JPH035547A - 外壁半pc板及びその取りつけ工法 - Google Patents

外壁半pc板及びその取りつけ工法

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JPH035547A
JPH035547A JP14067089A JP14067089A JPH035547A JP H035547 A JPH035547 A JP H035547A JP 14067089 A JP14067089 A JP 14067089A JP 14067089 A JP14067089 A JP 14067089A JP H035547 A JPH035547 A JP H035547A
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幸男 長谷川
Toshio Nakamura
俊男 中村
Toshikazu Miyajima
宮嶋 俊和
Yusuke Matsushita
祐輔 松下
Shinji Yamashita
伸二 山下
Nobuhiro Okuyama
信博 奥山
Masahiro Nishimura
正宏 西村
Haruo Hoshino
春夫 星野
Toru Shinozaki
徹 篠崎
Ryoji Yoshitake
吉武 亮二
Hiroshi Asano
寛 浅野
Masayuki Terao
雅之 寺尾
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Taisei Corp
Kajima Corp
Waseda University
Shimizu Construction Co Ltd
Obayashi Corp
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Takenaka Komuten Co Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
Sato Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は外壁揚重装置等の省力機械装置を使用して無人
で取りつけられるようにした半PC板及びその取りつけ
工法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、建築構造物の外壁を構築する工法として、PC
カーテンウオールやアルミカーテンウオールが採用され
ている。この方法では、タワークレーンなどにより揚重
された外壁部材を作業者が建物内部から身をのり出して
つかみ、これを取りつけ位置まで引き込むようにして取
付は作業を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この外壁半PC板は現場での工期短縮、省力化、作業員
不足など最近の社会的背景から多く使われてきている。
しかし、現在使われている外壁半PC板取付は作業は基
本的に人手によるものであり、安全性を向上させるとと
もに、作業能率を向上させるには限界があった。そこで
外壁揚重装置等の省力機械装置を導入して外壁の取付け
をしようとしても、従来の外壁半PC板では対応するこ
とができず、省力機械装置で行うことができる取付は工
法に適したように外壁半PC板の接合部、接合方法など
を改善する必要がある。
本発明は上記課題を解決するためのもので、省力機Vt
装置により簡便、迅速に取付けを行うことができる外壁
半PC板及びその取りつけ工法を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、上端に設けられた上側接合治具が
外周大梁の取りつけブラケットに嵌合固定され、下端に
設けられた下側接合治具が下階の半PC板の上側接合治
具に嵌合固定される外壁半PC板であって、水平状態で
把持して搬送するための複数の吊りピースと、垂直状態
で把持して揚重するための複数の吊りピースとを備えた
外壁半PC板、及び搬送用装置により外壁半PC板の水
平搬送用吊りピースを把持してストックヤードから水平
搬送した後、外壁揚重装置により外壁半PC板の揚重用
吊りピースを把持して外壁の取りつけ位置まで揚重し、
半PC板を壁側に引き込んで落とし込むことにより、外
壁半PC板の上側接合治具を上階大梁の取付はブラケッ
トに、下側接合治具を下階外壁半PC板上側接合治具に
嵌合させ、固定する外壁半PC板の取りつけ工法を特徴
とする。
〔作用〕
本発明は、ストックヤードから持ち上げて水平搬送する
ためのホイスト用、外壁の取りつけ位置まで揚重するた
めの揚重用の被把持部、及び接合治具をそれぞれ外壁半
PC板に予め設けておき、現場に外壁半PC板を搬入後
、省力機械装置により所定の外壁半PC板取付は位置ま
で搬送・揚重し、外壁半PC板の上側接合治具のミゾ、
下側接合治具のミゾをそれぞれ上階大梁の取付はブラケ
ットのボルト、下階外壁半PC板上側接合治具のボルト
に合わせる形で嵌め込み、その後固定ナツトを締めて固
定するようにしたので、簡便、迅速に取付けを行うこと
ができ、省力化を達成し、安全性、作業能率の向上を図
ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明にお;する外壁半PC板のファスナ一部
