JP3155243B2 - 再生機能を有する油圧制御装置 - Google Patents

再生機能を有する油圧制御装置

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JP3155243B2
JP3155243B2 JP11974798A JP11974798A JP3155243B2 JP 3155243 B2 JP3155243 B2 JP 3155243B2 JP 11974798 A JP11974798 A JP 11974798A JP 11974798 A JP11974798 A JP 11974798A JP 3155243 B2 JP3155243 B2 JP 3155243B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械等に適用
される油圧ショベル等の油圧制御装置に係り、特に油圧
回路上における再生およびカウンタバランス機能を有
し、メータアウト制御すべきアクチュエータの操作性、
安全性および生産性の向上を計ることができる再生機能
を有する油圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、油圧ショベル等の建
設機械における油圧制御装置において、複合操作時に、
各切換弁の圧油供給ラインとアクチュエータラインとの
間の可変オリフィスの開口面積に比例して、油圧ポンプ
の吐出流量が比例配分されて良好な複合操作性が得られ
ると共に、作業条件の変動により特定のアクチュエータ
において、その戻り油の圧力が供給圧油より高くなるよ
うな場合に、再生チェック弁の作用により高エネルギを
有する戻り油を圧油供給通路側へ還流させて、省エネ性
および作業効率を向上することができると共に、キャビ
テーションを防止して、比較的簡単かつコンパクトな構
成からなる再生用油圧回路を開発し、特許出願を行った
(特開平4−185903号公報)。
【0003】すなわち、前記提案に係る油圧回路は、図
5ないし図7に示す構成からなる。図5ないし図7にお
いて、参照符号112はブーム用アクチュエータ、11
4はアーム用アクチュエータを示し、この場合アーム用
アクチュエータ114を特定して、このアーム用アクチ
ュエータ114に関し、再生用チェック弁162が、切
換弁136の単位戻りライン150と単位供給ライン1
26との間を連通する通路内に設けられ、前記ライン1
50からライン126へは圧油を流し、前記ライン12
6からライン150へは圧油の流れをブロックするよう
に構成される。また、オリフィス164およびチェック
弁166が、最高信号圧力ライン144とタンクライン
132との間に設けられ、前記チェック弁166は前記
ライン132からライン144へは圧油を流し、前記ラ
イン144からライン132へは圧油の流れをブロック
するように構成される。
【0004】しかるに、図5において、切換弁136の
構造は、ポンプライン118に接続された油路170が
ロードチェック弁122を介して単位供給ライン126
と連通し、また最高信号圧力ライン144にパイロット
ポート172が接続され、単位信号圧力ライン140が
穴174およびそれぞれの単位信号圧力ライン140
a、140bを介して、それぞれ油室158a、160
aに連通し、さらにボールチェック弁182、パイロッ
トライン172b、オリフィス180aを介して油室1
66bに連通している。
【0005】一方、補助弁158、160の補助スプー
ル178、180は、両端の油室158a(160a)
と油室158b(160b)の圧力が等しい時、比較的
小さいばね190(191)のばね力によって、図示の
ように単位戻りライン150(152)とタンクライン
132の間を大きな開度で連通する開位置を保持してい
る。そして、単位信号圧力ライン140は、メインスプ
ール176が中立位置にある時、メインスプール176
の左右2個の軸直角穴176a、軸心穴176b、軸直
角穴176cおよび単位戻りライン150、152並び
に補助弁158、160の環状油路158d、160d
を介してタンクライン132へ連通している。また、メ
インスプール176が図示の左側へ移動すると、単位供
給ライン126はメインスプール176の外周の図示の
右側のオリフィス176dを介してシリンダポート13
6bと連通し、一方、シリンダポート136aはメイン
