JPH08109680A - 勾配屋根を有するユニット建物 - Google Patents
勾配屋根を有するユニット建物Info
- Publication number
- JPH08109680A JPH08109680A JP6245098A JP24509894A JPH08109680A JP H08109680 A JPH08109680 A JP H08109680A JP 6245098 A JP6245098 A JP 6245098A JP 24509894 A JP24509894 A JP 24509894A JP H08109680 A JPH08109680 A JP H08109680A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- roof
- building
- floor
- floor building
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で上階から下階にかけて勾配の連
続した大きな屋根面を容易に形成することができ、重厚
な外観が得られる勾配屋根を有するユニット建物を提供
する。 【構成】 略直方体状の建物ユニット2を上下方向及び
水平方向に連結し、その上階建物ユニット2b上に勾配
を有する上側屋根ユニット7aを設けると共に、上階建
物ユニット2bよりも外側に突出して配置された下階建
物ユニット2a上に上記上側屋根ユニット7aの勾配と
連続するように下側屋根ユニット7bを高さ調整ユニッ
ト8を介して設けている。これにより、簡単な構成で上
階から下階にかけて勾配の連続した大きな屋根面を容易
に形成することができ、重厚な外観が得られる。
続した大きな屋根面を容易に形成することができ、重厚
な外観が得られる勾配屋根を有するユニット建物を提供
する。 【構成】 略直方体状の建物ユニット2を上下方向及び
水平方向に連結し、その上階建物ユニット2b上に勾配
を有する上側屋根ユニット7aを設けると共に、上階建
物ユニット2bよりも外側に突出して配置された下階建
物ユニット2a上に上記上側屋根ユニット7aの勾配と
連続するように下側屋根ユニット7bを高さ調整ユニッ
ト8を介して設けている。これにより、簡単な構成で上
階から下階にかけて勾配の連続した大きな屋根面を容易
に形成することができ、重厚な外観が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、勾配屋根を有するユ
ニット建物に関する。
ニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット建物は、予め工場で製作された
運搬可能な略直方体状の建物ユニットを建築現場で上下
方向及び水平方向に連結して構成される建物で、品質の
安定化や工期の短縮等が図れる。また、上記ユニット建
物としては、屋根を予め工場で運搬可能な大きさに分割
された屋根ユニットとして形成し、この屋根ユニットを
建築現場で建物ユニット上に組み付けるようにしたもの
も提案されるに至っている(例えば、特開昭60−65
847号公報、特開昭60−242238号公報等参
照)。
運搬可能な略直方体状の建物ユニットを建築現場で上下
方向及び水平方向に連結して構成される建物で、品質の
安定化や工期の短縮等が図れる。また、上記ユニット建
物としては、屋根を予め工場で運搬可能な大きさに分割
された屋根ユニットとして形成し、この屋根ユニットを
建築現場で建物ユニット上に組み付けるようにしたもの
も提案されるに至っている(例えば、特開昭60−65
847号公報、特開昭60−242238号公報等参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般の建物
としては、上階の屋根部から下階の屋根部にかけて勾配
の連続した大きな屋根面を形成し、重厚な外観を得るよ
うにしたものも見受けられる。しかしながら、従来のユ
ニット建物においては、このような重厚な外観を呈する
大きな屋根面を形成するためには特別な設計が必要とさ
れ、既存の屋根ユニット等を用いて大きな屋根面を容易
に形成することが困難であった。
としては、上階の屋根部から下階の屋根部にかけて勾配
の連続した大きな屋根面を形成し、重厚な外観を得るよ
うにしたものも見受けられる。しかしながら、従来のユ
ニット建物においては、このような重厚な外観を呈する
