JPH04108684U - 硬質塩化ビニル推進管 - Google Patents

硬質塩化ビニル推進管

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JPH04108684U
JPH04108684U JP1703691U JP1703691U JPH04108684U JP H04108684 U JPH04108684 U JP H04108684U JP 1703691 U JP1703691 U JP 1703691U JP 1703691 U JP1703691 U JP 1703691U JP H04108684 U JPH04108684 U JP H04108684U
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JP
Japan
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vinyl chloride
hard vinyl
pipe
small diameter
chloride pipe
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Application number
JP1703691U
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Inventor
武夫 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 推進精度及び低価格を保持しつつ、水密性を
確実にする。 【構成】 端部にその厚さの半分程度の厚さを有する小
径部2を形成した硬質塩化ビニル管1を、硬質塩化ビニ
ルからなり、上記硬質塩化ビニル管1の外径と同外径を
有し、かつその小径部2と嵌合可能なスリーブ継手5に
より接着剤を介して接続すると共に、硬質塩化ビニル管
1の径違い段部3に設けた密封リング収容溝4に密封リ
ング6を収容することにより、硬質塩化ビニル管1とス
リーブ継手5を径方向で密封する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、推進工法により地中に敷設されて上下水道管、電力通信ケーブル管 、その他の地下構造物となる硬質塩化ビニル推進管に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の硬質塩化ビニル推進管としては、図3、図4に示すものが知ら れている。
【0003】 図3の硬質塩化ビニル推進管は、VU管からなる硬質塩化ビニル管11の端部 にその厚さの6割程度の厚さを有する小径部12を形成する一方、硬質塩化ビニ ルからなり、硬質塩化ビニル管11の外径より僅かに大きな外径を有し、かつそ の小径部12と嵌合可能な円筒形の本体部13と、本体部13の外周に設けた軸 方向(図3においては左右方向)の複数のリブ14とからなるスリーブ継手15 により接続剤を介し硬質塩化ビニル管11同士を接続して構成されており、スリ ーブ継手15には、推進抵抗の減少等のため、硬質塩化ビニル管11の推進方向 側となる一端部(図3においては右端部)の外周縁にテーパ面16が形成されて いる。
【0004】 又、図4の硬質塩化ビニル推進管は、比較的厚肉のVP管からなる硬質塩化ビ ニル管17の端部にその厚さの8割程度の厚さを有する小径部18を形成する一 方、ステンレス鋼からなり、硬質塩化ビニル管17の外径と同外径を有し、かつ その小径部18と嵌合可能な円筒形のスリーブ継手19により硬質塩化ビニル管 17同士を接続して構成されており、接続部の水密性を確保するため、小径部1 8に形成した周溝20に水膨張ゴム輪21が嵌合されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の前者の硬質塩化ビニル推進管は、スリーブ継手15 のリブ14等が硬質塩化ビニル管11の外周面から突出しているので、テーパ面 16と相俟って推進抵抗の減少等が図れるとはいえ、VU管を削ることと、リブ 14の形成で厚みがなくなるため、作業時、運搬時等に少しの衝撃にも弱く破損 の問題が生じ、大変不便である。
【0006】 一方、後者の硬質塩化ビニル推進管は、前者の硬質塩化ビニル推進管のような 問題はないものの、スリーブ継手19がステンレス鋼からなるので、推進作業中 の障害物による変形や硬質塩化ビニルとの熱膨張差により水密性の低下を生じる と共に、推進精度を直す際の抜き差しによるスッポ抜け等を生じ、尚かつ高価と なる欠点がある。
