JPH041104Y2 - - Google Patents

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JPH041104Y2
JPH041104Y2 JP9955683U JP9955683U JPH041104Y2 JP H041104 Y2 JPH041104 Y2 JP H041104Y2 JP 9955683 U JP9955683 U JP 9955683U JP 9955683 U JP9955683 U JP 9955683U JP H041104 Y2 JPH041104 Y2 JP H041104Y2
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JP
Japan
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flange
lid
container
food
container body
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JP9955683U
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JPS608261U (ja
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Publication of JPS608261U publication Critical patent/JPS608261U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリン等の食品の包装容器に関する
もので、開封包装容器本体をそのまま受皿として
使用できるようにした食品包装容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の容器は第6図に示すように、例
えばプリン等の食品1を充填した容器2の場合、
シロツプ3を充填し、その上から食品1を充填し
た容器本体4のフランジ5に蓋6を接着してある
ものが一般的である。そのため、喫食時には蓋6
をフランジ5から引き剥がした後、そのまま、容
器本体4を持つか、テーブル上に置いて食べる場
合、スプーンで掬うと食品1だけしか喫食するこ
とができず、スロツプ3を食品1全体にゆきわた
らせて喫食することが難しいのでおいしく食べる
ことができなかつた。また、このような欠点を解
消すべく、食品の形状をくずさずに容器を逆さに
して、別の皿に取出してシロツプが食品全体にゆ
きわたるようにしたものもあるが、この場合は、
容器本体4に孔を設ける特殊な開封構造を設ける
必要があり、また、取り出すための受皿も別途、
用意しなければならなかつた。
〔考案が解決しうようとる課題〕
本考案は以上のような従来容器の欠点を解消す
べく、開封、喫食時には食品を逆さにした状態で
取り出すことができ、また食品用の別の受皿を用
意する必要がなく、かつ開封も容易に行なえるよ
うにした食品包装容器を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、開口部周縁にフランジを有し、該フ
ランジの内端から垂下状の立上り部および傾斜部
を連設した皿状部を有する容器本体と断面略〓状
の収納部の下端開口部周縁に水平の連結部を有す
るL字部を介してフランジを有する蓋からなり、
容器本体と蓋は前記容器本体の立上り部の内面と
蓋のL字部の外面とが密接し、かつ、前記フラン
ジ部には一端に開封用摘みを具備すると共に、こ
の摘みから連続する薄肉部を全周に亘つて設けら
れおり、さらにこの薄肉部より外方で熱接着して
なる食品包装容器である。
〔作用〕
蓋のフランジは、開口部周縁に水平の連結部を
有するL字部を介して設けられているので、蓋の
開口部は、容器本体の立上り部の内側に嵌装した
状態で保持されているので、喫食時に摘みを引張
り、薄肉部に沿つて開封後、蓋を水平方向から押
し変形させることにより、蓋内の食品は、そのま
ま容器本体の皿状部に充填時と逆の状態で載つた
状態になる。
図面の第1図は本考案の斜視図、第2図は容器
本体側から見た斜視図、第3図は第1図A−Aの
断面図、第4図は本考案の使用状態を示す斜視図
であつて、まず、本考案は開口部周縁にフランジ
9を有する有底の、ポリエチレン等の熱可塑性合
成樹脂製の蓋7の該フランジ9と、蓋7と同種材
料製で周囲にフランジ18を有する容器本体8の
該フランジ18とを熱接着して成る食品包装容器
であつて、容器本体8は第3図に示すように外方
に向つて(第4図においては下方に向かつて)皿
状部17が設けられており、該皿状部17はフラ
ンジ18内方端に連設した垂下状の立上り部19
と該立上り部19に連設した傾斜20とから成
り、この傾斜部20の中心には例えば、円環状の
支え部15が設けられている。また、傾斜部20
上に、支え部15を中心として放射状に補強リブ
16を設けてもよい。(第2図参照)。一方、蓋7
は第3図に示すように、断面略形状の収納部の開
口縁に水平連結部23を有するL字部21を介し
てフランジ9が連設された構造となつており、蓋
7のフランジ9と容器本体8のフランジ18の内
方には略同一形状の開封用の摘み11A,11B
が前記薄肉部10,14と連続するようにそれぞ
れ設けられている。