スプール176の外周の図示の左側のノッチ176eを
介して単位戻りライン150と連通している。
【0006】また、パイロットポート172は、それぞ
れパイロットライン172aとオリフィス178aおよ
びパイロットライン172bとオリフィス180aを介
してそれぞれ油室158b、160bに連通している。
なお、前記ボールチェック弁182は、単位信号圧力ラ
イン140の圧力がパイロットポート172に連通接続
した最高信号圧力ライン144の圧力より高い時に開
き、低い時に閉じるように構成されている。
【0007】なお、図7に示す構成においては、図6に
示す再生チェック弁162を、単位戻りライン150と
アーム用アクチュエータ114に対する供給側アクチュ
エータライン130bとの間に設けたものである。この
ように構成することにより、切換弁134、136をそ
れぞれ位置(イ)および(ロ)に操作して、両アクチュ
エータ112、114を同時に複合操作している場合
に、アーム用アクチュエータ114においてその単位戻
りライン150の圧力が、圧油供給ライン側の圧力より
高くなると、この高圧の単位戻りライン150内の戻り
油は、再生チェック弁162を開いて直接アクチュエー
タライン130bに還流され、アーム用アクチュエータ
114のみを増速する。従って、この場合には、図6に
示す構成とは異なり、ブーム用アクチュエータ112は
増速されない。
【0008】従って、このように構成された従来の油圧
回路においては、負荷圧力の異なる複数のアクチュエー
タを、共通の油圧ポンプからの吐出油で駆動するもので
あり、各切換弁の単位戻りラインとタンクラインとの間
にその開度を制限する補助弁を設けると共に、特定のア
クチュエータに対してはその単位戻りラインと圧油供給
ラインとの間に、作業条件に応じて、戻りラインの圧油
を供給ラインへ還流する再生用チェック弁を設けたこと
により、前記補助弁の作用により低負荷側アクチュエー
タに対する供給油量が制限され、負荷圧力の異なる複数
のアクチュエータを確実に同時操作することができ、し
かも作業条件によっては、高圧の戻り油を前記再生用チ
ェック弁を介して供給ラインへ還流することにより、油
圧回路の省エネ性ならびに作業効率および作業性を向上
することができるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては、改善されるべき種々の問題が残
されている。
【0010】すなわち、前記従来技術においては、シリ
ンダポート136aから圧油がタンクライン132へ排
出される油路上に、補助ポート150が設けられ、この
補助ポート150からタンクライン132の油路上に
は、流量調整手段158が設けられている。また、前記
流量調整手段158には、その開方向にシリンダポート
136aの圧力が作用し、またその閉方向には各切換弁
に接続されたアクチュエータの負荷圧力の最高圧力が選
択されてそれぞれ作用している。しかし、この場合に
は、各流量調整手段の開閉を制御する圧力は、各切換弁
の切換スプールに設けた信号通路を経て供給されている
ので、各流量調整手段に至るまでの通路の圧力損失や、
各摺動部における信号圧油の漏れ等の影響を受ける。従
って、油圧装置が使用される環境温度の変化等によって
は、流量調整手段の作動が不安定となり、必ずしも適切
な再生機能を得られない難点がある。
【0011】また、図5に示す切換弁の構造において
は、再生用チェック弁162には、常時油圧ポンプの圧
油供給ライン170の圧力が、逆止弁122を介して作
用しているので、他のアクチュエータを操作した場合の
圧油供給ラインの圧力の変動を、その都度受けることに
なり、従って再生通路の構成においても信頼性をさらに
確実なものとすることが要求される。
【0012】さらに、前記の従来技術においては、図7
に示すように、再生用チェック弁162を再生対象の切
換弁のシリンダポートへ直接接続しているが、この場合
には図5に示す切換弁の構造とは異なり、圧力変動の作
用回数は減少するが、再生用チェック弁162にはシリ
ンダポートの圧油が直接作用するので、中立状態での圧
油の漏れ防止に十分な配慮を行う必要がある。
【0013】一方、前記の従来技術において、再生機能
を付加した切換弁を、単独で操作した場合には、この切
換弁の流量調整手段158の開方向、閉方向の制御圧力
