JPH04101401U - バルコニーユニツトの取付治具 - Google Patents

バルコニーユニツトの取付治具

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JPH04101401U
JPH04101401U JP483491U JP483491U JPH04101401U JP H04101401 U JPH04101401 U JP H04101401U JP 483491 U JP483491 U JP 483491U JP 483491 U JP483491 U JP 483491U JP H04101401 U JPH04101401 U JP H04101401U
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JP
Japan
Prior art keywords
balcony unit
mounting jig
attached
balcony
pillar
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Withdrawn
Application number
JP483491U
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English (en)
Inventor
俊夫 永野
和典 西尾
Original Assignee
ナシヨナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容易に施工でき、かつ作業の効率化を図る。 【構成】上端が建物本体の支柱3の下部に着脱自在に取
付けられ下端が周辺部材に位置決めされた垂直部4と、
この垂直部4の上端より水平方向に延出し支柱3に取付
けられるバルコニーユニットを受ける水平部5とを備え
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、バルコニーユニットの取付治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10はバルコニーユニットおよびその周辺部を示す斜視図で、図11は従来 において建物本体に先付けした支柱51にバルコニーユニットを取付ける概念図 である。すなわち、支柱51の前面側にバルコニーユニット50に含まれた片持 梁52が取付けられ、後面側に補強用胴差53が取付けられる。施工に際しては 、片持梁52,支柱51および補強用胴差53を先組みして外壁,胴差に取付け 、床パネル54を設置した後補強用胴差53にボルト接合している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記構造において、バルコニーユニット50を支柱51に取付けるためには、 バルコニーユニット50をクレーンで吊り、片持梁52のエンドプレート55と 支柱51に形成したボルト穴を合わせてボルト接合する必要があり、重量的およ びサイズ的にもその作業は極めて困難であった。
【0004】 また、ボルト接合する作業が完了するまでクレーンが必要となり、効率良く作 業を行うことができなかった。 したがって、この考案の目的は、容易に施工でき、かつ効率良く作業できるバ ルコニーユニットの取付治具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案のバルコニーユニットの取付治具は、上端が建物本体の支柱の下部に 着脱自在に取付けられ下端が周辺部材に位置決めされた垂直部と、この垂直部の 上端より水平方向に延出し前記支柱に取付けられるバルコニーユニットを受ける 水平部とを備えたものである。
【0006】
【作用】
バルコニーユニットの取付け時に取付治具を取付ける。これにより、取付治具 の水平部にバルコニーユニットを仮置きでき、バルコニーユニットを建物本体の 支柱に固着するボルト接合等の作業が容易にできる。取付治具の垂直部は、下端 が周辺部材で位置決めされているため上端のみを支柱の下端に固定するだけでよ く、着脱が迅速に行える。また、バルコニーユニットを水平部に置いた時点でク レーンをつぎの作業に移すことができ、クレーンの手離れが良くなる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例のバルコニーユニットの取付治具を図1ないし図4に基づ いて説明する。この取付治具1は、バルコニーユニット2を取付ける建物本体の 支柱3の下端に着脱自在に取付けられるものであって、垂直部4,水平部5およ び傾斜部6を略直角三角形状に組み合わせたものである。具体的には、図3およ び図4に示すように、垂直部4の上端より水平方向に水平部5が延出され、水平 部5の延出端部と垂直部4の下端近傍が傾斜部6で連結されている。垂直部4お よび傾斜部6は溝形綱で形成され、水平部5は下向きの溝形綱5aとこの溝形綱 5aの上面に固着したL形綱5bとからなる。また、垂直部4の上端に相当する 水平部5の部分には支柱3の下端に接合するための固定用ボルト10が設けられ 、垂直部4の下端には外壁パネル7,7間に形成された隙間8に嵌合する位置決 め部材9が設けられている。
