JPH04108605A - 連続式炭素熱還元法反応器 - Google Patents

連続式炭素熱還元法反応器

Info

Publication number
JPH04108605A
JPH04108605A JP2405349A JP40534990A JPH04108605A JP H04108605 A JPH04108605 A JP H04108605A JP 2405349 A JP2405349 A JP 2405349A JP 40534990 A JP40534990 A JP 40534990A JP H04108605 A JPH04108605 A JP H04108605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
gaseous
reactant
chamber
aluminum nitride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2405349A
Other languages
English (en)
Inventor
David A Dunn
デビツド・エイ・ダン
Henry Easter
ヘンリイ・イースター
Michael S Paquette
マイケル・エス・パケツト
Roger K Pihlaja
ロジヤー・ケイ・ピラジヤ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Chemical Co filed Critical Dow Chemical Co
Publication of JPH04108605A publication Critical patent/JPH04108605A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F7/00Compounds of aluminium
    • C01F7/66Nitrates, with or without other cations besides aluminium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/515Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
    • C04B35/58Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides
    • C04B35/581Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides based on aluminium nitride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron
    • C01B21/072Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with aluminium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron
    • C01B21/072Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with aluminium
    • C01B21/0726Preparation by carboreductive nitridation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【000月 本発明は窒化アルミニウム粉末の改良された製造方法に
関する。更に本発明は該改良された方法に関連して使用
するのに適当な装置に関する。 [0002] 窒化アルミニウムは各種の用途に使用するのに特に適当
である或種の物理的性質を呈する。或用途、例えば電子
回路機構の包装成分としては事実上充分な理論的密度と
高い熱伝導性を必要とする。高品質の窒化アルミニウム
粉末は焼結、熱圧プレス又は他の適当な手段により圧縮
されれば、一般にこれらの要求を満足させる。多数の因
子が粉末の品質に寄与する。主として粉末の粒径及び表
面積が、得られるセラミック製品の密度に影響を及ぼす
。粉末の純度は得られるセラミック製品の純度を決定し
、及びそれにより熱伝導性のような或種の物理的性質の
大きさを決定するのに大きな役割を果す。 [0003] 高品質の窒化アルミニウム粉末は一般に低い酸素含量(
約2%以下)、低い炭素含量(釣鉤2%以下) 及び低
い微量金属含量(100万部分の数百部以下)を有して
いる。例えば酸素、炭素又は微量金属含量の多い低品質
の窒化アルミニウム粉末は、電子部品の包装のような或
種の電子的用途に使用するには一般に不適当であると考
えられている。焼結された窒化アルミニウム粉末は一般
に1゜0ないし0.2μmまでの粒径を有する。粉末の
大きさに逆比例する粉末の表面積は2ないし10m2/
gま−での範囲にある。 [0004] 窒化アルミニウム粉末の製造は一般に既知の二つの方法
の中の−っによるものである。直接窒化法として知られ
ている一つの方法は高温で窒素又はアンモニア雰囲気中
で金属窒化アルミニウム粉末を窒化し、得られる窒化物
を粉砕することを含んでいる。炭素熱還元(carbo
thermal reduction)法として知られ
ている第二の方法は、高温で酸化アルミニウム、炭素及
び窒素を反応させる。本発明は後者の方法を対象として
いる。 [0005] 炭素熱還元法の熱化学を検討すると、それは総ての条件
下で極めて吸熱的な性質を有する。かように、許容し得
る速度で反応を進行させるためには、熱は効果的且つ効
率的な方式で供給されなければならない。不適当な熱の
供給の逆効果は出発材料の反応の不完全、酸化アルミニ
ウム出発材料又は窒化アルミニウム生成物又は両者の粗
粒化又は粗大化、及び望ましくない副反応を含み、アル
ミニウムのオキシ窒化物のような不必要な副産物を形成
することを含んでいる。 [0006] 反応剤の完全な転化は反応剤気体、例えば窒素の反応塊
中への効果的な導入、及びそこから−酸化炭素のような
生成気体の効率的な除去の両方を必要とする。 反応剤気体の導入及び生成気体の除去が適切に行われな
ければ、得られる窒化アルミニウム製品は高濃度の酸素
を含む可能性がある。過剰な酸素は反応が、出発材料と
所望の窒化アルミニウムへの完全な転化以下である、生
成物との間の平衡位置に達したことを示している。 [0007] クラモト(Kuramoto)等(米国特許第4,61
8,592号)は固体反応剤、例えば酸化アルミニウム
及び炭素中で高純度を選択し、且つ維持することの重要
性を教示している。彼らは固体反応剤の緊密な混合物を
製造することの重要性をも教示している。彼らの実施例
1は31 毎分の速度で炉中に窒素気体を供給すると共
に、約1600℃で作動する電気炉中での小(30ない
し200g)規模反応を開示している。反応時間6時間
後に混合物を取り出し、未反応の炭素を除去するために
空気中で酸化する。 [0008] 実験室規模反応器と関連して使用するのに適当な反応条
件は、−層規模の大きい装置中では許容し得る結果を与
えない可能性がある。反応素材が少ないと比較的効率的
な気体及び熱の輸送が可能であり、従って理想的な条件
よりかなり劣る条件下でも高品質の粉末の製造が行われ
る。反応容器の寸法は反応素材の大きさに順応して増大
するから、通常気体及び熱の輸送効率の劣化が伴ってく
る。固体反応剤のベツドの深さが増加するから、固体反
応剤と気体反応剤との間の接触及び生成気体の除去をも
たらす上での困難性は、小さな問題から大問題に変化す
る。固体反応剤のベツドの寸法は増加するから、完結に
向かって吸熱反応に駆り立てるベツドの加熱は益々不均
一となり、熱源からベツドのその部分の距離と共に変化
する。言い換えれば、反応は外部の熱源に対応して反応
剤ベツド又は装入物の外側からその中心に向かって進行
する。前述の気体及び熱の輸送の問題は、反応素材内の
局部的領域中で理想的な反応条件よりも劣化し、その結
果窒化アルミニウムへの転化及び品質の変動性の原因と
なる。 [0009] 反応する素材中で理想に近い反応条件を調えるための反
応器又は方法の設計及び操作は、必要でありながら、窒
化アルミニウム合成を工業的規模で満足するよう拡大す
