JPH04105862U - 磁気カード読取り装置 - Google Patents

磁気カード読取り装置

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JPH04105862U
JPH04105862U JP578691U JP578691U JPH04105862U JP H04105862 U JPH04105862 U JP H04105862U JP 578691 U JP578691 U JP 578691U JP 578691 U JP578691 U JP 578691U JP H04105862 U JPH04105862 U JP H04105862U
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JP
Japan
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magnetic
recording
recording method
magnetic card
magnetic recording
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Application number
JP578691U
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English (en)
Inventor
邦宏 菅野
通恭 佐藤
Original Assignee
日本信号株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の磁気記録方式の磁気カードからの信号
を復調する変換部の構成が簡易で安価な磁気カード読取
り装置を提供する。 【構成】 磁気カード読取り装置が、異なる複数の磁気
記録方式により磁気記録された磁気カードにより磁気ヘ
ッド(1)から得られる信号の異なるクロックビットの
時間間隔に基づき磁気記録方式を判定する記録方式判定
部(12)を備え、変換部(10)が前記記録方式判定
部の判定した磁気記録方式に対応する変換処理のみを行
うようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動改札装置等を構成する磁気カードに記録された磁気情報を処理 する磁気カード読取り装置に関し、特に複数の磁気記録方式による磁気カードを 処理することができる装置における処理部(変換部)の簡素化に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気情報を磁気カードに記録しこれを再生することにより各種処理を行う装置 がひろく利用されており、これら装置に用いる磁気カード読取り装置は磁気カー ドの磁気記録に対応した電気信号を出力する磁気ヘッドと、この出力を変換処理 して所定の情報信号とし出力する変換部を有している。この種の磁気カード読取 り装置が扱うカードの磁気記録には各種方式が有り例えば鉄道における自動改札 機に使用する定期券あるいは乗車券を扱う磁気カード読取り装置においては、N RZ方式やFM方式等複数の記録方式による磁気カードが混在する。図2にはこ のような磁気カードを示しており、磁気カードMの記録面には記録トラックR1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 を有していて夫々に所定の磁気情 報あるいはこの情報の変換に必要なクロック信号等が所定の磁気記録方式に従っ て磁気記録されている。各記録トラックの先頭部にはダミー信号及びデータ部( 例えばDATA1、…、DATA6)が始まる旨のコードを記録したヘッダ(先 頭記録部)Hが、また後端部には、データ部終了した旨のコードを記録した後端 記録部Tが設けられている。これらの磁気記録はNRZ方式、FM方式等の記録 方式により記録されている。また、中には記録トラック毎に異なる記録方式を混 在させたカードもある。これら各種磁気記録方式のカードを記録方式によらず同 様に処理するための磁気カード読取り装置はそのための構成を変換部に有してい る。