本考案の容器の組立て時はまず、蓋7の開口縁
を上方にして載置し、シロツプ3等を充填し、そ
の上からプリン等の食品1を充填した後、前記摘
み11Aと容器本体8の摘み11Bとが合致する
ように容器本体8をL字部21の垂下部の立上り
部19が接するように被せ、フランジ9とフラン
ジ18の内面同志を当接させて、前記薄肉部10
及び14よりも外方において熱接着する。(第2
図参照) 次に、本考案容器内の食品1を食するときは、
第1図に示す状態で蓋7を片手で持つか、テーブ
ル上に置いて、摘み11A,11Bを指で持ち、
引つ張り上げれば、薄肉部10,14を介してフ
ランジ9,18が切離されるので、後は蓋7の本
体側部を若干、押し気味にして持上げ容器本体8
上に食品1を残した状態で蓋7を取除き、第4図
に示す状態にすればよい。
なお、本考案における容器本体8に設けた支え
部15は上記実施例のような環状体に限らず、喫
食時にテーブル等に置けるような構造であればよ
く、また、第2図、第3図に示されているよう
に、らつぱ形状の脚部13の首部22を蓋の支え
部15に結合するようにしてもよいし、第5図に
示すように、予め、蓋7と脚部13Aとを一体に
設けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上のような構成になつているので、
従来と異なり、容器本体を下にして開封するよう
になつており、シロツプ等が容器の底に溜まつて
しまうことがなく、第4図に示すように食品全体
略均等にゆきわたつて食品をおいしく食べること
ができる。また、食品充填時は従来と同様に蓋の
開口縁からシロツプ等、食品の順に充填して容器
本体を熱接着するようになつているので、既存の
自動充填包装機を殆ど改良することなく用いるこ
とができ、大量生産が可能であり、容器自体も、
容器本体、蓋ともに射出成形等により簡単に製造
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は、第1図の容器を容器本体側からの斜視
図、第3図は、第1図A−Aからの断面図、第4
図は、喫食時の状態を示す説明図、第5図は、容
器本体の他の実施例を示す説明図、第6図は、従
来の容器を示す一部破断説明図である。 1……食品、2……容器、3……シロツプ、4
……容器本体、5……フランジ、6……蓋、7…
…蓋、8……容器本体、9,14……フランジ、
11A,11B……摘み、12……接着部、1
3,13A……脚部、15……支え部、16……
補強リブ、17……皿状部、19……立上り部、
20……傾斜部、21……L字部、22……首
部、23……連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部周縁にフランジ18を有し、該フランジ
    18の内端から垂下状の立上り部19および傾斜
    部20を連設した皿状部17を有する容器本体8
    と断面略〓状の収納部の下端開口部周縁に水平の
    連結部23を有するL字部21を介してフランジ
    9を有する蓋7からなり、容器本体8と蓋7は前
    記容器本体8の立上り部19の内面と蓋7のL字
    部21の外面とが密接し、かつ、前記フランジ部
    9,18には一端に開封用摘み11A,11Bを
    具備すると共に、この摘み11A,11Bから連
    続する薄肉部10,14を全周に亘つて設けられ
    おり、さらにこの薄肉部10,14より外方で熱
    接着してなる食品包装容器。
JP9955683U 1983-06-28 1983-06-28 プラスチツク容器 Granted JPS608261U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9955683U JPS608261U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 プラスチツク容器

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JP9955683U JPS608261U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 プラスチツク容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS608261U JPS608261U (ja) 1985-01-21
JPH041104Y2 true JPH041104Y2 (ja) 1992-01-14

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ID=30235878

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JP9955683U Granted JPS608261U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 プラスチツク容器

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JPS608261U (ja) 1985-01-21

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