るのには不十分である。原料、労働及びユーティリティ
を含む他の因子も競合できる製品を製造するためには効
率的に管理されなければならない。 [0010] 連続反応器又は方法の操作はユーティリティ及び労働の
費用効果的な使用を提供することができようが、それは
必然的に運動又は可動部の使用を内包する。熱い可動部
を持った反応器の設計及び操作は、適当な材料の入手可
能性及び性能により制約される。この限界に取り組むこ
とは必要であるカミ反応の制御及び生成物の品質の許容
し難い低下のような他の問題を引き起こすこともある。 [0011] 多数の文献が窒化アルミニウムを製造する反応器及び方
法を記載している。或ものは炭素及び窒素を用いる酸化
アルミニウムの工業的規模反応の可能性を示唆している
。他のものは製品の品質に関係なく反応規模を扱ってい
る。僅かな文献が酸素含量の低い生成物への反応剤の完
全な転化の必要性を取り上げているが、いずれも低酸素
及び微細な粒径の両者を有する高品質の窒化アルミニウ
ムを製造する工業規模の設備及び工程を扱ってはいない
。本当に、規模及び製品の酸素含量を強調する文献は、
必然的に微細な粒径の材料の獲得を除外している。 [0012] 上記のクラモト等は高品質の粉末を製造する方法を開示
している。しがしその方法は工業的規模での実施には適
当していない。粉末状の固体反応剤の静止ベツドは、製
品の品質及び不均一性及び不経済な反応動力学を伴う問
題Qコよって、大規模作業には非実際的である。6時間
又はそれ以上の反応時間は明らかE過剰である。 [0013] サーペク(Serpek) (米国特許第888.04
4号)はアルミナ、炭素及びアルミニウムと合金を形成
し得る金属の混合物を窒素雰囲気中で赤熱まで加熱する
ことから成る、窒化アルミニウムの製造方法を開示して
ν)る。得られる製品の品質は保有された金属による汚
染のために所望の品質以下である。 [0014] サーペク(米国特許第1,030,929号)は原料粉
末混合物が抵抗機素Gコより加熱された回転式反応室中
に導入される電気炉の使用を教示してし)る。混合物の
窒化アルミニウムへの転化は気体状窒素の向流により促
進されてし)る。反応室の回転作用は粉末混合物の必要
な撹拌を提供する。これにより気体及び熱の輸送が容易
になる。しかし、それは又未反応、部分的反応及び完全
に反応した物質の混合を招き許容し難い。反応器がこう
した混合物中の総ての未反応の物質を完全に転化するの
に充分な供給速度及び滞留時間で操作されても、得られ
る生成物(よなお不均質である。均質性の欠如は許容し
難い生成物と言い換えられる。 [0015] サーペク(米国特許第1,274,797号)は幾分か
早い初期反応動力学を導入するために窒素反応雰囲気中
への水素の導入を教示してし)る。しかし、実施例中に
示される最上の製品は約30%の転化の指標である、僅
か8.6%の窒素しか含んでいない。 [0016] ショールド(Shoeld) (米国特許第1,274
,797号)は酸化アルミニウムと炭素と結合剤のブロ
ックが通過し、同時に窒素含有気体が内部に均一に分布
している、垂直に配置された反応区域を利用する窒化ア
ルミニウムの製造方法を教示している。反応素材はブロ
ックを通過し、夫々を直接且つ均一に加熱する、電流を
起こす電極によって加熱される。この方法の配置及び操
作は供給ブロックの組成及び物理的性質に苛酷な要求を
課し、及び部分的及び完全に反応したブロックにも同様
である。ブロックが電気を通すためには、組成物は正し
い抵抗を付与するよう精密に仕立てられなければならな
い。都合が悪いことには、抵抗は材料が反応する際に予
測できない様式で明らかに変化する。この予測不可能性
のために反応素材が非効率的に加熱され、それはひいて
変動的な反応動力学及び不均質な製品の品質を招くもの
となる。更にブロックのベツドが垂直方向に深いために
、ブロックの強度に苛酷な束縛が課せられる。ブロック
はカラムの砕解及び引き続く目詰まりを避けるために、
高い未反応強度及び転化の際の充分な強度の両者を有し
なければならない。高強度は通常大量の結合剤の混和に
より、又は緻密な材料の製造により提供される。大量の
結合剤は製品の純度を危うくし、又は緻密な供給ブロッ
クはブロック内の必要な気体の輸送を妨害して反応の過
程を変化させその結果、長い反応時間又は製品の品質の
低下又はその両者をもたらすものである。 [0017] ペリアース(Perieres)等(米国特許第2.9
62.359号)は個々ノ多孔性のブロック内の容積を
含む反応素材の総ての部分において、雰囲気の流動及び
組成の効果的な調節を保持する重要性を教示している。 ブロックは酸化アルミニウム及びコークスを添加した酸
化アルミニウムから成る。ペリアース等は又反応器を目
詰まりさせる可能性がある、及び他の重要な反応の化学
量論を変更させる、揮発性の固体副産物の存在を教示し
ている。 [0018] フレア(C1air) (米国特許第3,032,39
8号)は窒化アルミニウムを連続的に製造する方法を開
示している。この方法は酸化アルミニウム、炭素及びア
ルミン酸カルシウム結合剤から成る粒状供給材料を形成
し;粒状材料を外部的に加熱された長い反応区域中に下
方に連続的に通し;落下する粒状材料の中に窒素の向流
を通し;反応区域の下部で窒化アルミニウムを取り出し
て回収することを含んで成る。排気ガスは膨張区域を通
して誘導され、気体中に含まれるカルシウムがあれば凝
縮される。揮発するカルシウム化合物は、除去されなけ
れば、反応器を詰まらすであろう。幾分かのカルシウム
は製品中に残存し、望ましくない不純物となる。結合剤
は又粒状材料の過剰な焼結を起こし、そのため微細な粒
径の製品の回収が妨害される。窒素は反応器中で消費さ
れ、−酸化炭素を放出するから気体が軸方向に流れる長
い反応区域は必然的に不均質な反応雰囲気を含んでいる
。更に静止した管内の粒子の流れの機械的な性質の結果
として、不確実な滞留時間をもたらす粒子速度の不均一
な分布が起こる。更に向流気体は一般に深い又は長い管
内では経路に従って流れる。かような流動形式は不均一
な製品が生産される一助となるものである。 [0019] パリス(Paris)等(米国特許第3,092,45
5号)は酸化アルミニウム粒を炭素源として炭化水素が
含まれる反応剤気体と接触させる、窒化アルミニウムの
製造方法を開示している。この方法は固定ベツド反応器
、移動ベツド反応器又は流動床反応器と共に使用できる
。酸化アルミニウム粒の固定又は移動ベツド中に並流又
は向流のいずれにもせよ、炭化水素4を導入することは
重要な反応剤である炭素の不均一な分布をもたらす。得
られる製品は同様に不均一であると予想される。流動床
は一般に固体及び気体状反応剤の迅速且つ均一な混合を
提供する。 しかし流動床の連続操作は製品の連続的な取り出しが必
要である。こうして取り出された製品は有限量の、しか
し望ましくない、未反応及び部分的に反応した固体を含
んでいる。 [00201 要求されることは例えば電子工業に適当な純粋な生成物
を、工業的に許容し得る規模で、及び効率的な方法及び
装置によって製造する、窒化アルミニウムの製造のため
の炭素熱還元法である。 [002月 本発明の一つの態様は酸化アルミニウムの炭素熱還元に
より窒化アルミニウムを連続的に製造するための方法で
ある。該方法は:a)固体反応剤材料の少なくとも一つ
の別個のアリコートを供給し、各アリコートは別々な容
器内に配置もれており、各容器は気体状反応剤を受け取
り、且つ該気体状反応剤を該アリコート全体を通じて一
般に均一な方式で分布させる手段を内部に定置しており
、該固体反応剤材料は酸化アルミニウム及びFjI意炭
素を含んで成り、該気体状反応剤は窒素及び随意炭素源
を含んで成ること、b)気体状反応剤と固体反応剤材料
の間の反応を開始させ、窒化アルミニウムを製造するの
に充分な温度まで該アリコートを加熱するのに充分な速
度及び時間的周期で、該容器を少なくとも一度加熱され
た反応区域の中に通すこと、C)固体反応剤材料を窒化
アルミニウムに転化するのに充分な速度で、気体状反応
剤を該容器に供給すること、 d)調節された粒径を有する窒化アルミニウムを形成し
、且つオキシ窒化アルミニウム又はオキシ炭化アルミニ
ウムの生成を事実上排除するのに充分な速度で、固体反
応材料から気体状反応生成物を除去すること、を含んで
成る。 [0022] 固体反応剤は気体状反応剤との接触及び反応生成物気体
