JPH04111739U - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH04111739U
JPH04111739U JP2237691U JP2237691U JPH04111739U JP H04111739 U JPH04111739 U JP H04111739U JP 2237691 U JP2237691 U JP 2237691U JP 2237691 U JP2237691 U JP 2237691U JP H04111739 U JPH04111739 U JP H04111739U
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electrode
semiconductor device
semiconductor
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JP2237691U
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Inventor
博行 深山
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シチズン時計株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 半導体素子を設けた半導体基板11の外周部
に電極12を設けて、この電極12と他の装置15の電
極部17と接触させて他の装置15と半導体素子との電
気的接続をする。 【効果】 半導体装置と他の装置と電気的に接続する場
合、半導体装置のボンディング工程と、パッケージ工程
とが省略でき、半導体装置を容易に他の装置に装着し電
気的接続を行うことができる。そのうえパッケージされ
た半導体装置を実装する回路基板が不要になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は能動素子と受動素子とを設けた半導体基板と、他の装置との電気的接 続を行う半導体装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術における半導体装置と他の装置との電気的接続を、図12〜図15を 使用して説明する。
【0003】 図12に示すように、トランジスタ等の能動素子と、抵抗素子、容量素子等の 受動素子とからなる半導体素子を設けた半導体装置81は、この半導体装置81 の電極パッド83とリードフレーム85とを細い金属線87を用いてワイヤーボ ンディング法で接続する。 その後図13に示すように、半導体装置81とリードフレーム85とを一体で樹 脂封止して、樹脂封止パッケージ89の形態にする。 次に図14に示すように、他の装置との電気的接続をするための電極91を有す る回路基板93へ、半導体装置の樹脂封止パッケージ89を半田付け等の接続方 法で実装する。 次に図15に示すように、回路基板93の電極91を、他の装置15の電極部1 7に装着することにより電極91と電極部17とを接触させて、半導体装置の樹 脂封止パッケージ89と他の装置15との電気的接続を行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前述のように、半導体装置の樹脂封止パッケージ89を他の装置 15へ装着して電気的な接続を行う場合、半導体装置81を樹脂封止パッケージ 89に形成するための工程と、この半導体装置の樹脂封止パッケージ89を回路 基板93へ実装する工程とを必要とするという課題がある。
【0005】 本考案の目的は、上記課題を解決し、容易に半導体装置を他の装置へ装着接続 することの出来る半導体装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の半導体装置は、能動素子と受動素子との少なくとも一方からなる半導 体素子を設けた半導体基板と、この半導体基板の外周部に設ける電極とを有し、 この電極を装置の電極部と接触させて、半導体素子と装置との電気的接続を行う ものである。
【0007】
【実施例】
次に本考案の実施例における半導体装置の構造を、図1を参照して説明する。
【0008】 P型MOSトランジスタ18やN型MOSトランジスタ19などからなる半導 体素子を形成した半導体基板11の外周部に電極12を設け、必要に応じてこの 電極12上に金メッキ層13を設ける。この電極12、もしくは金メッキ層13 を介して他の装置15の電極部17と接触させて、半導体素子と装置15との接 続を行う。装置15に設ける電極部17には、バネ性をもたせ接続の信頼性を向 上させ、さらに半導体基板11が脱落しないようにする。
【0009】 次に図2〜図11を用いて本考案の半導体装置の構造を形成するための製造方 法を説明する。
【0010】 まず図2に示すように、N型の半導体基板11に熱酸化法により二酸化シリコ ン膜からなる不純物阻止膜21を500nm〜1000nmの厚さに形成する。 その後、フォトエッチング処理により、N型MOS(Metal Oxide Silicon)トランジスタを形成するための開口部を不純物阻止膜21に設 け、半導体基板11のシリコン面を露出し、この露出した領域にイオン注入法と 熱拡散法とで、P型の拡散領域22を形成する。
【0011】 次に図3に示すように、不純物阻止膜21をすべてエッチング除去する。その 後、窒化膜で覆われた部分は酸化されないという現象を利用した選択酸化法によ り、素子分離領域に500nm〜1000nmの厚さの素子分離酸化膜23を形 成する。一方、素子分離酸化膜23が形成されない領域の選択酸化のマスクとし て用いた窒化膜は、選択酸化処理の後、エッチングにより除去して、半導体基板 11の清浄面25を露出させる。次に清浄面25に再び熱酸化法により、シリコ ン酸化膜27を50nmの厚さに形成する。
【0012】 次に図4に示すように、気相成長法により多結晶シリコン膜29を半導体基板 11の全面に形成する。
