JP4854262B2 - 駆動機構兼用発電装置 - Google Patents

駆動機構兼用発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4854262B2
JP4854262B2 JP2005308434A JP2005308434A JP4854262B2 JP 4854262 B2 JP4854262 B2 JP 4854262B2 JP 2005308434 A JP2005308434 A JP 2005308434A JP 2005308434 A JP2005308434 A JP 2005308434A JP 4854262 B2 JP4854262 B2 JP 4854262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
pump
hydraulic motor
switching valve
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005308434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007113755A (ja
Inventor
治彦 川崎
博 有路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP2005308434A priority Critical patent/JP4854262B2/ja
Publication of JP2007113755A publication Critical patent/JP2007113755A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4854262B2 publication Critical patent/JP4854262B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、アクチュエータの慣性エネルギーや位置エネルギーを利用して油圧モータを駆動するとともに、この油圧モータの回転力で発電機を回す駆動機構兼用発電装置に関する。
この種の装置として、特許文献1に記載された装置が従来から知られている。この従来の装置は、アクチュエータに慣性エネルギーや位置エネルギーが作用したときに、戻り側となる通路に、オンオフ的に切り換わる切換弁を設けている。そして、この切換弁がノーマル位置にあるとき、アクチュエータの戻り油が、この切換弁を経由してタンクに還流する。また、上記切換弁がノーマル位置から切り換え位置に切り換わったときには、上記慣性エネルギーや慣性エネルギーが作用したアクチュエータの戻り油が油圧モータに導かれるようにしている。そして、この油圧モータには発電機が連結されていて、上記戻り油で油圧モータが回転したとき、その回転力で発電機が回って発電される。
特開2004−11168号
上記のようにした従来の装置では、切換弁を上記切り換え位置からノーマル位置に切り換えたとき、言い換えると、切換弁を切り換え位置に保持して、油圧モータを駆動している最中に、切換弁を急遽ノーマル位置に戻して、アクチュエータを通常の制御に戻そうとしたとき、発電機に連結した油圧モータ側で負圧が発生してしまう。なぜなら、切換弁をノーマル位置に切り換えたとしても、油圧モータや発電機の慣性エネルギーが大きいために、それらがすぐに停止しないからである。特に、発電機の慣性エネルギーは大きいので、この発電機に連結した油圧モータが急に停止できずに、その吸い込み側で負圧が発生してしまう。
上記のように油圧モータの吸い込み側が負圧になると、そこにキャビテーションが発生するが、このキャビテーションが原因で、騒音が発生したり、油圧モータの摺動部に損傷が生じたりする。そこで、負圧を発生させないようにするために、例えば、アクチュエータを制御する切換制御弁をゆっくりと切り換えることも考えられるが、これでは、アクチュエータを歯切れよく制御できなくなってしまう。いずれにしても、従来の装置では、キャビテーションが発生しやすいという問題があり、その問題をオペレータの操作能力でカバーしようとすると、今度は歯切れのよい制御ができなくなるという問題があった。
また、油圧モータおよび発電機を止めようとして、切換弁をノーマル位置に切り換えても、上記のように発電機の慣性エネルギーが非常に大きいので、それがなかなか停止しない。油圧モータや発電機が停止するまでに時間がかかりすぎれば、油圧モータの吸い込み側における負圧がさらに大きくなってしまう。したがって、切換弁をノーマル位置に切り換えたときには、油圧モータや発電機を速やかに停止させなければならないが、短時間で上記エネルギーを吸収しようとすると、発電機を大型化しなければならない。
なぜなら、上記慣性エネルギーを吸収するために、発電機が、そのエネルギーを電気変換という形で吸収しなければならないので、エネルギーの吸収時間を短くしようとすれば、発電機を大型化せざるを得ないからである。ところが、発電機を大型化すれば、今度は発電機の慣性エネルギーがますます大きくなるということになり、慣性エネルギーを短時間で吸収するということと、発電機を小型に保つということとは、二律背反的な関係になってしまい、従来の装置ではそれらを一気に解決することができなかった。
さらに、アクチュエータに慣性エネルギーが作用したときに戻り側となる通路を上記のように油圧モータに接続したときと、それを油圧モータに接続せずに切換制御弁を介して直接タンクに戻す場合とで、アクチュエータの作動速度が相違することがある。このようにアクチュエータの作動速度が相違すると、オペレータにとっては、それが操作感の違いとして印象づけられてしまい、その違和感が操作性を悪くするという問題もあった。
