JPH04104162A - 電子写真像形成部材 - Google Patents

電子写真像形成部材

Info

Publication number
JPH04104162A
JPH04104162A JP40611990A JP40611990A JPH04104162A JP H04104162 A JPH04104162 A JP H04104162A JP 40611990 A JP40611990 A JP 40611990A JP 40611990 A JP40611990 A JP 40611990A JP H04104162 A JPH04104162 A JP H04104162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
blocking layer
coating
blocking
hema
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP40611990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3029464B2 (ja
Inventor
John W Spiewak
ジョン ダブリュー スピワーク
Huoy-Jen Yuh
ホイ イェン ユー
J Thornton Constance
コンスタンス ジェイ ソーントン
Dennis A Abramsohn
デニス エイ アブラムソン
Deborah J Nichol-Landry
デボラ ジェイ ニコル ランドリ
Joseph C Mammino
ジョセフ マンミノ
F Ziolo Ronald
エフ ジオロ ロナルド
Robert C U Yu
ロバート シー ユー イュー
Kathleen Carmichael
カサリーン カーマイケル
Neil S Patterson
ニール エス パターソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH04104162A publication Critical patent/JPH04104162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3029464B2 publication Critical patent/JP3029464B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/14Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
    • G03G5/142Inert intermediate layers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は一般的に電子写真、そして更に詳しくは新規な
光導電性デバイス及びデバイスの使用法に関する。 [0002]
【従来の技術】
ゼログラフィー技術では、光導電性絶縁層を含むゼログ
ラフィー板を始めにその表面を静電的に均一に帯電させ
ることによって画像形成する。ついでゼログラフィー板
をその活性電磁線パターンに露光する。電磁線は、導電
性絶縁層の露光部位の電荷を選択的に除去し、一方弁露
光部位に静電潜像を残す。次にこの得られた静電潜像を
現像し、光導電性絶縁層の表面に微小検電マーキング粒
子をばらまいて可視像を形成する。 [0003] ゼログラフィーに使用される光導電層はガラス質セレン
などの単一材料の均一層であってもよいが、または光導
電体及び他の材料を含有する複合層であることもできる
。ゼログラフィーに使用される複合光導電層の1つのタ
イプは、電気的に作動する少なくとも2層を有する感光
体部材を開示している米国特許第4.265゜990号
に例示されている。1層は正孔を光発生し、光発生正孔
を隣接電荷輸送層に注入することができる光導電層から
成る。一般に電気的に作動する2層は隣接電荷輸送層と
支持導電層の間にはさまれた光導電層を有する導電層上
に設けられており、電荷輸送層の外側表面は通常負に均
一に帯電しており、支持電極は陽極として利用できる。 明らかに、電荷輸送層が、陽極と電子を光発生し、光発
生電子を電荷輸送層に注入することができる光導電層に
挟まれている場合、支持電極は陽極としても機能する。 この具体例において電荷輸送層は、勿論光発生電子の光
導電層から電荷輸送層への注入をサポートし、該電子の
電荷輸送層内の移動を可能にするものでなければならな
い。 [0004] 電荷発生層(CGL)及び電荷輸送層(CTL)用の種
々の材料が研究されている。例えば、米国特許第4.2
65.990号に開示されている感光体部材は、ポリカ
ーボネート樹脂と1以上の特定のジアミン化合物を有す
る電荷輸送層と隣接している電荷発生層に利用すること
ができる。正孔を光発生し、正孔を電荷輸送層に注入す
ることができる光導電層を有する種々の発生層も研究さ
れている。典型的な発生層に利用される光導電性材料は
、アモルファスセレン、三方晶セレン、及びセレン合金
(セレン−テルル、セレンーテルルーヒ素、セレンーヒ
素、及びそれらの混合物など)を含む。電荷発生層はバ
インダー巾約−な光導電性材料または粒子状光導電性材
料を含んでもよい。均一なバインダー電荷発生層の他の
例は、例えば、米国特許第4.265.990号に開示
されている。ポリ(ヒドロキシエーテル)樹脂などのバ
インダー材料の他の例は米国特許第4.439.507
号に開示されている。前記の米国特許第4.265.9
90号と米国特許第4.439.507号は引用により
それらの全てが本明細書中に導入される。電気的に作動
する少なくとも2層を有する感光性部材は、均一に負に
静電的に帯電し、露光されそしてその後で微小な検電マ
ーキング粒子で現像゛されるとき、上記のように非常に
優れた像を提供する。 しかし、支持導電性基体が電荷注入金属または非金属を
含む場合、暗所での放電のためにそれらの感光性部材は
困難にでくわす。さらに詳しくはこれらの感光性部材は
、帯電及びそれに続く像露光及び現像ステップの間十分
な電荷を保たない。大部分の金属接地板は電荷注入を阻
止する自然酸化層を有する。このタイプの代表的な金属
はアルミニウム、ジルコニウム、チタンなどである。貴
金属(例えば金、プラチナ)など酸化されない金属及び
電荷注入を促進する金属は例外である。ヨウ化鋼又はカ
ーボンブラックなどの他の材料を含む接地板も電荷発生
層へ電荷を注入するので、帯電像露光及び/または現像
ステップの量感光体が十分に電荷を保持しない例えば米
国特許第4.082.551号に開示されているように
ヨウ化銅接地板はサイクリング中の分解といった問題に
でくわす。電荷ブロッキング層は電荷注入を阻止するの
に金属化または他の種類の接地板にしばしば使用される
。ある種の電荷ブロッキング層はさらに電荷発生層と導
電接地板の間に追加の接着層を必要とする。ブロッキン
グ層として樹脂を用いる試みをすると、感光体は通常サ
イクリングで残留電位の増加を示す。画像露光及び現像
ステップの間の十分な電荷維持の失敗またはサイクリン
グでの残留電荷の増加は精密な複写機、デュプリケイタ
ー 及び印刷機には通常許容できるものではない。 [0005] メチルビニルエーテル及び無水マレイン酸のコポリマー
(例えばGAF社からのガントレフッAN樹脂)はブロ
ッキング層に用いられてきた。残念ながら、メチルビニ
ルエーテル及び無水マレイン酸のコポリマーは水に敏感
でありすぐに加水分解し、腐食性で電気サイクル中に感
光体の金属接地板を攻撃する酸性生成物を生じる。電気
サイクル中の腐食による接地板損失はやがては電子写真
像形成部材を放電させなくする。これは電気サイクルの
最終像でのバックグラウンドのトナー付着の増加で明ら
かである。加えてメチルビニルエーテル及び無水マレイ
ン酸のコポリマーの機械的特性は高湿度で影響を受はフ
レキシブル電子写真像形成部材の離層原因となる。低湿
度条件下ではメチルビニルエーテル及び無水マレイン酸
のコポリマーを含むブロッキング層は電気表面電位サイ
クル低下の原因となりがちである。サイクル低下は露光
部と非露光部の電気的コントラストの低下の原因となり
最終コピーに影響を与える。更に、メチルビニルエーテ
ル及び無水マレイン酸のコポリマーは後から設けられる
層に使用されるある種の溶媒に感受性があり、再溶解し
たりブロッキング層としての結合性を失う。メチルビニ
ルエーテル及び無水マレイン酸のコポリマーの加水分解
は酸を無水物に変える。保存中に形成された酸は金属導
電層を攻撃し感光体をもはや放電させなくする。さらに
サイクル中に薄い接地板の腐食は促進され、これも感光
体をもはや放電させなくする。酸が形成されると金属に
よるコーティングは一般に水と低分子アルコールによる
コーティングを制限する。 [0006] ポリ(ビニルアルコール)(PVOH)はブロッキング
層としての使用を評価されている。しかし、この材料は
非常に粘稠であり、コーティングとして適用するのが困
難である。例えば、所望のレベルの乾燥厚のブロッキン
グ層を作り上げるには希釈されてもまだ粘稠なポリ(ビ
ニルアルコール)水溶液を何回も吹付塗することが必要
である。さらにポリ(ビニルアルコール)に用いられ得
る溶媒は高品質コーティングを形成すると導電性ではな
い。さらに、ポリ(ビニルアルコール)は多くの導電層
ポリマーとの接着性が乏しい。 [0007] 1976年1月13日付けのE、 A、 ヘレフッ(P
erez)の米国特許第3.932.179号には導電
層、光導電層、及び高分子中間層を有し、導電層と光導
電層間の表面抵抗が1012Ω/□より大きい多層電子
写真要素が開示されている。中間層は少なくとも2種の
全く別な高分子相: (a)水またはアルカリ性水溶液に溶解性のフィルム形
成ポリマー 及び(b)電気的に絶縁性のフィルム形成
疎水性ポリマー のブレンドを有する。例えば導電層は
、ポリメチルメタクリレートとポリメタクリル酸の共重
合性バインダー中に吸収されたクーポラスな(Cupr
ous)ヨウ化物を含み得る。複雑な2相性のはっきり
しない層、ポリ(メチルアクリレート−ビニリデンクロ
ライド−イタコン酸)の複雑なターポリマー(65wt
%)及びポリ(メチルビニルエーテル無水マレイン酸)
(35wt%)から成る、を有機溶媒バリアー及び接着
を助けるために正孔ブロッキング層として採用した。水
またはアルカリ性水溶液に溶解性のフィルム形成ポリマ
ーは酸基、水酸基、アルコキシ基及びエステル基などの
官能基から成る側鎖を含み得る。 [0008] 1978年4月4日付けのステクレンスキー(Stek
l enski )らの米国特許第4゜082、551
号には、導電層、その上に光導電層、及び導電層と光導
電層の間に挿入された多層中間層組成物を有する単一光
導電性要素を開示している。多層中間層組成物は酸性ポ
リマー材料を含有する層、塩基性ポリマー材料を含有す
る層、及び酸性ポリマー含有層と塩基性ポリマー含有層
の界面で形成される酸−塩基反応生成物ゾーンから成る
。塩基性ポリマー材料はアミン基の存在のための塩基性
を示す。種々の塩基性アミノメタクリレート及びアクリ
レートモノマー及びポリマーが開示されている。このよ
うに、例えば、Cul導電層に隣接する複雑なバリア−
2相は、酸性ポリマー及び塩基性ポリマーの界面で塩中
間層を形成するようなアクリル酸またはメタクリル酸コ
ポリマー及びポリ2−ビニリデン−ポリメチルメタクリ
レートコポリマーから成る最上層から成る。多層中間層
組成物は、得られる単一要素の導電層及び光導電層の間
に良好な接着性を付与し、また下に設けられた導電層か
ら光導電層に注入され得る電気的バリアーブロッキング
陽電荷キャリアーとして機能し得る。 [0009] 1986年4月22日付けのリン(Lin)らの米国特
許第4.584.253号には、電荷発生層、隣接電荷
輸送層及び電荷発生層と同じ側の電荷輸送層上に位置す
るセルロース正孔トラッピング材料を有する電子写真像
形成部材が開示されている。 1例においては、セルロース正孔トラッピング材料は電
荷輸送層と導電層の間に挟まれている。 [00101 1963年12月3日付けのP、カシーアス(Cass
iers)らの米国特許第3,113、022号には、
導電性潜像形成用の電子写真像形成部材が開示されてい
る。部材の導電層は金及び様々な他の材料(ヒドロスコ
ピック及び/または帯電防止化合物並びに親水性試薬を
含む親水性材料)を含み得る。適当なヒドロスコピック
及び/または帯電防止化合物は例えばグリセリン、グリ
コール、ポリエチレングリコール、ヒドロキシプロピル
、シュクロースモノラウレートなどを含む。適当な親水
性試薬はゼラチン、ポリビニルアルコール、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、セルローススル
フェート、セルロースハイドロジエンフタレート、セル
ロース−アセテートスルフェート、ヒドロキシエチルセ
ルロースなどを含み、親水層と疎水層の良好な接着が得
られる。高分子物質のコーティングは有機高分子光導電
性物質及び電磁線感受性物質をペーパーシートの透過か
ら保護するためにペーパーシートの上にも使用し得る。 高分子物質コーティングは電磁線照射の間露光像領域か
らの電子の移動を妨げてはならない。コーティングは、
セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、
セルロースアセトブチレート、エチルセルロース、エチ
ルセルロースステアレートまたは他のセルロース誘導体
、重合体(例えば、ポリアクリル酸エステル、ポリメタ
アクリル酸エステル) 重縮合物(例えば、ポリエチレ
ングリコールエステル、ジエチレングリコールポリエス
テルなど)を含む。電磁線感受性物質を伴う有機高分子
光導電性物質は有機溶媒中に溶解または分散され、適当
な支持体の表面にコーティングされる。 [0011] 1966年4月12日付けのり、)レボイ(Trevo
y)らの米国特許第3.245.833号には、写真フ
ィルムの帯電防止コーティングとして有用な導電性コー
ティングが、ニトリル溶媒中クーポラスなヨウ化物及び
有機ポリマーがら製造される(例えば実施例6)事が開
示されている。スピンコーティングし乾燥した後の表面
抵抗率は7−9X10  Ω/□であった。厚さは開示
されていない。コーティング応用は電子写真については
みられないし、高分子絶縁性バインダーがいつもクーポ
ラスなヨウ化物と共に用いられている。ここで半導電性
金属コーティング化合物(Cul)は15−90容量%
の範囲である。 [0012] 米国特許第3.245.833号(上記参照)に開示さ
れている導電性コーティングの電磁線記録要素用導電性
支持体への使用(例えば、直接電子記録が行われる電子
顕微鏡)がり、)レボイ(Trevoy)らの米国特許
第3.428.451号に開示されている。コーティン
グ応用は電子写真には行われていない。 [0013] 米国特許第3.245.833号(上記参照)に開示さ
れている導電性コーティング(例えばCulと高分子バ
インダー)の電子写真への応用が米国特許第3.554
.742号に開示されている。バインダーは導電層とし
てクーポラスなヨウ化物と一緒に使用されている。導電
層と(Culと高分子バインダー)と光導電層(例えば
チアピリリウム)の間に位置するブロックコポリカーボ
ネートのバリアー層はそれぞれの帯電レベルで接着性を
改善する。 [0014] W、D、ハンフリー(Humphries)らの米国特
許第3.640.780号には、Culと高分子バイン
ダーを電子写真デバイス用導電層として使用することが
開示されてぃる。セルロースニトレート並びにメチルア
クリレート、アクリロニトリル、アクリル酸及びビニリ
デンクロリドのテトラポリマーの厚す0.3〜0.5μ
m高分子ブレンドのバリヤー層は(文献(3)に記載さ
れているように位置する)暗減衰を減少させそして接着
性を改良することが見い出いだされた。 [0015] W、E、 ヨールガー(Yoerger)らの米国特許
第3.745.005号には、高分子バインダー中(ポ
リビニルホルマール)クーポラスなヨウ化物の混合物を
導電層として使用したことが開示されている。バリアー
層は(0,3〜7μm)ビニルアセテート及びビニルピ
ロリドンまたはビニルアセテートのコポリマーから成り
、そしてαβ−不飽和モノアルケン酸は15−80%の
RH範囲で600−700Vの範囲で帯電レベルを与え
る。特許請求の範囲3及び7はバインダー中に分散され
たカーボンの導電層に関するが、この特許の他の部分で
はこの種の導電層については論じられていない。電気サ
イクルのデータも示されていない。 [0016] M、スコツタフ7−バ(Scozzafava)らの米
国特許第4.485.161号には、高分子バインダー
中クーポラスなヨウ化物を含む導電層を開示している。 バリアー層は、少なくとも1個のアクリレート基または
メタアクリレート基を含みかつ芳香核または脂環成核を
有する重合可能な架橋可能なモノマーで溶液塗布または
バルクコーティングされる。バリアー層コーティングは
、手際良くモノマーコーティングのUV照射による硬化
を促進するために少量の感光剤及びアミンアクチベータ
ーも含む。2−8μm厚の感想バリアー層コーティング
が得られた。これらのデバイスはコロナ帯電下1.3〜
1.6 X 106V/cmの電界をサポートする。8
17度は様々な光源を用いたところ6.7−14.9e
rg 7cmの範囲(実施例2.4.5及び6)であっ
た。反復ゼログラフィーサイクルでのバリアー層の■ 
及びVRの試験はなされていない。上記のデータは1回
だけのものである。これらの架橋バリアー層は画像形成
フィルムに形成されるたくさんの白点を減少させた。バ
リアー層は、正孔注入バリアーとして機能するほかトル
エン及びメチレンクロリドに対する溶媒バリアーどして
も機能する。 [0017] K、カワムラ(Kawamura)らの米国特許第4.
465.751号には、クーポラスなヨウ化物の導電層
が開示されている。この特許ではクーポラスなヨウ化物
は高分子物質に吸収されているか、クーポラスなヨウ化
物−アセトニトリル溶液が同じ溶液中にバインダーなし
で被覆されている場合には高分子物質上で接着層の代わ
りをする。このように、クーポラスなヨウ化物用のバイ
ンダーは適当な溶媒膨潤及び/または加熱によってCu
lの下に発生し、そしてその結果がCu1−バインダー
導電層である。さらにはセルロースアセテートブチレー
トが高分子バインダーとして使用されているCu1−ポ
リマー導電層が直接コートされる。Culは吸収されて
おり、はっきりしたCu1層は残っていない。 [0018] 1983年10月18日付けのレレンタール(Lele
ntal)らの米国特許第4,410、614号には、
高分子電気活性導電層から成る電気的に活性化し得る記
録要素が開示されている。高分子電気活性導電層から成
る電気的に活性化し得る記録要素が開示されている。高
分子電気活性導電層用に有用なコポリマーのリストには
、ポリメタクリレート(6欄、32−36行)が含まれ
る。電気的に活性化し得る記録要素の層中ビヒクル及び
結合試薬としては合成ポリマーが好適である。ポリ(ビ
ニルピロリドン)、ポリスチレン及びポリ(ビニルアル
コール)などのポリマーの使用が11欄、14−58行
に開示されている。 [0019] 1981年4月14日付けのバーワッサ−(Burwa
sser)の米国特許第4.262.053号には、静
電記録用誘電フィルムのブロッキング試薬が開示されて
いる。誘電画像形成要素は、誘電フィルム、フィルム支
持及び導電層から成る。導電層は脂肪族エステルとビニ
ルピリジンの四元共重合体、メタクリル酸とポリアクリ
ル酸との塩のポリマーで被覆されたポリエステルフィル
ム、などを含む、導電層はスチレン化アクリル樹脂を含
む様々な誘電性樹脂で被覆され得る。 [00201 コーリ アベ(Koji Abe) 、ミキココイデ(
Mikiko Koide)及びアインシャム チュチ
ダ(Eishum Tcuchida)は、4−ビニル
ピリジン(塩基性ポリマー)とポリメチルアクリル酸(
酸性ポリマー)から相当量のヨウ化塩構造(第王II図
)と差がない高分子複合体を製造した(Macromo
leculeslO(6)   1259−64 (1
977))。 [0021] MoM、コーレマン(Coleman)及びり、J、ス
フロバネック(Skrovanek)はポリ−2−ビニ
ルピリジンがアモルファス中性ナイロンポリマー中で普
通の水素結合を阻止することを示した(第44回 AN
TEC会報、321−2 (1986))。中性ポリマ
ーは水素結合部位としてアミド水素を提供する。 [0022] 1976年1月3日付けのS、J、ショーエンフェルト
(Schoenfeld)の米国特許第3.295.9
67号には、高電気抵抗の非金属塩基、導電性を増加さ
せるための塩基上のコーティング、ゼラチン状の水和ケ
イ酸及びハイドロスコピック水和無機塩から成るコーテ
ィング、並びにコーティングで覆われている光導電性層
を含む電子写真記録部材が開示されている。 [0023] 1984年8月7日付けのり、A、)イショ−(Teu
scher)の米国特許第4,464、450号には、
金属導電性陽極の金属オキシド層で被覆されたシロキサ
ンフィルムの上にある電気的に作動する層を有し、シロ
キサンはシリコン原子に結合した反応性OHとアンモニ
ウム基を有する静電像形成部材が開示されている。 [0024] 1982年4月23日公開のタグジュフクダ(Tada
ju Fukuda)の英国特許出願GB 20096
00には、支持層、マトリックスとしてシリコン原子か
ら成るアモルファス材料で構成される光導電層及び支持
層と光導電層の間のバリアー層がら成り、バリアー層は
マトリックスとしてシリコン原子から成るアモルファス
材料で構成され、そして導電性を制御する不純物を含む
第1のサブ層及び第1の層を構成するアモルファス材料
とは異なる電気的に絶縁性の材料から成る第2のサブ層
から成る、光導電性部材が開示されている。 [0025] このように、導電性電荷注入表面、ブロッキング層及び
少なくとも1層の先導電層を有する感光性部材の特性は
電子写真像形成部材として欠点がある。 [0026]
【発明の解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の欠点を解決する電子写真像形成
部材を提供することにある。 [0027] 本発明の他の目的は、寿命の長い電子写真像形成部材を
提供することにある。 [0028] 本発明の他の目的は、ゼログラフィーに有用な電圧で帯
電する電子写真像形成部材を提供することにある。 [0029] 本発明の他の目的は、より暗安定な電子写真像形成部材
を提供することにある[0030] 本発明の他の目的は、多くの周囲相対湿度下でサイクル
の聞伝残留電圧で光放電される電子写真像形成部材を提
供することにある。 [0031] 本発明の他の目的は、成型加工がより簡単な電子写真像
形成部材を提供することにある。 [0032] 本発明の他の目的は、障害に抵抗するブロッキング層を
有し、又は後から設けられた層の成分で溶解される電子
写真像形成部材を提供することにある。 [0033]
【課題を解決するための手段】
本発明のこれら及び他の目的は、導電性表面を有する支
持基体、ビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロ
キシアミドポリマーを含む電荷ブロッキング層及び少な
くとも1層の光導電性層を有し、該電荷ブロッキング層
は1010Ω/□より大きい表面抵抗を有する、電子写
真像形成部材を提供することによって達成される。この
像形成部材は電子写真像形成プロセスで使用することが
できる。 [0034] 導電性表面を有する支持基体はいかなる適当な硬性又は
可撓性の部材(例えばフレキシブルウェブまたはシート
)も含み得る。導電性表面を有する支持基体層は不透明
であるか実質的に透明であり、要求される機械的特性を
有する非常に多くの好適な材料を含み得る。例えば、支
持体層は、薄いフレキシブルな導電性層を有するその下
に設けられた絶縁性支持層、または光導電層をサポート
するのに十分な内部強度を有する導電性層のみを有し得
る。このように、導電層は完全な支持基体層を有するか
、または単に支持基体層の成分(例えば下に設けられた
フレキシブルな支持部材上の薄いフレキシブルなコーテ
ィング)として存在し得る[0035] 導電層はいかなる適当な導電性の有機または無機材料を
含んでよい。代表的な導電層は、例えば、アルミニウム
、チタン、ニッケル、クロム、黄銅、金、ステンレス鋼
、カーボンブラック、グラファイト、メタロイド、クー
ポラスヨウ化物インジウムスズオキシド合金、ルイス酸
ドープポリピロールなどを含む。導電層は均一または不
均一(例えばフィルム形成バインダー中に分散された導
電性粒子)でありうる。正孔注入材料(例えば、カーボ
ンブラック、ヨウ化銅、金及び他の貴金属、プラチナ、
ポリピロール、多環式芳香族導電性ポリマー(Po 1
yaromatic Conducting Poly
mers)  ポリチオフェン、アンチモンスズオキシ
ド、インジウムスズオキシドなどの導電性金属オキシド
)を導電層中に使用することかでき、適当なブロッキン
グ層を含まない感光体は、そのために電子写真像形成に
は不適当な感光体になるのだが、しばしば暗所で放電す
る。接地板は連続でありそして少なくとも単分子厚であ
る。連続導電層は導電層部材の所望の用途に応じて実質
的には広い範囲の様々な厚さで有り得る。従って、導電
層は一般的な範囲の厚さ、例えば材料により約50オン
グストロームから数cmまで有り得る。例えば、カーボ
ンブラックなどを含む接地板は最小厚的0.5μmが好
適である。高フレキシブル光感光性像形成デバイスが望
ましいとき、導電層の厚みは約100オングストローム
から2.000オングストロームである。反復サイクル
中の十分な感光体放電には接地板は約10 より小さく
より好ましくは106Ω/□より小さい抵抗率であるべ
きである。もし、下にフレキシブル支持層が設けられる
ならば金属、プラスチックなどを含む慣用の材料が採用
される。代表的なフレキシブル支持層は導電性粒子を含
有する(例えば、金属、カーボンブラックなど)この目
的のために既知の様々な樹脂(例えば、ポリエステル、
ポリカーボネート、ポリアミド、ポリウレタンなど)ま
たはその混合物を含む絶縁性または非導電性材料を含む
。導電性表面を有する被覆または非被覆支持基体層は硬
