JPH0411134B2 - - Google Patents

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JPH0411134B2
JPH0411134B2 JP24028885A JP24028885A JPH0411134B2 JP H0411134 B2 JPH0411134 B2 JP H0411134B2 JP 24028885 A JP24028885 A JP 24028885A JP 24028885 A JP24028885 A JP 24028885A JP H0411134 B2 JPH0411134 B2 JP H0411134B2
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JP
Japan
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turned
gate
reset
circuit
capacitor
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JP24028885A
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JPS62100024A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (a) 技術分野 この発明はPUTを使用したリングカウンタに
関し、特に電源オンの初期時に特定のPUTを確
実にオン状態に設定するリセツト回路の改良に関
する。
(b) 従来技術とその欠点 PUTを使用した一般のリングカウンタを第2
図に示す。同図においてQ1,Q2,Q3は電源
Eに並列に接続されたPUTである。このPUTの
それぞれのカソード間にはコンデンサC1,C
2,C3がそれぞれ接続されている。このコンデ
ンサC1〜C3によつて各PUTは環状接続状態
となる。また各PUTのゲートに抵抗R1,R2,
R3、コンデンサC4,C5,C6およびダイオ
ードD1,D2,D3から構成されるゲート回路
が接続されている。これらのゲート回路は負のパ
ルスを受けたときに前段のPUTのカソードから
流入する電流に基づいてゲート電流を供給する。
例えば仮にPUTQ3がオン状態にあるとき、入
力端子Inに負のパルスが入力すると、PUTQ3
のカソード端子は“H”レベルにあるから
PUTQ3のカソード→抵抗R2→ダイオードD
2と電流が流れコンデンサC5を介してPUTQ
2のゲート端子を順方向バイアス電圧に設定す
る。これによつてPUTQ2にゲート電流が流れ
PUTQ2がオンする。PUTQ2がオンするとそ
のカソード電圧が“H”になるため、コンデンサ
C2を介してその変化分が前段のPUTQ3のカ
ソードに伝わる。この結果PUTQ3のアノード、
カソード間が逆バイアス状態となつてPUTQ3
がオフする。このような動作を繰り返すことによ
つて入力端子Inに負のパルスが入力する度にオン
状態となるPUTが順次切り替わつていく。
ところで、上記リングカウンタにおいて、電源
をオンしたときに特定のPUTがオンされるよう
にしたい場合がある。このようにするための回路
をリセツト回路という。従来のリセツト回路は、
特定のPUTのゲート端子が電源オン時に“L”
に設定される回路をそのPUTのゲート端子に接
続していた。第2図において今、リセツト時に
PUTQ1をオンするものとすれば、ゲート端子
に接続された抵抗R4とコンデンサC7の時定数
回路がリセツト回路を構成する。このように構成
すると、電源をオンしたリセツト時には一定の時
間PUTQ1のゲート端子Gが“L”に設定され
てPUTQ1がオン設定されることになる。
しかしながら、上記のリセツト回路では、
PUTQ1のゲート端子Gが抵抗R4とコンデン
サC7とによつて決る時定数によつて一定時間
“L”レベルに設定されるため、その“L”レベ
ルに設定されている間に入力端子Inに負のパルス
が入力すると、リングカウンタ全体が不安定な状
態になつてしまう不都合があつた。すなわち、
PUTQ1とともに他のPUTもオン状態になる可
能性があつた。
(c) 発明の目的 この発明の目的は、電源オン後一定時間経過し
たときにオンするリセツト用のPUTを設け、さ
らにこのPUTがオンした瞬間だけ電源オンの初
期時にオンされるべきPUTのゲートに対して順
方向にバイアス電圧を印加する手段を設けること
によつて、電源オン後、一定時間後に確実に特定
のPUTのみがオンされるリセツト回路を提供す
ることにある。
(d) 発明の構成 この発明は、直流電源に並列的に接続された複
数のPUTのそれぞれのカソード間にコンデンサ
を接続して各PUTを環状接続状態にし、各PUT
のゲートに、負の入力パルスを受けたとき前段の
PUTのカソードから流入する電流に基づいてゲ
ート電流を流すゲート回路を接続したリングカウ
ンタにおいて、 電源オン後一定時間経過したときにオンするリ
セツト用PUTと、電源オンの初期時にオンされ
るべきPUTのゲートに対して前記リセツト用
PUTのオフ時には逆バイアス電圧を印加し、且
つオンした瞬間にはそのリセツト用PUTのアノ
ード、カソード間の電圧変化を捉えて一瞬の間順
方向バイアス電圧を印加するリセツトパルス発生
回路、とからなることを特徴とする。
(e) 実施例 第1図はこの発明の実施例であるリセツト回路
を使用したリングカウンタの回路図を示してい
る。
本実施例のリセツト回路は、直流電源Eに直列
接続された抵抗R6,R7と、抵抗R7にカソー
ドアノード間が接続されたリセツト用PUTQ0
と、リセツト用PUTQ0のゲートカソード間に
接続された抵抗R5と、このリセツト用PUTQ
0のゲートとPUTQ1のゲートとの間に接続さ
れた抵抗R4、コンデンサC7,C8からなる
CR回路とで構成されている。このリセツト回路
において、抵抗R4,R5およびコンデンサC
7,C8は本発明のリセツトパルス発生回路Pを