の発明は、ポンプ兼用油圧モータと、このポンプ兼用油圧モータに連結したモータ兼用発電機とを備えるとともに、上記ポンプ兼用油圧モータに切換弁を接続し、この切換弁に設けた第1〜第4ポートのうち、第1ポートを上記ポンプ兼用油圧モータの一方の側に接続し、第2ポートをポンプ兼用油圧モータの他方の側に接続し、第3ポートをアクチュエータに接続し、第4ポートをタンクに接続してなり、上記切換弁を発電モードに切り換えたとき、上記第1ポートと第3ポートとを連通するとともに、第2ポートと第4ポートとを連通して、アクチュエータからの戻り流れをポンプ兼用油圧モータに導き、このポンプ兼用油圧モータから排出される戻り流れを、上記切換弁を介してタンクに還流させる一方、この切換弁をアクチュエータ駆動モードに切り換えたとき、第1ポートと第4ポートとを連通し、第2ポートと第3ポートとを連通し、モータ兼用発電機を駆動源として回転するポンプ兼用油圧モータにタンクからの作動油を吸い込ませるとともに、そのポンプ兼用油圧モータからの吐出油をアクチュエータに供給する構成にした駆動機構兼用発電装置を前提とする
上記装置を前提とし、の発明は、切換弁が中立位置にあるとき、第1ポートと第3ポートとの連通を遮断するとともに、第2,4ポートを、絞り開度を保って連通させた点に特徴を有する。
の発明は、上記ポンプ兼用油圧モータの上記他方の側からアクチュエータに連通する流路過程に、その他方の側からアクチュエータへの流れのみを許容するロードチェック弁を設けた点に特徴を有する。
の発明は、上記切換弁の第1ポートとポンプ兼用油圧モータの一方の側とを接続する一方の流路と、第2ポートとポンプ兼用油圧モータの他方の側とを接続する他方の流路との間には、上記一方の流路の最高圧を制御する第1リリーフ弁と、他方の流路の最高圧を制御する第2リリーフ弁とを設けた点に特徴を有する。
の発明は、上記切換弁の第1ポートとポンプ兼用油圧モータの一方の側とを接続する一方の流路に、補給流路を接続した点に特徴を有する。
の発明は、切換弁の上記第1ポートとポンプ兼用油圧モータの一方の側とを接続する一方の流路と、第2ポートとポンプ兼用油圧モータの他方の側とを接続する他方の流路との間に、短絡流路を設け、この短絡流路に、この短絡通路を開閉する開閉弁と、上記他方の流路から一方の流路に流れる流れのみを許容するチェック弁とを設けた点に特徴を有する。
の発明は、上記切換弁が中立位置にあるとき、第1ポートと第3ポートとの連通を遮断する一方、第1ポート、第2ポートおよび第4ポートを連通させ、これら第1,2ポートを介して、上記一方の流路と他方の流路とを短絡させる一方、上記他方の流路にロードチェック弁を設けた点に特徴を有する。
の発明は、上記アクチュエータを制御する切換制御弁を設け、この切換制御弁を通過してタンクに流れる流量Qtと、上記切換弁を通過して油圧モータに流れる流量Qmとの合計流量が、アクチュエータの戻り制御に必要とされる流量Qcに等しくなる関係を保って、上記切換制御弁と切換弁の開度とを制御する制御機構を設けた点に特徴を有する。
第1の発明は、ポンプ兼用油圧モータを、発電機を回す駆動源としたり、あるいはアクチュエータを駆動するための駆動源としたりすることができる駆動機構兼用発電装置において、切換弁を中立位置に切り換えてポンプ兼用油圧モータを停止させようとしたとき、第2ポートと第4ポートとの連通過程には絞り開度が保たれるので、慣性エネルギーで回転し続けるポンプ兼用油圧モータからの吐出油が上記絞り開度を介してタンクに戻されることになる。このように慣性エネルギーで回転し続けるポンプ兼用油圧モータからの吐出油がタンクに戻されるので、停止時にポンプ兼用モータにショックが発生しない。
の発明によれば、上記ポンプ兼用油圧モータの上記他方の側からアクチュエータに連通する流路過程にロードチェック弁を設けたので、ポンプ兼用油圧モータがポンプとして機能するとき、そのポンプ吐出圧が十分に確保されない状態でも、アクチュエータの作動油が逆流することはなくなる。そして、ポンプ兼用油圧モータのポンプ吐出圧が所定の圧力以上になったとき、当該ポンプ吐出油がアクチュエータに供給されることになる。
の発明によれば、一方の流路と他方の流路との間に、第1リリーフ弁と第2リリーフ弁とを設けたので、ポンプ兼用油圧モータを、油圧モータとして利用するときにも、ポンプとして利用するときにも、それらの最高圧を上記リリーフ弁で制御することができる。
の発明によれば、一方の流路に補給流路を接続したので、例えば、切換弁を中立位置に切り換えた状態で、ポンプ兼用油圧モータが慣性エネルギーで回転したとしても、上記補給流路から不足分の作動油を補給できる。したがって、上記一方の流路側で負圧が発生したりせず、当然のこととして、その負圧が原因となって発生するキャビテーションや、ポンプ兼用油圧モータの損傷等の問題も発生しない。
5,6の発明によれば、切換弁の中立時に、一方の流路と他方の流路とを短絡させることができるので、自ら排出した作動油を吸い込み側に戻すことができる。しかも、第5の発明の補給流路とも相まって、切換弁が中立状態にあるとき、ポンプ兼用油圧モータおよびモータ兼用発電機が慣性エネルギーで回転し続けても、ポンプ兼用油圧モータの吸い込み側に負圧が発生したりしない。したがって、従来のようにキャビテーションが発生せず、しかも、このキャビテーションが原因となっていた騒音や油圧モータの損傷などという問題も発生しない。
