JPH04102186U - ランプソケツト - Google Patents

ランプソケツト

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JPH04102186U
JPH04102186U JP528991U JP528991U JPH04102186U JP H04102186 U JPH04102186 U JP H04102186U JP 528991 U JP528991 U JP 528991U JP 528991 U JP528991 U JP 528991U JP H04102186 U JPH04102186 U JP H04102186U
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JP
Japan
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auxiliary spring
lamp
socket
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annular
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JP528991U
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幸二 松尾
嘉憲 福島
勝信 藤本
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松下電工株式会社
松下電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】環形ランプのランプピンを挿入する方向に環形
ランプを押圧する補助ばねが取付け容易で環形ランプの
着脱時に抜けにくく、しかもランプソケットの外観がよ
くて補助ばねの幅が広くならないランプソケットを提供
する。 【構成】補助ばね1の基端部4の幅方向に抜止め爪5を
設け、基端部4を差し込ませる差込凹部8をソケット本
体2の管軸方向の一側部に形成し、差込凹部8内に抜止
め爪5が係止する係止部9を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、環形蛍光灯等に適用されるランプソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、第7図ないし第9図に示すような環形蛍光灯に適用されるランプソケッ ト50は、環形ランプ51のランプピンを挿入孔に挿入する方向に環形ランプ5 1を押圧する補助ばねを設けている。この補助ばねを取付けるため、ランプソケ ット50の管軸方向と直角な方向の側面に突起部53および引掛部54を設け、 円弧状の帯板である補助ばね52の基端部に突起部53に係止する爪部55と引 掛部54に引っ掛ける穴部56とを形成している。そして、補助ばね52の基端 部をランプソケット50の側面に沿わせて穴部56に引掛部54を引掛るととも に爪部55を突起部53に係止して固定される。一方、環形ランプ51の挿入時 は矢印のように補助ばね52を第8図の矢印のように撓ませて環形ランプ51を ランプソケット50に固定する。57は器具本体、58は反射板、59はスイッ チ紐、60はセード、61はランプ支持ばね、62は補助ばね52の押え片であ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このランプソケット50は、環形ランプ51を着脱するとき補 助ばね52に受ける力が補助ばね52の引掛けを外す方向と同方向であるため、 爪部55が外れやすく補助ばね52が抜けやすいという欠点があった。 また、補助ばね52の基端部を取付けるとき、補助ばね52の弾性方向であり 、補助ばね52を長手方向に押し込む必要があるため、設備が複雑になるととも に挿入が難しく組立性が悪い。
【0004】 さらに、ランプソケット50の表面に突起部53とか爪部54が露出している ため、見苦しくデザイン性が悪い。 また、補助ばね52の中央部の爪部54で抜け止めするため補助ばね52の幅 が広く必要である。 したがって、この考案の目的は、補助ばねが取付け容易で環形ランプの着脱時 に抜けにくく、しかも外観がよくて補助ばねの幅が広くならないランプソケット を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案のランプソケットは、環形ランプのランプピンを挿入させる挿入孔を 形成した受け部を有するソケット本体と、前記ランプピンを前記挿入孔に挿入す る方向に前記環形ランプを押圧する円弧状の帯板の補助ばねとを備え、前記補助 ばねの基端部にその幅方向の一方に向けて抜止め爪を形成し、前記基端部の前記 抜止め爪の向き方向と反対側の側部を前記環形ランプの管軸方向に差し込ませる 差込凹部を前記ソケット本体に形成し、さらに前記抜止め爪が抜止め係止する係 止部を前記差込凹部内に形成したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
この考案の構成によれば、補助ばねの基端部の抜止め爪の向き方向と反対側の 側部をソケット本体の管軸方向の一側部の差込凹部に差込み、抜止め爪が係止部 に抜止め係止することにより固定される。また環形ランプは補助ばねをその板厚 方向に弾性変形することにより受け部に挿脱される。したがって、補助ばねの取 付方向と環形ランプの着脱に伴う補助ばねの撓み方向が直角なため、環形ランプ の着脱時に補助ばねの撓みによって抜止め爪が影響を受けることがなく、抜止め 爪が外れる方向に力が加わらないので補助ばねが確実に抜止めされる。また補助 ばねの基端部の幅方向を差込凹部に差込むことにより取付けられるので、従来例 と比較して組立性がよく挿入設備が簡単になる。さらにソケット本体の表面に従 来の突起部や引掛部が現れないのでデザイン性にすぐれ見栄えがよい。また補助 ばねの抜止め爪は幅方向に向いているので補助ばねの幅寸法を大きくする必要が ない。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を第1図ないし第7図により説明する。すなわち、このラ ンプソケットは、補助ばね1と、ソケット本体2とを有する。 補助ばね1は、環形ランプ3のランプピン(図示せず)を挿入する方向に環形 ランプ3を押圧する円弧状の帯板であって、幅方向の一方に向いた抜止め爪5を 基端部に有する。実施例の補助ばね1は、略半円弧状に折曲されてその中央に沿 ってスリット12が形成されており、先端部10が外向きに折返され、基端部4 は段部11を介して略円弧状にわん曲している。
