JP2005030551A - 両回転形液圧ポンプ回路 - Google Patents

両回転形液圧ポンプ回路 Download PDF

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Abstract

【課題】両回転形液圧ポンプ回路において、エネルギー損失を減じ、自重に抗して加圧する場合の低圧及び広範囲の圧力制御を可能とする。
【解決手段】両回転形液圧ポンプ1、電動機2、制御装置3、バキュームチェックバルブ6a,6b、ヘッド側液圧路5、ロッド側液圧路4、片ロッドシリンダ7を備えた両回転形液圧ポンプ回路21において、ロッド側の液圧がヘッド側液圧路から分岐接続されたチェックバルブ付カウンタバランスバルブ8の出口9の液圧より所定値以上の時に、出口9とタンクライン10とを連通させ、その他の場合はブロックする流路選択弁11を設ける。流路選択弁をパイロットチェックバルブ11とする。さらに、流量選択弁をフラッシングバルブ11′とし、出口圧がロッド側液圧路より高い場合に、ロッド側液圧路とタンクラインとを連通させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、両回転形液圧ポンプを駆動する電動機をインバータやサーボ制御するようにされた両回転形液圧ポンプ回路の改良に関する。
誘導電動機を用いて回転方向や回転数を自由に制御できるインバータ制御を利用して両回転形液圧ポンプの回転方向及び回転数を制御することにより、液圧アクチュエータの速度や加圧力制御等が行われる。たとえば、特許文献1においては、図3に示すように、相互に液体を吸入排出可能にされた一組の吸排口1a,1bを有する両回転形液圧ポンプ例えば両回転形ピストンポンプ1と、両回転形液圧ポンプを駆動する誘導電動機2と、誘導電動機の回転方向及び回転数を制御し両回転形液圧ポンプの吸排出量を制御するようにされたインバータ制御装置3を設け、さらに、ポンプの吸排口に液圧路を接続し、さらに液圧アクチュエータである片ロッドシリンダ7に接続した回路31が開示されている。この回路31においては、液圧ポンプ1の吐き出し及び吸い込み量が同量であるのに対し、油圧シリンダ7の吸排液量に差があるので、その流量差により不足する場合はタンク20に接続されたチェック弁6a,6bより不足流量を補充し、過量の場合はパイロットチェックバルブ11を開放し、タンク20に放出するようにしている。
さらに、油圧シリンダ7に自重がかかる場合には、パイロットチェックバルブ11のパイロットライン11aに圧力がかかるので、パイロットチェックバルブが開放され、シリンダヘッド(キャップ)側34の圧力による圧力制御ができなくなる等の問題が発生する。そこで、チェック弁付カウンタバランスバルブ8を設けてシリンダ7の自重落下等を防ぎかつパイロットチェックバルブの開放を防止し、加圧制御できるようにしている。
特開平9−174300号公報 図1、図13
しかしながら、特許文献1のものではシリンダ7とポンプ1間にカウンタバランスバルブ8aが介在するので、ロッド7a飛び出し時(図で下降時)には、カウンタバランスバルブで圧力損失が発生し、さらに、ヘッド側34に作動圧がプラスされた加圧液体を供給するためのエネルギーの無駄が発生する。逆に上昇にあっては、ロッド側液圧路35にチェックバルブ8bが介在するので、チェックバルブの圧力損失によるエネルギー損失があり、さらに、自重を相殺した後のチェックバルブの圧力損失以下の例えば0.1MPa以下の低圧制御ができないという問題があった。
本発明の課題は上記問題点に鑑みて、自重落下のようなマイナス負荷での圧力損失等によるエネルギー損失を減じ、さらに、自重に抗して加圧する場合の低圧の圧力制御が可能で広範囲の圧力制御ができる両回転形液圧ポンプ回路を提供することである。