性または可撓性であり、例えばシート、円筒状、スクロ
ール、エンドレスフレキシブルベルトなど多くの異なる
形状でありうる。導電性表面を有するフレキシブル支持
基体は商業的に入手可能な薄いフレキシブル金属コーテ
ィングで被覆されたポリエチレンテレフタレートポリエ
ステルのエンドレスフレキシブルベルトを有することが
好ましい。一般に、接地板用に選択される材料は、後で
設けられるブロッキング層への使用が最終的に選択され
る溶媒に攻撃されるものは不適当である。もし、ブロッ
キング層溶媒が接地板を攻撃すると、接地板からブロッ
キング層に正孔注入成分を濾過及び/または物理的に移
動しうる。後のコーティングの実施においてこれらはブ
ロッキング層中の既に移動した正孔注入成分はさらに電
荷発生層または電荷輸送層に移動し、それによって暗放
電及び低電荷受容が起こり得る。電荷発生層または電荷
輸送層への正孔注入はゼログラフィーサイクルで累積す
るので、■ もサイクルで減少する(Voサイクルダウ
ン)。 [0036] 電荷ブロッキング層は導電性表面と像形成層の間に挿入
される。像形成層は少なくとも1層の光導電層から成る
。このブロッキング層材料は正電荷を捕捉する。本発明
の電荷ブロッキング層は、ビニルヒドロキシエステルま
たはビニルヒドロキシアミドポリマーを含む均一、連続
、密着ブロッキング層を有スル。 [0037] 本発明のブロッキング層はビニルヒドロキシエステルま
たはビニルヒドロキシアミドポリマーは少なくとも下記
構造式を有するビニルヒドロキシエステルまたはビニル
ヒドロキシアミドモノマーを含有する重合反応生成物で
あることが好ましい: [0038]
【化3】 [0039] 式中、Xは、 [0040]
【化4】 −0−R−(O)lル ーN)f−R−(OH)。 [0041] から成る群から選ばれ; Rは脂肪族基、芳香族基、複素環式脂肪族基、複素環式
芳香族基、縮合芳香族環基及び炭素原子10個までの複
素環式芳香族環基から成る群から選ばれる二価の基であ
り; 2は1〜10個の水酸基の数であり;そしてR’  R
”及びR″ はそれぞれ独立に、水素、脂肪族基、芳香
族基、複素環式脂肪族基、複素環式芳香族基、縮合芳香
族環基及び炭素原子10個までの複素環式芳香族環基か
ら成る群から選ばれる1価の基である。 [0042] 代表的な二価のR脂肪族基は、メチレン、エチリデン、
プロピリデン、イソプロピリデン、ブチレン、イソブチ
レン、デカメチレン、フェニレン、ビフェニレン、ピペ
ラジニレン、テトラヒドロフラニルン、ピラニレン、ピ
ペラジニレン、ピリダジン、ピピリジレン、ピリダジニ
レン、ピリミジニレン、ナフチリデン、キノリニデン、
シクロヘキシレン、シクロブチレン、シクロブチレン、
シクロへブチレンなどを含む。 [0043] 代表的な一価のR’   R″及びR″ 基は、水素、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、デシル、フェニル、ビフェニル、ピペラジニ
ル、テトラヒドロフラニル、ピラニル、ピペラジニル、
ピリジル、ビピリジル、ピリダジニル、ナフチル、キノ
リニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロブチ
ル、シクロヘプチルなどを含む。 [0044] 代表的な脂肪族基、芳香族基、複素環式脂肪族基、複素
環式芳香族基、縮合芳香族環及び炭素原子10個までの
複素環式芳香族環基は線状、単環及び多環、縮合及び非
縮合基(例えば、ナフタレン、チオフェン、キノリン、
ピリジン、フラン、ピロール、イソキノリン、ベンゼン
、ピラジン、ピリミジン、ビピリジン、ピリダジンなど
)を含む。 [0045] 上記の構造を有するビニルヒドロキシエステルまたはビ
ニルヒドロキシアミドモノマーの重合反応生成物は、ホ
モポリマーまたはコポリマーでありうる。コポリマーは
2以上の異なるモノポリマーまたはポリマーブロックの
コポリマーでありうる。 [0046] 上記構造式を有するモノマーの好適な具体例には以下の
構造式を有するものが含まれる: [0047]
【化5】 [0048] 式中: Rは炭素原子1〜5個を含む低級脂肪族基であり、R″
 はCH3または水素であり、そして2は1〜5である
。 [0049] 最適な結果は下記構造式のものを含む上記構造式を有す
るモノマーで達成される: [0050]
【化6】 [0051] 式中: Rは炭素原子2〜3個を含む低級脂肪族基であり、R″
 はCH3または水素であり、そして2は1または2で
ある。 [0052] これらのモノマーを調製して電気的に悪影響のある触媒
及び/またはモノマー不合で高純度を有し、非常に大き
い平均分子量(21,000,000)の組成物を製造
することができる。更に、これらのポリマーは炭素原子
1〜4個を有する低級アルコール中に可溶性であり、ア
ルコールコーティング溶媒で導電層を流し去ることなく
、有機または無機(通常アルコール不溶性)導電層の最
上部上にこれらの材料のコーティングができる。更に、
これらのポリマーはアルコール溶解性であり、そして(
トルエン、テトラヒドロフラン、及び塩化アルカンなど
)有機コーティング溶媒に最小の溶解性を有し、次にブ
ロッキング層をオーバーコートするのに使用される有機
コーティング組成物はブロッキング層を腐食してはなら
ない。 腐食がおこれば、薄くなったまたは浅くなったブロッキ
ング層部分は高い暗減衰と低電荷受容の原因となるであ
ろう。 [0053] ビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミ
ドポリマーはホモポリマー、コポリマー ターポリマー
などでありうる。好適なホモポリマーは以下の式で表わ
される: [0054]
【化7】 [0055] 式中: 又は分子量的20.000と約2.000.000の間
の十分な繰り返し単位を表わし、Xは以下の基によって
表わされる基から成る群から選ばれ:[0056]
【化8】 −0−R−(OH)。 −NH−R−(OH)2 [0057] Rは脂肪族基、芳香族基、複素環式脂肪族基、複素環式
芳香族基、縮合芳香族環基及び炭素原子10個までの複
素環式芳香族環基から成る群から選ばれ、2は1〜10
の水酸基の数であり;そしてR’  R”及びR″ は
それぞれ独立に、水素、脂肪族基、芳香族基、複素環式
脂肪族基、複素環式芳香族基、縮合芳香族環基及び炭素
原子10個までの複素環式芳香族環基から成る群から選
ばれる。 [0058] 代表的なビニルヒドロキシエステルポリマー及びビニル
ヒドロキシアミドポリマーは、 ポリ(4−ヒドロキシブチル)メタクリレート、ポリ(
4−ヒドロキシブチル)アクリレート、ポリ(3−ヒド
ロキシプロピル)メタクリレート、ポリ(3−ヒドロキ
シプロピル)アクリレート、ポリ(2,3−ジヒドロキ
シプロピル)メタクリレート、ポリ(2,3−ジヒドロ
キシプロピル)アクリレート、オリ(2,3,4−)リ
ヒドロキシブチル)メタクリレート、十り(2,3,4
−)リヒドロキシブチル)アクリレート、十り(N−2
,3−ジヒドロキシプロピル)メタクリルアミド、オリ
 (N−2,3−ジヒドロキシプロピル)アクリルアミ
ド、ポリ ポリ ポリ ポリ ポリ ポリ ポリ ポリ ポリ ポリ ポリ 中り 十り 才り ポリ ポリ ポリ ポリ ポリ 十9 士υ ポリ ポリ ポリ ポリ ポリ む。 (N−ヒドロキシメチル)メタクリルアミド、(N−ヒ
ドロキシメチル)アクリルアミド、(N−2−ヒドロキ
シエチル)メタクリルアミド、(N−2−ヒドロキシエ
チル)アクリルアミド、(4−ヒドロキシフェニル)メ
タクリレート、(4−ヒドロキシフェニル)アクリレー
ト、(3−ヒドロキシフェニル)メタクリレート、(3
−ヒドロキシフェニル)アクリレート、(N−3または
4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド、(N−3
または4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミド、[4
−(2−ヒドロキシピリジル)〕メタクリレート、(4
−(2−ヒドロキシピリジル)〕アクリレート、[4−
(3−ヒドロキシピペリジニル)〕メタクリレート、(
4−(3−ヒドロキシピペリジニル)〕アクリレート、
(N−4−(2−ヒドロキシピリジル)〕メタクリルア
ミド、(N−4−(2−ヒドロキシピリジル)〕アクリ
ルアミド、CN−4−(3−ヒドロキシピペリジニル)
〕メタクリルアミド、(N−4−(3−ヒドロキシピペ
リジニル)〕アクリルアミド、(1−(5−ヒドロキシ
ナフチル)〕メタクリレート、(1−(5−ヒドロキシ
ナフチル)〕アクリレート、(N−1−(5−ヒドロキ
シエチルナフチル)〕メタクリルアミド、(N−1−(
5−ヒドロキシエチルナフチル)〕アクリルアミド、C
1−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)〕メタクリレー
ト、[’1−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)〕アク
リレート、(N−1−(3−ヒドロキシシクロヘキシル
)〕メタクリルアミド、CN−1−(3−ヒドロキシシ
クロヘキシル)〕アクリルアミドなどヲ含[0059] ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)[P (
HEMA)、]及びポリ(2−ヒドロキシエチルアクリ
レート)CP (HEA))は特に後で採用される有機
コーティング用溶媒に不溶である。P (HEMA)及
びP (HEA)は、予め決められた時間(−晩)室温
でテトラヒドロフラン中で撹拌すると、該溶媒に幾分溶
解性を示す。感光体製造に通常採用されるようなコーテ
ィングプロセスにおけるように、溶媒蒸発が早くおこる
と、その場合はブロッキング層ポリマーのテトラヒドロ
フラン溶解性は問題にはなりそうもない。更にこれらの
ポリマー 特にP (HEMA) 、は約1重量%の水
を引きつけ、低RHにおいてさえ、緻密な水素結合網に
沢山の水を捕捉し続ける。捕捉された水はブロッキング
層を経て導電層への光放電電荷の輸送を助け、電子捕捉
と■2サイクルアップを阻止するのを助ける。ヒドロキ
シエステルまたはヒドロキシアミドブロッキング層ポリ
マーの分子量が大きい程、分子間H−結合密度、水の捕
捉及びこれらのポリマーの溶媒バリアー特性(ブロッキ
ング層の溶媒による洗い出しを防止する)が大きい。 [00601 各ポリマー繰り返し単位中の水酸基と、エステル基また
はアミド基の存在は、0H−OHH−結合及び(エステ
ルまたはアミドの)カルボニル−○H−結合の形成によ
って分子間H−結合を最大限にするばかりでなく、多分
配座的に好ましくない鎖状故に分子間H−結合が平均以
下のブロッキング層部分内に全体のH−結合密度を維持
するために分子内(5,6及び7員環)H−結合を許容
する。 このように水と分子内H−結合は、電子移動を助は光放
電(低vR)を完成する高H−結合密度を維持しうる。 これらの特性は感光体の電気性能を強化するのに寄与す
る。 [0061] ビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミ
ドポリマーは、架橋および未架橋でありうる。架橋され
る場合、架橋は約135℃より低い温度(基体はポリエ
チレンテレフタレートである)で水酸基と反応し得る適
当な2官能価(または高多官能価)化合物(通常小分子
)によって影響を受け、これらの化合物が水酸基により
ヒドロキシエステルまたはヒドロキシアミドポリマーを
架橋するために採用される。もし、基体が反応温度で柔
らかくならないならば、もっと高い温度が使われるだろ
う。代表的な多官能価化合物は、ジイソシアネート(ト
ルエンジイソシアネート、メチレンジイソシアネート、
インホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネートなど) ブロックしたジイソシアネート、XA
MA−2などの多官能価アジリジンなど、及び多官能価
エポキシド(1,3−ブタジエンジエポキシド)  1
,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル、エチレン
グリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコ
ールジグリシジルエーテル、ビスフェノールAジグリシ
ジルエーテル、1,4−ジビニルベンゼンジエポキシド
、2官能価アルデヒドなどを含む。2官能価アルデヒド
は以下のような構造を有する: [0062]
【化9】 [0063] 式中、RF/″は2価の炭化水素または複素芳香族単位
または共有結合である。 代表的なR// II基は、メチレン、エチレン、プロ
ピレン、フェニレン、ビフェニレン、ピリダジンなどを
含む。代表的な2官能価アルデヒドは、例えば、グルタ
ルアルデヒド、グリオキサール、2,6−ピリジンジカ
ルボキシアルデヒド、テレフタアルデヒドなどを含む。 [0064] 2個の水酸基(答録から1個)の2官能価アルデヒドの
両端との化学反応から生じる初反応生成物は下記のよう
に例示される:[0065]
【化10】 鎖 #1 + 鎖 #2 [0066] 下記に示すように2本の鎖の間にヘミアセタール結合を
形成する:[0067]
【化11】 [0068] ヘミアセクール結合中の2個のOH基はポリマー繰り返
し単位中(またはそのまま残って、すでに架橋している
)のさらに2個のOH基と結合し、下記に示すように脱
水してアセタール架橋をする:[0069]
【化12】 [00701 ジアルデヒド架橋ヒドロキシエステルポリマーブロッキ
ング層中のへミアセタールとアセタール架橋の相対的度
合は未知である。ブロッキング層の乾燥(溶媒の除去)
中のオーブン温度(最高温度的135℃まで)が高いほ
どまたその温度が高温で維持される時間が長いほど(実
際の最高限度は約1時間まで) アセタール架橋がヘミ
−アセタール架橋と他のポリマー繰り返し単位からより
多く形成され、架橋密度がより高くなる。1官能価アル
デヒド(アセタール架橋のみを通して)も、ヒドロキシ
エステルとヒドロキシアミドポリマーを架橋するのに使
用し得るが、他のすべての因子が等しくても2官能価ア
ルデヒドに比し1官能価アルデヒドは1モル当たり少な
い架橋しかされないので架橋効率は2官能価アルデヒド
より劣る。アセタール架橋が形成されるたびに、ヒドロ
キシエステルまたはヒドロキシアミドポリマー内の2個
の水酸基が消費される。このように、高架橋密度は次々
にH−結合密度とブロッキング層の電子輸送力を非常に
減少するたくさんの水酸基を消費し、以上のように少量
の1官能価アルデヒド(アセタール架橋のみ)は許容し
得るが、あまり多いと■8サイクルーアップ(電子捕捉
)を導く。ヘミアセタールによる架橋は、水酸基の数を
変化させず従って好ましい。しかし、水酸基を介しての
ヒドロキシエステル及びヒドロキシアミドポリマーの架
橋に他の適当な方法も使用できる。一般的には、触媒が
多官能価化合物とともに使用される場合は、触媒を洗い
流し、最終的なブロッキング層の触媒が残らないように
注意が払われる。触媒の残留は電気特性に悪影響がある
からである。同様にブロッキング層の最終的に所望され
る電気特性に悪影響がある永久的な非揮発性残留物は避
けるべきである。これはまた望ましくない残留物をブロ
ッキング層から排除するか、ブロッキング層内で電子捕
獲として機能し得ることを確実にする。 [00713 満足のいく結果は、平均分子最少なくとも10.000
を有し、工程に必要な粘度によって上限が限定されるビ
ニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミド
ポリマーによって達成される。好適な平均分子量は約2
0.000と約2.000.000の間である。最適な
ブロッキング層性能は、平均分子量が約100.000
と2.000.000の間で得られる。T またはガラ
ス転移温度が本発明の正孔ブロッキング層の能力に対し
て効果的に機能するという影響は知られていない。 [0072] 最適な結果は、ビニルヒドロキシエステルポリマー、以
下の式で表されるポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート)CP (HEMA))で達成される。 [0073]
【化13】 [0074] 式中、 Xは分子量的20.000と約2.000.000の間
の十分な繰り返し単位を表わす[0075] 他の好適なビニルヒドロキシエステルポリマーは、以下
の式で表されるポリ 2−ヒドロキシプロピルメタクリレート)〔P (HPMA) 〕である: [0076]
【化14】 [0077] 式中、 Xは分子量約20.000と約2.000.000の間
の十分な繰り返し単位を表わす[0078] 更に他の好適なビニルヒドロキシエステルポリマーは、
以下の式で表されるポ リ (2−ヒドロキシエチルアクリレート)〔P (HEA)、lである: [0079]
【化15】 [0080] 式中、 Xは分子量約20.000と約2.000.000の間
の十分な繰り一返し単位を表わす[0081] 更に他の好適なビニルヒドロキシエステルポリマーは、
以下の式で表されるポ リ (2−ヒドロキシプロピルアクリレート)〔P (HPA)、lである: [0082]
【化16】 H2 H−OH H3 [0083] 式中、Xは分子量的20.000と約2.000.00
0の間の十分な繰り返し単位を表わす[0084] 本発明の化合物は1以上の共重合性ビニルまたは他の適
当なモノマーと上記化合物のフィルム形成コポリマーも
含む。代表的な共重合性ビニルモノマーは、アクリロニ
トリル、メタクリレートリル、メチルビニルエーテル、
並びに他のアルキル及びアリールビニルエーテル、スチ
レン及び置換スチレン、エチレン、プロピレン、イソブ
チレン、ビニルアセテート、N、N−ジメチルアクリル
アミド、N−ビニルピロリドン、2,3.及び4−ビニ
ルピリジン、様々なメタクリレート及びアクリレートエ
ステル及びビニルクロリドなどを含む。ビニルモノマー
ではないが、ビニルのような重合をするある種のモノマ
ーも、ヒドロキシエステルまたはヒドロキシアミドビニ
ルモノマーと共重合する。これらは、例えば、ブタジェ
ン、イソプレン、クロロプレン、他の共役ジエンモノマ
ーなどを含む。一般的には、満足できる結果はコポリマ
ー中の少なくとも約25モル%ビニルヒドロキシエステ
ルまたはビニルヒドロキシアミド繰り返し単位で達成さ
れる。代表的な特別なコポリマーの例は2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート及びアクリロニトリルから誘導さ
れるコポリマー;2−ヒドロキシエチルメタクリレート
とN −ビニルピロリドン、2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレートとN−ビニルピロリドン、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレートと2−ヒドロキシプロピルメタク
リレートなどを含む。 [0085] 本発明のポリマーは他の適合したポリマーとブレンドす
ることもできる。適合したポリマーは本発明のビニルと
ドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマ
ーと混和しうる。代表的な混和性ポリマーは、ポリエチ
ルオキサゾリン(ダウケミカル社から入手可能)及び水
酸基と十分な強さ(水素結合によって相分離を阻止し得
る)のH−結合複合体を形成し得る他の十分な塩基性有
機ポリマーを含む。これらの塩基性有機ポリマーは、ポ
リ(エチレン及びプロピレン)イミン及びポリ(ビニル
ピリジン)ではない他の有機窒素含有塩基性ポリマーを
含むと信じられる。ポリエチルオキサゾリンは以下の構
造式で表される:[0086]
【化17】 H2 凰 H3 [0087] 式中、Xは300から20.000までの数である。一
般的には、満足できる結果はビニルヒドロキシエステル
ポリマーの繰り返し単位を含まないポリマーとのブレン
ド中のビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキ
シアミドポリマー少なくとも約25重量%で達成される
。好適なブレンド濃度は、ブレンド中の他のポリマーが
ビニルヒドロキシエステルポリマーの繰り返し単位を含
まない場合、ビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒ
ドロキシアミドポリマー少なくとも約75重量%である
。最適な結果は、ビニルヒドロキシエステルまたはビニ
ルヒドロキシアミドポリマー100重量%で達成される
。ブレンドされるビニルヒドロキシエステルまたはビニ
ルヒドロキシアミドポリマーの最少量はいかなる他の繰
り返し単位が使用されるかによっである程度範囲である
。 [0088] 本発明のビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロ
キシアミドポリマー及びコポリマーは一般的に互いに混
和性である。さらに、ビニルヒドロキシエステルまたは
ビニルヒドロキシアミドコポリマーはヒドロキシエステ
ルまたはヒドロキシアミド繰り返し単位を少なくとも5
0モル%含み、さらにこのコポリマーは第1のコポリマ
ー中ヒドロキシエステルまたはヒドロキシアミド50モ
ル%を含む他のビニルコポリマーとあるいは、第2のコ
ポリマーが第1のコポリマーの非水酸基繰り返し単位の
少なくとも50モル%を含むならば、混和性である。あ
る場合には、第2のコポリマー中共通の繰り返し単位が
33モル%より小さくても混和性が達成される。混和性
は、1種の溶媒中2種のコポリマーの共通溶液からの2
種のコポリマーキャストの等量のへイズイーコーティン
グ(hazy coating) (乾燥後)として定
義される。これらは全てランダム(ブロックではない)
コポリマーである。2種のポリマー中のビニルヒドロキ
シエステル(またはアミド)の繰り返し単位含有量(重
量%として表現される)(普通のビニルヒドロキシエス
テル(またはアミド)は各ポリマー中縁り返し単位が少
なくとも33モル%有する)は、約0.10と99.9
重量%の間が好ましい。 [0089] 接地板用に選択される特別な組成物はブロッキング層の
厚さに影響を与える。 一般的には、非金属または被酸化性の電荷注入接地板材
料は、より厚いブロッキング層を必要とする。例えば、
ブロッキング層が覆われていないヨウ化銅を含む電荷注
入接地板を用いる感光体は、約3V/μm帯電するだけ
である。本発明の十分な厚さのブロッキング層をヨウ化
銅を含む接地板上に設けると、感光体は少なくとも約2
0V/μmのレベルで帯電する。少なくとも約30V/
μmのレベルの帯電は、少なくとも約40V/μmのレ
ベルで達成される最適結果とともにい像は2成分乾式ゼ
オグラフィー現像剤では現像できなX/)。 [0090] ブロッキング層混合物は支持基体の導電性表面に適用さ
れる。本発明のブロッキング層混合物は適当な慣用方法
で適用される。代表的な適用法は、吹き付は塗り、浸漬
被覆、ロールコーティング、線巻ロッドコーティング、
などを含む。コーティング組成物は通常溶媒を用いて適
用される。代表的な溶媒には、メタノール、1−メトキ
シ−2−ヒドロキシプロパン、第3ブチルアルコール、
水及びこれらの溶媒と他のアルコール溶媒及びテトラヒ
ドロフランなどとの混合物を含む。溶媒の選択はその上
にバリアー層が設けられる導電層の性質とブロッキング
層を構成するポ□リマーの特性による。適当な溶媒は、
一般に、各ポリマーの当分野で既知の特性に基づいて選
択される。溶媒混合物も必要であれば使用しうる。溶媒
の割合は用いられるコーティング技術(例えば、浸漬被
覆、吹き付は塗り、巻線ロッドコーティング、ロールコ
ーティング、など)により様々であるので、コーティン
グ混合物の粘度及び揮発性は用いられるコーティング技
術により調整される。一般的には溶媒の量の範囲はコー
ティング組成物の総重量に基づき、約99.8重量%か
ら約90重量%の間であ゛る。特定の溶媒とポリマーの
代表的な組み合わせは、例えば、ポリ(2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート)及び1−メトキシ−2−ヒドロ
キシプロパン〔ダウアノール(Dowano l ) 
P M、ダウケミカル社から入手可能)または第3ブチ
ルアルコールを含む。ジメチルアミノエタノールなどの
塩基性アルコール及び2,2.2−トリフルオロエタノ
ールなどの酸性アルコールも室温でポリ(2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート)を相当溶解するが、中性の溶
媒は通常、感光体の電気的性能に影響を与える接地板ま
たは他の層との干渉を避けるために好ましい。高沸点両
極性非プロトン性溶媒(ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセタミド及びN−メチルピロリドン(それぞれDM
F。 DMAC及びNMP)もポリ(2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート)を良く溶解するが、これらの溶媒が高沸
点であるためにコーティングからの総溶媒除去が難しく
あまり好適ではない。このように高分子量ビニルヒドロ
キシエステル及びビニルヒドロキシアミドポリ々−のコ
ーティングに適当な溶媒の数は限られている。通常の溶
媒(トルエン及びテトラヒドロフラン)を使用して溶液
から形成される発生層及びメチレンクロリドなどの通常
の溶媒を使用する輸送層など後で設置されるデバイス層
は、ブロッキング層からブロッキング層の上に形成され
た層へこれらのヒドロキシエステルまたはヒドロキシア
ミドビニルポリマーの混和性を多くの溶媒が誘発しない
ので、通常の有機溶媒への高分子量ビニルヒドロキシエ
ステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマーの制限さ
れた溶解性は、好適である。 [0091] 本発明のヒドロキシエステル及びヒドロキシアミドビニ
ルポリマー及びコポリマーは、水素結合によすH20保
持を助成する水酸基を含む化学構造を持つ。水酸基の存
在と少量の水の組み合わせが、負に帯電した感光体の帯
電と光放電の間、効果的に正孔ブロッキング層が機能で
