JPH04111836A - ユニット住宅の屋根構造 - Google Patents

ユニット住宅の屋根構造

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JPH04111836A
JPH04111836A JP2229897A JP22989790A JPH04111836A JP H04111836 A JPH04111836 A JP H04111836A JP 2229897 A JP2229897 A JP 2229897A JP 22989790 A JP22989790 A JP 22989790A JP H04111836 A JPH04111836 A JP H04111836A
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roof
unit
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roof panel
frame
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Tokuji Saito
斉藤 徳次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔背景技術〕 従来より、在来工法や木造、鉄骨等の軸組構造の住宅の
屋根構造では、束、梁、母屋等を建設現場で組立てて建
物躯体の上部に小屋組を構成し、この小屋組上に屋根パ
ネルを張り渡して屋根を構成していた。
一方、複数の居室ユニットから構成されるユニット住宅
の屋根構造では、通常第6図に示すように、予め工場で
作られた屋根材61が取付けられている複数の屋根ユニ
ット62を、居室ユニット63の上に設置することで屋
根を構成していた。
また、ユニット住宅の屋根構造としては、実公平1−2
4243号のように、矩形状の屋根パネル受は部の隅角
部に垂直片を垂設させて形成される直方体状の小屋組部
材を住宅用躯体の上面中央に載置し、屋根パネル受は部
と住宅用躯体の外側梁との間に複数の屋根パネルを張り
渡して外側屋根を形成するとともに、屋根パネル受は部
の上部に屋根頂部を形成する中央屋根ユニットを載置固
定したものも知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、建設現場で小屋組を構成する屋根構造の
場合、現場での作業割合が多くなるため、作業効率が低
下して工期が長くなるという問題があった。
一方、第6図に示すような屋根ユニット62を用いた場
合には、小屋組の組立作業等が不要となる利点があるが
、輸送上の寸法制限等で屋根を複数の屋根ユニット62
で構成しなければならず、このため各ユニット62間の
接続、防水処理を現場で行わなければならなかった。特
に屋根の勾配方向に直交するユニット接続部64は、屋
根の勾配面の途中にあるためその防水が難しく、建設現
場での防水作業が煩雑であるという問題があった。
また、実公平1−24243号の屋根構造では、屋根ユ
ニット62を用いる場合と同様に屋根パネルおよび中央
屋根ユニット間の接続、防水処理を現場で行わなければ
ならないという問題があった。
さらに、断面三角形状の屋根ユニット62は積み重ねて
輸送できないので輸送効率が悪く、一方案公平1−24
243号の小屋組部材には下梁が無いため、輸送時に補
助フレーム等を取付けなければならず、輸送作業が煩雑
となるという問題もあった。
本発明の目的は、建設現場作業を減少できるとともに、
輸送作業や屋根の防水作業を容易に行えるユニット住宅
の屋根構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るユニット住宅の屋根構造は、工場で予め形
成された直方体状のユニットフレームをユニット住宅の
居室部の上面に載置し、このユニットフレームにその上
端部が棟部において互いに接続される屋根パネルを載置
したことを特徴とする。
ここで、前記居室ユニットの側面上部には軒先ユニット
が取付けられ、前記屋根パネルの下端部は軒先ユニット
上部まで延長されていることが好ましい。
なお、前記ユニットフレームとは、柱と、柱の上端間に
配置された上梁と、柱の下端間に配置された下梁とで予
め工場等で直方体状に形成されたフレームを意味するも
のである。
〔作用〕
このような本発明では、居室部上に載置されたユニット