は、共に切換弁のシリンダポートであることから、等し
く、従って流量調整手段は開放位置に保持されている。
この場合、例えば油圧装置に圧油を供給する油圧ポンプ
の回転数が小さく、例えば図5に示す構成においてスプ
ール176が図示の左方に操作されると、シリンダポー
ト136aの戻り油は、ノッチ176e、補助ポート1
50、油路158dを経てタンクライン132に排出さ
れるが、ノッチ176eは油圧ポンプの回転数が定格の
場合の供給油量に合わせて比較的大きく設定してあり、
しかも流量調整手段158のスプール178は開放位置
に保持されたままであるので、アーム用アクチュエータ
114の戻りライン130a内の圧油は、負荷114a
および114bの自重降下により急激に排出される。こ
れにより、前述したように油圧ポンプからの供給油量が
不足し、従ってシリンダポート136bに連通接続され
た供給ライン130bの油量が不足し、アクチュエータ
114にはキャビテーションが発生して、この操作が非
常に困難となる惧れがある。なお、前記キャビテーショ
ンの発生を防止するためには、ノッチ176eの開口を
予め制限しても良いが、この場合には油圧ポンプの回転
数が定格の場合の供給油量に対しては抵抗が大きくな
り、所定のアクチュエータ速度を得ることができない難
点がある。
【0014】そこで、本発明者は、鋭意研究ならびに検
討を重ねた結果、油圧ポンプに複数の切換弁を内蔵する
制御弁を接続し、前記切換弁にそれぞれアクチュエータ
を接続して、前記各切換弁を操作することにより前記油
圧ポンプからの圧油を各アクチュエータに給排するよう
に油圧制御装置を構成し、前記各切換弁は、バルブボデ
ィ内に液密にかつ摺動自在に支持した切換スプールと、
この切換弁の切換スプールの位置に従って連通または遮
断される複数の油路を有し、この油路前記油圧ポンプ
からの圧油の供給を行う圧油供給通路と、シリンダポー
トと、前記シリンダポートと前記圧油供給通路との間に
前記切換スプールの移動に従ってこの切換スプールに設
けた切欠部が前記圧油供給通路に開口し前記切欠部を介
して前記圧油供給通路から圧油が供給される中間室と、
タンクラインと、このタンクラインと前記シリンダポー
トとの間に設けた補助ポートとから構成すると共に、前
記切換弁を操作した際に、圧油供給通路から中間室およ
び一方のシリンダポートを経てアクチュエータへ圧油の
供給を行い、このアクチュエータから他方のシリンダポ
ートおよび補助ポートを経てタンクラインに戻り油の排
出を行うようにし、さらに前記補助ポートからタンクラ
インに至る油路上に流量調整手段を設け、前記補助ポー
トとタンクラインとの間の油路を、前記流量調整手段に
おいて前記中間室の圧力により開方向に調整すると共
に、外部信号圧力により閉方向に調整するようにし、し
かも前記補助ポートおよび前記中間室からシリンダポー
トに至る油路中に、この油路から補助ポートへの流れを
阻止する向きに逆止弁を接続配置した構成とすることに
より、各切換弁に接続されたそれぞれ負荷圧力の異なる
アクチュエータへ同時にかつ各切換弁の操作量に応じて
各アクチュエータへ圧油を供給することができると共
に、自重降下する負荷を操作する場合においても、キャ
ビテーションの発生を確実に防止し、各アクチュエータ
に対し所定の速度を維持し、しかもカウンタバランス機
能を付加することができ、さらには可変容量ポンプの供
給油量に係わらず操作性および安全性の向上と速度定価
の防止とを図り、生産性の向上を達成することができる
ことを突き止めた。
【0015】従って、本発明の目的は、建設機械等の適
用に際して、負荷の異なる複数の切換弁を同時操作する
場合において、各切換弁のシリンダポートに対する圧油
の供給を確実に達成することができると共に、キャビテ
ーションの発生を防止し、操作上の安全性を容易に確保
することができる油圧制御装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る再生機能を有する油圧制御装置は、油
圧ポンプに複数の切換弁を内蔵する制御弁を接続し、前
記切換弁にそれぞれアクチュエータを接続して、前記各
切換弁を操作することにより前記油圧ポンプからの圧油
を各アクチュエータに給排するように構成した油圧制御
装置において、前記各切換弁は、バルブボディ内に液密
にかつ摺動自在に支持した切換スプールと、この切換弁
の切換スプールの位置に従って連通または遮断される複
