JPH04102788U - 真空保持装置 - Google Patents

真空保持装置

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JPH04102788U
JPH04102788U JP557791U JP557791U JPH04102788U JP H04102788 U JPH04102788 U JP H04102788U JP 557791 U JP557791 U JP 557791U JP 557791 U JP557791 U JP 557791U JP H04102788 U JPH04102788 U JP H04102788U
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JP
Japan
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vacuum
holding device
guide groove
holder
thin piece
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Pending
Application number
JP557791U
Other languages
English (en)
Inventor
賢一 小池
亨 山田
Original Assignee
住友電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友電気工業株式会社 filed Critical 住友電気工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保持具を把持したまま手首をひねったりする
ことなく、そのチャック部に真空吸着している薄片の向
きを容易にかえることができるようにして作業効率の改
善を図る。 【構成】 保持具10のチャック部4を把持部6に回動
自在に保持させる構造(11〜13)とした真空保持装
置の提供。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、真空式保持装置に関し、詳しくは、半導体ウエハーなどの取扱操作 時にその対象となるウエハーなどの物体を先端部に真空吸着可能な真空式保持装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
集積回路用基板等に使用される薄片の半導体ウエハーは、微細な上に破損し易 いために、従来からその取扱操作には種々の特殊な保持具が用いられてきた。中 でも、真空を利用して保持具の先端にウエハーを吸着保持させるようにした図2 に示すようなものが従来から多く使用されている。
【0003】 図2において、1はその真空式保持具、2は取扱の対象となる例えば半導体ウ エハーであり、真空式保持具1は、その先端部に半導体ウエハー2を吸着するた めの吸引口3を具えたチャック部4と、チャック部4を支持し、真空供給用の操 作スイッチ5等が配設されていて人手により把持される把持部6と不図示の真空 ポンプに連結され、保持具1に真空を供給するためのフレキシブルホース7等と を具えている。
【0004】 そこで、このように構成された真空式保持装置においては、例えば成形直後な いし作業経路の途中等に載置された半導体ウエハー2の裏面側にチャック部4を 近接させ、操作スイッチ5の操作により吸引口3から周囲の空気を吸引しつつ、 ウエハー2を吸着させて保持することができる。また、取扱ったウエハー2に対 し、移動などの対処が終了したならば、再び操作スイッチ5の操作により真空の 供給を中止とし、ウエハー2をチャック部4から引外すことができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の真空式保持装置では、チャック部4によ り保持している半導体ウエハー2の向きを変えて例えば表裏を反対にする必要が あるような場合、いちいち手首をねじって保持具1ごと回動させねばならず、殊 に挾いような空間でこのような操作をすると、不注意などによって半導体ウエハ ー2を破損したり、誤って落したりする虞があり、ある程度の熟練度が必要な上 、神経を使うという問題があった。
【0006】 本考案の目的は、かかる従来の問題に着目し、その解決を図るべく、保持具を 把持したままの状態で吸着保持している半導体ウエハーなどの薄片の向きを容易 に変えることができて、作業効率の改善に寄与する真空式保持装置を提供するこ とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案は、薄片を真空吸着可能な薄片保持 部と、該薄片保持部を回動自在に支持し、人手によって把持される把持部と、前 記薄片保持部に真空を供給する手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案によれば、薄片保持部に真空を供給し、半導体ウエハーなどの薄片を真 空吸着させたまま、把持部を保持する人手によって薄片保持部を回動させて、自 在に薄片の向きを変更することができる。
【0009】
【実施例】
以下に、図面を参照しつつ本考案の実施例を具体的に説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例を示す。なおここで、図2と同じ機能を有する部分に は、同一符号を用いることとし、その説明を省略する。図1において、10は真 空式保持具であり、11はそのチャック部4と一体に形成され、把持部6の先端 部分に回動自在に嵌め合わされたソケット部である。12はソケット部11に形 成された案内溝であり、本例の場合、ソケット部11のほぼ半周にわたり螺旋状 に案内溝12が形成されている。13はソケット部11が嵌め合わされる把持部 6の先端近傍に穿設した滑動突起であり、このような滑動突起13がソケット部 11の案内溝12に嵌め合わされている。
【0011】 なお、案内溝12の上下両端部に案内溝12の形成方向とは方向を変えて、例 えば保持具10のほぼ長手方向に沿った係止溝12Aを形成しておき、後述する ようにしてソケット部11を介しチェック部4をいずれかの方向に回し切ったと きに、滑動突起13をこのような係止溝12Aに仮係止させるようにしておくこ とが望ましい。また、図示しないが、案内溝12の途中にいくつかの係止部を設 けておき、これらの係止部に滑動突起13を仮係止させるようにすることも可能 である。
【0012】 このように構成した真空式保持装置においては、不図示の真空ポンプにより、 チャック部4に真空を供給可能な状態となして、操作スイッチ5を操作し真空を 供給することにより半導体ウエハー2を図示のように保持することができると共 に、例えば指先を使用してソケット部11を図1の場合であれば時計回りの方向 に回動させることにより滑動突起13を案内溝12に沿わせて滑動させ、ウエハ ー2の向きを自在に変更することができる。
【0013】 なお、以上に述べた実施例では案内溝12を螺旋状に形成したが、螺旋状に限 られるものではなく、例えばソケット部11の周方向に沿ってかかる案内溝を設 けるようにしてもよい。
【0014】 また、上記実施例の場合は、ソケット部11をチャック部4と一体に形成した が、これにかえて、ソケット部11を把持部6と一体に形成し、一方、チャック 部4に滑動突起13を突設して、これをソケット部11の案内溝12に嵌め合わ すようになし、指先で滑動突起13を案内溝12に沿って移動させるように構成 してもよいことはいうまでもない。
【0015】 さらにまた、上述のようにソケット部11の案内溝12に滑動突起13を嵌め 合わせる構造にかえて、ソケット部およびソケット部を介して嵌め合わされるチ ャック部4または把持部6の嵌め合わせ部の双方に雌ねじ部および雄ねじ部をそ れぞれ形成しておき、これらのねじ部を介してチャック部4を回動させるように してもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、薄片を真空吸着可能な薄片保持部 と、該薄片保持部を回動自在に支持し、人手によって把持される把持部と、前記 薄片保持部に真空を供給する手段とを具備させるようにしたので、破損し易い半 導体ウエハーなどの薄片を保持したまま短時間で安全かつ容易に向きを変えて、 次の作業のために備えることが可能となり、半導体ウエハー等の薄片の移動や移 し替え等の作業効率を多いに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案真空式保持装置の構成の一例を示す斜視
図である。
【図2】従来例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】 2 半導体ウエハー 3 吸引口 4 チャック部 5 操作スイッチ 6 把持部 10 真空保持具 11 ソケット部 12 案内溝 13 滑動突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄片を真空吸着可能な薄片保持部と、該
    薄片保持部を回動自在に支持し、人手によって把持され
    る把持部と、前記薄片保持部に真空を供給する手段とを
    具備したことを特徴とする真空保持装置。
JP557791U 1991-02-13 1991-02-13 真空保持装置 Pending JPH04102788U (ja)

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JP557791U JPH04102788U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 真空保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP557791U JPH04102788U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 真空保持装置

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JPH04102788U true JPH04102788U (ja) 1992-09-04

Family

ID=31736226

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JP557791U Pending JPH04102788U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 真空保持装置

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