JP2002364605A - 取着装置用油圧昇降装置 - Google Patents

取着装置用油圧昇降装置

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JP2002364605A JP2002091784A JP2002091784A JP2002364605A JP 2002364605 A JP2002364605 A JP 2002364605A JP 2002091784 A JP2002091784 A JP 2002091784A JP 2002091784 A JP2002091784 A JP 2002091784A JP 2002364605 A JP2002364605 A JP 2002364605A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な手段により、2つの油圧シリンダの同
期、または他方の油圧シリンダへの油圧シリンダの特別
な量の前進または遅れにより、下方操縦アームの種々の
上昇位置に対応する調整を行う取着装置用油圧昇降装
置。 【解決手段】 油圧供給装置Pおよび油圧タンクTおよ
び取着装置を備え、各下方操縦アームを作動するための
第1、第2の二重作用油圧シリンダ6,7を含む。少な
くとも3つの切り換え位置および4つのポート30,3
1,32,33を含む第1切り換え弁29からなり、そ
の第1ポート30が圧力供給装置Pへ、第2ポート31
が油圧タンクTへ、第3ポート32が前記第1油圧シリ
ンダ6の第1ピストン端シリンダ室18へそして第4ポ
ート33が第2油圧シリンダ7の第2ピストンロッド端
シリンダ室25への接続を各々示している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧供給装置およ
び油圧タンクを備えた、トラクタの、自己推進作業機械
または機具の、2本の下方操縦アームを有している取着
装置用油圧昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】国際特許出願第WO/9603024号
は、各下方操縦アームが昇降運動を制御するために別個
の油圧シリンダを有している、取着装置用油圧昇降装置
を記載している。両方の油圧シリンダは共通ラインを介
して切り換え弁によって圧力供給装置に接続可能であ
り、その結果下方操縦アームは共同して昇降され得る。
油圧シリンダはそれらの自重によって発生される下降作
動のためにともに油圧タンクに接続され得る。両方の油
圧シリンダの同期は、それゆえ、とくに下方操縦アーム
が異なって負荷されるとき、保証され得ない。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第19939967
A1号は、各下方操縦アームが別個の油圧シリンダを備
えている、トラクタの取着装置の下方操縦アーム用昇降
装置を記載している。これらの油圧シリンダの各々に、
下方操縦アームのそれぞれの枢動位置を示す位置決め信
号を発生する位置決めレコーダが配置されている。両方
の油圧シリンダの運動通路の同期を達成するために、制
御回路が設けられ、差異が存在するとき、油圧シリンダ
がこれらを釣り合わせるようにされることを保証する。
対応する電子制御装置は面倒でかつ記載された装置によ
り達成されるような精度を必要としない用途の場合に関
しては、費用が高すぎる。
【0004】ドイツ連邦共和国第8704278U1号
は、各下方操縦アームに関して、それぞれの下方操縦ア
ームを横方向に枢動するための二重作用の油圧シリンダ
を含んでいる、狭いゲージのトラクタの下方操縦アーム
に配置される側方軸用油圧回路を記載している。油圧シ
リンダの一方が圧力手段供給に接続可能でありかつ他方
が、第1の油圧シリンダを作動するとき、押し出された
圧力液体量によつて作動される切り換え位置が設けられ
る。このために、油圧シリンダの一方の第1ピストン端
シリンダ室は他方の油圧シリンダのピストンロッド端シ
リンダ室に接続され得る。さらに、2つの油圧シリンダ
の対向運動が可能にされる、切り換え位置が設けられ
る。第1切り換え位置は同一の大きさの油圧シリンダに
おいて種々の走行距離を導き、そのピストンは、しかし
ながら、多くの用途の場合に許容され得る。これは、ピ
ストン走行差を導く、容量差から生じる。
【0005】しかしながら、種々の調整通路を導くとこ
ろのかかる切り換えは特別な作業条件下でのみトラクタ
の下方操縦アームの上昇および下降に要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置に
おいては、両方の油圧シリンダの同期が保証されないと
か、必要以上に精度が高くなって、装置の費用が嵩み、
特別な条件下でのみ作動可能であるという不都合があ
る。
【0007】本発明の目的は、簡単な手段により、すな
わち、純粋に油圧構成において、2つの油圧シリンダの
同期、または他方の油圧シリンダへの油圧シリンダの特
別な量の前進または遅れかつそれゆえ下方操縦アームの
対応する調整が達成されることができ、そしてこれが、
また、下方操縦アームの種々の上昇位置において可能で
ある、取着装置用油圧昇降装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、油圧供給装
置および油圧タンク、および2本の下方操縦アームを有
する取着装置を備えた、トラクタ、自己推進作業機械ま
たは機具の取着装置用油圧昇降装置において、 −前記下方操縦アームの一方を作動するための第1の二
重作用油圧シリンダが第1シリンダハウジング、第1ピ
ストンロッド、第1ピストン端ピストン区域(面積)お
よび第1ピストンロッド端ピストン区域(面積)を含ん
でいる第1ピストンを有し、前記第1の二重作用油圧シ
リンダがさらに第1ピストン端シリンダ室および第1ピ
ストンロッド端シリンダ室を有し、 −前記下方操縦アームの他方を作動するための第2の二
重作用油圧シリンダが第2シリンダハウジング、第2ピ
ストンロッド、第2ピストン端ピストン区域(面積)お
よび第2ピストンロッド端ピストン区域(面積)を含ん
でいる第2ピストンを有しており、前記第2の二重作用
油圧シリンダが第2ピストン端シリンダ室および第2ピ
ストンロッド端シリンダ室を有し、 −少なくとも3つの切り換え位置を取るようになされそ
して4つのポートを含んでいる第1切り換え弁を備え、
前記第1ポートが前記圧力供給装置への接続を示し、前
記第2ポートが前記油圧タンクへの接続を示し、前記第
3ポートが前記第1油圧シリンダの第1ピストン端シリ
ンダ室への接続を示しそして前記第4ポートが前記第2
油圧シリンダの前記第2ピストンロッド端シリンダ室へ
の接続を示しており、 −前記第1油圧シリンダの第1ピストンロッド端シリン
ダ室を前記第2油圧シリンダの前記第2ピストン端シリ
ンダ室へ接続するラインを備え、そのさい前記第1油圧
シリンダの前記第1ピストンロッド端ピストン区域およ
び前記第2油圧シリンダの前記第2ピストン端ピストン
区域が互いに同一の大きさまたは予め定めた特別な大き
さの関係を有しており、 −第2切り換え弁が前記第1油圧シリンダの前記第1ピ
ストンロッド端シリンダ室と前記第2油圧シリンダの前
記第2ピストン端シリンダ室との間の前記ライン内に配
置されそして前記第2切り換え弁が基本の位置および少
なくとも2つのさらに他の切り換え位置を取るようにな
されそして前記圧力供給装置用の第1ポートおよび前記
油圧タンク用の第2ポートを含んでおり、そのさい前記
基本の位置において、前記圧力供給装置へのかつ前記油
圧タンクへのならびに前記第2油圧シリンダの前記第2
ピストンロッド端シリンダ室への接続が閉止され、かつ
そのさい前記第3および第4ポートが前記第1ピストン
ロッド端シリンダ室と前記第2ピストン端シリンダ室と
の間の前記ラインに開放される取着装置用油圧昇降装置
によって解決される。
【0009】この実施の形態において好都合であるの
は、純粋に、油圧構成において、油圧シリンダの同期ま
たは前進または遅れが、その第1ピストン端シリンダ室
が加圧される第1油圧シリンダの第1ピストンが、第2
油圧シリンダの第2ピストンロッド端シリンダ室を加圧
しかつ第1油圧シリンダの第1ピストンロッド端シリン
ダ室から押し出された量に比例して移動するということ
である。第2油圧シリンダの前記第2ピストン端ピスト
ン区域が前記第1油圧シリンダの前記第1ピストンロッ
ド端ピストン区域と同じ程度に大きいとき、前記第1ピ
ストンロッド端シリンダ室から押し出された量は同一通
路によって第2シリンダハウジング内の第2油圧シリン
ダの前記第2ピストンの調整を導き、それによって第1
ピストンが第1油圧シリンダの第1シリンダハウジング
内で調整される。
【0010】このために特別な測定手段は必要ない。区
域の差が予め定めた大きさの関係において付与されるな
らば、油圧シリンダの一方の特別な前進または遅れが立
つせいされ得る。このことは、漏洩が生じるとき、前進
シリンダがまず、圧力限界が付与されるとき、シリンダ
ハウジングの端部位置に達するので好都合である。他方
のシリンダも、また、漏洩のため長さの差異を補正する
ことができるように端部位置に達することができる。両
方の油圧シリンダのすべてのシリンダ室が圧力液体で満
たされるので、さらに、第1の切り換え弁が閉止された
位置を取るとき、偏心的な負荷の間も同様に、下方操縦
アームの一方の位置変化がないという利点が付与され
る。追加的に横方向の傾斜を釣り合わせるかまたは装置
の設計のため下方操縦アームの他方の枢動位置または高
さ位置と異なる、枢動位置または高さ位置に下方操縦ア
ームの一方を調整することが必要とされる場合に関し
て、その場合に、さらに他の垂直の昇降調整の間中、2
つは高さ位置の差異を対応して維持する同期方法におい
て動く。
【0011】本発明による解決のさらに他の実施の形態
において、第1切り換え弁に関して、圧力手段の通路用
ラインが、それぞれ、第1ポートと圧力供給装置との間
に、第2ポートと油圧タンクとの間に、第3ポートと第
1ピストン端シリンダ室との間にそして第4ポートと第
2ピストンロッド端シリンダ室との間に存在することが