数の油路を有し、この油路前記油圧ポンプからの圧油
の供給を行う圧油供給通路と、シリンダポートと、前記
シリンダポートと前記圧油供給通路との間に前記切換ス
プールの移動に従ってこの切換スプールに設けた切欠部
が前記圧油供給通路に開口し前記切欠部を介して前記圧
油供給通路から圧油が供給される中間室と、タンクライ
ンと、このタンクラインと前記シリンダポートとの間に
設けた補助ポートとから構成して、前記切換弁が操作さ
れた際に、圧油供給通路から中間室および一方のシリン
ダポートを経てアクチュエータへ圧油の供給を行い、こ
のアクチュエータから他方のシリンダポートおよび補助
ポートを経てタンクラインに戻り油の排出を行うように
構成し、さらに前記補助ポートからタンクラインに至る
油路上に流量調整手段を設け、前記補助ポートとタンク
ラインとの間の油路を、前記流量調整手段において前記
中間室の圧力により開方向に調整すると共に、外部信号
圧力により閉方向に調整するように構成し、しかも前記
補助ポートおよび前記中間室からシリンダポートに至る
油路中に、この油路から補助ポートへの流れを阻止する
向きに逆止弁を接続配置したことを特徴とする。
【0017】この場合、前記流量調整手段を閉方向に調
整する外部信号圧力は、他の切換弁の中間室の圧力とす
ることができる。
【0018】また、前記各切換弁の中間室の圧力を検出
し、これらの圧力の内の最高圧力を選択し、この最高圧
力に対応して切換弁の流量調整手段に、外部信号圧力と
しての油圧力を作用させるように構成することができ
る。
【0019】さらに、前記各切換弁の流量調整手段に作
用させる外部信号圧力の供給ラインには、他のパイロッ
ト信号圧力を逆止弁を介して供給するように構成するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る油圧制御装置
の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
【0021】実施例1 図1は、本発明に係る油圧制御装置の一実施例を示すも
のである。すなわち、図1において、参照符号30はバ
ルブボディを示し、このバルブボディ30は、可変容量
ポンプPからの圧油の供給を受ける共通の圧油供給通路
32と、切換スプール34と、この切換スプール34の
移動により圧油供給通路32からの圧油の供給を受ける
中間室36と、シリンダポート38a、38bと、前記
中間室36からシリンダポート38aまたは38bへの
通路40、40と、逆止弁42と、前記切換スプール3
4の移動によりシリンダポート38aまたは38bの圧
油をタンクTへ排出する補助ポート44、44およびタ
ンクライン47をそれぞれ内蔵した構成からなる。
【0022】なお、前記切換スプール34には、この切
換スプール34の移動に伴い圧油供給通路32を中間室
36と接続するための切欠部33が設けられている。ま
た、前記切換スプール34には、この切換スプール34
の移動に伴いシリンダポート38aまたは38bを通路
40または補助ポート44に連通接続するための切欠部
45、45′および46、46′が設けられている。
【0023】前記補助ポート44、44は、シリンダポ
ート38a、38bとタンクライン47との間に設けら
れ、また補助ポート44、44とタンクライン47との
間には、シリンダポート38a、38bからタンクライ
ン47への通路の開度Aを調整するための流量調整手段
48が設けられている。
【0024】しかるに、前記流量調整手段48は、スプ
ール50とばね52とを備え、前記スプール50は、バ
ルブボディ30に形成されたスプール穴53、54、5
5にそれぞれ摺動自在かつ液密的に保持すると共に、そ
の一端をカバー56により囲繞保持する。そして、スプ
ール50に設けた内部通路58の一端は逆止弁60およ
び通路61を介して前記カバー56内に形成した背室6
2に連通接続すると共に、その他端は前室64に開口す
る。この場合、前記逆止弁60は、背室62から前室6
4への圧油の流れを阻止するように組み込まれている。
【0025】一方、前記前室64は、前記中間室36と
通路65を介して連通接続され、前記前室64内に前記
ばね52を収納配置して、前記スプール50の他端を弾
力的に保持している。
【0026】このようにして、前記流量調整手段48
は、前記スプール50がばね51の弾力に抗して下方へ
