JPH0410566Y2 - - Google Patents

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JPH0410566Y2
JPH0410566Y2 JP12498386U JP12498386U JPH0410566Y2 JP H0410566 Y2 JPH0410566 Y2 JP H0410566Y2 JP 12498386 U JP12498386 U JP 12498386U JP 12498386 U JP12498386 U JP 12498386U JP H0410566 Y2 JPH0410566 Y2 JP H0410566Y2
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JP
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nose pad
mounting frame
protrusion
arm
frame
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、眼鏡のノーズパツド取外し具に関す
るものである。
(従来の技術) 第3図に示したように、一般的な眼鏡のノーズ
パツド1は、ノーズパツド背面の突起がフレーム
2に配設された箱状の取付枠3内に嵌挿され、該
取付枠3の相対向する枠板4間に差渡して螺設し
た小螺子5によつて取付枠3に支承されている。
このような眼鏡では、ノーズパツド1をフレー
ム2に組付けるに際して、小螺子5を一方の枠板
4の穴およびノーズパツド1の突起に形成した穴
に挿通させた上で、ドライバーによつて小螺子5
を回転し、該小螺子5を他方の枠板4の螺子穴に
螺合させなければならない。したがつて、その作
業が煩雑であつた。
そこで、第4図に示したようなノーズパツド取
付構造をもつた眼鏡が案出された。この眼鏡の取
付枠11は、帯状の板材を方形に折曲げることに
よつて形成されており、相対向する枠板12には
エンボス加工が施され、それによつて内部突出部
13が形成されている。一方、ノーズパツド14
の突起15には、その周面に溝16が形成されて
いる。そして、このノーズパツド14は、その突
起15を取付枠11内に、該取付枠11の枠板1
2を押拡げるようにして嵌挿させ、突起15の溝
16を突出部13に係合させることによつて取付
枠11に支承される。
(考案が解決しようとする問題点) このようなノーズパツド取付構造をもつた眼鏡
によれば、ノーズパツド14の取付け作業は、ノ
ーズパツド14の突起15を取付枠11内に押込
めばよいため、極めて簡単になる。しかし、ノー
ズパツド14を取付枠11から取外す際には、依
然としてその作業は煩雑である。即ち、ノーズパ
ツド14を取付枠11から強引に取外そうとする
と、フレーム17を破損する虞れがあり、それを
避けるために何らかの手段によつて取付枠11を
保持した上で、ノーズパツド14を掴んで、突起
15を取付枠11から引出さなくてはならない。
そこで、本考案はノーズパツドの取外しが、フ
レーム等を損傷することなく容易に行なえるノー
ズパツド取外し具を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のノーズパツド取外し具は、取付枠およ
びノーズパツド間にノーズパツドの突起を挟込む
ようにして差込むための一対の爪を先端部に有す
るアームと、該アームに対して接近可能に配設さ
れ、上記突起の自由端面に突当て、上記爪との協
働のもとに上記突起を上記取付枠外へ押出す突当
て片を先端部に有するアームとを備えている。
(作用) 本考案のノーズパツド取外し具によれば、爪を
取付枠とノーズパツドとの間に差込み、突当て片
を突起の自由端面に突当てた状態で、両アームを
互いに近接する方向に外力を作用させれば、突当
て片によつて突起が取付枠外へ突出される。
(実施例) 第1図は本考案に係る眼鏡のノーズパツド取外
し具を示したものである。
このノーズパツド取外し具20は、剛性に富ん
だ2枚の板状アーム21,22をその基端部21
a,21bにおいてスポツト溶接によつて互いに
結合させている。これらのアーム21,22の基
端部21a,22aは、レツグ(中間部)21
b,22bよりも板厚が薄く形成されており、そ
れによつてアーム21,22の弾性変形を容易に
している。また、これらのアーム21,22の先
端部21c,22cも、レツグ21b,22bの
板厚に比べ薄く形成され、特にアーム21の先端
部21cはより薄くなつている。そして、アーム
21の先端部21cには、その中央にU字状切欠
23が形成され、該切欠23によつて、その両側
に爪24,24が画成されている。一方、アーム
22の先端部22cは、レツグ22bの巾より狭
く形成されている。そして、このアーム22の先
端部22cの先端は、アーム21方向へ折曲げら
れており、突当て片25を構成している。
以下に、上記したノーズパツド取外し具20の
作用を第2図に基づいて説明する。なお、第2図
のノーズパツド14は、第4図に基づいて説明し
た取付構造によつて取付枠11に支承されている
ものであり、従つて対応する要素には第4図に付
した符号と同一符号を付している。
