JP4684134B2 - エネルギー変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、アクチュエータの慣性エネルギーや位置エネルギーを利用して油圧モータを駆動するとともに、この油圧モータの回転力で発電機を回すエネルギー変換装置に関する。
この種の装置として、特許文献1に記載された装置が従来から知られている。この従来の装置は、アクチュエータに慣性エネルギーや位置エネルギーが作用したときに戻り側となる通路に、オンオフ的に切り換わる切換弁を設けている。そして、この切換弁がノーマル位置にあるとき、慣性エネルギーや位置エネルギーが作用したアクチュエータの戻り油が、この切換弁を経由してタンクに還流する。また、上記切換弁がノーマル位置から切換位置に切り換わったときには、上記慣性エネルギーや位置エネルギーが作用したアクチュエータの戻り油が油圧モータに導かれるようにしている。そして、この油圧モータには発電機が連結されているので、上記戻り油で油圧モータが回転すれば、その回転力で発電機が回って発電される。また、上記油圧モータからの戻り油は、そのままタンクに戻される。つまり、アクチュエータからの戻り油は、発電機に連結した油圧モータを介してタンクに戻されることになる。
特開2004−11168号公報
上記のようにした従来の装置では、例えば、発電機に連結したバッテリーがフル充電に近い状態になると、当然のこととして、充電量が少なくなるため発電機の回転抵抗が小さくなる。したがって、この発電機に連結した油圧モータの負荷も小さくなり、その回転数が上昇してしまう。このようにして、油圧モータの回転数が上昇すれば、アクチュエータからの戻り油がタンクに還流するときの流動抵抗も小さくなるので、オペレータの意思とは関係なくアクチュエータの作動スピードも上昇してしまう。また、フル充電になれば、切換弁がオフの位置に切り換わるので、油圧モータには油が流れなくなる。すると、アクチュエータの戻り流量は絞りを介して戻されることになるので、アクチュエータの戻り速度が極端に遅くなる。
つまり、従来の装置では、バッテリーの充電状況によって、アクチュエータの作動速度が変化し、作業性が悪くなるという問題があった。
また何らかの原因で、油圧モータや発電機にトラブルが発生し、油圧モータのスムーズな回転が損なわれたときにも、切換弁がオフになるので、上記の場合と同じ理由で、アクチュエータの作業性が悪くなるという問題が発生していた。
第1の発明は、次の構成からなる。すなわち、アクチュエータを制御する第1制御弁を設け、この第1制御弁は、その中立位置以外の第1切換位置において、ポンプとアクチュエータの一方の側とを連通させ、アクチュエータの他方の側とタンクとを連通させ、上記中立位置以外の第2切換位置において、ポンプとアクチュエータの他方の側とを連通させ、アクチュエータの一方の側とタンクとを絞りを介して連通させる。また、この絞りとアクチュエータの一方の側とを連通する通路を、上記アクチュエータに慣性エネルギーや位置エネルギーが作用したときに戻り側となる通路とし、この戻り側となる通路に対して、発電機に連結した油圧モータを、パイロット圧制御電磁弁で制御されたパイロット圧で開閉するパイロット切換弁を介して、第1制御弁とパラレルに接続している。かつ、上記第1制御弁に設けた一対のパイロット室をパイロット操作機構に接続し、このパイロット操作機構の操作に関連して、第1制御弁を上記中立位置から第1切換位置あるいは第2切換位置に切り換え可能にしている。一方、アクチュエータに慣性エネルギーあるいは位置エネルギーが作用したときに戻り側となる上記通路には、上記戻り側となる通路をタンクに導く絞り機能解除位置と、上記戻り側となる通路とタンクとの連通を遮断する絞り機能発揮位置とに切り換え可能な第2制御弁を接続している。しかも、この第2制御弁に設けたパイロット室と、上記第1制御弁を第2切換位置に切り換えるときにパイロット圧が導かれるパイロット室との間にパイロット通路を設け、このパイロット通路にパイロット圧制御用電磁比例弁を設けるとともに、このパイロット圧制御用電磁比例弁は、第1制御弁側のパイロット室と第2制御弁側のパイロット室とを連通させる連通位置あるいはその連通を遮断して第2制御弁側のパイロット室をタンクに導く遮断位置に切り換え可能にする。