移動するに従い、スプール50の肩部50aがスプール
穴54に係合しつつ、その開度Aは切欠部50bによっ
て規制されて次第に小さくなるように構成される。
【0027】また、前記切換スプール34に対し、一方
のシリンダポート38aと連通接続される補助ポート4
4と通路40との間に逆止弁72を設けて、前記補助ポ
ート44と通路40とを相互に連通接続し、前記一方の
シリンダポート38aからの戻り油の一部を、他方のシ
リンダポート38bへ供給し得るように構成する。
【0028】なお、本実施例の図1に示す構成図におい
ては、切換スプールに対しセンタバイパス通路66を設
けて、オープンセンタ型の油圧制御装置として構成した
ものであるが、クローズドセンタ型の油圧制御装置とし
て構成することもできることは勿論である。
【0029】また、本実施例においては、図1に示す構
成からなる切換弁を複数含むものであって、図示してい
ない他の切換弁の流量調整手段における各背室(例えば
62′)と連通路68を介して接続し、この連通路68
を適宜絞り70を介してタンクTへ連通接続する。
【0030】次に、前記構成からなる本実施例におけ再
生機能を有する油圧制御装置の動作につき、図2に示す
油圧回路図を併せ参照しながら説明する。
【0031】図2に示す油圧回路においては、図1に示
す構成からなる切換弁を複数(図示例では2個)設けた
ものであり、これら切換弁80、81のそれぞれシリン
ダポート38a、38bに対してアクチュエータ82、
83を接続した構成からなる。そして、前記各切換弁8
0、81の構成は、前記図1に示す構造を有するもので
あり、従って前記一方の切換弁80についてのみ同一の
構成要素に対しては同一の参照符号を付して説明する。
【0032】(1)単独操作する場合 図1に示す構成ないしこれと同じ構成からなる複数の切
換スプールを有する油圧制御装置において、図2に示す
一方の切換弁80の切換スプールを操作した場合、すな
わち図1において、切換スプール34を右方へ移動させ
ると、前記切換スプール34の一部に設けた切欠部33
が、共通の圧油供給通路32に開口し、この開口部から
圧油が中間室36へ流入し、この圧油は逆止弁42を開
き、通路40および切換スプール34に設けた切欠部4
5′を経て一方のシリンダポート38bに至り、アクチ
ュエータ82に供給される。
【0033】一方、アクチュエータ82からの戻り油
は、他方のシリンダポート38aから流入し、切換スプ
ール34に設けた切欠部46を経て補助ポート44に至
り、流量調整手段48のスプール50の凹部51とバル
ブボディ30に設けたスプール穴54とによって形成さ
れる環状通路54aを経て、タンクライン47に至り、
タンクTへ排出される。
【0034】そこで、単独操作の場合、流量調整手段4
8において、中間室36内の圧油は、通路65、前室6
4、スプール50の内部通路58、逆止弁60、通路6
1を経て背室62に至る。さらに、この圧油は、連通路
68を経由し、他方の切換弁81に係る背室(62′)
と相互に連通し、比較的小さな絞り70を経てその一部
がタンクTへ排出されているので、背室62の圧力は前
室64とほぼ同圧となる。しかも、この場合、スプール
50は、前室64に設けたばね52のばね力により前記
環状通路54aの開度Aを開放位置に保持しているの
で、前記シリンダポート38aからの戻り油は、流量調
整手段48によって何等制限されることなく、タンクT
へ排出することができる。
【0035】(2)複数の切換スプールを同時操作した
場合(高負荷側の動作) 高負荷側に係るスプール50については、前記単独操作
の場合と同じである。
【0036】(3)複数の切換スプールを同時操作した
場合(軽負荷側の動作) 図1に示す切換弁を軽負荷側とすれば、前記単独操作の
場合と同様に、切換スプール34を右方へ操作すると、
圧油の流れの方向は前記(1)の場合と同じになるが、
流量調整手段48においては、その背室62に対して、
前記(1)の場合のように高負荷側の中間室(36)の
圧力が連通路68を介して流入しており、しかもこの圧
油は軽負荷側のスプール50の内部に設けた逆止弁60
によって、軽負荷側の前室64への流れを阻止している
ので、軽負荷側における背室62内の圧力は軽負荷側の
前室64の圧力より高くなる。従って、前記前室64に
対する背室62の圧力差による力が、ばね52のばね力