このノーズパツド14を取外すには、ノーズパ
ツド取外し具20の爪24,24を、取付枠11
とノーズパツド14との間に、爪24,24で突
起15を挟込むようにして差込む。次いで、両ア
ーム21,22が互いに接近するように、アーム
21,22に力を加えると、突当て片25が突起
15の自由端面15aに当る。この状態では取付
枠11の一方端側において、取付枠11が爪2
4,24によつて保持され、取付枠11の他方端
側において、突起15が保持され。そして、さら
にアーム21,22に力を加えると、突当て片2
5の押圧力によつて突起15の溝16は取付枠1
1の突出部13から外され、突起15は取付枠1
1外へ突出される。
なお、ノーズパツド14を取付枠11に嵌着さ
せる場合には、突起15を取付枠11内に嵌挿さ
せ、ノーズパツド14と取付枠11の他方端とを
挟むようにして力を加えれば、突起15の溝16
は取付枠11の突出部13に容易に嵌合する。そ
の際、ノーズパツド14と取付枠11の他方端と
を直接指で挟み替りに、上記ノーズパツド取外し
具20を使用することもできる。その場合には、
ノーズパツド14はアーム21の先端部21cで
保持され、取付枠11の他方端はアーム22の突
当て片25を除いた先端部22cで保持される。
なお、上記実施例では、両アーム21,22を
その基端において互いに固着させているが、両ア
ーム21,22を中間においてピン結合させると
ともに、それぞれの基端にハンドルを構成して、
鋏と同様の構造にすることもできる。
また、上記実施例では、突当て片25がアーム
22に対して略直角に折曲げられているが、ノー
ズパツド14が取付枠11に嵌着されている状態
において、突起15の自由端面15aが、取付枠
11の他方端から外方へ突出しているならば、上
記突当て片25は必ずしも折曲げた形状にする必
要はない。
[考案の効果] 上記したように、本考案に係る眼鏡のノーズパ
ツド取外し具によれば、ノーズパツドを極めて容
易に取付枠から取外すことができ、その際にフレ
ーム等に無理な力が掛からないので、フレーム等
に損傷を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る眼鏡のノーズパツド取外
し具を示した斜視図、第2図はそのノーズパツド
を取外す様子を示した要部拡大斜視図、第3図は
従来から採用されているノーズパツド取付構造を
もつた眼鏡を示した斜視図、第4図は本考案に係
るノーズパツド取外し具が使用されるノーズパツ
ド取付構造をもつた眼鏡の要部拡大斜視図であ
る。 11……取付枠、12……枠板、13……突出
部、14……ノーズパツド、15……突起、15
a……自由端面、16……溝、17……フレー
ム、20……ノーズパツド取外し具、21,22
……アーム、21a,22a……基端部、21
b,22b……レツグ、21c,22c……先端
部、24……爪、25……突当て片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ノーズパツド背面の突起をフレームに配設し
    た取付枠に、該取付枠を押拡げるようにして嵌
    挿させ、上記突起の周面を上記取付枠の内面に
    支承させて、上記ノーズパツトを上記フレーム
    に保持させて成る眼鏡の上記取付枠およびノー
    ズパツド間に上記突起を挟込むようにして差込
    むための一対の爪を先端部に有するアームと、
    該アームに対して接近可能に配設され、上記突
    起の自由端面に突当て、上記爪との協働のもと
    に上記突起を上記取付枠外へ押出す突当片を先
    端部に有するアームとを備えたことを特徴とす
    る眼鏡のノーズパツド取外し具。 (2) 上記突当て片は、上記爪に向つて突出形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載の眼鏡のノーズパツト取外し
    具。 (3) 上記両アームは基端部において互いに固着さ
    れ、上記両アームの爪と突当て片は互いに離反
    した状態に保持され、両アームの外面に作用す
    る外力によつて上記爪と上記突当て片とが互い
    に接近する方向へ弾性変形することを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項または第(2)項
    記載の眼鏡のノーズパツド取外し具。
JP12498386U 1986-08-14 1986-08-14 Expired JPH0410566Y2 (ja)

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JP12498386U JPH0410566Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

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JPS6330827U JPS6330827U (ja) 1988-02-29
JPH0410566Y2 true JPH0410566Y2 (ja) 1992-03-16

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