JPH04102859U - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH04102859U
JPH04102859U JP592491U JP592491U JPH04102859U JP H04102859 U JPH04102859 U JP H04102859U JP 592491 U JP592491 U JP 592491U JP 592491 U JP592491 U JP 592491U JP H04102859 U JPH04102859 U JP H04102859U
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JP
Japan
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paper
conveyance path
roller
sheets
vertical
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Pending
Application number
JP592491U
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English (en)
Inventor
勝巳 岸
Original Assignee
東京電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 小型化およびコスト低減を図りつつ特に少数
枚の用紙を円滑に自動給送することができるようにす
る。 [構成] 搬送ローラ(7)より上流側の横搬送経路
(21)部分と交叉し当該横搬送経路(21)より上方
に配設された用紙挿入口(41)から挿入された用紙を
所定枚数収容可能でかつ当該収容用紙を横搬送経路(2
1)側へ受け渡し可能に形成された縦搬送経路(31)
と、縦搬送経路(31)の下流端側に配設され搬送ロー
ラ(7)に向けて付勢された際に当該縦搬送経路(3
1)に挿入された所定枚数用紙の内の搬送ローラ(7)
寄り用紙を当該搬送ローラ(7)に押付け可能な紙押え
バネ部材(51)と、紙押えバネ部材(51)を用紙載
置板(11)の開閉切替動作を利用して搬送ローラ
(7)に向けて付勢・付勢解除可能な縦送り付勢手段
(61)とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、給紙装置に関する。 詳しくは、電算機用印字機,伝票発行機,ワードプロセッサ等に適用するに好 適な給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電算機用印字機においては、その機器本体内に給紙装置を内蔵してい るのが一般的である。 かかる給紙装置としては、大別して,給紙トレイに用紙を1枚づつ手差しして 印字部に給送するものと,ピックアップローラ等を備えた専用の自動給紙機構を 用いて給紙カセット内の多数枚(例えば200枚)の用紙を1枚づつ自動的に印 字部に給送するものとがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した2種類の給紙装置のうち、手差し給紙を行うものは安価ではあるが1 枚づつ作業者がセットしなければならず取扱性が悪い不都合を有する。一方、自 動給紙を行うものは取扱性に優れているが,専用の自動給紙機構が必要でありコ スト高となるとともに現今の印字機の小型化要請に応じにくい不都合を有する。 ところで、電算機用印字機等において、一度に印字する枚数は少数枚(例えば 1〜10枚)であることが多い。したがって、かかる少数枚の用紙を簡易な構成 で自動給送することができれば便宜であるといえる。
【0004】 本考案の目的は、上記事情に鑑み,小型化およびコスト低減を図りつつ特に少 数枚の用紙を円滑に自動給送することができる給紙装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、横搬送経路の入口部に開閉切替可能に配設された用紙載置板と、前 記用紙載置板より下流側の横搬送経路上に配設され用紙を所定方向へ送り付勢す る搬送ローラと、この搬送ローラより上流側の横搬送経路部分と交叉し当該横搬 送経路より上方に配設された用紙挿入口から挿入された用紙を所定枚数収容可能 でかつ当該収容用紙を前記横搬送経路側へ受け渡し可能に形成された縦搬送経路 と、前記縦搬送経路の下流端側に配設され前記搬送ローラに向けて付勢された際 に当該縦搬送経路に挿入された所定枚数用紙の内の搬送ローラ寄り用紙を当該搬 送ローラに押付け可能な紙押えバネ部材と、前記紙押えバネ部材を前記用紙載置 板の開閉切替動作を利用して前記搬送ローラに向けて付勢・付勢解除可能な縦送 り付勢手段とを設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案では、用紙挿入口から縦搬送経路に挿入された所定枚数(例えば10枚 )の用紙は自重により下降し,当該所定枚数の用紙の内の搬送ローラ寄り用紙は 、縦送り付勢手段により搬送ローラへ向けて付勢された紙押えバネ部材によって 当該搬送ローラに押付けられる。これにより、所定枚数の用紙は1枚づつ搬送ロ ーラによって所定方向へ搬送される。
【0007】 このように、用紙の自重と紙押えバネ部材との弾性力とをたくみに利用するこ とにより,ピックアップローラ等を備えた格別の給紙機構を用いずに所定枚数の 用紙を1枚づつ所定方向に自動給送することができる。 これにより、小型化およびコスト低減を図りつつ特に少数枚の用紙を円滑に自 動給送することができる。