大きな屋根面を形成するためには特別な設計が必要とさ
れ、既存の屋根ユニット等を用いて大きな屋根面を容易
に形成することが困難であった。
【0004】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で上階から下階にかけて勾配の連続した
大きな屋根面を容易に形成することができ、重厚な外観
が得られる勾配屋根を有するユニット建物を提供するこ
とを目的とするものである。
で、簡単な構成で上階から下階にかけて勾配の連続した
大きな屋根面を容易に形成することができ、重厚な外観
が得られる勾配屋根を有するユニット建物を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の勾配屋根を有するユニット建物は、略
直方体状の建物ユニットを上下方向及び水平方向に連結
し、その上階建物ユニット上に勾配を有する上側屋根ユ
ニットを設けると共に、上階建物ユニットよりも外側に
突出して配置された下階建物ユニット上に上記上側屋根
ユニットの勾配と連続するように下側屋根ユニットを高
さ調整ユニットを介して設けたことを特徴とする。
に請求項1記載の勾配屋根を有するユニット建物は、略
直方体状の建物ユニットを上下方向及び水平方向に連結
し、その上階建物ユニット上に勾配を有する上側屋根ユ
ニットを設けると共に、上階建物ユニットよりも外側に
突出して配置された下階建物ユニット上に上記上側屋根
ユニットの勾配と連続するように下側屋根ユニットを高
さ調整ユニットを介して設けたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の勾配屋根を有するユ
ニット建物は、請求項1記載の勾配屋根を有するユニッ
ト建物において、上記下階建物ユニットが突出方向に複
数個配置され、その最外端の下階建物ユニット上に高さ
調整ユニットを介して設けられた下側屋根ユニットと上
側屋根ユニットとの間に、これらの屋根面を連続させる
ための中間屋根パネルが介設されていることを特徴とす
る。
ニット建物は、請求項1記載の勾配屋根を有するユニッ
ト建物において、上記下階建物ユニットが突出方向に複
数個配置され、その最外端の下階建物ユニット上に高さ
調整ユニットを介して設けられた下側屋根ユニットと上
側屋根ユニットとの間に、これらの屋根面を連続させる
ための中間屋根パネルが介設されていることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】請求項1記載の勾配屋根を有するユニット建物
においては、上階建物ユニット上に勾配を有する上側屋
根ユニットを設けると共に、上階建物ユニットよりも外
側に突出して配置された下階建物ユニット上に上記上側
屋根ユニットの勾配と連続するように下側屋根ユニット
を高さ調整ユニットを介して設けたので、簡単な構成で
上階から下階にかけて勾配の連続した大きな屋根面を容
易に形成することができ、重厚な外観が得られる。
においては、上階建物ユニット上に勾配を有する上側屋
根ユニットを設けると共に、上階建物ユニットよりも外
側に突出して配置された下階建物ユニット上に上記上側
屋根ユニットの勾配と連続するように下側屋根ユニット
を高さ調整ユニットを介して設けたので、簡単な構成で
上階から下階にかけて勾配の連続した大きな屋根面を容
易に形成することができ、重厚な外観が得られる。
【0008】また、請求項2記載の勾配屋根を有するユ
ニット建物においては、上記下階建物ユニットが突出方
向に複数個配置され、その最外端の下階建物ユニット上
に高さ調整ユニットを介して設けられた下側屋根ユニッ
トと上側屋根ユニットとの間に、これらの屋根面を連続
させるための中間屋根パネルが介設されているため、上
側屋根ユニット上から中間屋根パネルを介して下側屋根
ユニット上まで連続した更に大きな屋根面を容易に形成
することができる。
ニット建物においては、上記下階建物ユニットが突出方
向に複数個配置され、その最外端の下階建物ユニット上
に高さ調整ユニットを介して設けられた下側屋根ユニッ
トと上側屋根ユニットとの間に、これらの屋根面を連続
させるための中間屋根パネルが介設されているため、上
側屋根ユニット上から中間屋根パネルを介して下側屋根
ユニット上まで連続した更に大きな屋根面を容易に形成
