JPH04103758U - メモリ送信機能を有するフアクシミリ装置 - Google Patents
メモリ送信機能を有するフアクシミリ装置Info
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- JPH04103758U JPH04103758U JP650891U JP650891U JPH04103758U JP H04103758 U JPH04103758 U JP H04103758U JP 650891 U JP650891 U JP 650891U JP 650891 U JP650891 U JP 650891U JP H04103758 U JPH04103758 U JP H04103758U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リモート電話機のプッシュボタン操作によ
り、予めファクシミリ装置の送信データメモリに記憶し
て蓄積されている送信データを選んで、通話中の相手に
FAX送信できるようにする。 【構成】 ファクシミリ装置に、送信データを記憶して
蓄積する送信データメモリ8と、リモート電話機13か
ら送出されたプッシュトーンを検出するプッシュトーン
検出部10と、上記送信データメモリ8からプッシュト
ーン検出部10で検出されるプッシュトーンによって指
定される送信データを読み取って送信するメモリ送信手
段(CPU)1とを具備せしめる。
り、予めファクシミリ装置の送信データメモリに記憶し
て蓄積されている送信データを選んで、通話中の相手に
FAX送信できるようにする。 【構成】 ファクシミリ装置に、送信データを記憶して
蓄積する送信データメモリ8と、リモート電話機13か
ら送出されたプッシュトーンを検出するプッシュトーン
検出部10と、上記送信データメモリ8からプッシュト
ーン検出部10で検出されるプッシュトーンによって指
定される送信データを読み取って送信するメモリ送信手
段(CPU)1とを具備せしめる。
Description
【0001】
本考案は、予めメモリに蓄積しておいた送信データをリモート電話機の操作で
送信できるようにしたファクシミリ装置に関する。
【0002】
ファクシミリ装置には、電話機増設用の接続端子を備え、リモート電話機(子
電話機)を接続することにより、親子電話として使用可能なものが少なくない。
このリモート電話機を接続したファクシミリ装置では、内線通話等の親子電話機
能は勿論のこと、ファクシミリ装置をFAX送、受信用に、リモート電話機を通
話用に使用する等の通信内容による使い分けができ、さらにリモート電話機がプ
ッシュトーンの送出可能なプッシュホンであれば、リモート電話機からの操作で
離れた場所からファクシミリ装置に受信指示する所謂転送受信を行わせることも
可能である。
【0003】
しかし、リモート電話機からの通話中、相手方との打ち合わせに必要な情報、
例えば地図等を至急にFAX送信したい場合などでは、現状では、通常別室或い
は離れた場所に設置されているファクシミリ装置に出向いて、その都度送信原稿
をセットしてから送信操作しなければならない不便さがある。
【0004】
本考案は、このような不便を解消すべく、リモート電話機のプッシュボタン操
作により、予めファクシミリ装置の送信データメモリに蓄積しておいた送信デー
タを選んで送信できるようにしたファクシミリ装置を提供する。
【0005】
本考案のメモリ送信機能を有するファクシミリ装置は、プッシュトーンを送出
するリモート電話機の接続可能なファクシミリ装置であって、送信データを記憶
して蓄積する送信データメモリと、上記リモート電話機から送出されたプッシュ
トーンを検出するプッシュトーン検出部と、上記送信データメモリからプッシュ
トーン検出部で検出されるプッシュトーンによって指定される送信データを読み
取って送信するメモリ送信手段とを具備して構成されている。
【0006】
このファクシミリ装置では、リモート電話機からの通話中に、相手方にFAX
送信したいときには、リモート電話機からファクシミリ装置に、予め送信データ
メモリに蓄積されている所望の送信データを送信指示するプッシュトーンを送出
するだけでよい。すると、メモリ送信手段が送信データメモリからプッシュトー
ン検出部で検出されるプッシュトーンにより指定される送信データを読み取って
、これをハンドシェイクしている相手方のファクシミリ装置に自動送信する。す
なわち、リモート電話機からのプッシュボタン操作により、予め送信データメモ
リに蓄積されている複数の送信データから必要な送信データを選んで簡単にFA
X送信することができ、送信終了後には、相手方と直ちに通話を再開することも
できる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図示して説明する。
【0008】
図1は本考案に係るファクシミリ装置Fのブロック図を示す。ファクシミリ装
置Fは、主制御部としてCPU1を搭載し、必要な入出力装置と各種メモリとを
具備して構成されている。
【0009】
即ち、図において、2は動作指令を入力するための操作部、3は送信データを
読み取るための読取部、4は受信データを記録するための記録部を示す。また、
5は装置の動作プログラム等を記憶するROM、6、7は後述するプッシュトー
ン受信データを含む各種データを記憶するためのRAM(1、2)、8は文字等
のコードデータを画像データに変換するためのC.G.(キャラクタージェネレ
ータ)を示す。
【0010】
9は送信データを蓄積して記憶する送信データメモリで、例えば予め読取部3
から読み取らせて入力される複数種類の送信データが、データ毎にページ(メモ
リ番地)を指定して記憶されている。図2は送信データメモリ9のデータ蓄積例
を示し、ページ00にデータD1、ページ01にデータD2…、ページ99にデ
ータD100といった具合に、1のページが付されたメモリの格納場所には1の
送信データのみが蓄積されている。なお、送信データメモリ9のページ数につい
ては任意に増減でき、送信データの格納方法についても、原稿読み取り方式に限
らない。
【0011】
10はプッシュトーン{以下、DTMF(Dual Tone Modulate Frequency)と
言う}を検出するためのプッシュトーン検出部で、後述するリモート電話機又は
外部電話機から受信したDTMFを検出してCPU1に入力する。
【0012】
このファクシミリ装置Fでは、モデム12と回線制御部(NCU)11を介し
て電話回線Lと接続されると共に、回線制御部11からリモート電話機(子電話
機)13を接続して使用される。ファクシミリ装置Fに親子電話として増設され
るリモート電話機13は、その目的や形式(留守録音用であるとかコードレスホ
ンであるとか)を問わないが、少なくともDTMFの送出可能な機種であること
