JPH04101992U - ヘツドフオン式テーププレーヤの蓋開閉装置 - Google Patents

ヘツドフオン式テーププレーヤの蓋開閉装置

Info

Publication number
JPH04101992U
JPH04101992U JP859391U JP859391U JPH04101992U JP H04101992 U JPH04101992 U JP H04101992U JP 859391 U JP859391 U JP 859391U JP 859391 U JP859391 U JP 859391U JP H04101992 U JPH04101992 U JP H04101992U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cassette holder
hanging
spring
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP859391U
Other languages
English (en)
Inventor
勝則 野村
Original Assignee
シヤープ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シヤープ株式会社 filed Critical シヤープ株式会社
Priority to JP859391U priority Critical patent/JPH04101992U/ja
Publication of JPH04101992U publication Critical patent/JPH04101992U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 押ボタン操作することなく蓋の摺動で開き、
部品点数の少ない蓋開閉装置を得ることを目的とする。 【構成】 掛支爪9を設けた蓋1と、掛支孔を設けた機
器本体3と、該蓋内に定設したカセットホルダ11から
構成し、カセットホルダ11に突設した蓋取付軸5を蓋
1の摺動可能な長孔6に掛支し、カセットホルダ11と
機器本体3を枢着軸3aで連結し、カセットホルダ11
の蓋と隣合う面に、蓋を上開き方向に付勢するばね7と
蓋1の掛支爪9を機器本体3の掛支孔10に掛支する方
向へ付勢するばね8とを設けて、該ばね8の付勢力に抗
して蓋を摺動することによつて開き、蓋を機器本体の方
向へ押すことで閉蓋する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ヘッドフォン式テーププレーヤの蓋開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カセットテープを着脱可能に収納して聴取する従来のヘッドフォン式テーププ レーヤの蓋開閉装置は、機器本体と蓋間にばねを連結して蓋に開き方向の付勢力 を付与し、機器本体に掛支突起または鈎片を設け、蓋には該掛支突起または鈎片 を掛支する凹部または突起を設けてばねに抗して閉蓋して掛支突起と凹部または 鈎片と突起を互いに掛支するようにし、蓋を開く場合は機器本体に設けた押ボタ ンを押して該機器本体の鈎片または掛支突起を摺動させ掛支を外して開蓋するよ うになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の蓋開閉装置は、機器本体と蓋にそれぞれ凹凸掛支する部材とばねを設け るとともに開閉を作動させる押ボタンなどを必要とするので部品点数が多く、構 造が複雑であり、またその製作、取り付け組み立て工数も多く、原価高で経済的 ではなかつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
掛支爪を一体に突設した蓋と、該掛支爪を掛支する掛支孔を設けた機器本体と 、該蓋内に定設したカセットホルダとからなり、蓋とカセットホルダは、該カセ ットホルダに突設した蓋取付軸を、蓋に設けた長孔に嵌入掛支させて連結し、該 カセットホルダと機器本体とは枢着軸で連結するとともに、該カセットホルダに 蓋を開き方向に付勢するばねと、蓋と機器本体との掛支を保持する方向に付勢す るばねとを取り付けてなる蓋開閉装置である。
【0005】
【作用】 蓋全体を機器本体に対し摺動させることにより蓋と本体との掛脱を操作して蓋 を開閉する。
【0006】
【実施例】
図3は、本考案の蓋開閉装置を有するヘッドフォンプレーヤの閉蓋状態の外観 斜視図で、1は開閉可能な蓋、2は装飾を兼ねる取付シャーシで機器本体3内に は該取付シャーシに取付け固定したカセットテープ再生機構を装備している。該 蓋1の表面には開蓋の際に指先きのスリップを防止する凹凸条4を設け、蓋側面 に開閉時それぞれの回動支点となる端縁6a、6bを有する長孔6を設け、カセッ トホルダに突設した蓋取付軸5が該長孔6に掛支している。
【0007】 図1は閉蓋状態の縦断面図を示し、3aは機器本体3と蓋1に枢着したカセッ トホルダ11との枢着軸で、該カセットホルダ11の背面と蓋の後側部内面との 間には蓋が前記端縁6a、6b間を摺動可能な隙間D1を設け、前記蓋取付軸5は 該カセットホルダ11に突設していて長孔6の内方側の端縁6bに掛支し、7は カセットホルダ11の上面に対し蓋を退ける方向すなわち図1中、上方向に付勢 する開蓋用補助ばねであり、8のばねは、蓋の掛支爪9と、図2に示す機器本体 3に固定したシャーシ2の掛支孔10との掛支を常時、保持する方向すなわち図 1中の右方向に付勢している。
【0008】 10aは掛支孔10の上方先端部の傾斜面で、蓋閉鎖の際に蓋を押し下げるだ けで蓋の掛支爪9は掛支孔10に嵌合するようになつている。また、ばね8が蓋 1と接する位置は、図1に示すように蓋取付軸5から所定寸法D2だけ上方へず らすことによつてばね8が蓋の掛支保持する機能を損ねることなく、蓋取付軸5 を回転中心としてばね7と同一方向の回転モーメントを蓋1に与え、蓋の回転を 一層効果的に行う。
【0009】 前記ばね7および8はカセットホルダ11にねじ止めまたはかしめ付けなどで 固定されているが、該カセットホルダ11と一体に抜き起こし可能に成型すれば 部品点数を一層少なくできる。上記のように蓋1は蓋取付軸5によつてカセット ホルダ11に枢着し、該カセットホルダ11は枢着軸3aによつて機器本体3と 連結している。
【0010】 該構成によって本考案の蓋開閉装置の開閉操作は、図1の閉蓋状態ではカセッ トテープ12が装着してあり、これを取り出すには、蓋1の凹凸条4に指先を掛 けてばね8の付勢力に抗して蓋を図中の矢印方向に摺動させると、蓋1の回動中 心である蓋取付軸5に対し長孔6が端縁6bから他方の端縁6aまで移動して掛支 爪9が掛支孔10より外れ、同時にばね7の付勢力によつて図2の2点鎖線の位 置に蓋が押し上げられる。ところが、ばね8は常時、蓋1を図1の矢印とは反対 方向に付勢しているので蓋から指を外すと蓋とカセットホルダ11は即時に元の 状態に復帰する。その後図2の2点鎖線の状態から同図の実線で示す完全開蓋状 態までは使用者の手で開くと蓋1とカセットホルダ11は蓋取付軸5を連結点と し一体的に枢着軸3aを中心として回動しリール軸13から完全に離脱し、カセ ットテープ12を取り出すことができる。
【0011】 カセットテープ12をカセットホルダ11に取付ける場合は、前記の手順で蓋 1を開いた空の機器本体3内のカセットホルダにカセットテープを挿入、定着し て蓋を付勢力に抗して押さえるだけで蓋の掛支爪9が掛支孔10の上面先端の傾 斜10aに沿つて滑り落ち掛支孔10に掛支する。
【0012】
【考案の効果】
以上の構成、作用を有する本考案の蓋開閉装置は、開蓋時、凹凸条に指を掛け てばねの付勢力に抗して蓋を押動した場合、カセットホルダはカセットテープを 保持した状態を変えないで、蓋のみが摺動するので機器本体内の再生機構に対す る位置関係が極めて微妙なカセットテープの取付け状態に影響を与えることが全 くなく、しかも蓋のロック解除と同時にカセット(カセットホルダ)と蓋とが先広 がりに傾斜するのでカセットホルダから取り出すのが一層容易となる。
【0013】 また、蓋と機器本体との掛支に掛脱する鈎片を設け、これを操作する押ボタン 、ばねなどの部品点数の多い従来の開閉装置と比較してばねを設けただけの簡単 な構成で、該ばねもカセットホルダと一体成型して該カセットホルダから抜き起 こすこともできる構成で、部品点数が少なくなり、したがつて取付、組み立て工 程も簡単になつて原価が低減し経済効果も向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるヘッドフォン式テーププレーヤの
閉蓋状態の縦断面図である。
【図2】同上、開蓋状態の縦断面図である。
【図3】同上、閉蓋状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 蓋 3 機器本体 3a 枢着軸 4 凹凸条 5 蓋取付軸 6 長孔 6a、6b 端縁 7、8 ばね 9 掛支爪 10 掛支孔 11 カセットホルダ 12 カセットテープ 13 リール軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掛支爪を一体に設けた蓋と、該掛支爪を
    掛支する掛支孔を設けた機器本体と、該蓋内に定設した
    カセットホルダからなり、該カセットホルダに突設した
    蓋取付軸を、蓋に穿設した摺動可能な長孔に掛支し、該
    カセットホルダと機器本体を枢着軸により連結するとと
    もに該カセットホルダに、蓋を開き方向に付勢するばね
    と、機器本体との掛支を保持する方向の付勢力を蓋に付
    与するばねとを定設して蓋の摺動により機器本体との掛
    支を外すようにしてなることを特徴とするヘッドフォン
    式テーププレーヤの蓋開閉装置。
JP859391U 1991-01-29 1991-01-29 ヘツドフオン式テーププレーヤの蓋開閉装置 Pending JPH04101992U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP859391U JPH04101992U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 ヘツドフオン式テーププレーヤの蓋開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP859391U JPH04101992U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 ヘツドフオン式テーププレーヤの蓋開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04101992U true JPH04101992U (ja) 1992-09-02

