JPS597028Y2 - 工業用ロボツト - Google Patents

工業用ロボツト

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Publication number
JPS597028Y2
JPS597028Y2 JP10022479U JP10022479U JPS597028Y2 JP S597028 Y2 JPS597028 Y2 JP S597028Y2 JP 10022479 U JP10022479 U JP 10022479U JP 10022479 U JP10022479 U JP 10022479U JP S597028 Y2 JPS597028 Y2 JP S597028Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
robot
column
pin
industrial robot
Prior art date
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Expired
Application number
JP10022479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5620782U (ja
Inventor
長久 大平
Original Assignee
トキコ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トキコ株式会社 filed Critical トキコ株式会社
Priority to JP10022479U priority Critical patent/JPS597028Y2/ja
Publication of JPS5620782U publication Critical patent/JPS5620782U/ja
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Publication of JPS597028Y2 publication Critical patent/JPS597028Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工業用ロボットに係り、互いにピン結合された
2つの部材間に設けたシリンダを、係留部材によってい
ずれか一方の部材に係留することにより、一方の部材か
らシリンダを外したときにシリンダを所定の可動範囲に
係留し、該シリンダの遊びによる危害が周囲に及ぶのを
良好に防止できる工業用ロボットを提供することを目的
とする。
例えば工場等で塗装用として用いられる工業用ロボット
として代表的なものに、テイーチ・プレイバック型のロ
ボットが知られている。
この種テイーチ・プレイバック型の工業用ロボットは、
通常テイーチング時に作業者がターンテーブル上の支柱
に支持されたロボットアームを直接手で動かし、そのと
きのロボットの各可動部の動きを記憶装置内に記憶させ
ておく。
そして、プレイバック時には、記憶装置内の記憶内容に
もとづいて制御装置から命令が出力され、各可動部をテ
イーチング時と全く同様に動作させる構或とされている
しかして、ロボットの可動部、特にアーム支持用の支柱
を駆動するシリンダは大型であり、作動流体の供給を断
っても、ピストンの慣性負荷或いは粘性負荷等があるた
め作業者が直接手で動かすには大変な力が必要とされる
従って、通常は作業者の労力軽減のため、支柱駆動用の
シリンダと支柱の連結を断ち、上記慣性負荷或いは粘性
負荷等を除いてテイーチング作業させる場合が多い。
しかるに、従来の工業用ロボットは支柱から切離したシ
リンダが遊んだ状態にあり、このためテイーチング作業
時に支柱が回動したりするとシリンダが振り回されて極
めて危険であり、ロボット周囲の人或いは物に危害が及
ぶことがある等の欠点を有していた。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下図面とと
もにその一実施例につき説明する。
第1図は本考案になる工業用ロボットを適用した塗装ロ
ボットの一実施例の概略側面図、第2,3図は夫々上記
塗装ロボットの夫々プレイバック時及びテイーチング時
における要部拡大側面図を示す。
第1図中、工業用ロボット1は、テイーチ・プレイバッ
ク型のものであり、本実施例の場合、生産ラインで製造
される被塗装物2を連続的に塗装する塗装ロボットとし
て用いられる。
基台3上にはターンテーブル4が回転自在に設けられて
おり、このターンテーブル4上に支柱5がピン結合によ
り揺動自在に枢支されている。
支柱5は、アーム6をピン結合により上下方向に揺動自
在に枢支するものであり、アーム6の先端部には2個の
ロークリアクチュエータ7,8を介してスプレーガン9
が取付けられている。
これらのアクチュエータ7,8は、スプレーガン9を夫
々上下方向及び左右方向に回動駆動するものである。
10は左手用ハンドル、11は右手用ハンドルで、夫々
テイーチング時に使用される。
基台3上には、前記支柱5の他にアーム駆動用シリンダ
12と支柱駆動用シリンダ13が、夫々ピン結合により
端部を所定角度範囲揺動可能に枢支させて取付けてある
アーム駆動用シリンダ12のピストンロツド12a先端
部はピン12bを用いてアーム6の付け根部に連結され
ており、支柱駆動用シリンダ13のピストンロツド13
a先端部は第2図に示す如く支柱5の側部に設けた連結
部5aにピン14を用いて連結されている。
ここで、シリンダ12は支柱5を介して互いにピン結合
されたターンテーブル4とアーム6を互いに連結してお
り、又シリンダ13は互いにピン結合されたターンテー
ブル4と支柱5を互いに連結している。
15は本考案の要部を構或する係留部材としてのステー
で、本実施例の場合2本のリンク15a,15 bを屈
伸可能に連結して構威してあり、リンク15 aの一端
側が支柱5に、又リンク15bの他端側がシリンダ13
に連結される。
これにより支柱駆動用のシリンダ13は、支柱5に対し
て一定の可動範囲内に係留されることになる。
プレイバック時、ロボット1の各可動部、即ちターンテ
ーブル4、支柱5、アーム6、ロータリアクチュエータ
7,8は、テイーチング時に記憶装置内に記憶された教
示動作に従って動作する。
即ち、支柱5に関しては支柱駆動用シリンダ13のピス
トンロツド13aの変位に応じて揺動駆動される。
