JPH0410117Y2 - - Google Patents

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JPH0410117Y2
JPH0410117Y2 JP19866485U JP19866485U JPH0410117Y2 JP H0410117 Y2 JPH0410117 Y2 JP H0410117Y2 JP 19866485 U JP19866485 U JP 19866485U JP 19866485 U JP19866485 U JP 19866485U JP H0410117 Y2 JPH0410117 Y2 JP H0410117Y2
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JP
Japan
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bracket
presser
workpiece
hydraulic cylinder
pressing device
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JP19866485U
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JPS62105024U (ja
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は上部旋回体を有する作業車両の下部走
行体に設けた押圧装置の構造に関するものであ
る。
従来の技術 従来技術の押圧装置9′を取付けた作業車両は、
第5図および第6図に示す如きものである。第5
図は全体側面図、第6図は第5図のB−Bより見
た図である。図において、1は下部走行体、2は
上部旋回体、3は作業アタツチメント、4は作業
工具、5は被作業物、6は下部フレーム、7およ
び8は下部フレーム6に固着されたブラケツト、
9′は従来技術の押圧装置、10′は押え具、11
および13は押え具10′に固着されたブラケツ
ト、12,14はピン、15はブラケツト13と
ブラケツト8とを連結する油圧シリンダである。
それで、押え具10′のブラケツト11は下部フ
レーム6のブラケツト7に回動自在にピン12に
て枢着されている。そして油圧シリンダ15は、
押え具10′のブラケツト13と下部フレーム6
のブラケツト8とを連結する如く、それぞれピン
14および16にて回動可能に枢着されている。
したがつて、上記油圧シリンダ15を伸縮作動さ
せると、押え具10′は上下に回動して被作業物
5を押圧する。そこで、上部旋回体2に装着され
た作業アタツチメント3の作業工具4により被作
業物5を加工する。
考案が解決しようとする問題点 従来技術の押圧装置9′を取付けた作業車両は
第5図に示す如きものであるが、たとえば、作業
工具4として切断機を作業アタツチメント3に取
付け、被作業物5として中古自動車を解体する作
業の場合について述べる。中古自動車の解体作業
においては、解体スクラツプの価格を少しでも高
く維持するために、自動車構成部品を部品ごとに
仕分け可能に解体しなければならない。すなわ
ち、エンジン、駆動軸、スプリング、タイヤなど
別々に分離するように切断、あるいは引きちぎる
必要がある。ところが従来技術の押圧装置9′は
押える機能のみを有するために、最初破砕して、
ある程度小さくなつた被作業物5をさらに小さく
破砕しようとしても、その被作業物5があまり大
きくないので押圧困難となつたりする。たとえ押
圧できたとしても、その被作業物5を地面上に押
付けた状態となり地面と被作業物5との間に隙間
がないので、さらにこまかく切断、あるいは引き
ちぎる作業が困難である。したがつて、部品ごと
の仕分けを必要とする解体作業の進歩を阻害して
いた。そのために、本考案は上記の点を改善する
ことを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために講じたこの考案
の手段は イ 作業車両用下部走行体の下部フレームに押え
具を回動自在に連結し、該押え具を上下に回動
させる油圧シリンダを取付けた押圧装置におい
て、 ロ 押え具上面の左右両側、またはいずれか一方
の片側にブラケツトを設け、該ブラケツトに締
付具の基端部ボスを回動自在に枢着し、 ハ 一方、押え具上面に別のプツシユ部ブラケツ
トとを油圧シリンダにて連結した。
ニ 上記油圧シリンダの伸縮作動により締付部の
締付作動を可能とした。
作 用 イ 押え具上面に、油圧シリンダの伸縮作用によ
り回動可能な締付具を新たに設けたので、あま
り大きくない被作業物を容易に挟持して固定さ
せることができた。
ロ 被作業物を締付具によつて挟持固定させた場
合に、地面と被作業物との間に隙間空間をもた
すことができるので、被作業物をさらにこまか
く切断、あるいは引きちぎることが容易となつ
た。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図は本考案の押圧装置を取付けた
油圧シヨベルの全体側面図、第2図は第1図のA
−Aより見た平面図である。図において、1は下
部走行体、2は上部旋回体、3は作業アタツチメ
ント、4は作業工具(図示は切断機)、5は被作
業物(図示はスクラツプ用中古自動車)、9は本
考案の押圧装置である。下部走行体1の下部フレ
ーム6にはブラケツト7が固着され、該ブラケツ
ト7に押え具10基端部のブラケツト11がピン
12にて回動自在に枢着されている。また別に、
下部フレーム6にはブラケツト8が固着され、一
方、押え具10にはブラケツト13が固着され、
両方のブラケツト8,13を連結する如く、油圧
シリンダ15の先端部と後端部がそれぞれピン1
6,14にて枢着されている。したがつて、油圧
シリンダ15を伸縮作動させると押え具10は上
下に回動して被作業物5を地面に対して押圧可能
としているが、この機構は従来技術のものと同様
である。しかし本考案の押圧装置9は、押え具1
