JPH04105204U - プレスシリンダ用油圧装置 - Google Patents

プレスシリンダ用油圧装置

Info

Publication number
JPH04105204U
JPH04105204U JP1317791U JP1317791U JPH04105204U JP H04105204 U JPH04105204 U JP H04105204U JP 1317791 U JP1317791 U JP 1317791U JP 1317791 U JP1317791 U JP 1317791U JP H04105204 U JPH04105204 U JP H04105204U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
cylinder
pressure
hydraulic circuit
press cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1317791U
Other languages
English (en)
Inventor
晃 水谷
Original Assignee
石塚硝子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石塚硝子株式会社 filed Critical 石塚硝子株式会社
Priority to JP1317791U priority Critical patent/JPH04105204U/ja
Publication of JPH04105204U publication Critical patent/JPH04105204U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス成形機等に使用されるプレス推力を、
広範囲で精度良く調整することができるプレスシリンダ
用油圧装置を提供すること。 【構成】 油圧回路4にプレス設定推力が基準値より低
いときに切り換えられる切換弁9を設け、プレスシリン
ダ1を差動動作させる。また油圧回路4に精密圧力調整
用の比例制御弁12を接続する。プレス設定推力が基準
値より低いときはプレスシリンダ1のピストンの両側に
比例制御弁12により制御された圧力が加えられ、受圧
面積の差にこの圧力を乗じた大きさの力でプレス成形を
行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はガラス製品のプレス成形機などに用いられるプレスシリンダ用油圧装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
成形されるガラス製品等のサイズや形状に応じて広範な推力を必要とする従来 のプレスシリンダ用油圧装置は、推力に応じて多数の油圧系統を装置に設けるか 、受圧面積の異なる複数の油圧シリンダを設けておき、使用推力に応じた油圧シ リンダを使い分けてプレス成形を行う方式のものが普通であった。
【0003】 このため、従来のプレスシリンダ用油圧装置においては多数の油圧系統を制御 する複数の圧力制御系統が必要となって設備費が高くなるという問題があるうえ に、使用推力に応じて未使用の油圧シリンダ系を選択した際、それまで使用して いた油圧シリンダ系から作動油を吸引して引き込むためのサブタンクが必要にな り、設備が大掛かりになるという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような従来の問題点を解決し、1系統の圧力制御系と1種類の受 圧面積をもった油圧シリンダによって、広範囲で精度の高い推力調整を行うこと ができるプレスシリンダ用油圧装置を提供するために完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、プレス設定推力が基準値より 低いときに切換弁により切り換えられてプレスシリンダを差動動作させる差動油 圧回路を、プレスシリンダを昇降動させる油圧回路に組み込むとともに、該油圧 回路に精密圧力調整用の比例制御弁を接続したことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 1はガラス成形機のプランジャを作動させるためのプレスシリンダであり、該 プレスシリンダ1は方向切換弁2を介して油ポンプ3と接続される油圧回路4に よって昇降動されるようになっている。
【0007】 5は油圧回路4に組み込まれる差動油圧回路であり、該差動油圧回路4はプレ スシリンダ1の各ポートに接続される各管路6、7を連通させるバイパス管8に 設けられる切換弁9と、該切換弁9より油ポンプ3寄りの管路7に設けられた切 換弁11とよりなるものである。差動油圧回路5はプレス設定推力が基準値より も低い場合、切換弁9を開くとともに切換弁11を閉じてプレスシリンダ1をピ ストンの受圧面積の差によって作動する差動シリンダとして作動させるようにな っている。
【0008】 12は油ポンプ3より吐出される圧油の圧力をある範囲内で調整する精密圧力 調整用の比例制御弁、13は油ポンプ3を駆動するモータ、14は油タンク、1 5はドレン管路である。
【0009】
【作用】
このように構成されたものは、プレスシリンダ1を上昇させる場合には、方向 切換弁2をプレスシリンダ上昇用の位置に切り換えたうえ、比例制御弁12によ って調整された圧油を油圧回路4に送り出せば、圧油は管路6を介してプレスシ リンダ1に供給され、プレスシリンダ1のシリンダロッド1aを上昇させることと なる。 このとき差動油圧回路5のバイパス管8に設けられた切換弁9は閉じられてお り、管路6に設けられた切換弁11は開かれているため、プレスシリンダ1から 排出される圧油は管路7を通ってドレン管路15に流れて油タンク14に戻され ることとなる。
【0010】 また、プレスシリンダ1を下降させる場合は、図3のように方向切換弁2をプ レスシリンダ下降用の位置に切り換えたうえ、比例制御弁12によって調整され た圧油を管路7に送り出せば、差動油圧回路5のバイパス管8に設けられた切換 弁9は閉で、管路6に設けられた切換弁11は開のため、圧油は管路7を介して プレスシリンダ1に供給されてプレスシリンダ1のシリンダロッド1aは下降する こととなる。
【0011】 もしプレス設定推力が基準値よりも高い場合は、そのまま通常のプレス成形が 行われる。しかし、プレス設定推力が基準値よりも低い場合には、差動油圧回路 5のバイパス管8に設けられている切換弁9を開とするとともに管路6に設けら れた切換弁11を閉とする。この結果、比例制御弁12によって設定された圧力 をピストン上下の受圧面積の差に乗じた力が金型に加えられてプレス成形が行わ れることとなる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は前記説明によって明らかなように、プレスシリンダを昇降させる油圧 回路にプレスシリンダを差動シリンダとして作動させる差動油圧回路を組み込む ことにより、プレス設定推力が装置のプレス推力よりも大幅に低い場合でも、比 例制御弁による圧力の設定とピストンの受圧面積の差によってプレス成形可能な 低い推力に設定することができる。このため、従来のように油圧機構を複数設け たり、受圧面積の異なる油圧シリンダを多数設ける必要がなく、設備費を大幅に 削減できるうえに、設備が大掛かりにならない等多くの利点を有するもので従来 の問題点を解決したプレスシリンダ用油圧装置として実用的価値極めて大なもの である。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプレスシリンダ用油圧装置の油圧回路
図である。
【図2】同じくプレス時に差動油圧回路を働かせた状態
の油圧回路図である。
【図3】同じくプレス時に差動油圧回路を働かせない状
態の油圧回路である。
【図4】同じくプレスシリンダを上昇させる状態の油圧
回路である。
【符号の説明】
1 プレスシリンダ 2 方向切換弁 4 油圧回路 5 差動油圧回路 9 切換弁 11 切換弁 12 比例制御弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス設定推力が基準値より低いときに
    切換弁により切り換えられてプレスシリンダを差動動作
    させる差動油圧回路を、プレスシリンダを昇降動させる
    油圧回路に組み込むとともに、該油圧回路に精密圧力調
    整用の比例制御弁を接続したことを特徴とするプレスシ
    リンダ用油圧装置。
JP1317791U 1991-02-16 1991-02-16 プレスシリンダ用油圧装置 Pending JPH04105204U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1317791U JPH04105204U (ja) 1991-02-16 1991-02-16 プレスシリンダ用油圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1317791U JPH04105204U (ja) 1991-02-16 1991-02-16 プレスシリンダ用油圧装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04105204U true JPH04105204U (ja) 1992-09-10