きるように助けると信じられている。さらに、水酸基の
存在はブロッキング層に電荷発生層(トルエン及びテト
ラヒドロフランなどの典型的な有機溶媒を使って設けら
れる)及び電荷輸送層〔塩素化アルカン溶媒(例えば、
メチレンクロリド、1.2−ジクロロエタン及び1,1
.2−トリクロロエタン)等の典型的な有機溶媒を使っ
て設けられる〕などのブロッキング層の最上部に設けら
れたコーティング組成物に対する不溶性も付与する。 ブロッキング層ポリマーが、次に設けられるコーティン
グ層に使用される有機溶媒に溶解性であれば、有機溶媒
がブロッキング層材料を電荷発生層及び/または電荷輸
送層に洗い出し、厚さの均−性及びそれらの結着性は悪
影響を受けるだろう。より薄いブロッキング層またはブ
ロッキング層材料が欠落している領域は、非常に乏しい
かまたは無視し得る程のデバイス電荷受容及び高暗電荷
減衰率をもたらす。米国特許第4.410.614号に
開示されている有機(水酸基不合)ポリマーは上記の有
機溶媒に溶解し過ぎ、従って、上記の有機溶媒が後で設
けられる層に使用される場合にはブロッキング層として
適当ではない。このように、例えば、非常に限られた数
の有機溶媒(アルコール、グリコールエーテル及び両極
性非プロトン性溶媒など)が本発明の高分子ブロッキン
グ層材料に使用され得る。 [0092] 内部粘度(inherent viscosity) 
、極限粘度数、または換算粘度(reduced vi
5cosity)などの希釈溶液粘度測定法によって示
されるように、より大きい分子量のポリマー(他のこと
は全て等しい)は低分子量のポリマーより非常にゆっく
り増えるので、本発明のビニルヒドロキシエステルまた
はビニルヒドロキシアミドポリマーの分子量は、ブロッ
キング層応用において重要であると考えられる。ブロッ
キング層応用により大きい分子量のポリマーを使用する
ことは、ヒドロキシポリマーに水のような小さい分子を
封入するのにもよい。このように、とドロキシポリマー
の長い鎖は小さい水分子をよく包囲し、ポリマーが非常
に高分子量である場合ポリマー鎖当たりのH−結合部位
を提供することによってこれらの水分子への水素結合を
増やすことができる。高分子量ポリマー鎖はより大きな
空間を占めたり、取り囲んだりするので、低分子量ポリ
マー鎖よりも多くの数の接触部位で(スパゲツティのよ
うに)からまりあうこともできる。本発明のビニルヒド
ロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミドの接触部
位は同一のポリマー領内でまたは隣接の鎖との他のビニ
ルヒドロキシエステル(またはアミド)部位での水素結
合部位を意味する。従って、長い(または高分子量)ポ
リマー鎖は、水のように小さなH−結合分子を封入する
ために、密集しそしてしっかりしたH−結合ネットワー
クを作る隣接の鎖ともっと接触したりからまりあったり
する。従って、低相対湿度(RH)条件でさえも、°高
分子量ヒドロキシポリマープロツキ2フ層からほとんど
水が移動することはなく、低RHにおいてさえ効果的に
機能する。このように、本発明の高分子量ブロッキング
層を含むデバイスは低RHでVRサイクル−アップにお
いて最少の増加だけを示す。さらに、高分子量ポリマー
が使用されれば、ブロッキング層の表面との溶媒接触は
、電荷発生層及び/または電荷輸送層を成型加工する時
、ブロッキング層の最上部の物理的破壊原因とはあまり
ならない。これは更に正孔ブロッキング層の厚さの均−
性及び有効な機能性を保持する。サイエンティフィック
 ポリマー プロダクツから入手可能なポリ(2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート)は、希釈溶液測定法によ
り分子量的1.0から1.4×106である(ここで、
換算粘度は1.8から2.0 g/diである。 米国特許第4.410.614号に引用されているポリ
マーのもっと低い粘度、とこのような分子量、と比較す
ると、本発明の高分子量ポリ(2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート)ブロッキング層は、米国特許第4.41
0.614号に開示されている有機ポリメタクリレート
より(低膨潤率)固有のブロッキング層長所を持つと信
じられる。 [0093] ブロッキング層コーティングをした後、施されたコーテ
ィングは加熱され、溶媒を追い出し、固体の連続フィル
ムを形成する。一般に、約110℃と約135℃の間の
乾燥温度が残留溶媒を最少にし、2軸延伸ポリエチレン
テレフタレートなどの有機フィルム基体のひずみを最少
にするのに好ましい。選ばれる温度は、使用される特別
な導電層にある程度依存し、そして基体の温度感受性に
より制限される。乾燥温度は、オーブン、強制空気オー
ブン、輻射加熱ランプなどの適当な方法で維持される。 乾燥時間は使用される温度による。従って、高い温度が
採用されれば短い時間で足りる。一般に乾燥時間が増加
すると除去される溶媒量が多くなる。十分な乾燥がされ
たかどうかは、クロマトグラフィーまたは重量分析によ
って判断される。典型的な処理は、1/2ミル バード
コーティングバーでコーティングし、130℃で約10
から30分施されたコーティングを乾燥することを含む
。一般に、満足な結果は、導電層上の厚さ約0.05μ
mから約8μmを有する乾燥ブロッキング層コーティン
グで達成される。層の厚さが約8μmを超えると、電子
写真像形成部材は、サイクルの間の消去の後で貧屑な放
電特性と残留電圧蓄積(bui It−up)を示す。 約0.02μmより薄い厚さは一般にピンホールとブロ
ッキング層の異なる部位での厚さの不均一性のために高
暗減衰及び低電荷受容をもたらす。厚さの範囲は、約0
.3μmと約1.5μmの間が好ましく、導電性表面上
約0.8μmと約1μmの間で最適なブロッキング結果
が得られる。本発明の乾燥ブロッキング層の表面抵抗率
は室温(25℃)及び40%相対湿度条件下1気圧で測
定すると約1010Ω/□より大きい。この最少電気抵
抗率はブロッキング層が導電性になりすぎるのを阻止す
る。 [0094] 本発明のブロッキング層材料のいくつかは接着層として
も機能する層を形成することができる。しかし、所望に
より任意に薄い接着層を比較的厚いブロッキング層と電
荷発生層の間に用いることもできる。適当な接着層材料
をブロッキング層に適用できる。代表的な材料には、ポ
リエステル(例えば、49000.E。 ■、デュポン ネモアー社から入手可能並びにPE10
0及びPE200.グツドイヤー タイヤ & ラバー
から入手可能) ポリビニルブチラール、ポリビニルホ
ルマール、ポリビニルピロリドン、ポリアミド、ポリウ
レタン、ポリビニルアセテート、ポリビニルクロリド、
ポリイミド、ポリカーボネート、それらのコポリマー、
それらのブレンドなどを含む。一般には満足な結果は約
0. OO5μmと約0.2μmの間の厚さの接着層で
達成される。好適な厚さは約0.02μmから約0.1
5μmまである。最適な結果は、ポリビニルピリジンな
どの材料の厚さ約0.03μm(300オングストロー
ム)と約0.12μmで達成される。接着層の厚さが0
.2μmを超えると、残留電圧は過剰にサイクル−アッ
プ始める。接着層はポリビニルカルバゾールなどの、ビ
ニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミド
ブロッキング層ポリマーに接着しにくい材料を含む電荷
発生層への接着を強化するのに特に有用である。代表的
な接着層材料は、ポリ(4−ビニルピリジン) ポリ(
2−ビニルピリジン)などのビニルヒドロキシエステル
またはビニルヒドロキシアミドポリマーと強い水素結合
を生じるものである。ポリ(4−ビニルピリジン)を含
む接着層は、接着層を溶解バリアー層としても機能させ
る溶解特性を有する特異な接着組成物であると信じられ
ているビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキ
シアミドブロッキング層ポリマーと、水素結合高分子複
合体を形成する。 [0095] 米国特許第4.082.551号では、本発明の1具体
例で実施されているように酸性ポリマーと塩基性ポリマ
ーが中性ポリマーと塩基性ポリマーの代わりに基体上に
連続的に被覆されている。これは高分子塩複合体が米国
特許第4.082.551号のデバイスで形成されてい
ることを意味するが、本発明の1具体例では水素結合高
分子複合体が形成されている。高分子塩複合体は水素結
合高分子複合体とは異なる組成物である。さらに詳しく
は米国特許第4.082.551号では、酸性高分子材
料(例えばポリアクリル酸またはメタクリル酸コポリマ
ーの0.4μm層)を含む低層(導電層に隣接)及び塩
基性高分子材料〔例えばポリ(2−ビニルピリジン)−
ポリメチルメタクリレート コポリマーの0.2μmの
層〕を含む上層(感光体層に隣接)から成る多層中間層
組成物が開示されている。この多層中間層組成物の高分
子界面では、酸−塩基反応生成物域言い換えれば塩中間
層ができる。この複合体多層中間層組成物の全体の厚さ
は0.2μmと1.0μmの間であることができその機
能は導電層と感光体層の間に良好な接着性を供給し、導
電層から感光体層への正電荷輸送注入(正孔注入)をブ
ロックする電気的バリアーとして挙動する。しかし、本
発明の複合ブロッキング/接着層組成物と米国特許第4
.082.551号に開示されているものとの間の大き
な違いは、本発明の具体例ではより厚い(例えば0.2
μmから1.5μm)中性のビニルヒドロキシエステル
またはビニルヒドロキシアミドポリマー正孔ブロッキン
グ成分の最上部に非常に薄い(例えば0゜06μm)塩
基性ポリ(4−ビニルピリジン)接着強化成分を用いる
。ポリ(4−ビニルピリジン)成分の存在は高帯電レベ
ル(導電層から感光体層への正孔注入を阻止するのと同
じである)を得るのに必要なのではないが、ビニルヒド
ロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマー
正孔ブロッキング成分の最上部の水素結合高分子複合体
として必要である。ポリ(4−ビニルピリジン)−ビニ
ルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミドポ
リマー界面も感光体層の下の界面材料の機能を果す。ビ
ニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミド
正孔ブロッキング成分ポリマーのみでもこれらの機能を
果すが、ポリ(4−ビニルピリジン)は発生層への接着
を強化する。ポリ(4−ビニルピリジン)−ビニルヒド
ロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマー
接着界面も、上部の層を被覆するのに使用される溶媒に
対する溶媒バリアー層として機能し、そして光放電電子
が光発生層からポリ(4−ビニルピリジン)−ビニルヒ
ドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマ
ー界面に到達したとき容易に光放電電子を輸送し受容す
る。ポリ(4−ビニルピリジン)層の計画塵は、ガラス
板上に既知コーティング溶液濃度の乾燥コントロールコ
ーティングに基づくが、実際の厚さはポリ(4−ビニル
ピリジン)の下のビニルヒドロキシエステルまたはビニ
ルヒドロキシアミドポリマー層への浸透の深さによる。 代表的な例では、ドローパー被覆(0,5ミルバーギヤ
ツプ)されるポリ(4−ビニルピリジン)接着層成分は
、インブタノール17.89g及びイソプロパツール1
.99g中ポリ(4−ビニルピリジン)(レイシン42
00.レイリー ター アンド ケミカル社から入手可
能) 0.12 gの0.6重量%溶液からなる。ドロ
ーバーコーティング工程は、予め乾燥したビニルヒドロ
キシエステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマーブ
ロッキング層に施行し、そして得られたポリ(4−ビニ
ルピリジン)層は周囲条件下で1時間、次に空気対流炉
内で100℃で1時間乾燥する。 ポリ(4−ビニルピリジン)ポリマーのビニルヒドロキ
シエステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマー層へ
の浸透の深さはもっばらビニルヒドロキシエステルまた
はビニルヒドロキシアミドポリマーのポリ(4−ビニル
ピリジン)を塗布するのに使用した溶媒(例えば、イソ
ブタノール−イソプロパノール混合物)への溶解性によ
る。上記の溶媒混合物に非常に良く溶解するポリ(2−
ヒドロキシプロピルメタクリレート)などのビニルヒド
ロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマー
は、ポリ(4−ビニルピリジン)をアルコール性溶媒に
ほとんど溶解性のないポリ(2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート)に深くまで浸透させ膨潤すると考えられる
。その結果として、異なる厚さのポリ(4−ビニルピリ
ジン)−ビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロ
キシアミドポリマー界面が形成される。ポリ(4−ビニ
ルピリジン)−ビニルヒドロキシエステルまたはビニル
ヒドロキシアミドポリマー界面層内でのポリ(4−ビニ
ルピリジン)を徐々に分散させ、中間層の界面最上部付
近でポリ(4−ビニルピリジン)鎖の高濃度を生じさせ
そして純粋なビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒ
ドロキシアミドポリマーがある中間層の底部ではポリ(
4−ビニルピリジン)鎖の低濃度を生じさせると考えら
れる。ポリ(4−ビニルピリジン)コーティングから溶
媒を蒸発後、ポリ (4−ビニルピリジン)と混合した
隣接のビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキ
シアミドポリマーの間に水素結合が中間層成分にポリ(
4−ビニルピリジン)鎖をアンカーにして生じる。ポリ
(4−ビニルピリジン)があまりに厚くコーティングさ
れると、ポリ(4−ビニルピリジン)が後のコーティン
グ工程の間に発生層内に移動し、■2サイクルーアップ
を引き起こす。 このようにあまり厚いポリ(4−ビニルピリジン)のコ
ーティングは、過剰のポリ(4−ビニルピリジン)鎖が
水素結合アンカーが生じるビニルヒドロキシエステルま
たはビニルヒドロキシアミドポリマー鎖に隣接したり、
隣接しなかったりという結果になる。これらのアンカー
にならないポリ(4−ビニルピリジン)鎖は上記の後か
ら形成される層のコーティングに使用される溶媒に溶解
する場合は上部に移動しうる。ポリ(4−ビニルピリジ
ン)がビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキ
シアミドポリマーに水素結合すると、不溶解性溶媒バリ
アー層を構成する。このように、最適なコーティング濃
度0.6重量%は、上記のように、外挿ポリ(4−ビニ
ルピリジン)コーティング0.06μm厚〔ポリ(4−
ビニルピリジン)−ビニルヒドロキシエステルまたはビ
ニルヒドロキシアミドポリマー界面の厚さではない〕を
提供し、これは完璧な水素結合ポリ(4−ビニルピリジ
ン)と優れた接着性溶媒バリアー界面層をもたらす。電
荷発生層及び電荷輸送層からなるデバイスにおいてこの
ようなポリ(4−ビニルピリジン)最適濃度のポリ(4
−ビニルピリジン)−ビニルヒドロキシエステルまたは
ポリ(4−ビニルピリジン)−ビニルヒドロキシアミド
ポリマー界面層は電荷消去サイクルでほとんどあるいは
全くvRの増加を示さない。 [0096] 米国特許第4.082.551号では、第8欄、32−
53行に記載されている酸−塩基反応生成物形成工程は
、酸性及び塩基性ポリマーの等重量をとり、それらをそ
れぞれメタノールに溶解し、得られた2種の溶液を混合
し、不溶性の反応生成物を形成することを含む。不溶性
の反応生成物は多層中間層成分内に存在する酸性ポリマ
ー層と塩基性ポリマー層の界面に形成される酸−塩基生
成物域を示していると述べられている。さらに、第7欄
32−43行では、特許は、「本発明で重要なことは酸
性ポリマー層が十分に酸性であるポリマーから成り、塩
基性ポリマー層が十分に塩基性であるポリマーから成り
、これらの2層の間での酸−塩基反応生成物がそれらの
界面で形成されることである」と述べている。 [0097] 上記の不溶性反応生成物形成試験を、同じメタノール中
ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)(ポリサ
イエンスから入手可能)とポリ(4−ビニルピリジン)
(レイレン4200、レイリー ター アンド ケミカ
ル社から入手可能)を用いて繰り返した。しかし、試験
は、本発明の製造物では上記の米国特許第4.082.
551号に記載されているような酸−塩基反応生成物で
はなく、中性の水素供与体ポリマー、ポリ(2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート)と塩基性窒素含有ポリマー
、ポリ(4−ビニルピリジン)水素結合高分子複合体、
即ち、水酸基水素だけが部分的にプロトンとしてピリジ
ン窒素に移動し、水素結合高分子複合体を形成すること
を示した。このように、本発明の製造物は上記の米国特
許第4、082.551号に記載されているような酸−
塩基反応生成物は不合である。 [0098] 米国特許第3.932.179号では、導電層、感光体
層、及び高分子中間層から成り、導電層と感光体層の間
に1010Ω/□より大きい表面抵抗率を有する多層電
子写真部材が開示されている。中間層はすくなくとも2
種の全く違った高分子相:(a)フィルム形成水溶性ま
たはアルカリ性水溶液溶解性ポリマー及び(b)電気的
に絶縁性のフィルム形成疎水性ポリマー、から成る。 [0099] 例えば、導電層はポリメチルメタクリレート及びポリメ
タクリル酸のコポリマーバインダー中に膨潤されたクー
ポラスヨウ化物を含む。複雑な2相バージ(hazy)
層〔ポリ−(メチルアクリレート−ビニリデン りロリ
ド−イタコン酸)の複雑なターポリマー(65重量%)
及びポリ(無水マレイン酸 ビニルメチルエーテル)(
35重量%)から成る〕を有機溶媒バリアー、接着補助
、及び正孔ブロッキング層として用いている。第4欄4
7行には、3型ポリマーが、ホモポリマー及びコポリマ
ーを含み、繰り返し炭化水素単位の主鎖と主鎖に化学的
に結合する側鎖基として炭素原子10個までから成る酸
性基から成るポリマーとして開示されている。有用な酸
性基゛は、スルホン酸、カルボン酸、無水カルボン酸か
ら成る群から選ばれる。第4欄54行には例えば水酸基
、アルコキシ基及び炭素原子10個までのエステル基な
どの他の基から成る側鎖基も前述の3型ポリマーにある
ことが示されている。第4欄57行には、3型ポリマー
は典型的には少なくとも主鎖に3個以上の繰り返し単位
を持つことが明らがである。これらのリストではポリマ
ー中に水酸基は示されていない。3型ポリマーでは、酸
性基がブロッキング層としてこれらの材料の機能に不可
欠であると考えられる。3型ポリマー中の水酸基の存在
は付随的なことであって、効果的な3型ブロッキング層
を得るのに成分に不可欠に必要とされるものではない。 加えて、3型ポリマーは、主鎖に3以上の繰り返し単位
を有し、少なくともこの繰り返し単位の1個には酸性基
を含まなければならない。酸性基が存在すれば〔好適な
3型ポリマーの全てでは存在しなければならない(米国
特許第3.932.179号の第4欄の末及び第5欄の
上またはアルカリ溶解性(pH7から10)を付与する
。本発明のブロッキング層ポリマーは一般に水溶性では
なく、疎水性ポリマーと組み合わされなければならない
必要もない。本発明の好適なブロッキング層は一般に単
一の成分、即ち、1種のポリマーまたはコポリマーを含
み、そしてそれは水酸基を非常に高い濃度で(付随的に
ではなく)含み、水溶性は回避されなければならないの
で水溶性にするための酸性基は含まない。本発明の満足
なブロッキング層は一般に繰り返し単位から成る低濃度
の水酸基(約25重量%より低い) ここで繰り返し単
位定数は同一のポリマー(コポリマー)または他のポリ
マー(ブレンド)または両者中繰り返し単位から成る非
水酸基で希釈される。しかし、水酸基繰り返し単位の低
含有は、同一のブロッキング層成分(ここでは水酸基繰
り返し単位は対象から外されている)に対して感光体サ
イクル電気性能の改良のためには付随的ではない。 しかし、水酸基繰り返し単位の高含有は、好適なサイク
ル電気性能を与える。中性水酸基ブロッキング層ポリマ
ーを有する本発明のブロッキング層は、多数の水酸基で
非常に密度の高いH−結合を得るが、米国特許第3.9
32.179号の2成分ブロッキング層では、米国特許
第3.932.179号のブロッキング層ポリマー中の
銀嶺たりのH−結合(COOH−HOOC)の量はP 
(HEMA)などのブロッキング層ポリマーにおけるよ
り非常に少ないので達成することができない。米国特許
第3.932.179号のターポリマーは非常に少ない
C0OH基を有する(これはイタコン酸(またはこのタ
ーポリマー中の他の繰り返し単位に含まれる酸)が主鎖
内の3繰引返し単位に1個だけだからである)が、ヒド
ロキシルポリマー〔例えば、P (HEMA))は各繰
り返し単位内にO−H基を有する。第2ポリマー成分で
希釈後はC0OH基含有量はさらに減少する。そして、
そのために当初低かった酸−酸H−結合密度は減少する
だろう。 [0100] 一般に上記及び下記のように、本発明の光導電性像形成
部材は、導電性表面を有する支持基体、ビニルヒドロキ
シエステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマーを含
むブロッキング層及び導電性像形成層を有する。光導電
層は当分野でょく知られているいかなる適当な光導電性
材料を有しうる。このように光導電層は、例えば均一な
光導電性材料またはバインダー中に分散された光導電性
粒子の単層、または電荷輸送層でオーバーコートされた
電荷発生層のような多層を有することができる。光導電
層は均一な、不均一な、有機または無機組成物を含有し
うる。不均一な組成物を含有する電子写真像形成層の1
例は米国特許第3.121.006号に開示されている
。ここでは、光導電性無機化合物のよく分割された粒子
が電気的に絶縁性の有機樹脂バインダー中に分散されて
いる。この特許の全ての開示は引用により本明細書中に
導入される。他の良く知られた電子写真像形成層はアモ
ルファスセレン、ハロゲンドープアモルファスセレン、
アモルファスセレン合金(セレンヒ素、セレンテルル、
セレンヒ素アンチモンを含む)及びハロゲンドープセレ
ン合金、硫化カドミウムなどを含む。一般に、これらの
無機光導電性材料は相対的に均一な層しとて設けられる
。 [01013 本発明は特に電気的に作動する2層、電荷発生層及び電
荷輸送層を有する電子写真像形成層に好適である。 [0102] 適当な電荷発生または光発生材料が本発明の多層光導電
体の具体例に2種の電気作動層の1として採用すること
ができる。代表的な電荷発生材料は、米国特許第3.3
57.989号に開示されている金属不合フタロシアニ
ン、米国特許第3.442.781号に開示されている
金属フタロシアニン(フタロシアニン銅、バナジルフタ
ロシアニン)、三方晶セレンなとのセレン含有材料、ビ
スアゾ化合物、キナクリドン、置換2,4−ジアミノト
リアジン、及び多環式芳香族キノン(アライドケミカル
から商標名インドファースト ダブル スカーレット、
インドファーストバイオレット レーキB、インドファ
ースト ブリリアント スカーレット及びインドファー
スト オレンジのもとに入手可能)を含む。電荷発生層
の他の例は、米国特許第4.265.990号、米国特
許第4.233.384号、米国特許第4.471.0
41号、米国特許第4.489.143号、米国特許第
4.507.480号、米国特許第4.306.008
号、米国特許第4.299.897号、米国特許第4.
232.102号、米国特許第4.233.383号、
米国特許第4.415.639号及び米国特許第4.4
39.507号に開示されている。これらの特許の開示
は全てが引用により本明細書に導入される。 [0103] 適当な不活性樹脂バインダー材料を電荷発生層に採用す
ることができる。代表的な有機樹脂バインダーは、ポリ
カーボネート、アクリルポリマー ビニルポリマー、セ
ルロースポリマー ポリエステル、ポリシロキサン、ポ
リアミド、ポリウレタン、エポキシドなどを含む。例え
ば、米国特許第3.121.006号及び米国特許第4
.439.507号に多くの有機樹脂バインダーが開示
されている。これらの特許の開示は全てが引用により本
明細書に導入される。有機樹脂ポリマーは、ブロック、
ランダムまたは交互共重合体でありうる。光発生組成物
または顔料は様々な量で樹脂バインダー組成物中に存在
する。電気的不活性または絶縁性樹脂を使用する場合、
光導電性粒子の間で粒子−粒子接触があることが重要で
ある。光導電性材料がバインダー層中の光導電体の最高
量に制限されずバインダー層の少なくとも15容量%の
量で存在することが必要である。マトリックスまたはバ
インダーが活性材料(例えば、ポリN−ビニルカルバゾ
ール)を含むならば、光導電性材料1よバインダー層中
の光導電体の最高量に制限されずバインダー層の約1容
量%未満存在することが必要である。一般には、ポリビ
ニルカルバゾールまたはフェノキシ樹脂〔ポリ(ヒドロ
キシエーテル)〕のような電気的に活性なマトリックス
またはバインダーを含有する電荷発生層には、約5容量
%がら約60容量%の光発生顔料が約40容量%から約
95容量%のバインダーに分散される。そして好ましく
は光発生顔料の約7容量%から約30容量%が、バイン
ダー約70容量%から93容量%に分散される。特定の
割合が発生層の厚さの程度により選ばれる。 [0104] 光発生バインダーの厚さは特に臨界的ではない。約0.
05μmから約40.0μmの層厚が満足であることが
わかった。光導電性組成物及び/または顔料及び樹脂バ
インダー材料を含有する光発生バインダー層は、約0.