の除去を最大とする形状であることが適当である。実際
の形状は重要ではなく、例えば粉末、フレークペレット
又は凝集塊であってもよい。固体反応剤はペレットの形
状であることが望ましい。 [0023] 本発明の第二の態様は: a)気体状材料を受け取り、及び中に含まれる固体粒状
材料の全体を通じて該気体状材料を配布するための手段
を含む、固体反応剤材料を容れるための手段、b)該容
器(container)手段を少なくとも一度反応区
域を通して運搬するための手段、 C)該容器手段が反応区域を通して運搬されている間に
、該容器手段が気体状材料を受け取るための手段に気体
状材料を供給する手段、d)反応区域から気体状反応生
成物を除去するための手段、を含んで成る装置である。 [0024] 本発明の方法及び装置は工業的規模で高品質の窒化アル
ミニウム粉末を製造するのに適している。得られる窒化
アルミニウムは約1.5重量%に等しいか又はそれ以下
の酸素含量、1.5μmに等しいか又はそれより小さい
粒径、及び2m2/gないし5 m27gの比表面積を
有することが有益である。本発明の方法及び装置により
製造された窒化アルミニウム粉末から形成された、焼結
された窒化アルミニウムは140W/m’にの熱伝導率
を有し、理論的密度に近いものである。 [0025] 上記の態様及び本発明の工程又は本発明の各部の組み合
わせのような本発明の他の詳細は、添付図面に関連して
一層詳細に記載され、且つ特許請求の範囲内に指摘され
ている。 [0026] 本発明の特定の具体化は、説明のためにのみ提示される
ものであって本発明を制限するものではない。本発明の
原理的な態様は、本発明の範囲から逸脱することなく各
種の具体化で使用することができる。 [0027] 図1及び2は本発明の目的に適当な装置を略図的に描い
ている。装置10は反応室20、多数の上部反応室導管
28、多数の下部反応室導管29、第一トンネル室30
、第一トンネル室導管35、第二トンネル室40、第二
トンネル室導管45、第一エアロツク50、第二エアロ
ツク55、容器支持手段(レール、軌道通路又は溝)6
0、多数の容器手段、ボート又はトレー70、多数の加
熱機素80、軌道60に沿って該容器手段を移動させる
手段(図示せず) 反応剤気体源(図示せず)及び気体
状反応生成物を受け取る手段(図示せず)から成ってい
る[0028] 第一トンネル室30は第一エアロツク50に近接して所
在し、それと内側エアロツク扉52により作業的に連絡
する第一端31、及び第一端31から離れて所在し、反
応室20の第一端21に近接し、それと流体的に連絡す
る第二端32を有する。第一トンネル室導管35は第一
トンネル室30に連結しており流体的に連絡している。 [0029] 第二トンネル室40は反応室20の第二端22に近接し
て所在し、それと流体的に連絡する第一端41、及び第
一端41がら離れて所在し、第二エアロツク55に近接
し、内側エアロツク扉56により作業的に連絡する第二
端42を有する。第二トンネル室導管45は第二トンネ
ル室40に連結しており、及び流体的に連絡している。 [0030] 反応室20は中に加熱機素80が配置されている。加熱
機素80は容器手段70が反応室20を横送りされる際
に、該手段70の内容物に熱を付与するのに充分な方式
で配列されている。図1に示すように、加熱機素80は
容器手段70の上に配列されている。こうした配列は所
望のように変えることができ、容器手段が反応区域20
内に配置されている間に、該容器手段70の側面、下方
又は周囲全体に近接して位置させることができる。 [0031] 加熱機素80の配置は又反応区域20の第一端21及び
第二端22を決定する。図1に示すように、第一端21
は第一エアロツク50に最も近く所在する加熱機素に近
接しており、第二端22は第二エアロツク55に最も近
く所在する加熱機素に近接している。 [0032] 所望により、加熱機素80に供給される熱は反応剤気体
を反応室20に導入する前にある手段(図示せず)によ
り反応剤気体を予備加熱することにより補給することが
できる。もし使用するならば、スイープ(sweep)
気体を予備加熱することもできよう。予備加熱装置及び
その操作は既知である。面倒な実、験をすることなく適
当な予備加熱温度を容易に決定することができる。 [0033] 上部反応室導管28は反応区域20に連結し、流体的に
連絡している。下部反応室導管29は、導管29が反応
区域20の下部と流体的に連絡するような方式で、レー
ル、軌道、通路又は溝60に連結している。導管29の
少なくとも一つは容器手段70が反応区域20に配置さ
れる間、各容器手段70の気体状反応剤骨は取り室71
と流体的に連絡していることが有益である。図1に示す
ように、及び更に詳細には図4に示すように、室71は
容器手段70の下部をくり抜いて作られていることが適
当である。くり抜かれた部分の縁は一つ又は多数の導管
29により室71に導入される気体状反応剤の損失を充
分最小とするように、溝60と摩擦シールを形成する(
図示せず)ことが有益である。 [0034] 第一エアロツク50は第一トンネル室30の第一端31
に近接して所在し、及び作業的に連絡している内側エア
ロツク扉52、及び内側エアロツク扉52から離れて所
在する外側エアロツク扉51を有する。第二のエアロツ
ク55は第二トンネル室40の第二端42に近接して所
在し、及び作業的に連絡している内側エアロツク扉56
、及び内側エアロツク扉56から離れて所在する外側エ
アロツク扉57を有する。 [0035] 図2は容器手段70の側面と反応室又は区域20、第一
トンネル室又は区域30及び第二トンネル室又は区域4
0の側面を形成する、装置10の側面11及び12の間
の空隙16を示す。空隙16は一定の比重選りには描か
れていない。実際には、空隙16は容器支持手段60が
レール、軌道又は限定された通路であるよりは単なる装
置10の床であるほどに極めて小さくてもよい。 ′小
さい 空隙は容器手段70が夫々第一トンネル室を通っ
て移動する際のそれらの横揺れ(side−to−si
de)運動を最少とし、反応室20及び第二トンネル室
40も同様である。こうした空隙は面倒な実験を行うこ
となく容易に決定される。容器支持手段60が容器手段
70の横揺れ運動を制限するレール、軌道、溝又は他の
限定された通路であるならば、空隙は必要に応じてもつ
と大きくてもよい。 ・[0036] 図3は容器手段70の別な具体化70′の略断面図であ
る。この具体化においては、容器手段70’は室又はく
り抜いた(hol lowed−out)部分71を持
たない、充実した(solid)底74′を有し、固体
反応剤材料100のベツドを保持している。容器手段7
0′は容器支持手段60に沿って気体状反応剤の流(図
示せず)に向かって移動することが有利である。例とし
て容器手段70′は支持手段60に沿って第一エアロツ
ク50(図1)から第二エアロツク55(図1)に移動
する際に、第二トンネル室導管45(図1)により導入
され、第一トンネル室導管35(図1)により排出され
る反応剤気体(図示せず)の向流的気流に直面するであ
ろう。必要に応じ、反応剤気体の気流を並流とするため
逆転することもできる。本文で使用される゛′並流″と
いう用語は平行な流れ又は容器手段70又は70′と同
様に同じ方向に進む流れを意味する。この具体化におい
ては、上部反応室導管28は反応剤気体(図示せず)を
装置中に導入するために使用される。反応生成物気体(
図示せず)は第一トンネル室導管35(向流)を通って
ガス抜きされることが望ましい。別な具体化において、
反応生成物気体は向流の場合第二トンネル室導管45を
通って、又は向流及び並流の組み合わせの場合、導管3
5及び45を通って同時にガス抜きすることができる。 一つ又は多数の導管(図1)は高温計指示器(図示せず
)の覗き場所として使用することができる。この具体化
においては、下部の反応室導管29(図1)は除外する
か又は締め切ることができる。 [0037] 図4は装置10の部分的断面図と共に容器手段70の好
適な具体化を略図的に示している。この具体化において
、容器手段70は、少なくとも一つの下部反応室導管2
9と流体的に連絡するように配置されたくり抜かれた室
71を有する。 容器手段70は孔あき床72を有する。床72は上部の
、又は固体受け取り表面73、及び下部の、又は気体室