【0007】 そこで、本考案は、推進精度及び低価格を保持しつつ、水密性を確実にし得る 硬質塩化ビニル推進管の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の硬質塩化ビニル推進管は、端部にその厚さ の半分程度の厚さを有する小径部を形成した硬質塩化ビニル管を、硬質塩化ビニ ルからなり、上記硬質塩化ビニル管の外径と同外径を有し、かつその小径部と嵌 合可能なスリーブ継手により接着剤を介して接続すると共に、スリーブ継手の端 面と硬質塩化ビニル管の径違い段部との間に密封リングを介装して構成されるも のである。
【0009】
【作用】
上記手段においては、硬質塩化ビニルからなるスリーブ継手の外周面が硬質塩 化ビニル管のそれと面一となり、かつ硬質塩化ビニル管の径違い段部とスリーブ 継手の端面とが密封される。
【0010】 硬質塩化ビニル管としては、比較的厚肉のVP管を用いることが好ましく、そ の小径部の厚さは、中間部の厚さの45〜50%が好ましい。45%未満である と小径部の肉厚が小さくなり、接続部の強度が低下し、かつ運搬時等における破 損を招来するし、50%を超えると相対的にスリーブ継手の肉厚が小さくなり、 接続部の強度が低下する。
【0011】 密封リングとしては、水膨張Oリングを用いることが好ましい。 又、密封リングの介装は、硬質塩化ビニル管の径違い段部に設けた密封リング 収容溝又はスリーブ継手の端面に設けた密封リング収容溝に収容して行うことが 好ましい。
【0012】
【実施例】
次に、本考案について図面を用いて説明する。 図1は本考案の一実施例を示す半断面側面図、図2は図1におけるII−II線断 面図である。
【0013】 硬質塩化ビニル管1は、比較的厚肉のVP管からなり、両端部に中間部の厚さ の半分程度の厚さを有する小径部2が形成されており、この小径部2の形成によ って生じる径違い段部3には、密封リング収容溝4が径方向のほぼ中間に位置し て設けられている。
【0014】 一方、スリーブ継手5は、硬質塩化ビニル管1と同様の硬質塩化ビニルからな り、硬質塩化ビニル管1の外径と同外径を有し、かつその小径部2と嵌合可能な 円筒形に形成されている。
【0015】 そして、硬質塩化ビニル推進管は、小径部2にスリーブ継手5を接着剤を介装 し嵌合して硬質塩化ビニル管1同士を接続すると共に、各硬質塩化ビニル管1の 径違い段部の密封リング収容溝4に水膨張Oリング等の密封リング6を収容して 構成される。
【0016】 なお、密封リング収容溝は、硬質塩化ビニル管1の径違い段部3に設ける場合 に限らず、スリーブ継手5の端面に設けてもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の硬質塩化ビニル推進管は、硬質塩化ビニルからな るスリーブ継手の外周面が硬質塩化ビニル管のそれと面一となり、かつ硬質塩化 ビニル管の径違い段部とスリーブ継手の端面とが密封されるので、低価格と推進 精度を保持することができると共に、硬質塩化ビニル管とスリーブ継手が接着剤 による周方向の密封に加えて径方向でも密封されるので、工場製作時と現場施工 時の時間的ずれ(特に寒暖のによる膨張性の誤差)による周方向の隙間が生じた としても接続部の水密性を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す半断面側面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】従来の硬質塩化ビニル推進管の半断面側面図で
ある。
【図4】従来の他の硬質塩化ビニル推進管の半断面側面
図である。
【符号の説明】
1 硬質塩化ビニル管 2 小径部 3 径違い段部 4 密封リング収容溝 5 スリーブ継手 6 密封リング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部にその厚さの半分程度の厚さを有す
    る小径部を形成した硬質塩化ビニル管を、硬質塩化ビニ
    ルからなり、上記硬質塩化ビニル管の外径と同外径を有
    し、かつその小径部と嵌合可能なスリーブ継手により接
    着剤を介して接続すると共に、スリーブ継手の端面と硬
    質塩化ビニル管の径違い段部との間に密封リングを介装
    して構成されることを特徴とする硬質塩化ビニル推進
    管。
JP1703691U 1991-02-28 1991-02-28 硬質塩化ビニル推進管 Pending JPH04108684U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016211240A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 藤村ヒューム管株式会社 推進管のシール構造及びその製造用型枠

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