また、上記したように切換弁を中立位置に保っても、ポンプ兼用油圧モータおよびモータ兼用発電機のそれぞれが、慣性エネルギーで回転しつつづけても問題ないので、目的に応じた大きさのモータ兼用発電機を自由に選択できる。例えば、従来の装置で、大きな慣性エネルギーを短時間で吸収しようとすれば、その分、大きな発電機を用いなければならない。しかし、大きな発電機はさらに慣性エネルギーが大きくなるので、採用できる発電機の大きさには限界があった。しかし、この発明によれば、油圧モータおよび発電機の大きさにかかわりなく慣性エネルギーを吸収できるので、発電機の大きさを選択する設計の自由度が大幅に増すことになる。
の発明によれば、切換弁を中立位置に保っているときには、切換弁を介して一方の流路と他方の流路とを短絡させることができるので、短絡流路を特別に設ける必要がなくその分、装置の簡素化を達成できる。
の発明によれば、制御機構によって、アクチュエータに接続した切換制御弁を通過してタンクに流れる流量Qtと、上記切換弁を通過してポンプ兼用油圧モータに流れる流量Qmとの合計流量が、アクチュエータの戻り制御に必要とされる流量Qcに等しくなるので、ポンプ兼用油圧モータに流量を供給する必要がない場合のアクチュエータの作動速度に等しくなるように、切換制御弁と電磁比例切換弁開度を制御できる。したがって、モータ兼用発電機を駆動しているときにも、オペレータは違和感なくアクチュエータを操作することができる。
図1に示した第1実施形態は、この発明のアクチュエータであるシリンダ1に、3位置4ポート弁である切換制御弁2を接続したもので、そのポンプポート2aをポンプPに接続し、タンクポート2bをタンクTに接続している。また、一対のアクチュエータポート2c,2dのうち、一方のアクチュエータポート2cを、通路3を介してシリンダ1のロッド側室1aに接続し、他方のアクチュエータポート2dを、通路4を介してピストン側室1bに接続している。
上記のようにした切換制御弁2は、図示の中立位置にあるとき、各ポート2a〜2dのすべてを閉じた状態に保つ。そして、切換制御弁2が、図面左側位置に切り換わったとき、ポンプポート2aとアクチュエータポート2dとが連通し、タンクポート2bとアクチュエータポート2cとが連通する。したがって、ポンプPの吐出油は、シリンダ1のピストン側室1bに供給され、シリンダ1を伸長させるとともに、ロッド側室1aからの戻り油は、タンクTに返戻される。また、切換制御弁2を図面右側位置に切り換えると、今度は、上記ピストン側室1bがタンクTに連通し、ロッド側室1aがポンプPに連通することになり、シリンダ1を収縮させる。
なお、この実施形態におけるシリンダ1は、そのピストン側室1bを下にした状態で設置される。したがって、ピストン側室1bをタンクTに連通して、シリンダ1を収縮させるとき、このシリンダ1に作用している負荷によって、当該シリンダ1に慣性エネルギーや位置エネルギーが作用するとともに、このときには、通路4が戻り側の通路ということになる。また、当然のこととして、ピストン側室1bをポンプPに連通させたときには、シリンダ1はそれに作用している負荷を上昇させることになるので、当該シリンダ1には負荷による慣性エネルギーは作用しない。
上記のようにした切換制御弁2を制御するのが、パイロット制御機構5である。このパイロット制御機構5は、その操作レバー5aを操作することによって、切換制御弁2のいずれか一方のパイロット室にパイロット圧を導き、そのパイロット圧で切換制御弁2を上記のように切り換えるようにしている。
そして、上記シリンダ1が収縮動作するとき、その負荷に応じた慣性エネルギーや位置エネルギーが作用すること上記の通りであるが、このようにシリンダ1に慣性エネルギーが作用するときに戻り側となる通路4には、3位置4ポート弁である切換弁Sを接続している。この切換弁Sは、電気信号に応じてその切り換え量が制御されるものである。すなわち、この切換弁Sは、第1〜4ポート6〜9を備え、第1ポート6は、モータ兼用発電機Gの動力源であるポンプ兼用油圧モータMに対して供給側となる第1流路10に接続している。また、第2ポート7は、上記ポンプ兼用油圧モータMに対して戻り側あるいは吐出側となる第2流路11に接続し、第3ポート8は接続通路12を介して前記通路4に接続し、第4ポート9は接続通路13を介してタンクTに接続している。
上記のようにした切換弁Sは、その両側にパイロット室14,15とセンタリングスプリング16,17とを設けている。そして、上記一方のパイロット室14はパイロット制御機構5に連通させ、切換制御弁2を図面左側に切り換えたとき、言い換えると、ポンプPの吐出油をシリンダ1のピストン側室1bに供給するとき、上記パイロット室14にパイロット圧が作用するようにしている。また、他方のパイロット室15は、パイロット圧制御弁18を接続しているが、このパイロット圧制御弁18は、ソレノイド18aの励磁電流に応じてパイロット圧を制御するものである。したがって、パイロット圧制御弁18は上記ソレノイド18aに供給された励磁電流に応じたパイロット圧を、上記パイロット室15に導くとともに、このパイロット圧の大きさに応じて切換弁Sが切り換わることになる。
上記のようにした切換弁Sは、通常は、センタリングスプリング16,17の作用で、図示の中立位置を保つが、切換弁Sが中立位置にあるとき、第1,3ポート6,8の連通が遮断され、第2,4ポート2,9が絞り開度を保って連通する。そして、シリンダ1のピストン側室1bにポンプPの吐出油を供給するために、切換制御弁2を図面左側位置に切り換えると、それにともなって切換弁Sも、上記中立位置から図面上側位置であるアクチュエータ駆動モードに切り換えられる。このように切換弁Sが、アクチュエータ駆動モードに切り換えられると、第1ポート6と第4ポート9とが連通し、第2ポート7と第3ポート8とが連通する。