表面74を有する。下部表面74は室71の頂部又は天
井となっている。床72は室71及び固体受け取り表面
73の両者と、流体的に連絡している多数の開口部又は
通路75を備えている。このようにして導管29により
室71に入る気体状反応剤(図示せず)は、通路75に
より室71を出て、表面73に配置された固体反応剤材
料100のベツドを通って配布される。過剰な反応剤気
体及び反応生成物気体(図示せず)は第一トンネル室導
管35、第二トンネル室導管45、上部反応室導管28
又はそれらの任意の組み合わせによって装置10を出る
ことができる。必要に応じ、少なくとも導管45、導管
35又は導管28が反応生成物気体(図示せず)を排気
又はガス抜きするのに使用されていない限り、反応剤気
体又は不活性スイープ気体を導管45.35又は28に
より装置10中に導入することができる。更に下部反応
室導管29の一つ又は多数は少なくとも導管28.29
.35又は45の一つが反応室20に反応剤気体を導入
するのに使用される限り、過剰の反応剤気体又は反応生
成物気体をガス抜きするのに使用できる。言い換えれば
、少なくとも一つの導管が各機能に供される限り、反応
剤気体を反応室20に添加し、反応生成物気体を装置1
0からガス抜きするのに任意の導管の組み合わせを使用
することができる。 [0038] 容器手段70を容器支持手段60に沿って移動させる手
段は図示されてないが油圧式又は空気ブツシュ式アーム
が適当である。容器手段を装置10の一方の端から他の
端に移動させ、及び随意引き戻す他の手段は、面倒な試
、験を行わずに容易に選別できる。 [0039] 容器手段を移動させる手段(図示せず)は、容器手段7
0又は70’を第一のエアロツク50から第一トンネル
室30、反応室20、第二トンネル室40を通って第二
エアロック室55に運搬する。各容器手段70は固体反
応剤材料のベツド(例えば図3及び4のベツド100を
参照)を含むことが有利である。容器手段を移動する手
段(図示せず)は、該固体反応剤材料の事実上総てを所
望の反応生成物に転化するのに充分な速度で、容器手段
70又は70’を反応室20を経て前進させる。該反応
材料を収納する容器手段70又は70’が反応室20内
に配置されている間に、該固体反応剤材料100は加熱
機素80により反応温度まで加熱される。加熱と同時に
、反応剤気体(図示せず)が給源(図示せず)から下部
反応室導管29、該導管29の上方に所在する容器手段
70の室71、及び該容器手段70の通路75によりベ
ツド固体反応剤材料100を貫流して運搬される。反応
生成物気体(図示せず)及び過剰な反応剤気体(又図示
せず)は、主として第一トンネル室導管35により反応
室20から排気される。これらの気体は又−つ又は多数
の上部反応質導管28、第二トンネル室導管45及び下
部反応室導管29を経由して排気又はガス抜きすること
ができる。 [0040] 反応剤気体又は不活性気体の気流(図示せず)が第二ト
ンネル室導管45から第一トンネル室導管35に向流的
に流れ、又はその逆方向に流れ、反応生成物気体の幾分
かは又反応室20から適宜導管35又は導管45のいず
れかから一掃される。本文で使用される″不活性気体″
という用語は、装置10中で粒状生成物、例えば窒化ア
ルミニウムを製造するのに使用される条件下で、固体又
は気体状反応剤と反応しない希ガス及び他の気体を含ん
でいる。 [0041] 容器手段70’が容器手段70の代わりに使用されるな
らば、反応剤気体は直前の文節に記載されたように適宜
に流れる。この場合には、反応剤気体は導管29を経由
して反応室20に入らないであろう。 [0042] 容器手段70又は70′が第二エアロツク55に入った
後、多数の選択肢が有用である。最初に、容器手段70
又は70′は容器手段の移動の方向を逆転することによ
り、第一エアロツク50に戻ることができる。これは第
二の容器支持手段(図示せず)並びに該容器手段を該第
二の支持手段上に移動させる手段(又図示せず)の存在
を想定している。第二の選択肢は反応生成物を容器手段
70又は70′から単に取り出して、その後該容器手段
を再使用することを含む。第三の選択肢は容器手段70
又は70’が第二エアロツク55から取り出され、適当
な手段(図示せず)により第一エアロツク50に運搬さ
れるようにして、固体反応剤を装置10を通して更に通
過させることを提供する。これらの選択肢の変形又は他
の選択肢も特に面倒な試験なしに当業者には容易に決定
することができる。 [0043] 容器手段70又は70’及び容器支持手段60は黒鉛か
ら加工することが適当である。上部反応室導管28及び
下部反応室導管29も黒鉛から加工することができる。 第一トンネル室30、反応室20及び第二トンネル室4
0の側面、頂部及び底部は内側層、第一中間層、第二中
間層及び外側層から成る四層構造を有すルコトが適当で
ある。内側層は黒鉛の固体片から成ることが好適である
。第一中間層は熱の損失を最少とする絶縁材料から成る
ことが有益である。ランプブラックを含む各種の絶縁材
料、及び集成装置を使用することができる。第二中間層
は反応室20に特に適当している耐火煉瓦を用いてメー
ンンリー材料から製造されることが望ましい。外側層は
鋼又は他の適当な構造物用金属から製造されることが望
ましい。更に他の構造材料又は追加的中間層のような他
の態様も本発明の範囲から逸脱することなく付は加える
ことができる。 [0044] 下記の実施例において使用される容器手段は向流又は並
流配置(図3)用の充実底(70’)を有するか、又は
横流及び横流、向流又は並流の組み合わせ配置(図4)
用の孔あき底(70)を有する。容器手段70又は70
′は、70ないし72インチ(177,8ないし182
.9cm)の長さ×9インチ(22,9cm)の幅×3
ないし4インチ(7,6ないし10.2cm)の高さが
適当である。 容器手段70及び70’の側面と室20.30及び40
の側面との間に摩擦が過剰であるか、又は遊びが多すぎ
ることから生じる不適当な難点がなく、容器手段70及
び70’が第一トンネル室30、反応室20及び第二ト
ンネル室40を併せた長さを通過して該容器手段を移動
させる機械的な又は他の手段と適合性がある限り、実際
の寸法は特に重要な点ではない。反応剤材料のベツド1
00は0゜25インチ(0,64cm)ないし3インチ
(7,6cm)の深さを有することが適当である。 [0045] 固体反応剤材料の形態の特定の形状、寸法及び物理的性
質は、固体反応剤材料が反応剤気体の気流により容器か
ら吐き出されない限り、充実底容器手段70′の場合は
一般に重要ではない。容器手段70を用いる時に、固体
反応剤材料の寸法又は形状は、固体反応剤材料が通路7
5を通って散逸し、その結果容器支持手段60に沿った
容器手段70の移動を妨害することを事実上排除するの
に充分なものでなければならない点で、追加的な制約を
有する。例えば固体反応剤材料は粉末状又はペレット、
凝集物、ブロック、錠剤、顆粒、押出物又は他の適当な
形状から選択された形状であることができる。固体反応
剤材料はペレットの形状であることが望ましい。ペレッ
トは慣用の技術、例えば押出、錠剤化、粒状化等により
形成できる。 [0046] 容器手段70の通路75は二つの主な寸法上の制約を有
する。第一に、それらは瞬間的にでも軌道60から容器
手段70を押し上げるような大きな背圧を生じることな
く、反応剤気体、例えば窒素の予期された気流を扱うの
に充分な開口面積を提供しなければならない。第二に、
上記で指摘したように、固体反応剤材料が容易に落下す
る程大きくてはならない。説明の都合だけのために、0
.625インチ(1,59cm)の中心間の間隔を有す
る、直径0.125インチ(0,32cm)の通路が下
記の実施例で使用されている。面倒な実験を行わずとも
他の適当な寸法及び間隔を容易に決定することができる
。 [0047] くり抜き室71は容器手段70の底部表面から切り取っ
て作られた深さ0.125インチ(0,32cm)のポ
ケットであることが有利である。室71の実際の寸法は
、該室が過剰な背圧を生じることなく、気体反応剤の予
期された気流を制御するのに充分な大きさである限り重
要な問題ではない。 [0048] 加熱機素80は火炎、電気機素、又は他の加熱手段によ
って加熱できる。反応室20は窒化アルミニウムの製造
のために1500℃ないし1900℃の範囲内の温度に