することができる。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を添付図面に基
いて詳述する。
いて詳述する。
【0010】図1ないし図2に示すように、ユニット建
物1は、予め工場で形成された略直方体状の建物ユニッ
ト2を建築現場の基礎上で上下方向及び水平方向に連結
して構成される。本実施例のユニット建物1は、バルコ
ニ−3を有する建物部1aと、連続した勾配屋根4を有
する建物部1bとから構成されている。また、建物ユニ
ット2は、基本的には四隅に配置された支柱と、これら
支柱の上端部間及び下端部間に掛け渡された梁材とから
なる骨組を有し、この骨組に内外装材等が設けられてい
る。
物1は、予め工場で形成された略直方体状の建物ユニッ
ト2を建築現場の基礎上で上下方向及び水平方向に連結
して構成される。本実施例のユニット建物1は、バルコ
ニ−3を有する建物部1aと、連続した勾配屋根4を有
する建物部1bとから構成されている。また、建物ユニ
ット2は、基本的には四隅に配置された支柱と、これら
支柱の上端部間及び下端部間に掛け渡された梁材とから
なる骨組を有し、この骨組に内外装材等が設けられてい
る。
【0011】バルコニ−3を有する建物部1aは、側面
から見て複数個(図示例では3個)の下階建物ユニット
2a上に同一数の上階建物ユニット2bを配置し、更に
上階建物ユニット2bよりも外側前方に突出して下階建
物ユニット2aを配置し、この突出した下階建物ユニッ
ト2a上にバルコニ−3を配置している。また、このバ
ルコニ−3を有する建物部1aの上階建物ユニット2b
からなる上階部分の上部には切妻型の屋根5が設けられ
ており、この屋根5は中央に配置される棟側屋根ユニッ
ト6aと、両側に配置される一対の軒先側屋根ユニット
6bとから主に構成されている。具体的には、上階部分
を側面から見て中央の上階建物ユニット2b上に棟側屋
根ユニット6aが取付けられ、前後の上階建物ユニット
2b上に軒先側屋根ユニット6bがそれぞれ取付けられ
ている。
から見て複数個(図示例では3個)の下階建物ユニット
2a上に同一数の上階建物ユニット2bを配置し、更に
上階建物ユニット2bよりも外側前方に突出して下階建
物ユニット2aを配置し、この突出した下階建物ユニッ
ト2a上にバルコニ−3を配置している。また、このバ
ルコニ−3を有する建物部1aの上階建物ユニット2b
からなる上階部分の上部には切妻型の屋根5が設けられ
ており、この屋根5は中央に配置される棟側屋根ユニッ
ト6aと、両側に配置される一対の軒先側屋根ユニット
6bとから主に構成されている。具体的には、上階部分
を側面から見て中央の上階建物ユニット2b上に棟側屋
根ユニット6aが取付けられ、前後の上階建物ユニット
2b上に軒先側屋根ユニット6bがそれぞれ取付けられ
ている。
【0012】一方、勾配屋根4を有する建物部1bは、
側面から見て複数個(図示例では2個)の下階建物ユニ
ット2a上に同一数の上階建物ユニット2bを配置し、
更に上階建物ユニット2aよりも外側前方に突出して複
数個(図示例では2個)の下階建物ユニット2aを配置
している。そして、上階建物ユニット2bからなる上階
部分の上部には切妻型の屋根11を形成すべく一対の上
側屋根ユニット7aが設けられ、最外端の下階建物ユニ
ット2a上には上記一方の上側屋根ユニット7aの勾配
と連続するように下側屋根ユニット7bが高さ調整ユニ
ット8を介して設けられている。
側面から見て複数個(図示例では2個)の下階建物ユニ
ット2a上に同一数の上階建物ユニット2bを配置し、
更に上階建物ユニット2aよりも外側前方に突出して複
数個(図示例では2個)の下階建物ユニット2aを配置
している。そして、上階建物ユニット2bからなる上階
部分の上部には切妻型の屋根11を形成すべく一対の上
側屋根ユニット7aが設けられ、最外端の下階建物ユニ
ット2a上には上記一方の上側屋根ユニット7aの勾配
と連続するように下側屋根ユニット7bが高さ調整ユニ
ット8を介して設けられている。
【0013】上記上側屋根ユニット7a及び下側屋根ユ
ニット7bは、上記軒先側屋根ユニット6bと同様に構
成されている。すなわち、上側屋根ユニット7a及び下
側屋根ユニット7bは、上階若しくは下階建物ユニット
2b,2a上に連結される側面直角三角形の本体部9
と、この本体部9の傾斜部に設けられた屋根パネル10
とから主に構成されており、この屋根パネル10の下端
側が軒先になるように延出して形成されている。そし