1μmから約5.0μmの層厚が好ましく、最高の光吸
収と改良された暗減衰安定と機械的特性には約0゜3μ
mから約3μmの層厚が最高である。 [0105] 他の代表的な光導電性層はセレンアモルファスまたはセ
レンーヒ素、セレンーテルルーヒ素、セレン−テルルな
どのセレン合金を含む。 [0106] 活性電荷輸送層は、電荷発生層から光発生した正孔と電
子の注入をサポートしそしてこれらの正孔または電子を
有機層から輸送し表面電荷を選択的に放電するのを許容
し得るような透明有機ポリマーまたは非高分子材料を含
む。活性な電荷輸送層は正孔または電子の輸送に適して
いるばかりでなく、摩耗または化学的攻撃から光導電層
を保護し、それにより感光体像形成部材の運転寿命を延
長する。電荷輸送層は、ゼログラブイーに有用な波長の
光(例えば、4000オングストロームから8000オ
ングストローム)に露光されたとき、たとえあったとし
てもごくわずかな放電を示す。従って、電荷輸送層は光
導電体が使用される部位で電磁線を実質的に透過する。 このように、活性電荷輸送層は、発生層から光発生した
正孔または電子の注入をサポートする実質的に非光導電
性材料である。活性輸送層は、照射光が活性層を通過す
るのに効果があり大部分の入射電磁線が十分な光発生の
下にある電荷キャリアー発生層に利用されるのを確実に
するために通常透明である。透明基体で使用される場合
、像露光は基体を通過する全ての光により基体を通して
行われ得る。この場合には、活性輸送材料は使用波長の
範囲で吸収される必要はない。本発明において発生層と
接続する電荷輸送層は、輸送層上に印加された静電電荷
は照明が存在しないときは導電性ではない、即ち、その
上の静電潜像の形成及び保持を妨げるのに十分な速度で
放電しない。 [0107] 活性電荷輸送層は、電気的に不活性な高分子材料中に分
散され、これらの材料を電気的に活性にする添加剤とし
て有用な活性化化合物から成る。これらの化合物は、発
生材料からの光発生正孔の注入をサポートできず、そし
て正孔がその中を移動できない高分子材料に添加される
。これは電気的に不活性な高分子材料を、発生材料から
の光発生正孔の注入をサポートでき、そして活性層の表
面電荷を放電するために活性層中を正孔が移動するのを
許容し得るように変化させる。 [0108] 本発明の多層光導電体の具体例において電気的に作動す
る2層のうちの1層に採用される特に好適な輸送層は、
少なくとも1種の電荷輸送芳香族アミン化合間約25か
ら75重量%、及び該芳香族アミンに溶解する高分子フ
ィルム形成樹脂75から25重量%を含む。 [0109] 電荷発生層の光発生正孔の注入をサポートでき、そして
電荷輸送層中を正孔が移動するのを許容し得る、上記の
構造式によって表される電荷輸送層芳香族アミンの例は
、不活性樹脂バインダー中に分散されたトリフェニルメ
タン、ビス(4−ジエチルアミン−2−メチルフェニル
)フェニルメタン、4/、411−ビス(ジエチルアミ
ノ) −2’ 、  2”−ジメチルトリフェニル−メ
タン、N、 N’ −ビス(アルキルフェニル)−C1
,1’−ビフェニル”)−4,4’−ジアミン(ここで
、アルキルは、例えばメチル、エチル、プロピル、n−
ブチルなとである)N、 N’ −ジフェニル−N、 
N’−ビス(クロロフェニル)−〔1,1’ −ビフェ
ニル)−4,4’−ジアミン、N、 N’ −ジフェニ
ル−N、 N’−ビス(3″−メチルフェニル)−(1
,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン、などを含
む。 [01101 メチレンクロリドまたは他の適当な溶媒に溶解する適当
な不活性樹脂を本発明の製造に用いることができる。メ
チレンクロリドに溶解する代表的な不活性樹脂バインダ
ーは、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルカルバゾール
、ポリエステルポリアリールレート、ポリスチレン、ポ
リアクリレート、ポリエーテル、ポリスルホンなどを含
む。分子量は約20.000から約1.500.000
まで変化し得る。 [0111] 好適な電気的不活性樹脂材料は、分子量的20.000
から100.000、より好ましくは約50.000か
ら約100.000のポリカーボネート樹脂である。電
気的不活性樹脂材料として最も好適な材料は、分子量的
35.000から約40.000のポリ(4,4’ −
シブロピリデンージフエニレンカーボネート)(レキサ
ン145としてゼネラルエレクトリックから入手可能)
;分子量的40.000から約45.000のポリ(4
,4’−イソプロピリデン−ジフェニレンカーボネート
)(レキサン141としてゼネラル エレクトリックか
ら入手可能);分子量的50.000から約100.0
00のポリカ−ボネート樹脂(マクロ−ロンとしてファ
ーベンファブリツケンバイエル A。 G、から入手可能);分子量的20.000から約50
.000のポリカーボネート樹脂(メルロンとしてモー
ベイケミカルから入手可能)及びポリ(4,4’ −ジ
フェニル−1,1−シクロヘキサンカーボネート)であ
る。メチレンクロリド溶媒は、全ての成分を適当に溶解
すること及びその低沸点という点から特に好適な電荷輸
送層コーティング混合物の成分である。しかし、選択さ
れる溶媒のタイプは、使用される樹脂バインダーによる
。 [0112] 上記の電荷輸送層の全てにおいて、電気的不活性高分子
材料を電気的に活性にする活性化化合物は、約15から
75重量%の量で存在するべきである。 [0113] 所望により、電荷輸送層は電気的不活性なバインダー中
に溶解または分散された電荷輸送モノマーの代わりに適
当な電気的活性電荷輸送層からなることもできる。電荷
輸送層として採用される電気的に活性な電荷輸送ポリマ
ーは、例えば、米国特許第4.806.443号、米国
特許第4.806.444号、及び米国特許第4.81
8.650号に開示されており、その全ての開示は引用
により本明細書に導入される。 [0114] 好適な慣用技術が電荷輸送層コーティング混合物を混合
し、そしてその後電荷発生層に適用するのに使用される
。代表的な適用方法は、吹き付は塗り、浸漬被覆、ロー
ルコーティング、線巻ロッドコーティングなどを含む。 施したコーティングの乾燥は、オーブン乾燥、赤外線乾
燥、空気乾燥などの適当な慣用方法によってなされる。 一般的には、輸送層の厚さは約5μmから約100μm
の間であるが、この範囲外の厚さも使用できる。 [0115] 電荷輸送層は、電荷輸送層に印加された静電荷が光照肘
なしで十分な速さで静電潜像の形成及び保持を妨げない
ように絶縁体であるべきである。一般的には、電荷輸送
層対電荷発生層の厚さの比は、好ましくは約2:1から
200 : 1に保たれるが、ある例では400:1で
ある。 [0116] 任意に、オーバーコート層も摩耗に対する抵抗性を改良
するために使用される。ある例では、平面性及び/また
は摩耗抵抗性を改良するために背面コーティングを感光
体の反対側に設けることもできる。これらのオーバーコ
ーテイング層は電気的に絶縁性であるかわずかに半導=
I’!である有機高分子または無機高分子から成る。 [0117] このように、本発明は静電画像部材の寿命を延長する。 本発明の分子量の大きいビニルヒドロキシエステルまた
はビニルヒドロキシアミドポリマーは、暗所での正孔注
入をブロッキングしたり光放電電子を輸送するための官
能基(エステル6アミド)を含む水酸基及びカルボニル
基を含む。本発明のブロッキング層は、ブロッキング層
(例えば、トルエン、テトラヒドロフラン及びメチレン
クロリドなどの溶媒中に実質的に不溶である)の上の層
を被覆するのに使用される多くの普通に用いられるコー
ティング溶媒に対して溶媒バリアー層を形成する。°′
実質的に不溶”′という表現は、本明細書中では、これ
らの溶媒がブロッキング層と接触し、その為に高電荷受
容(Vo)及び低(vR)が少なくとも200連続像形
成サイクル中保たれる期間はブロッキング層が腐食され
てなくなるほどには溶解性ではないと定義される。高■
。は少なくとも600Vと定義され、そして低V2は約
100V未満と定義される。光放電の前のコロトロン帯
電中及び後電気的に正孔ブロッキングである。より暗安
定でもある。これは接地正孔注入を阻止しそして初めの
高Vo帯電と反復サイクリングを可能にする。本発明の
ブロッキング層は電気的に発生層からの光放電電子を受
容し、大部分のまたは全ての受容した電子を接地板に輸
送し、放電過程を遂行する。このように、本発明の静電
画像形成部材は、多くの周囲相対湿度下でサイクリング
の聞伝残留電圧での光放電を許容する。−これは、ゼロ
グラフィータイムスケール内での全放電を可能にし、そ
して初めの高■。帯電と反復サイクリングを可能にする
。本発明の分子量の大きいビニルヒドロキシエステルま
たはビニルヒドロキシアミドポリマーは、所望のブロッ
キング層乾燥厚を形成するのに何回ものスプレーコーテ
ィングパスが必要な他の材料〔粘性ポリ(ビニルアルコ
ール)水溶液など〕と比較して低粘度、濃縮溶液から1
または2回のスプレーパスで十分に厚いブロッキング層
も提供する。さらに、各繰り返し単位内のカルボニル官
能基が一緒に存在することは、ヒドロキシポリマーの溶
解性(PVOHに対して)を高め、コーティングの品質
を高めるような任意のスプレー溶媒として低級アルコー
ル及びグリコールエーテルを一般的に含みうる。 ’[0118] さらに、溶媒蒸留後、ヒドロキシポリマーは、導電層と
のその両極性相互作用(エステル、アミド)のために、
ポリ(ビニルアルコール)などの材料と比較してこの界
面での固体状態接着を強化する。特に本発明の分子量の
大きいブロッキング層の驚くべき点は、大量のH−結合
水に強く依存する事なく光放電電子注入及び輸送を助け
ることである。本発明の分子量の大きいブロッキング層
を含むデバイスは、ゼログラフィーエンジン内に加湿器
を供給する必要なく相対湿度とは関係なく機能できる。 [0119] 以下の多くの実施例を示し、発明の実施に用いることが
できる異なる組成物及び条件を例示する。全ての割合は
特に示されていない限り重量に対するものである。しか
し、本発明は多くのタイプの組成物で実施することがで
き、上記開示に従いそして以下に記載するようにして多
くの異なる用途が可能である。 [01201
【実施例] 〔実施例1〕。 ブロッキング層として使用される高分子材料を含むさま
ざまなビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキ
シアミドの正孔プロッキングカを評価し、さまざまな非
金属導電層の正孔注入力を得た。この評価は正孔ブロッ
キング層を含まない感光体をコロトロン帯電後(〜0.
2秒)、直ちに暗所で第1サイクル表面電圧を測定し、
この比較例について行った。その後この値を以下の実施
例において高分子正孔ブロッキング層を含む以外他の全
ての点では同一の感光体で得られた第1サイクル表面電
圧と比較した。はぼ同一の厚さの層及び同一の導電層を
有する2個の感光体について一定に設定された試験条件
下で測定された電圧の差(ブロッキング層を有する感光
体のVo(1)とブロッキング層を有さない感光体のV
o(の力は太きい。本実施例では感光体は正孔ブロッキ
ング層なしで成型加工されているが、残りの全ての実施
例では正孔ブロッキング層つきで成型加工されている。 本評価に使用された導電層には通常(しかし常ではない
)絶縁性高分子バインダー中に何回もの電荷消去(放電
)サイクルにわたって光感体を放電する際に導電性接地
板として機能するのに十分な所定の添加レベル(〉10
重量%)で導電性材料が分散されている。 [0121] カーボン インフ゛レグネイテッド デッドラー CI
T  ’首電μ導電性ポリビニルフルオリド(PVF)
カーボン含浸3ミル(0,0762mm)厚導電性複合
フィルム(CIT)(E、1.デュポン デ ニュモウ
ラス社から商業的に入手可能)を感光体層で被覆した。 CITを高分子基体を有する導電層の機能と組み合わせ
、1つの層にする。CITという表現はカーボン イン
プレグネイテッド テラドラ−(登録商標)を指す。テ
ラドラ−(登録商標)は、その中にカーボンブラックが
分散されていないポリビニルフルオリドである(E、 
1.デュポン デ ネモラス社から入手可能)。カーボ
ン インプレグネイテッド テラドラ−(登録商標)中
の導電性カーボンブラック添加レベルは、10−25重
量%の間であり、フィルムは物理的及び電気的にカーボ
ンブラック〔ブラック パール 2000 (カーポッ
ト社から入手可能)〕15重量%添加したポリビニルフ
ルオリドに類似している。4ポイント プルーブで測定
すると、CITは十分な導電性抵抗率(510507口
)を有し、多くの連続したゼログラフィー電荷放電サイ
クルに十分に使用できる。 [0122] カーボンブラック含浸または不合ポリビニルフルオリト
コ−ティングは、メチレンクロリド、テトラヒドロフラ
ン(THF) 、及びトルエンなどの通常のそしてこれ
らのデバイスの他の要用のコーティング溶媒に繁用され
る有機溶媒に化学的及び物理的に(100℃未満)に抵
抗性である。さらに、同じPVFコーティングは、低級
アルコール(メタノール、エタノール、イソプロパツー
ル、n−ブタノール、第2ブタノール及びイソブタノー
ル)及びケトン(アセトン、メチルエチルケトン及びメ
チルイソブチルケトン)及び水などより極性の高い溶媒
に同様な溶媒抵抗性である。 [0123] 加。カーボセット 登録部、  カーボンブラック首電
鰯導電性カーボンブラック配合物は、ドローバー及び噴
霧塗布成型加工用に開発された。ドローバ−コーティン
グ配合物は、イソプロパツール2.04 gとメチルイ
ソブチルケトン(MIBK)7.5gで希釈したポリア
クリル樹脂(カーボセット(登録商標)514A、B、
F、グリドリッチ社からイソプロパツール中70%溶液
として入手可能) 6.87 gから成る。この溶液に
導電性カーボンブラック(ブラック パール(登録商標
)2000、カーポット社から入手可能) 0.94g
を添加し、ペイントシェーカー(レッド モデル社、モ
デル5100X)で90分間懸濁した。最後にXAMA
−20,51g(バージニア ケミカルから入手可能な
カーボセット架橋化剤)加え、分散物を15分間ペイン
トシェーカーで撹拌した。得られた架橋化剤を含むカー
ボンブラック分散物を81/ ”Xl 1”  ド0−
パーコーター(パシフィック サイエンチフィツクから
入手可能)モデルP290  ガードナー ラボラトリ
−を用いてドローパーコーティング(2ミル(0、05
08mm)ギャップ)した。このカーボンブラック導電
層分散物を絶縁性高分子基体(デュポンのテラドラ−ま
たはマイラーフィルムまたはメリネックスポリエステル
(ICI)など)上にコーティングし、その後周囲環境
下で1時間と空気対流炉で100−120℃で1時間乾
燥した。 [0124] 導電層の乾燥厚は約〜10±5μmであった。ここで、
有用な導電範囲は厚さの関数ではなかった。得られた乾
燥導電層は導電性カーボンブラック粒子が高分子の網の
中に捕獲されている架橋された網状であった。 [0125] カーボセットーカーボンブラック導電層は、絶縁性高分
子基体(例えばテラドラ−(登録商標)、マイラー、メ
リネックス(登録商標))にも吹き付は塗された。吹き
付は塗に使用される分配配合物は、カーボセット514
A80g、ブラックパール(登録商標)2000導電性
カーボンブラツク9.9g、イソプロパノ−ル400g
及びメチルイソブチルケトン1000gであった。用い
られた全ての溶媒は、試薬級であった。上記の分散物を
ガラスピーズで64時間、練りロール機にかけた。分散
物をビーズからデカントした後、XAMA−2(架橋化
剤)8.4gを加え、0.25時間分散物を磁気的に撹
拌した。市販のスプレーガン及びピンクス マニファク
チャーリング製の機器を用いて分散物をスプレーした。 ビンラスモデル21自動スプレーガンを42753型レ
シプロケータ−付ピンクススプレーブースモデルBF−
4に使用した。モデル21ガンは、63B液体ノズルと
63PE空気噴霧用ノズルを装備していた。液体圧は4
psiでありスプレー噴霧圧は50psiであった。針
の設定は1.5回転及びスプレーファン角度は0.75
回転であった。これらの設定は閉鎖位置から数えた。ス
プレーガンは自動モードで操作し、スプレー中垂直に置
いたマンドレルの上から下へレシプロケータ−を動かし
た。ターンテーブルに接続された軸に取りつけた円筒状
アルミニウムマンドレルにスプレーするのに絶縁性高分
子基体をテープとめし、その周りに回転させた。導電性
分散物を1.5分間のパス間隔で回転させながら3回ス
プレーした。最後にコーティングをマンドレルからはず
し、空気対流炉内で0.5時間120℃で乾燥した。こ
のようにして架橋導電層(ドローパーまたは吹き付は塗
)は、後に使用されるコーティング組成物及びそれらの
溶液による摩耗を阻止する溶媒バリアーとして機能する
。層を完璧な状態で維持するので、適当なゼログラフィ
ー帯電及び放電が何千回ものサイクルにわたって得られ
る。 [0126] XAMA−2とカーポセット(登録商標)514A間の
架橋の化学は永久コーティング用カーボセット樹脂と題
してB、 F、  グツドリッチから刊行されている技
術プロラシャ−に明快に例でされている。 [0127] トルエンとキシレンの60/40(体積比)混合溶媒中
導電性カーボンブラック及び高分子樹脂(ブラック導電
性オレフィン系フラッシュプライマーLE16610、
レット スポット ペイント アンド バーニッシュか
ら入手可能)を入手したまま(希釈不要)吹き付は塗り
し、十分に導電性である10−16μm厚導電層を得、
非常に多くの連続ゼログラフィー放電サイクル用接地板
として機能させた。 [0128] LE16610ブラック導電性オレフィン系フラッシュ
プライマー(600g)を、前記のペイントシェーカー
(スチールショットはないか、カラスビーズを使用)を
用いて再分散した(50.5時間)。(乾燥後)12μ
m厚コーテイングをスプレーするには、以下のスプレー
パラメーターにより4回のパスを行った。 [0129] 噴霧圧  :  55psi 液体圧  :   6psi ファン角度: 閉鎖位置から0.75回転液体開始 :
 閉鎖位置から1.25回転前記のスプレーガン及びピ
ンクス マニファクチャーリング製の補助器具を用いて
同一の絶縁性高分子基体にこの導電性組成物をスプレー
し、前記のように取りつけた。コーティングした基体を
次に周囲環境で1−16時間乾燥し、空気対流炉内で9
0℃で少なくとも0.25時間乾燥した。 [01301 ポリピロールICP−117導電 ドローパーコーティング導電層用の代表的な配合物では
、エチルアセテート910重量%ポラロイドICP−1
17ポリピロ一ルーポリマー複合体20gを同じ溶媒1
0gで希釈した。この分散物をデュポンのマイラーまた
はブラードラ−(登録商標)などの絶縁性基体に前述の
ガードナーコーティング装置でドローバーコー)(0,
5ミル(0,0127mm)ギャップ)した。絶縁性高
分子基体にコートした導電層を100−120℃に維持
された空気対流炉に0.5−1.0時間移し、コーティ
ング溶媒を蒸発した。ポラロイドICP−117ポリピ
ロールーポリマー複合体は負に帯電し、そしてポリピロ
ール部分は正に帯電する。しかし、負に帯電しうる多数
のコポリマー組成物が用いられ、それらは2つの刊行物
に開示されている: [0131] (1) S、 J、ジェスン(Jasne)及びC,K
、チクリス(Chiklis)、5ynthetic 
Metals、15 :175−182 (1986)
及び(2)ヨーロッパ特許出願第85103447.0
 (1985年3月23日出願)[0132] 且文化鋤導電層 導電層を市販のヨウ化銅からドローバー及び噴霧成型加
工した。ドローバ−成型によって製造されるコーティン
グを初めに記載する。 [0133] 超精製クーポラスヨウ素2.30g(アルドリッチケミ
カル及びアルファーベントロンリサーチケミカルアンド
マテリアルなど多くの化学物質供給者から入手可能)を
精製ブチロニトリル溶媒(100ミリリツトル)と混合
し、混合物を飽和溶液が形成されるまで室温で4−16
時間磁気的に撹拌した。極微量の過剰の不溶クーポラス
ヨウ素を、多孔度0.2μを有するヌークレポアーフィ
リネート(Nuclepore Filinert)ポ
リカーボネートメンプラン(47mm直径)を通し、加
圧(40psi)ろ過で除去した。澄明なろ液を6ミル
(0,1524mm)パーギャップを用いドローバ−コ
ートし、コーティングを周囲環境で1時間、次いで空気
対流炉で100℃少なくとも10分間乾燥しな。乾燥コ
ーティング厚は、オートEL楕円偏光測定器(ルドルフ
 リサーチ)で波長6328オングストロームで測定す
ると200−1000オングストロームの範囲であった
。 [0134] スプレー成型加工した導電性ヨウ化銅コーテイングを次
に記載する。試薬級ブチロニトリル溶媒1リツトルに超
精製クーポラスヨウ化物23gを加え、室温で2時間磁
気的に撹拌した。得られた溶液(2,3w/v%)を約
40psiで0.2μmヌークレポアーフィルターで加
圧ろ過し、ろ液をマイラーまたはデッドラー基体に1ま
はた2パスで吹き付は塗した。透明なり−ポラスヨウ化
物コーティングは、50から500オングストロームの
厚さ範囲であった。 [0135] 上記溶液を2回パスでスプレーするのに使用されたスプ
レーパラメーターは以下の通りである。 [0136] 噴霧圧  :  55psi 液体圧  :   5psi ファン角度: 閉鎖位置から0.75回転液体開始 :
 閉鎖位置から0.75回転[0137] この導電層組成物をスプレーするのに前記のスプレーガ
ンとピンクスマニファクチャーリング製の補助器具を使
用し、前記のように取り付けた。スプレーされた導電層
を少なくとも1時間周囲環境で、次いで少なくとも0.
5時間空気対流炉で乾燥した。 [0138] 任意に、ブチロニトリル515ミリリツトル、アセトニ
トリル345ミリリツトル〔60:40(容量)〕及び
クーポラスヨウ化物23.2 g (2,7w/ v%
)を含有する混合ニトリル飽和溶液を上記のようにろ過
し、ろ液を1または2パス(パス間隔は1.5分)で吹
き付は塗し、単一溶媒スプレー溶液について上記した通
り導電層コーティングを得な。採用した乾燥条件は同様
であるが、スプレーパラメーターは若干具なる。 [0139] 噴霧圧  :  55psi 液体圧  :   4psi ファン角度: 閉鎖位置から0.5回転液体開始 二 
閉鎖位置から0.5回転これらのスプレー成型加工Cu
Iコーティングは、ドローパーコーティングCuI導電
層と同じく有用でるあことかわかった。 [0140] 上記導電層を(ドローパーまたはスプレー)成型加工す
るか、その上に他の感光体層が成型加工された接地層と
して入手したままのコーティングされた形(カーボン含
浸テラドラ−なと)で使用した。この例ではビニルヒド
ロキシエステル及びビニルヒドロキシアミドポリマーブ
ロッキング層は計画的に省かれても、代表的導電層コー
ティングの正孔注入厳密性を確立する。本実施例で成型
加工されたデバイスは、導電層がバインダレスのクーポ
ラスヨウ化物である場合を除き、導電層と光発生層の間
に接着層を含まない。本実施例では完成デバイスの日常
の取り扱いでクーポラスヨウ化物層と光発生層の間に剥
離が生じた。剥離を避け、それによって帯電−消去の電
気的評価を得るために、非常に薄い(<0.1μm)ポ
リ(4−ビニルピリジン)  (”P(4VPy) 、
l接着層を導電層と光発生層の間にドローバ−コートし
た。代表的なポリ(4−ビニルピリジン)接着層配合物
は、イソブタノール17.89g及びインプロパツール
1.99 g中、テイレン(登録商標)4200 (ラ
イリー ター及ケミカル) 0.12 gの0.6重量
%溶液から成った。 前述のガードナーコーティング装置を用いて0.5ミル
(0,127mm)ドローパーギャップのコーティング
としてこの溶液を適用後、コーティングを周囲環境下で
1時間次に空気対流炉、(標準状態)内100℃で1時
間乾燥した。ポリ(4−ビニルピリジン)接着層を後の
実施例のデバイスではドローパー成型加工した時は、上
記の配合物、コーティング方法及び乾燥条件を特にこと
わりのない限り用いた。 [0141] 電荷発生層混合物は、約1−2重量%水酸化ナトリウム
でドープした三方晶セレン粒子的8.57 g、ポリビ
ニルカルバゾール16.72 g、 N、 N’−ビス
−(3″−メチルフェニル)−CI、1’−ビフェニル
)−4,4’ −ジアミン4.93g1テトラヒドロフ
ラン100.55g及びトルエン100.55gの分散
物を形成することによって調製した。この分散物を次に
等重量のトルエンで希釈した。 希釈分散物を、1ミル(0,0254mm)  ドロー
パーギャップで導電層をコーティングする直前約5分間
リストシェーカーで撹拌した。電荷発生層コーティング
を室温で1時間、そして空気対流炉内100℃で1時間
乾燥した。このようにして得られた光発生層の乾燥厚は
、本実施例及び後の実施例で約1.0 :i:0.3μ
mであった[0142] 電荷輸送層コーティング混合物を、N、 N’−ビス−
(3″−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル)
−4,4″ジアミン約2.8g、ポリカルボネート樹脂
(マクロ−ロン(登録商標)5705、ファーベンファ
ブリッヶン バイエルA、 G、から入手可能) 4.
