JPH0826683A - 床昇降装置 - Google Patents

床昇降装置

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Publication number
JPH0826683A
JPH0826683A JP16935494A JP16935494A JPH0826683A JP H0826683 A JPH0826683 A JP H0826683A JP 16935494 A JP16935494 A JP 16935494A JP 16935494 A JP16935494 A JP 16935494A JP H0826683 A JPH0826683 A JP H0826683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
piping system
floor
hydraulic cylinder
pistons
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16935494A
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English (en)
Inventor
Ichiro Takeno
市朗 竹野
Yuusaku Toita
雄作 砥板
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0826683A publication Critical patent/JPH0826683A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の液圧シリンダを可動床の下に設けて同
可動床を昇降する床昇降装置において、可動床上に偏荷
重が生じたり各液圧シリンダの摩擦抵抗に差が生じても
可昇床を水平と保ったままスムーズに昇降させる。 【構成】 クランク軸に連結された複数のピストンを有
するピストン式液圧ポンプ、同各ピストンと前記各液圧
シリンダとを1対1で対応させる配管系、同配管系に設
けられた液流方向切換弁、及び前記配管系の戻り配管に
液を注入し加圧する手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は夏季には床を下降して水
泳プールとし、冬季には床を上昇して陸上競技施設にす
るなど目的に合せて床を昇降する多目的施設の床昇降装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の床昇降装置の系統図であ
る。図において、1は可動床、2は液圧シリンダ、3は
液流方向切換弁、4は液圧ポンプ、5および6は絞り
弁、7は作動液タンクである。図には4個の液圧シリン
ダ2が設けてあり、それぞれの系流に方向切換弁3、絞
り弁5および6が設けてある。一般には、液圧シリンダ
2は複数個もうけられる。
【0003】本装置はポンプ4による液圧発生によって
複数の液圧シリンダ2を駆動し、可動床1をほぼ水平な
状態で昇降させる。方向切換弁3は上昇あるいは下降の
どちらかを実施するために、液圧シリンダ2に加わる圧
力の方向を切換えるためのものである。絞り弁5,6は
液圧シリンダの速度を一定に保つ作用をする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の液圧装置におい
ては、複数の液圧シリンダの摩擦抵抗に差が生じたり、
可動床に偏荷重が生じると、水平に昇降することができ
なくなり、こじれたり、がたつくなどしてスムースな昇
降が困難であった。
【0005】本発明はこの様な不具合をなくし、液圧シ
リンダの摩擦抵抗に差が生じたり可昇床に偏荷重が生じ
ても可動床を水平に、スムーズに昇降させることを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、複数の液圧シリンダを可動床の下に
設けて同可動床を昇降する床昇降装置において、クラン
ク軸に連結された複数のピストンを有するピストン式液
圧ポンプ、同各ピストンと前記各液圧シリンダとを1対
1で対応させる配管系、同配管系に設けられた液流方向
切換弁、及び前記配管系の戻り配管に液を注入し加圧す
る手段を備えたことを特徴とする床昇降装置に関するも
のである。
【0007】
【作用】複数のピストンを有する液圧ポンプの1つのピ
ストンの押し退け容積は各ピストンとも同じである。各
ピストンは1本のクランク軸に連結され、吐出配管系は
各ピストンとも独立して液圧シリンダに接続されてお
り、他と接続していないので吐出流量は各ピストンと同
じである。液圧シリンダの昇降速度及び変位は液圧ポン
プの各ピストンに依存し、液圧シリンダの摩擦抵抗や偏
荷重で液圧に差が生じても、この昇降速度や変位はほと
んど変らない。したがって可動床は水平のまま昇降し、
こじったり、がたついたりすることなくスムーズに昇降
する。また液圧系内に空気等のガスの混入を防止するた
めに戻り配管に液注入加圧装置を接続し、液圧系内を常
に大気圧以上に保つのでガス混入等により作動液の性状
が変ることはない。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係る床昇降装置
の系統図である。1は可動床、2は液圧シリンダ、3は
液流方向切換弁である。以上の各部の作用は従来のもの
と同じである。8はピストン式液圧ポンプ、9は同ポン
プのクランク軸、10は液圧シリンダ2の数に応じてク
ランク軸9に連結されているピストンである。これらの
ピストンの吐出配管系はそれぞれ独立に前記液圧シリン
ダに連っている。11は各独立の吐出配管に設けられて
いる吐出逆止弁、12は各ピストンの吸入配管に設けら
れている吸入逆止弁、13は吸入配管系に接続されてい
る押込ポンプである。この押込ポンプ12は液圧ポンプ
8の吸入系が負圧になることによる空気の混入を防止す
るもので、遠心ポンプが用いられる。14は作動液タン
ク、15は液流方向切換弁3の戻り側が負圧になること
を防ぐために作動液タンクへの戻り側配管に設けられて
いる圧力保持弁である。16は押込ポンプ停止時に液圧
ポンプ8の吸入配管系の圧力が低下しない様にする逆止
弁である。
【0009】上記構成の床昇降装置においては、複数の