て、対の上側屋根ユニット7aは本体部9の垂直部が互
いに合わさるように据え付けられることにより、バルコ
ニ−3を有する建物部1aの屋根よりも小さい切妻型の
屋根11が構成されている。
ニット7bは、上記軒先側屋根ユニット6bと同様に構
成されている。すなわち、上側屋根ユニット7a及び下
側屋根ユニット7bは、上階若しくは下階建物ユニット
2b,2a上に連結される側面直角三角形の本体部9
と、この本体部9の傾斜部に設けられた屋根パネル10
とから主に構成されており、この屋根パネル10の下端
側が軒先になるように延出して形成されている。そし
て、対の上側屋根ユニット7aは本体部9の垂直部が互
いに合わさるように据え付けられることにより、バルコ
ニ−3を有する建物部1aの屋根よりも小さい切妻型の
屋根11が構成されている。
【0014】上記最外端の下階建物ユニット2aは、例
えば図3に示すように屋内側の一側方が開放された平面
コ字状に形成されている。また、上記高さ調整ユニット
8は、所定の高さを有し、上記最外端の下階建物ユニッ
ト2aと同じ平面形状すなわち平面コ字状に形成されて
おり、その開放端側には補強材12が掛け渡されてい
る。そして、この高さ調整ユニット8は、上記下階建物
ユニット2a上に例えば釘やボルトとナット等の適宜の
接合手段により接合され、また、上記下側屋根ユニット
7bの本体部9が上記高さ調整ユニット8上に同様の接
合手段により接合される。
えば図3に示すように屋内側の一側方が開放された平面
コ字状に形成されている。また、上記高さ調整ユニット
8は、所定の高さを有し、上記最外端の下階建物ユニッ
ト2aと同じ平面形状すなわち平面コ字状に形成されて
おり、その開放端側には補強材12が掛け渡されてい
る。そして、この高さ調整ユニット8は、上記下階建物
ユニット2a上に例えば釘やボルトとナット等の適宜の
接合手段により接合され、また、上記下側屋根ユニット
7bの本体部9が上記高さ調整ユニット8上に同様の接
合手段により接合される。
【0015】また、上記下側屋根ユニット7bと上側屋
根ユニット7aとの間には空間が形成されるため、これ
らの両屋根パネル10間には連続した屋根面を形成する
ように中間屋根パネル13が介設され、更に、この中間
屋根パネル13の下方に区画形成される空間部には中間
建物ユニット14が設けられている。なお、図1中の1
5は上記中間屋根パネル13に設けられた天窓である。
このように構成された屋根4,5,11の屋根パネル1
0上には、例えば防水シ−トを介して瓦等の屋根材が設
けられる。
根ユニット7aとの間には空間が形成されるため、これ
らの両屋根パネル10間には連続した屋根面を形成する
ように中間屋根パネル13が介設され、更に、この中間
屋根パネル13の下方に区画形成される空間部には中間
建物ユニット14が設けられている。なお、図1中の1
5は上記中間屋根パネル13に設けられた天窓である。
このように構成された屋根4,5,11の屋根パネル1
0上には、例えば防水シ−トを介して瓦等の屋根材が設
けられる。
【0016】このように構成された勾配屋根4を有する
ユニット建物1によれば、上階建物ユニット2b上に勾
配を有する上側屋根ユニット7aを設けると共に、上階
建物ユニット2bよりも外側に突出して配置された下階
建物ユニット2a上に上記上側屋根ユニット7aの勾配
と連続するように下側屋根ユニット7bを高さ調整ユニ
ット8を介して設けたので、簡単な構成で上階から下階
にかけて勾配の連続した大きな屋根面すなわち勾配屋根
4を容易に形成することができ、重厚な外観が得られ
る。また、上記下階建物ユニット2aが突出方向に複数
個配置され、その最外端の下階建物ユニット2a上に高
さ調整ユニット8を介して設けられた下側屋根ユニット
7bと上側屋根ユニット7aとの間に、これらの屋根面
を連続させるための中間屋根パネル13が介設されてい
るため、上側屋根ユニット7a上から中間屋根パネル1
3を介して下側屋根ユニット7b上まで連続した更に大
きな屋根面を容易に形成することができる。特に、実施
例のように上側屋根ユニット7a及び下側屋根ユニット
7bが軒先側屋根ユニット6bと同様に構成されている
ため、既存の屋根ユニットを用いて大きな屋根面を容易
に形成することができ、製造コストの低減が図れる。
ユニット建物1によれば、上階建物ユニット2b上に勾
配を有する上側屋根ユニット7aを設けると共に、上階
