JPH04101327U - 車両用ドアスイツチ - Google Patents
車両用ドアスイツチInfo
- Publication number
- JPH04101327U JPH04101327U JP1431491U JP1431491U JPH04101327U JP H04101327 U JPH04101327 U JP H04101327U JP 1431491 U JP1431491 U JP 1431491U JP 1431491 U JP1431491 U JP 1431491U JP H04101327 U JPH04101327 U JP H04101327U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- movable
- fixed contact
- contact
- vehicle door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付けスペースが少なくてよく、信頼性に優
れ、かつ生産性が良い車両用ドアスイッチを提供する。 【構成】 車両用ドアスイッチは、ストッパ1、ターミ
ナル2、支持体3、可動接点4、可動体5及びリターン
スプリング6を具備する。前記ストッパ1は、第1固定
接点11が有り、車体取付ネジの座金を兼ねる。ターミ
ナル2は、第2固定接点21が有る。支持体3は、スト
ッパ1とターミナル2を設け、対向した摺動溝31、3
2が有る。可動体5は、可動接点4を設ける。該可動体
5は、支持体3の摺動溝31、32間に支持する。
れ、かつ生産性が良い車両用ドアスイッチを提供する。 【構成】 車両用ドアスイッチは、ストッパ1、ターミ
ナル2、支持体3、可動接点4、可動体5及びリターン
スプリング6を具備する。前記ストッパ1は、第1固定
接点11が有り、車体取付ネジの座金を兼ねる。ターミ
ナル2は、第2固定接点21が有る。支持体3は、スト
ッパ1とターミナル2を設け、対向した摺動溝31、3
2が有る。可動体5は、可動接点4を設ける。該可動体
5は、支持体3の摺動溝31、32間に支持する。
Description
【0001】
この考案は、車両用ドアスイッチの改良に関する。
【0002】
従来、この種の車両用ドアスイッチは、実公平1―32661号公報に開示し
たものが存在した。
当該車両用ドアスイッチは、図3に示すごとく可動接点aを車体bに直接接離
させると共に、可動接点aをドアストライカ取付面cの孔dを通して車体bの内
側に突出させて可動接点aにコードeを接続した構成を成していた。
【0003】
しかしながら、上記した従来の車両用ドアスイッチは次に列挙する欠点を有し
ていた。
(1)コードeが可動接点aとともに動く構成のため、コードeの動きを阻害し
ない様に充分なスペースを必要とした。また、可動接点aが動く際に可動接点a
とコードeの接続部分で接触ノイズが発生するとか、コードeの断線事故を招来
する危険があった。
(2)可動接点aが車体bに接離する構成のため、接触不良が発生し易い。特に
車両用ドアスイッチに微少電流しか通電しない様な使い方をする場合、接触面に
生じた絶縁被膜が破壊され難く、スイッチとして機能しなく成ることがあった。
【0004】
この考案は、上記した従来の技術の問題点に鑑み案出したもので、取付スペー
スが少なくてよく、信頼性に優れ、生産性が良い車両用ドアスイッチを提供する
ことを目的とする。
当該目的を達成すべく、この考案は、
第1固定接点を一体的に有するとともに車体取付ネジの座金を兼ねるストッパ
と、
第2固定接点を一体的に有するターミナルと、
該ターミナル及び前記ストッパを設けるとともに対向した摺動溝を有する支持
体と、
前記第1固定接点及び第2固定接点上を摺動して該両接点間を橋絡及び開離す
る可動接点と、
該可動接点を設けるとともに前記支持体の摺動溝間に滑動自在に支持し、かつ
前記ストッパによる移動阻止を受ける可動体と、
該可動体及び前記支持体間に弾発的に挟持するリターンスプリングと、
を具備したことを特徴とする車両用ドアスイッチを提供する。
【0005】
図1は、この考案の好適な実施例を示した一部切欠した正面図、図2は、図1
に示すものの左側面図である。
同図に於いて、1は第1固定接点11を一体的に有するとともに車体取付ネジ
の座金を兼ねるストッパ、2は第2固定接点21を一体的に有するターミナルで
ある。
3は該ターミナル2及び前記ストッパ1を設けるとともに対向した摺動溝31
、32を有する支持体、4は前記第1固定接点11及び第2固定接点21上を摺
動して該両接点11、21間を橋絡及び開離する可動接点である。
5は該可動接点4を設けるとともに前記支持体3の摺動溝31、32間に滑動
自在に支持し、かつ前記ストッパ1による移動阻止を受ける可動体、6は該可動
体5及び前記支持体3間に弾発的に挟持するリターンスプリングである。
【0006】
前記ストッパ1は、金属板をプレス加工したものであり、加締部12によって
支持体3に加締め付けている。該加締め工程は、可動体5を図1に示す左方向か
