JPH04108906U - 線材・棒鋼圧延機のローラ式ガイド装置 - Google Patents
線材・棒鋼圧延機のローラ式ガイド装置Info
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- JPH04108906U JPH04108906U JP970891U JP970891U JPH04108906U JP H04108906 U JPH04108906 U JP H04108906U JP 970891 U JP970891 U JP 970891U JP 970891 U JP970891 U JP 970891U JP H04108906 U JPH04108906 U JP H04108906U
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- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 8
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 線材・棒鋼圧延機に取付けられるローラ式ガ
イドの交換時間やカリバー替え時間の短縮を図る。 【構成】 圧延機のハウシング1から独立して立設した
支持架台12に固定したスライドガイド13にガイドホルダ
10を摺動自在に装着し、このガイドホルダ10にガイドロ
ーラ7を保持したローラホルダ9を着脱自在支持し、ガ
イドホルダ10をシリンダ16で圧延パスラインPL方向に進
退自在に操作することによって、ガイド交換やカリバー
替えを容易にする。
イドの交換時間やカリバー替え時間の短縮を図る。 【構成】 圧延機のハウシング1から独立して立設した
支持架台12に固定したスライドガイド13にガイドホルダ
10を摺動自在に装着し、このガイドホルダ10にガイドロ
ーラ7を保持したローラホルダ9を着脱自在支持し、ガ
イドホルダ10をシリンダ16で圧延パスラインPL方向に進
退自在に操作することによって、ガイド交換やカリバー
替えを容易にする。
Description
【0001】
本考案は、線材・棒鋼圧延機のローラ式ガイド装置に関する。
【0002】
従来の線材・棒鋼圧延機においては、圧延ロールのパスライン入側と出側に圧
延材を誘導案内するガイドがハウジングに対して着脱し得るように組み込まれて
いる。このガイドの固定方法について説明すると、たとえば垂直圧延機の場合は
通常図3に示すように、一対の圧延ロール2を回転自在に支持するハウジング1
の入側と出側に垂直に固定されたレストバー3,4に、入側ガイド5と出側ガイ
ド6がそれぞれ圧延ロール2の孔型に対応した位置に取付けられる。この入側ガ
イド5あるいは出側ガイド6にはたとえば図4に示すように、ガイドローラ7を
ガイドボックス8に組み込んでなるローラ式ガイドが用いられる。これは圧延材
を転がり接触によって誘導するようにして、圧延材の焼付きずの発生を防止する
ためである。
【0003】
ところで、上記したようなローラ式ガイドをレストバーに取付ける場合にはつ
ぎのような問題がある。すなわち、圧延ロールのいわゆるカリバー替えと称す
る孔型の位置替え時には、ガイドの取付け位置を変えなければならないためその
都度ガイドの取り外し・取付け作業が必要で、その組み替えに長時間を余儀無く
されること、ガイドの組替作業には通常クレーンなどの運搬機を使用するが、
ガイドは圧延ロールに近接して取付けられていてハウジング内部に入り込んでい
るため、その出し入れ時の横持ちには多くの人手に頼らざるを得ず、長時間を要
しまた危険性を伴う恐れがあること、とくに上流側の圧延機のガイドほど重量
が大きく、また垂直圧延機のガイドは横向きの片持ち支持で固定しなければなら
ないから90°回転させる必要があるなど、組替作業時の負荷はさらに大きくなる
ことなどである。
【0004】
本考案は、上記のような課題を解決すべくしてなされた線材・棒鋼圧延機のロ
ーラ式ガイド装置を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、一対の圧延ロールとこの圧延ロールを回転自在に支持するハウジン
グとからなる線材・棒鋼圧延機に取付けられて圧延材を誘導するローラ式ガイド
装置であって、前記ローラ式ガイドのガイドローラを保持するローラホルダと、
このローラホルダを着脱自在に支持するとともに圧延材をガイドするガイド部と
スライドベース部とを備えたガイドホルダと、このガイドホルダを摺動自在にガ
イドするスライドガイドと、前記ガイドホルダを圧延パスライン方向に進退自在
に移動するシリンダと、前記スライドガイドを前記ハウジングから独立して支持
する支持架台とからなることを特徴とする線材・棒鋼圧延機のローラ式ガイド装
置である。
【0006】
本考案によれば、ガイドローラを保持するローラホルダをガイドホルダに着脱
自在に支持するとともに、このガイドホルダをハウジングから独立して設けられ
る支持架台で支持したスライドガイド内をシリンダによって圧延パスライン方向
に進退自在としたので、ガイド替えのときはシリンダを操作してローラガイドを
ハウジングから引き出すことにより、容易にクレーンで吊り上げて交換すること
ができる。また、カリバー替えの場合はガイドをハウジングから引き出してスタ
ンドをシフトするだけで目的とするサイズのカリバーに交換することができる。
【0007】
以下に本考案のローラ式ガイド装置の実施例について図面を参照して説明する
。図1は本考案を垂直圧延機に適用する場合の入側ガイドの実施例を示す部分側
断面図である。図に示すように、ガイドローラ7はローラホルダ9にカセット的
に組付けられて保持される。このローラホルダ9はガイド部10Aとスライド部10
Bとが一体式とされるガイドホルダ10に組み込まれ、たとえばボルトなどの固定
金具11で固定される。そして、このガイドホルダ10は圧延機入側にハウジング1
から独立して基礎床面FLに立設される支持架台12上に固定されたスライドガイド
13内に摺動自在に装着される。またガイドホルダ10は、圧延機入側の誘導トラフ
14の下方に設けられた架台15上に載置されるシリンダ16によって圧延パスライン
PLに沿って移動自在とされる。なお、ガイドホルダ10は、図2に示すようにスラ
イドガイド13の内面に設けられた摺動溝13aと摺動自在に嵌め合うように構成さ
れる。
