JPH041024B2 - - Google Patents
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- JPH041024B2 JPH041024B2 JP57139791A JP13979182A JPH041024B2 JP H041024 B2 JPH041024 B2 JP H041024B2 JP 57139791 A JP57139791 A JP 57139791A JP 13979182 A JP13979182 A JP 13979182A JP H041024 B2 JPH041024 B2 JP H041024B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- packaging material
- radiation sterilization
- general formula
- radiation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Packages (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
技術分野
本発明は、放射線滅菌用包装材料に関するもの
である。特にガンマ線等の放射線を用いて医療用
器具を滅菌するためのブリスター包装容器等に好
適な放射線滅菌用包装材料に関するものである。 先行技術 従来、デイスポーザプル注射針、デイスポーザ
ブル注射筒等の医療器具は、ブリスター包装等の
包装容器に収納したのち、エチレンオキサイド等
の滅菌剤で滅菌処理を施されているが、エチレン
オキサイドは人体に対し悪影響を与える可能性が
ある。このような毒性のある滅菌剤を使用しない
滅菌方法として、最近放射線滅菌法が提案されて
いる。放射線滅菌法においては、医療器具は包装
容器に収納されたのち、放射線が照射される。し
かし、放射線照射は、包装容器を劣化させたりあ
るいは着色させたりする等の悪影響を与える。例
えば、前記のごときブリスター包装容器として
は、良好な保形性および優れた透明性の点からド
ーム素材として硬質塩化ビニール樹脂が使用され
ている。しかしながら、このようなブリスター包
装容器に収納された医療器具を放射線滅菌する
と、ドーム素材である硬質塩化ビニル樹脂が着色
するだけでなく、塩化水素が発生して針を錆させ
る等の問題があるため、放射線滅菌用には使用で
きないという欠点があつた。現在、前記のごとき
医療器具の放射線滅菌用ブリスター包装容器のド
ーム素材としては、ポリカーボネート、ポリエス
テル等があるが、これらはいずれも高価である。
また耐衝撃性ポリスチレンを使用することも提案
されているが、透明性が低いという欠点があり、
またポリスチレンだけは二軸延伸する等の方法を
用いない限りブリスター包装用素材とはなり得
ず、また二軸延伸フイルムでは工程的に収縮する
等の問題があり、使用し難くかつ柔軟性に欠けて
製品を取出しにくい等の問題点があつた。 発明の目的 したがつて、本発明の目的は、新規な放射線滅
菌用包装材料を提供することにある。本発明の他
の目的は、安価でかつ保形性に優れかつ透明性の
優れた放射線滅菌用包装材料を提供することにあ
る。本発明のさらに他の目的は、放射線滅菌用包
装材料のドーム素材として好適な材料を提供する
ことにある。 これらの諸目的は、(a)ポリスチレン20〜70重量
%、(b)一般式 (St−Bu)xY () (ただし、式中、Stはスチレン重合体、Buは
ブタジエン重合体、Yは放射状重合体の形成に使
用される多官能性処理剤から誘導される原子団で
あり、またxは多官能性処理剤の官能基の数を表
わし、かつ3以上の整数である。)で表わされる
放射状枝分れブロツク共重合体80〜30重量%およ
び(c)上記(a)および(b)の重合体に配合して透明性を
維持し得る他の樹脂0〜20重量%よりなる放射線
滅菌用包装材料により達成される。また、本発明
は、一般式中の(St−Bu)におけるStが50〜
80重量%である放射線滅菌用包装材料である。さ
らに、本発明は、(a)ポリスチレンが40〜60重量
%、(b)一般式で表わされる放射状枝分れブロツ
ク共重合体が60〜40重量%および(c)上記(a)および
(b)の重合体に配合して透明性を維持し得る他の樹
脂が0〜10重量%である放射線滅菌用包装材料で
ある。また、本発明は、一般式中の(St−Bu)
におけるStが65〜75重量%である放射線滅菌用包