構成している。リングカウンタ回路自体について
は第2図に示す回路構成と全く同一である。
次に動作を説明する。
直流電源Eがオンされると抵抗R10→R4→
コンデンサC8→抵抗R5の直列回路によつてコ
ンデンサC8への充電が開始される。この電源オ
ンの初期時においてはPUTQ1のゲート端子G
1およびPUTQ0のゲート端子G4がともに
“H”にあつて、これらのPUTQ0,Q1はオフ
状態を保つている。コンデンサC8に対する充電
が進行していくに従い、PUTQ0のゲート端子
G4の電圧が低下していく。ゲート端子G4の電
圧がPUTQ0のアノード電圧よりも低下すると
PUTQ0がオンする。すると、ゲート端子G4
の電圧が急激に低下し、その変化がコンデンサC
8を介してPUTQ1のゲート端子G1に伝わる。
すなわちゲート端子G1も瞬間に“L”レベルに
変化する。その瞬間にPUTQ1がオンする。
PUTQ1がオンした後はそのゲート端子G1は
再び“H”レベルとなる。以上のようにしてリセ
ツト動作が行われる。
すなわち電源オン後、一定時間が経過したとき
にリセツト用PUTQ0がオンし、そのPUTがオ
ンするまでにはリセツトパルス発生回路が
PUTQ1のゲート端子G1を“H”レベルに設
定し、リセツト用PUTQ0がオンした瞬間にそ
のゲート端子G1を一瞬の間、“L”に設定する。
これによつて電源オン後、一定の時間は全ての
PUTQ1〜Q3がオンすることなくオフ状態を
保ち(例え入力端子Inにパルスが入力しても)、
一定の時間経過したときにリセツト回路から与え
られるパルスによつて電源オン初期時にオンされ
るべきPUTQ1がオンする。PUTQ1がオンし
た後は通常のリングカウンタの動作を行う。例え
ばPUTQ1がオンしている状態において、入力
端子Inに一発パルスが入るとPUTQ1のカソー
ド→抵抗R3→ダイオードD3と電流が流れる。
これによつてコンデンサC6を介してPUTQ3
のゲート端子G3に負のパルスが現れる。すなわ
ちPUTQ3に対してこの瞬間にゲート電流が流
れ、PUTQ3がオンする。さらにこのPUTQ3
がオンするとそのカソードが“H”に変化するた
め、その変化がコンデンサC3を介してPUTQ
1に伝わる。するとPUTQ1のアノード、カソ
ード間が逆バイアスとなつて今までオン状態にあ
つたPUTQ1がオフする。以上の動作の繰り返
しによつて入力端子Inに負のパルスが入力する度
にオン状態となるPUTが順次切り替わつていく。
(f) 発明の効果 以上のようにこの発明によれば、電源オン後一
定の時間リングカウンタの全てのPUTがオフ状
態を保持し、その一定時間が経過したときに特定
のPUTが確実にオフされる。このため従来のよ
うに電源オン直後に入力端子にパルスが入力して
も誤動作を起こすことがなく、確実なリセツト動
作を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるリセツト回路
を使用したリングカウンタの回路図、第2図は従
来のリセツト回路を使用したリングカウンタの回
路図を示している。 Q1〜Q3……リングカウンタに使用する
PUT、Q0……リセツト用PUT、P……リセツ
トパルス発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直流電源に並列的に接続された複数のPUT
    のそれぞれのカソード間にコンデンサを接続して
    各PUTを環状接続状態にし、各PUTのゲート
    に、負の入力パルスを受けたとき前段のPUTの
    カソードから流入する電流に基づいてゲート電流
    を流すゲート回路を接続したリングカウンタにお
    いて、 電源オンの初期時にオンされるべきPUTのゲ
    ートと、該PUTのカソード側が接続される共通
    電源端子間に、第1の抵抗とコンデンサと第2の
    抵抗との直列回路を接続し、前記コンデンサと前
    記第2の抵抗の接続点を、アノード、カソード間
    に所定の電圧が印加されているリセツト用PUT
    に接続したことを特徴とするリングカウンタのリ
    セツト回路。
JP24028885A 1985-10-25 1985-10-25 リングカウンタのリセツト回路 Granted JPS62100024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24028885A JPS62100024A (ja) 1985-10-25 1985-10-25 リングカウンタのリセツト回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24028885A JPS62100024A (ja) 1985-10-25 1985-10-25 リングカウンタのリセツト回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62100024A JPS62100024A (ja) 1987-05-09
JPH0411134B2 true JPH0411134B2 (ja) 1992-02-27

Family

ID=17057248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24028885A Granted JPS62100024A (ja) 1985-10-25 1985-10-25 リングカウンタのリセツト回路

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JP (1) JPS62100024A (ja)

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Publication number Publication date
JPS62100024A (ja) 1987-05-09

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