を示す図、第2図は本発明の外壁半PC板のジヨイント
部を示す図、第3図は外壁半PC板の取りつけ手順を説
明するための図である。図中、101は半PC板、10
3.105は鉄筋、107は上側取りつけファスナー(
接合治具)、107aはボルト、107bは固定ナツト
、107cはミゾ、109はレベル調整ボルト、111
は下側取りつけファスナー(接合治具)、1llaはミ
ゾ、113は外周大梁、115は取りつけブラケット、
115aはブラケット端部、115bはボルト、115
cは固定ナツトである。
第1図に示すように、本発明における外壁半PC板10
1には、上側取りつけファスナー107、下側取りつけ
ファスナー111が設けられ、上側取りつけファスナー
107にはポル) 107 a。
固定ナラ)107b、ミゾ107cが、また下側取りつ
けファスナー111にはミゾ111aが設けられている
。一方、第2図に示すように、外壁半PC板101が取
りつけられる外周大梁113からは取りつけブラケット
115が外側に張り出しており、その端部115aが垂
直に立ち上がっていてその部分にポル)115b、固定
ナツト115cが設けられ、ポル)115bに上側取り
つけファスナー107のミゾ107Cが嵌合し、固定ナ
ラ)115cで外壁半PC板101が取りつけられる。
さらに上階の外壁半PC板の下側ファスナー111のミ
ゾ1llaを、下階の外壁半PC板の上側取りつけファ
スナー107のポル)107aに嵌合させ、固定ナラ)
107bを締めることにより上下の外壁半PC板を固定
している。
このとき、下階の外壁半PC板の頂部に設けられたレベ
ル調整ボルト109により上階の外壁半PC板の位置調
節を行うようにする。
このような外壁半PC板の取りつけ手順を第3図により
説明すると、図示しない外壁揚重ロボットにより取りつ
け位置まで揚重した外壁半PC板101を、手簡に引き
寄せて落とし込むことにより下側ファスナー111を下
階の外壁半PC板の上側ファスナー107のボルト10
7aに嵌合させ、同時に上側ファスナー107を外周大
梁の取りつけブラケットのポル)115bに嵌合させ、
固定ナラ)IO7b、115cを固定することにより下
階の外壁半PC板及び上階の外周大梁への取りつけを終
了する。
第4図は外壁半PC板のジョンイト部を建物側から見た
図、第5図は取りつけプレートを説明・するための図で
ある。図中、121はファスナージヨイント上部、12
3は板−板ジョイント部、125はファスナージヨイン
ト下部である。
ファスナージヨイント上!121フアスナ一ジヨイント
下部125は前述したようにそれぞれファスナーのミゾ
とボルトとを嵌合してナツトで固定し、さらに隣接する
半PC板同士は板−板ジョイントFAI23のように相
互に固定する。即ち、第5図(a)、ら)に示すように
、半PC板101にアンカー筋131を埋め込み、この
突出部分をボルトとしてナツト137で取りつけプレー
ト135を固定することにより、隣接する半PC板同士
を固定するようにする。
次に第6図〜第10図により本発明が適用される鉄筋コ
ンクリート工事システムについて説明する。
第6図は工事システムの概要を説明するための図、第7
図、第8図は第6図の工事システムにおいて使用される
ロボットを示す図、第9図は外壁半PC板の取りつけ吊
りピースを説明するための図、第10図は外壁半PC板
の取りつけ順序を説明するための図である。図中、14
1は外壁揚重ロボット、143はレール、145はワイ
ヤ、147は把持装置、149は位置決め昇降装置、1
51はホイストロボット、153は走行レーノベ155
は油圧ユニット、157はコントローラ、161.16
3は吊りピースである。
本発明が適用される工事システムにおいては、鉄骨、大
梁、小梁等を組みたてた建物の最上階の周囲にレール1
43を敷設し、外壁揚重ロボット141が自由に走行で
きるようにする。搬入されてきた外壁半PC板はストッ
クヤードに積み重ねられてあり、ホイストロボット15
1で持ち上げて水平搬送し、位置決め昇降装置149に
載せて傾斜をつけ、外壁揚重ロボット141の把持装置
147で掴んで所定位置へ揚重し、前述したような方法
で大梁に固定する。
ホイストロボット151は第7図に示すように、走行部
151a、ホイスト部151b、I材把持部151cか
らなり、−階小梁下に敷設した走行レール153に沿っ
てモルレール方式で走行する。
ところで外壁半PC板101には第9図(a)に示すよ
うに窓となる開口部101aの周囲に3つのホイストロ
ボット用吊りピース163と、端部に2つの外壁揚重ロ
ボット用吊りピース161が設けられており、この吊り
ピースは第9図(b)に示すようにビン穴165を有し
ている。そして、ホイストロボット151の邪材把持部
151cにはこの3つの吊りピース163に対応して3
つのクランプ部が設けられており、ビン穴にビンを通す
ことにより外壁半PC板を水平な状態で把持するように
なっている。
このホイストロボット153で水平搬送された外壁半P
C板は一旦位置決め装置149上に載せられる。位置決
め装置149は、第8図に示すように傾斜昇降部149
a、ベース邪149bからなり、油圧ユニット155、
コントローラ157によって傾斜昇降部の角度が調節で