0の上面左右両側、あるいはいずれか一方の片側
に新たにブラケツト17を設け、該ブラケツト1
7に締付具21の基端部ボス22をピン18にて
回動自在に取付けた。一方、押え具10上面に別
のブラケツト19を設け、該ブラケツト19と上
記締付具21のプツシユ部ブラケツト23とを油
圧シリンダ25にて連結する如く、それぞれピン
20,24にて枢着した。したがつて、油圧シリ
ンダ25を伸縮作動させると、締付具21は上下
に回動して被作業物5を挟持固定できる。
本考案の押圧装置9は上述の如く構成されてい
るが、第3図は油圧シリンダ25を縮小作動させ
て、締付具21を上方へ回動させ開口した状態で
ある。また第4図は、別の作業車両に本考案の押
圧装置9を装着し、作業アタツチメント3′用作
業工具4′としてグラツプル(掴持機)を取付け、
被作業物5を掴みちぎる作業にかかる図である。
考案の効果 上記のように本考案の押圧装置は、押え具上面
の左右両側、またはいずれか一方の片側に新たに
締付具を取付け、油圧シリンダの伸縮作動により
締付具の締付作動を可能とした。そのために、押
え具上面に取付けた締付具により被作業物を容易
に挟持して固定させることができた。従来技術の
押圧装置では、被作業物を地面に対して単に押圧
する機能をもつ押え具を有する機構であつた。そ
のために、被作業物の解体作業を行なう場合に、
最初破砕してある程度小さくなつた被作業物をさ
らに小さく破砕しようとしても押圧困難となつた
りする。たとえ押圧できたとしても、その被作業
物を地面上に押付けた状態となり地面と被作業物
との間に隙間がないので、やはりこまかい解体作
業が困難であつた。しかし本考案の押圧装置で
は、新たに設けた締付具によつてあまり大きくな
い被作業物を挟持固定できる。そのために、地面
とその被作業物との間に隙間空間をもたすことが
できるので被作業物をさらにこまかく切断、ある
いは引きちぎることが容易となつた。したがつ
て、本考案の押圧装置を使用して、被作業物を所
要の部品ごとに解体仕分けし解体作業の能率向上
をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の押圧装置を取付けた作業車両
の全体側面図、第2図は第1図のA−Aより見た
平面図、第3図および第4図は本考案の押圧装置
を取付けた作業車両の全体側面図、第5図は従来
技術の押圧装置を取付けた作業車両の全体側面
図、第6図は第5図のB−Bより見た平面図であ
る。 1……下部走行体、3,3′……作業アタツチ
メント、4,4′……作業工具、5……被作業物、
6……下部フレーム、10,10′……押え具、
17……ブラケツト、19……ブラケツト、21
……締付具、22……基端部ボス、23……プツ
シユ部ブラケツト、25……油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部旋回体を有する作業車両の下部走行体に押
    え具を回動自在に連結し、該押え具を上下に回動
    させる油圧シリンダを取付けた作業車両の押圧装
    置において、押え具10上面の左右両側、または
    いずれか一方の片側にブラケツト17および19
    を設け、該ブラケツト17に締付具21の基端部
    ボス22を回動自在に枢着し、また、上記締付具
    21のプツシユ部ブラケツト23と上記押え具1
    0上面のブラケツト19とを油圧シリンダ25に
    て連結するとともに、該油圧シリンダ25の伸縮
    作動により締付具21の締付作動を可能とした作
    業車両の押圧装置。
JP19866485U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0410117Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19866485U JPH0410117Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP19866485U JPH0410117Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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Publication Number Publication Date
JPS62105024U JPS62105024U (ja) 1987-07-04
JPH0410117Y2 true JPH0410117Y2 (ja) 1992-03-12

Family

ID=31159560

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JP19866485U Expired JPH0410117Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054932A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Yoshiaki Takakura スクラップ切断作業台
CN106041880A (zh) * 2016-07-11 2016-10-26 上海工程技术大学 一种救灾车用抓手装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054932A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Yoshiaki Takakura スクラップ切断作業台
CN106041880A (zh) * 2016-07-11 2016-10-26 上海工程技术大学 一种救灾车用抓手装置

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JPS62105024U (ja) 1987-07-04

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