JPH04102750U - 音声入出力機能付工作機械 - Google Patents

音声入出力機能付工作機械

Info

Publication number
JPH04102750U
JPH04102750U JP625891U JP625891U JPH04102750U JP H04102750 U JPH04102750 U JP H04102750U JP 625891 U JP625891 U JP 625891U JP 625891 U JP625891 U JP 625891U JP H04102750 U JPH04102750 U JP H04102750U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
message
audio
information
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP625891U
Other languages
English (en)
Inventor
敬一 松本
Original Assignee
日立精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立精機株式会社 filed Critical 日立精機株式会社
Priority to JP625891U priority Critical patent/JPH04102750U/ja
Publication of JPH04102750U publication Critical patent/JPH04102750U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声入力を採用することにより簡単な操作で
NC工作機械の後任作業者に引き継ぎ事項を伝達できる
音声入出力機能付工作機械を提供する。 【構成】 音声情報を入力する音声入力装置5と、この
音声入力装置5によって入力された音声情報を登録する
音声メモリ3と、登録された音声情報を出力する音声出
力装置6と、これら装置5,6やメモリ3を制御する中
央処理装置とから構成され、前任作業者はマイク等の音
声入力装置5で音声情報を入力し、音声メモリ3に登録
する。登録された音声情報は後任作業者の所定の操作に
よりスピーカ等の音声出力装置6によって出力されて音
声情報が伝えられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は数値制御工作機械(以下、NC工作機械と記載)に係わり、特に前 任の作業者から後任の作業者への伝言を音声のまま音声入出力可能な音声入出力 機能付工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
NC工作機械は自動運転されることから、かなり長時間に渡っての稼働が可能 である。このように長時間に渡って稼働を行う場合、複数の作業者が交替制でN C工作機械を操作することとなる。
【0003】 このような場合には自動運転の途中で作業者が交代することが多く、かかる交 替時に前任作業者から後任作業者への引き継ぎ事項、例えば製造個数の情報とか 、バイトの交換時期の情報とか、あるいは機械等のトラブルの有無やその内容等 を、従来、作業者同士が直接情報を伝達するのではなくて、前記情報をメモ書き にし、そのメモを前記工作機械に張り付けて伝達するとか、所定の伝達用の黒板 に板書して伝達していた。
【0004】 また、キーボード等の入出力機能を有するNC工作機械では、前記伝達用の黒 板の代わりに前任作業者がキーボードを用いて所定の引き継ぎ事項をメモリに入 力しておき、後任作業者が前記メモリから引き継ぎ事項をCRT画面に表示して 確認する方式も実用化されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、メモ書きされた引き継ぎ事項は後任作業者が見損なうことがあ る。また、黒板やCRT画面に表示して伝達するにしても、引き継ぎ事項を黒板 に板書したり、キーボードを用いて入力することは、作業を終えて交替しようと する前任作業者にとって非常に面倒な作業である。
【0006】 本考案は前記課題に鑑みて考案されたものであり、その目的とするところは、 音声入力を採用することにより簡単な操作で後任作業者に引き継ぎ事項を伝達で きる音声入出力機能付工作機械を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案は、数値制御装置の指令に基づき加工を行う 工作機械において、所定の音声情報を入力する音声入力装置と、この音声入力装 置によって入力された前記音声情報をディジタル形式で登録する音声メモリと、 この音声メモリに登録された前記音声情報をアナログ形式の音声で出力する音声 出力装置と、これら装置やメモリを制御すると共に、前記音声情報をディジタル 形式に、あるいはアナログ形式に変換処理する中央処理装置とから構成される。
【0008】
【作用】
伝言を入力するNC工作機械の前任作業者は音声入力装置で音声情報(伝言) を入力する。この入力された伝言は音声メモリに登録される。この音声メモリに 登録された伝言は工作機械の後任作業者の所定の操作によりスピーカ等の出力装 置によって出力されて伝言が音声で伝えられる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
【0010】 図1は本考案の要部構成を示す図である。
【0011】 図において、1は図示しないNC工作機械の各種制御を行う中央処理装置(C PU)、2aは制御プログラムを記憶するシステムメモリ、2bは数値データや 加工データ、各種加工プログラムを記憶するRAM、3は音声パターンを登録す る音声メモリ、4はデータ入出力装置、5は音声入力手段としてのマイク、6は 音声出力手段としてのスピーカである。1′はCPU1のメインバスであり、こ のメインバス1′にはシステムメモリ2a、RAM2b、音声メモリ3が接続さ れ、また、データ入出力装置4、マイクロフォン(マイク)5、スピーカ6がそ れぞれインターフェース回路4′,5′,6′を介して接続されている。
【0012】 CPU1は、マイク5から入力されるアナログの音声波形情報をディジタル情 報にA/D変換し、このディジタル情報の圧縮を行って音声パターンとして音声 メモリ3に登録する。かかるA/D変換は、例えば、アナログの音声波形情報の 時間軸、周波数、振幅などをパラメータにしてスペクトル分析を行い、ディジタ ル情報にA/D変換する。なお、音声パターンをスピーカ6により再生する場合 は、音声メモリ3より所定の音声パターンを呼出し、記憶処理と逆のD/A変換 を行って、アナログの音声波形情報としてスピーカ6に出力する。
【0013】 データ入出力装置4は、CRT41 とキーボード42 が一体的に構成されてい る。そして、CRT41 は登録・再生時の対話画面等を表示し、キーボード42 は登録・再生時の指示等を入力する際に使用する。
【0014】 次に本考案の動作を詳しく説明する。
【0015】 まず、前任作業者は製造すべき個数,バイトの交換時期,あるいは機械のトラ ブル等の、後任作業者に伝達すべき引継ぎ事項(伝言)の登録操作を行う。
【0016】 この伝言の登録操作およびCRT1の登録処理は図2に示す手順による。すな わち、前任作業者はデータ入出力装置4のキーボード42を用いて所定の起動操作 を行う。すると、CRT1は伝言登録の開始を指令し、表示するとともに(ステ ップS1)、この登録指令により、それまで音声メモリ3に登録されていた音声 パターンを消去(クリア)する(ステップS2)。
【0017】 ついで、伝言を入力する前任作業者はCRT41 の対話画面に従って、マイク 5を用いて伝言を入力する。すると、CPU1はインターフェース回路5′を介 して入力された伝言(アナログの音声波形情報)をA/D変換処理し、音声パタ ーンとして音声メモリ3に登録する(ステップS3)。所定の伝言が音声メモリ 3に登録されれば、CPU1はCRT41 の対話画面に伝言登録の終了を表示す る(ステップS4)。
【0018】 この終了表示に対し、全ての伝言の登録が終了していれば、前任作業者は登録 終了の指示をキーボード42に入力する。すると、CPU1はCRT41に“メッセ ージ有り”の文字を表示し(ステップS5)、登録操作・処理を終了する。なお 、この“メッセージ有り”の文字表示は常時、表示させておかず、キーボード42 の所定の操作を行うことによって表示されるように構成しても良い。
【0019】 次に、後任作業者は前任作業者の引継ぎ事項(伝言)の有無を、CRT41に表 示された“メッセージ有り”の文字の有無にて確認し、伝言があれば、伝言再生 操作を行う。
【0020】 伝言の再生操作およびCRT1の再生処理は図3の手順による。すなわち、伝 言を再生する後任作業者はキーボード42の所定の操作により伝言の再生を指示す る。すると、CRT1は伝言再生を指令する(ステップS6)。この場合、伝言 内容が作業者以外に秘密にすべきものであれば再生に先だち予め定められている コード番号をキーボード42 より入力することにより再生指示が行える構成とし ても良い。
【0021】 この再生指令によりCPU1は音声メモリ3に記憶されていた音声パターンを 順次D/A変換処理し、変換した伝言(アナログの音声波形情報)をインターフ ェース回路6′を介してスピーカ6に出力し、スピーカ6は音声にて再生する( ステップS7)。なお、後任作業者は繰り返して伝言を再生する場合、キーボー ド42 の所定の操作により繰り返しの再生を指示する(ステップS8)。
【0022】 繰り返しの再生を行わない場合、次に、後任作業者は伝言をそのまま音声メモ リ3に残しておくかどうかを判断し(ステップS9)、伝言をそのまま音声メモ リ3に残しておく場合は再生終了キーにより操作を終了する。
【0023】 伝言の消去を行う場合、後任作業者はキーボード42 で消去を指令する。する と、CPU1は音声メモリ3のクリア処理を行って伝言を消去し、同時にCRT 41 に表示されている“メッセージ有り" の文字表示の消去処理を行い(ステッ プS10)、再生操作・処理を終了する。
【0024】 上記、伝言の出力は、例えば特別の操作を不要として、タイマと連動させて予 め入力してある作業指示等の伝言事項を、所望時刻に自動的にスピーカによって 出力するように構成することもできる。
【0025】 また、この実施例においては伝言の登録,再生等の操作は工作機械の制御のた めのデータ入出力装置4を使用しているが、これとは別に、登録,再生,消去等 の操作ボタンとメッセージ有りの場合に点燈する発光ダイオード(LED)等を 備えた専用のコントロール装置を設けて、これにより伝言の入力,再生をコント ロールするように構成しても良い。
【0026】 さらには、この実施例においては伝言の出力装置としてスピーカ6による音声 出力としているが、現在において、音声で入力された音声データをキャラクタデ ータに変換する音声認識(speech recognition)の研究がかなり進んでおり、こ の技術を用いれば音声で入力された伝言内容をそのままCRT41 に文字表示す るように構成することも可能であり、またプリンタによってプリントアウトする ように構成することも可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上説明のように本考案によれば音声で伝言事項を入力する、という簡単な操 作で前任作業者から後任作業者へ伝言を伝えることができる。また音声入力を行 うことにより、文字を手書きする場合に比べて短時間に多量の伝達すべき情報を 入力することができる。さらには伝言事項を音声メモリに記憶することにより、 メモ用紙を張り付けておく場合等に比べて伝言内容を第三者に知られにくい、な どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部構成を示す図である。
【図2】伝言登録の手順を示すフローチャートである。
【図3】伝言再生の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2a システムメモリ 2b RAM 3 音声メモリ 4 データ入出力装置 41 CRT 42 キーボード 5 マイク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御装置の指令に基づき加工を行う
    工作機械において、所定の音声情報を入力する音声入力
    装置と、この音声入力装置によって入力された前記音声
    情報をディジタル形式で登録する音声メモリと、この音
    声メモリに登録された前記音声情報をアナログ形式の音
    声で出力する音声出力装置と、これら装置やメモリを制
    御すると共に、前記音声情報をディジタル形式に、ある
    いはアナログ形式に変換処理する中央処理装置とを有す
    ることを特徴とする音声入出力機能付工作機械。
JP625891U 1991-02-15 1991-02-15 音声入出力機能付工作機械 Pending JPH04102750U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP625891U JPH04102750U (ja) 1991-02-15 1991-02-15 音声入出力機能付工作機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP625891U JPH04102750U (ja) 1991-02-15 1991-02-15 音声入出力機能付工作機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04102750U true JPH04102750U (ja) 1992-09-04

Family

ID=31737389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP625891U Pending JPH04102750U (ja) 1991-02-15 1991-02-15 音声入出力機能付工作機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04102750U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020183001A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 株式会社ディスコ 加工装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6351732A (ja) * 1986-08-21 1988-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音声記録再生装置
JPS6465932A (en) * 1987-09-04 1989-03-13 Yaesu Musen Kk Communication equipment
JPH02238500A (ja) * 1989-03-10 1990-09-20 Toshiba Corp 不揮発性半導体メモリを用いた音声記録装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6351732A (ja) * 1986-08-21 1988-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音声記録再生装置
JPS6465932A (en) * 1987-09-04 1989-03-13 Yaesu Musen Kk Communication equipment
JPH02238500A (ja) * 1989-03-10 1990-09-20 Toshiba Corp 不揮発性半導体メモリを用いた音声記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020183001A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 株式会社ディスコ 加工装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5799191A (en) Method and apparatus for supporting cooperative works via computer network
JPH04102750U (ja) 音声入出力機能付工作機械
JPWO2010146869A1 (ja) 編集支援システム、編集支援方法および編集支援プログラム
JPS627592B2 (ja)
JPS6131377U (ja) ミシンの入力装置
JP3124342B2 (ja) Cadシステムにおける注釈要素作成編集方式
JP2002268711A (ja) プログラマブル表示器およびそのための作画プログラム、ならびに作画プログラムを記録した記録媒体
JP2000258197A (ja) 環境試験装置及びこれの試験パターンの設定方法
JPS63118928A (ja) Crt表示,帳票印字出力方式
JPH05150924A (ja) ネツトワーク監視画面テキストフアイル生成装置
JPS63228384A (ja) 音声メモ付ハンデイデ−タ入力方式
JP2631778B2 (ja) 計算機プログラム試験装置
CN116013124A (zh) 基于虚拟dcs仿真培训系统的操作重演系统及操作方法
JP2001100814A (ja) プログラム変換方法
JPS60135932U (ja) 会話形作図装置のキ−ボ−ド
JPH0374773A (ja) 対話形cadデータリスト変換方式
JPS6285335A (ja) 情報処理システムのパラメ−タメツセ−ジ表示方式
JPS61285525A (ja) コマンド入力方法
JPH02156195A (ja) プラント巡視点検援助装置
JPH067399Y2 (ja) エディットデータ出力装置
JPH0573541A (ja) データ編集方法およびその装置
JPH0370027A (ja) Cadシステムの操作指示音声コマンド方式
JPH07146919A (ja) 文書作成補助装置
JPH03290709A (ja) Ncプログラムの実行および生成方法
JPH06282299A (ja) 半導体音声録音再生装置