に打ち勝つと、流量調整手段48のスプール50を下方
へ移動させて、補助ポート44からタンクライン47へ
連通する通路の開度Aを制限し、シリンダポート38a
からの戻り油に抵抗を与える。
【0037】この状態において、この切換弁80に接続
されたアクチュエータ82を駆動する負荷82′が、自
重降下する負荷である場合にはメータアウト制御とな
り、前記流量調整手段48のスプール50により設定さ
れる開度によっては、アクチュエータ82の一方の油室
82bの圧力は他方の油室82aの圧力より高くなるの
で、シリンダポート38aから補助ポート44に流出す
る戻り油の一部は、逆止弁72を介し通路40を経てシ
リンダポート38bへ供給される。
【0038】従って、アクチュエータ82は、その戻り
油の通路が流量調整手段48によって制限されても、十
分な速度で駆動され、しかも可変容量ポンプからの供給
油は、他の高負荷側の切換弁81へ積極的に供給される
ので、複数の切換弁が同時操作された場合でも、各アク
チュエータに対しそれぞれ所定の駆動速度を得ることが
できる。
【0039】しかも、前記構成からなる本発明による油
圧制御装置によれば、補助ポート44からの戻り油を再
生する通路において、対応する切換弁が中立状態であれ
ば、可変容量ポンプによる圧力が作用しない部位である
ため、従来技術に見られるような高頻度の圧力サイクル
を受けることがなく、安全性においても極めて優れたも
のとなる。
【0040】実施例2 図3は、本発明に係る再生機能を有する油圧制御装置の
別の実施例を示すものであって、図2に示す実施例1の
油圧回路の変形例を示すものである。
【0041】すなわち、図3において、本実施例の油圧
制御装置は、その基本構成は図2に示す実施例と同じで
あり、パイロットポンプP′を設けて、このパイロット
ポンプP′からのパイロット圧力を、絞り85および逆
止弁84を介して連通路68に連通接続した構成からな
る。なお、参照符号86はリリーフ弁を示す。すなわ
ち、本実施例においては、各切換弁80、81の流量調
整手段48から高圧選択された圧力が、前記パイロット
ポンプP′からの供給圧力に比較して低い場合において
は、各流量調整手段48を閉方向に調整するように、例
えば図1に示す切換弁の構成においてはその背室62に
圧力を作用させるように構成したものである。その他の
構成は、図2に示す油圧回路の構成と同じであり、同一
の構成要素については同一の参照符号を付し、詳細な説
明は省略する。
【0042】なお、各切換弁80、81の切換スプール
34においては、この切換スプール34に形成した切欠
部45、45′を経てシリンダポート38a、38bへ
の圧油の給排を行うに際し、これら切欠部45、45′
の開度は、所定の回転数(油圧ショベルの場合、例えば
2000rpm)で駆動される可変容量ポンプPからの
圧油の供給量に見合った大きさに設定される。
【0043】しかるに、アクチュエータ82、83の作
業条件によっては、可変容量ポンプPからの供給油量が
少ない場合もある。この場合、例えば騒音防止用エンジ
ン回転数を700rpmで使用する等の場合において、
前記条件で設定された切欠部45、45′の開度では、
例えば自重降下する負荷を操作する際に、図1において
切換スプール34を右方へ移動操作すると、前記切欠部
45、45′の開度が大きくなり負荷が自重降下しよう
とする。この場合、可変容量ポンプPからの供給油量が
少ないために、シリンダポート38bへの圧油の供給量
が不足し、アクチュエータ82、83の操作が困難とな
る惧れがある。
【0044】しかしながら、図3に示すように、連通路
68すなわち図1において背室62に、予め所定のパイ
ロット圧力を作用させることにより、可変容量ポンプP
からの供給油量が不足し、中間室36の圧力が低下した
場合には、前記背室62に作用するパイロット圧力との
差圧による力が、流量調整手段48のスプール50をば
ね52のばね力に抗して閉方向に移動させることによ
り、補助ポート44からタンクライン47ヘの戻り油の
油量が制限されると共に、補助ポート44の圧力が通路
40の圧力より高くなり、逆止弁72が開口して、補助
ポート44の戻り油の一部を通路40へ供給し、さらに
この戻り油はシリンダポート38bへ供給されて、アク
チュエータ80のキャビテーションを防止し得ると共に
速度の低下を防止することができる。
【0045】また、本実施例において、パイロット圧力