【0003】 即ち、例えば図5に示すNRZ方式とFM方式2つの磁気記録方式に対応する 磁気カード読取り装置では変換部20の処理部13が、NRZ方式の信号を復調 するNRZ復調回路21とFM方式の信号を復調するFM復調回路22とを有し ていて夫々が同一の入力信号に対して同時に復調動作を行い妥当な復調結果の方 を情報信号として採用する構成となっている。このためにNRZ復調回路21と FM復調回路22の夫々が別個にCPUを持ち単独に復調動作を行っている。な お、単一のCPUで複数の復調処理をさせることも考えられるが、実際には処理 内容が多くて複雑になるため処理速度が不足するため実用にはできない。なお、 図中1は磁気カードからの磁気信号を電気信号に変換するための読取磁気ヘッド であり、後続する11は前置増幅器である。また、2は必要に応じて設けられ磁 気情報を磁気カードに記録する書込磁気ヘッド、14はこれを駆動する書込増幅 器である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した如き従来の磁気カード読取り装置では異なる磁気記録方式に対応する ため対象とする記録方式の数に応じて夫々専用の処理回路を複数設けている。従 って、装置が複雑で高価なものとなる。 本考案は、上述した事情に鑑みて成されたものであり、変換部がひとつで済み 従って簡単な構成で安価な装置を提案することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案では、磁気カードの磁気記録に対応した電気 信号を出力する磁気ヘッドと、この出力を処理して所定情報信号に変換し出力す る変換部とを有し、クロックビット間隔の異なる複数の磁気記録方式に対応しこ れらを処理する磁気カード読取り装置に、 前記磁気記録のクロックビットの時間間隔に基づき磁気記録方式を判定する記 録方式判定部を備えるとともに、前記変換部が前記記録方式判定部の判定した磁 気記録方式に対応する変換処理のみを行う構成とする。
【0006】
【作用】
記録方式判定部が磁気記録のクロックビットの時間間隔に基づき磁気記録方式 を判定し変換部を制御し、変換部は前記記録方式判定部の判定した磁気記録方式 に対応する変換処理のみを行うので、単一の変換部で複数の磁気記録方式を扱う ことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を実施例に基づいて添附図面に沿って詳細に説明する。 図1は、本考案の磁気カード読取り装置の一実施例を示すブロック図である。 磁気カード読取り装置はNRZ方式とFM方式2つの磁気記録方式に対応する磁 気カード読取り装置で、読取磁気ヘッド1からの電気信号が前置増幅器11を介 して変換部10の処理部13及び記録方式判定部12に入力されている。この記 録方式判定部12は、磁気カードの磁気記録に対応して入力される信号のクロッ クビットの時間間隔に応じて磁気記録方式を判定する。前記記録方式判定部12 の判定出力は前記処理部13に接続されている。前記処理部13は記録方式判定 部12からの判定出力に応じて前記読取磁気ヘッド1からの信号をNRZ方式あ るいはFM方式の何れかに一方に従って変換する、すなわち判定された磁気記録 方式に対応する復調処理のみを行う。この復調処理で取り出された情報に応じて 処理回路13は各種情報の表示、当該磁気カードに対する磁気情報の書込み、周 辺装置の動作制御等の所定処理を行う。なお、2は通常この種装置に設けられ処 理部13により制御されて磁気情報を磁気カードに記録する書込磁気ヘッド、1 4はこれを駆動する書込増幅器である。
【0008】 以下本実施例装置の作用を詳述する。例えば前述したように図2に示す磁気カ ードMの記録面の8つの記録トラックR1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R 7 、R8 には所定方式の磁気情報やクロック信号が磁気記録されている。これら の磁気記録はNRZ方式、FM方式等の記録方式に従って記録されており、この 磁気記録に対応して読取磁気ヘッド1より得られる電気信号は、磁気記録方式が NRZ方式であるかFM方式であるかに応じて図3に示す信号の(A、A′)あ るいは(B、B′)のいずれかになる。
【0009】 図4は本考案に係る変換部主要部の構成の一実施例を示すブロック図である。 読取磁気ヘッド1からの電気信号は記録方式判定部12、NRZ方式に対応した 復調動作を行う第1復調回路16及びFM方式に対応した復調動作を行う第2復 調回路17に等しく入力される。前記2つの復調回路(16、17)は信号の復 調動作を行い適宜間隔でCPU15に対して割り込み信号を発生しCPU15の 制御により復調したデータをデータバス18に出力するように構成されている。 前記第1復調回路16はクロック回路、カウンタ、データバスに接続されたラッ チ回路等を含み構成されている。
【0010】 前記記録方式判定部12は、記録方式を判定する部分であり本考案では異なる 方式間ではそのクロックビット出力の周期が異なる点に着目して両者を弁別して いる。すなわちNRZ方式ではそのクロックビットの周期T1が450〜670 μS程度であるのに対し、FM方式では周期T2が120〜240μS程度と短 いので、記録方式判別部12を、例えば、デジタル処理でクロックビットの時間 間隔を測定し、これに基づき磁気記録方式を判定する構成とする。またクロック ビット出力を波形成形したのち積分する、あるいはF−V変換回路を用いる等の 構成とし、周期に対応した電圧を得てこれを弁別し磁気記録方式判別信号を得る 構成としてもよい。