提案される。
【0012】切り換え位置を実現するために、第1油圧
切り換え弁が、 −すべてのポートが閉止されている第1切り換え位置、 −圧力供給装置が第1ピストン端シリンダ室に接続され
かつ第2ピストンロッド端シリンダ室が油圧タンクに接
続される、第2切り換え位置、および −前記圧力供給装置が前記第2ピストンロッド端シリン
ダ室に接続されかつ前記第1ピストンロッド端シリンダ
室が前記油圧タンクに接続される、第3切り換え位置を
取ることが可能であることが提案される。
【0013】さらに、この実施の形態のより詳細な設計
において、前記第2切り換え弁が、第1油圧シリンダの
前記第1ピストンロッド端シリンダ室への接続を閉じ、
第2油圧シリンダの第2端シリンダ室を前記圧力供給装
置に接続しかつ前記第2油圧シリンダの前記第2ピスト
ンロッド端シリンダ室を前記油圧タンクに接続する第1
のさらに他の切り換え位置に切り換え可能であり、そし
て前記第2切り換え弁が、前記第1油圧シリンダの前記
第1ピストン端シリンダ室への接続を閉じ、前記第2油
圧シリンダの第2ピストン端シリンダ室を前記圧力供給
装置に接続しかつ前記第2油圧シリンダの第2ピストン
ロッド端シリンダ室を前記油圧タンクに接続する第2の
さらに他の切り換え位置に切り換え可能であることが提
案される。
【0014】下方操縦アームが、また、浮動位置を取る
ことができる、すなわち、両方がそれらの枢動軸のまわ
りの枢動回転に関して高さにおいて自由に調整可能であ
るように、追加的に、前記第1切り換え弁が、前記第1
油圧シリンダの前記第1ピストン端シリンダ室と前記第
1油圧シリンダの前記第2ピストンロッド端シリンダ室
を前記油圧タンクに接続するためのかつ前記圧力供給装
置への第1ポートを閉じるための第4の切り換え位置
(C)に切り換え可能であり、そして前記第2切り換え
弁が、前記圧力記載装置への第1ポートおよび前記第2
油圧シリンダの前記第2ピストンロッド端シリンダ室へ
の第5ポートを閉じるためのかつ前記第1油圧シリンダ
の第1ピストンロッド端シリンダ室および前記第2油圧
シリンダの前記第2ピストン端シリンダ室を前記油圧タ
ンクに接続するための、第3のさらに他の切り換え位置
に切り換え可能であることが提案される。このため、シ
リンダ室、すなわち、両方の油圧シリンダのピストン端
ならびにピストンロッド端シリンダ室が油圧タンクに接
続されかつこの方法においてそれらの間のかつ油圧タン
クとの圧力手段交換が達成され得る。
【0015】図面には2つの異なる実施の形態を油圧昇
降装置および2つの油圧シリンダの油圧切り換え回路の
レイアウトに関連する油圧昇降装置に関して示してい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、3点取着装置からなる昇
降装置の第1の実施の形態の概略構成を示す斜視図であ
る。両方の下方操縦アーム1,2を見ることができ、こ
れらの下方操縦アームは、トラクタの後方端はそれ自体
示されてないが、共通の枢動軸3のまわりに、例えば、
トラクタの後方端に枢動可能に配置されている。下方操
縦アーム1,2用の枢動軸3を形成する枢動手段の上方
には2つのブラケット4,5がトラクタの後方端に配置
されている。ブラケット4にはそのシリンダハウジング
を備えた第1油圧シリンダ6が取着されている。
【0017】第1油圧シリンダ6のシリンダハウジング
から導かれたピストンロッドは枢動軸3に対して引き離
して置かれた下方操縦アーム1上に取着されている。対
応して、下方操縦アーム2を参照して、そのピストンロ
ッドを備えた第2油圧シリンダ7が下方操縦アーム上に
かつそのハウジングがブラケット5上に取着されてい
る。2本の下方操縦アーム1,2は枢動軸3上に互いに
間隔を置いて配置されている。下方操縦アーム1,2の
上方にかつそれらの間に心出しされて頂部リンク8はト
ラクタの後方端に枢着されている。
【0018】2つの油圧シリンダ6,7のピストンロッ
ドが対応するシリンダハウジングから延在されるなら
ば、下方操縦アーム1,2は枢動軸3のまわりに枢動可
能に下降される。ピストンロッドが2つの油圧シリンダ
6,7のシリンダハウジング内に押し込まれるならば、
2本の下方操縦アーム1,2は上方に向かって枢動され
る、すなわち、枢動軸3のまわりに上昇される。
【0019】図2は、2本の下方操縦アーム101,1
02が、また、枢動軸103のまわりに枢動可能に配置
されている、図1の実施の形態に対する代替の実施の形
態を示している。例えば、トラクタの、後方端に、2本
の下方操縦アーム101,102の上方には、昇降アー
ム9,10が、また、それぞれ、昇降アーム軸11のま
わりに枢動可能に配置されている。第1昇降アーム9は
第1昇降軸12によって下方操縦アーム101に接続さ
れている。第2昇降アーム10は第2昇降軸13によっ
て第2下方操縦アーム102に接続されている。
【0020】第1油圧シリンダ106は第1昇降アーム
9に配置されかつ第2油圧シリンダ107は第2昇降ア
ーム107に配置されている。第1油圧シリンダ100
6および第2油圧シリンダ107は一方でトラクタの後
方端に支持されかつ他方でそれぞれの昇降アーム9また
は10に、それぞれ支持されている。頂部リンク108
が、また、図1の実施の形態におけると同様に設けてあ
る。
【0021】それぞれ、油圧シリンダ6,106または
7,107の制御は、図3によってより詳細に説明され
る。図1と図2の実施の形態間の単なる差異は、図1の
下方操縦アーム1,2の昇降が対応する油圧シリンダへ
のピストンロッドの押し込みによって達成される一方、
これに関して図2の実施の形態においては2つの油圧シ
リンダ106,107の対応するシリンダハウジングか
らのピストンロッドの伸張が達成されねばならない限り
において、油圧昇降装置の作動に存在する。
【0022】図3の油圧切り換えは第1油圧シリンダ6
および第2油圧シリンダ7およびこれらの作動のために
設けられた第1切り換え弁29を略示している。図2の
油圧シリンダ106,107用の油圧回路のレイアウト
は、以下で、油圧シリンダ6,7に関連しての説明のみ
がなされるように図1の油圧シリンダ6,7のレイアウ
トに対応している。第1油圧シリンダ6は第1ピストン
16が可動である第1シリンダハウジング14を有して
おり、その結果第1ピストン16に接続された、第1ピ
ストンロッド15は第1シリンダハウジング14内に多
少押し込まれるかまたはそれから伸張される。
【0023】第1ピストン16は第1シリンダハウジン
グ14によって取り囲まれた室を第1ピストン端シリン
ダ室18と第1ピストンロッド端シリンダ室20に分離
している。第1ピストン16は第1ピストン端シリンダ
室18に向かって第1ピストン端ピストン区域17およ
び第1ピストンロッド端シリンダ室20に向かって第1
ピストンロッド端ピストン区域19を有している。
【0024】第2油圧シリンダ7は第2シリンダハウジ
ング21内で移動され得る第2ピストン23を有してい
る。第2ピストンロッド22は第2ピストン23に接続
されている。第2ピストン23は第2シリンダハウジン
グ21によって取り囲まれた室を第2ピストン端シリン
ダ室25と第2ピストンロッド端シリンダ室27に分離
している。第2ピストン23は第2ピストン端シリンダ
室25に向かって第2ピストン端ピストン区域24を有
している。第2ピストン23は第2ピストンロッド端シ
リンダ室27に向かって第2ピストンロッド端ピストン
区域26を有している。
【0025】第1油圧シリンダ6の第1ピストンロッド
端シリンダ室20はライン28によって第2油圧シリン
ダ7の第2ピストン端シリンダ室25に接続されてい
る。第1切り換え弁29は2つのシリンダ6,7の制御
に役立ちそして4つのポート、すなわち、圧力供給装置
Pへの第1ポート30、油圧タンクTへの第2ポート3
1、ライン34によって第1シリンダハウジング14の
第1ピストン端シリンダ室18へ接続するための第3ポ
ート32およびライン35によって第2シリンダハウジ
ング21の第2ピストンロッド端シリンダ室27に接続
するための第4ポート33を有している。
【0026】第1切り換え弁29は全体で4つの切り換
え位置を取ることができる。閉止された位置0が示され
ている。この位置0において第1ポート30は圧力供給
装置Pから遮断されている。第2ポート31は油圧タン
クTから遮断されている。第3ポート32は閉止され、
その結果ライン34を介して第1ピストン端シリンダ室
18への接続は存在しない。また、第4ポート33が閉
止され、その結果ライン35を介して第2ピストンロッ
ド端シリンダ室27への接続は存在しない。第1切り換
え弁29が位置Aに移動されるとき、第1ピストン端シ
リンダ室19はポート30,32を介して圧力供給装置
Pに接続される。
【0027】対応して、第2ピストンロッド端シリンダ
室27はライン35およびポート31,33を介して油
圧タンクTに接続される。かくして、第1ピストン端シ
リンダ室18は充填され、その結果第1ピストンロッド
15が第1シリンダハウジング14から伸張される。こ
れにより、第1ピストンロッド端シリンダ室20からの
第1ピストン16の上昇に対応する量が押し出されかつ
ライン28を介して第2油圧シリンダ7の第2ピストン
端シリンダ室25へ導かれる。
【0028】第1ピストン16の第1ピストンロッド端
ピストン区域19が第2ピストン23の第2ピストン端
ピストン区域24と同程度に大きいとき、第2シリンダ
ハウジング21において第2ピストン23によって実施
される上昇は、第1シリンダハウジング14において第
1ピストン16によって実施される上昇に対応(等し
い)する。対応して、2本のピストンロッド15,22
はそれれらのシリンダハウジング14,21からの量に
よって伸張される。例えば、撤退長さを補正(調整)可
能にするために、漏洩が現れるとき、代替的に、ピスト
ンロッドの一方のより少ない前進が選択されることがで
き、それは油圧シリンダのピストン端またはピストンロ
ッド端ピストン区域の異なる大きさを導いている。
【0029】第1切り換え弁29を切り換え位置Bに移
動すると、第1シリンダハウジング14の第1ピストン
