JPH0410926Y2 - - Google Patents

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JPH0410926Y2
JPH0410926Y2 JP4694488U JP4694488U JPH0410926Y2 JP H0410926 Y2 JPH0410926 Y2 JP H0410926Y2 JP 4694488 U JP4694488 U JP 4694488U JP 4694488 U JP4694488 U JP 4694488U JP H0410926 Y2 JPH0410926 Y2 JP H0410926Y2
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axis
shaft
arm
gun
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  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、小型の船体、サーフボード等比較的
大物の被塗装物を自動塗装する塗装ロボツトに関
し、特にその塗装ガン支持装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来の技術として、第2図に示す構造のものが
あつた。
第2図において、1は基台であり、この基台1
に旋回台2を垂直軸心を中心として回転可能に取
り付ける。
上記旋回台2に下部支点軸3を介して支柱4を
揺動可能に起立支持し、支柱4の上部に上部支点
軸5を介してアーム6を側方に向けて上下揺動可
能に支持する。
上記支柱4の側方に、下端が旋回台に連結され
た一対の油圧式のシリンダ7,8を並列配置し、
それぞれの上端を支柱4の上部およびアーム6の
揺動基部に連結し、これらシリンダ7,8を伸縮
作動させることにより、上記支柱4およびアーム
6を下部支点軸3および上部支点軸5を中心とし
て揺動させる。
上記アーム6の揺動端部(左端部)に、第2図
に示すように、X軸モータ9を前後方向に水平支
持し、このX軸モータ9の回転軸つまりX軸9a
にブラケツトを介してY軸モータ10を左右方向
に水平支持する。
また、Y軸モータ10の回転軸つまりY軸10
aにブラケツトを介してZ軸モータ11を垂直支
持し、このZ軸モータ11の回転軸つまりZ軸1
1aに作用体12取り付け、この作用体12に塗
装ガン13を左右方向に水平配置して取付ける。
そして、上記各シリンダ7,8、X軸モータ
9、Y軸モータ10およびZ軸モータ11を駆動
制御する制御装置15を設け、この制御装置15
に所定のNCデータを入力することにより、塗装
ガン13を駆動制御して被塗装物(船体)14を
塗装するようにした構造のものがあつた。
なお、第2図中、アは上記作用体12の動作範
囲である。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のものは、被塗装物14が上記動作範
囲アに接近あるいはこれを若干越える大きさにな
つた際には、上記被塗装物14を傾斜させたり、
あるいは被塗装物14を塗装途中で反転させたり
する必要があつた。
このため、被塗装物14のセツトが困難になつ
たり、あるいは被塗装物14への塗膜の厚さを不
均一にすることが困難になつたりする欠点があつ
た。
これを解決する手段として、動作範囲アの大き
い大型の塗装ロボツトを設置する手段があるが、
これでは設備費が増大することになる。
本考案は、被塗装物が塗装ロボツトの基準動作
範囲から若干露出しても、これの塗装が円滑に行
なえるようにした塗装ロボツトの塗装ガン支持装
置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、以下の
如く構成したものである。
即ち、基台に回転かつ揺動可能に起立支持した
支柱の上端部にアームを側方に向けて上下揺動可
能に支持し、該アームの揺動端部にX軸・Y軸お
よびZ軸を介して作用体を支持し、該作用体に塗
装ガンを取付け、前記支柱・アーム・X軸・Y軸
およびZ軸を駆動制御する制御装置を設けてなる
塗装ロボツトにおいて、前記作用体に補助アーム
を設けるとともに該補助アームを作用体が連結さ
れた最終端軸に対して所定角度傾斜させて外方に
突出させ、補助アームの外端部に前記制御装置に
より駆動制御される支持軸を設けるとともに該支
持軸を最終端軸を中心とする回転円に対して接線
方向に配置し、この支持軸に塗装ガンを前記最終
端軸の略延長線方向に向けて取付ける構成にした
ものである。
(作用) 本考案は上記構成にしたものであるから、塗装
ガンは作用体から所定距離外方に突出した状態
で、上記作用体と同期してX・Y・Z軸方向に移
動することになる。
また、補助アームの外端部に設けた支持軸が回
転されると、塗装ガンは最終端軸の軸線に対する