加熱されることが適当である。他の生成物には他の温度
範囲が一層適当であることもある。かような温度を持っ
た容器手段70及び70’は適当な滞留時間、例えば0
.25ないし6時間を与えるのに充分な速度で装置10
を通って移動することが適当である。代表的な速度は領
5インチ毎分程度から20インチ毎分程度の大きさに亙
って変わり得る。実際の速度は滞留時間と反応区域の寸
法のような制約に依存する。 [0049] 下部反応区域導管29の間隔、数及び配置は充分な気体
状反応剤を固体反応剤材料100に供給する限り特に問
題ではない。各容器手段70は、該容器手段が反応区域
20内に所在する間は、少なくとも一つの導管29上に
位置することが適当である。従って、導管29は反応区
域20内に均等な間隔を持つことが有利である。しかし
他の配置も満足なものである。 [00501 上部反応区域導管28の間隔、数及び配置も下部反応区
域導管29のように特に問題な点ではない。導管は反応
剤気体の供給、反応生成物気体のガス抜き及び高温計の
ような装置の出入の提供を含む、一つ又は多数の機能に
役立つ。特定の工程に必要な機能によって、かような導
管の実際の量及び間隔が規定される。 [0051] エアロツク50及び55は図1及び2には所定の比率通
りに示されていないが少なくとも一つの容器手段70又
は70’を支持し、出入を可能とするのに充分な寸法で
あることが適当である。エアロツク50及び55、時に
後者は冷却区域としても役立つ。かように、エアロツク
はいずれも該容器手段、及びそれらの内容物を安全に取
り扱うことができるような充分な大きさの補助冷却又は
保持領域として機能し、又はそれに連結するのに役立つ
ように充分大きくなければならない。 [0052] 本発明の方法及び装置により製造された窒化アルミニウ
ムは約2m27gないし約5m2/gの範囲の比表面積
を有することが有利である。窒化アルミニウムの粒径は
約1.5μmよりも小さいことが適当である。酸素含量
は約1.5重量%又はそれ以下であることが望ましい。 窒化アルミニウム粒子内の鉄含量は約35ppm以上で
もよいが、それ以下であることが適当である。窒化アル
ミニウム粒子は約250ppm以下の珪素含量を有する
ことが望ましい。 [0053] 装置10からの窒化アルミニウム生成物中の残留炭素は
、生成物を約700℃の温度で回転式炉のような装置中
で空気に暴露することにより少なくすることができる。 [0054] 固体反応剤材料のベツド又は反応ベツド100を構成す
る固体反応剤は上記のような窒化アルミニウムを製する
ものであることが適当である。固体反応剤は酸化アルミ
ニウム及び炭素を含むことが有利である。炭素は酸化ア
ルミニウムと窒素気体との反応の際に一酸化炭素を生じ
るような、窒化アルミニウムに対する化学量論的な比率
よりも僅かに過剰(1ないし10モル%)であることが
望ましい。 炭素が固体反応剤である固体反応剤材料を基準とした重
量%でいえば、適当な量は24ないし40重重量である
。固体反応剤材料のベツド100は又窒化アルミニウム
の製造に触媒として作用できる酸化カルシウムを最高1
.5重量%含んでいてもよい。カルシウムの他の給源又
は誘導体、並びに窒化アルミニウムの製造に触媒として
機能することが知られている他の物質を、酸化カルシウ
ムの代用とすることもできる。更に引き続く窒化アルミ
ニウムの緻密化のための焼結助剤も固体反応剤材料と併
用することができる。かような焼結助剤の一つはイツト
リアである。 [0055] 固体反応剤、酸化アルミニウム、炭素及び随意酸化カル
シウムを適当に混合し、容器手段又はトレー70又は7
0’中に装入する以前にペレットとして成形する。固体
反応剤を約4時間転式粉砕し、引き続き水及び結合剤と
混合して押出可能な混合物を形成する。適当な結合剤は
例えばポリビニルアルコール、殿粉、メチルセルロース
及びコロイド状シリカ等を含む。混合物は、反応ベツド
100を通る反応剤気体の流れを容易にするが、反応ベ
ツド100から気体状反応生成物の排除を事実上妨害せ
ず、及び好適な容器手段70の通路75の目詰まりを無
くすることができなくても、最少とする寸法であること
が有利である、ペレットとして押出される。適当な直径
は0.25インチ(0,64cm)である。ペレットは
容器手段70又は70′中に装入する前に事実上縁ての
水分含量を除去するように炉内乾燥することが好適であ
る。 [0056] ペレットを形成する代わりに、固体反応剤は気孔率の高
い形状を生じるために粗砕することができる。多孔性の
形状は窒化アルミニウムを形成するための充分な反応表
面積を提供する。 [0057] 装置10を用いて材料を作るために使用される反応剤は
、所望の反応生成物を生じるように選択される。所望の
反応生成物が窒化アルミニウムである一例として、反応
剤気体は窒素、窒素と水素の混合物、アンモニア、窒素
又は窒素給源及び気体状炭素給源の混合物を含む。反応
剤気体の他の可能性ある給源は当業者には既知である。 [0058] 装置10は窒化アルミニウムの製造にのみ限定されない
。物質を製造するのに充分な条件下で気体状反応剤を固
体反応剤と接触させる、炭素熱還元法によって他の物質
を製造するのに使用するのに適当である。かような反応
生成物の一例が窒化珪素である。 [0059] 説明のためだけに一例を挙げると、反応室自体は約8フ
イー)(2,5m)の長さを有するが、第一トンネル室
30、反応室20及び第二トンネル室40を組み合わせ
た適当な長さは約60フイート(18,5m)である。 第一トンネル室30反応室20及び第二トンネル室40
の各々は幅約10インチ(25,4cm)及び高さ約6
インチ(15,2cm)を有する。トレー70又は70
’は一般に上記のような寸法を有する。装置10を通る
トレー70の移動速度、該トレー中に含まれる固体反応
剤の量、反応区域20の温度及び気体状反応剤の流速の
ような因子に依存して、該装置からの反応速度は、反応
生成物が窒化アルミニウムである時には、3ポンド毎時
間又はそれ以上であることが適当である。 [0060] 下記の実施例は本発明を単に説明するものであり、本発
明の範囲を限定するものとしての含み、又は他の方式で
あると解釈してはならない。特に断らない限り総ての部
は重量部であり、総ての温度は摂氏(℃)である。 [0061] 【実施例】 実施例 1及び比較実施例 A コーア・セラミック(Coor ceramic)社製
の、半インチ(1,3cc)の高密度99.5%アルミ
ナ微粉砕材料を含む内容27ガロン(102,21)の
微粉砕機を用いて25ポンド(11,4kg)のバッチ
の下記の原料を4時間軸式微粉砕し、窒化アルミニウム
(AIN)先駆体を製造する:1、アルコア(Alco
a) A 16− S Gの商標名でアメリカ・アルミ
ニウム社(Alum−inum Company of
 America)から市販しているアルミナ粉末72
.0重量%;及び2、ショーウィニガン(Shawin
igan)・アセチレンブラックの商標名でチエブロン
・ケミカル(Chevron Chemical)から
市販しているアセチレンカーボンブラック28.0重量
%。 [0062] アルミナ粉末は9.46平方メートル毎ダラムの表面積
を有する。それはppmで表して下記の濃度の不純物を
有する:カルシウムー66;珪素−53;クロム−10
以下;及び鉄−80゜ [0063] AIN先駆体粉末の一部を本文で“′トレーAl+ と
称する(図3参照)一つの充実底トレー中に1/2イン
チ(1,3cm)の深さに装入し、全体の装入量を2キ
ログラムとする(実施例1)。第二の区分を本文で″ト
レーBll と称する他の充実底トレー中に1−1/8
インチ(2,8cm)の深さに装入し、全体の装入量を
5にグラムとする(比較例A)。トレーは充実底を有す
るから下部反応区域導管による気体状反応剤の上昇流は
ない(図1参照)。次いで詳細に上に述べた寸法を有す
る炉(図1及び2参照)中に、最高温度1750℃で9
6分間の反応時間を与えるのに充分な押し込み速度で、
トレーを押し込む。反応時間は反応剤が、AIN反応が
起こる最低温度(約1500℃)であるか又はそれより
高い炉の部分にあると見積もられる時間の合計である。 1,600立方フイート(45,3立方メートル)毎時
間の向流窒素気流をトレーが含まれている間に炉内にパ
ージする。排気ガスは第一トンネル室導管35(図1参