フレームに屋根パネルを載置し、これら屋根パネルの上
端部を棟部において互いに接続することで屋根が構成さ
れる。
このため、束、母屋等から小屋組を組立てる場合に比べ
て現場作業が減少され、工期も短縮される。また、各屋
根パネルは棟部で他の屋根パネルと接続されるので、つ
まり各屋根パネルは桁から棟まで連続した一体のもので
あるので、少なくとも勾配屋根の途中で勾配に直交する
方向の接続部分が無くなる。従って、屋根の接続部分は
隣接する各屋根パネルとの勾配方向の接続部のみになる
ので、従来の屋根ユニットを用いた場合や中央屋根ユニ
ットおよび屋根パネルを用いた場合に比べて接続、防水
作業が容易になる。
さらに、ユニットフレームは、柱と上下梁とを備えて直
方体状に形成されているので、補助フレーム等を用いな
くても他の居室ユニットと同様に輸送できて輸送作業が
容易となり、かつ屋根パネルは板状に形成できるのでラ
ック等を用いて積み重ねて輸送でき、屋根ユニットに比
べて輸送効率が向上し、これらにより前記目的が達成さ
れる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、本実施例のユニット住宅lは、複
数の直方体状の居室ユニット2から構成される居室部3
と、寄せ棟屋根4とを備えて構成されている。
寄せ棟屋根4は、第2図および第3図にも示すように、
居室部3の上面中央に載置されるユニットフレーム5と
、ユニットフレーム5の上面四隅部6および居室部3の
上面四隅部7間に掛は渡される登り梁8と、ユニットフ
レーム5および登り梁8上に載置される屋根パネル9と
で構成されている。
ユニットフレーム5は、4本の柱10と、この柱lOの
上下端間に取付けられた上梁11および下梁12とで直
方体状に構成されており、居室ユニット2の上梁あるい
は柱に、柱10あるいは下梁12をボルト止めすること
で居室部3に固定されている。
登り梁8の上端は、ユニットフレーム5の上面四隅部6
にボルト止めされ、一方、その下端は第4図にも示すよ
うに、居室ユニット2の上面四隅部7に立設されたブラ
ケット14にボルト止めされている。
居室ユニット3の側面上部には、第3図および第4図に
も示すように、軒先ユニット15が取付けられている。
軒先ユニット15には、凹状の軒樋16が設けられてい
る。
屋根パネル9は、工場で屋根形状に応じて形成された三
角形状や矩形状等の形状の異なる複数種類のパネルに屋
根材18を取付けて仕上げられており、ユニットフレー
ム5の上梁11あるいは登り梁8上に載置される。屋根
パネル9の上端部9Aは棟20あるいは降り棟21で他
の屋根パネル9の上端部9Aに接続され、下端部9Bは
軒先ユニット15の軒樋16部分まで延長され、屋根4
上に降った雨水が軒樋16に流れ込むように形成されて
いる。
このような本実施例においては、まず工場で居室ユニッ
ト2、ユニットフレーム5および屋根パネル9を作製し
た後、これらと登り梁8等とを建築現場に輸送する。
次に、第1図に示すように各居室ユニット2を載置固定
してユニット住宅1の居室部3を構成した後、第2図に
示すようにユニットフレーム5を居室部3の上面中央に
載置固定し、このユニットフレーム5および居室ユニッ
ト2間に登り粱8を掛は渡す。次いで、ユニットフレー
ム5および登り梁8上に屋根パネル9を載置固定し、各
屋根パネル9の上端部9Aを棟20.21において接続
して寄せ棟屋根4を形成する。
その後、必要に応じて屋根パネル9の上端部9Aの接続
部分に防水シートや棟包等を設けて防水処理を行うとと
もに、隣接する屋根パネル9の勾配方向の接続部分の防
水処理を行い、屋根4を仕上げる。
このような本実施例によれば、屋根パネル9を工場で製
造されたユニットフレーム5で支持して屋根4を形成し
ており、屋根パネル9を支持する束、母屋等を建設現場
で組み立てる必要がないので、建築現場作業が減少され
、簡単な作業で屋根4を形成することができる。
また、屋根パネル9はその上端部9Aが棟20゜21ま
で延長されているので、屋根4の勾配面には隣接する屋
根パネル9同士の勾配方向の接続部分しか形成されず、
防水処理が難しい勾配方向に直交する接続部分が無いの
で、従来の屋根ユニットを用いて屋根を形成する場合や
、中央屋根ユニットと屋根パネルとを用いた屋根構造に
比べて防水作業が容易となってより現場作業を軽減でき
、工期を短縮できる。
さらに、ユニットフレーム5には下梁12が設けられて