2 g及びメチレンクロリド40gを混合して調製した
。この混合物を5ミル(0,127mm)ドローパーギ
ャップで光発生層上にコーティングした。輸送層コーテ
ィングを室温で1時間、50°から100℃に増加する
加熱サイクルで0.50から0.75時間そして最終的
に110℃で少なくとも10分間乾燥した。本実施例及
び後の実施例におてる電荷輸送層の乾燥厚は、DSNo
。 11033型パーモスコープで測定したところ約25−
30μmであった。完成デバイスを、下記の周囲スキャ
ナーまたは環境スキャナーを用いて、電気的な帯電−消
去サイクルにかけた。 [0143] 帯電−消去サイクルの結果を得るのに使用した周囲スキ
ャナーは、シングルワイヤーコロトロン(5cm幅)セ
ットを装備しており、試、験デバイスの表面に9×10
−8ク一ロン/cm2の電荷を印加した。デバイスを円
周76.5cmのアルミニウムドラムに接地し、ドラム
を15.24cm (6in) /秒の表面スピードを
与える12 rpmのスピードで回転した。デバイスを
、プレキシグラスライトパイプで放射したタングステン
白色光源で放電(消去)した。消去ランプの強さは、必
要とされる光量の2から10倍まで変化し、デバイスを
斬近的残留電圧の2倍まで放電させた。全体のゼログラ
フィーシュミレーション(帯電及び放電)を光の狭い囲
い内で行った。乾燥した空気パージによる低RH及び湿
潤空気パージによる高RHなとの環境変化を、非周囲環
境下サイクル結果を得るための試験中に行った。 [0144] 様々な環境条件下での帯電−消去サイクル結果を得るの
に使用された環境サイクルスキャナーは、シングルワイ
ヤーコロトロン(5cm幅)セットを装備しており、試
験デバイスの表面に9X10−8ク一ロン/cm2(ま
たはある場合には14×10 クーロン/cm2)の電
荷を印加した。デバイスを円周63.1cmのアルミニ
ウムドラムに接地し、ドラムを21.08cm (8,
3in) /秒の表面スピードを与える20ppmのス
ピードで回転した。デバイスをファイバー光学ライトパ
イプを通して放射したショートアーク白色光源で放電(
消去)した。全体のゼログラフィーシュミレーション(
帯電及び消去)を、環境をコントロールしたライトタイ
トチャンバー内で行った。本実施例のブロッキング層の
ないデバイスを、周囲RHで帯電−消去を200回試験
した。本願で帯電−消去サイクルを行った全てのデバイ
スの周囲RHは12と60%の間であった。用いられた
低RH帯電−消去試、験条件は≦5%であり、試、験は
まず一晩低RHでデバイスを平衡にした後行った。 [0145] 【表1】 表A [0146] 周囲サイクルスキャナーを表Aのデータを作成するのに
用いた。表金中のデータは劣った帯電レベル〔v   
〕を示す。暗所でこれらの感光体を帯電させた後、導電
層からの正孔注入を妨げず(正孔ブロッキング層なし)
、負の表面電荷は最初の電圧測定(帯電後〜0.2秒)
前に広範囲で中和された。以下の多くの実施例は初期電
圧(高い■   〕及び200サイクル以上後のVo維
持において大きな改良を示すであろう。それは、導電層
と感光体層の間にはさみ込んだ適当な正孔ブロッキング
層材料の使用による。 [0147] 〔実施例2〕 本実施例は、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト)  [P(HEMA) 、lブロッキング層とポリ
ビニルカルバゾール(PVK)中に分散された三方晶セ
レン粒子番含有する発生層の間に、接着層として好適な
厚さのポリ(4−ビニルピリジン)  〔P(4VP/
) )の選択を示す。P(4VPい接着層があまりに厚
かったり、P(HEMA)にバルク混合されていたりす
ると、相分離した(不混和性)ブロッキング組成物を与
え、■ サイクル−アップはすぐにはつきりする(下記
の表B参照)。対照デバイスにおいてIIc及びIId
(以下に詳細に記載)(それらはP(4VPい接着層を
持たない)は、大きな■Rサイクルーアップはない。本
実施例の表B中P(4VPy)を含むデバイス(II 
a &II b )は全て、P (4VPい発生VRサ
イクルーアップを示唆する相当な■ サイクル−アップ
を示す。層になったP(4VPy)含有デバイス(II
 a &II b )は、混合P(4VPy)−P(H
EMA)デバイス(II e −II g )より小さ
な■ サイクル−アップを示し、このことはvRサイク
ル−アップの第2機構が混合ブロッキング層デバイスで
働くことを暗示している。 [0148] 層になったデバイス及び混合デバイスの両方の■Rサイ
クルーアップは、ある程度のP(4VPいから発生層及
び/または輸送層への移動がこれらの層のコーティング
の間に起こるためである。発生層及び/または輸送層中
の移動P(4VPy)ポリマーは、このような■Rサイ
クルーアップの原因となるデバイス放電中に正孔を捕捉
する。かなりの量の(厚い層の) p(4vpy)が接
着組成物中に存在するとき、P(4VPy)移動により
一般的である。P(4VPV)はメチレンクロリド溶解
性なので、輸送層のコーティング中にp(4vpy)の
移動がかなり起こる。P(HEMA)と直接接触するP
(4VPy)は、P(4VPy)とP(HEMA) (
7)間(7)H−結合相互作用カ先ニアンカースるので
、移動しない。しかし、P (HEMA)中に過剰のP
 (4VPy)はあると、P(HEMA)中の全てのP
 (4VPV)がアンカーするには概して各ポリマー銀
嶺たりのH−結合数が不十分なので、溶媒に促進される
p(4vpy)移動がまだおこる。 [0149] 第2vRサイクル−アップ機構〔混合P(4VPy)−
P(HEMA)層を有するデバイスで最初に生じる〕は
、放電中ブロッキング層の電子捕獲のためにおこる。ビ
ニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミド
ポリマーブロッキング層は、そのH−結合状態内で構造
的に水に似ている水酸基−水酸基H−結合を広範に持っ
ている。光放電電子は、電子が水中を移動するように、
ヒドロキシエステルまたはヒドロキシアミドビニルポリ
マーブロッキング層媒体(+その中に含まれる少量のH
−結合水)中を移動する。このように、P(4VPy)
−P(HEMA)中の水酸基にP(4VPy)がH−結
合すると、多くの水酸基−水酸基H−結合部位がはずれ
る。 この水酸基−水酸基H−結合密度の減少は、ブロッキン
グ層域内で、電子輸送力の不足をもたらし、そして電子
捕獲はvRサイクル−アップをもたらす結果となる。こ
のように、vRサイクル−アップは、混合P(4VPy
)−P(HEMA)ブロッキング層デバイス(II e
 −II g )において、層になったデバイス(II
 a −II b )において、層になったデバイス(
IIIIIb)に対して約2倍である。帯電−消去サイ
クルデータを、12000サイクルについて周囲スキャ
ナーを用い周囲RHで得た[01501
【表2】 表 デバイス 接 着 層 VO(IT Vo(tzx+ VR(11 VR(12K) 14A 14A 1d IT P (HEMA) 0.8−1.0 14A [0151] a) 繰り返し単位モル比:繰り返し単位モル比は、生
成物の定数(正数)×各ポリマーの繰り返し単位の分子
量に対応するポリマーブレンド中の各ポリマーの重量(
g)である。各ポリマーの繰り返し単位の分子量は、非
高分子材料について分子量を計算するのと同一の方法で
計算される。高分子繰り返し単位分子量は、繰り返し単
位中の生成物の各原子の原子量×繰り返し単位中の全原
子の合計原子数である。P (HEMA)及びP(4V
Py)の繰り返し単位分子式はC6H1o03及びC7
H7Nであり、繰り返し単位分子量はそれぞれ130.
15及び105.14である。 [0152] テラドラ−(登録商標)基体上のカーボセッ)514A
導電層は、デバイスIIa及び■工Cについてはドロー
パーコーティング、そしてデバイスII e −II 
gについては吹き付は塗した。両方の成型加工の配合物
、コーティング条件及び乾燥条件は実施例1で記載した
通りである。容認カーボン含浸テラドラ−(登録商標)
(CI T)バルク導電性基体をP (HEMA)ブロ
ッキング層溶液でドローバ−コーティングした。 [0153] デバイスIIa −IId (1種類のポリマーを含有
するブロッキング層を有する)においては、P(HEM
A)  (0,6g)をメタノール(9,4g)中6重
量%溶液からコーティングした。同一の配合物をデバイ
スIIa及びIIbにおいて厚いP(4VPい接着層を
コートするのに用い、0.5ミル(0,0127mm)
  ドローパーギャップを両層のために用いた。標準乾
燥条件を両層について採用した。ここで標準乾燥条件は
周囲条件で1時間そして空気対流炉内100℃で1時間
である。上記表B中で用いたP(HEMA)はポリサイ
エンス(実施例4参照)から、そしてP(4VPy)は
ライリーター&ケミカルからライシン(登録商標)42
00として入手した。 [0154] 混合ポリマーブロッキング層組成物としてP(HEMA
)及びP(4VPV)を含むデバイス(II e −I
I g )には、ポリマーを組み合わせた約6重量%溶
液を2.2.2−トリフルオロエタノールと1.1,1
,3,3.3−へキザフルオロイソプロパノールの90
:10(重量%)中に調製した。2種のポリマーを酸性
アルコール混合液中に溶解したが、メタノール中にコー
ティングできない粘性の沈澱が形成されるので、コーテ
ィング溶媒として非フツ素化アルコールを用いることが
できない。標準ブロッキング層ドローバ−ギャップ(0
,5ミル(0,0127mm) )及び乾燥条件(上記
で定義した通り)を用いた。コーティング溶液の組成物
は下記の表Cに記載した通りである。 [0155]
【表3】 表 11e”       1   :   1     
 5.00  0.65    5.00  0.53
11f”       2   :   1     
 6.93  0,73    3,47  0.45
1[g”      l   :   2     3
.23  0,34   6,46  0.84[01
56] a)  溶液はトリフルオロエタノール16.68gと
へキサフルオロイソプロパツール1.86 g中に調製
した。 [0157] 有用なブロッキング層厚ウィンドーを見極めるために、
核層をコーティングするのに0.5ミル(0,0127
mm)  ドローバ−ギャップを用いた時の、ブロッキ
ング層ポリマーと接着層ポリマーの乾燥コーティング厚
関係に対するコーティング溶液濃度を得る必要があった
。ブロッキング層ポリマー〔ポリ(2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート) 、P(HPMA) )を、滑ら
かな2″×2″×2″ガラス基ブタノール:イソプロパ
ノールの90:10(重量比)溶媒混合液、1.2.3
.6.6.0及び8.4重量%でコーティングし、上記
のように乾燥(標準条件)した後、コーティングの乾燥
厚をデックタック(登録商標)表面断面測定システムで
測定した。デックタック(登録商標)はシローンテクノ
ロジー(モデルNo、 900050)から入手可能で
あり、測定するのに半球形ダイアモンド針半径0.00
254mm(0、0001゛″)を用いた。この道具は
被覆表面上を針を引っばりそして次に高耐久性非被覆滑
沢ガラス(コーニングNo、 7059)表面に被覆縁
からはなすことによって厚さを測定する。被覆表面から
滑沢ガラス表面への垂直ステップは同時に増幅され、ス
テップと厚さの迅速測定を可能にする検量グラフ用紙に
厚さを記録する。デックタック(登録商標)ステップを
一定濃度のP(HPMA)で製造されたそれぞれ3種の
コーティングについて4ケ所の異なる表面箇所で測定し
た。一定のコーティングには、2−6%厚の変化を検討
し、同一濃度のP(HPMA)で作られた3種のコーテ
ィング内の厚さのばらつきは常に10%未満であった。 実施例1及び上記衣、並びに本具体例中の全ての後に示
す表に示したようにコーティング厚範囲の測定が可能で
あった。他のアモルファス有機ポリマー及びコポリマー
(全体的に0.5ミル(0,0127mm)  ドロー
パーギャップを満たす十分に粘性な溶液でコートした)
について、P(HPMA)乾燥コーテング厚対濃度曲線
を用いることは、これらのポリマーは類似密度を持って
いるので、相関関係の有効な拡大である。このように厚
さは引用範囲内にあるであろう。 [0158] ■RサイクルーアップにP(4VPV)厚の増加が与え
る影響をさらに例示すると、p(4vpy)接着層厚は
一定の厚さ(0,8−1,0μm )のP(HEMA)
ブロッキング層の最上部において規則的に増加した。本
実施例のこの部分に使用されたP(HEMA)は、サイ
エンティフィックポリマープロダクツから入手可能な高
分子量のものであり、それを低分子量P(HEMA)に
ついて上記したようにコーティングし、乾燥した。メタ
ノール中にブロッキング層溶液を調製する代わりに、ダ
ウアノール(登録商標)PMを前記のように6重量%で
再びコーティング溶媒として使用した。ダウケミカルか
ら入手可能なダウアノール(登録商標)PMは、系統的
には1−メトキシ−2−ヒドロキシプロパンと命名され
るメチルグリコールである。 [0159] P(4vpy)接着層は、イソブタノール:イソプロパ
ノール混合溶液〔90:10(重量)〕中に調製し、実
施例1に記載したようにしてコーティングし、乾燥した
。乾燥P(4VPV)厚は、デックタック(登録商標)
で用意したP(HPMA)検量線から見積もった。1.
2重量%未満及び8.4重量%より大きい濃度について
は、厚さを両端で外挿されたデックタック(登録商標)
カーブから見積った。このようにして、P(4VPy)
 濃度0. Olo、3.0.6.1.2.2.5.5
. O及U 10.0 重量% ハ、下表に示すように
接着層厚見積りに対応する。P(4VPい接着層の正確
な厚さは、コーティング濃度とドローバ−ギャップが電
気的に有用な帯電−消去ウィンドーに相関する限り重要
ではない。バルク導電性基体〔カーボン含浸テラドラ−
(CIT)]をこの接着層厚研究では全てのデバイスに
用いた。本実施例(2つの表)で電気的に試験した全て
のデバイスは、実施例1で記載したようにして調製、コ
ーティング及び乾燥した電荷発生層と輸送層を含む。下
表の帯電−消去サイクルデータは、200サイクルにつ
いて環境スキャナを用いて周囲RHで得た。 [0160]
【表4】 表D 11h       O,0109511155550
1i       O,038808904040j 
      O,069259354040kO112
9409754550 10,25109011205565 m       0.50     875   95
0    50   7On       1.00 
    945  1045    70   95[
0161] 上記表りのデータは、コーティング溶液濃度2.5重量
%に対応する約0.25μm P(4VPy)で200
サイクル開始内でのVRサイクル−アップを示す。vR
サイクル−アップ(V    −V)は、P(4VPy
)厚の増加に伴って新進的に(IR(200)   R
(1) Oから25Vまで)大きくなる。p(4vpy)濃度0
.3から1.2重量%に対応する0゜03と1.2μm
の間の接着層厚は、有用な接着層厚ウィンドーを提供し
、剥離しない十分な接着を日常の取扱いに提供し、そし
て許容しうる帯電−消去サイクルデータが得られる。 [0162] 200サイクルについて全てのデバイスでそして120
00サイクルについて大部分のデバイスで維持される初
めの電荷受容性は0.8−1,0μm P(HEMA)
正孔ブロッキング層はカーボンを基材とした導電層から
の電荷注入を最小限にすることを示した。他の点では全
て同一のデバイスにおいてブロッキング層が省かれると
カーボンを基材とした導電層はより低いレベル(実施例
1)に帯電する。 [0163] 〔実施例3〕 本実施例は、ビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒ
ドロキシアミドポリマーブロッキング層の必要性を除く
ための試みにおいて、結合正孔ブロッキング及び接着層
とシテ、P(4VPy)とP(2vPy)(ソレソレラ
イレン4200及び2200としてライリーター&ケミ
カルから入手可能)の使用を示す。本実施例は全ての層
がドローバ−コーティングされたデバイスセットを第1
に、そして次に全ての層がスプレーコーティングされた
第2デバイスセツトを第2に記載する。両デバイスセッ
トともカーボンブラック導電層上に成形加工されたが、
第2セツトでは金属導電層(チタン化マイラー)も含み
、帯電−消去電気性能への導電層の影響を評価した。第
1デバイスセツトの接着/ブロッキング層は下表に示す
ように調製、ドローバ−コーティング及び乾燥した。 [0164]
【表5】 表 0、3 P(2VPy) 3.76イソブタノール 3.94イソブタノール 0、3 F(2VP¥) 3.76イソブタノール [0165] a) 導電層及びカーボセットは実施例1で記載したド
ローバ−法。 b) デックタック(登録商標)測定(実施例2)に基
づく厚さ及び全ての被膜は0.5ミル(0,0127m
m)ギャップで成型加工し、標準条件を用いて乾燥した
。 C) 結合ポリマー溶液でコーティングした1層の接着
/ブロッキング層被膜。 d )  P(2VPy)ブロッキング層上に2種のポ
リマー溶液でコートしたP(4VPy)接着ブロッキン
グ層。 上記ノ接着/ブロッキング層をコーテイング後、電荷発
生層及び輸送層を引き続いてドローパーコーティングし
てデバイスを完成した;調製、コーティング及び乾燥条
件は実施例1に託載したとおりである。 [0166] 完成デバイスの帯電−消去電気サイクルは、12.00
0サイクルスキヤナーを用い周囲RHで効果を調べた。 [0167]
【表6】 クルについて周囲サイ 表F [0168] 全4デバイスについて観察しなりRサイクル−アップは
、デバイスllIb及びIIId(これらは層構造ポリ
(ビニルピリジン)異性体を有することを意図)は、実
際は非常に混合されていた。llIb及びIIIdにお
ける当初の層構造は明らかに、雨具性の溶媒であるメチ
レンクロリドから電荷輸送層のコーティング中に広範に
混合する。加うるに、電荷発生層をコーティングするの
に使用したTHFはP(4VPV)最上部を通って流れ
、P(VPV) 2層間及びP(VPい層とPVK発生
層バインダーの間での中間層混合を促進する下のP (
2VPy)を溶解する。P(2VPい異性体はメチレン
クロリドとTHFの両方に溶解し、P(4VPい異性体
はメチレンクロリドのみに溶解するので、より溶解する
P (2VPV)は電荷輸送層及び電荷輸送層にP(4
VPい異性体より広く移動しやすい。このように、vR
サイクル−アップは、電荷活性層での正孔捕獲P(2V
Pいの存在を反映する。 [0169] ビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミ
ドポリマーは、混合P(vpy)  異性体ブロッキン
グ層デバイス(Vo値は大きい)において導電性層正孔
注入を防止するには必要ではないが、その存在はP(H
EMA)水酸基に水素を結合するのを介してp(vpy
)異性体にアンカーするのを助ける。このアンカーリン
グは、[IP(VPy)異性体の薄層が使用される場合
〕、コーティング中に電荷活性層への正孔捕獲P(VP
y)移動を減少あるいは実質的に排除し、そしてvRサ
イクル−アップを減少する。P (HEMA)によるP
 (4VPy)アンカーリング機構は実施例2で記載し
たが、P(2VPy) ニもあテハまる。シカシ、P(
2VPy)と(7)H−結合ハP(4VPy)とよりも
立体的に障害が多いので、アンカーリングの程度は少な
いであろう。このように、P(2VPいは溶解性とH−
結合を考慮するとP (4VPy)よりコーティングの
間移動が自由である。 [0170] 本実施例の全体にスプレーされた第2デバイスセツトを
次に記載する。カーボセット514Aカーボンブラック
導電層を実施例1に記載したようにして調製、マイラー
に成形加工し、乾燥した。チタン化マイラーは、E、 
1.デュポン デネモアーから供給された。これらの基
体−導電層を次に混合アルコール溶媒中−方のp(vp
y)  異性体希釈溶液(0,9重量%)で吹き付は塗
した。コハク製りオートびん中P(4VPy)またはP
(2VPy) 6.86 gをイソブタノール663・
6gとイソプロパツール79.6gと混合し、溶液にす
るために、2−5時間ロールミルにかけてスプレー溶液
を調製した。このブロッキング層溶液を市販のスプレー
ガンとピンクスマニファクチャーリング製の機器を用い
てスプレーした。ピンラスモデル21自動スプレーガン
を42753型レシプロケータ−付ピンクススプレーブ
ースモデルBF−4に使用した。モデル21ガンは63
B液体用ノズルと63PE噴霧用ノズルを装備していた
。液体圧は4psiであり、スプレー噴霧圧は55ps
i であった。針の設定は閉鎖位置から数えて0.75
回転そしてスプレーファン角度は0.50回転であった
。スプレーガンは自動モードで操作し、垂直に置XJ)
だマンドレルの頂部から底へスプレー中レシプロケータ
−を動かした。スプレーするのに基体−導電層シートを
円筒状アルミニウムマンドレル(ターンテーブルに軸を
接続)にテープとめし回転した。ブロッキング層溶液を
パス間隔1.5分間で2または4回バスで回転させなが
らスプレーした。最後に、マンドレルからコーティング
をはずし、空気対流炉内120℃で5分間乾燥した。こ
のスプレーしたP(VPy)ブロッキング層の乾燥厚は
測定はしてないが、2回パス層で0.5と1.5μmの
間、4回パスブロッキング層で1.5と2.5μmの間
であると見積もられる。 [0171] 発生層混合物を、実施例1に記載したマスターバッチ配
合物を用いてスプレー成形加工用に調製した。1クオー
トコハク製びん中発生層マスターバッチ200gにトル
エン258gとTHF258gを加え、この混合物をス
プレーコーティングするために3−4時間磁気的に撹拌
した。この分散物(総置体3.65重量%)を前述のビ
ンクス装置を用いてスプレーした。液体圧は4psiで
あり、スプレー噴霧圧は55psiであった。釘の設定
は閉鎖位置から数えて0.75回転であり、スプレーフ
ァン角度は0.5回転であった。スプレーガンは自動モ
ードで操作し、垂直に置いたマンドレルの頂部から底部
へスプレー中レシプロケータ−を動かした。基体、導電
層及びブロッキング層から成る部分的に成形されたデバ
イスを、ターンテーブルに軸を接続した円筒状アルミニ
ウムマンドレルにテープとめし、回転した。発生層分散
物をパス間隔1.5分間で3回パスし回転しながらスプ
レーした。最後にコーティングをマンドレルからはずし
、空気対流炉120℃で5分間乾燥した。発生層の乾燥
厚は0.4と2.0μmの間であると見積られた。 −[0172] 最後に電荷輸送層組成物を調製しスプレーした。1ガロ
ンアンバーガラスびんに、N、 N’−ビス(3″−メ
チルフェニル)−[1,1’ −ビフェニルシー44′
−ジアミン88g、ポリカーボネート樹脂(メルロンM
−39、モーベイケミカルから入手可能)132g、メ
チレンクロリド2640g及び1,1.2−トリクロロ
エタン1760gを入れた。びんを2日間ロールミルに
かけた後、得られた溶液を前述のピンクスマニファクチ
ャー製スプレー装置を用いてスプレー加工するためにサ
ンプリングした。液体圧は8psiであり、スプレー霧
吹き圧は55psiであった。針の設定は閉鎖位置から
数えて0.75回転であり、スプレーファン角度は0.
5回転であった。スプレーガンは自動モードで操作し、
スプレーしている間垂直に置いたマンドレルの頂部から
底部にレシプロケータ−を動がした。表面に最後のコー
ティングした発生層がある部分的デバイスを、ターンテ
ーブルに軸を接続した円筒状アルミニウムマンドレルに
テープとめし、回転した。上記の輸送層溶液をパス間隔
1.5分間で5回パスしてスプレーした。最後に、コー
ティングをマンドレルからはずし、空気対流炉内120
℃で10分間乾燥した。輸送層の乾燥厚は前述のデック
タック(登録商標)(実施例2)法を用い、20−30
μmの間であることがわかった。 [0173] 上記デバイス(基体と2種の市販されているチタン化マ
イラー基体−導電層組成物を除き、全体的にスプレーさ
れた)を、周囲スキャアーを用い、周囲RHで200サ
イクル帯電−消去サイクルを行った。電気サイクル結果
は下表の通りである。 [0174]
【表7】 表 11g チタン P(4VPY) ” あ 関 [0175] a) ブロッキング層厚 1.0μm付近(1,0±0
.3)b) ブロッキング層厚 2.0μm付近(2,
0±0.3)C)vo(1)はコロトロンで最初にデバ
イスを帯電した後直接測定した初期表面電圧である。 d)  V    はデバイスを1.2.3または4サ
イクルコロトロン帯電及び光放電し、それぞれ2回、3
回、4回または5回めのサイクルを帯電後に得られた測
定表面電圧である。 回のサイクルを帯電後に測定した表面電圧である。 f)  V  は示した回数のサイクルについてデバイ
スをコロトロン帯電及び放電後の残留電圧である。 [0176] これらのカーボンブラック導電層デバイスにおけるP(
VPy)ブロッキング層は、ビニルヒドロキシエステル
ポリマーのみ(II c及びII d )  ビニルヒ
ドロキシエステルポリマーとP(4VPy)接着層(I
I a及びII b )及びビニルヒドロキシエステル
ポリマーなしの混合P(VPy)異性体(IIIa−I
IIb)を含有する他のブロッキング層に比べ劣ったブ
ロッキング力である。前記の3種のブロッキング層の改
良されたブロッキング力(実施例1におけるブロッキン
グ層なしの同一デバイスに対し高いV )は、これらの
組成物が導電層組成物が発生層及び/または輸送層にこ
れらの層のコーティング中に上がって混合するのを防止
するのにより効果があることを示している。これらの組
成物の溶媒バリアー特性は、ブロッキング導電層混合及
びその効果、即ちサイクリングでのVoの減少、に非常
に寄与する。P(4VPy)及びp(2vpy)ブロッ
キング層のみ(デバイスIIIe、IIIf、llIh
、 lll1)では、同一の導電層を有する実施例1の
デバイス(ブロッキング層なし)で発見されたようにV
o帯電降下を導く後から適用されるコーティング組成物
に対して不十分な溶媒バリアー特性である。上記デバイ
スにおける迅速な(2−5サイクル)V。サイクル−ダ
ウン(表G)は、中間層混合とV。帯電降下のひどさを
示す。チタン導電層デバイス(IIIg及びIIIj 
)における導電層組成物混合の可能性がないことが、サ
イクリングでそれを維持するより高いvo(1)として
電気的に表れる。 この金属導電層上の自然のチタン酸化物ブロッキング層
の存在はVoサイクル−ダウンの防止にも寄与する。チ
タンデバイスでVoサイクル−ダウンしないということ
は、カーボンブラック導電層が他の点では同一のデバイ
スにおけるVoサイクル−ダウンの起因となることを間
接的に証明する。 [0177] 上記衣GのデバイスセットにおけるvRサイクル−アッ
プは、導電層組成物に依存しない全てのP(2VPY)
ブロッキング層デバイス(IIIr−IIIj )で多
く生じる。vRサイクル−アップの最もおこりやすい原
因は、P(2VP、)の発生層及び/または輸送層への
溶媒コーティングの間の容易な移動にある。その結果、
正孔捕獲は、やはりP(2VP)を含むドローパーコー
ティングされたデバイス(III a −III d 
)で観察されたのと類似のvRサイクル−アップを生じ
る。P(4VP)ブロッキング層デバイス(IIIe 
−IIIg)での大きいVRサイクルーアップがないこ
とは、上部層のコーティング中に少量のP(4VP)が
上部層(CGL、CTL)に移動することを反映してい
る。さらに、P (4VPは捕獲部位形成において移動
P(2VP)より効果が少さい。従ってIIIe −I
II gでの■Rサイクルーアンプは小さい。本実施例
のデバイスは定常的な成形加工及び電気的試験操作の間
に全く剥離しなかったので、全ての界面での界面接着は
感光体使用を可能にするのに十分である、全体として、
本実施例におけるデバイスの電気的サイクル特性は、感
光体ブロッキング層の2つの重要な所望の特性を例示す
る: (1)  ブロッキング層は、できるだけ多′くの機能
(後で適用されるコーティング組成物に対して保護層と
して働き、そこで非金属導電層用の保護コーティングと
なる)を果たすべきである。 (2)  ブロッキング層はそれ自体後で適用されるコ
ーティング組成物に非溶解性であるべきであり、そのた
めに〔(1)で記載したように〕バリアー特性を維持す
ることができ、そしてブロッキング層材料自体はCGL
やCTLのコーティング中にCGL及びCTLに移動し
ない。 本願のビニルヒドロキシエステルまたはビニルヒドロキ
シアミドポリマーブロッキング層の不溶性は密度の高い
分子間水素結合により生じる。 [0178] 〔実施例4〕 本実施例では、導電性基体〔カーボン含浸テラドラ−(
登録商標)(CIT)〕上のブロッキング層として3種
の異なる分子量のポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート)  CP (HEMA))の使用を例示する。 ポリマーは異なる供給先から入手し、極限粘度数によっ
て特徴づけられる。平均分子量は、標準光散乱法を用い
て最大粘度のポリマーについてのみ測定した。極限粘度
数〔η〕は、4種の異なる濃度1.0,0.67.0.