【0008】 ソケット本体2は、環形ランプ3のランプピンを挿入させる挿入孔6を形成し た受け部7を有するとともに、補助ばね1の基端部4の抜止め爪5の向き方向と 反対側の側部13を環形ランプ3の管軸方向の一側面14より前記管軸方向に差 し込ませる差込凹部8を形成し、さらに抜止め爪5が抜止め係止する係止部9を 差込凹部8内に有する。実施例のソケット本体2は、大径の環形ランプ19(3 )と小径の環形ランプ20(3)を接続するため受け部7を一対有し、これらに それぞれ差込凹部8を形成し補助ばね1が取付けられる。またソケット本体2は 第5図に示すようにソケットボディ15と、ソケットボディ15の両側を被覆す るソケットカバー16からなり、ソケットカバー16の縁部に円弧状の差込凹部 8と係止部9とを形成している。さらに差込凹部8内のソケットボディ15に抜 止め爪5を押さえる突起部17を形成するとともに、段部11に対応して連通部 27を受け部7側に形成している。したがって、補助ばね1の基端部4を差込凹 部8に差込む時に抜止め爪5が係止部9を乗り越えるように弾性変形し差込み後 抜止め爪5が復元し係止部9に係止して抜止め固定される。また段部11が連通 部27を通っているため補助ばね1が長手方向に抜けるのを防止できる。さらに 抜止め爪9は挿入後突起部17により押されるとともに基端部4および差込凹部 8が円弧状にわん曲しているため密着しやすく補助ばね1ががたつきにくい。
【0009】 なお、ランプピンが接触するソケット接触子および内部に通されたリード線は 図示省略している。 18は器具本体21に取付けられるとともに点灯部品(図示せず)に電気接続 される接続部、22は反射板、23はランプ支持ばね、24はセード、25はス イッチ紐、26は吊下コードである。
【0010】 この実施例によれば、補助ばね1の基端部4の抜止め爪5の向き方向と反対側 の側部をソケット本体2の管軸方向の一側部の差込凹部8に差込み、抜止め爪5 が係止部9に抜止め係止することにより固定される。また環形ランプ3は補助ば ね1をその板厚方向に弾性変形することにより受け部7に挿脱される。したがっ て、補助ばね1の取付方向と環形ランプ3の着脱に伴う補助ばね1の撓み方向が 直角なため、環形ランプ3の着脱時に補助ばね1の撓みによって抜止め爪5が影 響を受けることがなく、抜止め爪5が外れる方向に力が加わらないので補助ばね 1が確実に抜止めされる。また補助ばね1の基端部4をその幅方向に差込凹部8 に差込むことにより取付けられるので、従来例と比較して組立性がよく挿入設備 が簡単になる。さらにソケット本体2の表面に従来の突起部や引掛部が現れない のでデザイン性にすぐれ見栄えがよい。また補助ばね1の抜止め爪5は幅方向に 向いているので補助ばね1の幅寸法を大きくする必要がない。
【0011】 また、基端部4および差込凹部8が円弧状であるため相互の接触が良好になり 補助ばね1のがたつきを防止できるとともに、抜止め爪5を突起部17が押さえ るので確実に補助ばね1のがたつきを防止することができ、したがって環形ラン プ3の装着が容易である。 なお、基端部4に段部11を形成して補助ばね1の長手方向の外れ止めを行っ ているが、段部11はなくても抜止め爪5の側縁に係止する係止部9を差込凹部 8内に形成して補助ばね1の長手方向の外れ止めを行ってもよい。
【0012】
【考案の効果】
この考案のランプソケットは、補助ばねの取付方向と環形ランプの着脱に伴う 補助ばねの撓み方向が直角なため、環形ランプの着脱時に補助ばねの撓みによっ て抜止め爪が影響を受けることがなく、抜止め爪が外れる方向に力が加わらない ので補助ばねが確実に抜止めされる。また補助ばねの基端部の幅方向を差込凹部 に差込むことにより取付けられるので、従来例と比較して組立性がよく挿入設備 が簡単になる。さらにソケット本体の表面に従来の突起部や引掛部が現れないの でデザイン性にすぐれ見栄えがよい。また補助ばねの抜止め爪は幅方向に向いて いるので補助ばねの幅寸法を大きくする必要がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の説明図である。
【図2】そのランプソケットの側面図である。
【図3】補助ばねの側面図である。
【図4】その正面図である。
【図5】ランプソケットの差込凹部を示す部分断面図で
ある。
【図6】補助ばねを差し込んだ状態の部分断面図であ
る。
【図7】この実施例を適用した照明器具の断面図であ
る。
【図8】従来例の補助ばねの説明図である。
【図9】補助ばねの取付前の斜視図である。
【図10】従来例を適用した照明器具の断面図である。
【符号の説明】
1 補助ばね 2 ソケット本体 3 環形ランプ 4 基端部 5 抜止め爪 6 挿入孔 7 受け部 8 差込凹部 9 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤本 勝信 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナシヨナ ル照明株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環形ランプのランプピンを挿入させる挿
    入孔を形成した受け部を有するソケット本体と、前記ラ
    ンプピンを前記挿入孔に挿入する方向に前記環形ランプ
    を押圧する円弧状の帯板の補助ばねとを備え、前記補助
    ばねの基端部にその幅方向の一方に向けて抜止め爪を形
    成し、前記基端部の前記抜止め爪の向き方向と反対側の
    側部を前記環形ランプの管軸方向に差し込ませる差込凹
    部を前記ソケット本体に形成し、さらに前記抜止め爪が
    抜止め係止する係止部を前記差込凹部内に形成したこと
    を特徴とするランプソケット。
JP528991U 1991-02-13 1991-02-13 ランプソケット Expired - Lifetime JP2542642Y2 (ja)

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JPH04102186U true JPH04102186U (ja) 1992-09-03
JP2542642Y2 JP2542642Y2 (ja) 1997-07-30

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