建物ユニット2bよりも外側に突出して配置された下階
建物ユニット2a上に上記上側屋根ユニット7aの勾配
と連続するように下側屋根ユニット7bを高さ調整ユニ
ット8を介して設けたので、簡単な構成で上階から下階
にかけて勾配の連続した大きな屋根面すなわち勾配屋根
4を容易に形成することができ、重厚な外観が得られ
る。また、上記下階建物ユニット2aが突出方向に複数
個配置され、その最外端の下階建物ユニット2a上に高
さ調整ユニット8を介して設けられた下側屋根ユニット
7bと上側屋根ユニット7aとの間に、これらの屋根面
を連続させるための中間屋根パネル13が介設されてい
るため、上側屋根ユニット7a上から中間屋根パネル1
3を介して下側屋根ユニット7b上まで連続した更に大
きな屋根面を容易に形成することができる。特に、実施
例のように上側屋根ユニット7a及び下側屋根ユニット
7bが軒先側屋根ユニット6bと同様に構成されている
ため、既存の屋根ユニットを用いて大きな屋根面を容易
に形成することができ、製造コストの低減が図れる。
【0017】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上記実施
例では、下側屋根ユニット7bと上側屋根ユニット7a
との間に中間屋根パネル13を介設し、この中間屋根パ
ネル13の下方に中間建物ユニット14を配置している
が、この中間建物ユニット14は必ずしも必要とされる
ものではなく、空間部としておいてもよい。また、上記
実施例では、下側屋根ユニット7bと上側屋根ユニット
7aとの間に中間屋根パネル13を介設したが、この中
間屋根パネル13は必ずしも必要とされるものではな
い。例えば、上階建物ユニット2bよりも外側に突出し
て1個の下階建物ユニット2aを配置した場合には、下
側屋根ユニット7bと上側屋根ユニット7aとを直接連
結することができるため、中間屋根パネル13が不要に
なる。また、建物ユニット2,2b,14b等は、本実
施例の如き軸組構造のみならず、壁式構造であってもよ
い。
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上記実施
例では、下側屋根ユニット7bと上側屋根ユニット7a
との間に中間屋根パネル13を介設し、この中間屋根パ
ネル13の下方に中間建物ユニット14を配置している
が、この中間建物ユニット14は必ずしも必要とされる
ものではなく、空間部としておいてもよい。また、上記
実施例では、下側屋根ユニット7bと上側屋根ユニット
7aとの間に中間屋根パネル13を介設したが、この中
間屋根パネル13は必ずしも必要とされるものではな
い。例えば、上階建物ユニット2bよりも外側に突出し
て1個の下階建物ユニット2aを配置した場合には、下
側屋根ユニット7bと上側屋根ユニット7aとを直接連
結することができるため、中間屋根パネル13が不要に
なる。また、建物ユニット2,2b,14b等は、本実
施例の如き軸組構造のみならず、壁式構造であってもよ
い。
【0018】
【発明の効果】以上要するにこの発明によれば、次のよ
うな優れた効果が得られる。 (1)請求項1記載の勾配屋根を有するユニット建物に
よれば、上階建物ユニット上に勾配を有する上側屋根ユ
ニットを設けると共に、上階建物ユニットよりも外側に
突出して配置された下階建物ユニット上に上記上側屋根
ユニットの勾配と連続するように下側屋根ユニットを高
さ調整ユニットを介して設けたので、簡単な構成で上階
から下階にかけて勾配の連続した大きな屋根面を容易に
形成することができ、重厚な外観が得られる。 (2)請求項2記載の勾配屋根を有するユニット建物に
よれば、上記下階建物ユニットが突出方向に複数個配置
され、その最外端の下階建物ユニット上に高さ調整ユニ
ットを介して設けられた下側屋根ユニットと上側屋根ユ
ニットとの間に、これらの屋根面を連続させるための中
間屋根パネルが介設されているため、上側屋根ユニット
上から中間屋根パネルを介して下側屋根ユニット上まで
連続した更に大きな屋根面を容易に形成することができ
る。
うな優れた効果が得られる。 (1)請求項1記載の勾配屋根を有するユニット建物に
よれば、上階建物ユニット上に勾配を有する上側屋根ユ
ニットを設けると共に、上階建物ユニットよりも外側に
突出して配置された下階建物ユニット上に上記上側屋根
ユニットの勾配と連続するように下側屋根ユニットを高