Family

ID=31741036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP859391U Pending JPH04101992U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 ヘツドフオン式テーププレーヤの蓋開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04101992U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4543453B2 (ja) 蓋開閉装置
US5413219A (en) Easy opening case
JPH04101992U (ja) ヘツドフオン式テーププレーヤの蓋開閉装置
JP2914822B2 (ja) テープカセット蓋体装置
KR20050023679A (ko) 차량용 콘솔박스의 커버 잠금장치
JPS6018167Y2 (ja) コンパクト容器
JPH0247161Y2 (ja)
JP2518041Y2 (ja) 電子キーボードの鍵盤蓋
JPH0343314Y2 (ja)
KR100439668B1 (ko) 테이프카세트덮개장치
JPH0351888Y2 (ja)
JPS6212760Y2 (ja)
JP2537122Y2 (ja) 自動車のリッド開閉装置
JPH0446642Y2 (ja)
JPH08317516A (ja) 住宅用分電盤
JPS5935009Y2 (ja) 物品収納部の蓋装置
JPH0128476Y2 (ja)
JPS6345321Y2 (ja)
JPS6228181Y2 (ja)
JPH06105527B2 (ja) カセツトテ−プレコ−ダ−
JPH11206616A (ja) トイレットペーパーホルダー
JP2584855Y2 (ja) 印 判
KR0117063Y1 (ko) 차량의 전면패널의 매몰형 그립(Grip) 조립체
JP3770570B2 (ja) 窓の開閉用操作ボックス装置
JPS642314Y2 (ja)