照)を通してガス抜きする。トレーは炉の反応区域の通
過後には窒化アルミニウムを含む。各トレー中に得られ
るAIN生成物は、6箇所のベツド位置(前面頂部及び
底部、中央頂部及び底部背面頂部及び底部)で試料採取
し、酸素重量%及び表面積の分析を行う。得られた結果
は表1に総括されている。 [0064] 表    1 トレー l  試料位置    1  酸素重量% 1
 表面積m2/g A  1  前面頂部 A  1  中央底部 1.16 1.20 2.81 2.92 中央頂部 中央底部 背面頂部 背面底部 1.39 1.27 1.76 1.36 2.93 3.10 3.26 2.93 B  1  前面頂部    1 14.38B  1
  前面底部    l   8.30B  1  中
央頂部    1  2.78B  ]  中央底部 
   l   7.87B  1  背面頂部    
l   4.07B  1  背面底部    1  
8.894.63 2.79 3.52 3.23 3.47 2.75 AIN生成物の酸素含量は反応の完全性の指標として使
用される。1.5%以上の酸素濃度の生成物は絶対的で
はないが、転化の不完全な生成物の指標と考えられる。 [0065] 表1に表示されたデータは、アルミナ粉末を厚いベツド
(トレーB)中で窒化アルミニウムに転化する試みは生
成物の酸素含量の変動性、並びに比較的薄いベツド(ト
レーA)を用いる同様な試みよりも得られる酸素含量が
大きい結果をもたらすことを示している。これは厚い粉
末ベツドに固有の熱伝達及び気体の輸送の制限によるも
のと考えられる。トレーA中の総ての酸素含量は一つ以
外は1・5%よりも少ない。これは得られる粉末の一部
は過剰な酸素含量を有することを指示しているが、該ト
レー中に含まれる窒化アルミニウム粉末の平均酸素含量
は明らかに許容できる。対照的にトレーB中の総ての酸
素含量は明らかに1.5%以上であり、屡々著しく多い
。かように、トレーB中に含まれる粉末の平均酸素含量
は又かような所望の酸素濃度以上である。 [0066] 実施例 2 実施例1の手法及び装置を用いて25ポンド(11,4
にグラム)の窒化アルミニウム先駆体粉末のバッチを、
実施例1と同じアルミナ71,7%、実施例1と同じア
セチレンカーボンブラック28.0%及び0.3%の酸
化カルシウムから製造する。 [0067] 窒化アルミニウム先駆体粉末を30%の水及び5%のポ
リビニルアルコールと共にリボンブレングー中で混合す
る。得られる混合物を1/4インチ(0,6cm)の押
出物又はペレットとして押出す。ペレットを水分含量2
.0%以下まで炉内乾燥する。 [0068] 充実底トレー(図3参照)に0.25インチ(0,6c
m)の深さまでペレットを装入して固体反応剤装入量を
2にグラムとする。ペレットと粉末の密度の差は、深さ
の浅いのペレットの深さを浅くすることにより粒子状装
入が達成されることを説明している。次いでトレーを1
750℃の最高温度で48分間の反応時間が得られるの
に充分な速度で、実施例1と同じ炉内に押し込む。15
00CFH(42,5立方メートル毎時間)の向流N2
気流が使用される。得られるAIN生成物の平均酸素含
量は1.26%である。 [0069] 比較例実施例 B トレー中のペレットの深さを四倍の1インチ(2,54
cm)に増やす以外は、実施例2の方法及び組成物を繰
り返して行う。 [0070] 得られるAIN生成物は20.6%の平均酸素含量を有
する。これはアルミナのAINへ転化が許容し難いこと
を示す。不完全な転化は物質移動及び熱伝達の限界の複
合によるものと考えられる。 [0071] 実施例2及び比較実施例Bに表示されたデータは、ペレ
ットは粉末のように、比較的厚いベツド中よりは浅いベ
ツド中で極めて許容性の大きい生成物を与えることを示
している。かように、充実底トレー又は容器手段中で粉
末化された固体反応剤ではなく、ペレット化された固体
反応剤を用いても酸素含量の点では顕著な差はない。 [0072] 実施例 3 下部反応区域導管29(図1参照)が容器手段70のく
り抜かれた室71 (図4参照)に気体状窒素を供給す
るために使用される変形炉を用いて、実施例2の方法を
繰り返す。排気ガスは実施例1のように第一トンネル室
導管35を経てガス抜きされる。くり抜かれた室は各ト
レーの底に通じている1/8インチ(領3cm)の深さ
のキャビティである。キャビティはトレーの床全体を横
切る中心間に5/8インチ(1,6cm)の間隔を置い
て位置する直径1/8インチ(0゜3cm)の孔に、窒
素を均等に供給する窒素ディストリビュータとして作用
する。導管29は各々が炉の反応区域20の床60でフ
ラッシュする出口を有する事実上黒鉛の管である。トレ
ー中のペレットの深さは比較実施例Bのように1インチ
(2,5cm)である。導管29を通る気体状窒素気流
の流速は1600CFH(45゜3立方メートル毎時間
)である。 [0073] 得られるAIN生成物の平均酸素含量は1.22%であ
る。生成物は3.03m27グラムの表面積を有する。 これらの結果は比較実施例Bで得られるものと較べて驚
異的な転化率の改善をもたらす。 [0074] 実施例 4及び比較実施例 C 実施例2のようにして製造されたAIN先駆体ペレット
を充実底トレー(比較実施例C)及び孔あき底トレー中
に装入する。充実底トレー及び孔あき底トレーは夫々実
施例1及び3で使用されたものと同一である。最高温度
1750℃で約96分間の反応時間を与えるのに充分な
速度で、二つのトレーの各々を装置中に押し込む。孔あ
きトレーの場合には、気体状窒素はくり抜き室に実施例
3のように1500CFH(42,5立方メートル毎時
間)の流速で供給される。各トレー中のAIN生成物を
実施例1のように6箇所の位置から試料採取し、酸素の
重量%を分析し、及びブルナウアーーエメットーテーラ
ー(Brunauer、 Emmet、 Tel le
r)(BET)表面積分析法から表面積を測定する。 でいる。 [0075] 表 2  充実トレ 結果は表2及び3に総括され 試料位置   酸素パーセント 表面積 m2/g 前面 前面 中央 中央 背面 背面 頂部 底部 頂部 底部 頂部 底部 4.32 11.08 1.25 1.44 3.55 7.93 3.28 2.99 3.11 2.88 3.03 2.98 表 孔あき ト    し   − 試料位置 酸素パーセント 表面積 rn2/gl 前面 頂部      1゜ 前面 底部      1゜ 中央 頂部      1゜ 中央 底部      1゜ 背面 頂部      1゜ 背面 底部      1゜ 2.99 2.91 2.63 2.81 2.70 2.87 表2及び3にに示されたデータを比較すると孔あきトレ
ー(実施例4)は充実トレー(比較実施例C)よりも−
段と均一な品質の製品を生じることを示している。気体
状窒素の流動方式以外の総ての因子は同様であるから、
改善された結果は反応性気体のより均一な分布によるも
のと考えられる。酸素の値が低いことがら立証されるよ
うに、孔あきトレー中の反応は又−層早い速度で進行す
る。充実トレーの底部から採取された生成物は、先駆体
が完全に転化されていなくても早期に生成物が粗大化す
る徴候を示す。これは充実トレーの場合ベツドの底の近
くのN2の供給が不十分なために起こるものであろう。 [0076] 本文中に特に好適な具体化が記載され例示されたが、上
記の教示に照らしてみれば、本発明の精神及び範囲から
逸脱することなく、特許請求の範囲の条項内で本発明の
多くの変形及び変更法が可能であることが理解されよう
。 [0077] 本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。 [0078] 1゜ a)固体反応剤材料の少なくとも一つの別個のアリコー
トを供給し、各アリコートは別々な容器内に配置されて
おり、各容器は気体状反応剤を受け取り、且つ該気体状
反応剤を該アリコート全体を通じて一般に均一な方式で
分布させる手段を内部に定置しており、該固体反応剤材
料は酸化アルミニウム及び随意炭素を含んで成り、該気
体状反応剤は窒素及び1Tjfi意炭素源を含んで成る
こと、b)気体状反応剤と固体反応剤材料の間の反応を
開始させ、窒化アルミニウムを製造するのに充分な温度
まで該アリコートを加熱するのに充分な速度及び時間的
周期で、少なくとも一度該容器を加熱された反応区域の