きるようになっている。この装置は平らな状態で外壁半
PCIfを把持して揚重したのでは外壁半PC板を暇つ
ける可能性があるので、−旦半PC仮を起こしておいて
吊り上げるためのものである。こうして、外壁半PC板
101を立てた状態で外壁揚重ロボット141の把持装
置147でピン161を把持して所定位置まで揚重する
外壁半PC板の取りつけは、第10図に示すように、柱
鉄骨にかかる板を■、■のように取りつけ、次にその間
の板を■のようにとりつけ、以後同様にして順次取りつ
けていくことにより行われる。
〔発胡の効果〕
以上のように本発明によれば、予め外壁半PC板に設け
た被把持部を把持して搬送装置及び揚重装置によりスト
ックヤードから外壁の取りつけ位置まで揚重し、さらに
外壁半PC板に設けた上側接合治具、下側接合治具をそ
れぞれ上階大梁の取りつけブラケット、下階外壁半PC
板上側接合治具に嵌合固定するようにしたので、人手を
要さずに簡便、迅速に取り付けを行うことができ、省力
化を達成し、安全性、作業能率の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における外壁半PC板のファスナ一部を
示す図、第2図は本発明の外壁半PC板のジヨイント部
を示す図、第3図は外壁半PC板の取りつけ手順を説明
するための図、第4図は外壁半PC板のジョンイト邦を
建物側から見た図、第5図は取りつけプレートを説明す
るための図、第6図は工事システムの概要を説明するた
めの図、第7図、第8図は第6図の工事システムにおい
て使用されるロボットを示す図、第9図は外壁半PC板
の吊りピースを説明するための図、第1O図は外壁半P
C板の取りつけ順序を説明するための図である。 101・・・半PC板、103.105・・・鉄筋、1
07・・・上側取りつけファスナー、107a・・・ボ
ルト、107b・・・固定ナツト、107C・・・ミゾ
、109・・・レベル調整ボルト、1.11・・・下側
取りつけファスナー、111a・・・ミゾ、113・・
・外周大梁、115・・・取りつけブラケット、115
a・・・ブラケット端部、115b・・・ボルト、11
5C・・・固定ナラ ト。 第3図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上端に設けられた上側接合治具が外周大梁の取り
    つけブラケットに嵌合固定され、下端に設けられた下側
    接合治具が下階の半PC板の上側接合治具に嵌合固定さ
    れる外壁半PC板であって、水平状態で把持して搬送す
    るための複数の吊りピースと、垂直状態で把持して揚重
    するための複数の吊りピースとを備えたことを特徴とす
    る外壁半PC板。
  2. (2)上側接合治具の取りつけブラケットへの嵌合固定
    は、接合治具に設けたミゾを取りつけブラケットのボル
    トへ嵌合させてナットにより固定する請求項1記載の外
    壁半PC板。
  3. (3)上階半PC板下側接合治具の下階半PC板の上側
    接合治具への嵌合固定は、下側接合治具に設けたミゾを
    上側接合治具のボルトへ嵌合させ、ナットにより固定す
    る請求項1記載の外壁半PC板。
  4. (4)搬送用装置により外壁半PC板の水平搬送用吊り
    ピースを把持してストックヤードから水平搬送した後、
    外壁揚重装置により外壁半PC板の揚重用吊りピースを
    把持して外壁の取りつけ位置まで揚重し、半PC板を壁
    側に引き込んで落とし込むことにより、外壁半PC板の
    上側接合治具を上階大梁の取付けブラケットに、下側接
    合治具を下階外壁半PC板上側接合治具に嵌合させ、固
    定することを特徴とする外壁半PC板の取りつけ工法。
  5. (5)上側接合治具の取りつけブラケットへの嵌合固定
    は、接合治具に設けたミゾを取りつけてブラケットのボ
    ルトへ嵌合させてナットにより固定する請求項4記載の
    取りつけ工法。
  6. (6)上階半PC板下側接合治具の下階半PC板の上側
    接合治具への嵌合固定は、下側接合治具に設けたミゾを
    上側接合治具のボルトへ嵌合させ、ナットにより固定す
    る請求項4記載の取りつけ工法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06322989A (ja) * 1993-05-18 1994-11-22 Showa Denko Kenzai Kk 外壁板建込み方法及び外壁板揚重治具
JP6258540B1 (ja) * 2017-03-30 2018-01-10 Ykk Ap株式会社 軌道装置及びパネル体の施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06322989A (ja) * 1993-05-18 1994-11-22 Showa Denko Kenzai Kk 外壁板建込み方法及び外壁板揚重治具
JP6258540B1 (ja) * 2017-03-30 2018-01-10 Ykk Ap株式会社 軌道装置及びパネル体の施工方法

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