いるので、下梁が無い場合に比べて、居室ユニット2の
柱や上梁と、ユニットフレーム5の柱10や下梁12を
適宜な箇所で接続することができてユニットフレーム5
の接続箇所が限定されず、よって居室ユニット2の大き
さや配置箇所にかかわらずユニットフレーム5を所望の
位置に載置固定できる。
また、ユニットフレーム5は柱10、粱11゜12の構
造体を直方体状に接続して形成されているので、通常の
居室ユニット2と同様に補助フレーム等を設けることな
く輸送することができて輸送作業を容易に行える。さら
に、屋根パネル9は板状に形成されているので、適宜な
ラック等を用いて重ねた状態で輸送することができ、従
来の屋根ユニットを輸送する場合に比べて輸送効率を向
上でき、輸送費も低減できる。
また、ユニットフレーム5は柱10、梁11゜12で構
成されるため、床材や壁材等を工場で取付け5ておくこ
とができる。このため、ユニットフレーム5を小屋裏居
室等として利用する場合にも、予め内装等を仕上げてお
くことができて現場作業を少なくできる。
さらに、屋根パネル9の下端部9Bを軒先ユニット15
の軒樋16まで延長しているので、屋根4に降った雨水
等を円滑にかつ確実に軒樋16に流すことができるとと
もに、屋根パネル9と軒先ユニット15とを接続しない
ので、防水処理も不要となって取付作業が容易にできる
なお、本発明は前述の実施例に限定されるものではなく
、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本
発明に含まれるものである。
例えば、本発明は前記実施例のように寄せ棟屋根4を形
成する場合に限らず、第5図に示すように切り妻屋根3
0を形成する場合にも利用できる。
この切り妻屋根30は、居室ユニット2に合わせて複数
のユニットフレーム5を居室部3上に棟20方向に沿っ
て載置し、これらのユニットフレーム5上に屋根パネル
9を載置して各パネル9の上端部9Aを接続することで
形成される。すなわち、本発明は、適宜な形状の屋根パ
ネル9を用意すれば、寄せ棟屋根4や切り妻屋根30等
の様々な形状の屋根の形成に利用できる。
〔発明の効果〕
このような本発明の屋根構造によれば、建設現場作業を
減少できるとともに、輸送作業や屋根の防水作業を容易
に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
ユニットフレームおよび登り梁の取付けを示す分解斜視
図、第3図は屋根パネルおよび軒先ユニットの取付けを
示す分解斜視図、第4図は前記実施例の縦断面図、第5
図は本発明の変形例を示す斜視図、第6図は従来例を示
す斜視図である。 ■・・・ユニット住宅、2・・・居室ユニット、3・・
・居室部、4・・・寄せ棟屋根、5・・・ユニットフレ
ーム、8・・・登り梁、9・・・屋根パネル、9A・・
・上端部、9B・・・下端部、15・・・軒先ユニット
、20・・・棟、21・・・降り棟、30・・・切り妻
屋根。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直方体状の居室ユニットを複数組み合わせて形成
    される居室部を有するユニット住宅の屋根構造であって
    、工場で予め直方体状に形成されかつ前記居室部の上面
    に載置されたユニットフレームと、このユニットフレー
    ムに載置されかつその上端部が棟部において互いに接続
    された屋根パネルとを備えて構成されたことを特徴とす
    るユニット住宅の屋根構造。
  2. (2)請求項1記載のユニット住宅の屋根構造において
    、前記居室ユニットの側面上部には軒先ユニットが取付
    けられ、前記屋根パネルの下端部は軒先ユニット上部ま
    で延長されていることを特徴とするユニット住宅の屋根
    構造。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532864A (en) * 1978-08-29 1980-03-07 Kubota Ltd Modular house
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JPS59122654A (ja) * 1982-12-27 1984-07-16 ナショナル住宅産業株式会社 屋根構造
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