中に通すこと、C)固体反応剤材料を窒化アルミニウム
に転化するのに充分な速度で、気体状反応剤を該容器に
供給すること、 d)調節された粒径を有する窒化アルミニウムを形成し
、且っオキシ窒化アルミニウム又はオキシ炭化アルミニ
ウムの生成を事実上排除するのに充分な速度で、反応区
域から気体状反応生成物を除去すること、を含んで成る
、酸化アルミニウムの炭素熱還元法により窒化アルミニ
ウムを連続的に製造する方法。 [0079] 2、時間周期が0.25ないし6時間であり、温度が1
500℃ないし1900℃である、上記1に記載の方法
。 [0080] 3、固体反応剤材料が粉末、ブロック、錠剤、顆粒、凝
集物、押出物又はペレットである、上記1に記載の方法
。 [0081] 4、固体反応剤材料が酸化アルミニウム、炭素及び酸化
カルシウムから成り、酸化カルシウムが固体反応剤材料
の重量を基準として0.05ないし1.5重量%の量で
存在し、炭素が酸化アルミニウムに対する化学量論的な
割合よりも僅かに過剰な量で存在し、及び残りが酸化ア
ルミニウムである、上記1に記載の方法。 [0082] 5、炭素の量が酸化アルミニウムに対する化学量論的な
割合よりも1ないし10モル%大きい、上記4に記載の
方法。 [0083] 6、固体反応剤材料の事実上縁てを窒化アルミニウムに
転化するのに充分な速度で気体状反応剤が供給される、
上記1に記載の方法。 [0084] 7、a)気体状材料を受け取り、及び中に含まれる固体
粒状材料の全体を通じて該気体状材料を配布するための
手段を含む、固体反応剤材料を容れるための手段、 b)該容器手段を少なくとも一度反応区域を通して運搬
するための手段、C)該容器手段が反応区域を通して運
搬されている間に、気体状材料を受け取るための手段に
気体状材料を供給する手段、d)反応区域から気体状反
応生成物を除去するための手段、を含んで成る装置。 [0085] 8、更に、気体材料の通過に適した少なくとも一つの導
管に連結しており、及び流体的に連絡している第一トン
ネル室、及び気体材料の通過に適した少なくとも一つの
導管に連結しており、及び流体的に連絡している第二ト
ンネル室を含んで成り、該第−及び第二トンネル室は反
応区域の対向する端部に連結しており、及び作業的に連
絡している、上記7に記載の装置。 [0086] 9、更に、反応区域から離れた点で該第−トンネル室に
連結しており、及び作業的に連絡している第一エアロツ
ク、及び反応区域から離れた点で該第二トンネル室に連
結しており、及び作業的に連絡している第二エアロツク
を含んで成る、上記8に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【回目 図1は本発明の装置の一つの具体化の略図の側面断面図
である。 【図2】 図2は図1の線2−2に沿って切った断面平面図である
【図3】 図3は固体状の微粉砕された材料を容れるための手段の
略図の側面断面図である。本手段は向流により気体状反
応剤を受け入れるのに適合している。
【図4】 図4は固体状の微粉砕された材料を容れるための好適な
手段の略図の側面断面図である。本手段は多孔性底によ
り気体状反応剤を受け入れるのに適合している
【書類名】
図面
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)固体反応剤材料の少なくとも一つの別
    個のアリコートを供給し、各アリコートは別々な容器内
    に配置されており、各容器は気体状反応剤を受け取り、
    且つ該気体状反応剤を該アリコート全体を通じて一般に
    均一な方式で分布させる手段を内部に定置しており、該
    固体反応剤材料は酸化アルミニウム及び随意炭素を含ん
    で成り、該気体状反応剤は窒素及び随意炭素源を含んで
    成ること、 b)気体状反応剤と固体反応剤材料の間の反応を開始さ
    せ、窒化アルミニウムを製造するのに充分な温度まで該
    アリコートを加熱するのに充分な速度及び時間的周期で
    、少なくとも一度該容器を加熱された反応区域の中に通
    すこと、c)固体反応剤材料を窒化アルミニウムに転化
    するのに充分な速度で、気体状反応剤を該容器に供給す
    ること、 d)調節された粒径を有する窒化アルミニウムを形成し
    、且つオキシ窒化アルミニウム又はオキシ炭化アルミニ
    ウムの生成を事実上排除するのに充分な速度で、反応区
    域から気体状反応生成物を除去すること、を含んで成る
    、酸化アルミニウムの炭素熱還元法により窒化アルミニ
    ウムを連続的に製造する方法。
  2. 【請求項2】a)気体状材料を受け取り、及び中に含ま
    れる固体粒状材料の全体を通じて該気体状材料を配布す
    るための手段を含む、固体反応剤材料を容れるための手
    段、 b)該容器手段を少なくとも一度反応区域を通して運搬
    するための手段、c)該容器手段が反応区域を通して運
    搬されている間に、気体状材料を受け取るための手段に
    気体状材料を供給する手段、 d)反応区域から気体状反応生成物を除去するための手
    段、を含んで成る装置。
JP2405349A 1989-12-07 1990-12-06 連続式炭素熱還元法反応器 Pending JPH04108605A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US447310 1989-12-07
US07/447,310 US4983553A (en) 1989-12-07 1989-12-07 Continuous carbothermal reactor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04108605A true JPH04108605A (ja) 1992-04-09

Family

ID=23775851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2405349A Pending JPH04108605A (ja) 1989-12-07 1990-12-06 連続式炭素熱還元法反応器

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4983553A (ja)
EP (1) EP0431927B1 (ja)
JP (1) JPH04108605A (ja)
KR (1) KR910011626A (ja)
AU (1) AU647759B2 (ja)
CA (1) CA2031629A1 (ja)
DE (1) DE69018787T2 (ja)
IL (1) IL96566A0 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019527181A (ja) * 2016-07-08 2019-09-26 アルコア ユーエスエイ コーポレイション セラミック粉末を製造するためのシステム及び方法
JP2021123508A (ja) * 2020-02-03 2021-08-30 株式会社トクヤマ 窒化アルミニウム粉末の製造方法および製造装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2786283B2 (ja) * 1989-12-22 1998-08-13 株式会社日立製作所 表面改質方法およびその装置並びに表面改質基材
US5100846A (en) * 1990-09-13 1992-03-31 The Dow Chemical Company Purification of carbothermally produced aluminum nitride
US5258170A (en) * 1990-10-01 1993-11-02 Alcan International Limited Process for producing silicon carbide platelets
ATE128102T1 (de) * 1991-03-22 1995-10-15 Dow Chemical Co Verfahren zur karbothermischen herstellung von nichtoxidkeramikpulver in einem wanderbett.