【0008】
このように構成された入側ガイド5を交換して組み替える場合は、まずシリン
ダ16を操作して入側ガイド5を圧延機入側の誘導トラフ14の方向(圧延パスライ
ンPL方向のハウジング1の反対側)に引き出してから、固定金具11を取り外して
ローラホルダ9をクレーンで吊り上げて移動し、所定のサイズに相当する別のロ
ーラホルダ9をガイドホルダ10にセットして固定金具11で固定し、シリンダ16を
再び操作して圧延ロール2の所定の孔型の入側に押し込むようにすればよい。ま
たカリバー替えの場合は、図示しない駆動装置でハウジング1を上下方向に移動
させるいわゆるスタンドシフトを用いることにより、圧延ロール2の所定の孔型
を入側ガイド5の位置に位置決めするようにすれば、容易にカリバー替えを行う
ことができる。なお、上記実施例では入側ガイド5のみについて説明したが、本
考案はこれに限定されるものではなく、出側ガイド6にも同様にして適用し得る
ことは言うまでもない。
【0009】
本考案のガイド装置を水平圧延機と垂直圧延機に適用したときの圧延機1台当
たりのガイド交換時間を、従来例での実績値と対比して表1に示した。
【0010】
【表1】
【0011】
この表から明らかなように、本考案例は従来例に比しガイド交換に要する時間
が水平圧延機の場合で約70%、また垂直圧延機の場合で約85%といずれの場合で
も大幅に短縮することができ、またガイド交換作業をオペレータ1人で行うこと
ができ効率的であることがわかる。
【0012】
本考案によれば、ガイドローラをローラホルダに保持してカセット化し、かつ
パスライン方向に進退自在に移動可能としたので、ハウジングに影響されること
なくガイド交換やカリバー替えを行うことができ、作業負荷を大幅に軽減するこ
とができ、またこれによって組替作業時の安全性を高めることができる。
【図1】本考案を垂直圧延機に適用する場合の入側ガイ
ドの実施例を示す部分側断面図である。
ドの実施例を示す部分側断面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】垂直圧延機の従来例を示す側断面図である。
【図4】ローラ式ガイドの従来例を示す側面図である。
1 ハウジング
2 圧延ロール
5 入側ガイド
6 出側ガイド
7 ガイドローラ
9 ローラホルダ
10 ガイドホルダ
12 支持架台
13 スライドガイド
16 シリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の圧延ロールとこの圧延ロールを回
転自在に支持するハウジングとからなる線材・棒鋼圧延
機に取付けられて圧延材を誘導するローラ式ガイド装置
であって、前記ローラ式ガイドのローラ部を保持するロ
ーラホルダと、このローラホルダを着脱自在に支持する
とともに圧延材をガイドするガイド部とスライドベース
部とを備えたガイドホルダと、このガイドホルダを摺動
自在にガイドするスライドガイドと、前記ガイドホルダ
を圧延パスライン方向に進退自在に移動するシリンダ
と、前記ハウジングから独立して立設されて前記スライ
ドガイドを支持する支持架台とからなることを特徴とす
る線材・棒鋼圧延機のローラ式ガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991009708U JP2534819Y2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 線材・棒鋼圧延機のローラ式ガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991009708U JP2534819Y2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 線材・棒鋼圧延機のローラ式ガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04108906U true JPH04108906U (ja) | 1992-09-21 |
JP2534819Y2 JP2534819Y2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=31899942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991009708U Expired - Fee Related JP2534819Y2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 線材・棒鋼圧延機のローラ式ガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534819Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59120312A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-11 | マンネスマン・アクチエンゲゼルシヤフト | 横桁の支持体 |
JPS6124325U (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-13 | 日本架線工業株式会社 | 電車線用絶縁ロツド |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP1991009708U patent/JP2534819Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59120312A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-11 | マンネスマン・アクチエンゲゼルシヤフト | 横桁の支持体 |
JPS6124325U (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-13 | 日本架線工業株式会社 | 電車線用絶縁ロツド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2534819Y2 (ja) | 1997-05-07 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |