の実施例を示す図、第2図は第1図(a
)の塑性変形エネルギー吸収材として多孔材料を用いた
場合の材ネ4の力学特性を示す図で、同図(a)は塑性
変形エネルギー吸収材に荷重Fを作用させると変位Uが
生じる状態を示した図、同図(b)は荷重Fと変位Uと
の関係を示した図、第3図(a)。 (b)は第1図(a)の装置における変位−荷重(外力
)の関係を示した図、第4図は従来の装置部品における
塑性変形により振動エネルギー吸収を行う構成を示した
図である。 図中。 l:ケース 2:塑性変形エネルギー吸収材 3:バネ材     4:接続用の金具5:連結用の金
具  6・固定端 7:振動      I2:ハニカム構造13:多重円
筒構造 代理人 弁理士 1)北 嵩 晴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 構造物に対して、接続部材及び/または連結部材を介し
    て塑性変形エネルギー吸収材及び可撓性部材を設けて固
    定端に結合したことを特徴とする制振装置。
JP8976689A 1989-04-11 1989-04-11 制振装置 Pending JPH02271121A (ja)

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JP8976689A JPH02271121A (ja) 1989-04-11 1989-04-11 制振装置

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JP8976689A JPH02271121A (ja) 1989-04-11 1989-04-11 制振装置

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JPH02271121A true JPH02271121A (ja) 1990-11-06

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0690505A (ja) * 1992-09-08 1994-03-29 Toshiba Toransupooto Eng Kk 超電導磁石装置
KR20030004227A (ko) * 2002-12-04 2003-01-14 강범수 나노미터크기의 다공질 입자를 이용한 에너지 감쇄장치
KR20220126350A (ko) * 2021-03-09 2022-09-16 전북대학교산학협력단 스너버용 충격 대응유닛 및 이를 이용한 배관 충격 흡수장치

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KR20030004227A (ko) * 2002-12-04 2003-01-14 강범수 나노미터크기의 다공질 입자를 이용한 에너지 감쇄장치
KR20220126350A (ko) * 2021-03-09 2022-09-16 전북대학교산학협력단 스너버용 충격 대응유닛 및 이를 이용한 배관 충격 흡수장치

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