50及び0.40%g/デシリットルで得られた換算粘
度の無限希釈度からの外挿法によって25℃でメタノー
ル溶液中で測定した。少量の不溶性ポリマーはポリサイ
エンスサンプルからは最初にろ過したが、他の2種のサ
ンプルは総合的にメタノールに溶解性であった。データ
を下表に要約する。 [0179]
【表8】 表 [01801 極限粘度数0.654のP (HEMA)のガラス転移
温度はDSCにより110℃であることがわかった。こ
の値は、様々なP (HEMA)サンプルにおいて、残
留溶剤の働き及び特定されていない加熱経歴により、か
なり減少する。P (HEMA)のガラス転移温度は、
55℃−104℃の間であると報告されている〔LR,
プロストロム(Brostrom)  D、 L、 :
7−レマン(Coleman)、D、 E、グレゴニス
(Gregoni s )及びJ、D、アンドレード(
Andrade)、Makromol、 Chem。 迅速なカラム、1,341−343  (1980)〕
。 [0181] 147.2℃(297°K)−152,8℃(307°
K)の間で、濃縮(7−8析(C13)は、ポリマーの
タクチシテイに関する情報を提供する。NMRスペクト
ロメータは、炭素振度数90.5 MHzで5mmQN
Pプローブで装備したブルーカーAM360であった。 C13スペクトラムは、獲得間が30祢リサイクル遅延
する適格子デカップリングを用いて得ることができ、全
ての炭素原子核の定量量分が得られる。α−メチルカー
ボン信号域をモニタリングすることは、以下のトリアド
(triad)繰り返し単位体積%を示した二67%シ
ンジオタクチック、30%ヘテロタクチック及び3%ア
イソタクチック。P (HEMA)タクチシテイを予め
C−NMRを用いて調べた。ここでラジカル溶液重合で
得られたP (HEMA)は類似するトリアド分布を有
した、即ち、58%シンジオタクチック、42%へテロ
タクチック、く1%アイソタクチックであった(D、E
、ダレゴニーズ(Gregonis)  G、A、ラッ
セル(Russell)、J、D、アンドレード(An
drade)及びA、 C,デバイサー(deViss
er) 、閃り煕L19. 1279−1284 (1
978))。このように極限粘度数0.654のP (
HEMA)のトリアド体積はラジカル重合ポリマーの典
型である。
【0・182】 低分子量P (HEMA)を、チェコスロバキア特許に
開示されている方法の変法〔Chem、 Abstr、
99(2) : 14003 j (1982) : 
CzechC3200433B、 NO30,1982
)を用いて調製した。ここで溶媒をメチルセロソルブか
ら第3ブチルアルコールに変え、架橋剤を省いた。より
詳しくは、500ミリリツトル3又丸底フラスコ(還流
冷却器、アルゴン導入口及び出口、熱源として加熱マン
トル及び磁気撹拌機として磁気撹拌フットボール付)に
、2ヒドロキシエチルメタクリレートまたはHEMAモ
ノマーであるモoマー (Mhoromer) BM 
−920(ロームチクから入手可能)40gを入れた。 モノマーを最初にデヒビット(DeHibit) 10
0 (ポリサイエンス)イオン交換樹脂カラム(24″
XI”直径カラム)を3回通し、200ppmメチルヒ
ドロキノン重合阻害剤を除いた。フラスコに第3ブチル
アルコール(純度99.5%、アルドリッチケミカルか
ら人手可能)240g及びAIBN(ポリサイエンス)
重合開始剤0.159g(モノマー使用量に対し0.3
モル%)を加えた。溶液を磁気的に撹拌し、重合中溶液
にアルゴンガスを通した。溶液を緩やかに16時間還流
加熱(79℃)し、周囲温度に冷却し、粘性ポリマー溶
液を試薬級トルエン3.2リツトルに凝固させた。凝固
ポリマーを粗濾過ろう斗で真空ろ過し、ろ過したポリマ
ーを室温で試薬級テトラヒドロフラン300ミリリツト
ルでスラリー化した。スラリー化ポリマーを前のとおり
にろ過し、60℃、0.5mmHgでマイラーシート上
で1晩真空乾燥した。乾燥した無色のポリマーを31.
25g製造しく理論値の78.1%) これは極限粘度
数0゜272デシリットル/gであった。この材料は更
に精製することなくドローバーコーティングブロッキン
グ層に用いた。 [0183] 表■に示した最初の電気的データにおいて、低分子量P
 (HEMA)は中程度の分子量P (HEMA)を比
較した、〔η)=0.z72対0.506デシリツトル
/g0全てのデバイスを、バルク導電性基体、カーボン
含浸テラドラ−(登録商標)(CIT)上にドローパー
(0,5ミル(0,0127mm)ギャップ)コーティ
ングした。ブロッキング層組成物は下記のような配合で
ある。 [0184]
【表9】 表  I IVa     3.6    0.36     メ
タノール    9.64IVb     6.0  
  0.60     メタ/−ル9.40IVc  
    3.6    0.36     t−ブタノ
ール  9.64IVd     7.2    0.
72     t−ブタ、’−)L/   9.28[
0185] 標準条件(実施例2)でコーティングしたブロッキング
層を乾燥後、デバイスIVC及びIVdを実施例1及び
2に記載したようにP (4VP  ) 0.6重量%
溶液で更にコーティングした電荷発生層と輸送層を実施
例1に記載したようにして調製コーティング、乾燥を行
った。デバイスを下表に示したようにして電気的に帯電
−消去評価を周囲RH(12%)及び低RH(<5%)
で行った。 [0186]
【表10】 表 I%la a IVb” IVcゝ IVd’ 1〜Idb Vdb 0.272 0.272 0.506 0.506 0.506 0.506 0.5−0.7 0.8−1.0 0.5−0.7 0.5−0.7 1.0−1.2 1.0−1.2 i0 [0187] a)周囲サイクルスキャナーで得たデータ。 b)環境サイクルスキャナーで得たデータ。 mの範囲でのP (HEMA)サンプルのブロック正孔
注入を示すことによって表面電荷維持を示した。非常に
低い湿度(〈5%RH)はvR及び200サイクルの■
Rサイクルーアップでのわずかな上昇をおこした。4−
PVP、接着層の存在は、サイクル電気特性にほとんど
影響を持たないようにみえる。 [0188] 下記の表りの第2セツトの帯電−消去電気データでは、
高分子量(〔η〕=0、654デシリットル/g)P 
(HEMA)を同じバルク導電性基体、カーボン含浸テ
ラドラ−(CI T)上にドローバ−成形加工したブロ
ッキング層として評価した。1.8.3.6.6.0及
び14.4重量%のP (HEMA)メタノール溶液を
本実施例の最初のデータで記載したように調製、コーテ
ィング及び乾燥した。 て実施例1及び2に記載したようにして調製、コーティ
ング及び乾燥した。電荷発生層及び電荷輸送層は実施例
1に記載したようにして調製、コーティング及び乾燥し
た。デバイスを周囲サイクルスキャナーを用い周囲(2
7%)及び低(〈5%)相対湿度で評価した。下表にお
いて0.06μmP(4VP)接着層(実施例2に記載
したように厚さを反映)の有無は、yesまたはnoで
示した。ブロッキング層厚は、実施例2のデックタック
配布の検量線から得た。 [0189] [01901 上記衣に中、全てのデバイスは、高いV  と■   
からのその維持によっ0(1)   0(4K) て証明されるように正孔注入を十分に阻止した。ブロッ
キング層厚の範囲が0.2〜1.0μmでは、一般に許
容しうるV 及び■Rサイクルーアップが、低及び周囲
RHの両方でこの4000サイクル試験で観察された。 しがし、用いられた特定の導電層組成物によっては、約
2μmより大きいブロッキング層の厚さは接着層の有無
で周囲及び低RHで完全な光放電(vRサイクル−アッ
プ)を可能にするにはあまりに厚すぎる。0.2〜1.
0μm範囲の接着層の存在は、4.000サイクルで、
かなりなりRサイクル−アップが低RH(35がら70
V)でおこる1゜0μmを除いて電気的に無視しうる。 このようにP(4VP)接着層を用いる場合、0.2−
0.7μmのブロッキング層厚が低RHでのvR上昇が
がなり小さいという点で好ましい。このように上記3種
の全てのP (HEMA)サンプルは化学的に不活性な
CIT導電層上に有用な正孔ブロッキング力を提供する
。 [0191] 〔実施例5〕 本実施例で示されているのは、導電性ポリピロールを基
剤としたポリマー(ポラロイドからのICP−117)
上にブロッキング層として2種の異なる分子量のP (
HEMA)の使用である。導電性ポリマー分散物は、絶
縁性ポリマー基体マイラーまたはテラドラ−(登録商標
)上に実施例1で記載したようにして調製し、ドローパ
ーコーティングし、乾燥した。P (HEMA)ブロッ
キング層溶液は、他の点で同一でない限り0.5ミル(
0,0127mm)バニギャップを用いて3種のコーテ
ィング溶液で調製した。メタノール及びダウアノールP
M被覆P (HEMA)ブロッキング層の厚さは、P 
(HEMA)について実施例2で記載した乾燥厚/濃度
曲線から予測した。t−ブタノール被覆P (HEMA
)ブロッキング層については、最も大きい分子量のP 
(HEMA)はより高い周囲濃度でこの特定溶媒に溶解
できなかったので、2重量%溶液でコーティングした。 t−ブタノールでコーティングされるP (HEMA)
層が0.2−0.4μmと見積られるブロッキング層厚
を増すのにより大きいドローパーギャップを用いた。標
準乾燥条件(実施例2)を被覆溶媒に関係なく全てのP
 (HEMA)ブロッキング層について用いた。メタノ
ールまたはダウアノールPM中P (HEMA)ブロッ
キング層組成物を、それぞれ0.5から0.7及び0.
8から1.0μmの予測乾燥厚を得るために3.6及び
6.0重量%に調製しな。P(4VP)接着層は使用し
なかったので次に電荷発売層及び輸送層を、実施例1に
記載したようにして調製、ドローバ−コーティング及び
乾燥した。全ての帯電−消去サイクルデータはサイクル
スキャナーを用い、周囲RH(12−29%)で得、下
記衣りに示した。 [0192]
【表12】 表し Va        O,272メタノミル     
   0.5−0.7     12    400 
     380       18      48
Vb        O,272メタ/−ル     
   0.8−1.0     12     380
      340       15      2
5Vc        O,654メタノール    
    0.5−0.7     16     60
0      560       29      
82Vc       O,654fi91−g   
     0.5−0.7    29    630
     650”       55    205
”Vd        O,654メ+/−Ji   
      0.8−1.0     16     
770      780       20    
  20Vd       O,654M、74   
    0.8−1.0    29    780 
    790a      20     45”V
e        O,554t−AM      0
.2−0.4’     15.    400   
   410       26      5゜Vf
        O,654t−fU−n      
O,2−0,4c    15     440   
   460       26      55Vg
’      0.654      ダ’)yl−L
PM    O,8−1,0218058603050
vh  4    0.654      ダウ7/−
f)PF′I    O,5−0,721385450
40105[0193] a)3,500連続サイクル b)1ミル(0,0254mm)パーギャップを使用す
る2重量パーセント溶液c)1.5ミル(0,0381
mm)パーギャップを使用する2重量パーセント溶液d
)このデバイスには環境サイクルスキャナーを用い、そ
して表中の他のデバイスには環境サイクルデバイスを使
用。 上記の帯電−消失サイクルデータをよく調べると、IC
P−117導電層上に適用するとP (HEMA)分子
量とブロッキング層厚に関連するいくつかの事実が明ら
かである。両方の厚さでの低分子量P (HEMA)ブ
ロッキング層は、ゼログラフィー感光体で所望のV 値
を得るには不十分である。低分子量P (HEMA)は
貧弱な溶媒バリアーなので、CGL及びCTLをコーテ
ィングするのに使用される溶媒は導電層組成物と容易に
混合し、それらのCGL及び/またはCTLへの移動が
おこる。ひとたび初期の部位から移動した導電層組成物
は帯電を消失させ、低Voをひきおこす(デバイスVa
及びvb)。高分子量P (HEMA)ブロッキング層
0.8−1.0μmを含むデバイス(Vd及びVg)は
、高分子量P (HEMA)故に強力な溶媒ばりあ一特
性を確保しゼログラフィーに有用な高いVo値を与える
。しかし、デバイス(Vc及びvh)中で高分子量P 
(HEMA)の厚さが0.5−0.7 μmに減ると、
Vo値は、例え高分子量P (HEMA)ブロッキング
層であっても、約0.8μm未満では、化学的に不活性
なCIT導電層上でバリアーとして有効性に比べICP
−177導電層上の溶媒バリアーとしては協力ではない
ことを示して減少する。この導電層組成物は後で使用さ
れる有機コーティング溶媒に相当に親和性を有する。こ
れは、高分子量P (HEMA)ブロッキング層への非
常に低いレベルの有機溶媒浸透でかなりの混合と電荷を
使いつくす導電層組成物の上部移動をおこすには十分で
あることを暗示する。反対に、高分子量P (HEMA
)0.2μmでも、溶媒不活性バルク導電性基体、カー
ボン含浸テラドラ−(登録商標)(CIT)上にコーテ
ィングされれば4.000サイクルの間高V。値を達成
し維持するのに十分である(実施例4中IVe及び■V
f)。このように、導電層が溶媒に不活性であればある
程、ブロッキング層の溶媒バリアー要求は小さくなり、
薄いブロッキング層の使用が可能である。十分な厚さ(
0,8−1,0μm)のブロッキング層がコーティング
されると、ブロッキング層コーティング溶媒の電気的特
性に対する影響がないことがわかる。これは、両方のコ
ーティング溶媒(ダウアノールPM及びメタノール)が
対流炉内での乾燥に十分に除去され、2種の溶媒はP 
(HEMA)のバルク形態学の変化によって分子間H−
結合密度を変えないことを示唆する。t−ブタノール/
P (HEMA)溶液では薄いブロッキング層がコーテ
ィングできるだけなので、電気的特性に対する溶媒の効
果は、すでに議論した導電層混合問題で隠されるだろう
。 [0194] 消失機構と同時に作動することを暗示する。捕獲機構の
正確な原因は不明であるが。ある程度のP (HEMA
)が、CGL及び/またはCTLにそれらのコーティン
グ中に移動することは可能である。導電層成分がP (
HEMA)ブロッキング層を通しCGL及びCTLに移
動すると、P (HEMA)のいく分かは根絶されこれ
らの層にもって行かれ、電荷捕獲と観察されるvRサイ
クル−アップとなる。 [0195] 〔実施例6〕 本実施例の初めのデバイスセットはカーボンを基剤とし
た架橋導電層カーボセット514上にブロッキング層と
してポリ(2−ヒドロキシプロピルメタクリレ−))C
P (HPMA))の使用を例示する。テラドラ−(登
録商標)基体を4種のデバイスに使用した。ここでデバ
イスVIa、VIb及びVIdは吹き付は塗した導電層
を、デバイスVIcはドローパーコーティング導電層を
含む。カーボセット514Aを実施例1に詑載したよう
にして調製、コーティングそして乾燥した。 P (HPMA)(ポリサイエンスから入手可能)ブロ
ッキング層をイソブタノール/イソプロパツール混合溶
媒90710重量%を用いそれぞれ0.1−0.3.0
゜5−0.7.0.8−1.0及び1.3−1.5 μ
m (7)乾燥コーティング厚を与える1、2゜3.6
,6.0及び8.4重量%濃度でコーティング(ドロー
バ−ギャップ0.5ミル)した。厚さは実施例2でこの
ポリマーについて得た乾燥厚/濃度曲線から予測し0、
4−0.6重量%溶液からコーティング(ドローバ−ギ
ャップ0.5ミル)した。 接着層溶媒組成物及び乾燥条件はブロッキング層のコー
ティングに使用したのと同じである。電荷発生層と輸送
層を実施例1に記載したようにして連続して適用した。 帯電−消去電気サイクルデータは、12.000サイク
ルについて周囲RH(38−40%)で周囲サイクルス
キャナーを用いて得た。1例においては、12.000
サイクルについて試験したデバイスを暗所に少なくとも
1晩放置し、それから連続45.000サイクルについ
て再試験した。 [0196]
【表13】 表M Ia lb Ic 0.1−0.3   12,000    900  
750  76  1400.5−0.7   12.
000     B2O75056680,8−1,0
12,0008408404035[0197] 上記ブロッキング層厚範囲内で得られたVo  (1及
び12.000)は、光放電の前に周囲RHで導電層か
らの正電荷(正孔)注入のかなりのブロッキングを示し
ている。実施例1において、ブロッキング層及び接着層
なしの同様なデバイスはほんの460■のVo帯電であ
った。薄いブロッキング層を有するデバイスVIaは■
Rサイクルーアップを示した唯一のデバイスであった。 カーボセット514導電層はCIT導電層より化学的に
不活性であるので、カーボセット514導電層がら薄い
ブロッキング層への導電性成分の混合は水酸基−水酸基
H−結合を開裂し、光放電電子捕獲をひきおこし、継続
的なゼログラフィーサイクルがおこり、かくしてvRサ
イクル−アップが生じる。中間層混合を阻止するのに十
分な厚さのブロッキング層を有するデバイスVIcは、
はじめの12.000サイクルでフラットであり、後の
45.000帯電−消去サイクル試験では33%のVo
サイクル−ダウンを示した。・この大きさの■oサイク
ルーダウンは、非換気スキャナーチャンバー内で蓄積し
たオゾンにより特に厳しいサイクルでは一般的である。 24時間の暗所放置で、■ は45.000サイクル試
験の前に測定されたのとほぼ同じ電圧(Vo)に回復し
な。 [0198] 本実施例の第2のデバイスセットでは、頭−頭組成物を
周囲及び低RH帯電−消去サイクル条件で同一厚さ(0
,8−1,0pm )のP (HEMA)とP (HE
MA)ブロッキング層間で作成した。オレフィン系プラ
イマー(LE 16610、レッドスポットペイント及
バーニッシュから入手可能)中に分散したカーボンブラ
ックにより導電層を調製した。テラドラ−(登録商標)
上のLE 16610導電層を、実施例1に記載するよ
うにして調製、スプレーそして乾燥した。P (HPM
A)及びP (HEMA)((η、l =0.50りは
ポリサイエンスから入手し、t−ブタノール中6重量%
溶液を用い、スプレーされた導電層上にドローパーコー
ティング(0,5ミルギヤツプ)した。中間粘度のP 
(HEMA)は、高粘度P (HEMA)とは異なり、
6重量%でt−ブタノールに溶解した。ブロッキング層
に標準乾燥条件を施した後、P(4VP)接着層組成物
を本実施例で前に記載したように、調製し、コーティン
グし、乾燥した。ブロッキング層及び接着層の厚さはと
もに、前に記載した乾燥厚/濃度曲線(実施例2)から
見積った。電荷発生層及び輸送層は実施例1で記載した
ようにして調整し、コーティングし乾燥した。デバイス
を200サイクルについて周囲サイクルスキャナーで試
、験した。 [0199]
【表14】 表N VIe    P(f(PF′IIA)    58 
1220 1420  35  60VIe     
     P(f(PMA)         <5 
    1440     1510       6
0       l90VIf    P(HEMA)
    35  900  900  40  50V
If           P(HEMA)     
     <5      880       94
0        35       50[0200
1 このデバイスセットでは、P (HPMA)もP (H
EMA)も、周囲及び低RHの両方で200サイクル中
十分な正孔ブロッキング力を提供する。Voは、実施例
1のブロッキング層なしの同じデバイスよりかなり高く
とどまる。しかし、P(HPMA)ブロッキング層デバ
イスは、低RH試験条件で相当な■2サイクルーアップ
を発生させる。同じデバイスを試験した時周囲RHで生
じなかったので、このV サイクル−アップはおそらく
中間層混合には関係がない。VRサイクルーアップはP
 (HPMA)対P (HEMA)ブロッキング層中の
水レベルの減少におそらく関係している。P (HEM
A)対P (HPMA)中の捕獲水が多ければ多い程(
多量ではない) ブリッジング疎水性(低H−結合密度
領域)ギャップによる水素結合密度の強化を助ける。P
 (HEMA)中の水酸基H−結合密度は、P (HP
MA)中のH−結合部位のいくつかにメチル基立体障害
があるために、P (HPMA)中の密度よりおそらく
大きい。多分、P (HEMA)のより多い水とより高
い密度のH−結合の組合せは、大きい電子捕獲なしに比
較的厚いブロッキング層を通って光放電電子の輸送経路
の抵抗を小さくする。このように、■2はP (HEM
A)ブロッキング層中の低RHで低く維持される。 [0201] 〔実施例7〕 本発明は、2つの異なる分子量と3種の厚さでのP (
HEMA)ブロッキング層の使用を例示する。ブロッキ
ング層を、実施例1に記載したようにして調製しそして
(テラドラ−(登録商標)基本に)スプレーし、乾燥し
たLE 16610力−ボンブラツク導電層にドローパ
ーコーティングした。加えて、3種の高分子量P(HE
MA)デバイスをゲルタールアルデヒド(ブロッキング
層をドローパーコーティングする直前に25重量%水溶
液として添加)で架橋した。溶媒蒸発後、空気対流炉で
120℃、1時間コーティングを乾燥している間に架橋
が進行した。ブロッキング層コーティング溶液中P (
HEMA)<り返し単位に対するゲルタールアルデヒド
の負荷モル比は1:3に一定に保たれた。ゲルタールア
ルデヒド分子中の各アルデヒド基は、アセタール結合の
形成を介して2個のP (HEMA)ヒドロキシル基を
架橋することができる。120℃での同時脱水は酸触媒
の存在無で架橋反応を引き起こした。架橋コーティング
(ガラススライドからかき集めた)がダウアノールPM
中に全く不溶であった別々の実、験において、架橋は上
記化学量論と硬化条件でおこることが確認された。P 
(HEMA)ブロッキング層をメタノールとダウアノー
ルPM中3.6及び6.0重量%、そして↓−ブタノー
ル中2重量%で調製した。架橋剤を加えなかった場合は
標準乾燥条件が使用された。これらのデバイスにはポリ
(4−ビニルピリジン)接着層がコーティングされなか
ったので、電荷発生層と輸送層は実施例1で記載したよ
うにして適用した。デバイスを示したサイクルスキャナ
ーを用い、周囲RH(12−21%)で200サイクル
について帯電−消去サイクルを行った。 [0202]
【表15】 表0 I Ia rIb Vllc’ 1ld Vrre’ IIf IIgc IIh rli 1lj 0.272   0.5−0.7 0.272  0.8−1.0 0.654  0.5−0.7 (X−架橋) 0.654  0.5−0.7 0.654  0.8−1.0 (X−架橋) 0.654  0.8−1.0 0.654  9.5−0.7 (X−架橋) 0.654  0.5−0.7 0.654  0.8へ1.0 0.654   0.2−0.4” メタノール       310 メタノール       370 メタノール       695 メタノール メタノール メタノール ダウ門 ダウPM ダウPM t−フ′タノール [0203] a)1.0ミル(0,0254mm)パーギャップを用
いる2重量%溶液b)1.5ミル(0,0381mm)
パーギャップを用いる2重量%溶液C)環境サイクルス
キャナーを使用;他の全てのデバイスは周囲サイクルス
キャナーで試験 低極限粘度数〔η〕P (HEMA)は、両方の厚さで
高粘性材料より明らかに劣る。LE 16610導電層
上に形成したこのデバイスにおける低分子量P (HE
MA)ブロッキング層について得られた電気的な結果は
、他の全ての層が同じであってポリピロール導電層上に
得られた結果と類似している(デバイスVa及びvbと
VIIa及びVIIbと比較されたい)。実施例5にお
いて議論した中間層混合効果による電荷消失(低V。)
機構はここにも適用される。本実施例において、中間層
混合の証拠はもつとゆるがしがたいものである。デバイ
スVIIa及びVIIbにおいてV 値は、ブロッキン
グ層がない同じデバイスのVo  (実施例1)より小
さい。この結果は発生層及び/または輸送層がもっと暗
導電性になることを要求し、LE 16610導電層か
ら電気的にかなりな量の導電材料が移動し、上部2層の
コーティング中にそれらに混合したことの強力な証明を
提供する。 [0204] ゲルタールアルデヒド架橋の効果は、正孔ブロッキング
ポリマーとして高分子量P (HEMA)を使用ずする
時、より薄い(0,5−0,7対0.8−1.0μm 
)ブロッキング層デバイスにおいて顕著である。架橋デ
バイスVIIcは、架橋されていないその姉妹デバイス
(VIId)より155V高く帯電する。架橋P (H
EMA)ブロッキング層は、バリアー層としてよく機能
し得るし、LE 16610導電層成分の発生層及び輸
送層へのそれらの層コーティング中の移動及び混合をよ
り効果的に阻止する。加えるに、P (HEMA)ブロ
ッキング層を架橋することは、正孔捕獲P (HEMA
)が架橋ブロッキング層内の決まった所に固定されて留
まるので、■、サイクル−アップを減少させる。このよ
うに、架橋P (HEMA)層内体が原始的に捕獲と■
8サイクルーアップの原因であるある程度の導電性材料
移動をかなり減少させるので、P (HEMA)は導電
性材料によって上に運ばれることはない。高分子量P 
(HEMA)ブロッキング層厚が0.8−1.0μmに
増加すると、架橋のために電気的効果(VIIe対VI
IfまたはVIIi)はわからなくなる。 増加P (HEMA)ブロッキング層厚のみで、十分に
溶媒抵抗性及び(混合に対する)バリアー特性を付与し
、厚いブロッキング層ではP (HEMA)架橋を不必
要にする。 [0205] 0、5−0.7μm厚の未架橋高分子量P (HEMA
)ブロッキング層を含むデバイス(VIId及びVII
h)は、vRサイクル−アップにおいてかなり異なる。 VIIh対VIIdについての大きな■Rサイクルーア
ップは、ブロッキング層コーティング溶媒における(メ
タノールから)より有機性のダウアノールPMへの変化
が少なくとも、幾分、捕獲と■Rサイクルーアップに寄
与していることを示唆している。 プロピレングリコールメチルエーテル(ダウアノールP
M)溶媒は、LE 16610導電層成分を浸透、しや
絶するにはメタノールより有効である。この溶媒に誘発
される導電層成分のブロッキング層への移動は中断され
、ブロッキング層における水酸基−水酸基水素結合密度
を減少させる。従って、低密度水酸基−水酸基H−結合
域により電子捕獲部位が生じ、そしてこ井はより大きい
vRサイクル−アップの結果となる。幸いに、より厚い
未架橋高分子量P (HEMA)ブロッキング層デバイ
ス(VIIf及びVIIi)では、この混合現象の大き
さ(及び得られるvRサイクル−アップ)はどのブロッ
キング層コーティング溶媒が使われるのに関係なく減少
する。 [0206] 同一のデバイスVIIdとVIIhはVoにおいて著し
く異なる(340V)。2種のデバイスにおいて配合物
変動だけがブロッキング層における変化であるので、こ
の変化がVo減少に幾分関与しているにちがいない。低
沸点メタノールキャストコーティングはその溶媒を明ら
かに早く失うので、不十分なポリマー流のために薄い部
分と厚い部分ができる。このような不均一な薄い部分は
導電層から正孔注入の主要部になる。しかし、0.2μ
mメタノールキャストP (HEMA)ブロッキング層
がカーボン含浸テラドラ−(登録商標)バルク導電性基
体上で正孔注入をブロックするのに十分な厚さであるの
で(実施例4) ブロッキング層の薄さは低Voについ
ての十分な説明ではない。導電層垂直突起上/または周
囲に載せられた薄いブロッキング層の組み合せ(両層と
も厚さは不均一である)は、V。 低下に関与する界面部位の最も完全な物理的像を提供す
る。このように、ブロッキング層−導電層の配合相互依
存は、厚い高分子量P (HEMA)ブロッキング層が
用いられる場合(デバイスVIIf及びVIIi)を除
き、Vo&vRを強くコントロールする。次にメタノー
ルコーティングされたブロッキング層における不均一な
薄い部分でさえもLE 16610導電層からの正孔注
入をブロックするには十分な厚さなので、Voに対する
コーティング溶媒効果は消失する。このように、ブロッ
キング層としての厚いP (HEMA)コーティングの
使用は、帯電−消去電気特性の不均一なコーティング厚
の悪影響をかなり排除する。 [0207] t−ブタノールコーティングP (HEMA)ブロッキ
ング層によって示される低帯電レベルは、実施例5で記
載したように↓−ブタノール中の高分子量P (HEM
A)溶解性限界(2重量%)のため、存在しなければな
らない全体的に薄いブロッキング層の存在を示唆してい
る。このように、たとえ厚さが均一であったとしても、
かなり薄い↓−ブタノールコーティングP (HEMA
)ブロッキング層は、LE 16610導電層からの電
荷注入に対して多孔性である。 [0208] 〔実施例8〕 本実施例は、強い注入結合剤不含のクーポラスヨウ化物
導電層上に様々な厚さのビニルヒドロキシエステルポリ
マーブロッキング層としてP (HEMA)とP(HP
MA)の使用を例示する。本実施例の全てのデバイスの
導電層は実施例1で記載したようにテラドラ−(登録商
標)基体上にドローパーコーティングした。P (HP
MA)(ポリサイエンスから入手可能)を、インブタノ
ール/イソプロパノール90/10(重量比)中3.6
及び6.0重量%でコーティングしく0.5ミルドロー
バーギヤツプ) 下表の厚さを得た。中間粘度のP (
HEMA)((η)=0.506)を0.5及び5.0
ミルドローバーギヤツプを用い6及び10重量%メタノ
ール溶液によりコーティングし、それぞれ0.8−1.