また、他方のパイロット室15にパイロット圧が作用すると、切換弁Sは図面下側位置である発電モードに切り換わり、第1ポート6と第3ポート8とを連通させ、第2ポート7と第4ポート9とを連通させる。ただし、このときの上記各ポートの連通開度は、上記したようにソレノイド18aの励磁電流に応じて制御されるものである。なお、このソレノイド18aの励磁電流と、前記したパイロット制御機構5の操作レバー5aの操作量とが同期するように、図示していないコントローラが制御している。
また、上記第1流路10と第2流路11との間には、それら両者を短絡させる短絡流路19を設けるとともに、この短絡流路19には、この短絡流路19を開閉する開閉弁20と、第2流路11から第1流路10への流れのみを許容するチェック弁21とを直列に設けている。そして、上記開閉弁20はそのパイロット室20aにパイロット圧が作用したとき、スプリング2bに抗して切り換わるもので、そのノーマル位置では短絡流路19を開放し、パイロット圧が作用して切り換え位置に切り換わったとき、短絡流路19を閉塞するものである。しかも、上記開閉弁20のパイロット室20aは、前記切換制御弁2を図面左側位置に切り換えるためのパイロット室と連通している。したがって、切換制御弁2を図面左側位置に切り換えて、シリンダ1のピストン側室1bにポンプ吐出油を導くときに、上記開閉弁20が閉位置に切り換わるものである。
さらに、上記第1流路10と第2流路11との間には、第1,2リリーフ弁22,23を設けているが、第1リリーフ弁22は第1流路10の最高圧を制御し、第2リリーフ弁23は第2流路11の最高圧を制御するものである。また、上記第2流路11には、ポンプ兼用油圧モータMから第2ポート7への流通のみを許容するロードチェック弁24を設けている。さらに、上記第1流路10には、補給流路25を接続し、タンクTから不足流量を吸い込めるようにしている。なお、図中符号26は補給流路25に設けたチェック弁で、タンクTから第1流路10への流通のみを許容するものである。
次に、この第1実施形態の作用を説明する。今、切換制御弁2を図示の中立位置に保った状態から、パイロット制御機構5の操作レバー5aを操作して、切換制御弁2を図面右側位置に切り換えたとすると、ポンプPの吐出油がロッド側室1aに供給されるが、ピストン側室1bからの排出油は、タンクTに戻される。ただし、このときには、切換制御弁2のアクチュエータポート2dとタンクポート2bとの間には、絞り27が形成される構成にしているが、この絞り27の開度は、切換制御弁2の切り換えストロークに応じて変化するようにしている。
また、上記のように切換制御弁2が図面右側位置に切り換わると、切換弁Sが図面下側位置である発電モードに切り換わる。このとき、図示していないコントローラは、切換制御弁2の切り換え量、すなわち絞り27の開度に応じて、ソレノイド18aに供給する励磁電流を制御する。したがって、切換弁Sの発電モードにおける切り換え量は、上記絞り27の開度に応じて制御されることになるが、その切り換え量は次のようにして制御される。
すなわち、上記切換制御弁2を通過してタンクTに流れる流量Qtと、上記切換弁Sを通過して油圧モータMに供給される流量Qmとの合計流量が、シリンダ1の戻り制御に必要とされる流量Qcに等しくなるようにしている。言い換えると、シリンダ1からの戻り流量の全量Qcが、上記絞り27を通過する流量Qtと、切換弁Sを通過する流量Qmとの合計流量になるように制御される。このように流量が制御されることによって、ポンプ兼用油圧モータMとモータ兼用発電機Gとを設けた場合と、それを設けなかった場合とで、オペレータが感覚するシリンダ1の操作感がほとんど違わなくなるといった効果が期待できる。
上記のようにして切換弁Sが、発電モードに切り換わると、上記絞り27の圧力損失分の圧油が、第1流路10に導かれるので、ポンプ兼用油圧モータMがその圧力で回転してモータ兼用発電機Gを回し、発電機能を発揮させる。なお、このモータ兼用発電機Gには、図示していないバッテリーを接続し、その発電した電力を蓄電できるようにしている。そして、上記の状態から、切換制御弁2を図示の中立位置に戻すと、シリンダ1が停止するとともに、図示していないコントローラが機能して、切換弁Sの励磁電流をゼロに設定し、切換弁Sを、図示の中立位置に復帰させる。
切換弁Sが、上記のように中立位置に復帰すれば、ポンプ兼用油圧モータMへの圧油の供給が断たれるので、ポンプ兼用油圧モータMは停止しようとするが、ポンプ兼用油圧モータMおよびモータ兼用発電機Gの慣性エネルギーによって、ポンプ兼用油圧モータMは、上記慣性エネルギーが吸収されるまで回転し続ける。このように油圧モータMが慣性エネルギーで回転し続けると、当該ポンプ兼用油圧モータMは、実質的にポンプ作用をする。したがって、第1流路10側から作動油を吸い込んで、第2流路11側に作動油を吐出するが、上記したように、切換弁Sの第1ポート6と第3ポート8との連通が遮断されているので、ポンプ兼用油圧モータMは、第1流路10から十分に作動油を吸い込むことができない。
しかし、このときには、ポンプ兼用油圧モータMから第2流路11側に吐出された作動油が、短絡通路19を介して、圧力が低くなっている第1流路10側に返戻される。しかも、補給流路25からも、タンクTの作動油が補給されるので、ポンプ兼用油圧モータMの吸い込み側において負圧が発生せず、その負圧が原因となってキャビテーションが発生するという問題は解消されることになる。