【0011】 この磁気記録方式判別信号により前記第1復調回路16または前記第2復調回 路17の何れか一方を制御して前述した割り込み信号を抑止する。従って、残る 一方の復調回路からのみ割り込み信号がCPU15に送出されCPU15は当該 復調回路のみを制御する。従って、CPUは1つで良くCPU関連部分が簡略に なるとともに比較的低速の回路素子を用いて充分な処理速度のしかも異なる記録 方式に対応した磁気カード読取り装置を構成することができる。
【0012】 なお、前記記録判別部12が判定を行う間に若干の時間を要し信号の先頭部は 処理されないことになるが、実際の磁気カードにおいてはカード端部の破損や端 部での磁気データの不安定さ更には読取り装置の動作初期の不安定さを考慮して 、カード端部にはダミーのクロックビットのみを記録したのち重要なデータを中 央部に記録するようにしているので、前述クロックビット間隔の判定も例えば先 頭より4番目のクロックビットパルスまでに判定が完了するようにすれば問題は 生じない。
【0013】 上述実施例ではNRZ方式とFM方式の磁気記録方式を判別する場合を説明し たが、本考案はその他の異なる磁気記録方式も含め相互間のクロックビット間隔 が充分に異なる場合には適用することができる。また、判別対象となる記録方式 は2つに限らずそれ以上であっても各方式相互間のクロックビット間隔が充分に 異なる場合には適用することができる。また判別対象が2つの場合には一方のク ロックビットにのみ着目してこれに対応する間隔のクロックビットを検出できる か否かにより両者を判別してもよい。 なお、この種の読取り装置には、上述した磁気カードMの他にも、両方向から の読取りに対応した磁気カードM′、すなわち図6に示すごとく記録面の両側部 に例えば3つずつの記録トラックR1 、R2 、R3 及びR′1 、R′2 、R′3 を有しており、カードの対称位置に設けた2つの記録トラックには同一情報が逆 向きに記録されていてカードの読取装置への投入方向によらず読取りが行なえる ように配慮されたカードを扱い得る構成のものもあるが、このような装置に対し ても本考案を適用し得ることは言うまでもない。
【0014】
【考案の効果】
以上詳述したとおり本考案のクロックビット間隔の異なる複数の磁気記録方式 に対応した磁気カード読取り装置は、磁気記録のクロックビットの時間間隔に基 づき磁気記録方式を判定する記録方式判定部を備え、変換部が前記記録方式判定 部の判定した磁気記録方式に対応する変換処理のみを行うようにしたので、処理 回路が処理速度の遅い単一のCPUによる簡単なもので構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の磁気カード読取り装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】本願考案に係る磁気カードの説明図である。
【図3】本願考案に係る磁気カードから得られる電気信
号の説明図である。
【図4】本願考案の磁気カード読取り装置の要部を示す
ブロック図である。
【図5】従来の磁気カード読取り装置を示すブロック図
である。
【図6】本願考案に係る磁気カードの説明図である。
【符号の説明】
1…磁気ヘッド、 10…変換部、 12…記録方式判
定部、M…磁気カード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気カードの磁気記録に対応した電気信
    号を出力する磁気ヘッドと、この出力を処理して所定情
    報信号に変換し出力する変換部とを有し、クロックビッ
    ト間隔の異なる複数の磁気記録方式に対応した処理をす
    る磁気カード読取り装置において、前記磁気記録のクロ
    ックビットの時間間隔に基づき磁気記録方式を判定する
    記録方式判定部を備え、前記変換部が前記記録方式判定
    部の判定した磁気記録方式に対応する変換処理のみを行
    うことを特徴とする磁気カード読取り装置。
JP578691U 1991-01-21 1991-01-21 磁気カード読取り装置 Pending JPH04105862U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62239470A (ja) * 1986-04-11 1987-10-20 Omron Tateisi Electronics Co 変調種別判定方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62239470A (ja) * 1986-04-11 1987-10-20 Omron Tateisi Electronics Co 変調種別判定方式

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