【0008】 つぎに、この取付治具1の使用方法について説明する。バルコニーユニット2 を支柱3に取付ける前に、取付治具1を固定用ボルト10で支柱3の下端に取付 ける。このとき、位置決め部材9を外壁パネル7,7間に形成された隙間8に嵌 合させ、取付治具1の揺動を防止する。なお、取付治具1はバルコニーユニット 2の一対の片持梁11,11に対応する支柱3,3に取付けておく(図2)。そ して、バルコニーユニット2をクレーンで吊り上げ取付治具1の水平部5にL形 綱5bで位置決めされた状態で仮置きし、この状態でバルコニーユニット2を支 柱3にボルト固定する。バルコニーユニット2の固定作業が完了すれば取付治具 1を取外して別の作業場で同様に使用する。また、バルコニーユニット2を仮置 きした時点でクレーンをつぎの作業に移すことができる。
【0009】 また、バルコニーユニット2をクレーンで吊り上げるに際し、図5に示すよう な吊金具13を用いる。すなわち、この吊金具13は、ヒンジ連結された2枚の 板片14,15を有し、一方の板片14にフック16を引っ掛ける穴17が設け られ、他方の板片15にボルト18が立設してある。そして、バルコニーユニッ ト2の床2aの端面に設けた穴にボルト18を挿通してナット19を取付けて、 この状態でバルコニーユニット2を吊り上げ、上記取付治具1に仮置きする。仮 置きが完了すると、図7に示すように、ボルト18を中心にして回動させ、吊金 具13を外壁パネル7と床2aとの隙間に収納する。この吊金具13を用いると 、連続、入り隅用のバルコニーユニットのように、袖壁がない形のユニットにも 対応できる(図8)。
【0010】 また、バルコニーユニット2は袖壁がない場合、工場から現場までの取扱い時 および現場でのクレーン吊り上げ時においてぐらつくため、方づえ19で固定す る。すなわち、図9に示すように、バルコニーユニット2の前面2bの上端と床 2aに方づえ19を掛け渡しその両端をアイボルト20で固定する。
【0011】
【考案の効果】
この考案のバルコニーユニットの取付治具によれば、取付治具の水平部にバル コニーユニットを仮置きでき、バルコニーユニットを建物本体の支柱に固着する ボルト接合等の作業が容易にできる。取付治具の垂直部は、下端が周辺部材で位 置決めされているため上端のみを支柱の下端に固定するだけでよく、着脱が迅速 に行える。また、バルコニーユニットの支柱への取付作業が完了すれば、取付治 具を取外して別の作業場で同様に使用することができる。また、バルコニーユニ ットを水平部に置いた時点でクレーンをつぎの作業に移すことができ、クレーン の稼働率が向上し効率良く施工ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のバルコニーユニットの取
付治具の斜視図である。
【図2】その使用状態を示す概念図である。
【図3】取付治具を支柱に取付けた状態を示す側面図で
ある。
【図4】その一部断面正面図である。
【図5】吊金具の取付状態を示す簡略斜視図である。
【図6】図5の要部拡大斜視図である。
【図7】吊金具の収納方法を示す概念図である。
【図8】別のバルコニーユニットに吊金具を取付けた状
態を示す簡略斜視図である。
【図9】方づえをバルコニーユニットに取付けた状態を
示す要部斜視図である。
【図10】バルコニーユニットおよびその周辺部を示す
斜視図である。
【図11】従来においてバルコニーユニットを支柱に取
付ける概念図である。
【符号の説明】
1 取付治具 2 バルコニーユニット 3 支柱 4 垂直部 5 水平部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端が建物本体の支柱の下部に着脱自在
    に取付けられ下端が周辺部材に位置決めされた垂直部
    と、この垂直部の上端より水平方向に延出し前記支柱に
    取付けられるバルコニーユニットを受ける水平部とを備
    えたバルコニーユニットの取付治具。
JP483491U 1991-02-08 1991-02-08 バルコニーユニツトの取付治具 Withdrawn JPH04101401U (ja)

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JP483491U JPH04101401U (ja) 1991-02-08 1991-02-08 バルコニーユニツトの取付治具

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JPH04101401U true JPH04101401U (ja) 1992-09-02

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ID=31734942

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