また、例えば、シリンダ1を伸長させたりあるいは収縮させたりする動作を、短時間で繰り返すことがあるが、このような動作を短時間で繰り返すと、切換弁Sも実質的にオンオフ動作を繰り返すことになる。しかし、慣性エネルギーの大きなモータ兼用発電機Gと連結したポンプ兼用油圧モータMは、短時間で停止と駆動を繰り返すことができないが、この実施形態では、切換弁Sが、短時間でオンオフを繰り返しても、発電機Gの慣性エネルギーを吸収することができるとともに、第1流路10側に負圧も発生せず、当然のこととしてキャビテーションも発生しない。
しかも、切換弁Sが、図示の中立位置に急に切り換わったとしても、第2ポート7と第4ポート9とは、絞り開度を維持して連通するので、ポンプ兼用油圧モータMにショックが発生することもない。
一方、上記切換制御弁2を図面左側位置に切り換えて、シリンダ1のピストン側室1bにポンプPの吐出油を供給すると、そのときの切換制御弁2を切り換えるためのパイロット圧が切換弁Sの一方のパイロット室14に作用する。したがって、このときには、切換弁Sが図面上側位置であるアクチュエータ駆動モードに切り換わる。このように切換弁Sが、アクチュエータ駆動モードに切り換わると、第1ポート6と第4ポート9とが連通するので、第1流路10はこれら第1,4ポート6,9を介してタンクTに連通することになる。また、第2ポート7と第3ポート8とが連通するので、第2流路11は、これら第2,3ポート7,8を介して通路4に連通することになる。しかも、このときには、開閉弁20も閉位置を保つので、短絡流路19が閉塞された状態を保つことになる。
上記のように切換弁Sがアクチュエータ駆動モードに切り換わった状態で、図示していないバッテリーに蓄電された電力を利用してモータ兼用発電機Gを電動モータとして駆動すると、その駆動力によってポンプ兼用油圧モータMが回転し、ポンプとして機能することになる。つまり、ポンプ兼用油圧モータMは、第1流路10,第1,4ポート6,9および接続通路13を介してタンクTに連通するので、このタンクTから作動油を吸い込むことになる。また、このポンプ機能を果たすポンプ兼用油圧モータMから吐出された吐出油は、第2流路11→第2ポート7→第3ポート8→接続通路12を介して通路4内の作動油と合流することになる。
したがって、ポンプ機能を果たすポンプ兼用油圧モータMから吐出された作動油はシリンダ1を伸長させるための動力源として機能することになる。なお、第2流路11にはロードチェック弁24を設けているので、ポンプ兼用油圧モータMの吐出圧が十分に高くならず、通路4側との間で圧力差が生じているときには、このロードチェック弁24が開かない。したがって、シリンダ1のピストン側室1b側の圧油が、第2流路11に逆流するおそれはいっさいない。そして、ポンプ兼用油圧モータMの吐出圧が十分に高くなれば、ロードチェック弁24を自動的に開弁して、ポンプ兼用油圧モータMからの吐出油が、通路4側に合流することになる。
図2に示した第2実施形態は、第1実施形態の短絡流路19を省略して、切換弁Sに短絡流路28を設けたものである。すなわち、切換弁Sが図示の中立位置にあるとき、上記短絡通路28は、切換弁Sの第1ポート6と第2ポート7とを連通させるものである。ただし、この連通ポイントは、切換弁Sが中立位置にあるとき絞り開度を維持するが、この絞り開度よりも第2流路11側にしている。このように第2実施形態は、切換弁Sに短絡流路28を設けたもので、その他の構成は第1実施形態と全く同じである。したがって、この第2実施形態の他の構成要素の説明および作用の説明は省略する。
図3に示した第3実施形態は、ロードチェック弁24を、ポンプ兼用油圧モータMからの吐出流れに対して、切換弁Sの上流側に設けたものである。そして、ロードチェック弁24を切換弁Sの上記上流側に設けるために、切換弁Sに第5ポート29を設け、この第5ポート29と接続通路12とを連通させる連通路30に上記ロードチェック弁24を設けたものである。このようにした切換弁Sは、図示の中立位置にあるとき、および図面下側である発電モードにあるとき、第5ポート29が閉じる。そして、切換弁Sが図面上側であるアクチュエータ駆動モードに切り換えられたとき、この第5ポート29が第2ポート7と連通するとともに、第2ポート7と第3ポート8との連通が遮断されるようにしている。
上記以外の構成は、第1実施形態と同じなので、その詳細な説明を省略するとともに、それらの作用も第1実施形態と実質的に同じなので、作用の説明も省略する。
図4に示した第4実施形態は、切換弁Sを、発電モード切換弁S1と、アクチュエータ駆動モード切換弁S2との2つに分けるとともに、短絡流路19を省略したもので、その他は、上記第1実施形態と同様である。したがって、ここでは、発電モード切換弁S1およびアクチュエータ駆動モード切換弁S2の構成のみを説明し、他の構成要素の説明を省略する。
上記発電モード切換弁S1は、その一方にスプリング31のバネ力を作用させ、他方にはパイロット室32を設けている。そして、このパイロット室32にはパイロット圧制御弁33を接続しているが、このパイロット圧制御弁33は、ソレノイド33aの励磁電流に応じてパイロット圧を制御するものである。したがって、パイロット圧制御弁33は上記ソレノイド33aの励磁電流に応じたパイロット圧を上記パイロット室32に導くとともに、このパイロット圧の大きさに応じて発電モード切換弁S1が切り換わることになる。このようにした発電モード切換弁S1は、2位置4ポート弁からなるもので、その第1〜4ポート34〜37を設けている。