Family

ID=31901337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1317791U Pending JPH04105204U (ja) 1991-02-16 1991-02-16 プレスシリンダ用油圧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04105204U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254267A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Nippon Steel Corp 鋳片切断用の油圧シャー及び鋳片の切断方法
JP2007162947A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Linde Material Handling Gmbh & Co Kg 消費器を制御するための制御弁装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146340A (ja) * 1974-10-18 1976-04-20 Ikegai Iron Works Ltd Kokaseijushisoseibutsuno seizohoho
JPS5462935A (en) * 1977-10-28 1979-05-21 Sumitomo Electric Ind Ltd Continuously electrolytic etching method and apparatus
JPS579303A (en) * 1980-06-17 1982-01-18 Kobe Steel Ltd Pressure control circuit for pressure intensifier
JPS5917002A (ja) * 1982-07-21 1984-01-28 Nippon Steel Corp 油圧回路

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146340A (ja) * 1974-10-18 1976-04-20 Ikegai Iron Works Ltd Kokaseijushisoseibutsuno seizohoho
JPS5462935A (en) * 1977-10-28 1979-05-21 Sumitomo Electric Ind Ltd Continuously electrolytic etching method and apparatus
JPS579303A (en) * 1980-06-17 1982-01-18 Kobe Steel Ltd Pressure control circuit for pressure intensifier
JPS5917002A (ja) * 1982-07-21 1984-01-28 Nippon Steel Corp 油圧回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254267A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Nippon Steel Corp 鋳片切断用の油圧シャー及び鋳片の切断方法
JP2007162947A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Linde Material Handling Gmbh & Co Kg 消費器を制御するための制御弁装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5477677A (en) Energy recovery device
JPH10507133A (ja) プレスのための液圧駆動装置
IE42591L (en) Hydraulic controller.
JPH04105204U (ja) プレスシリンダ用油圧装置
JPH11247805A (ja) 急速降下弁制御装置
JPH08100803A (ja) 方向制御弁
JP2002364605A (ja) 取着装置用油圧昇降装置
NZ214531A (en) Hydraulic control system
JPH09295199A (ja) プレス機械における油圧作動装置
CN206917950U (zh) 一种集料器找平油缸液压控制系统
JPH08257795A (ja) 油圧プレスの高速安全回路
JP3077258B2 (ja) トラクタ作業機等の昇降用油圧装置
JPH0312492Y2 (ja)
CN221144871U (zh) 一种小型车用比例转向阀组
JP2000108959A (ja) トラクタの二本の下側ステアリングア―ムを安定させる装置
CN213738448U (zh) 货叉开合控制装置
CN217539146U (zh) 平地机及其工作装置提升液压系统
CN110410115B (zh) 一种立柱压力自适应调控系统
JP2887399B2 (ja) 金型鋳造機用油圧制御回路
JPH05220599A (ja) 油圧プレスの平衡装置
JPH0348156Y2 (ja)
JPH018593Y2 (ja)
JP2585894Y2 (ja) 歩行型田面作業機のローリング制御装置
JPH021521Y2 (ja)
JPH0826683A (ja) 床昇降装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970314