ピストンを有する液圧ポンプの1つのピストンの押し退
け容積は各ピストンとも同じである。各ピストンは1本
のクランク軸に連結し、吐出配管系は各ピストンとも独
立して液圧シリンダに接続されており他と接続していな
いので吐出流量は各ピストンとも同じである。液圧シリ
ンダの昇降速度及び変位は液圧ポンプの各ピストンに依
存し、液圧シリンダの摩擦抵抗や偏荷重で液圧に差が生
じても、この昇降速度や変位はほとんど変らない。した
がって可動床は水平のまま昇降し、こじったり、がたつ
いたりすることなくスムーズに昇降する。また液圧系内
に空気等のガスの混入を防止するために押し込みポンプ
13・圧力保持弁15・逆止弁16を配備し液圧系内を
常に大気圧以上に保つのでガス混入等により作動液の性
状が変ることはない。これらの作用によって本実施例の
床昇降装置においては、可動床を水平にスムーズに昇降
させることができる。
【0010】図2は本発明の第2実施例に係る床昇降装
置の系統図である。本装置は、前記第1実施例における
押込みポンプ13の代りにヘッドタンク17を用いるも
ので、このヘッドタンクには作動液が入っており、液圧
シリンダ2より高い位置に設けられているものである。
このタンクはヘッド差によって液の押込みを行うもので
あるから第1実施例に用いられていた逆止弁16や圧力
保持弁15は無くてもかまわない。なお、吸入配管18
は戻り配管19と連通させてもよい。
【0011】本実施例は液押込み装置を変更したのみで
あるから、第1実施例と同様、可動床を水平にスムーズ
に昇降させることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明の床昇降装置においては、可動床
の下に設けられた複数の液圧シリンダ、クランク軸に連
結された複数のピストンを有するピストン式液圧ポン
プ、同各ピストンと前記各液圧シリンダとを1対1で対
応させる配管系、同配管系に設けられた液流方向切換
弁、及び前記配管系の戻り配管に液を注入し加圧する手
段を備えているので、可動床上に偏荷重が生じたり、各
液圧シリンダの摩擦抵抗に差が生じても可昇床を水平と
保ったままスムーズに昇降させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る床昇降装置の系統
図。
【図2】本発明の第2実施例に係る床昇降装置の系統
図。
【図3】従来の床昇降装置の系統図。
【符号の説明】
1 可動床 2 液圧シリンダ 3 方向切換弁 4 液圧ポンプ 5 絞り 6 絞り 7 作動液タンク 8 ピストン式液圧ポンプ 9 クランク軸 10 ピストン 11 吐出逆止弁 12 吸入逆止弁 13 押込ポンプ 14 作動液タンク 15 圧力保持弁 16 逆止弁 17 ヘッドタンク(作動液入り) 18 吸入配管 19 戻り配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の液圧シリンダを可動床の下に設け
    て同可動床を昇降する床昇降装置において、クランク軸
    に連結された複数のピストンを有するピストン式液圧ポ
    ンプ、同各ピストンと前記各液圧シリンダとを1対1で
    対応させる配管系、同配管系に設けられた液流方向切換
    弁、及び前記配管系の戻り配管に液を注入し加圧する手
    段を備えたことを特徴とする床昇降装置。
JP16935494A 1994-07-21 1994-07-21 床昇降装置 Withdrawn JPH0826683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16935494A JPH0826683A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 床昇降装置

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JP16935494A JPH0826683A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 床昇降装置

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Publication Number Publication Date
JPH0826683A true JPH0826683A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15885023

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JP16935494A Withdrawn JPH0826683A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 床昇降装置

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JP (1) JPH0826683A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100397795B1 (ko) * 2001-05-31 2003-09-19 주식회사 유니팩시스템 자동차정비용 리프트의 유압회로
KR100731774B1 (ko) * 2006-06-08 2007-06-22 주식회사 유니팩시스템 리프트유압장치용 밸브블럭
CN102942140A (zh) * 2012-10-26 2013-02-27 铜陵恒盛轨道装备有限责任公司 一种快速升降装置
CN106895034A (zh) * 2017-04-19 2017-06-27 沈阳建筑大学 一种大型施工平台多液压缸微差不同步循环顶升系统

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KR100731774B1 (ko) * 2006-06-08 2007-06-22 주식회사 유니팩시스템 리프트유압장치용 밸브블럭
CN102942140A (zh) * 2012-10-26 2013-02-27 铜陵恒盛轨道装备有限责任公司 一种快速升降装置
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