本発明においては、相互に液体を吸入排出可能にされた一組の吸排口を有する両回転形液圧ポンプと、前記両回転形液圧ポンプを駆動する電動機と、前記電動機の回転方向及び回転数を制御し前記両回転形液圧ポンプの吸排出量を制御するようにされた制御装置と、前記両回転形液圧ポンプの吸排口にそれぞれ接続された二つの液圧路と、前記液圧路にそれぞれ設けられタンクに接続されたバキュームチェックバルブと、前記液圧路にそれぞれ接続されたヘッド(キャップ)側液圧路及びロッド側液圧路を備えた片ロッドシリンダと、を備えた両回転形液圧ポンプ回路であって、前記ヘッド側液圧路から分岐接続され前記ヘッド側液圧路の圧力を保持かつ逆流可能にされたチェックバルブ付カウンタバランスバルブと、前記ロッド側液圧路の液圧が前記チェックバルブ付カウンタバランスバルブの出口の液圧より所定値以上の時に、前記ヘッド側液圧路とタンクラインとを連通させ、その他の場合は前記ヘッド側液圧路の液圧が前記タンクライン側への流出しないようにされた流路選択弁と、が設けられた両回転形液圧ポンプ回路を提供することにより前述した課題を解決した。
即ち、本発明においては、片ロッドシリンダのヘッド側液圧路側にチェックバルブ付カウンタバランスバルブを接続する一方、液圧路中にではなく、液圧路から分岐接続された分岐路にチェックバルブ付カウンタバランスバルブを設けたのである。従って、ロッド飛び出し方向(上昇方向)では、ロッド側液圧路は不足側となり負圧又はタンク圧となり背圧変動が少なくなる一方、ヘッド側液圧路は、自重とバランスしながら圧力制御するにあたってもポンプ吐出量がチェックバルブを通過することがないので、チェックバルブによる圧力変動がなく低圧の圧力制御が可能となる。また、下降時においては、チェックバルブ付カウンタバランスバルブは分岐しているので、ポンプ吐出量、戻り量(吸込み量)の一部あるいは全部が必ずしもチェックバルブ付カウンタバランスを通過しなくてよい。従って、チェックバルブ付カウンタバランスバルブのスプリングや構造、流路等の影響が少ない。また、チェックバルブ付カウンタバランスバルブのサイズも小さいものでよい。
流路選択弁は、種々のものが可能であるが、従来と同様にパイロットチェックバルブを用いることができる。そこで、請求項2に記載の発明においては、前記流路選択弁は、パイロットチェックバルブであり、前記パイロットチェックバルブのパイロットラインが前記ロッド側液圧路に接続され、前記チェックバルブ付カウンタバランスバルブの出口が前記パイロットチェックバルブを介して前記タンクラインと連通するように配置した。かかる構造においては、前述したと同様に、上昇時にはチェックバルブを通過することがない。下降時には、ロッド側液圧路に圧液を供給して、パイロットチェックバルブを開き、ヘッド側液圧路の余剰液のみ、チェックバルブ付カウンタバランスを介してタンクへ解放させることにより下降させる。
逆に上昇時には、ロッド側液圧路に液不足が発生し、バキュームチェックバルブ6aを介してタンクより自吸させることとなる。バキュームチェックバルブのクラッキング圧力が抵抗となるため、かかるバキュームチェックバルブは比較的サイズの大きいものとなる。そこで、請求項3に記載の発明においては、前記流路選択弁は、前記チェックバルブ付カウンタバランスの出口と前記ロッド側液圧路から分岐された分岐路にそれぞれ接続された二つの接続口を有し、前記ロッド側の液圧が前記出口の液圧より所定値以上の時に、前記ロッド側液圧路に接続された接続口は前記タンクラインとは遮断され、前記出口と前記タンクラインとが連通され、前記出口の液圧が前記ロッド側の液圧より所定値以上の時に、前記ロッド側に接続された接続口は前記タンクラインと連通され、前記出口と前記タンクラインとが遮断され、前記ロッド側の液圧と前記出口との液圧差が所定値未満の時に、前記出口と、前記タンクラインと、ロッド側液圧路に接続された接続口と、前記タンクラインと、がすべて遮断するようにされたフラッシングバルブとした両回転形液圧ポンプ回路とした。