が条件となる。
【0013】
そして、本ファクシミリ装置Fには、上記リモート電話機13から予め規約さ
れたDTMFを受信すると、上記送信データメモリ9から当該DTMFで指定さ
れる送信データを読み取って、これをハンドシェイクしている相手方のファクシ
ミリ装置14に自動送信するメモリ送信手段が内蔵されている。すなわち、メモ
リ送信手段を構成するCPU1は、DTMF検出部10で検出されたDTMFを
入力すると、DTMFによるコマンドを判別し、送信データメモリ9からDTM
Fで指定された送信データをページを読み取って、相手方のファクシミリ装置1
4に自動送信するようにプログラムされている。従って、図1に例示するように
、リモート電話機13からファクシミリ装置14と接続されている相手方のリモ
ート電話機15(もしくはFAX内蔵電話機)との通話中に、もし至急に相手方
にFAX送信を送りたい場合には、リモート電話機13を操作して所定のDTM
F(例えば*02)をファクシミリ装置Fに発信するだけでよい。こうすれば、
送信データメモリ9の該当ページ(02ページ)に記憶されている送信データ(
D3)が自動的にFAX送信される。そして、送信終了後には、直ちに通話を再
開することもできる。
【0014】
図3はCPU1により実行される処理動作のフローチャートを示している。
【0015】
待機中、CPU1はリモート電話機13等から発信されるDTMFを受信待ち
している。ステップでDTMFの受信を判別すると、DTMFがメモリ送信の
コマンドとして規約された信号(例えば*)かどうかを判別し(ステップ)、
該当しない場合はキャンセルする一方、該当する場合は、引き続きページ指定の
信号を入力待ちする。すなわち、テンキー操作によるDTMFデータ(m)の受
信を判別すると(ステップ)、これをRAM1に格納して記憶し(ステップ
)、続いてDTMFデータ(n)の受信を判別すると(ステップ)、これをR
AM2に格納して記憶する(ステップ)。かくして、ページ指定に必要なDT
MFデータの入力が終了したならば、CPU1は送信データメモリ9にアクセス
して、蓄積データからDTMFで指定されるページ(mn)に記録されている送
信データD(mn+1)を読み取り、これをハンドシェイクしている相手方のフ
ァクシミリ装置14に自動送信する(ステップ)。なお、待機中、着信信号を
受信したときには(ステップ)、通常のFAX受信の処理動作が行われる(ス
テップ)。
【0016】
以上の如く、本ファクシミリ装置Fであれば、本機と離れた場所に設置されて
いるリモート電話機13を使って通話中に、もし相手方にFAX送信を行いたい
場合には、わざわざ本機が設置されている場所に出向いて送信操作を行う必要が
なく、手元のリモート電話機13のプッシュボタン操作により、予め送信データ
メモリ9に記憶して蓄積しておいた送信データをページ指定して相手方に送信す
ることができる。そして、FAX送信を終えた後には、直ちに通話を再開するこ
とも可能である。
【0017】
本考案に係るメモリ送信機能は、上述のように、一義的にはファクシミリ装置
と接続されているリモート電話機(子電話機)相互間での通話中に、一方から他
方にFAX送信を行う場合の便を考慮して案出されたものであるが、メモリ送信
の送信先は必ずしも通話中の相手に限る必要はない。すなわち、リモート電話機
のプッシュボタン操作により送信先のファクミリ装置との回線接続とメモリ送信
とを行わせることも可能である。
【0018】
本考案のメモリ送信機能を有するファクシミリ装置では、通話中の相手方に至
急にFAX送信が必要な場合などには、手元のリモート電話機をプッシュボタン
操作することによって、予め送信データメモリに記憶して蓄積されている送信デ
ータを選んで相手方にFAX送信することができ、わざわざ本機の場所に出向い
て送信操作する手間が省け、迅速簡便なる情報伝達が実現できるものとなる。
【図1】一実施例を示すファクシミリ装置のブロック図
である。
である。
【図2】送信データメモリのデータ蓄積例を示すテーブ
ルである。
ルである。
【図3】CPUの処理動作を示すフローチャートであ
る。
る。
F ファクシミリ装置
1 主制御部(CPU)
2 操作部
3 読取部
4 記録部
5 ROM
6 RAM
7 RAM
8 C.G.
9 送信データメモリ
10 DTMF検出部
11 NCU
12 モデム
13 リモート電話機
14 ファクシミリ装置
15 リモート電話機
Claims (1)
- 【請求項1】 プッシュトーンを送出するリモート電話
機の接続可能なファクシミリ装置であって、送信データ
を記憶して蓄積する送信データメモリと、上記リモート
電話機から送出されたプッシュトーンを検出するプッシ
ュトーン検出部と、上記送信データメモリからプッシュ
トーン検出部で検出されるプッシュトーンによって指定
される送信データを読み取って送信するメモリ送信手段
とを具備してなることを特徴とするメモリ送信機能を有
するファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP650891U JPH04103758U (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | メモリ送信機能を有するフアクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP650891U JPH04103758U (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | メモリ送信機能を有するフアクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103758U true JPH04103758U (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=31737828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP650891U Pending JPH04103758U (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | メモリ送信機能を有するフアクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04103758U (ja) |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP650891U patent/JPH04103758U/ja active Pending
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