は、図1における前室64の圧力とのバランスにより、
スプール50を動作させ補助ポート44からタンクライ
ン47へ連通する通路の開度を調整するカウンタバラン
ス機能を有するが、この圧力は図3におけるリリーフ弁
72で設定してもよく、あるいは可変容量ポンプPの圧
油供給通路32から適宜減圧弁(図示せず)を介して供
給するように構成してもよい。
【0046】実施例3 図4は、本発明に係る再生機能を有する油圧制御装置の
さらに別の実施例を示すものであって、図3に示す実施
例2の油圧回路の変形例を示すものである。
【0047】すなわち、本実施例においては、図3に示
す実施例2の油圧制御装置において、パイロットポンプ
P′を使用して外部よりパイロット圧力を供給する場
合、このパイロット圧力を作用させる切換弁を特定する
ことが可能である。この場合、例えば図4に示すよう
に、連通路68の一部に逆止弁88を設けることによ
り、アクチュエータ82の接続された切換弁80のみ
に、前述したカウンタバランス機能を付加することがで
きる。なお、その他の構成は、図2および図3に示す油
圧回路の構成と同じであり、同一の構成要素については
同一の参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0048】以上、本発明の好適な実施例として油圧シ
ョベルに適用した場合の再生機能を有する油圧制御装置
について説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ことなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において多
くの設計変更が可能である。
【0049】
【発明の効果】前述したように、本発明に係る再生機能
を有する油圧制御装置は、油圧ポンプに複数の切換弁を
内蔵する制御弁を接続し、前記切換弁にそれぞれアクチ
ュエータを接続して、前記各切換弁を操作することによ
り前記油圧ポンプからの圧油を各アクチュエータに給排
するように構成した油圧制御装置において、前記各切換
弁は、バルブボディ内に液密にかつ摺動自在に支持した
切換スプールと、この切換弁の切換スプールの位置に従
って連通または遮断される複数の油路を有し、この油路
前記油圧ポンプからの圧油の供給を行う圧油供給通路
と、シリンダポートと、前記シリンダポートと前記圧油
供給通路との間に前記切換スプールの移動に従ってこの
切換スプールに設けた切欠部が前記圧油供給通路に開口
し前記切欠部を介して前記圧油供給通路から圧油が供給
される中間室と、タンクラインと、このタンクラインと
前記シリンダポートとの間に設けた補助ポートとから構
成して、前記切換弁が操作された際に、圧油供給通路か
ら中間室および一方のシリンダポートを経てアクチュエ
ータへ圧油の供給を行い、このアクチュエータから他方
のシリンダポートおよび補助ポートを経てタンクライン
に戻り油の排出を行うように構成し、さらに前記補助ポ
ートからタンクラインに至る油路上に流量調整手段を設
け、前記補助ポートとタンクラインとの間の油路を、前
記流量調整手段において前記中間室の圧力により開方向
に調整すると共に、外部信号圧力により閉方向に調整す
るように構成し、しかも前記補助ポートおよび前記中間
室からシリンダポートに至る油路中に、この油路から補
助ポートへの流れを阻止する向きに逆止弁を接続配置す
る構成としたことにより、共通の圧油供給通路に接続さ
れた複数の切換弁を同時操作した場合に、各切換弁に接
続された負荷圧力の異なるアクチュエータへ同時にかつ
各切換弁の操作量に応じて各アクチュエータへ圧油を供
給することができると共に、自重降下する負荷を操作す
る場合においても、キャビテーションの発生を確実に防
止することができ、しかもアクチュエータに対しそれぞ
れ所定の速度を維持し得るばかりでなく、さらにはカウ
ンタバランス機能を付加し、可変容量ポンプによる供給
油量に係わらず操作性および安全性の向上と速度低下の
防止とを図って、生産性の向上を達成することができる
等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る再生機能を有する油圧制御装置の
一実施例としての概略構成を示す要部断面説明図であ
る。
【図2】図1に示す油圧制御装置の油圧制御系統を示す
油圧回路図である。