これにより、下降時には、ロッド側液圧路に圧液を供給して、前記出口と前記タンクラインとが連通され、ヘッド側液圧路の余剰液のみ、チェックバルブ付カウンタバランスを介してタンクへ解放させることにより下降させる。上昇時には、前述したと同様にチェックバルブを通過することがない。さらに、上昇時には、ロッド側液圧路に発生する不足液分を、バキュームチェックバルブ6aを介してタンクより自吸させることに加え、前記タンクラインと連通された前記ロッド側に接続された接続口からも自吸させることとなり、バキュームチェックバルブ6aは比較的サイズの小さいものでよい。
フラッシングバルブは、車両等でよく使用される油圧ポンプと油圧モータを直接接続した閉回路で用いられ、モータ流出側の油を一部タンクに逃しポンプの吐出油で管路の油の一部を入れ換える制御弁としてよく用いられている。本発明ではこのフラッシングバルブの特性をそのまま利用した。即ち、フラッシングバルブは二つの接続口を有し、一方(ロッド側)の液圧が他方(出口)の液圧より所定値以上の時に、一方の液圧路と前記タンクラインとは遮断され、油圧モータの負荷側が閉じられ、他方(出口)に接続された接続口と前記タンクラインとが連通し、油圧モータの戻り側の圧油の一部がタンクに戻される。逆の場合も同様であり、低圧側がタンクに連通され、高圧側が閉じられる。さらに、前記一方(ロッド側)と前記他方(出口)の液圧との液圧差が所定値未満の時にはそれぞれタンクラインと遮断するようにされるものである。
本発明においては、片ロッドシリンダのヘッド側液圧路の分岐路にチェックバルブ付カウンタバランスバルブを設け、発生する圧力損失を小さくし、チェックバルブによる圧力変動をなくし低圧の圧力制御が可能としたので、マイナス負荷の圧力損失等によるエネルギー損失を減じ、ロッド飛び出し方向に、自重に抗して加圧する場合の低圧の圧力制御が可能で広範囲の圧力制御ができる両回転形液圧ポンプ回路を提供するものとなった。また、チェックバルブ付カウンタバランスバルブも小型にでき、装置全体も小型化できるものとなった。また、請求項2に記載の発明においては、従来と同様のパイロットチェックバルブを配置でき、ポンプの吸排量をタンクから補充あるいはタンクへ排出して過不足を解消できる。
さらに、請求項3に記載の発明においては、パイロットチェックバルブに代えて、車両等で使用されるフラッシングバルブを用い、小型化を図り、圧力損失を下げ、自吸入性能を高めた。さらに、エネルギー効率のよいものとなった。また、一般的なフラッシングバルブそのものを使用できるので、市販性もあり、コストも安くすることができるものとなった。さらには、フラッシングバルブ、チェックバルブ付カウンタバランスバルブは小型であり、積層タイプとすることも容易であるので、組み立ても簡単で、より小型とすることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態を示す流路選択弁としてパイロットチェックバルブを使用した場合の両回転形液圧ポンプ回路21の回路図である。なお、図3と同様な部分には同符号を付し説明を省略する。図1において、相互に液体を吸入排出可能にされた一組の吸排口を有するピストン形両回転形液圧ポンプ1と、両回転形液圧ポンプを駆動する誘導電動機2と、誘導電動機の回転方向及び回転数を制御し両回転形液圧ポンプの吸排出量を制御するようにされたインバータ制御装置3と、両回転形液圧ポンプの吸排口1a,1bにそれぞれ接続された二つの液圧路4,5と、液圧路にそれぞれ設けられタンク20にタンクより作動液が吸入可能に接続されたバキュームチェックバルブ6a,6bと、液圧路にそれぞれ接続された液圧アクチュエータである片ロッドシリンダ7とで構成されている。シリンダ7はロッド7aが上向きになるように配置されている。