装材料である。また、本発明は、透明性を維持し
得る他の樹脂がスチレン−ブタジエンゴムである
放射線滅菌用包装材料である。さらに、本発明
は、包装材料がブリスター包装容器のドーム素材
である放射線滅菌用包装材料である。また、本発
明は、ドーム素材が厚み150μm以下の深絞り成形
品の形である放射線滅菌用包装材料である。 発明の具体的説明 本発明において使用されるポリスチレンとして
は、重量平均分子量50000〜300000、好ましくは
100000〜200000のスチレンの単独重合体(ホモポ
リマー)である。 一般式で表わされる放射状枝分れブロツク共
重合体は、重量平均分子量100000〜200000好まし
くは120000〜180000のブロツク共重合体である。
放射状重合体の形成に使用される多官能性処理剤
としてはエポキシ化亜麻仁油や1,2,5,6,
9,10−トリエポキシデカン等がある。このよう
なブロツク共重合体は、例えばつぎのようにして
製造される。すなわち、n−ブチルリチウムのよ
うなアニオン重合触媒によりスチレンのリビング
ポリマーを作り、次いでブタジエンを加えブロツ
ク共重合し、上記の多官能性処理剤を加える。 本発明による包装材料において、ポリスチレン
の割合は20〜70重量%、好ましくは40〜60重量%
であり、また一般式で表わされるブロツク共重
合体の割合は80〜30重量%、好ましくは60〜40重
量%である。ポリスチレンの割合が20重量%未
満、換言すれば前記ブロツク共重合体の割合が80
重量%を越えると、押出成形性が低くかつフイル
ムのブロツキング現象が見られ、また放射線照射
により着色がみられる。一方、ポリスチレンが70
重量%を越えると、換言すれば前記ブロツク共重
合体が30重量%未満では、柔軟性に欠け、またピ
ンホールの発生率が高くなるという欠点がある。 前記材料中には、該材料に配合して透明性を維
持し得る他の樹脂を0〜20重量%、好ましくは0
〜10重量%配合することができる。このような樹
脂としては、スチレン−ブタジエンゴム、アクリ
ロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体、メ
チルメタアクリレート−スチレン共重合体、アク
リロニトリル−スチレン共重合体等がある。しか
し、このような樹脂が20重量%を越えると、耐放
射線照射性が低下する、放射線照射により着色が
見られる、透明性が低下する等の欠点が生じる。 本発明による包装材料は、通常厚さ80〜
200μm、好ましくは100〜150μmのフイルムとし
て成形され、ブリスター包装容器のドーム部、袋
状物等として使用されるが、特にブリスター包装
容器のドーム部として使用する場合に良好な結果
が得られる。 この包装材料をブリスター包装容器のドーム部
として使用する場合には、例えば第1〜2図に示
すように、ポリスチレン、一般式で表されるブ
ロツク共重合体および必要により配合される透明
性を維持し得る他の樹脂よりなる包装材料の前記
フイルムを、被包装物1、例えば、注射器を収納
するに充分なだけの空間2が形成されるようにド
ーム部3を形成し、該ドーム部の空間2に被包装
物1を収納したのち、該ドーム部3を密着させる
ためにポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル、エ
チレン−不飽和カルボン酸(アイオノマー樹脂)
等の低融点樹脂または粘着剤ないし接着剤4を被
覆または混抄してなる紙またはプラスチツクフイ
ルムないしシート等の台紙5に、前記ドーム部3
のフランジ部6を当接して高周波加熱、熱圧着な
どの手段により熱融着させるかあるいは接着して
シールする。 第3図は、本発明の他の実施態様を示すもの
で、前記第2図の場合と同様な包装材料にドーム
内側面に、耐ピンホール性を向上させるために、
ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−不飽和カルボン酸共重合体(アイオノ
マー樹脂)等の低融点樹脂層17を5〜30μmの
厚さで積層してなる積層物でドーム部13を形成
してなるもので、該ドーム部13の空間12に包
装物11を収納したのち、前記ドーム13のフラ
ンジ部16を当接して高周波加熱、熱圧着等の手
段により熱融着させるかあるいは接着してシール
する。この場合、台紙としては低融点樹脂と接着
可能なフイルム、紙、フイルムに接着剤を塗布し