ら支持体3の摺動溝31、32間に差し込んだ後、可動体5を図1の仮想線で示
す位置までスライドさせ、プレス金型を用いて行なう。該ストッパ1の加締め後
、ストッパ1は可動体5が図1の実線で示す位置から左へ移動することを阻止す
る。
またターミナル2は、前記ストッパ1と同様に金属板をプレス加工したもので
あり、支持体3に圧入若しくはインサート成形している。
また支持体3は、樹脂成形品であり、その下部に車体への係止部33を一体成
形し、スポンジ7を貼着している。
また可動接点4は、略コ字状に加工したもので、スプリング41によって第1
固定接点11及び第2固定接点21に圧接している。
また可動体5は、樹脂成形品であり、その端部に車体ドアの承止部51を一体
成形している。該承止部51は、緩衝用の弾性部材8を覆設している。
【0007】
上記構成から成る車両用ドアスイッチは、次の要領で車体のドアストライカ部
(図示せず)に取付ける。すなわち、先ず支持体3の係止部33をドアストライ
カ部に係止し、続いてストッパ1部にタッピンネジAを図1に仮想線で示すごと
く差し込み、締付ける。ストッパ1は、タッピンネジAのドアストライカ部への
締付けによってボディアース状態と成る。
【0008】
次に作動を説明する。
先ず、車体ドアを開放時、可動体5は図1に実線で示す位置にあり、可動接点
4は第1固定接点11と第2固定接点21を橋絡する。すなわち、スイッチON
状態と成る。
次に、車体ドアを閉成時、車体ドアが可動体5の承止部51を押圧し、可動体
5は図1に仮想線で示す位置へ移動する。これにより、可動接点4は第1固定接
点11から離間する。すなわち、スイッチOFF状態と成る。
【0009】
この考案は、叙上の構成、作用を有するので次の効果を奏する。
(1)ターミナルに接続するコードは、車両用ドアスイッチの作動時に動くこと
がなく、従来技術のごときコードに対応した余計なスペースが必要ない。
(2)可動接点が第1固定接点及び第2固定接点上をスライドする構造のため、
各接点表面に絶縁被膜が生じることがあっても、スライド動作によって該被膜を
破壊し、導通性を確保することができる。そのため、微少電流の通電に使用する
ことができる。
(3)構造が簡単かつ組付けが容易である。
(4)可動体は、ストッパによって支持体に確実に支持される。
【図1】この考案の好適な実施例を示した一部切欠した
正面図である。
正面図である。
【図2】図1に示すものの左側面図である。
【図3】従来の技術を示した断面図である。
1 ストッパ
2 ターミナル
3 支持体
4 可動接点
5 可動体
6 リターンスプリング
11 第1固定接点
21 第2固定接点
31、32 摺動溝
Claims (1)
- 【請求項1】 第1固定接点を一体的に有するとともに
車体取付ネジの座金を兼ねるストッパと、第2固定接点
を一体的に有するターミナルと、該ターミナル及び前記
ストッパを設けるとともに対向した摺動溝を有する支持
体と、前記第1固定接点及び第2固定接点上を摺動して
該両接点間を橋絡及び開離する可動接点と、該可動接点
を設けるとともに前記支持体の摺動溝間に滑動自在に支
持し、かつ前記ストッパによる移動阻止を受ける可動体
と、該可動体及び前記支持体間に弾発的に挟持するリタ
ーンスプリングと、を具備したことを特徴とする車両用
ドアスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1431491U JPH04101327U (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 車両用ドアスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1431491U JPH04101327U (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 車両用ドアスイツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101327U true JPH04101327U (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=31748974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1431491U Pending JPH04101327U (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 車両用ドアスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04101327U (ja) |
-
1991
- 1991-02-20 JP JP1431491U patent/JPH04101327U/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980310 |