片ロッドシリンダ7のロッド7aにはリニアセンサ等の位置センサ15及び荷重センサ16が設けられており、インバータ制御回路3にフィードバックされ、所定の圧力、方向、速度指令制御装置に従って誘導電動機2を制御し、両回転形液圧ポンプ1の回転方向及び回転数を制御して、所定の作動を行うことができるようにされている。ロッド7aには図示しない負荷がかかっており、図で見て下方に荷重がかかっている。ヘッド側液圧路5には、チェックバルブ付カウンタバランスバルブ8が分岐接続され、その出口9とタンク20との間にパイロットチェックバルブ11がタンク側より出口側に作動液が流入可能な向きであり、パイロットライン11aへの圧力の供給により出口9よりタンク20に作動液が戻り可能に配設されている。ロッド側液圧路4にはパイロットチェックバルブ11のパイロットライン11aが接続されている。
次に、本発明の実施の形態の作動について説明する。シリンダ7には、自重によりヘッド側液圧路5に自重分の圧力がかかっている。チェックバルブ付カウンタバランスバルブ8のカウンタ圧力は自重換算圧力より若干高い圧力で設定される。停止時はポンプ1及びチェックバルブ付カウンタバランスバルブ8によりシリンダ7が維持される。上昇時は、ポンプ1よりヘッド側5に圧液(油)が供給されシリンダ7を上昇させる。ロッド側4からのシリンダ排出液はポンプ1のロッド側1aより吸入されるが、ヘッド側5圧力の高低にかかわらず、液量が不足するので、不足液はチェックバルブ6aを介してタンク20から吸入される。特に、上昇、加圧時には、ロッド側4がタンク圧であり、また、ポンプ吐出口1bからシリンダ7のヘッド側液圧口5までは、チェックバルブ8b等のバルブがないので、圧力損失が非常に少なく、微妙な圧力制御、広範囲な圧力制御が可能である。なお、低圧あるいは高精度の圧力制御を行うためには、シリンダ7は圧力の影響を受けないような低圧作動の可能なシリンダを用いるのがよいことはいうまでもない。
下降時においては、ヘッド側液圧路5に接続されたポンプ口1bより液圧を吸い込み下降させる。ロッド側4に供給されるポンプ油量はヘッド側5とほぼ同量であるので、ロッド側4が高圧になり、パイロットチェックバルブ11が開き、チェックバルブ付カウンタバランスバルブ8の出口9とタンクライン10とが接続される。これによりヘッド側液圧路5の余剰液分がタンク20へ排出される。
次に本発明の他の実施の形態について図面を参照して説明する。図2は本発明の実施の形態を示す流路選択弁としてフラッシングバルブ11′を使用した場合の両回転形液圧ポンプ回路22の回路図である。このものは流路選択弁として図1のパイロットチェックバルブ11に代えていわゆるフラッシングバルブ11′を使用している点で相違し、その他については同様であり、図1さらに図3と同様な部分には同符号を付し説明の一部を省略する。図2において、流路選択弁であるフラッシングバルブ11′はスプールタイプの切換弁であり、チェックバルブ付カウンタバランス8の出口9とロッド側液圧路4から分岐された分岐路4aにそれぞれ接続された二の接続口とタンクライン10に接続される接続口と、閉塞された閉塞ポート17が設けられている。
そして、出口9の液圧がロッド側4液圧より所定値以上の時には、図2で示すa位置となり出口9は閉塞ポート17に連通し、タンクライン10とは遮断され、また、ロッド側液圧路に接続された接続口4aとタンクライン10とが連通されるようにされている。また、ロッド側4の液圧が出口9の液圧より所定値以上の時には、図2で示すb位置となり、出口9はタンクライン10と連通されロッド側4に接続された接続口4aは閉塞ポート17に連通し、タンクライン10とは遮断するようにされている。出口9とロッド側4の液圧との液圧差が所定値未満の時、即ち、中立時においては、図2で示すc位置であり、出口9と、タンクライン10と、ロッド側液圧路に接続された接続口4aと、閉塞ポート17と、がすべて遮断、いわゆるオールポートブロックになるようにされている。