上記第1ポート34は第1流路10に連通し、第2ポート35は第2流路11の分岐路11aに接続し、第3ポート36は接続通路12に連通し、第4ポート37は接続通路13を介してタンクTに連通させている。そして、この発電モード切換弁S1はそれが図示の中立位置にあるとき、第1〜4ポート34〜37の連通がすべて遮断されるようにしている。また、発電モード切換弁S1が図面下側位置である発電モードに切り換わると、第1,3ポート34,36が連通して、第1流路10と接続通路12とを連通させ、第2,4ポート35,37が連通して、第2流路11と接続通路13とを連通させる。
なお、発電モード切換弁S1は、パイロット圧制御弁33の作用で切り換わるが、このパイロット圧制御弁33は、切換制御弁2がシリンダ1を収縮させる方向に切り換わったとき、その切り換え量すなわち絞り27の開度に比例したパイロット圧を出力するようにしている。
一方、アクチュエータ駆動モード切換弁S2は、その一方にスプリング38のバネ力を作用させ、他方にはパイロット室39を設けている。そして、このパイロット室39にはパイロット圧制御弁40を接続しているが、このパイロット圧制御弁40は、ソレノイド40aの励磁電流に応じてパイロット圧を制御するものである。したがって、パイロット圧制御弁40は上記ソレノイド40aの励磁電流に応じたパイロット圧を上記パイロット室39に導くとともに、このパイロット圧の大きさに応じてアクチュエータ駆動モード切換弁S2が切り換わることになる。このようにしたアクチュエータ駆動モード切換弁S2は、2位置4ポート弁からなるもので、その第1〜4ポート41〜44を設けている。
上記第1ポート41は第2流路11に連通し、第2ポート42は接続通路13に接続し、第3ポート43は第1流路10に連通し、第4ポート44は接続通路12に連通している。そして、このアクチュエータ駆動モード切換弁S2はそれが図示の上側位置にあるとき、第1,3ポート41,43が連通し、第2,4ポート42,44の連通が遮断される。また、アクチュエータ駆動モード切換弁S2が図面下側位置であるアクチュエータ駆動モードに切り換わると、第1,4ポート41,44が連通して、第2流路11と接続通路12とを連通させ、第2,3ポート42,43が連通して、接続通路13と第1流路10とを連通させる。
したがって、発電モード切換弁S1を発電モードに切り換えるとともに、アクチュエータ駆動モード切換弁S2を中立位置に保っておけば、第1実施形態と同様にして、通路4に流れた戻り油が、接続通路12→第3ポート36→第1ポート34→第1流路10を経由してポンプ兼用油圧モータMに流入するとともに、このポンプ兼用油圧モータMからの戻り油が、第2流路11→分岐路11a→第2ポート35→第3ポート37→接続通路13を経由してタンクTに戻される。したがって、ポンプ兼用油圧モータMが回転してモータ兼用発電機Gを回し、初期の発電をすることになる。
このとき、第1流路10側が負圧になっても、ポンプ兼用油圧モータMからの戻り油が、上記アクチュエータ駆動モード切換弁S1の第1,3ポート41,43を介して第1流路10に流入するとともに、補給流路25からも作動油が補給されるので、第1流路10が負圧になることはほとんどない。また、ロードチェック弁24を設けているので、第1流路10側の高圧が、第2流路11側に逆流することもない。
次に、アクチュエータ駆動モード切換弁S2を図面下側位置であるアクチュエータ駆動モードに切り換え、発電モード切換弁S1を中立位置に保つとともに、モータ兼用発電機Gを駆動源としてポンプ兼用油圧モータMを回すと、ポンプ兼用油圧モータMには、タンクTからの作動油が、接続通路13→第2ポート42→第3ポート43→第1流路10を介してポンプ機能を果たすポンプ兼用油圧モータMに吸い込まれる。また、ポンプ機能を果たすポンプ兼用油圧モータMから吐出された圧油は、第2流路11→ロードチェック弁24→第1ポート41→第4ポート44→接続通路12を経由して、シリンダ1に供給されることになる。
上記以外の構成および作用は、第1実施形態とすべて同じである。
いずれにしても、上記各実施形態において、発電モードのときと、アクチュエータ駆動モードのときとで、ポンプ兼用油圧モータMが、常に同じ方向に回転するので、上記のモード切り換え時のショックが発生しない。
なお、上記いずれの実施形態においても、アクチュエータがシリンダの場合には、このシリンダに慣性エネルギーと位置エネルギーとが作用するが、アクチュエータが、例えば、回転系の油圧モータの場合には、慣性エネルギーのみが作用する。したがって、シリンダの場合には、慣性エネルギーと位置エネルギーとの両方を吸収しなければならないが、油圧モータの場合には慣性エネルギーのみを吸収すれば足りることになる。
第1実施形態の回路図である。 第2実施形態の回路図である。 第3実施形態の回路図である。 第4実施形態の回路図である。
符号の説明
1 アクチュエータであるシリンダ
S 切換弁
S1 発電モード切換弁
S2 アクチュエータ駆動モード切換弁
6〜9 第1〜4ポート
34〜37 第1〜4ポート
41〜44 第1〜4ポート
M ポンプ兼用油圧モータ
G モータ兼用発電機
10 第1流路
11 第2流路
19,28 短絡流路
20 開閉弁
21 チェック弁
22,23 第1,2リリーフ弁
24 ロードチェック弁
25 補給流路

Claims (7)