端シリンダ室18はライン34およびポート32を介し
てポート31にかつこれを介して油圧タンクTに接続さ
れる。圧力供給装置Pは第1ポート30および第4ポー
ト33を介してかつライン35を介して第2シリンダハ
ウジング21の第2ピストンロッド端シリンダ室27に
接続される。油圧オイルの形の圧力手段が圧力供給装置
Pから第2ピストンロッド端シリンダ室27へ流れると
き、第2ピストン23の走行に比例する量が第2ピスト
ン端シリンダ室25から押し出されかつライン28を介
して第1シリンダハウジング14の第1ピストンロッド
端シリンダ室20に搬送される。
【0030】第1ピストンロッド端ピストン区域19と
第2ピストン端ピストン区域24は同一の大きさを有す
るので、第1ピストン16は、第2ピストン23が第2
シリンダハウジング21内で走行する、長さに対応して
第1シリンダハウジング14内で動かされる。対応する
量が、これによって、第1ピストン端シリンダ室18か
ら押し出されそしてライン34および第3ポート32な
らびに第2ポート32を介して油圧タンクTに搬送され
る。
【0031】2本のピストンロッド15,22の伸張は
図1の実施の形態において2本の下方操縦アーム1,2
の下降に対応する一方、同じことは図2の実施の形態に
おける2本の下方操縦アーム101,102の上昇を意
味している。
【0032】図3は、原則として、以下でその第1の実
施の形態のみが説明される、2つの考え得る実施の形態
を含んでいる。
【0033】第1切り換え弁29に加えて、第2切り換
え弁36が設けられ、この切り換え弁は油圧回路のレイ
アウトの基本的な変形例において、基本の位置Gにおい
て示される、第1切り換え弁29と同様な3つの切り換
え位置を取ることができる。加えて、基本の変形例にお
いて切り換え位置DおよびEを取ることができる。
【0034】第2切り換え弁36は合計で5つのポー
ト、すなわち、ポート37,38,39,40,41を
有している。基本の位置Gにおいて、第3ポート39お
よび第4ポート40に加えてすべての接続が閉じられて
いる。第3ポート39および第4ポート40は基本の位
置Gにおいて互いに接続されており、その結果また、第
1油圧シリンダ6の第1ピストンロッド端シリンダ室2
0と第2油圧シリンダ7の第2ピストン端シリンダ室2
5との間のライン28は開放される、すなわち、それら
の間の圧力手段交換が実施され得る。
【0035】しかしながら、他のポートは閉止されてい
るので、2つのピストン16,23はそれぞれのシリン
ダハウジング14または21内でそれらのそれぞれの位
置に止まっている。第5ポート41は接続ライン42お
よびライン35を介して第2シリンダハウジング21の
第2ピストンロッド端シリンダ室27に接続されるがし
かし、それは基本の位置Gにおいて閉止されている。
【0036】第2切り換え弁36は第1ポート37を介
して圧力供給装置Pへのかつ第2ポート38を介して油
圧タンクTへの接続を有している。第2切り換え弁36
は2つのピストンの一方、本件において、例えば、横方
向の傾斜を釣り合わせることができるように、第1シリ
ンダハウジング14内の第1ピストン16の上昇位置に
関連して第2シリンダハウジング21内の第2ピストン
23を調整するのに役立っている。これは、例えば、液
体量が追加的に第2ピストン端シリンダ室25に伝送さ
れかつ対応する量が第2シリンダハウジング21の第2
ピストンロッド端シリンダ室27から油圧タンクTへ押
し出されるような構成において達成される。
【0037】これは、第1切り換え弁29が示された閉
止位置0にあるとき、第2切り換え弁36が基本の位置
Gから位置Dへ移動されるような構成において実施され
る。これによって、ライン28を介してピストンロッド
端シリンダ室19へ通じている第3ポート39が閉止さ
れる。第2切り換え弁36から第2シリンダハウジング
21の第2ピストン端シリンダ室25に通じているライ
ン28の部分は第1ポート37および第4ポート40を
介して圧力供給装置Pに接続され、その結果オイル量が
第2ピストン端シリンダ室25に搬送される。対応し
て、対応する量が第2ピストンロッド端シリンダ室27
からライン35および接続ライン42、第5ポート41
および第2ポート38を介して油圧タンクTに逃げ出し
ている。
【0038】このため、例えば、図1の実施の形態に関
連して、下方操縦アーム2は第1下方操縦アーム1に対
して下降される。第2切り換え弁36が切り換え位置E
に移動されるとき、第3ポート39を介して第1ピスト
ンロッド端シリンダ室20への接続はまた閉止され、一
方第2ピストン端シリンダ室25に属しているライン2
8の部分は第4ポート40および第2ポート38を介し
て油圧タンクTに接続される。圧力供給装置Pは第1ポ
ート37、第5ポート41、接続ライン42およびライ
ン35を介して第2ピストンロッド端シリンダ室27に
接続される。これは、第2ピストンロッド22が第2油
圧シリンダ7に押し込まれることを意味している。
【0039】図1の実施の形態に関連して、これは、第
2下方操縦アーム2が第2油圧シリンダ7の短縮のため
下方操縦アーム1に対して上昇されることを意味する。
【0040】傾斜調整が第2切り換え弁36を介して実
施されかつ第2切り換え弁36が再び基本の位置に戻さ
れるとき、2つのピストン16,23は第1切り換え弁
29の対応する作動によって後方に同期して移動され得
るが、しかし位置の差異はシリンダハウジング内で維持
されている。
【0041】傾斜調整がキャンセルされ得るならば、両
方のピストン16,23はシリンダハウジング14,2
1内の考え得る端位置までそれぞれのシリンダハウジン
グ14,21内に押し込められるかまたはそれから伸張
されねばならない。
【0042】追加的に傾斜調整を許容するこの変形例に
加えて、上昇および下降方向において独立して自由であ
る、下方操縦アーム用の浮動位置を追加的に含んでいる
他の実施の形態を考え得る。このために第1切り換え弁
29はさらに他の(第4の)切り換え位置Cを備えてい
る。第2切り換え弁36は、また、さらに他の第3の切
り換え位置Fを備えている。浮動位置に関して、切り換
え弁29,36は切り換え位置C、Fに切り換えられね
ばならない。
【0043】第1切り換え弁29は、切り換え位置Cに
切り換えられるとき、圧力供給装置Pへの第1ポート3
0が閉止されるように構成されている。第3ポート32
および第4ポート33は第2ポート31を介して油圧タ
ンクTに接続される。それゆえ、油圧タンクTへの接続
が第1ピストン端シリンダ室18と第2ピストンロッド
端シリンダ室27との間に存在する。
【0044】第2切り換え弁36の切り換え位置Fにお
いて、第1ポート37が閉止され、その結果圧力供給装
置Pへの接続は存在しない。そのうえ、第5ポート41
が閉止される。2つのポート39および40は第2ポー
ト38を介して油圧タンクYに接続され、その結果油圧
タンクTへの第1ピストンロッド端シリンダ室20およ
び第2ピストン端シリンダ室25の量交換が実施され得
る。両方の油圧シリンダ6,7のすべてのシリンダ室1
8,20,25,27は、それゆえ、油圧タンクTに接
続される。
【0045】本発明による取着装置用油圧昇降装置の構
成を列挙すると以下の通りである。 1.油圧供給装置(P)および油圧タンク(T)、およ
び2本の下方操縦アーム(1,2;101,102)を
有している取着装置を備えた、トラクタ、自己推進作業
機械または機具の取着装置用油圧昇降装置において、 −前記下方操縦アーム(1,2;101,102)の一
方を作動するための第1の二重作用油圧シリンダ(6,
106)が第1シリンダハウジング(14)、第1ピス
トンロッド(15)、第1ピストン端ピストン区域(1
7)および第1ピストンロッド端ピストン区域(19)
を含んでいる第1ピストン(16)を有し、前記第1の
二重作用油圧シリンダ(6,106)がさらに第1ピス
トン端シリンダ室(18)および第1ピストンロッド端
シリンダ室(20)を有し、 −前記下方操縦アーム(2,1;102,102)の他
方を作動するための第2の二重作用油圧シリンダ(7,
107)が第2シリンダハウジング(21)、第2ピス
トンロッド(22)、第2ピストン端ピストン区域(2
4)および第2ピストンロッド端ピストン区域(26)
を含んでいる第2ピストン(23)を有しており、前記
第2の二重作用油圧シリンダ(7,107)が第2ピス
トン端シリンダ室(25)および第2ピストンロッド端
シリンダ室(27)を有し、 −少なくとも3つの切り換え位置(0,A,B)を取る
ようになされそして4つのポート(30,31,32,
33)を含んでいる第1切り換え弁(29)を備え、前
記第1ポート(30)が前記圧力供給装置(P)への接
続を示し、前記第2ポート(31)が前記油圧タンク
(T)への接続を示し、前記第3ポート(32)が前記
第1油圧シリンダ(6,106)の第1ピストン端シリ
ンダ室(18)への接続を示しそして前記第4ポート
(33)が前記第2油圧シリンダ(7,107)の前記
第2ピストンロッド端シリンダ室(25)への接続を示
しており、 −前記第1油圧シリンダ(6,106)の第1ピストン
ロッド端シリンダ室(20)を前記第2油圧シリンダ
(7,107)の前記第2ピストン端シリンダ室(2
5)へ接続するライン(28)を備え、そのさい前記第
1油圧シリンダ(6,106)の前記第1ピストンロッ
ド端ピストン区域(19)および前記第2油圧シリンダ
(7,107)の前記第2ピストン端ピストン区域(2
4)が互いに同一の大きさまたは予め定めた特別な大き
さの関係を有しており、 −第2切り換え弁(36)が前記第1油圧シリンダ
(6,106)の前記第1ピストンロッド端シリンダ室
(20)と前記第2油圧シリンダ(7,107)の前記
第2ピストン端シリンダ室(25)との間の前記ライン
(28)内に配置されそして前記第2切り換え弁(3
6)が基本の位置(G)および少なくとも2つのさらに
他の切り換え位置(A,B)を取るようになされそして
前記圧力供給装置(P)用の第1ポート(37)および
前記油圧タンク(T)用の第2ポート(38)を含んで