【図3】本発明に係る再生機能を有する油圧制御装置の
別の実施例を示す油圧回路図である。
【図4】本発明に係る再生機能を有する油圧制御装置の
さらに別の実施例を示す油圧回路図である。
【図5】従来の再生機能を有する油圧制御装置の概略構
成を示す要部断面説明図である。
【図6】図5に示す油圧制御装置の油圧制御系統を示す
油圧回路図である。
【図7】図6に示す油圧制御回路の変形例を示す油圧回
路図である。
【符号の説明】
30 バルブボディ 32 圧油供給通路 33 切欠部 34 切換スプール 36 中間室 38a、38b シリンダポート 40 通路 42 逆止弁 44 補助ポート 45、46、45′、46′ 切欠部 47 タンクライン 48 流量調整手段 50 スプール 50a 肩部 50b 切欠部 51 凹部 52 ばね 53、54、55 スプール穴 54a 環状通路 56 カバー部 58 内部通路 60 逆止弁 61 通路 62 背室 62′ 他の背室 64 前室 65 通路 66 センタバイパス通路 68 連通路 70 絞り 72 逆止弁 80、81 切換弁 82、83 アクチュエータ 82a、82b 油室 84 逆止弁 85 絞り 86 リリーフ弁 88 逆止弁 P 可変容量ポンプ P′ パイロットポンプ T タンク

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプに複数の切換弁を内蔵する制
    御弁を接続し、前記切換弁にそれぞれアクチュエータを
    接続して、前記各切換弁を操作することにより前記油圧
    ポンプからの圧油を各アクチュエータに給排するように
    構成した油圧制御装置において、 前記各切換弁は、バルブボディ内に液密にかつ摺動自在
    に支持した切換スプールと、この切換弁の切換スプール
    の位置に従って連通または遮断される複数の油路を有
    、この油路前記油圧ポンプからの圧油の供給を行う
    圧油供給通路と、シリンダポートと、前記シリンダポー
    トと前記圧油供給通路との間に前記切換スプールの移動
    に従ってこの切換スプールに設けた切欠部が前記圧油供
    給通路に開口し前記切欠部を介して前記圧油供給通路か
    ら圧油が供給される中間室と、タンクラインと、このタ
    ンクラインと前記シリンダポートとの間に設けた補助ポ
    ートとから構成して、前記切換弁が操作された際に、圧
    油供給通路から中間室および一方のシリンダポートを経
    てアクチュエータへ圧油の供給を行い、このアクチュエ
    ータから他方のシリンダポートおよび補助ポートを経て
    タンクラインに戻り油の排出を行うように構成し、 さらに前記補助ポートからタンクラインに至る油路上に
    流量調整手段を設け、前記補助ポートとタンクラインと
    の間の油路を、前記流量調整手段において前記中間室の
    圧力により開方向に調整すると共に、外部信号圧力によ
    り閉方向に調整するように構成し、しかも前記補助ポー
    トおよび前記中間室からシリンダポートに至る油路中
    に、この油路から補助ポートへの流れを阻止する向きに
    逆止弁を接続配置したことを特徴とする再生機能を有す
    る油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 流量調整手段を閉方向に調整する外部信
    号圧力は、他の切換弁の中間室の圧力からなる請求項1
    記載の再生機能を有する油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 各切換弁の中間室の圧力を検出し、これ
    らの圧力の内の最高圧力を選択し、この最高圧力に対応
    して切換弁の流量調整手段に、外部信号圧力としての油
    圧力を作用させるよう構成してなる各請求項1記載の再
    生機能を有する油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 各切換弁の流量調整手段に作用させる外
    部信号圧力の供給ラインに、他のパイロット信号圧力を
    逆止弁を介して供給するように構成してなる請求項1記
    載の再生機能を有する油圧制御装置。
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