  1. ポンプ兼用油圧モータと、このポンプ兼用油圧モータに連結したモータ兼用発電機とを備えるとともに、上記ポンプ兼用油圧モータに切換弁を接続し、この切換弁に設けた第1〜第4ポートのうち、第1ポートを上記ポンプ兼用油圧モータの一方の側に接続し、第2ポートをポンプ兼用油圧モータの他方の側に接続し、第3ポートをアクチュエータに接続し、第4ポートをタンクに接続してなり、上記切換弁を発電モードに切り換えたとき、上記第1ポートと第3ポートとを連通するとともに、第2ポートと第4ポートとを連通して、アクチュエータからの戻り流れをポンプ兼用油圧モータに導き、このポンプ兼用油圧モータから排出される戻り流れを、上記切換弁を介してタンクに還流させる一方、この切換弁をアクチュエータ駆動モードに切り換えたとき、第1ポートと第4ポートとを連通し、第2ポートと第3ポートとを連通し、モータ兼用発電機を駆動源として回転するポンプ兼用油圧モータにタンクからの作動油を吸い込ませるとともに、そのポンプ兼用油圧モータからの吐出油をアクチュエータに供給する構成にした駆動機構兼用発電装置において、上記切換弁が中立位置にあるとき、第1ポートと第3ポートとの連通を遮断するとともに、第2,4ポートを、絞り開度を保って連通させる構成にした駆動機構兼用発電装置。
  2. 上記ポンプ兼用油圧モータの上記他方の側からアクチュエータに連通する流路過程に、その他方の側からアクチュエータへの流れのみを許容するロードチェック弁を設けた請求項1に記載された駆動機構兼用発電装置。
  3. 上記切換弁の第1ポートとポンプ兼用油圧モータの一方の側とを接続する一方の流路と、第2ポートとポンプ兼用油圧モータの他方の側とを接続する他方の流路との間には、上記一方の流路の最高圧を制御する第1リリーフ弁を設けた請求項1または2に記載された駆動機構兼用発電装置。
  4. 上記切換弁の第1ポートとポンプ兼用油圧モータの一方の側とを接続する一方の流路に、補給流路を接続した請求項1〜3のいずれか一に記載された駆動機構兼用発電装置。
  5. 上記切換弁の上記第1ポートとポンプ兼用油圧モータの一方の側とを接続する一方の流路と、第2ポートとポンプ兼用油圧モータの他方の側とを接続する他方の流路との間に、短絡流路を設け、この短絡流路には、上記他方の流路から一方の流路に流れる流れのみを許容するチェック弁を設けた請求項1〜4のいずれか一に記載された駆動機構兼用発電装置。
  6. 上記切換弁が中立位置にあるとき、第1ポートと第3ポートとの連通を遮断する一方、第1ポート、第2ポートおよび第4ポートを連通させ、これら第1,2ポートを介して、上記一方の流路と他方の流路とを短絡させる一方、上記他方の流路にロードチェック弁を設けた請求項1〜4のいずれか一に記載された駆動機構兼用発電装置。
  7. アクチュエータを制御する切換制御弁を設け、この切換制御弁を通過してタンクに流れる流量Qtと、上記切換弁を通過して油圧モータに流れる流量Qmとの合計流量が、アクチュエータの戻り制御に必要とされる流量Qcに等しくなる関係を保って、上記切換制御弁と切換弁の開度とを制御する制御機構を設けた請求項1〜6のいずれかに一に記載された駆動機構兼用発電装置。
JP2005308434A 2005-10-24 2005-10-24 駆動機構兼用発電装置 Expired - Fee Related JP4854262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308434A JP4854262B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 駆動機構兼用発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308434A JP4854262B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 駆動機構兼用発電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007113755A JP2007113755A (ja) 2007-05-10
JP4854262B2 true JP4854262B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=38096122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005308434A Expired - Fee Related JP4854262B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 駆動機構兼用発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4854262B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103410811A (zh) * 2013-08-22 2013-11-27 安徽合力股份有限公司 一种用于起重系统疲劳试验的能量回收型液压系统

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007239894A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kayaba Ind Co Ltd エネルギー変換装置
JP4871843B2 (ja) * 2007-11-19 2012-02-08 住友建機株式会社 建設機械のブーム駆動回路
IT201700042145A1 (it) * 2017-04-14 2018-10-14 Walvoil Spa Circuito idraulico con funzione combinata di compensazione e recupero energetico