EP0519806B1 (fr) * 1991-06-19 1997-03-19 Elf Atochem S.A. Procédé continu de préparation de nitrure d'aluminium par carbonitruration d'alumine
FR2717172B1 (fr) * 1994-01-14 1996-04-12 Atochem Elf Sa Corps poreux comprenant des particules de nitrure d'aluminium leur procédé de préparation et leurs applications.
US7753988B2 (en) * 2007-07-09 2010-07-13 Alcoa Inc. Use of alumina-carbon agglomerates in the carbothermic production of aluminum
WO2009012455A1 (en) 2007-07-18 2009-01-22 Oxane Materials, Inc. Proppants with carbide and/or nitride phases
WO2014123247A1 (ja) * 2013-02-08 2014-08-14 株式会社トクヤマ 窒化アルミニウム粉末
DE102018104712B4 (de) * 2018-03-01 2020-03-12 RF360 Europe GmbH Verfahren zum Ausbilden einer Aluminiumnitridschicht

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1305414A (en) * 1919-06-03 Process and appabatits fob
US1030929A (en) * 1911-04-06 1912-07-02 Sgn Process of manufacturing aluminium nitrid.
FR457723A (ja) * 1912-05-13
US1241834A (en) * 1916-10-12 1917-10-02 Harry L Duncan Process of producing aluminum nitrid.
US1274797A (en) * 1918-01-28 1918-08-06 Armour Fertilizer Works Process of producing aluminum nitrid.
FR1327707A (fr) * 1956-07-31 1963-05-24 Pechiney Prod Chimiques Sa Procédé de fabrication du nitrure d'aluminium
FR1175273A (fr) * 1957-05-16 1959-03-23 Pechiney Four pour la production continue de nitrure d'aluminium
NL248400A (ja) * 1959-02-13 1900-01-01
DE1249233B (de) * 1962-09-26 1967-09-07 Pechiney Compagnie De Produits Chimiques Et Electrometallurgiques, Paris Verfahren zum Reinigen von technischem Aluminiumnitrid
US4419834A (en) * 1980-08-11 1983-12-13 Proctor & Schwartz Treating fluidized material
DE3333406A1 (de) * 1982-09-17 1984-03-22 Tokuyama Soda K.K., Tokuyama, Yamaguchi Feines aluminiumnitridpulver, verfahren zu seiner herstellung und es enthaltendes mittel
JPS6077111A (ja) * 1983-10-05 1985-05-01 Tokuyama Soda Co Ltd 窒化アルミニウム粉末の製造方法
DE3572155D1 (en) * 1984-09-28 1989-09-14 Toshiba Kk Process for production of readily sinterable aluminum nitride powder
JPH0638911B2 (ja) * 1986-03-08 1994-05-25 日本セメント株式会社 非酸化物粉末の製造方法
US4784839A (en) * 1986-04-03 1988-11-15 Atochem Method of making metal carbide and nitride powders
DE3644057A1 (de) * 1986-12-22 1988-06-30 Vaw Ver Aluminium Werke Ag Verfahren und vorrichtung zur thermischen und/oder reduzierenden behandlung von festen, koernigen und/oder agglomerierten einsatzmaterialien
JP2579760B2 (ja) * 1987-03-03 1997-02-12 住友化学工業株式会社 反応炉
US4988193A (en) * 1989-03-01 1991-01-29 Spectra-Physics, Inc. Method and apparatus for measuring incident light angle relative to level

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019527181A (ja) * 2016-07-08 2019-09-26 アルコア ユーエスエイ コーポレイション セラミック粉末を製造するためのシステム及び方法
JP2021123508A (ja) * 2020-02-03 2021-08-30 株式会社トクヤマ 窒化アルミニウム粉末の製造方法および製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
CA2031629A1 (en) 1991-06-08
KR910011626A (ko) 1991-08-07
US4983553A (en) 1991-01-08
AU6782390A (en) 1991-06-13
DE69018787D1 (de) 1995-05-24
IL96566A0 (en) 1991-09-16
EP0431927A1 (en) 1991-06-12
AU647759B2 (en) 1994-03-31
DE69018787T2 (de) 1995-08-24
EP0431927B1 (en) 1995-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5427761A (en) Process for the production of metal carbides having a large specific surface under atmospheric pressure inert gas scavenging
EP0576540B1 (en) Moving bed process for carbothermally synthesizing nonoxide ceramic powders
JPH04108605A (ja) 連続式炭素熱還元法反応器
JP2601487B2 (ja) アルミナの炭素‐窒化による高純度、超微細、窒化アルミニウムの連続的製造法
JPS6053775A (ja) ロ−タリ−キルン
US4441920A (en) Method for the thermal production of metals
JPS62210048A (ja) 非酸化物粉末の製造方法
US4368181A (en) Method of producing β-silicon carbide
US20210355037A1 (en) Systems and methods for making ceramic powders
US5112579A (en) Continuous carbothermal reactor
US20120328507A1 (en) Reduced moisture chemical reactions
JPH11106814A (ja) 移動型炉床炉の操業方法
JP2004534929A (ja) 反応物間の熱反応を実施する方法及びそのための加熱炉
KR0139086B1 (ko) 이동층 반응기 내에서 알루미나의 카보니트라이드화에 의한 알루미늄 니트라이드의 연속 제조방법
US5538705A (en) Carbonitriding of alumina to produce aluminum nitride
US3383196A (en) Vanadium carbide process
JPH0216270B2 (ja)
JPH0583482B2 (ja)
JPH028964B2 (ja)
JPS5945912A (ja) サイアロン系物質の連続製造法
JPH0118005B2 (ja)
JP2634451B2 (ja) β型炭化ケイ素微粉末の製造方法およびその製造装置
JPH10245207A (ja) 窒化アルミニウムの製造方法
US4059391A (en) Process for producing refractory material
US4635273A (en) Method and apparatus for the thermal production of metal carbides and metals