さ調整ユニットを介して設けたので、簡単な構成で上階
から下階にかけて勾配の連続した大きな屋根面を容易に
形成することができ、重厚な外観が得られる。 (2)請求項2記載の勾配屋根を有するユニット建物に
よれば、上記下階建物ユニットが突出方向に複数個配置
され、その最外端の下階建物ユニット上に高さ調整ユニ
ットを介して設けられた下側屋根ユニットと上側屋根ユ
ニットとの間に、これらの屋根面を連続させるための中
間屋根パネルが介設されているため、上側屋根ユニット
上から中間屋根パネルを介して下側屋根ユニット上まで
連続した更に大きな屋根面を容易に形成することができ
る。
【図1】この発明の一実施例を示すユニット建物の斜視
図である。
図である。
【図2】図1のユニット建物の側面図である。
【図3】下階建物ユニット上に高さ調整ユニットを介し
て下側屋根ユニットを据え付ける状態を示す分解斜視図
である。
て下側屋根ユニットを据え付ける状態を示す分解斜視図
である。
1 ユニット建物 2 建物ユニット 2a 下階建物ユニット 2b 上階建物ユニット 7a 上側屋根ユニット 7b 下側屋根ユニット 8 高さ調整ユニット
Claims (2)
- 【請求項1】略直方体状の建物ユニットを上下方向及び
水平方向に連結し、その上階建物ユニット上に勾配を有
する上側屋根ユニットを設けると共に、上階建物ユニッ
トよりも外側に突出して配置された下階建物ユニット上
に上記上側屋根ユニットの勾配と連続するように下側屋
根ユニットを高さ調整ユニットを介して設けたことを特
徴とする勾配屋根を有するユニット建物。 - 【請求項2】上記下階建物ユニットが突出方向に複数個
配置され、その最外端の下階建物ユニット上に高さ調整
ユニットを介して設けられた下側屋根ユニットと上側屋
根ユニットとの間に、これらの屋根面を連続させるため
の中間屋根パネルが介設されていることを特徴とする請
求項1記載の勾配屋根を有するユニット建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6245098A JPH08109680A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 勾配屋根を有するユニット建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6245098A JPH08109680A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 勾配屋根を有するユニット建物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08109680A true JPH08109680A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17128585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6245098A Pending JPH08109680A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 勾配屋根を有するユニット建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08109680A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102518318A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-06-27 | 上海零碳建筑科技有限公司 | 一种基于环境的节能原型屋建筑 |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP6245098A patent/JPH08109680A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102518318A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-06-27 | 上海零碳建筑科技有限公司 | 一种基于环境的节能原型屋建筑 |
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