さらに、上記パイロット圧制御用電磁比例弁を制御するコントローラを備え、このコントローラには、上記発電機で発電した電力を蓄電するバッテリーの蓄電状況を検出する蓄電センサーあるいは上記油圧モータや発電機の作動状況を検出するフェイルセーフセンサーの少なくともいずれか一方を接続し、上記油圧モータを回転させる充電時には、コントローラが、パイロット切換弁を開位置に保つとともに、パイロット圧制御用電磁比例弁を上記遮断位置に保って第1制御弁のパイロット室のみにパイロット圧を作用させて、第2制御弁を絞り機能発揮位置に保ち、コントローラが蓄電センサーからのフル充電信号やフェイルセーフセンサーからのフェイル信号を感知したとき、コントローラは、パイロット切換弁を閉位置に保つとともに、上記パイロット圧制御用電磁比例弁を連通位置に保って第2制御弁のパイロット室にもパイロット圧を導き、第2制御弁を絞り機能解除位置に切り換える構成にしている。
第2の発明は、上記第2制御弁を3位置4ポート弁とし、その中立位置を上記絞り機能発揮位置とし、その中立位置以外の一方の切換位置を上記絞り機能解除位置とするとともに、上記中立位置以外の他方の切換位置を増速位置とし、かつ、この第2制御弁は、第1制御弁に接続した上記ポンプとは別のポンプに接続したポンプポートと、タンクに連通したタンクポートと、アクチュエータの一方の側に連通したアクチュエータポートと、アクチュエータの他方の側に連通したアクチュエータポートとを備え、しかも、この第2制御弁は一対のパイロット室のいずれかに導かれたパイロット圧の作用で切り換わるとともに、第2制御弁を絞り機能解除位置に切り換えるためのパイロット室を、上記パイロット圧制御用電磁比例弁を介して、上記第1制御弁を第2切換位置に切り換えるときにパイロット圧が導かれる第1制御弁のパイロット室に連通し、第2制御弁の他方のパイロット室を、上記第1制御弁を第1切換位置に切り換えるときにパイロット圧が導かれる第1制御弁のパイロット室に連通する一方、第2制御弁が増速位置に切り換えられたとき、第1制御弁に接続したポンプと、第2制御弁に接続したポンプとの合計吐出量が、アクチュエータの他方の側に供給される構成にしている。
第1の発明によれば、コントローラは、蓄電センサーからのフル充電信号やフェイルセーフセンサーからのフェイル信号に基づいて、パイロット切換弁を閉位置にするとともに、パイロット圧制御用電磁比例弁を制御して、第2制御弁を絞り機能解除位置に切り換える構成にしたので、フル充電に達したときあるいは故障等が発生したときにも、アクチュエータの作動速度に影響を及ぼしたり、作業性を悪くしたりしない。
第2の発明によれば、第2の制御弁を増速位置に切り換えることによって、アクチュエータの作動速度を上げることができる。
図1に示した実施形態は、この発明のアクチュエータであるシリンダ1に、3位置4ポート弁である第1制御弁2を接続し、そのポンプポート2aを第1可変容量形ポンプP1に接続し、タンクポート2bをタンクTに接続している。また、一対のアクチュエータポート2c,2dのうち、一方のアクチュエータポート2cを、通路3を介してシリンダ1のピストン側室1aに接続し、他方のアクチュエータポート2dを、通路4を介してロッド側室1bに接続している。なお、この発明におけるアクチュエータの一方の側は上記ピストン側室1aに相当し、アクチュエータの他方の側はロッド側室1bに相当するものである。
上記のようにした第1制御弁2は、図示の中立位置A1にあるとき、各ポート2a〜2dのすべてを閉じた状態に保つ。そして、第1制御弁2が、図面左側位置である第1切換位置B1に切り換わったとき、ポンプポート2aとアクチュエータポート2cとが連通し、タンクポート2bとアクチュエータポート2dとが連通する。したがって、第1可変容量形ポンプP1の吐出油は、シリンダ1のピストン側室1aに供給され、シリンダ1を伸長させるとともに、ロッド側室1bからの戻り油は、タンクTに返戻される。また、第1制御弁2を図面右側位置である第2切換位置C1に切り換えると、今度は、上記ピストン側室1aがタンクTに連通し、ロッド側室1bが可変容量形ポンプPに連通することになり、シリンダ1を収縮させる。ただし、この第2切換位置C1においては、アクチュエータポート2cとタンクポート2b間において絞り5が形成される構成にしている。