IT201900021126A1 (it) 2019-11-13 2021-05-13 Walvoil Spa Circuito idraulico con funzione combinata di compensazione e recupero energetico

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146624A (en) * 1975-06-11 1976-12-16 Nippon Soken Inc Internal combustion engine with fuel modification device
JPS5716601A (en) * 1980-07-04 1982-01-28 Kubota Ltd Working machine with posture controller
JPS59138600A (ja) * 1983-01-21 1984-08-09 株式会社日本製鋼所 バツテリ式フオ−クリフトの油圧回路
JPS6016001A (ja) * 1983-07-06 1985-01-26 Fujitsu Ltd ハイブリツド結合器
JPH0228499A (ja) * 1988-07-13 1990-01-30 Toyota Autom Loom Works Ltd バッテリ式産業用車両の油圧装置
JP3881915B2 (ja) * 2002-03-13 2007-02-14 株式会社タダノ 油圧アクチュエータの駆動装置
JP2004190845A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械の駆動装置
JP2006336843A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械の制御装置
JP4703362B2 (ja) * 2005-10-24 2011-06-15 カヤバ工業株式会社 駆動機構兼用発電装置
JP2007113757A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Kayaba Ind Co Ltd 駆動機構兼用発電装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103410811A (zh) * 2013-08-22 2013-11-27 安徽合力股份有限公司 一种用于起重系统疲劳试验的能量回收型液压系统
CN103410811B (zh) * 2013-08-22 2015-07-15 安徽合力股份有限公司 一种用于起重系统疲劳试验的能量回收型液压系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007113755A (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1584822B1 (en) Hydraulic control system and construction machine
JP4762022B2 (ja) エネルギー変換装置
EP1760326B1 (en) Hydraulic controller for working machine
JP5461234B2 (ja) 建設機械の制御装置
KR101782755B1 (ko) 하이브리드 건설 기계의 제어 시스템
JP5802338B2 (ja) 建設機械用作業装置の駆動制御システム
WO2010128645A1 (ja) ハイブリッド建設機械の制御装置
JP2006312995A (ja) 作業機械のブームエネルギの回生装置及びエネルギの回生装置
JP4773883B2 (ja) 作業機械の制御装置
KR20110076073A (ko) 네가티브 컨트롤방식 유압시스템
JP4703362B2 (ja) 駆動機構兼用発電装置
JP4854262B2 (ja) 駆動機構兼用発電装置
JP4704259B2 (ja) エネルギー変換装置
JP2017125537A (ja) ハイブリッド作業機の制御システム
CN107532627B (zh) 建筑机械的控制系统
JP4703361B2 (ja) エネルギー変換装置
JP2007113757A (ja) 駆動機構兼用発電装置
JP2007239894A (ja) エネルギー変換装置
JP2010169268A (ja) 作業機械のブームエネルギの回生装置
JP2019052664A (ja) 油圧回路
JP3898167B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JP4703419B2 (ja) 油圧アクチュエータ用制御回路
WO2023162884A1 (ja) 流体圧回路
JP4703418B2 (ja) 油圧アクチュエータ用制御回路
JP4684134B2 (ja) エネルギー変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110927

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111025

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4854262

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees