JPH0723321U - 鼻当てパッドの固定構造 - Google Patents

鼻当てパッドの固定構造

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JPH0723321U
JPH0723321U JP5552793U JP5552793U JPH0723321U JP H0723321 U JPH0723321 U JP H0723321U JP 5552793 U JP5552793 U JP 5552793U JP 5552793 U JP5552793 U JP 5552793U JP H0723321 U JPH0723321 U JP H0723321U
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box
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勝 村井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パッド,支持具およびパッド足のボックス部
との結合関係を工夫して、従来にはなかったメンテナン
ス性に優れた鼻当てパッド固定構造を提供する。 【構成】 パッドの芯2を弾性支持具3を介してパッド
足4のボックス部5に着脱自在に取り付けた鼻当てパッ
ドの固定構造おいて、ボックス部5に透孔7を設けると
共に、弾性支持具3に前記透孔7に係合する爪10を設
け、パッド芯2,弾性支持具3およびボックス部5相互
間の係合力が、弾性支持具3の爪10と透孔7が係合し
ているときは、パッド芯2と弾性支持具3の係合力より
も弾性支持具3とボックス部5の係合力が大きく、弾性
支持具3の爪10と透孔7の係合が解除されたときに
は、パッド芯2と弾性支持具3の係合力が弾性支持具3
とボックス部5の係合力よりも大きくなるように設定し
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は眼鏡枠の鼻当てパッドに関し、特にねじを用いずにワンタッチで着脱 可能とした鼻当てパッドの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の眼鏡枠の鼻当てパッドの固定構造としては、たとえば実開平3ー512 2号公報や実開平1ー136919号公報あるいは実開平3ー5123号公報に 示されるようなものがある。
【0003】 これら、各従来技術は、基本的に、パッド芯を支持具を介してパッド足部のボ ックス部に着脱自在に取り付けるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の鼻当てパッドの固定構造にあっては、実開平3 ー5122号公報に記載のものは、パッド足のボックス部とパッドの取り外しが 困難であり、メンテナンス性が悪い。
【0005】 また、実開平1ー136919号公報に記載のものは支持具とボックス間の取 り外しは可能であるが、取り外しのための器具,ピンセット等を必要とする。
【0006】 さらに、実開平3ー5123号公報に記載のものは、パッド芯と支持具間の取 り外しのみ可能であり、支持具とボックス間は取り外し不可能であった。
【0007】 このように従来のパッドの固定構造にあっては、いずれもメンテナンス性が悪 いという問題があった。
【0008】 本考案は、上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目 的とするところは、パッド,支持具およびパッド足のボックス部との結合関係を 工夫して、従来にはなかったメンテナンス性に優れた鼻当てパッド固定構造を提 供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案にあっては、パッドの芯を弾性支持具を 介してパッド足のボックス部に着脱自在に取り付けた鼻当てパッドの固定構造お いて、前記ボックス部に透孔を設けると共に、前記弾性支持具に前記透孔に係合 する爪を設け、パッド芯,弾性支持具およびボックス部相互間の係合力が、弾性 支持具の爪と透孔が係合しているときは、パッド芯と弾性支持具の係合力よりも 弾性支持具とボックス部の係合力が大きく、前記弾性支持具の爪と透孔の係合が 解除されたときには、パッド芯と弾性支持具の係合力が弾性支持具とボックス部 の係合力よりも大きくなるように設定したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案にあっては、弾性支持具とパッド芯の組付けは、弾性支持具の弾性力に よってパッド芯に支持される。一方、弾性支持具とパッド足のボックス部との組 み付けは、弾性支持具をボックス部内に押し込み、爪部がボックス部の透孔に係 止することでなされる。
【0011】 メンテナンス時に、次の2通りの方法でパッドの交換を行うことができる。
【0012】 パッド取り外し時に、弾性支持具をボックス側に残してパッドのみを交換する 場合には、パッド芯と弾性支持具の係合力よりも弾性支持具とボックス部の係合 力が大きく設定しているため、爪をボックス部の透孔から外さない限り、弾性支 持具はボックス内にそのまま残ることになる。
【0013】 一方、パッド取り外し時に、弾性支持具をパッド芯に取り付けたままの状態で 、パッドの交換を行う場合、ボックスの透孔に係合している爪の係合状態を解除 すれば、弾性支持具はパッド側に付着することになる。
【0014】
【実施例】
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
【0015】 図1は本考案の一実施例に係る眼鏡枠の鼻当てパッド固定構造を示している。
【0016】 すなわち、パッド1に設けられたパッド芯2が、弾性支持具3を介してパッド 足4のボックス部5に着脱自在に取り付けられている。
【0017】 ボックス部5は一側面に受け口6が開口する中空の略立方体形状の部材で、パ ッド足4の一端がボックス部5の外側面に連結されている。また、ボックス部5 の左右側面2箇所に、透孔7,7が互いに対向するように形成されている。