交差角度が変化することになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図に基いて説明す
る。
なお、第2図と同構造の部分は第1図に第2図
と同符号を付してその説明を省略する。
16は作用体12に取付けた棒状の補助アーム
である。この補助アーム16は作用体12が連結
される最終端軸、つまりZ軸11aの軸線Lに対
して略45度の角度で下方かつ外側方に傾斜させて
その上端を上記作用体12にボルト締め固定し、
その長さは本例では600mm〜700mmとする。
上記補助アーム16の下端部に制御装置15に
より駆動制御されるモータ17を、上記Z軸11
aの軸線Lを中心とする回転円に対して接線方向
に配置して取り付ける。
そして、上記モータ17の回転軸、つまり支持
軸17aに塗装ガン13を上記軸線L方向に向け
て取付ける。この塗装ガン13はその吐出口13
aを軸線Lに対して約500mm離間させ、また、上
記支持軸17aの回転角度は塗装ガン13が軸線
Lと略直交する位置から下方に約90度回転する回
転角度とする。
上記実施例によれば、塗装ガン13は補助アー
ム16を介して作用体12に支持されるので、作
用体12がX・Y・Z軸方向に移動されると、上
記塗装ガン13は作用体12から所定距離外方に
突出した状態で、作用体12と同期してX・Y・
Z軸方向に移動することになる。
このため、上記塗装ガン13の動作範囲イは、
第1図に示すように、作用体12の動作範囲アの
外方を包囲する広範囲な動作範囲となり、被塗装
物14の塗装範囲が広がることになる。
また、補助アーム16の外端部に設けた支持軸
17aが回転されると、塗装ガン13は最終端軸
をなすZ軸11aの軸線Lに対する交差角度が変
化し、これにより、被塗装物14の塗装範囲を拡
大しながら、塗装ガン13の吐出口13aを箱状
の被塗装物14の側面に向けて円滑に対向させる
ことができる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかな如く、本考案は、X・
Y・Z軸方向に移動する作用体に、該作用体から
外側方に突出する補助アーム取り付け、この補助
アームの外端部に塗装ガンを取り付けるようにし
たので、既設の塗装ロボツトを大きく改良するこ
となく、その塗装範囲を拡大させることができ
る。
また、上記補助アームの外端部に塗装ガンを作
用体の回転中心線方向に向けるとともに、その略
延長線方向に回動可能に取付けるようにしたの
で、塗装範囲を拡大させながら被塗装物の側面を
円滑に塗装することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は従来例を示す側面図である。 1……基台、2……旋回台、3……下部支点
軸、4……支柱、5……上部支点軸、6……アー
ム、7,8……シリンダ、9……X軸モータ、9
a……X軸、10……Y軸モータ、10a……Y
軸、11……Z軸モータ、11a……Z軸、12
……作用体、13……塗装ガン、13a……吐出
口、14……被塗装物、15……制御装置、16
……補助アーム、17……支持軸、イ……作動範
囲。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台に回転かつ揺動可能に起立支持した支柱の
    上端部にアームを側方に向けて上下揺動可能に支
    持し、該アームの揺動端部にX軸・Y軸およびZ
    軸を介して作用体を支持し、該作用体に塗装ガン
    を取付け、前記支柱・アーム・X軸・Y軸および
    Z軸を駆動制御する制御装置を設けてなる塗装ロ
    ボツトにおいて、前記作用体に補助アームを設け
    るとともに該補助アームを作用体が連結された最
    終端軸に対して所定角度傾斜させて外方に突出さ
    せ、補助アームの外端部に前記制御装置により駆
    動制御される支持軸を設けるとともに該支持軸を
    最終端軸を中心とする回転円に対して接線方向に
    配置し、この支持軸に塗装ガンを前記最終端軸の
    略延長線方向に向けて取付けたことを特徴とする
    塗装ロボツトの塗装ガン支持装置。
JP4694488U 1988-04-06 1988-04-06 Expired JPH0410926Y2 (ja)

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JP4694488U JPH0410926Y2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06

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Publication Number Publication Date
JPH01152759U JPH01152759U (ja) 1989-10-20
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