おり、そのさい前記基本の位置(G)において、前記圧
力供給装置(P)へのかつ前記油圧タンク(T)へのな
らびに前記第2油圧シリンダ(7,107)の前記第2
ピストンロッド端シリンダ室(27)への接続が閉止さ
れ、かつそのさい前記第3および第4ポート(39,4
0)が前記第1ピストンロッド端シリンダ室(20)と
前記第2ピストン端シリンダ室(25)との間の前記ラ
イン(28)に開放されることを特徴とする取着装置用
油圧昇降装置。 2.前記第1切り換え弁(29)に関して、圧力手段の
通路用ライン(34,35)が、それぞれ、前記第1ポ
ート(30)と前記圧力供給装置(P)との間に、前記
第2ポート(31)と前記油圧タンク(T)との間に、
前記第3ポート(32)と前記第1ピストン端シリンダ
室(18)との間にそして前記第4ポート(33)と前
記第2ピストンロッド端シリンダ室(27)との間に存
在することを特徴とする上記第1項に記載の取着装置用
油圧昇降装置。 3.前記第1油圧切り換え弁(29)が、 −すべてのポート(30,31,32,33)が閉止さ
れている第1切り換え位置(0)、 −前記圧力供給装置(P)が前記第1ピストン端シリン
ダ室(18)に接続されかつ前記第2ピストンロッド端
シリンダ室(27)が前記油圧タンク(T)に接続され
る、第2切り換え位置(A)、および −前記圧力供給装置(P)が前記第2ピストンロッド端
シリンダ室(27)に接続されかつ前記第1ピストンロ
ッド端シリンダ室(20)が前記油圧タンク(T)に接
続される、第3切り換え位置(B)を取ることが可能で
あることを特徴とする上記第1項に記載の取着装置用油
圧昇降装置。 4.前記第2切り換え弁(36)が、前記第1油圧シリ
ンダ(6,106)の前記第1ピストンロッド端シリン
ダ室(20)への接続を閉じ、前記第2油圧シリンダ
(7,107)の前記第2端シリンダ室(25)を前記
圧力供給装置(P)に接続しかつ前記第2油圧シリンダ
(7,107)の前記第2ピストンロッド端シリンダ室
(27)を前記油圧タンク(T)に接続する第1のさら
に他の切り換え位置(D)に切り換え可能であり、そし
て前記第2切り換え弁(36)が、前記第1油圧シリン
ダ(6,106)の前記第1ピストン端シリンダ室(2
0)への接続を閉じ、前記第2油圧シリンダ(7,10
7)の第2ピストン端シリンダ室(25)を前記圧力供
給装置(P)に接続しかつ前記第2油圧シリンダ(7,
107)の第2ピストンロッド端シリンダ室(27)を
前記油圧タンク(T)に接続する第2のさらに他の切り
換え位置(E)に切り換え可能であることを特徴とする
上記第1項に記載の取着装置用油圧昇降装置。 5.前記第1切り換え弁(29)が、前記第1油圧シリ
ンダ(6,106)の前記第1ピストン端シリンダ室
(18)と前記第1油圧シリンダ(7,107)の前記
第2ピストンロッド端シリンダ室(27)を前記油圧タ
ンク(T)に接続するためのかつ前記圧力供給装置
(P)への前記第1ポート(30)を閉じるための第4
の切り換え位置(C)に切り換え可能であり、そして前
記第2切り換え弁(36)が、前記圧力記載装置(P)
への第1ポート(37)および前記第2油圧シリンダ
(7,107)の前記第2ピストンロッド端シリンダ室
(27)への前記第5ポート(41)を閉じるためのか
つ前記第1油圧シリンダ(6,106)の第1ピストン
ロッド端シリンダ室(18)および前記第2油圧シリン
ダ(7,107)の前記第2ピストン端シリンダ室(2
5)を前記油圧タンク(T)に接続するための、第3の
さらに他の切り換え位置(F)に切り換え可能であるこ
とを特徴とする上記第3項または第4項に記載の取着装
置用油圧昇降装置。
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、油圧供給装置
および油圧タンク、および2本の下方操縦アームを有す
る取着装置を備えた、トラクタ、自己推進作業機械また
は機具の取着装置用油圧昇降装置において、−前記下方
操縦アームの一方を作動するための第1の二重作用油圧
シリンダが第1シリンダハウジング、第1ピストンロッ
ド、第1ピストン端ピストン区域および第1ピストンロ
ッド端ピストン区域を含んでいる第1ピストンを有し、
前記第1の二重作用油圧シリンダがさらに第1ピストン
端シリンダ室および第1ピストンロッド端シリンダ室を
有し、−前記下方操縦アームの他方を作動するための第
2の二重作用油圧シリンダが第2シリンダハウジング、
第2ピストンロッド、第2ピストン端ピストン区域およ
び第2ピストンロッド端ピストン区域を含んでいる第2
ピストンを有しており、前記第2の二重作用油圧シリン
ダが第2ピストン端シリンダ室および第2ピストンロッ
ド端シリンダ室を有し、−少なくとも3つの切り換え位
置を取るようになされそして4つのポートを含んでいる
第1切り換え弁を備え、前記第1ポートが前記圧力供給
装置への接続を示し、前記第2ポートが前記油圧タンク
への接続を示し、前記第3ポートが前記第1油圧シリン
ダの第1ピストン端シリンダ室への接続を示しそして前
記第4ポートが前記第2油圧シリンダの前記第2ピスト
ンロッド端シリンダ室への接続を示しており、−前記第
1油圧シリンダの第1ピストンロッド端シリンダ室を前
記第2油圧シリンダの前記第2ピストン端シリンダ室へ
接続するラインを備え、そのさい前記第1油圧シリンダ
の前記第1ピストンロッド端ピストン区域および前記第
2油圧シリンダの前記第2ピストン端ピストン区域が互
いに同一の大きさまたは予め定めた特別な大きさの関係
を有しており、−第2切り換え弁が前記第1油圧シリン
ダの前記第1ピストンロッド端シリンダ室と前記第2油
圧シリンダの前記第2ピストン端シリンダ室との間の前
記ライン内に配置されそして前記第2切り換え弁が基本
の位置および少なくとも2つのさらに他の切り換え位置
を取るようになされそして前記圧力供給装置用の第1ポ
ートおよび前記油圧タンク用の第2ポートを含んでお
り、そのさい前記基本の位置において、前記圧力供給装
置へのかつ前記油圧タンクへのならびに前記第2油圧シ
リンダの前記第2ピストンロッド端シリンダ室への接続
が閉止され、かつそのさい前記第3および第4ポートが
前記第1ピストンロッド端シリンダ室と前記第2ピスト
ン端シリンダ室との間の前記ラインに開放される構成と
したので、簡単な手段により、すなわち、純粋に油圧構
成において、2つの油圧シリンダの同期、または他方の
油圧シリンダへの油圧シリンダの特別な量の前進または
遅れかつそれゆえ下方操縦アームの対応する調整が達成
されることができ、そしてこれが、また、下方操縦アー
ムの種々の上昇位置において可能である、取着装置用油
圧昇降装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】それぞれ1つの油圧シリンダが下方操縦アーム
とトラクタまたは作業機械能動装置上の固定点との間に
直接作用する実施の形態を示す斜視図である。
【図2】下方操縦アームがレバーギヤの相互接続によっ
て油圧シリンダにより作動される実施の形態を示す斜視
図である。
【図3】第2切り換え弁が2つの油圧シリンダに関する
種々の高さ調整または伸張位置を達成することができる
ように使用されつ必要ならば、追加的に、油圧シリンダ
が下方操縦アームの浮動位置を可能にするためにさらに
他の可能性が設けられる、2つの切り換え弁を備えた油
圧回路レイアウトを示す図である。
【符号の説明】
1 下方操縦アーム 2 下方操縦アーム 3 枢動軸 4 ブラケット 5 ブラケット 6 第1油圧シリンダ 7 第2油圧シリンダ 8 頂部リンク 9 第1昇降アーム 10 第2昇降アーム 11 昇降アーム軸 12 第1昇降軸 13 第2昇降軸 14 第1シリンダハウジング 15 第1ピストンロッド 16 第1ピストン 17 第1ピストン端ピストン区域 18 第1ピストン端シリンダ室 19 第1ピストンロッド端ピストン区域 20 第1ピストンロッド端シリンダ室 21 第2シリンダハウジング 22 第2ピストンロッド 23 第2ピストン 24 第2ピストン端ピストン区域 25 第2ピストン端シリンダ室 26 第2ピストンロッド端ピストン区域 27 第2ピストンロッド端シリンダ室 28 ライン 29 第1切り換え弁 30 第1切り換え弁の第1ポート 31 第1切り換え弁の第2ポート 32 第1切り換え弁の第3ポート 33 第1切り換え弁の第4ポート 34 ライン 35 ライン 36 第2切り換え弁 37 第2切り換え弁の第1ポート 38 第2切り換え弁の第2ポート 39 第2切り換え弁の第3歩ーと 40 第2切り換え弁の第4ポート 41 第2切り換え弁の第5ポート 42 接続ライン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月26日(2002.6.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 取着装置用油圧昇降装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧供給装置およ
び油圧タンクを備えた、トラクタの、自己推進作業機械
または機具の、2本の下方操縦アームを有している取着
装置用油圧昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】国際特許出願第WO/9603024号
は、各下方操縦アームが昇降運動を制御するために別個
の油圧シリンダを有している、取着装置用油圧昇降装置
を記載している。両方の油圧シリンダは共通ラインを介
して切り換え弁によって圧力供給装置に接続可能であ
り、その結果下方操縦アームは共同して昇降され得る。
油圧シリンダはそれらの自重によって発生される下降作
動のためにともに油圧タンクに接続され得る。両方の油
圧シリンダの同期は、それゆえ、とくに下方操縦アーム
が異なって負荷されるとき、保証され得ない。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第19939967
A1号は、各下方操縦アームが別個の油圧シリンダを備
えている、トラクタの取着装置の下方操縦アーム用昇降
装置を記載している。これらの油圧シリンダの各々に、
下方操縦アームのそれぞれの枢動位置を示す位置決め信
号を発生する位置決めレコーダが配置されている。両方
の油圧シリンダの運動通路の同期を達成するために、制
御回路が設けられ、差異が存在するとき、油圧シリンダ
がこれらを釣り合わせるようにされることを保証する。
対応する電子制御装置は面倒でかつ記載された装置によ
り達成されるような精度を必要としない用途の場合に関
しては、費用が高すぎる。
【0004】ドイツ連邦共和国第8704278U1号
は、各下方操縦アームに関して、それぞれの下方操縦ア
ームを横方向に枢動するための二重作用の油圧シリンダ
を含んでいる、狭いゲージのトラクタの下方操縦アーム
に配置される側方軸用油圧回路を記載している。油圧シ
リンダの一方が圧力手段供給に接続可能でありかつ他方
が、第1の油圧シリンダを作動するとき、押し出された
圧力液体量によつて作動される切り換え位置が設けられ
る。このために、油圧シリンダの一方の第1ピストン端
シリンダ室は他方の油圧シリンダのピストンロッド端シ
リンダ室に接続され得る。さらに、2つの油圧シリンダ
の対向運動が可能にされる、切り換え位置が設けられ
る。第1切り換え位置は同一の大きさの油圧シリンダに
おいて種々の走行距離を導き、そのピストンは、しかし
ながら、多くの用途の場合に許容され得る。これは、ピ
ストン走行差を導く、容量差から生じる。
【0005】しかしながら、種々の調整通路を導くとこ
ろのかかる切り換えは特別な作業条件下でのみトラクタ
の下方操縦アームの上昇および下降に要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置に
おいては、両方の油圧シリンダの同期が保証されないと
か、必要以上に精度が高くなって、装置の費用が嵩み、
特別な条件下でのみ作動可能であるという不都合があ
る。
【0007】本発明の目的は、簡単な手段により、すな
わち、純粋に油圧構成において、2つの油圧シリンダの
同期、または他方の油圧シリンダへの油圧シリンダの特
別な量の前進または遅れかつそれゆえ下方操縦アームの
対応する調整が達成されることができ、そしてこれが、
また、下方操縦アームの種々の上昇位置において可能で
ある、取着装置用油圧昇降装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、油圧供給装
置および油圧タンク、および2本の下方操縦アームを有
する取着装置を備えた、トラクタ、自己推進作業機械ま
たは機具の取着装置用油圧昇降装置において、 −前記下方操縦アームの一方を作動するための第1の二
重作用油圧シリンダが第1シリンダハウジング、第1ピ
ストンロッド、第1ピストン端ピストン区域(面積)お
よび第1ピストンロッド端ピストン区域(面積)を含ん
でいる第1ピストンを有し、前記第1の二重作用油圧シ
リンダがさらに第1ピストン端シリンダ室および第1ピ
ストンロッド端シリンダ室を有し、 −前記下方操縦アームの他方を作動するための第2の二
重作用油圧シリンダが第2シリンダハウジング、第2ピ
ストンロッド、第2ピストン端ピストン区域(面積)お
よび第2ピストンロッド端ピストン区域(面積)を含ん
でいる第2ピストンを有しており、前記第2の二重作用
油圧シリンダが第2ピストン端シリンダ室および第2ピ
ストンロッド端シリンダ室を有し、 −少なくとも3つの切り換え位置を取るようになされそ
して4つのポートを含んでいる第1切り換え弁を備え、
前記第1ポートが前記圧力供給装置への接続を示し、前
記第2ポートが前記油圧タンクへの接続を示し、前記第
3ポートが前記第1油圧シリンダの第1ピストン端シリ
ンダ室への接続を示しそして前記第4ポートが前記第2
油圧シリンダの前記第2ピストンロッド端シリンダ室へ
の接続を示しており、 −前記第1油圧シリンダの第1ピストンロッド端シリン
ダ室を前記第2油圧シリンダの前記第2ピストン端シリ
ンダ室へ接続するラインを備え、そのさい前記第1油圧
シリンダの前記第1ピストンロッド端ピストン区域およ
び前記第2油圧シリンダの前記第2ピストン端ピストン
区域が互いに同一の大きさまたは予め定めた特別な大き
さの関係を有しており、 −第2切り換え弁が前記第1油圧シリンダの前記第1ピ
ストンロッド端シリンダ室と前記第2油圧シリンダの前
記第2ピストン端シリンダ室との間の前記ライン内に配
置されそして前記第2切り換え弁が基本の位置および少
なくとも2つのさらに他の切り換え位置を取るようにな
されそして前記圧力供給装置用の第1ポートおよび前記
油圧タンク用の第2ポートを含んでおり、そのさい前記
基本の位置において、前記圧力供給装置へのかつ前記油
圧タンクへのならびに前記第2油圧シリンダの前記第2
ピストンロッド端シリンダ室への接続が閉止され、かつ
そのさい前記第3および第4ポートが前記第1ピストン
ロッド端シリンダ室と前記第2ピストン端シリンダ室と
の間の前記ラインに開放される取着装置用油圧昇降装置
によって解決される。
【0009】この実施の形態において好都合であるの
は、純粋に、油圧構成において、油圧シリンダの同期ま
たは前進または遅れが、その第1ピストン端シリンダ室
が加圧される第1油圧シリンダの第1ピストンが、第2
油圧シリンダの第2ピストン端シリンダ室を加圧しかつ
第1油圧シリンダの第1ピストンロッド端シリンダ室か
ら押し出された量に比例して移動するということであ
る。第2油圧シリンダの前記第2ピストン端ピストン区
域が前記第1油圧シリンダの前記第1ピストンロッド端
ピストン区域と同じ程度に大きいとき、前記第1ピスト
ンロッド端シリンダ室から押し出された量は同一通路に
よって第2シリンダハウジング内の第2油圧シリンダの
前記第2ピストンの調整を導き、それによって第1ピス
トンが第1油圧シリンダの第1シリンダハウジング内で
調整される。
【0010】このために特別な測定手段は必要ない。区
域の差が予め定めた大きさの関係において付与されるな
らば、油圧シリンダの一方の特別な前進または遅れが達
成され得る。このことは、漏洩が生じるとき、前進シリ
ンダがまず、圧力限界が付与されるとき、シリンダハウ
ジングの端部位置に達するので好都合である。他方のシ
リンダも、また、漏洩のため長さの差異を補正すること
ができるように端部位置に達することができる。両方の
油圧シリンダのすべてのシリンダ室が圧力液体で満たさ
れるので、さらに、第1の切り換え弁が閉止された位置
を取るとき、偏心的な負荷の間も同様に、下方操縦アー
ムの一方の位置変化がないという利点が付与される。追
加的に横方向の傾斜を釣り合わせるかまたは装置の設計
のため下方操縦アームの他方の枢動位置または高さ位置
と異なる、枢動位置または高さ位置に下方操縦アームの
一方を調整することが必要とされる場合に関して、その
場合に、さらに他の垂直の昇降調整の間中、2つは高さ
位置の差異を対応して維持する同期方法において動く。
【0011】本発明による解決のさらに他の実施の形態
において、第1切り換え弁に関して、圧力手段の通路用
ラインが、それぞれ、第1ポートと圧力供給装置との間
に、第2ポートと油圧タンクとの間に、第3ポートと第
1ピストン端シリンダ室との間にそして第4ポートと第
2ピストンロッド端シリンダ室との間に存在することが
提案される。
【0012】切り換え位置を実現するために、第1油圧
切り換え弁が、 −すべてのポートが閉止されている第1切り換え位置、 −圧力供給装置が第1ピストン端シリンダ室に接続され
かつ第2ピストンロッド端シリンダ室が油圧タンクに接
続される、第2切り換え位置、および −前記圧力供給装置が前記第2ピストンロッド端シリン
ダ室に接続されかつ前記第1ピストン端シリンダ室が前
記油圧タンクに接続される、第3切り換え位置を取るこ
とが可能であることが提案される。
【0013】さらに、この実施の形態のより詳細な設計
において、前記第2切り換え弁が、第1油圧シリンダの
前記第1ピストンロッド端シリンダ室への接続を閉じ、
第2油圧シリンダの第2端シリンダ室を前記圧力供給装
置に接続しかつ前記第2油圧シリンダの前記第2ピスト
ンロッド端シリンダ室を前記油圧タンクに接続する第1
のさらに他の切り換え位置に切り換え可能であり、そし
て前記第2切り換え弁が、前記第1油圧シリンダの前記
第1ピストン端シリンダ室への接続を閉じ、前記第2油
圧シリンダの第2ピストンロッド端シリンダ室を前記圧
力供給装置に接続しかつ前記第2油圧シリンダの第2ピ
ストン端シリンダ室を前記油圧タンクに接続する第2の
さらに他の切り換え位置に切り換え可能であることが提
案される。
【0014】下方操縦アームが、また、浮動位置を取る
ことができる、すなわち、両方がそれらの枢動軸のまわ
りの枢動回転に関して高さにおいて自由に調整可能であ
るように、追加的に、前記第1切り換え弁が、前記第1
油圧シリンダの前記第1ピストン端シリンダ室と前記第
1油圧シリンダの前記第2ピストンロッド端シリンダ室
を前記油圧タンクに接続するためのかつ前記圧力供給装
置への第1ポートを閉じるための第4の切り換え位置
(C)に切り換え可能であり、そして前記第2切り換え
弁が、前記圧力記載装置への第1ポートおよび前記第2
油圧シリンダの前記第2ピストンロッド端シリンダ室へ
の第5ポートを閉じるためのかつ前記第1油圧シリンダ
の第1ピストンロッド端シリンダ室および前記第2油圧
シリンダの前記第2ピストン端シリンダ室を前記油圧タ
ンクに接続するための、第3のさらに他の切り換え位置
に切り換え可能であることが提案される。このため、シ
リンダ室、すなわち、両方の油圧シリンダのピストン端
ならびにピストンロッド端シリンダ室が油圧タンクに接
続されかつこの方法においてそれらの間のかつ油圧タン
クとの圧力手段交換が達成され得る。
【0015】図面には2つの異なる実施の形態を油圧昇
降装置および2つの油圧シリンダの油圧切り換え回路の
レイアウトに関連する油圧昇降装置に関して示してい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、3点取着装置からなる昇
降装置の第1の実施の形態の概略構成を示す斜視図であ
る。両方の下方操縦アーム1,2を見ることができ、こ
れらの下方操縦アームは、トラクタの後方端はそれ自体
示されてないが、共通の枢動軸3のまわりに、例えば、
トラクタの後方端に枢動可能に配置されている。下方操
縦アーム1,2用の枢動軸3を形成する枢動手段の上方
には2つのブラケット4,5がトラクタの後方端に配置
されている。ブラケット4にはそのシリンダハウジング
を備えた第1油圧シリンダ6が取着されている。
【0017】第1油圧シリンダ6のシリンダハウジング
から導かれたピストンロッドは枢動軸3に対して引き離
して置かれた下方操縦アーム1上に取着されている。対
応して、下方操縦アーム2を参照して、そのピストンロ
ッドを備えた第2油圧シリンダ7が下方操縦アーム上に
かつそのハウジングがブラケット5上に取着されてい
る。2本の下方操縦アーム1,2は枢動軸3上に互いに
間隔を置いて配置されている。下方操縦アーム1,2の
上方にかつそれらの間に心出しされて頂部リンク8はト
ラクタの後方端に枢着されている。
【0018】2つの油圧シリンダ6,7のピストンロッ
ドが対応するシリンダハウジングから延在されるなら
ば、下方操縦アーム1,2は枢動軸3のまわりに枢動可
能に下降される。ピストンロッドが2つの油圧シリンダ
6,7のシリンダハウジング内に押し込まれるならば、
2本の下方操縦アーム1,2は上方に向かって枢動され
る、すなわち、枢動軸3のまわりに上昇される。
【0019】図2は、2本の下方操縦アーム101,1
02が、また、枢動軸103のまわりに枢動可能に配置
されている、図1の実施の形態に対する代替の実施の形
態を示している。例えば、トラクタの、後方端に、2本
の下方操縦アーム101,102の上方には、昇降アー
ム9,10が、また、それぞれ、昇降アーム軸11のま
わりに枢動可能に配置されている。第1昇降アーム9は
第1昇降軸12によって下方操縦アーム101に接続さ
れている。第2昇降アーム10は第2昇降軸13によっ
て第2下方操縦アーム102に接続されている。
【0020】第1油圧シリンダ106は第1昇降アーム
9に配置されかつ第2油圧シリンダ107は第2昇降ア
ーム107に配置されている。第1油圧シリンダ100
6および第2油圧シリンダ107は一方でトラクタの後
方端に支持されかつ他方でそれぞれの昇降アーム9また
は10に、それぞれ支持されている。頂部リンク108
が、また、図1の実施の形態におけると同様に設けてあ
る。
【0021】それぞれ、油圧シリンダ6,106または
7,107の制御は、図3によってより詳細に説明され
る。図1と図2の実施の形態間の単なる差異は、図1の
下方操縦アーム1,2の昇降が対応する油圧シリンダへ
のピストンロッドの押し込みによって達成される一方、
これに関して図2の実施の形態においては2つの油圧シ
リンダ106,107の対応するシリンダハウジングか
らのピストンロッドの伸張が達成されねばならない限り
において、油圧昇降装置の作動に存在する。
【0022】図3の油圧切り換えは第1油圧シリンダ6
および第2油圧シリンダ7およびこれらの作動のために
設けられた第1切り換え弁29を略示している。図2の
油圧シリンダ106,107用の油圧回路のレイアウト
は、以下で、油圧シリンダ6,7に関連しての説明のみ
がなされるように図1の油圧シリンダ6,7のレイアウ
トに対応している。第1油圧シリンダ6は第1ピストン
16が可動である第1シリンダハウジング14を有して
おり、その結果第1ピストン16に接続された、第1ピ
ストンロッド15は第1シリンダハウジング14内に多
少押し込まれるかまたはそれから伸張される。
【0023】第1ピストン16は第1シリンダハウジン
グ14によって取り囲まれた室を第1ピストン端シリン
ダ室18と第1ピストンロッド端シリンダ室20に分離
している。第1ピストン16は第1ピストン端シリンダ
室18に向かって第1ピストン端ピストン区域17およ
び第1ピストンロッド端シリンダ室20に向かって第1
ピストンロッド端ピストン区域19を有している。
【0024】第2油圧シリンダ7は第2シリンダハウジ
ング21内で移動され得る第2ピストン23を有してい
る。第2ピストンロッド22は第2ピストン23に接続
されている。第2ピストン23は第2シリンダハウジン
グ21によって取り囲まれた室を第2ピストン端シリン
ダ室25と第2ピストンロッド端シリンダ室27に分離
している。第2ピストン23は第2ピストン端シリンダ
室25に向かって第2ピストン端ピストン区域24を有
している。第2ピストン23は第2ピストンロッド端シ
リンダ室27に向かって第2ピストンロッド端ピストン
区域26を有している。
【0025】第1油圧シリンダ6の第1ピストンロッド
端シリンダ室20はライン28によって第2油圧シリン
ダ7の第2ピストン端シリンダ室25に接続されてい
る。第1切り換え弁29は2つのシリンダ6,7の制御
に役立ちそして4つのポート、すなわち、圧力供給装置
Pへの第1ポート30、油圧タンクTへの第2ポート3
1、ライン34によって第1シリンダハウジング14の
第1ピストン端シリンダ室18へ接続するための第3ポ
ート32およびライン35によって第2シリンダハウジ
ング21の第2ピストンロッド端シリンダ室27に接続
するための第4ポート33を有している。
【0026】第1切り換え弁29は全体で4つの切り換
え位置を取ることができる。閉止された位置0が示され
ている。この位置0において第1ポート30は圧力供給
装置Pから遮断されている。第2ポート31は油圧タン
クTから遮断されている。第3ポート32は閉止され、
その結果ライン34を介して第1ピストン端シリンダ室
18への接続は存在しない。また、第4ポート33が閉
止され、その結果ライン35を介して第2ピストンロッ
ド端シリンダ室27への接続は存在しない。第1切り換
え弁29が位置Aに移動されるとき、第1ピストン端シ
リンダ室19はポート30,32を介して圧力供給装置
Pに接続される。
【0027】対応して、第2ピストンロッド端シリンダ
室27はライン35およびポート31,33を介して油
圧タンクTに接続される。かくして、第1ピストン端シ
リンダ室18は充填され、その結果第1ピストンロッド
15が第1シリンダハウジング14から伸張される。こ
れにより、第1ピストンロッド端シリンダ室20からの
第1ピストン16の上昇に対応する量が押し出されかつ
ライン28を介して第2油圧シリンダ7の第2ピストン
端シリンダ室25へ導かれる。
【0028】第1ピストン16の第1ピストンロッド端
ピストン区域19が第2ピストン23の第2ピストン端
ピストン区域24と同程度に大きいとき、第2シリンダ
ハウジング21において第2ピストン23によって実施
される上昇は、第1シリンダハウジング14において第
1ピストン16によって実施される上昇に対応(等し
い)する。対応して、2本のピストンロッド15,22
はそれれらのシリンダハウジング14,21からの量に
よって伸張される。例えば、撤退長さを補正(調整)可
能にするために、漏洩が現れるとき、代替的に、ピスト
ンロッドの一方のより少ない前進が選択されることがで
き、それは油圧シリンダのピストン端またはピストンロ
ッド端ピストン区域の異なる大きさを導いている。
【0029】第1切り換え弁29を切り換え位置Bに移
動すると、第1シリンダハウジング14の第1ピストン
端シリンダ室18はライン34およびポート32を介し
てポート31にかつこれを介して油圧タンクTに接続さ
れる。圧力供給装置Pは第1ポート30および第4ポー
ト33を介してかつライン35を介して第2シリンダハ
ウジング21の第2ピストンロッド端シリンダ室27に
接続される。油圧オイルの形の圧力手段が圧力供給装置
Pから第2ピストンロッド端シリンダ室27へ流れると
き、第2ピストン23の走行に比例する量が第2ピスト
ン端シリンダ室25から押し出されかつライン28を介
して第1シリンダハウジング14の第1ピストンロッド
端シリンダ室20に搬送される。
【0030】第1ピストンロッド端ピストン区域19と
第2ピストン端ピストン区域24は同一の大きさを有す
るので、第1ピストン16は、第2ピストン23が第2
シリンダハウジング21内で走行する、長さに対応して
第1シリンダハウジング14内で動かされる。対応する
量が、これによって、第1ピストン端シリンダ室18か
ら押し出されそしてライン34および第3ポート32な
らびに第2ポート32を介して油圧タンクTに搬送され
る。
【0031】2本のピストンロッド15,22の伸張は
図1の実施の形態において2本の下方操縦アーム1,2
の下降に対応する一方、同じことは図2の実施の形態に
おける2本の下方操縦アーム101,102の上昇を意
味している。
【0032】図3は、原則として、以下でその第1の実
施の形態のみが説明される、2つの考え得る実施の形態
を含んでいる。
【0033】第1切り換え弁29に加えて、第2切り換
え弁36が設けられ、この切り換え弁は油圧回路のレイ
アウトの基本的な変形例において、基本の位置Gにおい
て示される、第1切り換え弁29と同様な3つの切り換
え位置を取ることができる。加えて、基本の変形例にお
いて切り換え位置DおよびEを取ることができる。
【0034】第2切り換え弁36は合計で5つのポー
ト、すなわち、ポート37,38,39,40,41を
有している。基本の位置Gにおいて、第3ポート39お
よび第4ポート40に加えてすべての接続が閉じられて
いる。第3ポート39および第4ポート40は基本の位
置Gにおいて互いに接続されており、その結果また、第
1油圧シリンダ6の第1ピストンロッド端シリンダ室2
0と第2油圧シリンダ7の第2ピストン端シリンダ室2
5との間のライン28は開放される、すなわち、それら
の間の圧力手段交換が実施され得る。
【0035】しかしながら、他のポートは閉止されてい
るので、2つのピストン16,23はそれぞれのシリン
ダハウジング14または21内でそれらのそれぞれの位
置に止まっている。第5ポート41は接続ライン42お
よびライン35を介して第2シリンダハウジング21の
第2ピストンロッド端シリンダ室27に接続されるがし
かし、それは基本の位置Gにおいて閉止されている。
【0036】第2切り換え弁36は第1ポート37を介
して圧力供給装置Pへのかつ第2ポート38を介して油
圧タンクTへの接続を有している。第2切り換え弁36
は2つのピストンの一方、本件において、例えば、横方
向の傾斜を釣り合わせることができるように、第1シリ
ンダハウジング14内の第1ピストン16の上昇位置に
関連して第2シリンダハウジング21内の第2ピストン
23を調整するのに役立っている。これは、例えば、液
体量が追加的に第2ピストン端シリンダ室25に伝送さ
れかつ対応する量が第2シリンダハウジング21の第2
ピストンロッド端シリンダ室27から油圧タンクTへ押
し出されるような構成において達成される。
【0037】これは、第1切り換え弁29が示された閉
止位置0にあるとき、第2切り換え弁36が基本の位置
Gから位置Dへ移動されるような構成において実施され
る。これによって、ライン28を介してピストンロッド
端シリンダ室19へ通じている第3ポート39が閉止さ
れる。第2切り換え弁36から第2シリンダハウジング
21の第2ピストン端シリンダ室25に通じているライ
ン28の部分は第1ポート37および第4ポート40を
介して圧力供給装置Pに接続され、その結果オイル量が
第2ピストン端シリンダ室25に搬送される。対応し
て、対応する量が第2ピストンロッド端シリンダ室27
からライン35および接続ライン42、第5ポート41
および第2ポート38を介して油圧タンクTに逃げ出し
ている。
【0038】このため、例えば、図1の実施の形態に関
連して、下方操縦アーム2は第1下方操縦アーム1に対
して下降される。第2切り換え弁36が切り換え位置E
に移動されるとき、第3ポート39を介して第1ピスト
ンロッド端シリンダ室20への接続はまた閉止され、一
方第2ピストン端シリンダ室25に属しているライン2
8の部分は第4ポート40および第2ポート38を介し
て油圧タンクTに接続される。圧力供給装置Pは第1ポ
ート37、第5ポート41、接続ライン42およびライ
ン35を介して第2ピストンロッド端シリンダ室27に
接続される。これは、第2ピストンロッド22が第2油
圧シリンダ7に押し込まれることを意味している。
【0039】図1の実施の形態に関連して、これは、第
2下方操縦アーム2が第2油圧シリンダ7の短縮のため
下方操縦アーム1に対して上昇されることを意味する。
【0040】傾斜調整が第2切り換え弁36を介して実
施されかつ第2切り換え弁36が再び基本の位置に戻さ
れるとき、2つのピストン16,23は第1切り換え弁
29の対応する作動によって後方に同期して移動され得
るが、しかし位置の差異はシリンダハウジング内で維持
されている。
【0041】傾斜調整がキャンセルされ得るならば、両
方のピストン16,23はシリンダハウジング14,2
1内の考え得る端位置までそれぞれのシリンダハウジン
グ14,21内に押し込められるかまたはそれから伸張
されねばならない。
【0042】追加的に傾斜調整を許容するこの変形例に
加えて、上昇および下降方向において独立して自由であ
る、下方操縦アーム用の浮動位置を追加的に含んでいる
他の実施の形態を考え得る。このために第1切り換え弁
29はさらに他の(第4の)切り換え位置Cを備えてい
る。第2切り換え弁36は、また、さらに他の第3の切
り換え位置Fを備えている。浮動位置に関して、切り換
え弁29,36は切り換え位置C、Fに切り換えられね
ばならない。
【0043】第1切り換え弁29は、切り換え位置Cに
切り換えられるとき、圧力供給装置Pへの第1ポート3
0が閉止されるように構成されている。第3ポート32
および第4ポート33は第2ポート31を介して油圧タ
ンクTに接続される。それゆえ、油圧タンクTへの接続
が第1ピストン端シリンダ室18と第2ピストンロッド
端シリンダ室27との間に存在する。
【0044】第2切り換え弁36の切り換え位置Fにお
いて、第1ポート37が閉止され、その結果圧力供給装
置Pへの接続は存在しない。そのうえ、第5ポート41
が閉止される。2つのポート39および40は第2ポー
ト38を介して油圧タンクYに接続され、その結果油圧
タンクTへの第1ピストンロッド端シリンダ室20およ
び第2ピストン端シリンダ室25の量交換が実施され得
る。両方の油圧シリンダ6,7のすべてのシリンダ室1
8,20,25,27は、それゆえ、油圧タンクTに接
続される。
【0045】本発明による取着装置用油圧昇降装置の構
成を列挙すると以下の通りである。
【0046】1.油圧供給装置(P)および油圧タンク
(T)、および2本の下方操縦アーム(1,2;10
1,102)を有している取着装置を備えた、トラク
タ、自己推進作業機械または機具の取着装置用油圧昇降
装置において、 −前記下方操縦アーム(1,2;101,102)の一
方を作動するための第1の二重作用油圧シリンダ(6,
106)が第1シリンダハウジング(14)、第1ピス
トンロッド(15)、第1ピストン端ピストン区域(1
7)および第1ピストンロッド端ピストン区域(19)
を含んでいる第1ピストン(16)を有し、前記第1の
二重作用油圧シリンダ(6,106)がさらに第1ピス
トン端シリンダ室(18)および第1ピストンロッド端
シリンダ室(20)を有し、 −前記下方操縦アーム(2,1;102,102)の他
方を作動するための第2の二重作用油圧シリンダ(7,
107)が第2シリンダハウジング(21)、第2ピス
トンロッド(22)、第2ピストン端ピストン区域(2
4)および第2ピストンロッド端ピストン区域(26)
を含んでいる第2ピストン(23)を有しており、前記
第2の二重作用油圧シリンダ(7,107)が第2ピス
トン端シリンダ室(25)および第2ピストンロッド端
シリンダ室(27)を有し、 −少なくとも3つの切り換え位置(0,A,B)を取る
ようになされそして4つのポート(30,31,32,
33)を含んでいる第1切り換え弁(29)を備え、前
記第1ポート(30)が前記圧力供給装置(P)への接
続を示し、前記第2ポート(31)が前記油圧タンク
(T)への接続を示し、前記第3ポート(32)が前記
第1油圧シリンダ(6,106)の第1ピストン端シリ
ンダ室(18)への接続を示しそして前記第4ポート
(33)が前記第2油圧シリンダ(7,107)の前記
第2ピストンロッド端シリンダ室(25)への接続を示
しており、 −前記第1油圧シリンダ(6,106)の第1ピストン
ロッド端シリンダ室(20)を前記第2油圧シリンダ
(7,107)の前記第2ピストン端シリンダ室(2
5)へ接続するライン(28)を備え、そのさい前記第
1油圧シリンダ(6,106)の前記第1ピストンロッ
ド端ピストン区域(19)および前記第2油圧シリンダ
(7,107)の前記第2ピストン端ピストン区域(2
4)が互いに同一の大きさまたは予め定めた特別な大き
さの関係を有しており、 −第2切り換え弁(36)が前記第1油圧シリンダ
(6,106)の前記第1ピストンロッド端シリンダ室
(20)と前記第2油圧シリンダ(7,107)の前記
第2ピストン端シリンダ室(25)との間の前記ライン
(28)内に配置されそして前記第2切り換え弁(3
6)が基本の位置(G)および少なくとも2つのさらに
他の切り換え位置(A,B)を取るようになされそして
前記圧力供給装置(P)用の第1ポート(37)および
前記油圧タンク(T)用の第2ポート(38)を含んで
おり、そのさい前記基本の位置(G)において、前記圧
力供給装置(P)へのかつ前記油圧タンク(T)へのな
らびに前記第2油圧シリンダ(7,107)の前記第2
ピストンロッド端シリンダ室(27)への接続が閉止さ
れ、かつそのさい前記第3および第4ポート(39,4
0)が前記第1ピストンロッド端シリンダ室(20)と
前記第2ピストン端シリンダ室(25)との間の前記ラ
イン(28)に開放されることを特徴とする取着装置用
油圧昇降装置。
【0047】2.前記第1切り換え弁(29)に関し
て、圧力手段の通路用ライン(34,35)が、それぞ
れ、前記第1ポート(30)と前記圧力供給装置(P)
との間に、前記第2ポート(31)と前記油圧タンク
(T)との間に、前記第3ポート(32)と前記第1ピ
ストン端シリンダ室(18)との間にそして前記第4ポ
ート(33)と前記第2ピストンロッド端シリンダ室
(27)との間に存在することを特徴とする上記第1項
に記載の取着装置用油圧昇降装置。
【0048】3.前記第1油圧切り換え弁(29)が、 −すべてのポート(30,31,32,33)が閉止さ
れている第1切り換え位置(0)、 −前記圧力供給装置(P)が前記第1ピストン端シリン
ダ室(18)に接続されかつ前記第2ピストンロッド端
シリンダ室(27)が前記油圧タンク(T)に接続され
る、第2切り換え位置(A)、および −前記圧力供給装置(P)が前記第2ピストンロッド端
シリンダ室(27)に接続されかつ前記第1ピストン端
シリンダ室(18)が前記油圧タンク(T)に接続され
る、第3切り換え位置(B)を取ることが可能であるこ
とを特徴とする上記第1項に記載の取着装置用油圧昇降
装置。
【0049】4.前記第2切り換え弁(36)が、前記
第1油圧シリンダ(6,106)の前記第1ピストンロ
ッド端シリンダ室(20)への接続を閉じ、前記第2油
圧シリンダ(7,107)の前記第2端シリンダ室(2
5)を前記圧力供給装置(P)に接続しかつ前記第2油
圧シリンダ(7,107)の前記第2ピストンロッド端
シリンダ室(27)を前記油圧タンク(T)に接続する
第1のさらに他の切り換え位置(D)に切り換え可能で
あり、そして前記第2切り換え弁(36)が、前記第1
油圧シリンダ(6,106)の前記第1ピストン端シリ
ンダ室(20)への接続を閉じ、前記第2油圧シリンダ
(7,107)の第2ピストンロッド端シリンダ室(
)を前記圧力供給装置(P)に接続しかつ前記第2油
圧シリンダ(7,107)の第2ピストン端シリンダ室
25)を前記油圧タンク(T)に接続する第2のさら
に他の切り換え位置(E)に切り換え可能であることを
特徴とする上記第1項に記載の取着装置用油圧昇降装
置。
【0050】5.前記第1切り換え弁(29)が、前記
第1油圧シリンダ(6,106)の前記第1ピストン端
シリンダ室(18)と前記第1油圧シリンダ(7,10
7)の前記第2ピストンロッド端シリンダ室(27)を
前記油圧タンク(T)に接続するためのかつ前記圧力供
給装置(P)への前記第1ポート(30)を閉じるため
の第4の切り換え位置(C)に切り換え可能であり、そ
して前記第2切り換え弁(36)が、前記圧力記載装置
(P)への第1ポート(37)および前記第2油圧シリ
ンダ(7,107)の前記第2ピストンロッド端シリン
ダ室(27)への前記第5ポート(41)を閉じるため
のかつ前記第1油圧シリンダ(6,106)の第1ピス
トンロッド端シリンダ室(18)および前記第2油圧シ
リンダ(7,107)の前記第2ピストン端シリンダ室
(25)を前記油圧タンク(T)に接続するための、第
3のさらに他の切り換え位置(F)に切り換え可能であ
ることを特徴とする上記第3項または第4項に記載の取
着装置用油圧昇降装置。
【0051】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、油圧供給装置
および油圧タンク、および2本の下方操縦アームを有す
る取着装置を備えた、トラクタ、自己推進作業機械また
は機具の取着装置用油圧昇降装置において、−前記下方
操縦アームの一方を作動するための第1の二重作用油圧
シリンダが第1シリンダハウジング、第1ピストンロッ
ド、第1ピストン端ピストン区域および第1ピストンロ
ッド端ピストン区域を含んでいる第1ピストンを有し、
前記第1の二重作用油圧シリンダがさらに第1ピストン
端シリンダ室および第1ピストンロッド端シリンダ室を
有し、−前記下方操縦アームの他方を作動するための第
2の二重作用油圧シリンダが第2シリンダハウジング、
第2ピストンロッド、第2ピストン端ピストン区域およ
び第2ピストンロッド端ピストン区域を含んでいる第2
ピストンを有しており、前記第2の二重作用油圧シリン
ダが第2ピストン端シリンダ室および第2ピストンロッ
ド端シリンダ室を有し、−少なくとも3つの切り換え位
置を取るようになされそして4つのポートを含んでいる
第1切り換え弁を備え、前記第1ポートが前記圧力供給
装置への接続を示し、前記第2ポートが前記油圧タンク
への接続を示し、前記第3ポートが前記第1油圧シリン
ダの第1ピストン端シリンダ室への接続を示しそして前
記第4ポートが前記第2油圧シリンダの前記第2ピスト
ンロッド端シリンダ室への接続を示しており、−前記第
1油圧シリンダの第1ピストンロッド端シリンダ室を前
記第2油圧シリンダの前記第2ピストン端シリンダ室へ
接続するラインを備え、そのさい前記第1油圧シリンダ
の前記第1ピストンロッド端ピストン区域および前記第
2油圧シリンダの前記第2ピストン端ピストン区域が互
いに同一の大きさまたは予め定めた特別な大きさの関係
を有しており、−第2切り換え弁が前記第1油圧シリン
ダの前記第1ピストンロッド端シリンダ室と前記第2油
圧シリンダの前記第2ピストン端シリンダ室との間の前
記ライン内に配置されそして前記第2切り換え弁が基本
の位置および少なくとも2つのさらに他の切り換え位置
を取るようになされそして前記圧力供給装置用の第1ポ
ートおよび前記油圧タンク用の第2ポートを含んでお
り、そのさい前記基本の位置において、前記圧力供給装
置へのかつ前記油圧タンクへのならびに前記第2油圧シ
リンダの前記第2ピストンロッド端シリンダ室への接続
が閉止され、かつそのさい前記第3および第4ポートが
前記第1ピストンロッド端シリンダ室と前記第2ピスト
ン端シリンダ室との間の前記ラインに開放される構成と
したので、簡単な手段により、すなわち、純粋に油圧構
成において、2つの油圧シリンダの同期、または他方の
油圧シリンダへの油圧シリンダの特別な量の前進または
遅れかつそれゆえ下方操縦アームの対応する調整が達成
されることができ、そしてこれが、また、下方操縦アー
ムの種々の上昇位置において可能である、取着装置用油
圧昇降装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】それぞれ1つの油圧シリンダが下方操縦アーム
とトラクタまたは作業機械能動装置上の固定点との間に
直接作用する実施の形態を示す斜視図である。
【図2】下方操縦アームがレバーギヤの相互接続によっ
て油圧シリンダにより作動される実施の形態を示す斜視
図である。
【図3】第2切り換え弁が2つの油圧シリンダに関する
種々の高さ調整または伸張位置を達成することができる
ように使用されつ必要ならば、追加的に、油圧シリンダ
が下方操縦アームの浮動位置を可能にするためにさらに
他の可能性が設けられる、2つの切り換え弁を備えた油
圧回路レイアウトを示す図である。
【符号の説明】 1 下方操縦アーム 2 下方操縦アーム 3 枢動軸 4 ブラケット 5 ブラケット 6 第1油圧シリンダ 7 第2油圧シリンダ 8 頂部リンク 9 第1昇降アーム 10 第2昇降アーム 11 昇降アーム軸 12 第1昇降軸 13 第2昇降軸 14 第1シリンダハウジング 15 第1ピストンロッド 16 第1ピストン 17 第1ピストン端ピストン区域 18 第1ピストン端シリンダ室 19 第1ピストンロッド端ピストン区域 20 第1ピストンロッド端シリンダ室 21 第2シリンダハウジング 22 第2ピストンロッド 23 第2ピストン 24 第2ピストン端ピストン区域 25 第2ピストン端シリンダ室 26 第2ピストンロッド端ピストン区域 27 第2ピストンロッド端シリンダ室 28 ライン 29 第1切り換え弁 30 第1切り換え弁の第1ポート 31 第1切り換え弁の第2ポート 32 第1切り換え弁の第3ポート 33 第1切り換え弁の第4ポート 34 ライン 35 ライン 36 第2切り換え弁 37 第2切り換え弁の第1ポート 38 第2切り換え弁の第2ポート 39 第2切り換え弁の第3歩ーと 40 第2切り換え弁の第4ポート 41 第2切り換え弁の第5ポート 42 接続ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルベルト・ケネン ドイツ連邦共和国、デー−53639 ケーニ ッヒスヴィンテル、フィンクセラーシュト ラーセ 74 (72)発明者 ジョン・セイヤー フランス国、15700 プレス、サン・クリ ストフ・レ・ゴルジェ、ラ・ヴァレン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧供給装置(P)および油圧タンク
    (T)、および2本の下方操縦アーム(1,2;10
    1,102)を有している取着装置を備えた、トラク
    タ、自己推進作業機械または機具の取着装置用油圧昇降
    装置において、 −前記下方操縦アーム(1,2;101,102)の一
    方を作動するための第1の二重作用油圧シリンダ(6,
    106)が第1シリンダハウジング(14)、第1ピス
    トンロッド(15)、第1ピストン端ピストン区域(1
    7)および第1ピストンロッド端ピストン区域(19)
    を含んでいる第1ピストン(16)を有し、前記第1の
    二重作用油圧シリンダ(6,106)がさらに第1ピス
    トン端シリンダ室(18)および第1ピストンロッド端
    シリンダ室(20)を有し、 −前記下方操縦アーム(2,1;102,102)の他
    方を作動するための第2の二重作用油圧シリンダ(7,
    107)が第2シリンダハウジング(21)、第2ピス
    トンロッド(22)、第2ピストン端ピストン区域(2
    4)および第2ピストンロッド端ピストン区域(26)
    を含んでいる第2ピストン(23)を有しており、前記
    第2の二重作用油圧シリンダ(7,107)が第2ピス
    トン端シリンダ室(25)および第2ピストンロッド端
    シリンダ室(27)を有し、 −少なくとも3つの切り換え位置(0,A,B)を取る
    ようになされそして4つのポート(30,31,32,
    33)を含んでいる第1切り換え弁(29)を備え、前
    記第1ポート(30)が前記圧力供給装置(P)への接
    続を示し、前記第2ポート(31)が前記油圧タンク
    (T)への接続を示し、前記第3ポート(32)が前記
    第1油圧シリンダ(6,106)の第1ピストン端シリ
    ンダ室(18)への接続を示しそして前記第4ポート
    (33)が前記第2油圧シリンダ(7,107)の前記
    第2ピストンロッド端シリンダ室(25)への接続を示
    しており、 −前記第1油圧シリンダ(6,106)の第1ピストン
    ロッド端シリンダ室(20)を前記第2油圧シリンダ
    (7,107)の前記第2ピストン端シリンダ室(2
    5)へ接続するライン(28)を備え、そのさい前記第
    1油圧シリンダ(6,106)の前記第1ピストンロッ
    ド端ピストン区域(19)および前記第2油圧シリンダ
    (7,107)の前記第2ピストン端ピストン区域(2
    4)が互いに同一の大きさまたは予め定めた特別な大き
    さの関係を有しており、 −第2切り換え弁(36)が前記第1油圧シリンダ
    (6,106)の前記第1ピストンロッド端シリンダ室
    (20)と前記第2油圧シリンダ(7,107)の前記
    第2ピストン端シリンダ室(25)との間の前記ライン
    (28)内に配置されそして前記第2切り換え弁(3
    6)が基本の位置(G)および少なくとも2つのさらに
    他の切り換え位置(A,B)を取るようになされそして
    前記圧力供給装置(P)用の第1ポート(37)および
    前記油圧タンク(T)用の第2ポート(38)を含んで
    おり、そのさい前記基本の位置(G)において、前記圧
    力供給装置(P)へのかつ前記油圧タンク(T)へのな
    らびに前記第2油圧シリンダ(7,107)の前記第2
    ピストンロッド端シリンダ室(27)への接続が閉止さ
    れ、かつそのさい前記第3および第4ポート(39,4
    0)が前記第1ピストンロッド端シリンダ室(20)と
    前記第2ピストン端シリンダ室(25)との間の前記ラ
    イン(28)に開放されることを特徴とする取着装置用
    油圧昇降装置。
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