【0018】 弾性支持具3は、互いに対向する一対の弾性片部8,8と、この弾性片部8, 8の一端を連結する連結片部9と、弾性片部8,8と直交する方向に設けられる 一対の爪部10,10と、から構成されている。
【0019】 弾性片部8,8は、パッド芯2の側面に設けた係止凹部11,11に嵌り込む ように、内側に向けて突出する係止凸部12,12が形成されている。
【0020】 一方、爪部10,10の一端は連結片部8の側縁に結合され、他端が先端に向 かって徐々に間隔が広がるようにハの字状に傾斜して延び、前記ボックス部5の 透孔7,7の受け口6側の孔縁に係止している。
【0021】 パッド1はボックス部5に係合した状態で鼻稜の形状に対応して調整可能なよ うに揺動自在となっている必要があるので、爪部10,10が透孔7,7に係止 状態にあっても、パッド1の揺動を阻害しないようにする必要があるので、たと えば、爪部10,10は揺動自在あるいは曲げ変形自在に構成される。
【0022】 パッド芯2,弾性支持具3およびボックス部5相互間の係合力は、弾性支持具 3の爪部10,10と透孔7,7が係合しているときは、パッド芯2と弾性支持 具3の係合力よりも弾性支持具3とボックス部5の係合力大きく、弾性支持具3 の爪部10,10と透孔7,7の係合が解除されたときには、パッド芯2と弾性 支持具3の係合力が弾性支持具3とボックス部5の係合力よりも大きくなるよう に設定されている。
【0023】 本考案にあっては、弾性支持具3とパッド1の組付けは、図に示すように、パ ッド芯2の係止凹部11,11のある側面に弾性支持具3の弾性片部8,8を合 わせるようにして弾性支持具3をパッド芯2に被せ、パッド1の山部13が顔面 に向かうようにして押し込む。爪部10はボックス部5の内側面によって内方に 向かって弾性変形しており、爪部10,10の先端が透孔7,7の位置までくる と、爪部10,10が弾性復帰して透孔7,7の孔縁に係止する。この係止位置 で、弾性片部8,8の凸部がパッド芯2の係止凹部11,11に嵌合し固定され る。
【0024】 一度嵌めこんでからパッド1を取り外した場合、通常は弾性支持具3とボック ス部5は爪部10,10の先端が透孔7,7に引掛かり、ボックス部5中には弾 性支持具3が残る。
【0025】 パッド1取り外し時に、弾性支持具3をボックス部5側に残してパッド1のみ を交換する場合には、弾性支持具3の爪部10,10がボックス部5の透孔7, 7に係合しているために、爪部10,10を透孔7,7から外さない限り、弾性 支持具3はボックス部5内にそのまま残ることになる。
【0026】 パッド1を取り外す時に、弾性支持具3をパッド芯2に取り付けたままの状態 でパッド1の交換を行う場合、ボックス部5の透孔7,7に係合している爪部1 0,10の係合状態を解除すれば、弾性支持具3はパッド1側に付着することに なる。
【0027】 なお、透孔としてねじ穴を用いることにより、現在市場にあるほとんどのねじ 式箱足に対応可能であり専用の部品が不要である。
【0028】
【考案の効果】
本考案は以上の構成および作用を有するもので、通常はパッドを外しても弾性 支持具はボックス内に残り、弾性支持具を交換せずに、パッドを工具無しで簡単 に交換できる。
【0029】 また、弾性支持具がボックス部に残るので、パッド交換時に弾性支持具を紛失 する心配がない。
【0030】 さらに、弾力性が乏しくなった場合には、弾性支持具のみを交換可能であり、 また、この場合爪を透孔から外すだけでよく、交換がきわめて容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例に係る鼻当てパッドの
固定構造を示すもので、同図(a)は分解斜視図、同図
(b)は固定状態の要部斜視図、同図(c)は同図(b)のC
ーC線断面図、同図(d)は同図(b)のDーD線断面図で
ある。
【図2】図2は図1の弾性支持具を示すもので、同図
(a)は展開図、同図(b)は斜視図、同図(c)は同図(b)
のAーA線断面図、同図(d)は同図(b)のBーB線断面
図である。
【図3】図3は図1の鼻当てパッドを示すもので、同図
(a)は全体斜視図、同図(b)はパッド芯の平面図、同図
(c)はパッド芯の正面図、同図(d)はパッド芯の側面図
である。
【図4】図4はパッド,弾性支持具およびボックス部相
互間の組み付け状態の使用説明図である。
【符号の説明】
1 パッド 2 パッド芯 3 弾性支持具 4 パッド足 5 ボックス部 7 透孔 8 弾性片部 9 連結片部 10 爪部 11 係止凹部 12 係止凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッドの芯を弾性支持具を介してパッド
    足のボックス部に着脱自在に取り付けた鼻当てパッドの
    固定構造おいて、 前記ボックス部に透孔を設けると共に、前記弾性支持具
    に前記透孔に係合する爪を設け、 パッド芯,弾性支持具およびボックス部相互間の係合力
    が、 弾性支持具の爪と透孔が係合しているときは、パッド芯
    と弾性支持具の係合力よりも弾性支持具とボックス部の
    係合力が大きく、 前記弾性支持具の爪と透孔の係合が解除されたときに
    は、パッド芯と弾性支持具の係合力が弾性支持具とボッ
    クス部の係合力よりも大きくなるように設定したことを
    特徴とする鼻当てパッドの固定構造。
JP1993055527U 1993-09-20 1993-09-20 鼻当てパッドの固定構造 Expired - Lifetime JP2564084Y2 (ja)

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JP2564084Y2 (ja) 1998-03-04

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