【0008】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 本実施例に係る給紙装置は、縦置きおよび平置き可能な電算機用印字機に設け られており,図1,図2に示す如く,搬送ローラ7,用紙載置板11,横搬送経 路21,縦搬送経路31,用紙挿入口41,紙押えバネ部材51および縦送り付 勢手段61を含み構成されている。 なお、図1において、1は電算機用印字機の本体カバー,2は印字部である。 印字部2は、感光ドラム3,帯電器4,現像器5,転写器6等を含み構成されて いる(図1は印字機を縦置きした状態を示す。)。
【0009】 ここで、用紙載置板11は、横搬送経路21の入口部に開閉切替可能に配設さ れている。本実施例においては、用紙載置板11は、軸12を介して回動可能に 設けられており,図1に2点鎖線で示す閉鎖位置と図中実線で示す開放位置とに 選択的に位置決め可能に構成されている。
【0010】 また、横搬送経路21は、用紙を所定方向(本実施例では水平方向)に搬送す るための経路である。この横搬送経路21の用紙載置板11と印字部2との間の 部分には、用紙を所定方向(印字部2方向)へ送り付勢する搬送ローラ7が設け られている。
【0011】 また、縦搬送経路31は、搬送ローラ7より上流の横搬送経路21部分と交叉 し当該横搬送経路21より上方に配設された用紙挿入口41から挿入された用紙 を所定枚数収納可能でかつ当該収容用紙を横搬送経路21側へ受け渡し可能に設 けられている。本実施例においては、用紙挿入口41には、可動給紙トレイ42 が所定角度θ(本実施例では収容位置より外方へ15°)だけ回動可能に設けら れており、用紙の挿入枚数に応じて用紙挿入口41の開口面積を可変する構成と されている。
【0012】 さらに、紙押えバネ部材51は、縦搬送経路31の下流端側に配設され搬送ロ ーラ7に向けて付勢された際に当該縦搬送経路31内へ挿入された所定枚数用紙 の内の搬送ローラ寄りの用紙を当該ローラ7に押付け可能に形成されている。
【0013】 さらにまた、紙送り付勢手段61は、紙押えバネ部材51を用紙載置板11の 開閉動作を利用して搬送ローラ7に向けて付勢・付勢解除可能に形成されている 。本実施例では、紙送り付勢手段61は、カム62およびカム戻しバネ65等か ら構成されている。カム62は、紙押えバネ部材51に向けて付勢可能なるよう に軸63を介して回動可能に設けられている。また、カム戻しバネ65は、カム 62を紙押えバネ部材51より離隔する方向に付勢するように形成されている。
【0014】 しかして、用紙載置板11を開放位置より反時計回り方向に約90°回動して 閉鎖位置に保持すると,カム62は当該用紙載置板11によって押されてカム戻 しバネ65の弾性力に抗しつつ時計回り方向に回動し紙押えバネ部材51を搬送 ローラ7に向けて付勢する。また、用紙載置板11を閉鎖位置より開放位置に位 置決めすると、カム62はカム戻しバネ65の弾性力によって紙押えバネ部材5 1と離隔し当該バネ部材51に対する付勢を解除する。
【0015】 なお、電算機用印字機には、用紙排出装置71が設けられている。用紙排出装 置71は、図1に示す如く,排出ローラ72,下部排出トレイ73,第1,第2 上部排出部74,75,第1切替手段(76),第2切替手段(77)等から構 成されている。 ここで、下部排出トレイ73は、軸73aを介して回動可能に形成されており ,図中実線で示す使用位置と図中2点鎖線で示す収容位置に選択的に保持可能に 形成されている。また、第1,第2上部排出部74,75は、用紙を本体カバー 1の上方に排出するための手段である。また、第1切替手段は、用紙の排出方向 (すなわち、下部排出トレイ73方向,第1,第2上部排出部74,75方向) を選択的に切替するための手段である。具体的には、第1切替手段は、軸76a を介して所定角度だけ回動可能に形成された第1切替板76より形成されている 。ここで、第1切替板76を時計方向に回動して横搬送経路21を遮断すると, 用紙の排出方向は第1,第2上部搬出部74,75方向となる。また、第1切替 板76を反時計方向に回動して横搬送経路21の遮断を解除すると,用紙の排出 方向は下部排出トレイ73方向となる。また、第2切替手段は、第1切替手段( 76)により上方へ排出された用紙の排出方向を更に2方向(すなわち第1,第 2上部排出部74,75方向)に選択的に切替えるための手段である。具体的に は、第2切替手段は、軸77aを介して所定角度だけ回動可能に形成された第2 切替板77より形成されている。ここで、第2切替板77を図1に実線で示す位 置に位置決めすると,用紙排出方向は第2上部排出部75方向となる。また、第 2切替板77を図中2点鎖線で示す位置に位置決めすると用紙排出方向は第1上 部排出部74方向となる。
【0016】 次に作用について説明する。 用紙を所定枚数(例えば10枚)自動給紙するには、当該用紙を用紙挿入口4 1から縦搬送経路31に挿入する。縦搬送経路31に挿入された所定枚数の用紙 は自重により下降し,紙押えバネ部材51に当接する。その状態で、用紙載置板 11を一旦開放して縦送り付勢手段61による紙押えバネ部材51の付勢を解除 した後,再び閉鎖して紙押えバネ部材51を縦送り付勢手段61によって搬送ロ ーラ7に向けて付勢する。 これにより、縦搬送経路31内の所定枚数用紙の内の搬送ローラ寄り用紙が、 当該紙押えバネ部材51によって当該搬送ローラ7に押付けられる。これにより 、用紙は1枚づつ搬送ローラ7によって印字部2へ搬送される。なお、印字部2 により印字された用紙は用紙排出装置71によって第1,第2上部排出部74, 75のいずれかへ排出される。
【0017】 一方、ハガキ等の腰の強い用紙を給紙する場合は、用紙載置板11を開放位置 に位置決めし,当該用紙載置板11上に用紙を載置して搬送ローラ7へ押し込む と当該用紙は搬送ローラ7によって印字部2へ送られる。なお、印字部2により 印字された用紙は用紙排出装置71によって下部排出トレイ73へ排出される。
【0018】 しかして、この実施例によれば、搬送ローラ7より上流側の横搬送経路21部 分と交叉し当該横搬送経路21より上方に配設された用紙挿入口41から挿入さ れた用紙を所定枚数収容可能でかつ当該収容用紙を横搬送経路21側へ受け渡し 可能に形成された縦搬送経路21と、縦搬送経路31の下流端側に配設され搬送 ローラ7に向けて付勢された際に当該縦搬送経路31に挿入された所定枚数(1 〜10枚程度)用紙の搬送ローラ7寄り用紙を当該搬送ローラ7に押付け可能な 紙押えバネ部材51と、紙押えバネ部材51を用紙載置板11の開閉切替動作を 利用して搬送ローラ7に向けて付勢・付勢解除可能な縦送り付勢手段61とを設 けた構成としたので、用紙の自重と紙押えバネ部材51との弾性力をたくみに利 用することにより,ピックアップローラ等を備えた格別の給紙機構を用いずに所 定枚数(1〜10枚程度)の用紙を1枚づつ所定方向に自動給送することができ る。その結果、小型化およびコスト低減を図りつつ特に少数枚の用紙を円滑に自 動給送することができる。
【0019】 なお、上記実施例では、本電算機用印字機を縦置き使用したが、平置き(すな わち本体カバー1の用紙載置板11が取付けられた側面を水平にして設置するこ と)した場合にも,用紙を所定枚数(例えば1〜10枚)だけ用紙挿入口41か ら挿入し,紙押えバネ部材51,縦送り付勢手段および搬送ローラ7の協働によ り1枚づつ所定方向に自動給送することができる。 また、本給紙装置を電算機用印字機に設けたが,それ以外のOA機器(例えば 伝票発行機)に適用してもよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、搬送ローラより上流側の横搬送経路部分と交叉し当該横搬送 経路より上方に配設された用紙挿入口から挿入された用紙を所定枚数収容可能で かつ当該収容用紙を横搬送経路側へ受け渡し可能に形成された縦搬送経路と、縦 搬送経路の下流側に配設され搬送ローラに向けて付勢された際に当該縦搬送経路 に挿入された所定枚数(例えば1〜10枚程度)の用紙の内の搬送ローラ寄り用 紙を当該搬送ローラに押付け可能な紙押えバネ部材と、紙押えバネ部材を用紙載 置板の開閉切替動作を利用して搬送ローラに向けて付勢・付勢解除可能な縦送り 付勢手段とを設けた構成としたので、小型化およびコスト低減を図りつつ特に少 数枚の用紙を円滑に自動給送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】一実施例の給紙装置が適用される印字機の外観
斜視図である。
【符号の説明】
7 搬送ローラ 11 用紙載置板 21 横搬送経路 31 縦搬送経路 41 用紙挿入口 51 紙押えバネ部材 61 縦送り付勢手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横搬送経路の入口部に開閉切替可能に配
    設された用紙載置板と、前記用紙載置板より下流側の横
    搬送経路上に配設され用紙を所定方向へ送り付勢する搬
    送ローラと、この搬送ローラより上流側の横搬送経路部
    分と交叉し当該横搬送経路より上方に配設された用紙挿
    入口から挿入された用紙を所定枚数収容可能でかつ当該
    収容用紙を前記横搬送経路側へ受け渡し可能に形成され
    た縦搬送経路と、前記縦搬送経路の下流端側に配設され
    前記搬送ローラに向けて付勢された際に当該縦搬送経路
    に挿入された所定枚数用紙の内の搬送ローラ寄り用紙を
    当該搬送ローラに押付け可能な紙押えバネ部材と、前記
    紙押えバネ部材を前記用紙載置板の開閉切替動作を利用
    して前記搬送ローラに向けて付勢・付勢解除可能な縦送
    り付勢手段とを設けたことを特徴とする給紙装置。
JP592491U 1991-02-14 1991-02-14 給紙装置 Pending JPH04102859U (ja)

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JP592491U JPH04102859U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 給紙装置

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JPH04102859U true JPH04102859U (ja) 1992-09-04

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ID=31736850

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JP592491U Pending JPH04102859U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 給紙装置

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JP (1) JPH04102859U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016156979A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016156979A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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