なお、この実施形態におけるシリンダ1は、そのピストン側室1aを下にした状態で設置されている。したがって、ピストン側室1aをタンクTに連通して、シリンダ1を収縮させるとき、このシリンダ1に作用している負荷によって、当該シリンダ1に慣性エネルギーや位置エネルギーが作用するとともに、このときには、通路3が戻り側の通路ということになる。また、当然のこととして、ピストン側室1aを可変容量形ポンプPに連通させたときには、シリンダ1はそれに作用している負荷を上昇させることになるので、当該シリンダ1には負荷による慣性エネルギーは作用しない。
上記のようにした第1制御弁2を制御するのが、パイロット制御機構6である。このパイロット制御機構6は、その操作レバー6aを操作することによって、第1制御弁2の両側に設けたパイロット室7あるいは8のいずれかに、上記操作レバー6aの操作量に比例したパイロット圧を導き、そのパイロット圧の作用で第1制御弁2を上記のように切り換えるようにしている。
そして、上記シリンダ1が収縮動作するとき、その負荷に応じた慣性エネルギーや位置エネルギーが作用すること上記の通りであるが、このようにシリンダ1にエネルギーが作用するときに戻り側となる通路3には、接続通路9を介して発電機構Gを接続している。この発電機構Gは、2位置4ポート弁からなるパイロット切換弁10と、このパイロット切換弁10に接続した油圧モータ11と、この油圧モータ11の回転力で発電する発電機12とを主要素にしてなる。
上記パイロット切換弁10は、供給ポート13a,13bと、戻りポート14a,14bとを備え、一方の供給ポート13aは、接続通路9を介して前記通路3に接続するとともに、他方の供給ポート13bは、発電機12の動力源である油圧モータ11に対して供給側となる供給流路15に接続している。
また、上記一方の戻りポート14aは、接続通路16を介してタンクTに直接接続するとともに、他方の戻りポート14bは、上記油圧モータ11に対して戻り側となる戻り流路17に接続している。このようにしたパイロット切換弁10は、その一方の側にスプリング18を設けるとともに、他方の側にパイロット室19を設けている。このパイロット室19にはパイロット圧制御電磁弁20を接続しているが、このパイロット圧制御電磁弁20は、ソレノイド20aの励磁電流に応じてパイロット圧を制御するものである。したがって、パイロット圧制御電磁弁20は上記ソレノイド20aに供給された励磁電流に応じたパイロット圧を、上記パイロット室19に導くとともに、このパイロット圧の大きさに応じてパイロット切換弁10が切り換わることになる。
上記のようにしたパイロット切換弁10は、パイロット室19にパイロット圧が作用していないとき、スプリング18の作用で図示のノーマル位置である一方の切換位置を保つ。そして、この一方の切換位置において、上記供給ポート13a,13bが閉じられるとともに、戻りポート14a,14bは絞り開度を保って連通する。また、パイロット室19に、上記のようにパイロット圧が導かれて、パイロット切換弁10が上記ノーマル位置から他方の切換位置に切り換わると、上記供給ポート13a,13bおよび戻りポート14a,14bが開くが、そのときの開度は、上記したようにソレノイド20aの励磁電流に応じて制御される。ただし、このソレノイド20aの励磁電流と、前記したパイロット制御機構6の操作レバー6aの操作量とが同期するように、図示していない制御機構であるコントローラが制御している。なお、この発明におけるパイロット切換弁10の閉位置とは上記一方の切換位置に相当し、開位置とは上記他方の切換位置に相当するものである。
いずれにしても、パイロット切換弁10が、図示のノーマル位置である一方の切換位置にあるときには、供給流路15に圧油は導かれないので、油圧モータ11は回転せず、当然のこととして発電機12も機能しない。この状態で、パイロット切換弁10を他方の切換位置に切り換えると、供給流路15に圧油が導かれ、戻り流路17がタンクTに連通するので、油圧モータ11が回転して発電機12を回して発電する。
また、上記供給流路15と戻り流路17との間には、それら両者を短絡させる短絡流路21を設けるとともに、この短絡流路21には、戻り流路17から供給流路15への流れのみを許容するチェック弁22を設けている。さらに、このチェック弁22とパラレルにしたリリーフ弁23を設け、供給流路15側の最高圧を制御するようにしている。なお、このリリーフ弁23の設定圧を可変にすることによって、当該装置を、許容トルクが異なるいろいろな発電機に対応させることができる。さらに、上記供給流路15には、補給流路24を接続し、供給流路15側における流量不足を、タンクTから補うようにしている。なお、図中符号25は、補給流路24に設けたチェック弁で、タンクTから供給流路15への流れのみを許容するものである。
また、上記接続通路9には3位置3ポート弁からなる第2制御弁26を接続しているが、この第2制御弁26のポンプポート26aには第2可変容量形ポンプP2を接続し、タンクポート26bにはタンクTを接続するとともに、アクチュエータポート26cを上記接続通路9に接続している。そして、この第2制御弁26が図示の中立位置A2にあるときには上記3ポートの全てが閉じられるが、この中立位置A2がこの発明の絞り機能発揮位置となる。また、第2制御弁26が図面左側位置C2に切り換わると、接続通路9を介して、通路3をタンクTに連通させるが、この図面左側の切換位置C2がこの発明の絞り機能解除位置となる。さらに、第2制御弁26が図面右側位置B2に切り換わると、第2可変容量形ポンプP2が接続通路9、通路3を介してシリンダ1のピストン側室1aに連通するが、この図面右側位置B2がこの発明の増速位置となる。
上記のようにした第2制御弁26は、その両側に設けたパイロット室27,28に導かれるパイロット圧の作用で切り換わるが、一方のパイロット室27はパイロット圧制御用電磁比例弁29を介して、第1制御弁2の一方のパイロット室7に接続している。ただし、このパイロット圧制御用電磁比例弁29は、そのソレノイド29aが非励磁状態にあるとき、図示のノーマル位置を保ち、上両パイロット室7,27の連通を遮断するとともに、第2制御弁26のパイロット室27をタンクTに連通させる。また、パイロット圧制御用電磁比例弁29のソレノイド29aが励磁状態にあると、上記両パイロット室7,27を連通させるものである。したがって、ソレノイド29aを励磁状態に保てば、第1,2制御弁2,26の一方のパイロット室7,27が連通する。言い換えると、パイロット圧制御用電磁比例弁29のソレノイド29aを励磁状態に保っているときに、第1制御弁2の一方のパイロット室7にパイロット圧を導いて第1制御弁2を第2切換位置C1に切り換えると、第2制御弁26も同期して図面左側位置すなわち絞り機能解除位置C2に切り換わる。ただし、上記ソレノイド29aを非励磁状態に保っていれば、第1制御弁2を第2切換位置C1に切り換えたとしても、第2制御弁26は図示の中立位置すなわち絞り機能発揮位置A2を保つことになる。
さらに、第2制御弁26の上記他方のパイロット室28は、第1制御弁2の他方のパイロット室8に常時連通させている。したがって、上記パイロット圧制御用電磁比例弁29のソレノイド29aを非励磁状態にしてパイロット室27をタンクTに連通させた状態で、第1制御弁2の他方のパイロット室8にパイロット圧を導くと、そのパイロット圧が第2制御弁26の他方のパイロット室28にも導かれ、第2制御弁26を図面右側位置すなわち増速位置B2に切り換えるものである。
上記のようにしたパイロット切換弁10およびパイロット圧制御用電磁比例弁29を制御するのが、図示していないコントローラであるが、このコントローラには、同じく図示していない蓄電センサーとフェイルセーフセンサーとを接続している。そして、蓄電センサーは発電機12に接続した図示していないバッテリーの充電状況を感知して、コントローラに充電信号を伝達する。また、フェイルセーフセンサーは、発電機構Gに何らかの故障が生じたときに、コントローラにフェイル信号を伝達するものである。
なお、上記油圧モータ11が上記のようにして回転すれば、発電機12が作動して発電するとともに、その電力を上記バッテリーに蓄電するが、その蓄電状況は上記蓄電センサーを介して刻々とコントローラに伝達されるものである。
そして、コントローラは、上記蓄電センサーからのフル充電信号あるいはフェイルセーフセンサーからのフェイル信号の少なくともいずれか一方の信号が入力したとき、ソレノイド29aを励磁して、第1,2制御弁2,26の一方のパイロット室7,27を連通させ、第2制御弁26を図面左側位置である絞り機能解除位置C2に切り換える。したがって、この状態では、シリンダ1のピストン側室1aが通路3,9および第2制御弁26を経由してタンクTに連通する。また、これと同時に、パイロット圧制御電磁弁20を動作させて、パイロット切換弁10を、図示のノーマル位置である閉位置に切り換える。
次に、この実施形態の作用を説明する。今、第1制御弁2を図示の中立位置A1に保った状態から、パイロット制御機構6の操作レバー6aを操作して、第1制御弁2を図面左側位置である第1切換位置B1に切り換えたとすると、これに同期して第2制御弁26も増速位置B2に切り換わる。したがって、シリンダ1のピストン側室1aには、第1,2可変容量形ポンプP1,P2の合計吐出量が供給され、ロッド側室1bの作動油がタンクTに戻され、シリンダ1は伸長する。つまり、この状態では、シリンダ1が第1,2可変容量形ポンプP1,P2の合計吐出量で動作するので、第1可変容量形ポンプP1だけで動作しているときよりも増速されることになる。
上記の状態からパイロット制御機構6の操作レバー6aを上記とは反対方向に切り換えて、第1制御弁2のパイロット室7にパイロット圧を導くと、第1制御弁2は図面右側位置である第2切換位置C1に切り換わる。このように第1制御弁2が第2切換位置C1に切り換わると、可変容量形ポンプP1の吐出油がロッド側室1bに供給されるが、ピストン側室1aからの戻り油は、絞り5を介してタンクTに戻される。ただし、この絞り5の開度は、第1制御弁2の切り換えストロークに応じて変化するようにしている。
また、上記のように第1制御弁2が第2切換位置C1に切り換えられたときには、前記コントローラにその切換信号と切換量信号が入力される。このようにコントローラに切換信号と切換量信号が入力されると、コントローラは、パイロット圧制御電磁弁20を制御して、パイロット切換弁10のパイロット室19に導かれるパイロット圧を制御し、供給流路15に対するパイロット切換弁10の開度を制御する。すなわち、コントローラは、第1制御弁2の切換量信号に基づいて、上記第1制御弁2の絞り5を通過してタンクTに流れる流量Qtと、上記パイロット切換弁10を通過して油圧モータ11に供給される流量Qmとの合計流量が、パイロット制御機構6の操作レバー6aの操作量に比例した流量、すなわちシリンダ1の戻り制御に必要とされる流量Qcに等しくなるように、パイロット切換弁10の開度を制御する。言い換えると、シリンダ1からの戻り流量の全量Qcが、上記絞り5を通過する流量Qtと、パイロット切換弁10を通過する流量Qmとの合計流量になるように制御される。このように流量を制御することによって、発電機構Gを設けた場合と、それを設けなかった場合とで、シリンダ1に対するオペレータの操作感がほとんど違わなくなるといった効果が期待できる。
上記のようにしてパイロット切換弁10が切り換わると、上記絞り5の圧力損失分の圧油が、供給流路15に導かれるので、油圧モータ11が回転して発電機12を回し、発電機能を発揮させる。このようにして発電された電力は、図示していないバッテリーに蓄電される。なお、このとき前記コントローラは、パイロット圧制御用電磁比例弁29のソレノイド29aを非励磁の状態に保ち、第2制御弁26のパイロット室27をタンクTに連通させた状態を保つ。したがって、第2制御弁26は図示の中立位置である絞り機能発揮位置A2を保つ。
そして、上記の状態で、図示していないバッテリーがフル充電状態になるか、あるいは発電機構Gに何らかの故障が発生したときには、蓄電センサーあるいはフェイルセーフセンサーからフル充電信号あるいはフェイルセーフ信号が発信され、それが前記コントローラに入力する。コントローラにフル充電信号あるいはフェイルセーフ信号が入力すると、このコントローラは、パイロット圧制御電磁弁20のソレノイド20aを非励磁状態にするとともに、パイロット圧制御用電磁比例弁29のソレノイド29aを励磁する。
上記のようにパイロット圧制御電磁弁20のソレノイド20aが非励磁状態になれば、通路3と供給流路15との連通が遮断されるので、油圧モータ11には圧油が供給されず、その時点で油圧モータ11は停止する。
一方、上記のようにソレノイド29aが励磁すると、それにともなってパイロット圧制御用電磁比例弁29が切り換わって、第1制御弁2のパイロット室7と第2制御弁26のパイロット室27とを連通させる。したがって、第2制御弁26のパイロット室27には、第1制御弁2のパイロット室7のパイロット圧が導かれることになるとともに、そのパイロット圧の作用で、第2制御弁26は図面左側位置である絞り機能解除位置C2に切り換わる。ただし、このときの第2制御弁26の開度は、パイロット制御機構6の操作レバー6aの操作量に比例したものとなる。
したがって、シリンダ1のピストン側室1aからの戻り油は、上記第2制御弁26の開度に応じた流量が第2制御弁26を経由してタンクTに返戻されるので、この戻り油は発電機構Gに供給されない。したがって、シリンダ1は、上記操作レバー6aの操作量に比例した速度でスムーズに収縮することができる。このように、上記操作レバー6aの操作量に比例した速度でシリンダ1が収縮するので、その収縮速度に影響を及ぼしたり、あるいは作業性を悪くしたりしない。
一方、発電機構Gが正常に動作している状態で、第1制御弁2を図示の中立位置A1に戻すと、シリンダ1が停止するとともに、図示していない前記コントローラが機能して、パイロット圧制御電磁弁20ソレノイド20aの励磁電流をゼロにする。したがって、パイロット切換弁10は、図示のノーマル位置に切り換わる。
パイロット切換弁10が、上記ノーマル位置に切り換われば、油圧モータ11への圧油の供給が断たれるので、油圧モータ11は停止しようとするが、油圧モータ11および発電機12の慣性エネルギーによって、そのエネルギーが吸収されるまで回転し続ける。このように油圧モータ11が慣性エネルギーで回転し続けると、当該油圧モータ11は、実質的にポンプ作用をする。したがって、供給流路15側から作動油を吸い込んで、戻り流路17側に作動油を吐出するが、上記したように、パイロット切換弁10の供給ポート13a,13bが閉じられるので、油圧モータ11は、供給流路15から十分に作動油を吸い込むことができない。
しかし、このときには、油圧モータ11から戻り流路17側に吐出された作動油は、短絡通路21を介して、圧力が低くなっている供給流路15側に返戻される。しかも、補給流路24からも、タンクTの作動油が補給されるので、油圧モータ11の吸い込み側において負圧が発生してキャビテーションが発生するということはない。
また、例えば、シリンダ1を伸長させたりあるいは収縮させたりする動作を、短時間で繰り返すことがあるが、このような動作を短時間で繰り返すと、パイロット切換弁10も実質的にオンオフ動作を繰り返すことになる。しかも、パイロット切換弁10が、図示のノーマル位置に急に切り換わったとしても、戻りポート14a,14bは、絞り開度を維持しているので、油圧モータ11にショックが発生することもない。
なお、発電が継続して、バッテリーの充電量が多くなれば、上記したように油圧モータ11の負荷が軽くなるが、それにともなって、油圧モータ11を経由してタンクに戻される単位時間あたりの流量が多くなる。そこで、前記蓄電センサーからの充電信号に応じて、前記コントローラが、上記のように油圧モータ11の負荷が軽くなるにつれて、パイロット圧制御電磁弁20を制御して、パイロット切換弁10の連通位置における開度を絞るようにしてもよい。また、このときには、前記コントローラが、パイロット圧制御用電磁比例弁29を制御して、第2制御弁26の絞り機能解除位置における開度を徐々に明けるようにする。このようにすれば、上記のように油圧モータ11の負荷が軽くなったとしても、シリンダ1の下降速度を、常に、操作レバー6aの操作量に比例したものにできる。
この発明の実施形態の回路図である。
符号の説明
1 アクチュエータであるシリンダ
2 第1制御弁
5 絞り
P1 第1ポンプ
T タンク
A1 第1制御弁の中立位置
B1 第1制御弁の第1切換位置
C1 第1制御弁の第2切換位置
7,8 第1制御弁のパイロット室
11 油圧モータ
12 発電機
26 第2制御弁
A2 第2制御弁の絞り機能発揮位置
B2 第2制御弁の増速位置
C2 第2制御弁の絞り機能解除位置
27,28 第2制御弁のパイロット室
P2 第2ポンプ
29 パイロット圧制御用電磁比例弁

Claims (2)

  1. アクチュエータを制御する第1制御弁を設け、この第1制御弁は、その中立位置以外の第1切換位置において、ポンプとアクチュエータの一方の側とを連通させ、アクチュエータの他方の側とタンクとを連通させ、上記中立位置以外の第2切換位置において、ポンプとアクチュエータの他方の側とを連通させ、アクチュエータの一方の側とタンクとを絞りを介して連通させるとともに、この絞りとアクチュエータの一方の側とを連通する通路を、上記アクチュエータに慣性エネルギーや位置エネルギーが作用したときに戻り側となる通路とし、この戻り側となる通路に対して、発電機に連結した油圧モータを、パイロット圧制御電磁弁で制御されたパイロット圧で開閉するパイロット切換弁を介して、第1制御弁とパラレルに接続し、かつ、上記第1制御弁に設けた一対のパイロット室をパイロット操作機構に接続し、このパイロット操作機構の操作に関連して、第1制御弁を上記中立位置から第1切換位置あるいは第2切換位置に切り換え可能にする一方、アクチュエータに慣性エネルギーあるいは位置エネルギーが作用したときに戻り側となる上記通路には、上記戻り側となる通路をタンクに導く絞り機能解除位置と、上記戻り側となる通路とタンクとの連通を遮断する絞り機能発揮位置とに切り換え可能な第2制御弁を接続し、しかも、この第2制御弁に設けたパイロット室と、上記第1制御弁を第2切換位置に切り換えるときにパイロット圧が導かれるパイロット室との間にパイロット通路を設け、このパイロット通路にパイロット圧制御用電磁比例弁を設けるとともに、このパイロット圧制御用電磁比例弁は、第1制御弁側のパイロット室と第2制御弁側のパイロット室とを連通させる連通位置あるいはその連通を遮断して第2制御弁側のパイロット室をタンクに導く遮断位置に切り換え可能にし、かつ、上記パイロット圧制御用電磁比例弁を制御するコントローラを備え、このコントローラには、上記発電機で発電した電力を蓄電するバッテリーの蓄電状況を検出する蓄電センサーあるいは上記油圧モータや発電機の作動状況を検出するフェイルセーフセンサーの少なくともいずれか一方を接続し、上記油圧モータを回転させる充電時には、コントローラが、パイロット切換弁を開位置に保つとともに、パイロット圧制御用電磁比例弁を上記遮断位置に保って第1制御弁のパイロット室のみにパイロット圧を作用させて、第2制御弁を絞り機能発揮位置に保ち、コントローラが蓄電センサーからのフル充電信号やフェイルセーフセンサーからのフェイル信号を感知したとき、コントローラは、パイロット切換弁を閉位置に保つとともに、上記パイロット圧制御用電磁比例弁を連通位置に保って第2制御弁のパイロット室にもパイロット圧を導き、第2制御弁を絞り機能解除位置に切り換える構成にしたエネルギー変換装置。
  2. 上記第2制御弁は、3位置3ポート弁とし、その中立位置を上記絞り機能発揮位置とし、その中立位置以外の一方の切換位置を上記絞り機能解除位置とするとともに、上記中立位置以外の他方の切換位置を増速位置とし、かつ、この第2制御弁は、第1制御弁に接続した上記ポンプとは別のポンプに接続したポンプポートと、タンクに連通したタンクポートと、アクチュエータの一方の側に連通したアクチュエータポートとを備え、しかも、この第2制御弁は一対のパイロット室のいずれかに導かれたパイロット圧の作用で切り換わるとともに、第2制御弁を絞り機能解除位置に切り換えるためのパイロット室を、上記パイロット圧制御用電磁比例弁を介して、上記第1制御弁を第2切換位置に切り換えるときにパイロット圧が導かれる第1制御弁のパイロット室に連通し、第2制御弁の他方のパイロット室を、上記第1制御弁を第1切換位置に切り換えるときにパイロット圧が導かれる第1制御弁のパイロット室に連通する一方、第2制御弁が増速位置に切り換えられたとき、第1制御弁に接続したポンプと、第2制御弁に接続したポンプとの合計吐出量が、アクチュエータの一方の側に供給される構成にした請求項1記載のエネルギー変換装置。
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