その場合、シリンダ13に対するステ−15の係留範囲
は、シリンダ13の可動範囲を包含して十分大としてあ
るから、シリンダ13がステ−15に邪魔されて制御装
置からの命令に応じた動作ができないといった不都合は
生じない。
テイーチング時においては、作業者がハンドル10.1
1を握って各可動部を意のままに動かす必要から、前記
した如く重負荷となる支柱駆動用のシリンダ13と支柱
5との連結を断つ。
その場合、先ず連結ピン14を外して連結部5aとピス
トンロツド13aの連結を解除し、ステ−15のリンク
15a,15bを第3図に示す如く最も伸びきった状態
とする。
これにより、シリンダ13はリンク15a,15bの長
さに応じた距離だけ支柱5から離間した位置に係留され
る。
このように、支柱駆動用のシリンダ13は、支柱5に対
する連結を解除したときにステ−15によって一箇所に
係留しておくことができるから、例えば連結解除時にシ
リンダ13が倒れ込んだり、或いはターンテーブル4が
回動した際或いは支柱5が揺動した際等にシリンダ13
が振り回され、周囲に危害を及ぼすといった不都合等を
確実に防止できる。
尚、上記実施例において、ステ−15が最も伸びきった
ときにリンク15a,15bの連結状態がロックされる
よう、リンク15 a, 15 bの連結箇所にロック
機構部を設けておくことにより、シリンダ13をさらに
しっかりと一箇所に係留しておくことができる。
又、上記実施例において、テイーチング時シリンダ13
をターンテーブル4から外す構或としてもよく、又又テ
−15はシリンダ13をターンテーブル4に係留する構
威としてもよい。
又、上記実施例においては、互いにピン結合されるター
ンテーブル4と支柱5とを連結するシリンダ13をステ
−15によって支柱5に係留する構戊としたが、支柱5
を介して互いにピン結合されたターンテーブル4とアー
ム6を連結するシリンダ12をステ−(図示せず)によ
ってターンテーブル4或いはアーム6に係留する構或と
してもよい。
又、上記実施例において、工業用ロボット1はテイーチ
・プレイバック型の塗装用ロボットに限らず、他の型の
ロボットにも適用することができる。
又、係留部材としてはステ−15に限らず、他の例えば
チェーン或いはロープ等を用いることもできる。
上述の如く、本考案になる工業用ロボットは、ピン結合
された2つの部材間に設けられこれらの部材を相対変位
させるシリンダと、一端が前記シリンダに取付けられ、
他端が前記部材のいずれか一方に取付けられた係留部材
とからなり、前記シリンダを前記2つの部材のいずれか
一方から外したときに該係留部材が前記シリンダを所定
可動範囲に係留する構或としているため、例えばロボッ
トをシリンダの動力によって駆動しないで作業者自身が
アームを手で操作するような場合、一方の部材との連結
を断ったシリンダが遊ばないよう一箇所に係留しておく
ことができ、これによりシリンダが作業の邪魔になった
り、或いは作業者や周囲の器物に当って危害を及ぼすと
いった不都合を確実に防止でき、従って例えばテイーチ
ング時にシリンダと一方の部材との連結を外して軽負荷
にして作業をすることがあるテイーチ・プレイバック型
の工業用ロボット等に好適である等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる工業用ロボットを適用した塗装ロ
ボットの一実施例の概略側面図、第2,3図は夫々上記
塗装ロボットの夫々プレイバック時及びテイーチング時
における要部拡大側面図である。 1・・・・・・工業用ロボット、4・・・・・・ターン
テーブル、5・・・・・・支柱、5a・・・・・・連結
部、13・・・・・・支柱駆動用シリンダ、13 a・
・・・・・ピストンロッド、15・・・・・・スアー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピン結合された2つの部材間に設けられこれらの部材を
    相対変位させるシリンダと、一端が前記シリンダに取付
    けられ他端が前記部材のいずれか一方に取付けられた係
    留部材とからなり、前記シリンダを前記2つの部材のい
    ずれか一方から外したときに該係留部材が前記シリンダ
    を所定可動範囲に係留する構或としてなる工業用ロボッ
    ト。
JP10022479U 1979-07-20 1979-07-20 工業用ロボツト Expired JPS597028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10022479U JPS597028Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 工業用ロボツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10022479U JPS597028Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 工業用ロボツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5620782U JPS5620782U (ja) 1981-02-24
JPS597028Y2 true JPS597028Y2 (ja) 1984-03-03

Family

ID=29332954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10022479U Expired JPS597028Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 工業用ロボツト

Country Status (1)

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JP (1) JPS597028Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5878163U (ja) * 1981-11-20 1983-05-26 マツダ株式会社 車体内面塗装用ロボツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5620782U (ja) 1981-02-24

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