【0013】 次に図5に示すように、この多結晶シリコン膜29をフォトエッチングにより 所定の形状にエッチングし、P型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジス タのゲート電極31、33を各々形成する。続いてゲート電極31、33の多結 晶シリコン膜をマスクにしてシリコン酸化膜27をエッチングする。この時ゲー ト電極31、33の下に残るシリコン酸化膜27は、MOSトランジスタのゲー ト酸化膜として作用する。 不純物注入の阻止膜として作用するフォトレジスト膜の形成と、イオン注入法と を繰り返して、P型不純物およびN型不純物を所定の領域に注入し、さらに熱拡 散して、P型MOSトランジスタ18のソース・ドレインとなる濃いP型の拡散 層37と、拡散領域22と負の電源(電源電圧VSS)との電気コンタクトを取 るための濃いP型の拡散層39、ならびにN型MOSトランジスタ19のソース ・ドレインとなる濃いN型の拡散層41と半導体基板11と正の電源(電源電圧 VDD)との電気コンタクトを取るための濃いN型の拡散層43とを各々形成す る。
【0014】 次に図6に示すように、リンガラス膜からなる層間絶縁膜45を気相成長法に より全面に形成する。その後、フォトエッチングによりP型MOSトランジスタ 18のソース・ドレインのコンタクトホール47と、P型の拡散層39のコンタ クトホール49と、N型MOSトランジスタ19のソース・ドレインのコンタク トホール51と、半導体基板11のコンタクトホール53とを、層間絶縁膜45 に形成する。
【0015】 次にそれぞれのコンタクトホールを形成した層間絶縁膜45上の全面に、アル ミニウム膜等の導電性の金属膜55を形成する。その後、導電性の金属膜55の 不要な部分をフォトエッチングによりエッチング除去して、MOSトランジスタ のソース電極配線、ドレイン電極配線、ゲート電極配線、電源配線となる金属配 線57を形成する。この金属配線57の形成と同時に、金属膜55からなる半導 体基板11に設けたP型MOSトランジスタ18、N型MOSトランジスタ19 等の半導体素子が、図1に示す、他の装置15との間で電気的信号の授受をした り、あるいは他の装置15からの電源の供給を受けるための電極12を半導体基 板11の外周部に形成する。
【0016】 次に図7に示すように、絶縁性の保護膜61を半導体基板11上の全面に形成 し、フォトエッチングにより電極12上の保護膜61に開口部63を設けて、電 極12を露出させる。
【0017】 次に図8に示すように、メッキを施すときの共通電極となり、且つ電極12を 形成する金属膜と密着性の良い蒸着膜65を半導体基板11の全面に形成する。 この蒸着膜65としては、クロムと銅との二層膜を用いる。
【0018】 次に図9に示すように、蒸着膜65の電極12に対応する部分を除いてフォト レジスト(図示せず)で覆い、蒸着膜65を共通電極にしてメッキ処理を行い、 その後不要な蒸着膜65をエッチング除去して、電極12の上に金メッキ層13 を形成する。
【0019】 本考案を半導体ウェハーに適用し、半導体ウェハー75のファセット71に沿 って他の装置と電気的接続させるための電極73を配置した実施例を図10の平 面図に示す。 さらに、図11に示すように、半導体ウェハーの半導体素子を形成していない外 周部を切断し、角型に切り出した基板77の任意の辺に沿って他の装置15と電 気的接続を行うための電極79を配置しても良い。
【0020】 以上の説明では、半導体基板11の外周部に設ける電極12上には、金メッキ 層13を設ける実施例で説明したが、半導体基板11を頻繁に装置15に着脱し ないときは、金メッキ層13の形成は省略できる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案においては、従来必要であった半導体装置の樹脂封止パッ ケージ工程と、樹脂封止パッケージの回路基板への実装工程とを省略できる。 したがって、半導体装置を容易に他の装置へ装着して、電気的に接続することが 出来るので、工程が短縮されだけでなく構造も簡単になり低価格、高性能な半導 体装置を提供することができる。さらに樹脂封止パッケージを実装する回路基板 が不要となる効果も有する。 なお、上述の実施例では半導体素子がMOSトランジスタである場合を例にとっ たが、バイポーラ素子、接合型電界効果トランジスタ等、半導体基板上に形成で きる能動素子であれば同様な効果が得られる。 また、本考案の実施例での半導体基板が抵抗素子、容量素子等の受動素子を含ん でいても一向に差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の半導体装置の構成を示す断面図であ
る。
【図2】本考案の半導体装置の構成を形成するための製
造方法を示す断面図である。
【図3】本考案の半導体装置の構成を形成するための製
造方法を示す断面図である。
【図4】本考案の半導体装置の構成を形成するための製
造方法を示す断面図である。
【図5】本考案の半導体装置の構成を形成するための製
造方法を示す断面図である。
【図6】本考案の半導体装置の構成を形成するための製
造方法を示す断面図である。
【図7】本考案の半導体装置の構成を形成するための製
造方法を示す断面図である。
【図8】本考案の半導体装置の構成を形成するための製
造方法を示す断面図である。
【図9】本考案の半導体装置の構成を形成するための製
造方法を示す断面図である。
【図10】本考案の半導体装置の構成を示す平面図であ
る。
【図11】本考案の半導体装置の構成を示す平面図であ
る。
【図12】従来の半導体装置の構成を示す平面図であ
る。
【図13】従来の半導体装置の構成を示す平面図であ
る。
【図14】従来の半導体装置の構成を示す平面図であ
る。
【図15】従来の半導体装置を他の装置へ接続した状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
11 半導体基板 12 電極 13 金メッキ層 15 装置 17 電極部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 能動素子と受動素子との少なくとも一方
    からなる半導体素子を設けた半導体基板と、該半導体基
    板の外周部に設ける電極とを有し、該電極を装置の電極
    部と接触させて、前記半導体素子と該装置との電気的接
    続を行うことを特徴とする半導体装置。
JP2237691U 1991-03-15 1991-03-15 半導体装置 Pending JPH04111739U (ja)

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