本発明の他の実施の形態の作動について説明する。停止時、下降時は前述したと同様に作用するので説明を省略する。上昇時は、ポンプ1よりヘッド側5に圧液(油)が供給されシリンダ7を上昇させる。ロッド側4からのシリンダ排出液はポンプ1のロッド側1aより吸入されるが、ヘッド側5圧力の高低にかかわらず、液量が不足するので、不足液はチェックバルブ6aを介してタンク20から吸入されるとともに、加えて、フラッシングバルブ11′を介してもタンク20から吸入されるため自吸性能が高まる。
本発明の実施の形態を示す流路選択弁としてパイロットチェックバルブを使用した場合の両回転形液圧ポンプ回路の回路図である。 本発明の実施の形態を示す流路選択弁としてフラッシングバルブを使用した場合の両回転形液圧ポンプ回路の回路図である。 従来の両回転形液圧ポンプ回路の回路図である。
符号の説明
1 両回転形液圧ポンプ
1a、1b 吸排口
2 電動機
3 制御装置
4 ロッド側液圧路
4a ロッド側液圧路に接続された接続口
5 ヘッド側液圧路
6a、6b バキュームチェックバルブ
7 片ロッドシリンダ
8 チェックバルブ付カウンタバランスバルブ
9 チェックバルブ付カウンタバランスバルブの出口
10 タンクライン
11 流量選択弁(パイロットチェックバルブ)
11a パイロットライン
11′ 流路選択弁(フラッシングバルブ)
20 タンク
21、22 両回転形液圧ポンプ回路

Claims (3)

  1. 相互に液体を吸入排出可能にされた一組の吸排口を有する両回転形液圧ポンプと、前記両回転形液圧ポンプを駆動する電動機と、前記電動機の回転方向及び回転数を制御し前記両回転形液圧ポンプの吸排出量を制御するようにされた制御装置と、前記両回転形液圧ポンプの吸排口にそれぞれ接続された二つの液圧路と、前記液圧路にそれぞれ設けられタンクに接続されたバキュームチェックバルブと、前記液圧路にそれぞれ接続されたヘッド側液圧路及びロッド側液圧路を備えた片ロッドシリンダと、を備えた両回転形液圧ポンプ回路であって、前記ヘッド側液圧路から分岐接続され前記ヘッド側液圧路の圧力を保持かつ逆流可能にされたチェックバルブ付カウンタバランスバルブと、前記ロッド側液圧路の液圧が前記チェックバルブ付カウンタバランスバルブの出口の液圧より所定値以上の時に、前記出口とタンクラインとを連通させ、その他の場合は前記ヘッド側液圧路の液圧が前記タンクライン側への流出しないようにされた流路選択弁と、が設けられていることを特徴とする両回転形液圧ポンプ回路。
  2. 前記流路選択弁は、パイロットチェックバルブであり、前記パイロットチェックバルブのパイロットラインが前記ロッド側液圧路に接続され、前記チェックバルブ付カウンタバランスバルブの出口が前記パイロットチェックバルブを介して前記タンクラインと連通されていることを特徴とする請求項1記載の両回転形液圧ポンプ回路。
  3. 前記流路選択弁は、前記チェックバルブ付カウンタバランスの出口と前記ロッド側液圧路から分岐された分岐路にそれぞれ接続された二つの接続口を有し、前記ロッド側の液圧が前記出口の液圧より所定値以上の時に、前記ロッド側液圧路に接続された接続口は前記タンクラインとは遮断され、前記出口と前記タンクラインとが連通され、前記出口の液圧が前記ロッド側の液圧より所定値以上の時に、前記ロッド側に接続された接続口は前記タンクラインと連通され、前記出口と前記タンクラインとが遮断され、前記出口と前記ロッド側の液圧との液圧差が所定値未満の時に、前記出口と、前記タンクラインと、ロッド側液圧路に接続された接続口と、前記タンクラインと、がすべて遮断するようにされたフラッシングバルブであることを特徴とする請求項1記載の両回転形液圧ポンプ回路。
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