たもの、紙にポリエチレンやエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を混抄したもの等が使用される。 このようにして包装された被包装物である医療
器具は、ついで放射線を照射して滅菌処理が施さ
れる。使用される放射線としては、ガンマ線、電
子線等の電磁放射線があり、好ましくはガンマ線
である。その照射強度は1〜5Mrad、好ましく
は2〜3Mradである。 しかして、本発明による包装材料を用いて放射
線滅菌が施される医療器具としては、例えばデイ
スポーザブル注射筒、デイスポーザブル注射筒、
デイスポーザブル採血キツト、縫合糸、医療用不
織布、脱脂綿、人工血管、カテーテル等がある。 つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 第1表に示す割合で重量平均分子量150000のポ
リスチレンと、重量平均分子量130000のスチレン
−ブタジエンブロツク共重合体(多官能性処理剤
は1,2,5,6,9,10−トリエポキシデカ
ン、スチレン含量70重量%)混練配合し、厚さ
130μmのフイルムを押出成形した。また、その中
の1枚のフイルムには重量平均分子量90000のポ
リエチレンを厚さ20μmで積層した。 上記フイルムを、第1〜2図に示すように深絞
り成形を行なつてドーム部3を製作し、その空間
部2に注射器1を収納して接着剤(エチレン−酢
酸ビニル系接着剤、商品名セメダインHMC−
4050、セメダイン株式会社製)を5μmの厚みに塗
布してフランジ部6において紙製の台紙5に接着
した。ついで、2.5Mradのガンマ線を照射して室
温で30箇月後、1000本箱を5mの高さから5回落
下させ、ついで強制無菌試験を行ないピンホール
を検査したところ、第2表の結果が得られた。な
お、第2表には、押出成形性および着色度をも同
時に示す。
である。特にガンマ線等の放射線を用いて医療用
器具を滅菌するためのブリスター包装容器等に好
適な放射線滅菌用包装材料に関するものである。 先行技術 従来、デイスポーザプル注射針、デイスポーザ
ブル注射筒等の医療器具は、ブリスター包装等の
包装容器に収納したのち、エチレンオキサイド等
の滅菌剤で滅菌処理を施されているが、エチレン
オキサイドは人体に対し悪影響を与える可能性が
ある。このような毒性のある滅菌剤を使用しない
滅菌方法として、最近放射線滅菌法が提案されて
いる。放射線滅菌法においては、医療器具は包装
容器に収納されたのち、放射線が照射される。し
かし、放射線照射は、包装容器を劣化させたりあ
るいは着色させたりする等の悪影響を与える。例
えば、前記のごときブリスター包装容器として
は、良好な保形性および優れた透明性の点からド
ーム素材として硬質塩化ビニール樹脂が使用され
ている。しかしながら、このようなブリスター包
装容器に収納された医療器具を放射線滅菌する
と、ドーム素材である硬質塩化ビニル樹脂が着色
するだけでなく、塩化水素が発生して針を錆させ
る等の問題があるため、放射線滅菌用には使用で
きないという欠点があつた。現在、前記のごとき
医療器具の放射線滅菌用ブリスター包装容器のド
ーム素材としては、ポリカーボネート、ポリエス
テル等があるが、これらはいずれも高価である。
また耐衝撃性ポリスチレンを使用することも提案
されているが、透明性が低いという欠点があり、
またポリスチレンだけは二軸延伸する等の方法を
用いない限りブリスター包装用素材とはなり得
ず、また二軸延伸フイルムでは工程的に収縮する
等の問題があり、使用し難くかつ柔軟性に欠けて
製品を取出しにくい等の問題点があつた。 発明の目的 したがつて、本発明の目的は、新規な放射線滅
菌用包装材料を提供することにある。本発明の他
の目的は、安価でかつ保形性に優れかつ透明性の
優れた放射線滅菌用包装材料を提供することにあ
る。本発明のさらに他の目的は、放射線滅菌用包
装材料のドーム素材として好適な材料を提供する
ことにある。 これらの諸目的は、(a)ポリスチレン20〜70重量
%、(b)一般式 (St−Bu)xY () (ただし、式中、Stはスチレン重合体、Buは
ブタジエン重合体、Yは放射状重合体の形成に使
用される多官能性処理剤から誘導される原子団で
あり、またxは多官能性処理剤の官能基の数を表
わし、かつ3以上の整数である。)で表わされる
放射状枝分れブロツク共重合体80〜30重量%およ
び(c)上記(a)および(b)の重合体に配合して透明性を
維持し得る他の樹脂0〜20重量%よりなる放射線
滅菌用包装材料により達成される。また、本発明
は、一般式中の(St−Bu)におけるStが50〜
80重量%である放射線滅菌用包装材料である。さ
らに、本発明は、(a)ポリスチレンが40〜60重量
%、(b)一般式で表わされる放射状枝分れブロツ
ク共重合体が60〜40重量%および(c)上記(a)および
(b)の重合体に配合して透明性を維持し得る他の樹
脂が0〜10重量%である放射線滅菌用包装材料で
ある。また、本発明は、一般式中の(St−Bu)
におけるStが65〜75重量%である放射線滅菌用包
装材料である。また、本発明は、透明性を維持し
得る他の樹脂がスチレン−ブタジエンゴムである
放射線滅菌用包装材料である。さらに、本発明
は、包装材料がブリスター包装容器のドーム素材
である放射線滅菌用包装材料である。また、本発
明は、ドーム素材が厚み150μm以下の深絞り成形
品の形である放射線滅菌用包装材料である。 発明の具体的説明 本発明において使用されるポリスチレンとして
は、重量平均分子量50000〜300000、好ましくは
100000〜200000のスチレンの単独重合体(ホモポ
リマー)である。 一般式で表わされる放射状枝分れブロツク共
重合体は、重量平均分子量100000〜200000好まし
くは120000〜180000のブロツク共重合体である。
放射状重合体の形成に使用される多官能性処理剤
としてはエポキシ化亜麻仁油や1,2,5,6,
9,10−トリエポキシデカン等がある。このよう
なブロツク共重合体は、例えばつぎのようにして
製造される。すなわち、n−ブチルリチウムのよ
うなアニオン重合触媒によりスチレンのリビング
ポリマーを作り、次いでブタジエンを加えブロツ
ク共重合し、上記の多官能性処理剤を加える。 本発明による包装材料において、ポリスチレン
の割合は20〜70重量%、好ましくは40〜60重量%
であり、また一般式で表わされるブロツク共重
合体の割合は80〜30重量%、好ましくは60〜40重
量%である。ポリスチレンの割合が20重量%未
満、換言すれば前記ブロツク共重合体の割合が80
重量%を越えると、押出成形性が低くかつフイル
ムのブロツキング現象が見られ、また放射線照射
により着色がみられる。一方、ポリスチレンが70
重量%を越えると、換言すれば前記ブロツク共重
合体が30重量%未満では、柔軟性に欠け、またピ
ンホールの発生率が高くなるという欠点がある。 前記材料中には、該材料に配合して透明性を維
持し得る他の樹脂を0〜20重量%、好ましくは0
〜10重量%配合することができる。このような樹
脂としては、スチレン−ブタジエンゴム、アクリ
ロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体、メ
チルメタアクリレート−スチレン共重合体、アク
リロニトリル−スチレン共重合体等がある。しか
し、このような樹脂が20重量%を越えると、耐放
射線照射性が低下する、放射線照射により着色が
見られる、透明性が低下する等の欠点が生じる。 本発明による包装材料は、通常厚さ80〜
200μm、好ましくは100〜150μmのフイルムとし
て成形され、ブリスター包装容器のドーム部、袋
状物等として使用されるが、特にブリスター包装
容器のドーム部として使用する場合に良好な結果
が得られる。 この包装材料をブリスター包装容器のドーム部
として使用する場合には、例えば第1〜2図に示
すように、ポリスチレン、一般式で表されるブ
ロツク共重合体および必要により配合される透明
性を維持し得る他の樹脂よりなる包装材料の前記
フイルムを、被包装物1、例えば、注射器を収納
するに充分なだけの空間2が形成されるようにド
ーム部3を形成し、該ドーム部の空間2に被包装
物1を収納したのち、該ドーム部3を密着させる
ためにポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル、エ
チレン−不飽和カルボン酸(アイオノマー樹脂)
等の低融点樹脂または粘着剤ないし接着剤4を被
覆または混抄してなる紙またはプラスチツクフイ
ルムないしシート等の台紙5に、前記ドーム部3
のフランジ部6を当接して高周波加熱、熱圧着な
どの手段により熱融着させるかあるいは接着して
シールする。 第3図は、本発明の他の実施態様を示すもの
で、前記第2図の場合と同様な包装材料にドーム
内側面に、耐ピンホール性を向上させるために、
ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−不飽和カルボン酸共重合体(アイオノ
マー樹脂)等の低融点樹脂層17を5〜30μmの
厚さで積層してなる積層物でドーム部13を形成
してなるもので、該ドーム部13の空間12に包
装物11を収納したのち、前記ドーム13のフラ
ンジ部16を当接して高周波加熱、熱圧着等の手
段により熱融着させるかあるいは接着してシール
する。この場合、台紙としては低融点樹脂と接着
可能なフイルム、紙、フイルムに接着剤を塗布し
たもの、紙にポリエチレンやエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を混抄したもの等が使用される。 このようにして包装された被包装物である医療
器具は、ついで放射線を照射して滅菌処理が施さ
れる。使用される放射線としては、ガンマ線、電
子線等の電磁放射線があり、好ましくはガンマ線
である。その照射強度は1〜5Mrad、好ましく
は2〜3Mradである。 しかして、本発明による包装材料を用いて放射
線滅菌が施される医療器具としては、例えばデイ
スポーザブル注射筒、デイスポーザブル注射筒、
デイスポーザブル採血キツト、縫合糸、医療用不
織布、脱脂綿、人工血管、カテーテル等がある。 つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 第1表に示す割合で重量平均分子量150000のポ
リスチレンと、重量平均分子量130000のスチレン
−ブタジエンブロツク共重合体(多官能性処理剤
は1,2,5,6,9,10−トリエポキシデカ
ン、スチレン含量70重量%)混練配合し、厚さ
130μmのフイルムを押出成形した。また、その中
の1枚のフイルムには重量平均分子量90000のポ
リエチレンを厚さ20μmで積層した。 上記フイルムを、第1〜2図に示すように深絞
り成形を行なつてドーム部3を製作し、その空間
部2に注射器1を収納して接着剤(エチレン−酢
酸ビニル系接着剤、商品名セメダインHMC−
4050、セメダイン株式会社製)を5μmの厚みに塗
布してフランジ部6において紙製の台紙5に接着
した。ついで、2.5Mradのガンマ線を照射して室
温で30箇月後、1000本箱を5mの高さから5回落
下させ、ついで強制無菌試験を行ないピンホール
を検査したところ、第2表の結果が得られた。な
お、第2表には、押出成形性および着色度をも同
時に示す。
【表】
【表】
△は、フイルムは成形できるが、
成形スピードが遅い。
発明の具体的効果 以上述べたように、本発明による医療用包装材
料は、(a)ポリスチレン20〜70重量%、(b)一般式
で表される放射状枝別れブロツク共重合体80〜30
重量%および(c)透明性を維持し得る他の樹脂0〜
20重量%よりなるものであるから、透明性に優
れ、放射線を照射して滅菌を行なつても着色する
ことがなくかつピンホールの発生等の物性の低下
がないので、放射線滅菌用包装容器用、特にブリ
スター包装容器用材料として好適である。
成形スピードが遅い。
発明の具体的効果 以上述べたように、本発明による医療用包装材
料は、(a)ポリスチレン20〜70重量%、(b)一般式
で表される放射状枝別れブロツク共重合体80〜30
重量%および(c)透明性を維持し得る他の樹脂0〜
20重量%よりなるものであるから、透明性に優
れ、放射線を照射して滅菌を行なつても着色する
ことがなくかつピンホールの発生等の物性の低下
がないので、放射線滅菌用包装容器用、特にブリ
スター包装容器用材料として好適である。
第1図は本発明による医療用包装材料を使用し
たブリスター包装容器の一例を示す斜視図、第2
図は第1図の−線に沿う断面図であり、また
第3図は他の例を示す第2図と同様な断面図であ
る。 1,11……被包装物、3,13……ドーム
部、5,15……台紙。
たブリスター包装容器の一例を示す斜視図、第2
図は第1図の−線に沿う断面図であり、また
第3図は他の例を示す第2図と同様な断面図であ
る。 1,11……被包装物、3,13……ドーム
部、5,15……台紙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) ポリスチレン20〜70重量% (b) 一般式 (St−Bu)XY () (ただし、式中、Stはスチレン重合体、Bu
はブタジエン重合体、Yは放射状重合体の形成
に使用される多官能性処理剤から誘導される原
子団であり、またxは多官能性処理剤の官能基
の数を表しかつ3以上の整数である。)で表わ
される放射状枝別れブロツク共重合体80〜30重
量%および (c) 上記(a)および(b)の重合体に配合して透明性を
維持し得る他の樹脂0〜20重量%よりなる放射
線滅菌用包装材料。 2 一般式中の(St−Bu)におけるStが50〜
80重量%である特許請求の範囲第1項に記載の放
射線滅菌用包装材料。 3 (a) ポリスチレンが40〜60重量%、 (b) 一般式で表される放射状枝別れブロツク共
重合体が60〜40重量%および (c) 上記(a)および(b)の重合体に配合して透明性を
維持し得る他の樹脂が0〜10重量%である特許
請求の範囲第1項または第3項に記載の放射線
滅菌用包装材料。 4 一般式中の(St−Bu)におけるStが65〜
76重量%である特許請求の範囲第3項に記載の放
射線滅菌用包装材料。 5 透明性を維持し得る他の樹脂がスチレン−ブ
タジエンゴムである特許請求の範囲第1項ないし
第4項のいずれか一つに記載の放射線滅菌用包装
材料。 6 包装材料がブリスター包装容器のドーム素材
である特許請求の範囲第1項ないし第5項のいず
れか一つに記載の放射線滅菌用包装材料。 7 ドーム素材が厚み150μm以下の深絞り成形品
の形である特許請求の範囲第6項に記載の放射線
滅菌用包装材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57139791A JPS5930844A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | 放射線滅菌用包装材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57139791A JPS5930844A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | 放射線滅菌用包装材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5930844A JPS5930844A (ja) | 1984-02-18 |
| JPH041024B2 true JPH041024B2 (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=15253506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57139791A Granted JPS5930844A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | 放射線滅菌用包装材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930844A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010101000A1 (ja) | 2009-03-02 | 2010-09-10 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 光ディスク装置、その制御方法、プログラム及び情報記憶媒体 |
| EP2320421A1 (en) | 2008-05-26 | 2011-05-11 | Sony Computer Entertainment Inc. | Optical Disc Apparatus, Method of Controlling the Same, and Information Storage Medium |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6024847A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-07 | 大日本印刷株式会社 | 滅菌包装方法 |
| JPS60231765A (ja) * | 1983-12-03 | 1985-11-18 | スタミカ−ボン・ベスロ−テン・ベンノ−トシヤツプ | 耐衝撃性熱可塑性ポリマ−混合物の製法および耐衝撃性ポリマ−組成物 |
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Also Published As
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|---|---|
| JPS5930844A (ja) | 1984-02-18 |
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