0及び8.5μmのブロッキング層を得た。非常に厚い
P (HEMA)ブロッキング層は、直接デックタック
(登録商標)針で測定し、他の厚さは実施例2で記載し
たようにしてP(HPMA)用に用意した乾燥厚−濃度
曲線から見積った。非常に薄い(0,4−0゜6重量%
〜0.06μm ) P (4VP  )接着層をドロ
ーパーコーティングしく0゜5ミルバーギヤツプ) 先
の実施例で記載したようにして乾燥した。次に電荷発生
層及び輸送層を実施例1に記載したようにして設けた。 デバイスを、周囲RHで1.450または12.000
サイクルについて周囲サイクルスキャナーを用いサイク
ルした。 [0209]
【表16】 衷 VTIIa    P(f(PMA)   0.5−0
.7   L450   730   680  35
    25VIIIb    P()IPMA)  
 0.8−1.0  1,450   680    
640  30    24VIIIc    P(t
lElIA)   0.8−1.0  12,000 
  L200  1,000  20    58VI
IId    P(l(EMA)   〜8.5   
12,000  1,200  1,400  24 
  174[0210] P (HPMA)及びP (HEMA)ブロッキング層
はともに電気的に重要な正孔ブロッキング力に寄与する
。実施例1におけるブロッキング層のない同一のクーポ
ラスヨウ化物導電層デバイスは90Vだけの帯電であり
、本実施例のデバイスで使用されたブロッキング層はか
なり電荷注入を阻止することを示している。非常に薄い
P (HEMA)ブロッキング層デバイスVIIIdは
、サイクル開始時に非常に小さなりRであり、12.0
00サイクルでわずか174■までである。8.5μm
P (HEMA)ブロッキング層について観察された比
較的小さいvRサイクルーアップレブルは、P (HE
MA)中の自然発生量の電子捕獲部位は、本実施例で使
用された他のもっと薄いブロッキング層に対して少なく
、P (HEMA)は正孔捕獲がおこりうるCGL及び
CTLに移動しにくいことを示唆している。他の正孔ブ
ロッキング層ポリマーに対してP (HEMA)の低い
移動傾向は、メチレンクロトリ、テトラヒドロフラン及
びトルエンなどのよく使用される有機コーティング溶媒
へのP (HEMA)不溶性による。これらのビニルヒ
ドロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマ
ーブロッキング層中の電子捕獲部位量は、切断された水
素結合密度領域(疎水性領域)の量及び/またはゼログ
ラフィー放電中の絶縁破壊の異なる値に非常に関係する
。 [0211] 高分子量P (HEMA)(〔η)=0.654)を含
むブロッキング層は、本実施例で記載したようにして調
製した強力な注入CuI導電層についても帯電−消去を
評価した。P (HEMA)ブロッキング層を、下表に
示したようにダウアノールPM及び↓−ブタノール中標
準3.6,6.0及び2.0重量%を用いてコーティン
グした。さらに、2種のデバイスはP (HEMA)繰
り返し単位対グルグルアルデヒドのモル比が約3:1で
あるグルタルアルデヒド架橋P (HEMA)を含むブ
ロッキング層を含む。これらのデバイスには接着層は設
けられていないので、次に電荷発生層及び輸送層を実施
例1に記載したようにして設けた。 [0212]
【表17】 表Q Vl re’   0.5−0.7 VI If’   0.2−0.4 νI Ig’   0.2−0.4 VI Ih”′”  0.2−0.4 VI Ii””  0.8−1.0 ダウ囲     1040 t−ブタノール 1020 L−ブタノール 1015 t−ブタノール−870 ダウP門     920 [0213] a)P (HEMA)0.2g、t−ブチルアルコール
9.8g及び25重量%ゲルタールアルデヒド水溶液0
.21 g、120℃で1時間乾燥。 b)P゛(HEMA)0.6g、ダウアノールPM9.
4g及び25重量%ゲルタールアルデヒド水溶液0.6
2 g、120℃で1時間乾燥。 C)通常の0.5ミルバーギヤツプに代わり1ミルバー
ギヤツプを使用。 d)周囲サイクルスキャナーを使用。 e)環境サイクルスキャナーを使用。 ブロッキング層のない同じクーポラスヨウ化物デバイス
(実施例1)について得られた帯電レベル90Vと比較
すると、上記全てのデバイスは明らかによる帯電しそし
て200サイクルの間その帯電レベルを維持する。たと
え薄くても(0,2−0,4μm) 高分子量P (H
EMA)ブロッキング層は電気的によくない電荷注入を
阻止し、ゼログラフィーに有用な電気特性を与える。架
橋P (HEMA)ブロッキング層はサイクル特性を改
良しない。このような薄い高分子量P (HEMA)ブ
ロッキング層が、強力な注入CuI導電層上で正孔注入
をブロックするという事実は、薄いCuI導電層は、も
しあったとしても非常に小さい垂直突起を有することを
示唆する。CuI導電層は非常に薄い(200−100
オングストローム)ので、該導電層は小さな厚さばらつ
きをもつのが理にかなっている。 上記デバイスにおける■ サイクル−アップがないこと
は、無機CuIと後で適用される有機コーティング組成
物間の不相溶性を証明する。このようにCuI導電層混
合及び移動は電気的に重要ではない。 [0214] 〔実施例9〕 本実施例では、HEMA及び4−VP  由来の3種の
異なるコポリマー組成物の調製及びブロッキング層使用
を例示する。3種のコポリマーは以下の一般的方法によ
り調製した。 [0215] 2種のモノマーを、個別に実施例4で記載したように初
めにデー上ビット100カラムを3回通過させ、ヒドロ
キノンを基材とする重合阻止剤を除去した。精製モノマ
ー t−ブチルアルコール溶媒及びAIBN重合開始剤
(装填総モノマ−に対し0.3モル%)を実施例4に記
載した容器及びアクセサリ−に装填した。 重合溶液を磁気的に撹拌し、重合中アルゴンガスを溶液
に通じた。最後に、得られた溶液を実施例4に記載のよ
うな凝固し、ろ過し、洗浄し、乾燥した。以下の表は調
製した3種のコポリマーについての重合装填、条件及び
組成結果を示す。 [0216]
【表18】 表R fXa   2184 1.678XlO”  3.3
8 3.22xlO−215661793919iXb
   1765 1.356XIO−’  6.77 
6.44X10−’  15   B’7  1220
  64  36IXc   1301 1.00X1
0°’  10.51  !、00xlO−’  16
  62  1050  40  60[0217] プルカーWP−80機器により周囲温度で得た1H−N
MRスペクトルから決定した。 積算正常ピリジン環水素シグナルを積算P (HEMA
)水酸基水素シグナルと比較し、上の表中に組成値を記
載した。3種の全てのコポリマーは、1重量%の濃度で
、トルエン、テトラヒドロフラン、及びメチレンクロリ
ドに溶解せず、P(HEMA)自体のように、これらの
ポリマーは、デバイスの成形を完成するのに必要な後で
使用される溶媒に対してバルク溶媒バリアーを形成する
。 [0218] 正孔ブロッキングP (HEMA)繰り返し単位及びP
(4VP)接着性繰りy 返し単位由来のコポリマーを用いる動機は、1層内で2
つの特性(ブロッキング及び接着)を組み合わせ、非金
属導電層上のこれらのデバイスにおいて別な接着層をコ
ーティングする必要性を排除することであった。結果的
には、別なP (4ツドラー(登録商標)   (−C
IT)、]を導電層として用いた。3種のコポリマーを
6重量%t−ブタノール溶液としてコーティング(ドロ
ーパーギャップ0.5ミル)し、標準条件で乾燥後0.
8−1.0μm厚のブロッキング層を得た。更に、64
:36組成のコポリマーを2.0及び3.6重量%1−
ブタノール溶液としてコーティングし、0.2−0.4
及び0.5−0.7μmブロッキング層を得た。ブロッ
キング層厚は、前に記載した(実施例2)P (HPM
A)について用意した乾燥厚−濃度曲線から見積もった
。次に電荷発生層と輸送層を実施例1で記載したように
して設け、帯電−消去サイクルデータを周囲スキャナー
を用い、周囲RHで得た[0219]
【表19】 表S モルχR,U。 0.8−1.0 0.2−0.4 0.5−0.7 0.8−1.0 0.8−C0 [02201 上表の0.8μmブロッキング層データの試験は、コポ
リマー中のP(4VP)y 繰り返し単位含有量の増加に伴い、■   の安定した
増加(65〜75〜90R(200) ■)を示している。コポリマーのP(4VP)繰り返し
単位中の塩基性窒素がP (HEMA)ホモポリマー中
に通常見られる高密度分子間水酸基−水酸基水素結合を
切断する可能性が高い。この高密度水酸基−水酸基H−
結合相互作用は、構造的にH−結合水に似ており、多分
少量のH−結合水とともに、比較的厚いブロッキング層
内を光放電電子が移動するのを助けるのであろう。しか
し、水酸基−水酸基H−結合密度がコポリマー中の大量
のP(4VP)繰り返し単位によって切断されると、他
の水素結合構造は、ブロッキング層の全厚さ中を光放電
電子を輸送するのに水酸基−水酸基H−結合構造として
有効でないという結果になる。その結果、より多くの光
放電電子捕獲部位が電子を捕獲する所に生じ、捕獲は■
Rサイクルーアップとして表われる。
【022月 コポリマー中の増加したP(4VP)含量によるvRサ
イクル−アップの増加の代わりのあるいは同様な機構は
、CGL及び/またはCTLのコーティング中にブロッ
キング層コポリマーの発生層への移動をひきおこす。ホ
モポリマーP(4VP  )はCGLコーティング溶媒
、メチレンクロリドに可溶なので、コポリフ−中のP(
4VP)含量が多くなると移動が多くなると考えられる
。従って、P(4VP)含量の最も大きいコポリマー(
40:60コポリマー)は、CGL及び/またはCTL
のコーティング中のCGL及びCTLへの移動を最もお
こし易い。3種のコポリマーはメチレンクロリド中に1
重量%のレベルで溶解できなかったが、低有限コポリマ
ー濃度は溶解し、そして移動する。非常に低いポリマー
溶解性と移動レベル(ppm )はvRサイクル−アッ
プとして発生層内に電気的に相当な正孔捕獲をおこすの
に十分である。さらに上表を検討すると、最も薄い0.
2−0.4μmブロッキング層でさえ溶解抵抗性CIT
導電層上に良好な正孔注入ブロッキングを提供する(ブ
ロッキング層なしの実施例1の同じデバイスと比較して
)。CIT上に100%P (HEMA)ブロッキング
層を含むデバイス(実施例4)で周囲及び低RHの両方
で同様の結果がみられた。 [0222] 本実施例の2番目の電気的なデータセットは、CIT導
電層上に64:36コポリマーの3種類の厚さのブロッ
キング層を含むデバイスの帯電−消去サイクルについて
記載する。↓−ブタノール中3種の濃度の64:36コ
ポリマー(1,83,6及び14.4重量%)をドロー
バ−コーティング(0,5ミルギヤツプ)し、見積り厚
0.2−0.4.0.5−0.7及び2.0−2.4 
μmのブロッキング層を得た。 に電荷発生層と輸送層を設けた。完成したデバイスを周
囲及び低RHの両方で周囲スキャナーを用い帯電−消去
サイクルを行った。 [0223] 【表201 表T lX1  0.2−0.4  24  4415  8
90  970  920  30  37  40I
Xi   0.2−0.4   <5  2260  
860  1040  1040  35  90  
80IXj   O,5−0,72444157809
10810285560IXj   0.5−0.7 
  <5  2260  780 1050 1040
  38 170  145IXk   2.0−2.
4  24  4415  840 1040  11
CX)   35  85  165IXk   2.
0−2.4   <5  2260  850  12
00  1230  65  250  260[02
24] 本実施例の最初のデータセットにおけるように、大きな
サイクル−アップではないがブロッキング層の厚さに伴
い増加したvRサイクル−アップは、低RH(く5%)
で悪化する。2.260帯電−消去サイクルでは、薄い
0.2−0.4μmブロッキング層デバイスのみが、中
程度の■Rサイクルーアップを示す。もつと厚いブロッ
キング層デバイスでは、より多い捕獲部位が電子捕獲の
ために利用できるので、初めの■Rと■Rサイクルーア
ップはより大きい。該コポリマーブロッキング層では電
子捕獲部位がおそらく、少量の閉じ込められた水(これ
が電子輸送を助ける)が疎水性水素結合低密度領域を離
れながら逃れ、光放電電子はそこを通過できないか捕獲
されるとき、低RHで生じると考えられる。残りの水酸
基−水酸基H−結合(これらのコポリマー中ピリジンー
水酸基水素結合によって切断されない)は、低RHで減
少した水分含量を補うには不十分な密度である。正味の
結果が電子捕獲とVRサイクル−アップである。本実施
例において↓−3e/PUK発生層に対するP (HE
MA−4VP  )コポリマーブロッキング層の接着力
は、高分子量P (HEMA)ブロッキング層の最上部
に設けられた別個のP (4vP )接着層で得られる
のと同等であった。従って、同様の接着力が、別個のP
(4VP)接着層を成形加工することなく達成すること
ができる。P(HEMA−4VP  )中P(4VP)
繰り返し単位は、ブロッキング層があまり厚y    
       y くない限り、別個にコーティングされたP(4VP)接
着層と同様な機構を介して↓−8e/PUK発生層に界
面接着する。そして、有用な電気的特性も提供する。 [0225] 【実施例101 本実施例は、ポリ(2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート)(P (HPMA)〕及びポリ(N−ビニルピロ
リドン)(”P (VP))の繰り返し単位を含む4種
の追加のP (HEMA)コポリマーの製造とカーボン
含浸チッドラー(登録商標)(CIT)上の2種のコポ
リマー組成物の帯電−消去ブロッキング層の評価を例示
する。ブロッキング層コポリマーをダウアノールPM中
3.6及び6.0重量%の濃度で調製し、実施例2にお
けるP (HPMA)乾燥厚−濃度曲線に基づき約0.
5−0.7及び0.8−1.0μm厚を得た。ブロッキ
ング層はドローパーコーティング(0,5ミルギヤツプ
)し、次いで標準条件で乾燥した。実施例9におけるよ
うに、ブロッキング層としてこれらのP (HEMA)
コポリマーを用いる動機は、PVKを基剤とする発生層
に対する接着性を改良し、別個のP (4VPY)接着
層を設けるのを排除するためであった。電荷発生層及び
輸送層を実施例1で記載したようにして調製し、コーテ
ィングし、乾燥した。 [0226] 下記の操作に従い4種のコポリマーを調製した。HEM
A (モロマーBM−920)及びHPMA (モロマ
ーBM−955)モノマーを、まず実施例4で記載した
ようにデー上ビット100カラムを3回通し、ヒドロキ
ノンを基剤とする重合阻止剤を除去した。N−ビニルピ
ロリドン(98%、アルドリッチケミカルから入手)モ
ノマー(〜16g)をトルエン250ミリリツトルに溶
解し、脱イオン水15ミリリツトルを加えた。2種の液
層を分液ろう壬申で振盪し、0.1%KOH重合阻害剤
をモノマー−トルエン相から水相に移した。この抽出を
2回繰り返し、トルエン層を分離し、減圧下50℃で回
転蒸留し、共重合に適当な千ツマ−を産生じた。 [0227] HEMA−HPMA、HEMA−VP及びHPMA−V
Pのモノマー組合せから成るコポリマーを、架橋用二官
能基ビニルモノマーをしばしば低添加量で含む(重合開
始剤は含む場合と含まない場合がある)塊状重合を60
−70℃で12時間行い調製した。この操作はコンタク
トレンズや半透膜応用に適している得られるポリマーヒ
ドロゲルと共に米国特許第3.721.657号に開示
されている。 この操作を重合溶媒として1−ブチルアルコール、重合
開始剤としてAIBN(装填総モノマー重量に対し0.
3モル%)を用い、架橋剤は添加せずに行った。アルコ
ール溶解性ビニルヒドロキシエステルを基材とする高分
子材料は、ブロッキング層を溶媒コーティングするため
に求められた。架橋剤は、ブロッキング層組成物をコー
ティングするのに使用されるコーティング溶液中の既に
形成されたポリマーに添加されてもよい。架橋は次に、
ブロッキング層コーティングから溶媒を除去する間空気
対流炉内100−120℃でおこる。コポリマーブロッ
キング層応用中P (HEMA)またはP (HPMA
)繰り返し単位の架橋は、(ゲルタールアルデヒドのよ
うな)ジアルデヒドが使用される場合、アセタール基の
形成を介して達成される。 [0228] 1リットル三口丸底フラスコ(実施例4で記載したよう
に装備されている)に精製HEMAモノマー及びコモノ
マー(M2はHPMAまたはVPである)及びAIBN
重合開始剤を装填した。重合溶液を重合中溶液にアルゴ
ンを通しながら磁気的に撹拌した。反応容器内容物を冷
却後、ポリマー溶液または分散物をトルエン(9,0−
9,5xポリマー溶液容量)中に凝固し、真空下相ガラ
スろう斗でろ過した。次に溶媒湿潤コポリマーを真空炉
内0.5mmHg未満、50−70℃で一晩乾燥した。 以下の表Uは調製した4種のコポリマーの重合装填、条
件及び組成結果を示す。 [0229] 【表21】 表し a d ×c d P MA 40.003゜073X10−’  44.303.0
73X10−’ 19.578 66.07)(PMA 60.004.610xlO−’  22.161.5
37xlO−’19.576 66.50P 40.003.073x10−1!6.07:、446
xlO−’ t7.583 51.40P 50.003.840X10−’  10.689.6
00xlO−217,57954,15[02301 2プル力−WH400機器で得た13C−NMRがら決
定した。P (HEMA)及びP (HPMA)繰り返
し単位中カルボキシル基に結合したメチレン基の積算ピ
ーク面積(39,5ppmのDMSO中心線に対し、そ
れぞれ66及び69.5ppm )を31ppmでのビ
ニルピロリド中のカルボニルに結合したメチレン基の積
算ピーり面積と比較し、上表中のコポリマー組成を得た
。4種のコポリマーは実際には室温でメチレンクロリド
に不溶(初濃度0.1重量%で<0.02重量%溶解性
)及びトルエン(<0.1重量%溶解性)にも同様であ
る。テトラヒドロフランには4種のコポリマーのうち3
種が不溶であるが、59 : 41 P (HEMA−
HPMA)コポリマーは、テトラヒドロフランへのポリ
(2−ヒドロキシプロピルメタクリレート)の中程度の
溶解性と一致して、0.1重量%溶解した。従って、こ
れらのコポリマーブロッキング層は、メチレンクロリド
、トルエン及びほとんどの場合テトラヒドロフランに対
して溶媒バリアーとしても機能する。 [0231] 2種のP (HEMA)コポリマーの周囲RH(18%
)での帯電−消去サイクル電気特性を下表に示す。これ
は周囲サイクルスキャナーと導電層としてCITを用い
た。 [0232]
【表22】 表 V モル9i R、U。 X e   P(HEMA−HPMA) 0.50.7
 840 770  27 40Xf   P(HIJ
IA−VP)  0.8−1.0 840 850  
24  35[0233] 両ポリマー組成の電気的評価は、正孔注入は適当にブロ
ックされており(実施例1におけるブロッキング層なし
の同一デバイスに比べ高Vo )  そして0.5−1
、0μmμmロブロッキングに捕獲される光放電電子は
最小であることを示している。同様に、発生層内の光放
電電子捕獲(ブロッキング層ポリマーの一部が発主層に
移動する際に通常見られる)は、小さいVRサイクル−
アップを基にすると最小である。これらのコポリマーは
、周囲RHで適当な帯電−消去電気特性とデノ゛ζイス
を日常取扱いの間完璧に維持するのに十分な界面接着力
とを提供する。 [0234]
【実施例11】 本実施例は、様々な繰り返し単位モル比で組み合わせた
P (HEMA)([η)=0.654)及びポリ(エ
チルオキサゾリン)より調製した均一高分子複合体を含
む正孔ブロッキング層の調製と使用を例示する。使用し
たポリ(エチルオキサゾリン)は、ダウケミカルから入
手した分子量500,000を有するP (EOX)5
00であった。2種の導電層を用いな:ICP117ポ
リピロール及びカーボン含浸テラドラ−(CI T)で
ある。ICP117導電層は、ポラロイドがら供給され
た分散液を5重量%に希釈し、テラドラ−(登録商標)
(1,5ミルギヤツプ)及びマイラー(0,5ミルギヤ
ツプ)にドローパーコーティングした。実施例1に記載
したようにしてICP−117導電層を乾燥後、ブロッ
キング層配合物を約6.0及び3.6重量%メタノール
溶液としてドローパーコーティング(o。 5ミルバーギヤツプ)し、0.8−1.0及び0.5−
0.7μmの乾燥厚を得な。厚さは、実施例2において
P (HPMA)に関するデックドック(登録商標)調
製の曲線から見積った。2種のブロッキング層ポリマー
を適当な量で組み合わせた後メタノールを加え、混合物
を緩やかに加熱(40−50℃) L、所望の固体レベ
ル溶液を得た。標準ブロッキング層乾燥条件(実施例2
)で乾燥し、次に電荷発生層及び輸送層を実施例1で記
載したようにして設けた。ブロッキング層としてP (
EOX)−P (HEMA)水素結合複合体を使用の動
機は、PVK発生層に対する接着性の改良のためであり
、P(4VP)接着層は省がれな。 [0235] ブロッキング層組成物として使用した均一な水素結合ポ
リマー複合体は下表に示す通りである。 [0236]
【表23】 表 Xfa      54−46   47〜53   
 6.0xlb     43−57   36−64
   5.8X?C30−7025−755,7 XIci     16−84   13−87   
 6.DXTe     8.5−91.5   7−
93   6.0Xlf      7−93   5
.5−94.5   3.6[0237] PEOxはベークライトフェノキシ樹脂〔ケスクラ(K
eskkula、 H,、及びポール(Paul)、 
D、 R,Proc、 Div、 PMSE AC3M
eeting、セントルイス市、ミズーリ州、50.1
1  (1984))及びポリビニルフェノールCP、
リン(Lin)、T、 K。 クワイ(Kwei) 、E、 M、パース(Pearc
e)、K、クラシュ(C1ash)論文106、Pol
ymer Chemistry Div、 192回 
National AC3Meeting、アナハイム
市、カリフォルニア州、4月 1986.lなとの非相
溶性ヒドロキシポリマーを通常相溶化することが知られ
ている。54−46から7−93までの繰り返し単位モ
ル比で組これらのブレンドの0.8−1.0μmコーテ
ィングの電子スキャン顕微鏡写真(640〜10,00
0  >  は、相分離がないことを示した。周囲サイ
クルスキャナーを用い、示した回数のサイクルについて
周囲及び低RHの両方で帯電−消去サイクルデータを得
た。 [0238]
【表24】 Xla”°C χIb為・C XI c ” ’ XId暑・C X1d’・C X1eb・C XI e ” ’ Xlf’・d Xlf’・d XI aan C X1b為・C X1c”°( X) d ”−C X1d為・C X1e’・( XIeb・C XI f b・d XIfb・d 8、5− 8、5 響 [0239] a)導電性基体: カーボン含浸テラドラ−(登録商標
)b) 導電相:  I CP−117ポリピロ一ルー
ポリマー複合体C)見積りブロッキング層厚:  0.
8−1.0pmd)見積りブロッキング層厚:  0.
5−0.70/im[02401 上記衣Xの電気データを検討すると、H−結合高分子複
合組成物、RH−試験条件及びブロッキング層厚の因子
にいくつかの傾向が示唆されている。ブロッキング層厚
0.8−1.0 μm及び周囲RH(20−24%)で
、デバイスXI a −XI eキング層成分として多
量に存在すると、正孔捕獲P(EOX)がブロッキング
層内で(H−結合の方法によって)十分にアンカーリン
グされず、発生層及び輸送層中のコーティングの間に発
生層及び/または輸送層に移動することを示す。帯電−
消去サイクルを伴うプロセスが進むと、これらの層内で
移動P(EOx)がテトラヒドロフラン及びメチレンク
ロリド(後で使用されるコーティング溶媒の2種)に溶
解するので、発生層及び輸送層のコーティング中にP(
EO)移動スXI e ) 中に存在する高分子繰り返し単位が10モル%未満に更
に減少すると、よって証明されるにすぎない。反対に、
16モル%P(EOX)を有するデバイスXIdは低R
Hで高い残留電圧を有するが、周囲RHではない。この
結果は、P子輸送を助けると信じられている〔100%
P (HEMA)ブロッキング層に存在する〕高密度水
酸基−水酸基水素結合を切断する。更に、デバイスは、
5%RH未満での帯電−消去に先立って16−24時間
5%RH未満にまず湿度を調節[0241] [0242] 本実施例は、P (HEMA)コポリマー及びP(HE
MA)−P(EOX)水素結合高分子複合体の厚い(0
,8−1,0μm)ブロッキング層の使用を例示する。 ブロッキング層を強力に注入する吹き付は塗りクーポラ
スヨウ化物接地板にこでクーポラスヨウ化物コーティン
グは実施例1で記載したようにしてスプレー成形加工し
な)にドローパーコーティング(0,5ミルギヤツプ)
シた。マイラーポリエステル(E、  Iデュポン)基
体を全てのデバイスに使用した。6重量%ブロッキング
層コーティング溶液は、メタノールまたはダウアノール
PM溶媒9.4g中ポリマー0.6gP (HEMA)
コポリマーブロッキング層溶液用の溶媒として使用した
。ブロッキング層厚は乾燥厚−濃度検量曲線から見積も
り、実施例1及び2におけるように標準乾燥条件を全て
のコーティング層について使用した。デバイスの完全さ
が日常取扱いと電気評価の間維持されたので、ブロッキ
ング層−発生層界面に接着層は必要なかった。電荷発生
層と輸送層を実施例1に記載したようにして設け、周囲
サイクルスキャナーを周囲RHで帯電−消去サイクルデ
ータを得るのに用いた。下記の表Yの帯電−消去データ
が得られた。 [0243]
【表25】 表 コ ポリマー XIIb P (HE−A−t(PMA) コポリマー59−41 [0244] 上記ブロッキング層組成物の調製及び分析は、実施例1
 0 (XIIa, XIIb及びXIIc)  実施
例9 (XIId)及び実施例1 1  (XIIe)
で記載したようにして行った。 上記表Yを検討すると、Voを実施例1のブロッキング
層なしの同じデバイス(■o=90v)と比較すると、
全てのデバイスで十分な正孔ブロッキングを示している
。デバイスXIIdのV    70Vは、周囲RH帯
電ー消去試,験条件でも力R(200) ーボン含浸テラドラ−(登録商標)(CIT)上の同一
(厚)ブロッキング層コポリマー(実施例9中のデバイ
スIXg)でみられた■   値(75V)に非常R(
200) に近いことは興味深い。これは、CIT及びCuIのよ
うな溶媒抵抗性導電層が用いられると、vRサイクル−
アップは導電層組成に関係ないことを示唆する。 [0245]
【実施例13】 本実施例は、オレフィン系フラッシュプライマーLE1
6610の導電性カーボンブラック層(レッドスポット
ペイント及バーニッシュ)上に64:36 (繰i1,
単位モ)’v比)HEMA−4VP  コポ’)マー 
 及びP (HEMA) 及びP (EOx)の様々な
ブレンド組成物(H−結合高分子複合体)から成るブロ
ッキング層の使用を例示する。導電層を実施例1に記載
したようにしてマイラー基体上に調製し、スプレーし、
乾燥した。全てのブロッキング層組成物は3.6及び6
.0重量%のメタノール溶液によりコーティングし、そ
れぞれ0.5、−0.7及び0.8−1、0μm厚を得
た。ブロッキング層厚は、前記のようにして(実施例2
)乾燥厚−コーティング濃度曲線に基づいて見積もり、
標準乾燥条件を用いた。日常取扱い及び電気試験の間デ
バイスは完避に保たれたので、ブロッキング層−発生層
界面に接着層は必要なかった。電荷発生層と輸送層は実
施例1に記載したようにして設けた。周囲及び低RH帯
電−消去試験条件が周囲サイクルスキャナーを用いるデ
バイスの評価に用いられた。64 : 36P (HE
MA−4VP、)コポリマーブロッキング層から成るデ
バイスについての電気的な結果は下表に示す通りである
。 [0246]
【表26】 表Z XIIIa    0.5 −0.7   12   
  200   460   380   43   
76X111b   0.8−1.0   12   
 200   730   780   46   7
6XIITb   O,8−1,0<5    142
0   700   680   53   1i0[
0247] 薄いP (HEMA−4VP  )ニアポリマーブロッ
キング層(デバイスXIII a )の帯電−消去結果
は、正孔注入(低Vo値)はブロッキング層なしの同一
デノくイス(実施例1)よりも事実上かなりひどいこと
を示している。これは、導電層から発生層及び/または
輸送層へのこれらの層のコーティング中の正孔導電性組
成物の混合を示唆する。しかし、0.8−1.0μmへ
のブロッキング層の厚さの増加は、上部に2層を有する
導電層組成物の混合量を減らすのに十分な厚さの導電層
を提供する。その結果、■0(1&200)は、ブロッ
キング層なしの同一デバイスで測定されたのより大きい
レベルに増加する。後で使用されるコーティング組成物
に対する64 :36P (HEMA−4VP  )コ
ポリマーブロッキング層の溶媒バリアー特性は、ブロッ
キング層が少なくとも0.8−1.0μmであるときの
み十分である。 [0248] 周囲RHでの200サイクルのvRサイクル挙動(デバ
イスXIII b )はデバイスXIId (実施例1
2)及びデバイスIXg(実施例9)と非常に似ており
、64:36HEMA−P (4VP  )コポリマー
ブロッキング層がLE16610導電層上に十分な厚さ
であっても、導電層組成物はvRサイクル−アップに重
要な電気的影響はないことを示している。 [0249] 同一組成物のブロッキング層について実施例9で記載し
たように周囲VRサイクルーアップは、ブロッキング組
成物の発生層及び/または輸送層へのこれらの層のコー
ティング中の移動を示唆する。次に、正孔確保がこれら
の層内においておこり、付Dl的にvRサイクル−アッ
プに電気的影響が観察される。低RHでのよりひどい■
2サイクルーアップは、第2の捕獲機構(これは実施例
9で記載したように同一ブロッキング層電子捕獲機構で
ある)が同時に存在することを示唆する。 [02501 P (HEMA) −P (EOX)ポリマーブレンド
ブロッキング層を実施例11で記載したようにして調製
し、ドローパーコーティングし、乾燥した。全てのブロ
ッキング層は6重量%メタノール溶液でコーティングし
、その厚さは前記の検量曲線(実施例2)に基づいて0
.8−1.0μmと見積られた。帯電−消去電気的結果
を、周囲及び低RHで周囲サイクルスキャナーを用いて
得、それを下表に示した。 [0251]
【表27】 表 A XIIIc     54−46      19  
’  980  1350   90   500XI
IId     43−57      19  10
()0  1050   40   110X[IIe
     、30−70      19  1000
  1130   35    35)tIIIe  
    3O−TO<5   880   1100 
  45    125XIIIf     16−8
4      19   900   920   2
5    25XIIIf      16−84  
      <5   780   860   35
50XII[f      16−84       
 <5  860   920b45    112’
XIIIf     16−84      24  
  B20   900c35    80c[025
2] a)ポリマーブレンド中の繰り返し単位モル比b)35
15帯電−消去サイクル後 c)3015帯電−消去サイクル後 [0253] 上記デバイスの全ての層は、LE16610カーボン[
0254] 上記デバイスは全て、LE16610カーボンブラック
導電層上に十分な厚さ(0,8−1,0μm)のブロッ
キング(バリアー)層を持つので、■    は十0(
1&200) 分な正孔ブロッキング及び後でコーティングされる層と
導電層との混合はほとんとまたは全くないことを表わし
ている。しかし、ブロッキング層中のP(EOX)含量
増加に伴う■ サイクル−アップの傾向は、同様の理由
のために、CIT導電層で実施例11において観察され
たのと相等しい。デバイスXIII fは上表の作表シ
ーケンスで帯電−消去サイクルを行った。ここで各サイ
クルシーケンスにおいて■Rサイクルーアップは、次の
サイクルシーケンスの初めで大部分回復可能であった。 各サイクルシーケンスの間隔は便宜上の問題として2−
3日であったが、実際の■2回復時間は比較的短いだろ
う。 [0255]
【実施例14】 本実施例は、チタンコーティングマイラー(導電層と基
体の組合せ)上に正孔注入ブロッキング層としての高分
子量P (HEMA)(η=0.654)の使用を例示
する。P (HEMA)ブロッキング層、ポリ(ビニル
ブチラール)(PVB〕 (GL中に分散したSe粒子
、及びポリカーボネート(マルコフ50、モーベイケミ
カルから入手可能)CTL中N、 N’−ビス−(3″
−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル’]−4
,4’ −ジアミンは全て導電性チタンがコーティング
されている基体の最上部にスプレーした。ブロッキング
層−CGL界面には接着層は設けなかった。各層のスプ
レー成形は初めにP (HEMA)ブロッキング層で開
始することを記載する。 [0256] 2重量%P (HEMA)ブロッキング層溶液を、室温
でプロピレングリコールメチルエーテル(ダウアノール
PM、ダウケミカルから入手可能)溶媒588g中P 
(HEMA)12gを溶解することによって調製した。 この溶液を市販のスプレィガンとピンクスマニファクチ
ャーリング製の機器を用いてスプレーした。 モデル77静電スプレーガンを水平レシプロケータ−を
付けて非静電モードで使用した。モデル77ガンは、N
63A液体ノズルとN63PC空気噴霧ノズルを装備し
ていた。液体は2.2psiであり、スプレー噴霧圧は
30psiであった。噴霧圧30psi及びファン角度
O℃で、ファン角度空気供給は噴霧ライン内の通気針で
170 cu、 ft、 /hourが読みとられるま
で開放した。スプレーガンは自動で操作し、水平に置い
たマンドレルに右から左ヘスプレーしている間レシプロ
ケータ−で動かした(3.8 ft、 /分)。スプレ
ーする導電性基体(チタンコーティングマイラー E、
■、デュポンから入手)シートを12Orpmのスピー
ドで回転される円筒状アルミニウムマンドレルにテープ
どめした。P (HEMA)ブロッキング層を1パスで
スプレーし、スプレー工程が終わった後大部分の溶媒を
フラッシュするために、溶媒湿潤コーティングを3また
は4分間回転した。部分的に乾燥しなコーティングをマ
ンドレルからはずし、空気対流炉内110℃で20分間
乾燥した。このP (HEMA)ブロッキング層の乾燥
厚は既知面積にアプライされた重量から約0.8−1.
0μmと決定された。 [0257] 発生層(CGL)分散物は、三方晶セレン(13,6g
)  ポリ (ビニルブチラール)[’B−76、モン
サンドから入手可能、l(3,5g)並びにトルエン7
2.2g及びテトラヒドロフラン24.2gから成る混
合溶媒を数日間(2−5日間)ロールミルにかけた。こ
の濃縮分散物(15重量%固体)は、約45容量%三方
晶セレン及び55容量%ポリ(ビニルブチラール)から
成っていた。スプレーに先立ち、濃縮分散物をトルエン
及びTHF (それぞれ141.8g)の1:1(重量
)混合物で希釈し、これを1−2分間手で撹拌し、スプ
レー可能な総置体4.3重量%の分散物を得た。 [0258] 上記分散物を市販のスプレーガンとピンクスマニファク
チャー製機器を用いてスプレーした。モデル21非静電
スプレーガンを水平レシプロケータ−付きで使用した。 モデル21ガンは63A液体ノズル及び63PE空気噴
霧ノズルを装備していた。液体圧は、閉鎖位置から0.
75回転で液体ノズルセット中ニードルバルブで5ps
iであった。スプレー噴霧圧は以下のように設定した。 ファン角度を0°に閉じ、空気供給は270 cu、 
ft、 /hourで、ファン角度空気供給は噴霧ライ
ン内の通気針で310cu、ft、/hourが読みと
られるまで開放した。スプレーガンを自動で操作し、水
平に置いたマンドレル上を右から左ヘスプレーする間レ
シプロケータ−で動かした(3.7 ft、 /分)。 マイラー基体、チタン導電層及びP (HEMA)ブロ
ッキング層から成る部分的デバイスシートを、スプレー
している間150rpmのスピードで回転する円筒状ア
ルミニウムマンドレルにテープとめした。セレン−PV
B発生層を1パスでスプレーし、溶媒湿潤発生層から成
る部分的デバイスをマンドレルからはずし、空気対流炉
内135℃で20分間乾燥した。このセレン−PVB発
生層の乾燥厚は既知面積にアプライされた重量から約0
゜26μmと決定された。 [0259] 輸送層(CTL)溶液は以下のように5重量%で配合し
た。ポリカーボネート(マルコフM−50)  (36
g)をメチレンクロリド684g及び1,1.2−トリ
クロロエタン456gから成る溶媒混合物1140と一
緒に溶液が形成されるまで2−3日間ロールミルにかけ
た。この溶液にN、 N’−ビス−(3″−メチルフェ
ニル)−1:1.1’ −ビフェニル”:l−4,4’
 −ジアミンを加え、混合物をさらに1晩ロールミルに
かけ、40重量%N、 N’−ビス−(3″−メチルフ
ェニル)−[1,1’−ビフェニル、I−4,4’ −
ジアミン及び60if%メルロンM−50固体含量から
成るスプレー可能な5重量%溶液を得た。 [0260] 上記CTL溶液を、ビンクスから入手可能なスプレーガ
ンと補助器具を用いて再び乾燥CGLにスプレー成形し
た。モデル77スプレーガンを同じ水平レシプロケータ
を用い非静電モード、同じピンクススプレーブースで用
いた。モデル77スプレーガンは、0.035液体ノズ
ルとN65PB空気噴霧ノズルを装備していた。液体圧
は8.4psiであり、スプレー噴霧圧は60psiで
あった。噴霧圧60psi及びファン角度O°で、ファ
ン角度空気供給を空気噴霧ライン内の通気針で190c
u、ft、/時間が読み取られるまで開放した。スプレ
ーガンを連続モードで自動で操作し、水平に置いたマン
ドレルに4パス(右から左へそして次に左から右へ2×
)スプレーする間レシプロケータ−で動がした(3.9
 ft、 /分)。スプレーする部分的に完成したデバ
イスシートを1100rpのスピードで回転させた円筒
状に置いたマンドレルにテープどめした。4パスCTL
スプレー塗布の終了後、マンドレルをスピニングをとめ
たとき、厚いCTLコーティングが自重でたるまないよ
うに大部分の溶媒をフラッシュするために溶媒湿潤CT
Lコーティングをさらに3−4分間遠心脱水した。部分
的に乾燥したコーティングをマンドレルからはずし、空
気対流炉内40°から135℃に炉内の温度を35分か
けてゆっくり上昇させ、次に10分間135℃で恒温加
熱した。CTLの乾燥厚は既知面積に適用した重量から
23.2μmと決定した。 [02613 スプレー成形が完了したデバイスを、周囲RH(35%
)、低RH(5%)及び高RH(70%)で環境サイク
ルスキャナーを用い帯電−消去サイクルを行った。様々
なRHテスト条件でこれら2種のデバイスについての帯
電−消去サイクルデータを下記に示した。 [0262]
【表28】 表BB デバイスNo、   %RHXサイクル  y8□ y
お。yゆユ MゎゆXIVa    、   35  
   1200    8B1   895    7
    370     3200     B76 
 950    5   30<5    3000 
   920  870   15   15χIVb
      35     3400    909 
 942    5    3[0263] デバイスXIVaは新しいRH条件で帯電−消去試験す
る前に、次のRH条件でかなりの平衡成立時間(〉16
時間)放置し、指定の相対湿度シーケンス下で帯電−消
去試、験を行った。デバイスXIVaは、本試験におい
て使用した全ての相対湿度で高い帯電レベルと低残留電
圧(vR)を維持した。これらの結果は、チタン導電層
からの正孔注入が実質的にP (HEMA)ブロッキン
グ層でブロッキングされ、そして電荷捕獲が反復ゼログ
ラフィーサイクルで低く (低vR)保たれることを示
している。 [0264] 本発明は特定の好適な具体例に言及して記載されている
カミこれらにもとより限定されるものではなく、むしろ
当業者には本発明の要旨及び特許請求の範囲内で変更及
び修飾がなされうろことが理解されるであろう。 0発 0発 0発 0発 0発 0発 ムラン デボラ ジエイ ニコ ル ランドリ ジョセフ マンミノ ロナルド エフ ジオ 口 ロバート シー ユー イユー カサリーン カーマイ ケル ニール ニス パター ラン ド クレストヴイユー ドライヴ 23アメリ力合衆国
 ニューヨーク化 14612ウツド ラン 176 アメリカ合衆国 ニューヨーク化 14526ド ベラ
 ドライヴ 59 アメリカ合衆国 ニューヨーク化 14580インペリ
アル ドライヴ 1206 アメリ力合衆国 ニューヨーク化 14580ヒデン 
ヴアリー トレイル 1169アメリ力合衆国 ニュー
ヨーク化 14589ン ピース ロード 5689 アメリカ合衆国 ニューヨーク化 14534ド カレ
ンダ ラン 48 0チエスター ペンフィール ラブスター ウェブスター ウィリアムソ ビツツフオー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性表面を有する支持基体、ビニルヒド
    ロキシエステルまたはビニルヒドロキシアミドポリマー
    を含む電荷ブロッキング層、及び少なくとも1層の光導
    電層を有し、前記ブロッキング層は約10^1^0Ω/
    □より大きい表面抵抗率を有する、電子写真像形成部材
  2. 【請求項2】前記ビニルヒドロキシエステルまたはビニ
    ルヒドロキシアミドポリマーは、以下の構造式: 【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、Xは 【化2】 −O−R−(OH)_z−NH−R−(OH)_z−N
    R−R−(OH)_z及び▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ から成る群から選ばれ、 (ここでRは脂肪族基、芳香族基、複素環式脂肪族基、
    複素環式芳香族基、縮合芳香族環基及び炭素原子10個
    までの複素環式芳香族環基から成る群から選ばれ、zは
    1〜10の水酸基の数を示す):そしてR′、R″及び
    R″′はそれぞれ独立に、水素、脂肪族基、芳香族基、
    複素環式脂肪族基、複素環式芳香族基、縮合芳香族環基
    及び炭素原子10個までの複素環式芳香族環基から成る
    群から選ばれる} を有する少なくとも1種のモノマーの重合反応生成物で
    ある、請求項1記載の電子写真像形成部材。
JP2406119A 1989-12-29 1990-12-25 電子写真像形成部材 Expired - Fee Related JP3029464B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US45891689A 1989-12-29 1989-12-29
US458916 1989-12-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04104162A true JPH04104162A (ja) 1992-04-06
JP3029464B2 JP3029464B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=23822611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2406119A Expired - Fee Related JP3029464B2 (ja) 1989-12-29 1990-12-25 電子写真像形成部材

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0448780B1 (ja)
JP (1) JP3029464B2 (ja)
DE (1) DE69032218T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006146227A (ja) * 2004-11-23 2006-06-08 Xerox Corp フォトレセプタ、方法及び電子写真システム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5244762A (en) * 1992-01-03 1993-09-14 Xerox Corporation Electrophotographic imaging member with blocking layer containing uncrosslinked chemically modified copolymer
EP0645682B1 (en) * 1993-09-10 1999-03-24 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic apparatus, process cartridge and image forming method
DE69610949T2 (de) * 1995-07-06 2001-03-22 Hewlett Packard Co Copolymere geeignet als Sperrmaterial gegen Ladungsinjektion für Photorezeptoren
JP2009530032A (ja) * 2006-03-21 2009-08-27 アルザ・コーポレーシヨン 薬剤電気輸送のための水和可能な高分子量エステルマトリックス

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51126149A (en) * 1974-11-16 1976-11-04 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Photosensitive plate for electrophotography
US4281055A (en) * 1979-02-24 1981-07-28 Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. Photosensitive element with water soluble interlayer
JPS5912453A (ja) * 1982-07-14 1984-01-23 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真感光材料
US4822705A (en) * 1987-02-24 1989-04-18 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic photoconductor with layer preventing charge injection

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006146227A (ja) * 2004-11-23 2006-06-08 Xerox Corp フォトレセプタ、方法及び電子写真システム

Also Published As

Publication number Publication date
DE69032218D1 (de) 1998-05-14
EP0448780B1 (en) 1998-04-08
JP3029464B2 (ja) 2000-04-04
EP0448780A1 (en) 1991-10-02
DE69032218T2 (de) 1998-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5385796A (en) Electrophotographic imaging member having unmodified hydroxy methacrylate polymer charge blocking layer
EP0435634B1 (en) Conductive and blocking layers for electrophotographic imaging members
US5244762A (en) Electrophotographic imaging member with blocking layer containing uncrosslinked chemically modified copolymer
US5128226A (en) Electrophotographic element containing barrier layer
JP2565598B2 (ja) 電子写真像形成部材用の導電性層とブロッキング層
US3745005A (en) Electrophotographic elements having barrier layers
JPH0693129B2 (ja) 電子写真感光体
JPH10207091A (ja) 電子写真撮像体の調製プロセス
US5063125A (en) Electrically conductive layer for electrical devices
JP3154300B2 (ja) ポリウレタン接着剤層を含む電子写真画像形成部材
JP3138458B2 (ja) 電子写真像形成部材
JPH04104162A (ja) 電子写真像形成部材
JPH0259767A (ja) 電子写真感光体
JPS60218655A (ja) 電子写真感光体
JP3281968B2 (ja) 負帯電単層型電子写真感光体
JPS58115444A (ja) 電子写真感光体
JPH0736200A (ja) 光導電性画像形成部材
JPS61143762A (ja) 電子写真感光体
JPH0437860A (ja) 電子写真感光体
JP2631735B2 (ja) 電子写真感光体
JPH10123739A (ja) 電子写真感光体
JPH0437858A (ja) 電子写真感光体
JPS592050A (ja) 電子写真感光体
JPS60218657A (ja) 電子写真感光体
JPS60218660A (ja) 電子写真感光体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000111

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees